23Jul
英国EU離脱の余波も収まりつつある今週、ユーロドルは不明瞭なレンジからいまだ抜け出せません。ドル円とユーロ円は先週から同じような値動きをしていて比較的トレードしやすかったです。上位足のレジスタンスやサポートといったラインが軸になるので、どこで止まるかわからないようなチャートではトレードが難しいです。
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ドル円は英国EU離脱ショック高値と週足戻り売り候補1017.50に注目
英国EU離脱ショック高値は、安値1をブレイクさせた高値1とも重複しています。結果、スンナリとは抜けずレンジ「ア」をつくりました。重要レートではよくあるパターンです。
その後、レンジ「ア」をブレイクしましたが、週足戻り売り候補107.50で天井部をつくりレンジ下限まで急落しました。
黄A:安値1からの急上昇は、ほぼ一日続いたレンジをブレイクさせましたが、英国EU離脱ショック高値となる橙ラインを抜くことができませんでした。勢いに乗じて飛び乗りも可能ですが、このロングは106円+橙ラインですぐにレジスタンスされるかも、戻りが深くなるかもという可能性を孕むロングです。
黄B:高値1からのショート・ポジションが解放されるポイントですが、高値1のネックライン+106円でレジスタンスされる可能性があります。橙ライン・ブレイク未遂の事実が、見晴らしの悪さを強調していますが、レンジブレイクしてきた経緯があるので挑戦してもいいかもしれません。
黄C:注目の橙ライン・ブレイク後の押し目買い候補ですが、ロンドン市場もクローズしていて、あまり動きの良い時間帯ではありません。
黄D:橙ラインをブレイクさせた安値2までレートが落ちてきました。ダブルボトム右谷を若干切上げてもいます。ロングできますが、切下げラインとの距離が近いです。
青E:安値2からの上昇波が橙ラインをブレイクさせ、理想的なプルバックを完成させました。高値2を含む、高値からのショートは安値2のブレイクに失敗、さらに、切り下げラインでサポートされたとなれば、逃げださざるをえません。時刻的にもロンドン市場が始まっているので、より押し目が成功する可能性が高くなります。
青F:週足(W1)でレジスタンスされ、ロング・トレーダーの利食いが入りやすいポイント。安値4から最後の最後にロングしたトレーダーは安値5を見て、なるべく有利なレートで逃げることを考えています。
青G:107円をブレイクさせた安値付近での小競り合いを利用してのショート。
黄H:急落のあと調整のためレンジ化することはよくあります。売り買いが攻防するので、一回目の戻り売りが安値更新しなければ、しばらく様子見がいいでしょう。
ユーロ円は200ピプスレンジ内のトレード
重要レートとなる週足黄ラインでレジスタンスされ、レンジ「ア」をつくりました。このレンジは、200ピプスの値幅があるのでトレード可能です。
黄A:安値1から一気にレンジをブレイクしました。勢いに乗じて飛び乗るよりも、戻りを待つ方が無難かもしれません。
黄B:安値1からレンジをブレイクさせた上昇波に対する押し目買い。高値1からのショート・ポジションが解放されるポイントですが、高値1のネックライン(117.500)にレジスタンスされてしまいました。
青C:安値1からの上昇波と、高値1からの下降波が攻防してレンジ化しました。安値1のネックライン付近までブレイクアウトからショートできます。
黄D:安値1からの上昇波に対する押し目買い。動かない時間帯なので高値更新への期待は薄いです。
黄E:安値3までのスキャルピング。
青F:安値1からの上昇波に対して、十分なプルバックが完成しています。安値3、4でのサポート+高値4からの強陰線をブロック+時間帯などの要素を加味すれば有利なポジションが持てます。
青G:フラッグ抜けのロング。高値2、高値3、4の利食いや建値撤退、その後の損切りで動意づくポイントです。
青H:117.500をブレイクすれば、高値2ショートの損切り注文も発動されます。明確なフラッグをつくった事実も大きく加点できます。
青i:4時間足サポート+週足レジスタンス付近で天井部をつくり、それまでの上昇波が転換します。天井部をつくった安値8ロングが損切りされるポイントです。
黄J:完全な逆張りですが安値9のピンバーはシグナルになります。このレートがフラッグの起点である安値1であることも重要です。
青K:急落のあとは、暫くレンジ化することが多いです。ドル円と違いユーロ円は値幅もあるので、最初の戻り売りは挑戦してみてもいいと思います。
ユーロドルは先週に引き続きやる気レスなチャート
