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もし世界のトレーダーが10人だったら

※記事内にプロモーションが含まれています。

ご質問で5分足チャートだけでトレードできないかと聞かれたのをきっかけに、もし、世界中のトレーダーが10人しかいなかったら…そんなファンタジーな世界を妄想してみました。

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10人のトレーダー


10人しかいない国にいるとして、そこで、およその時間足ごとにトレードしている人数を均等割してみます。

日足の国2人・4時間県2人・1時間市2人・15分町2人・5分村2人

全部で10人、トレードの基準にする波動が大きいほど、より大きな足を意識しているので、その南北にある節目まで距離があることになります。

ただし、国の節目というのは、村を基準にトレードしている人でも意識しているはず、そういう理由で、大きな足の節目は、より強力に機能することになります。

自分の狙いたい波のサイズごとに適当な時間足チャートを視て、目線を決め、エントリーとイグジットのタイミングをはかっているわけです。

全く方向感がない世界

プライスは節目から節目まで動きます。今、赤〇のところにいるとして、プライスん軌跡が全くわからない状態です。村の節目を越えたにしても、すぐに町の節目があります。そこではまだ、市、県、国の合せて6人の介入の可能性が低いため、節目でどうなるか視通しがつきませんし、すぐ近くの節目までしかトレードしかできません。

優位性とは、各時間足トレーダーの投資行動が一致するとき。

上図のように、それぞれの節目が重合していると優位性が高くなるイメージです。上図なら、村・町・市の南壁が重なっています。こういうポイントを起点にした波は、少なくとも市の北壁まで延びる可能性があります。

ただし、波はジグザグしながら上がっていくので、利益を延ばすにも、半値押しは覚悟しないといけません。町の節目北壁を越えるのにフラッグをつくっていますが、赤丸起点から半値まで程度は押すことも大いにありえます。

上図なら町の北壁を越える可能性があります。その根拠は、市の南壁を出発点としているからです。ようするに町を基準にしている人が、町の南壁で防衛する根拠が薄いと考え、アクションを起こしにくいからです。

ただし、県や国を基準にしている2人は、まだ何もしていません。このチャートでアクションを起こしている可能性があるのは、国以外の8人であって、彼らが介入してくるのは、国のエリアに入ってからです。

上図は、県レベルの押し目買い候補からの上昇です。県レベルの押し目をつくるには、村レベルのダブルボトムでは弱く、町レベルの安値圏をつくります。こういうサイズ感覚が大事なんですが、ビギナーの内は把握が難しいかもしれません。

より大きな波の押し目や戻り目は、値幅も時間幅も、それに見合ったサイズになります。SサイズのパンツとLサイズのパンツでは、ウエストサイズが違うようなものです。ただし、一旦、動意づけば、県の北壁を目指していきますので、利が延ばせます。

1時間足に日足ロウソク

黄□を市とすると…町と村が市のなかにあります。

15分足に1時間足ロウソク

1日で動く範囲は縦ライン幅なので、この範囲でトレードすることになります。村の節目ブレイクで、町の節目までといったイメージです。上図のようなダブルボトムがイメージできていれば、トレードがしやすくなります。

5分足チャートしか見ないのはダメなのか。

毎日、利益を出したい人は、一日数回はエントリーしたいわけです。そこで、5分足チャートに関心を持つのは当然で、チャンスの宝庫に見えます。

5分足は24時間で288本、15分足は96本、1時間足は24本しかできません。仮に3時間しかチャートを視れない人でも、5分足なら36本あります。

たとえばドル円で、次の5分足が陽線か陰線かが判断できれば、スプレッドを差し引いても5ピプス~10ピプスの値幅確保は可能です。ボラの大きなポン円などなら、もっと確保できるでしょう。

説明したように、5分足の波は、15分足や1時間足の壁で一旦止まります。そのことを百も承知で短期決戦を挑むなら、そういうトレードもアリです。

ドル円、1回のトレードで20ピプス以上狙うなら、5分足より上位足を基準に考えるトレーダーの介入がいりますが、そういうポイントは一日の中でも限られています。

5分村にも、その南北には壁があり、時間経過とともに、壁が薄くなります。5分足の影響力は小さいので、上位足トレーダーの介入や、時間経過、ニュースなどの条件がそろわないと、なかなか村から出ることはできません。

ただ、損少利少であっても、枚数調整で利益を出すことができ、そういうやり方の方が性に合っている人もいます。5分足チャートだけでトレードすることを否定しているわけではなく、15分足以上の、8人の投資行動を完全に無視することはできないと言いたいだけです。

結局のところ、トレードは壁から壁までの値動きを狙うので、そのスキマがないと利益は出せません。上位足の影響力を全く無視するなら、無視しても大丈夫な範囲の値幅でケリをつけるしかありません。通貨ペアやボラによって、村の大きさもマチマチですが、仮に20ピプス程度とするなら、ワントレードで10ピプスとれれば御の字です。

