相場の迷いをなくす“環境認識×実戦ノウハウ”のFXブログ。

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迷晴れFX

ドル円介入高値ブレイクの裏側|相場が見える人の共通点|週ナビFX586

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週ナビFX586(2026年6月15〜6月19日)今週のFX相場(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)を振り返りながら、来週以降のトレードに必ず役立つ「環境認識の核」と重要ポイントを解説します。


今週の通貨サマリー

ドル円|FOMC通過後の利上げ観測で介入高値を突破

4時間足に月足+週足ローソク


FOMC通過後の”FRB利上げ観測”をきっかけに介入高値をブレイク。
2024年高値まで急騰した。
来週は介入高値を支えに上昇トレンドが続くのか、それとも2024年高値で上げ止まるのかに注目。

ユーロドル|FOMCで1.150を下抜くも、週足サポート帯で減速

4時間足に月足+週足ローソク


D1-SMA21で形成した戻り目からFOMCをきっかけにH4戻り売りが再開。
FOMC通過後のFRB利上げ観測によるドル買いで1.150を下抜いた。
来週は週足サポートで下げ止まるのか、それとも、H4戻り売り継続で、3月安値を下抜くのかを見極めたい。

ユーロ円|ドル円急騰とユーロドル急落に挟まれ方向感喪失

4時間足に月足+週足ローソク


2週前高値でレジスタンスされ急落したが、その後は先週安値付近で下げ止まり膠着状態。
ドル円の上昇とユーロドルの下落が相殺され方向感を失った。
来週はレンジ上限・下限のどちらを先に抜けるのかに注目。

ドル円

今週の相場展望

相場の構造

日足に月足ローソク

  • D1大局構造:上昇トレンドの高値圏攻防局面
    レジスタンス:160円高値圏・介入高値
    サポート:D1-155円押し目継続
  • 大局は依然として上昇トレンド
  • 5月足は2025年高値を実体ブレイクし、6月足もその上で推移している。
  • 200日線・100日線・D1-SMA21はいずれも上向きを維持しており、中長期の上昇基調に変化はない。
  • 一方、現在値は160円高値圏に到達しており、介入警戒感が強い。
  • 買い手は介入高値の更新を狙う一方、売り手は為替介入への警戒感や高値達成感を背景に利益確定売りを仕掛けやすい。
  • 市場は、
    ・介入高値突破による上昇トレンド再開
    ・160円高値圏での天井パターン形成
    この二つのシナリオを同時に織り込んでいる。
  • したがって現時点では、「上昇トレンド継続中だが、高値圏特有の神経質な相場」として捉えたい。
4時間足に月足+週足ローソク

  • H4大構造:160円高値圏の攻防局面
    レジスタンス:介入高値
    サポート:先週安値
  • 今週の分水嶺:先週安値
  • 先週は160円台で高値更新を試したが、要人発言をきっかけに急落。
  • しかし先週安値付近で押し目買いが入り、再び160円台へ戻された。
  • 結果として、介入高値を上抜ける力も、高値圏を崩す力も、まだ確認されていない。
  • H4上昇チャネルも維持されており、構造上は依然として押し目買い優勢。
  • 現在は、介入高値と先週安値に挟まれた160円高値圏のレンジ相場と見ている。
  • 今週は、
    ・先週の押し目買いが介入高値更新へ向かうのか
    ・160円高値圏レンジで天井パターンを形成するのか
    この見極めがテーマとなる。
  • 仮にイベントで急落しても、まずはH4押し目候補までの下押しと捉えたい。
  • 重要イベント:日銀金融政策決定会合+植田日銀総裁会見・FOMC+ウォーシュFRB議長会見
    重要イベント前は、「どちらへ動くか」よりも、「イベント後にどちらへ動き出したらついていくか」を事前に整理しておく方が実践的。

トレーディング・レンジ

TR上段 介入高値~先週安値(160円高値圏)
TR中段 先週安値~2025年高値
TR下段 2025年高値~158.00

ベアの背景|介入高値

  • 介入高値目前
  • 160円到達による達成感
  • 為替介入への警戒感

ベアの狙い|160円高値圏で二番天井を売る

  1. 160円高値圏でダブルトップ形成→二番天井から先週安値へ向けて売る

ブルの背景|D1-155円押し目買い

  • D1上昇トレンド継続
  • H4上昇チャネル継続
  • 5月足が2025年高値を実体更新
  • 週足が160円を終値ベースで更新
  • 200日線/100日線/D1-SMA21上向き