先週に引き続きユーロドルには手を出しませんでした。ドル円、ユーロ円に比べ、とても汚いチャートなのでやる気が起こりません。
安値1を右肩とする逆三尊を、高値1からの売りが崩し、これがポールとなって三角持ち合いをつくりました。そのブレイクはチャンスですが、それ以外はウーンといった感じです。
サポートラインも明確に引けませんし、肝心な安値も抜けていないのでトレードするなら、来週以降かなと思います。
青A:唯一わかりやすいエントリーポイント。長いポールに付いた三角持ち合い、ヌケればそれなりに動きます。
梅雨が明け、いよいよ夏本番ということで、アマゾンで蕎麦をポチりました。毎年、この時期になると注文するのが、新潟県にある玉垣製麺所の妻有そばです。
そば粉100%というわけにはいきませんが、歯ごたえも良く値段もお手頃です。外で本物の蕎麦を食べると一枚800円はしますが、そういう蕎麦屋は少ないです。
近所の輪ゴムみたいな蕎麦を食べるくらいなら、この乾麺で十分満足。
福井県はおろし蕎麦といって、蕎麦につゆと大根おろしがかかっています。これもなかなかの美味です。
浅草の雷門前で食べた、江戸前の蕎麦は、とても濃いつゆに先っぽをチョコってつけて食べます。これも美味です。
いろいろなアレンジを楽しみたいと思います。
蕎麦ときたら、やはり焼酎、おすすめ銘柄があれば、ぜひ教えて下さい。
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コメント
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コメント (23)
迷晴れさん、お疲れ様です。
ホイ 来た!!
麦焼酎は、「初垂れ(ハナタレ)」は如何でしょう。
米もいけますよ。すでにご存じですかね(汗
僕は、ロックでチビチビって感じですけど。
今週の水曜日の動画の横軸のお話しは、本当に大事ですよね。
それだけに説明も難しい・・・GOODな動画を有難うござました。
まだまだ、お世話になります。宜しくお願いします。
この頃、クロス円で出勤前のオセアニア時間??にハマってます。
良い感じでやってますよ~
お久しぶりです!最近、お久しの方のコメントがあって嬉しい限りです。こちらからは、行方が知れませんので(笑)
オセアニア時間のクロス円、ボクも一回ぐらいはトレードしてますよ。腕上げてそうですねぇ。
初垂れは、どの銘柄を呑まれていますか?
「初垂れ」は、目野酒造さんのを頂いてます。
楽天またはYahooのwebから注文してます。
URLを貼り付けてもOKですかね?
お願いします。
下記のURLの
http://item.rakuten.co.jp/bishugura/c/0000000303/
中の
http://item.rakuten.co.jp/bishugura/201245/の商品になります。ご確認してくださいませ~¥^^
こんばんは、いつもありがとうございます。
今回はブログから先に拝見しました。
お二人ともスマートなのですねー!
自分は福井県民なので、蕎麦のご紹介ありがとうございます。
福井の辛い大根のおろしそばもうまいですが、江戸前の殻なしのそばも美味だなと記憶しています。
(わさびが天然で、おろしがねを一緒に持ってくるところもあったなー)
再々迷晴れさんがおっしゃってるとおり、時間軸も手法も人それぞれなのかなと思います。
相対取引ですもんねー。
で、何が言いたいのかというと、
自分の軸を持つことが大事だという事を改めて感じました。
見直すたびに新しい発見があります。
ありがとうございました。
おろし蕎麦も好きですねぇ、福井って意外と近いんですよ。駒ヶ根にある丸富とか、結構、遠くまで食べに行ったりしますよ。
マヨさん、こんにちは。
今日も解説ありがとうございます。
エントリーポイントについての丁寧な解説が嬉しいです。
これまでのブログにもエントリーの理由は文章で書いてあったのですが、
今日のように口頭ではっきりとその理由を解説していただけるとイメージがクリアになります。
それから、先週水曜の動画はとても参考になりました。
相場のリズムの時間幅を捜す検証はゲームのようで楽しいですね。
来週も楽しみにしています。
是非、検証してみて下さい。
いつもありがとうございます。簡単な事を検証しながらトレードの勉強を。という意味がわかって検証が楽しく感じれるようになりおっしゃっている意味の深さが少しずつわかって楽しいのですが、今週の動画W1レジスタンスの重要ライン(ドル/円)がわかりません。4/3陰線で4/10に陽線で反発しているのでこのラインを節とされているんでしょうか?