5分足

雇用統計急落後の調整期間、ヨコヨコの相場で、上下30ピプス程度の5分村です。半分とれても15ピプスです。この村の壁をブレイクするのに丸一日かかりました。チャートは東側から夜が明けるので、それまでは待つしかありません。

5分足に1時間足ロウソク

ボクは黄□のようなポイントで入るのが好きですが、幾分ファーストペンギンかもしれません。1時間足トレーダー以上の賛同が得れるか否かわからないからです。ただし、中一日待ったので、そろそろ夜明けが近い気がするのと、昨日の最後に110.50を試して上がらずに終わったこと、そして、当日、そのネックを試してダメだったことで黄□がレンジになっていますので、こういうところがエントリーできる根拠になっています。

5分足に4時間足ロウソク

その後、1時間足と4時間足が完全にレンジ・ブレイクしました。4時間足はブローカーによっては切替わるタイミングが異なりますが、1時間足は世界共通タイミングで切り替わります。これによって、一気に買いの損切りを巻き込み急落したのでしょう。5分足から4時間足まで8人のトレーダーの方向感が揃ったことになります。

相場は人種の坩堝

実際には、マルチタイムフレーム分析といって、ひとりのトレーダーが、複数の時間足を分析してポジションを建ててることが多いはず。なので、5分足スケールでトレードするにしても、上位足トレーダーがアクションを起こしそうなプライスは意識しています。複合的に考え、上位足の押し目候補などからエントリーできれば、利を延ばせそうとするでしょうし、そうでなければサクサク利確するでしょう。

まさに、相場は人種の坩堝であって、以下のような人たちがいます。

ビギナー

よその国から来て、まだ、この国の公用語が理解できません。さらに、文化、習慣もよくわかっていないために、身勝手で情動的な投資行動を起こします。こういう人たちの行為を逆手にとり、短期的に利益を出そうとする人も多いです。

権力者(くじら)

資金力にモノをいわせ、他者を巻き込み操ります。ある程度の節目や高安といった壁を突破できる力も持っています。この類の大口投資かお金を入れたプライスは、後にも意識され守られやすくなります。我々のような弱者の戦略では、この人たちの動きに便乗してついていくことになります。権力者対権力者の戦いもありますが、そこに参戦するよりも、勝ち馬にのるのがいいです。

逆張り派

目線が整っている相場でも、常に逆張り派がいます。順張り派の利確ポイントから逆張りして、押し目・戻り目までのあや戻しをトレードしています。

ファンダメンタル派

相場はファンダで動いてテクニカルで止まると言いますが、テクニカルではなく主にファンダメンタルで投資行動を決めてる人もいます。

どれが正解ということはありません。11人目のトレーダーとして得意ジャンルをつくればいいだけです。

通貨をトレードするのではない、人間をトレードするのだ。

この言葉の通り、どうなったら、人は動くのか、そういうことを考えていると、いろいろなことが視えてきます。

今日のまとめ

最近、香港の男性とフィンランドの女性とインターネットでやりとりしてますが、彼らは母国語以外に英語を普通にしゃべれますし、友達も英語はしゃべれるみたいです。

あなたが11人目のトレーダーなら、全体を俯瞰する「世界目線」でチャートを視ることをオススメします。そのため、マルチタイムフレーム分析が必須ですが、これは外国に住むのに英会話をマスターするようなものです。やがでは、誰でもできるようになりますし、しゃべれる安心感は心強いです。

損切りができないのは、戻ってくるを期待をしてしまうためですが、全体を見通せていれば、そういう無茶もしなくなります。

初めにボクが行った塾では5分足と1分足しか見ませんでした。その外側の世界を全く見ずにトレードしていたので、とても不安でした。先が見えないことは、恐怖や不安をムダに膨らませ、間違った行動を誘います。

安心立命

いかなるときも、平常心で落ち着いていられるにはどうすればいいか。

付け焼刃的なテクニックを学ぶより、そういうことを真剣に考えるほうが遥かに大事だったりします。


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コメント

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  • コメント (9)

    • Prius10M
    • 2017年 6月 08日

    迷晴れさん

    おはようございます。今回も参考になる動画ありがとうございます。

    私は専業ではありませんので朝一、昼の休憩時間、帰宅後(帰宅途中もかな。)がトレード時間になります。
    限られた時間なので焦ったエントリーも多々あります。

    ただ迷晴れさんの動画を毎日見て言い聞かせているおかげで時間足の相関関係は意識できるようにはなってきました。
    売買記録を見直すとやはり待てた時、充分に根拠があったときはそれなりの結果が出てます。