ブルの狙い|H4押し目買い

  1. 先週安値+H4チャネル下限へ調整下落→H1安値切り上げ開始→介入高値へ押し目買い

毎日の値動き

1時間足に週足+日足ローソク

15分足に日足+4時間足ローソク

06/15 月曜

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:160円高値圏レンジ
  • レジスタンス:介入高値
  • サポート:160円
  • 分水嶺:先週安値

📌 流れ

  • D1:155円押し目買い進行中
  • H4:160円高値圏の攻防局面
  • H1:6/11急落後の持ち合い
  • 現在値:160円高値圏の中段

📌 本日のポイント

  • テーマ:160円サポートの攻防
    160円サポート成功→先週高値を試す
    160円サポート否定→先週安値を試す

⏹️ ベアの狙い|H1-6/11急落波戻り売り

📌 背景

  • 160円高値圏レンジ
  • H1高値切り下げ開始
  • 160円で攻防中

📌 シナリオ

  1. 160円サポート崩れ→先週安値へショート

⏹️ ブルの狙い|H4-先週安値押し目買いフォロー

📌 背景

  • D1-155円押し目買い進行中
  • 5月陽線実体が2025年高値を更新
  • 週足が実体で160円をブレイク
  • D1-SMA21上向き
  • H4上昇チャネル維持

📌 シナリオ

  1. 160円でサポート→H1安値切り上げ開始→先週高値へロング
  2. 先週安値まで下押し→H1安値切り上げ開始→先週高値へロング

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:雇用統計安値へ急落後に160円で反発。その後は160円をサポートに持ち合いを形成した。
  • NY:再び160円付近まで売られたがサポートを維持。日本時間深夜にはM15で安値を切り上げ、先週高値方向への上昇を再開した。明日に日銀金融政策決定会合を本日は控え様子見とした。

06/16 火曜 日銀金融政策決定会合+植田日銀総裁会見

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:160円高値圏レンジ
  • レジスタンス:介入高値
  • サポート:先週安値
  • 分水嶺:先週安値

📌 流れ

  • D1:155円押し目買い進行中
  • H4:先週安値からの押し目買い局面
  • H1:6/11急落後の戻り売り否定→安値切り上げ
  • 現在値:雇用統計安値で反発後、160円をサポートに先週高値方向への上昇を再開している。

📌 本日のポイント

  • テーマ:H4-先週安値押し目買いが先週高値を上抜いて介入高値へ向かうか
    先週高値を上抜き→介入高値を試す
    先週高値で上げ止まり→H4二番天井形成を警戒
  • 米とイランの和平合意により原油価格は下落。有事のドル買い要因は後退しやすい環境。
  • 日銀政策決定会合:イベント前は無理に仕掛けず、イベント後にどちらが主導権を握るかを確認したい。

⏹️ ベアの狙い|H4二番天井売り

📌 背景

  • 160円高値圏レンジ
  • 先週高値と介入高値がレジスタンス
  • 高値圏で利益確定売りが入りやすい位置

📌 シナリオ

  1. 介入高値を試して上げ止まり→H1高値切り下げ開始→まずは160円へショート→160円を崩せば先週安値を目指す

⏹️ ブルの狙い|介入高値ブレイク

📌 背景

  • D1-155円押し目買い進行中
  • 5月陽線実体が2025年高値を更新
  • 週足が実体で160円をブレイク
  • D1-SMA21上向き
  • H1-安値切り上げ
  • H4上昇チャネル維持

📌 シナリオ

  1. 介入高値を明確に上抜けば押し目買い検討

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:日銀は本日政策金利を0.25%引き上げて1.00%としたが、市場では事前に織り込みが進んでいたため反応は限定的だった。
  • ロンドン:イベント通過後も160円サポートは維持され、売り手優勢へ転換する動きは見られなかった。
  • NY:買い手優勢の流れが継続し、先週高値へ向けて緩やかに上昇。

06/17 水曜 米小売売上高・FOMC+ウォーシュFRB議長会見

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:160円高値圏レンジ
  • レジスタンス:介入高値
  • サポート:先週安値
  • 分水嶺:先週安値

📌 流れ

  • D1:155円押し目買い進行中
  • H4:先週安値からの押し目買い継続
  • H1:6/11急落後の戻り売り否定→安値切り上げ
  • 現在値:日銀イベントでは方向感に変化はなく、介入高値へのアタック局面。