もっと過去をみられてますか?
ユーロ/円に関しては過去だと思われます。2013/2/24
よければ、教えて下さい。お願いします。
ドル円は4/10週足と5/1週足にサンドされているラインです。
おはようございます。凄く勉強になります。
簡単な検証とおしゃってましたが、どうしても相場がフラクタルな構造でダブルボトムってどうなれば成功しやすいのかな?ということに絞ってFT2を回しています。そうすると5分のダブルボトムが成功しても15の安値をつけた高値が邪魔したりといつもと違う視点でみれていて、迷晴れさんがおっしゃてる、ここまでしか取れないとおしゃってることはたくさんの検証の結果だと思います。
今、動画を見ながらラインを引いたり、コピーをして、どういう意味でおしゃってるのかを書いて過去と照らし併せてみたりと使わせて頂いてます。
こんばんは。動画ありがとうございます。
ユーロ円も十分値幅があってトレードできますよね!
普段はドル円とポンド円のみのチャートを表示して、ポンド円のみで取引してます。多くのチャートを表示していた方がエントリーチャンスが増えて良いのだろうとは思いますが、まだまだそのレベルには至っていないので・・・。最初はドル円・ユーロドル・ユーロ円を表示させて形だけトレーダー気取りしていましたが混乱してしまってダメでした(笑)
今は何事も欲張らずに、身の丈にあったトレードをしようと心がけいます。
チャートナビで見るとエントリーポイントがいくつかあり、リアルタイムで見ていたらエントリーしていたかなーと妄想トレードしてますが、実際は夜の9時から12時までしかトレードできないのでノートレードの日もたまにあります。それでも毎週の目標はクリアできているので、限られた時間でもある程度はとれるという自信がつき、最近はチャートを見ていない時にどんなに動いていても心が動かされることはなくなってきました。
まだまだリスクのあるトレードをしてしまっているので、もう少しだけでも安心してエントリーできるようにトレーニングしていきたいと思ってます。(が、実際はなかなか時間を作れていないのが現状です・・・)
今月もプラスで終われるように来週もしっかりトレードしていきたいです。
あと、焼酎は苦手で全くわからないので力になれなくてすみません(´Д`)(笑)
「限られた時間でもある程度はとれるという自信がつき」凄い!
よかったです(^^♪
こんばんは、
焼酎というと、百年の孤独や森伊蔵が思い浮かびますが、元々3000円程度の商品が巷では、5倍から10倍の値段んで売られているようです。何年か前の芋焼酎ブームで美味い焼酎も量産することで味を落とした銘柄もあるようです。森伊蔵は、それでも量産せずに味を落とさずこだわりを持って製造しているようですが、適正以上と思われる値段で取り引きされたり、元の値で買おうと思うと数ヶ月待ちということになってます。まぁ、マーケットの原理通りのことが起きているわけですが、正しい姿とは何なのかなとも思い、為替相場でも同じことだなと思います。
そこで、通過ペアを変える視点で、少しリクエストからズレるかもしれませんが、久米仙(泡盛)の古酒シリーズなんかは、値段もお手頃で、なかなかの味わいが楽しめるかなと思います。
参考になられたかどうかはわかりませんが悪しからず。
暑さも厳しくなってきましたのでご自愛ください。
流石!超詳しいですね。最近ウイスキーも値上がりしていて、愛飲していたニッカフロムザバレルも正規の価格では買えません。
拝見させていただきました。
今回のお話しではチャートの左側の影響について凄く勉強になりました。
リアルタイムにチャートを見て考えつくとところまでいきませんが少しずつ入ってきています。
素晴らしい気付きをありがとうございました。
始めの頃、右8:左2といった感じでしたが、今ではその逆ですね「これで負けたら仕方がない」そう思える根拠は左側から紐解き、その延長線として、右側を見ているからだと思います。
また、東京都知事選挙について触れてみたいと思います。
都知事選告示直前に石田純一氏が立候補を表明し、すぐ立候補を撤回しました。
石田氏がトレンディ俳優ともてはやされた1980年代後半から1990年代前半にかけては、パスタとワインがブームでした。
当時のW浅野の人気ぶりは凄かったですよね。
数年前、彼が東尾理子さんと再婚された時にカリフォルニア州ナパバレーで結婚式を挙げたことが話題になっていました。