    ポジポジしたくなるのをぜんぶ振り切って完璧に待てるようになるのが理想ですが、たぶん無理なので、
    ポジションサイズだけは入れすぎないようにしてます。

    ※なんか毎回同じようなこと書いてますけど、こうやってコメントさせていただくのも振り返りに
     非常に役立ってますのでご容赦下さい。

      • NoN
      • 2017年 6月 08日

      全く問題ありませんので、コメント欄、ぜひご活用下さい。

    • mocha0509
    • 2017年 6月 08日

    こんにちは、
    基本は、やはりトレンドフォローなんでしょうね。
    しかし、トレンドフォローがうまくいくような教科書的な形はなかなか来ないし、エントリータイミングも結構難しいです。
    狙う形としては、トレンドフォローをベースと考えたとしても、トレンドがうまく続かずレンジになってしまった場合からのレンジブレイク、トレンドフォローが崩れてしまったような場合や逆に伸びていった場合からの逆張りの方が慣れてくるとこちらの方がエントリータイミングはわかりやすいと思います。
    しかし、ここで前提となるのは、長期足のトレンドがどうなっているのか、あるいはレンジになっているのかということや長期足のポイントとなるラインが頭にないと、レンジもうまく待てないし、逆張りもどこから入ったら良いかわかりません。あるいは、逆張りで慌てて入らず、逆にトレンド転換してからのトレンドフォローまで待った方が良いのかという判断もつきません。
    つまり、短期足だけでトレードをして安定的に勝つには、綺麗なトレンドフォローの形を待つしかないのではないでしょうか。多分この場合は長期足もチャートの形状としてもシンクロしているでしょう。しかし、現実はしょっちゅうそんなことは起きないので、ある程度エントリー機会のバリエーションを持って、ある程度の勝率を稼ごうとするのであれば、長期足との関連を見ながらのトレードをするのが現実的なのでしょう。
    合わせて、複数の通過ペアも同時に見れればエントリー機会や勝率を稼ぐことがもっと容易になるのでしょうが、最初からそんなことはできないので、まずは、5分足で一つの通過ペアで相場の値動きにとにかく慣れるというのも手だと思います。しかし、これで安定して勝てることは期待できないので、次の段階があるということを念頭に置くことが必要だと思います。
    多くの人がトレンドフォローを推奨し説明しますが、これだけで勝てるはずはないのですが、それでも相場を理解する上でトレンドフォローというのが基本になると思います。そこから、複数時間足を確認しながら、自分のトレードのシナリオや戦略を構築し、その上でエントリータイミングや手法というところに戻りそれを利益に変えていくのがトレードの作業ということになるのでしょうね。

      • NoN
      • 2017年 6月 08日

      そうですね。チャートの空間把握が前提になりますね。そのうえで、どういう作戦を立てるかは個人の自由ですが、相場は縮小と拡大を繰り返すので、おっしゃるように、そういうところを5分足で狙うのが、わかりやすいかもしれません。

    • サボ
    • 2017年 6月 08日

    迷晴れさん、こんにちは

    んー
    その何故、上位足の節目では止まるという前提で話をするのでしょうか?

    それって上位足の節目ではどれぐらいの確率で止まるというデータが出ているのでしょうか?
    また5分の波が上位足の壁を突破する確率の方が上回る事は無いのでしょうか?
    私が過去2年分ほど、主要6通貨で上位足の節目が効くのかどうか検証した所上位足の節目で止まるという確率は半々ぐらいでした。
    (エントリーする場面や条件によっても変わってくるので何とも言えないところではありますが…)

    トレンドは下位足から発生すると言われてますし、そうなると矛盾が生じてくるのでは無いかなと、いつも疑問に思います。

    そもそも短期足は長期足に支配されるという前提条件がどうなんでしょうか?純粋に確率のみではいけないのでしょうか。

    短期足のみのトレードとマルチタイムフレーム分析したトレードとではマルチタイムフレームトレードの方が勝率が良いと言ったデータを誰も謳ってないんですよね…
    他の方々もそこに疑問持ったりしないのかな…必ず短期足から長期足は作られて行く筈なんですけど。

    考えれば考えるほど分からなくなってきます。
    私の考えはおかしいでしょうか?

      • NoN
      • 2017年 6月 09日

      こんにちは。ご意見有難うございます。おっしゃる通り、ボク自身も明確な統計を出しているわけではなく、トレードプランをたてるのにマルチタイムフレームをするのが当たり前になっているので、それが「基準」になっているところがあります。

      バンドワゴン現象のように、動意づくにはトレーダーの投資行動が必要で、それが反転時徐々に起こるので、短期足から長期足に波が波及するように視えるのだと思っています。

      5分の波が上位足の波を破ることはあります。それは、5分の波がというよりも、その手前からの流れや、高安への試し回数や、いろいろと条件がそろってのことだと思います。

        • サボ
        • 2017年 6月 09日

        ご返信ありがとうございます。

        なるほどですね〜
        なかなか、この様な質問しても明確にお答えにならない方が多いのでどうしたものかと思っていました。

        疑問が消えた訳ではないですが、貴重なご意見ありがとうございました。
        参考にさせていただきます。

    • ジェイ
    • 2017年 6月 09日

    こんにちは!
    コレは面白い記事ですね!
    国や村などの例えが良いです(^^)

      • NoN
      • 2017年 6月 09日

      励みになるコメント、有難うございます!

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