📌 本日のポイント

  • テーマ:H4-先週安値押し目買いが先週高値を上抜いて介入高値へ向かうか
    先週高値を上抜き→介入高値を試す
    先週高値で上げ止まり→H4二番天井形成を警戒
  • FOMC:イベント前は無理に仕掛けず、イベント後にどちらが主導権を握るかを確認したい。

⏹️ ベアの狙い|H4二番天井売り

📌 背景

  • 介入高値が強いレジスタンス候補
  • 高値圏で利益確定売りが入りやすい位置
  • 米・イラン情勢の緊張緩和により、有事のドル買い要因は後退しやすい環境。

📌 シナリオ

  1. 介入高値を試して上げ止まり→M15高値切り下げ→まずは160円へショート→160円を崩せば先週安値を目指す

⏹️ ブルの狙い|介入高値ブレイク

📌 背景

  • D1-155円押し目買い進行中
  • 5月陽線実体が2025年高値を更新
  • 週足が実体で160円をブレイク
  • D1-SMA21上向き
  • H1-安値切り上げ
  • H4上昇チャネル維持

📌 シナリオ

  1. 介入高値を明確に上抜けば押し目買い検討
  2. FOMCで下に押せば押し目買い検討

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京・ロンドン:FOMCを控えて様子見ムードとなり、160円高値圏レンジ内で推移。
  • NY:FOMCをきっかけに先週高値を上抜き、H4押し目買いが継続。介入高値を試した。

06/18 木曜

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:160円高値圏レンジ
  • レジスタンス:介入高値
  • サポート:先週安値
  • 分水嶺:先週安値

📌 流れ

  • D1:155円押し目買い進行中
  • H4:先週安値からの押し目買い継続
  • H1:上昇トレンド継続
  • 現在値:FOMCで急騰し介入高値へ到達

📌 本日のポイント

  • テーマ:介入高値のブレイク
    介入高値を上抜き→H4押し目買い継続
    介入高値で上げ止まり→H4二番天井形成を警戒
  • 為替介入到達による為替介入リスクに警戒

⏹️ ベアの狙い|H4二番天井売り

📌 背景

  • 介入高値が強いレジスタンス候補
  • 高値圏で利益確定売りが入りやすい位置
  • 前日陽線は介入高値で反発
  • 米・イラン情勢の緊張緩和により、有事のドル買い要因は後退しやすい環境。

📌 シナリオ

  1. 介入高値で反発→M15高値切り下げ→FOMC急騰安値へショート→FOMC急騰安値を下抜けば160円を目指す

⏹️ ブルの狙い|介入高値ブレイク

📌 背景

  • D1-155円押し目買い進行中
  • 5月陽線実体が2025年高値を更新
  • 週足が実体で160円をブレイク
  • D1/H4/H1-SMA21上向き
  • H4/H1上昇トレンド継続

📌 シナリオ

  1. 介入高値を明確に上抜けば押し目買い検討

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:FOMC急騰後、介入高値直下で持ち合いとなり様子見。
  • ロンドン:押し目形成後、H4ハンマーで介入高値を上抜き。
  • NY:2024年高値手前まで急騰。為替介入リスクと介入高値の上抜け失敗を警戒し、ロングは見送った。

06/19 金曜 米休場

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:介入高値ブレイク後の押し目買い vs 2024年高値レジスタンス
  • レジスタンス:2024年高値
  • サポート:6/18安値(介入高値ブレイク起点)
  • 分水嶺:6/18安値(介入高値ブレイク起点)

📌 流れ

  • D1:155円押し目買い進行中
  • H4:先週安値押し目買い継続
  • H1:上昇トレンド継続
  • 現在値:FOMC通過後FRBの利上げ観測を背景に介入高値を上抜き、2024年高値へ到達。

📌 本日のポイント

  • テーマ:介入高値ブレイク波の押し目買い成否
    押し目成功→2024年高値を試す
    押し目否定→介入高値付近まで調整
  • 米国市場は休場のため値動きが限定される可能性がある。

⏹️ ベアの狙い|2024年高値レジスタンス

📌 背景

  • 2024年高値到達
  • 週足ベースで介入高値上抜け失敗の可能性
  • 利益確定売りが入りやすい位置
  • 介入警戒感が依然として残る
  • 米休場で買いの勢いが続きにくい環境