だから、昨年お亡くなりになられた川島なお美さんがワイン通なのもこの世代の特徴だと思います。
彼がトレンディ俳優として売れる前。10年前の1970年代後半は、喫茶店の名物メニューはスパゲティで、各テーブルには決まってタバスコとパルメザンチーズが置かれていました。
熱く熱した鉄板の上に卵をかけた鉄板ナポリタンはどこの喫茶店にもある人気メニューで、あんかけスパで有名な名古屋のヨコイのスパゲティも喫茶店で出していたメニューがルーツでした。
まだ、この頃は喫茶店のスパゲティのメニューにはナポリタンとミートソースしかなかった時代で、あさりを使ったホワイトソース仕立てのパスタはイタリア料理専門店でしか食べられませんでした。
また、ピザを食べようとしてもイタリア料理専門店まで行かなければならず、当然、宅配ピザ屋なんかありませんでした。
当時のイタリアンレストランでも、ワインは赤と白しか選べず、ロゼが置いてある店はごくわずかでした。
そのため、当時の若者は田崎真也氏気取りでワインのテイスティングを楽しんでいました。
だから、タマノイ酢のラベルに「田崎真也監修」と書いてあるのはそういった理由だと思います。
カレーライスも皿にルーをかけずルーをソースポットに入れて出す喫茶店が多かったのもこの時代。
壱番屋も喫茶店で出していたカレーライスがルーツでした。
昔から壱番屋はルーを皿にかけて客に出していました。
その頃から壱番屋で使う皿は浅いのでルーがこぼれやすいと思っていました。
なぜなら、当時の喫茶店はルーをソースポットに入れて出す店が多かったので、浅い皿を使っても問題ありませんでした。
そのため、昔は、ルーを皿にかけてから客に出す店は深い皿を使っていました。
昔、喫茶店でよく使われていた楕円形のステンレス製カレー皿を見ると今でも懐かしく思います。
他にも、ピラフとパスタが一つの皿に盛られたトルコライスもランチメニューとして人気でした。
そのため、最近ではトルコ人経営のケバブの店が増えてきました。
1980年代後半から1990年代前半にかけてトレンディドラマがヒットしたのは、それよりも10年前の1970年代後半の流行の焼き直し、といった点ではないかと思うんです。
そこには、昭和レトロの洋食店の顧客層に多い「古きを懐かしむ」といった考え方があると思うんです。
ですから、管理人さんが蕎麦と焼酎が好き、という嗜好には少々違和感を感じます。
ここから、バブル経済崩壊以降の不況、というものが推測できるのではないかと思います。
迷晴れさん、
いつも素敵なブログ&動画ありがとうございます。
7/19~7/22の週は、残念ながら、損切り貧乏パターンにどんハマりで負け負けという結果でした。
迷晴れさんが以前動画でご紹介していたカオスな場面で、こうなるだろうといったフライングトレードをして
しまっていることに後から振り返ると、簡単に気付きます。
また、シナリオのパターンも少なく、固執してしまっている所も改善が必要です。
先日の動画でもご紹介があったようにもしかしたら、キー足を1時間に
限定し過ぎるがゆえに、柔軟な環境認識ができていなかったのかもしれません。
先週の負けをしっかり反省し、今週からのトレードに活かしたい次第です。
勝ちたい欲を押さえ、安易にトレードせず、負けないトレードを徹底します。
サクッと勝てて、その日の目標20Pips以上を取ると、その日は追われるのですが、
連敗が連日にまたがると、感情が・・・まだまだですね。
いつも学ばせていただいております。
ありがとうございます。
焼酎と言えば、鹿児島は、メッカです!
屋久島三岳とかは、おすすめですね~♪
1時間足は多くのトレーダーが意識していると思われますが、4時間足なども気をつけてみて下さい。8時間足なんてこともありますよ。そうなると1時間足のヒゲでやられてしまいます。
屋久島三岳、有難うございます。
いつもいつもすばらしい教材ありがとうございます!
さて、私の知人に奄美の観光大使をやってる方がいらっしゃいまして、
その方からいただいた里の曙というラム酒というか焼酎がおすすめですよ。
http://www.satoake.jp/ ホームページも載せておきますね。
私自身、DEWARSのハイボールを30年飲んでますが、ほんとに間違いないと思います。
お互い、飲みすぎには注意しましょう!
ではでは!
「 デュワーズ」はお値打ちですね。こちらも試してみたいです。