📌 シナリオ

  1. 2024年高値で上げ止まり→M15高値切り下げ→介入高値方向へショート

⏹️ ブルの狙い|介入高値ブレイク波の押し目買い

📌 背景

  • D1-155円押し目買い進行中
  • 5月陽線実体が2025年高値を更新
  • 週足が実体で160円をブレイク
  • D1/H4/H1-SMA21上向き
  • H4/H1上昇トレンド継続
  • 前日陽線が介入高値を明確に上抜いた

📌 シナリオ

  1. H1-SMA21付近まで下押し→M15安値切り上げ→2024年高値へロング

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:介入高値ブレイク後の押し目候補としてH1-SMA21付近まで下押ししたが、その後はV字反発となり押し目買いのセットアップを作らなかった。
  • ロンドン:2024年高値手前の161.50付近で上値を抑えられ、高値圏での持ち合いへ移行。
  • NY:米国市場休場で参加者が少なく、方向感のないまま収束。終日ノートレード。

今週の判断整理

ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。

あらすじ|介入高値を突破したのはテクニカルではなく”材料”

4時間足に月足+週足ローソク


ドル円は160円台から161円台へ上昇。

週前半は日銀イベントを通過しても方向感に大きな変化はなく、先週安値を起点としたH4押し目買いが継続した。

17日のFOMCでは介入高値目前まで急騰したものの、高値更新には至らなかった。

しかし18日、FRB利上げ観測をきっかけに長期間意識されていた介入高値を明確にブレイクし、2024年高値目前まで急騰した。

来週は、介入高値突破による上昇圧力と2024年高値のレジスタンス候補を背景にした売りとの攻防を見極めたい。

局面

1時間足に週足+日足ローソク


📌 序盤|H4押し目買い継続

15日から16日。
6/11高値起点の急落波による戻り売りが否定され、H1で安値を切り上げた。
160円高値圏レンジの中で、H4押し目買いが優勢となった。

📌 中盤|FOMCで介入高値へ急騰

17日。
FOMCをきっかけにドル買いが進行し、介入高値へ急騰。
ただし、高値更新には至らず、介入高値の強さが改めて意識された。

📌 終盤|FRB利上げ観測で介入高値をブレイク

18日。
FRB利上げ観測を背景に介入高値を上抜いた。
長期間続いた160円高値圏レンジを上方ブレイクし、市場の注目は2024年高値へ移った。

重要だった日

15分足に日足+4時間足ローソク


18日(木)|介入高値ブレイク初動を追わなかった日

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:FOMC急騰後、介入高値直下で持ち合いとなり様子見。
  • ロンドン:押し目形成後、H4ハンマーで介入高値を上抜き。
  • NY:2024年高値手前まで急騰。為替介入リスクと介入高値の上抜け失敗を警戒し、ロングは見送った。

📌 判断のポイント

介入高値のブレイクは、”FRB利上げ観測”という新たな材料がトリガーになった可能性が高い。
ただし、事前にその材料の影響度を測ることは難しい。

チャートだけを見れば、

  • 介入高値という強力なレジスタンス
  • 為替介入リスク
  • ブレイク失敗時の急落リスク

が存在していた。

結果論では上昇したが、ブレイク初動を追わなかった判断は合理的だった。

判断の核心|「越えられない理由」が消えた時、相場は動く

判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

1時間足に週足+日足ローソク

ドル円は、

  • D1/H4/H1上昇トレンド
  • D1/H4/H1-SMA21上昇オーダー

と、テクニカルだけ見れば買い優勢だった。

しかし僕は、介入高値ブレイクの初動には乗らなかった。

なぜなら、その上にはテクニカルだけでは測れない”リスク”が存在していたからだ。

相場には、「上がる理由」だけでなく、「上がれない理由」も存在する。

今回のドル円は、トレンドも移動平均線も上向きだったが、介入高値という巨大な障壁がその上昇を抑えていた。

そして18日、”FRB利上げ観測”という新しい材料が現れたことで、市場はその障壁を乗り越えるだけの根拠を得た。

重要なのは、テクニカルが正しかったか、ファンダメンタルズが正しかったかではない。

相場が長期間止まっていた理由は何か。

そして、その理由がなぜ消えたのか。

そこを見極めることだ。

何が上値を抑えているのかを探すことで、相場の変化を早く察知できる。

ユーロドル

今週の相場展望

相場の構造

日足に月足ローソク

  • D1大局構造:黄ボックス・レンジ(3月安値-4月高値)
    レジスタンス:4月高値(2025年高値背景)
    サポート:3月安値(週足ネックライン背景)
  • 市場は
    ・2025年高値を背景にしたD1-5月高値戻り売り
    ・W1-1.150押し目買い
    この二つのシナリオで攻防中
4時間足に月足+週足ローソク

  • H4大構造:D1-5月高値戻り売り vs W1-1.150サポート
    レジスタンス:6/5高値
    サポート:1.150
    分水嶺:6/5高値
  • 先週は、D1戻り売りが継続するなか、W1-1.150サポートが強く意識された。
  • 売り手はD1-5月高値戻り売りの継続を狙う一方、買い手はD1-1.150二番底形成を意識し始めてる局面。
  • 現在は1.150からの反発によりH4下降トレンドの引き戻し局面へ移行している。
  • 今週は、
    ・D1-5月高値戻り売りが1.150を下抜いて3月安値更新へ向かうのか
    ・W1-1.150サポートでD1-1.150二番底形成へ向かうのか
    を見極める。
  • 重要イベント:FOMC+ウォーシュFRB議長会見
    イベント前は、「今どう動くか」よりも、「イベント後にどちらへ動き出したらついていくか」を考えておく方が実践的。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 5月高値(D1戻り目)
TR中段 6/5高値~1.150(D1二番底候補)
TR下段 1.150~3月安値(W1押し目ゾーン)

ベアの背景|D1-5月高値戻り売り

  • 2025年高値を背景にD1-5月高値戻り売り継続中
  • D1-SMA21下向きにレジスタンス
  • 200/100日線が上値抵抗帯
  • 現在はH4下降波の引き戻し局面

ベアの狙い|H4戻り売り

  1. 先週高値付近で戻り目形成→H1高値切り下げ開始→1.150へ売る→1.150を下抜けば3月安値へ利を伸ばす

ブルの背景|W1-1.150反発

  • W1-1.150押し目候補に到達
  • D1二番底候補
  • 売りポジションの利益確定が入りやすい位置

ブルの狙い|D1二番底形成をフォロー

  1. 1.150でH4二番底形成→H1安値切り上げ開始→先週高値へ向けて買う→先週高値を上抜けば6/5高値へ利を伸ばす
  2. 先週高値の戻り売り否定→6/5高値へ買う

毎日の値動き

1時間足に週足+日足ローソク

15分足に日足+4時間足ローソク

06/15 月曜

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:H4戻り売り vs W1-1.150サポート
  • レジスタンス:6/5高値
  • サポート:1.150
  • 分水嶺:6/5高値

📌 流れ

  • D1:5月高値戻り売りが進行中
  • H4:下降トレンドの戻り売り局面
  • H1:1.150ダブルボトム背景の上昇3波局面
  • 現在値:H4戻り売り候補に到達

📌 本日のポイント

  • テーマ:H4戻り売りの成否
  • 戻り売り成功→1.150方向へ下落
  • 戻り売り否定→6/5高値を試す

⏹️ ベアの狙い|H4戻り売り

📌 背景

  • D1-5月高値戻り売りが進行中
  • D1-SMA21が上値を迎える
  • H4戻り売り候補に到達

📌 シナリオ

  1. 先週高値+D1-SMA21周辺で上げ止まり→H1高値切り下げ→1.150へショート

⏹️ ブルの狙い|H1上昇3波フォロー

📌 背景

  • H1-1.150ダブルボトム完成
  • W1-1.150サポートが機能中
  • 先週高値で持ち合い形成

📌 シナリオ

  1. 先週高値の持ち合い上放れ→D1-SMA21で反発→H1安値切り上げ開始→6/5高値へロング

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:先週高値を急騰で上抜き、D1-SMA21まで一気に到達。以降はロンドン時間にかけてD1-SMA21での反応を様子見。
  • NY:D1-SMA21到達後は上値が重くなり、日本時間深夜にM15高値切り下げが完成。H4戻り売り候補で売り手の反応が確認された。

06/16 火曜

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:H4戻り売り vs W1-1.150サポート
  • レジスタンス:6/5高値
  • サポート:1.150
  • 分水嶺:6/5高値

📌 流れ

  • D1:5月高値戻り売りが進行中
  • H4:下降トレンドの戻り売り局面
  • H1:1.150ダブルボトム背景の上昇3波局面
  • 現在値:H4戻り売り候補に到達

📌 本日のポイント

  • テーマ:H4戻り売りの成否
    戻り売り成功→1.150方向へ下落
    戻り売り否定→6/5高値へ上昇
  • D1-SMA21で反応した売り手が主導権を握るか、それともH4-SMA21を支えに買い手が上昇3波を狙うのか

⏹️ ベアの狙い|H4戻り売り

📌 背景

  • D1-5月高値戻り売りが進行中
  • D1-SMA21で反発を確認
  • H4戻り売り候補に到達

📌 シナリオ

  1. D1-SMA21周辺で上げ止まり→H1高値切り下げ開始→1.150へショート

⏹️ ブルの狙い|H1上昇3波押し目買い

📌 背景

  • H1-1.150ダブルボトム完成
  • W1-1.150サポートが機能中
  • H4-SMA21のサポート可能性

📌 シナリオ

  1. 前日高値で上げ止まり→H1二番天井否定→6/5高値抜きロング

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:前日のD1-SMA21反発を受けて売りが先行したが、H4-SMA21付近で下げ止まり。
  • ロンドン:H4-SMA21を支えに再び買いが入り、前日高値方向へ上昇。前日の下落に対する戻りではなく、上昇3波継続の流れが意識され始めた。
  • NY:D1-SMA21が引き続き上値抵抗として意識され、6/5高値の突破には至らなかった。

06/17 水曜 米小売売上高・FOMC+ウォーシュFRB議長会見

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:H4戻り売り vs W1-1.150サポート
  • レジスタンス:6/5高値
  • サポート:1.150
  • 分水嶺:6/5高値

📌 流れ

  • D1:5月高値戻り売りが進行中
  • H4:下降トレンドの戻り売り局面
  • H1:1.150ダブルボトム背景の上昇3波局面
  • 現在値:H4戻り売り候補で攻防中

📌 本日のポイント

  • テーマ:H4戻り売りの成否
    戻り売り成功→1.150方向へ下落
    戻り売り否定→6/5高値へ上昇
  • D1-SMA21で反応した売り手が主導権を握るか、それともH4-SMA21を支えに買い手がH1上昇3波継続を狙うのか
  • FOMC:イベント前は無理に仕掛けず、イベント後にどちらが主導権を握るかを確認したい。

⏹️ ベアの狙い|H4戻り売り

📌 背景

  • D1-5月高値戻り売りが進行中
  • D1-SMA21が頭を抑えている
  • H4戻り売り候補に到達

📌 シナリオ

  1. D1-SMA21周辺で上げ止まり→H1高値切り下げ開始→1.150へショート

⏹️ ブルの狙い|H1上昇3波押し目買い

📌 背景

  • H1-1.150ダブルボトム完成
  • W1-1.150サポートが機能中
  • H4-SMA21のサポート
  • 米・イラン情勢の緊張緩和により、有事のドル買い要因は後退しやすい環境

📌 シナリオ

  1. 前日高値でH1二番天井否定→6/5高値抜きロング

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京・ロンドン:FOMCを控えて様子見ムードとなり、価格はD1-SMA21付近で持ち合い。H4戻り売りとH1上昇3波の攻防が続いた。
  • NY:FOMCをきっかけに、H1高値切り下げから急落。H4戻り売りが再開、W1-1.150サポートへ大きく下落した。

06/18 木曜

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:H4戻り売り vs W1-1.150サポート
  • レジスタンス:H4戻り高値(6/17高値)
  • サポート:1.150
  • 分水嶺:1.150

📌 流れ

  • D1:5月高値戻り売りが進行中
  • H4:前回安値(1.150)試し局面
  • H1:下降トレンド再開局面
  • 現在値:H4戻り売りが前回安値(1.150)に到達

📌 本日のポイント

  • テーマ:W1-1.150サポートのブレイク
    1.150下抜き → H4戻り売り継続
    1.150反発 → H4二番底形成

⏹️ ベアの狙い|1.150ブレイク

📌 背景

  • D1-5月高値戻り売りが進行中
  • D1-SMA21が頭を抑えている
  • H4戻り売りが進行中

📌 シナリオ

  1. W1-1.150を明確に下抜けば戻り売り検討

⏹️ ブルの狙い|H4-1.150二番底形成

📌 背景

  • W1-1.150サポートが機能中
  • 前日陰線がW1-1.150で反発
  • 米・イラン情勢の緊張緩和により、有事のドル買い要因は後退しやすい環境

📌 シナリオ

  1. W1-1.150で反発→M15安値切り上げ→FOMC急落高値へロング→FOMC急落高値を上抜けば、D1-SMA21回復から6/5高値方向への上昇を狙う

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:FOMC急落波に対する買い戻しで上昇。M15レベルで戻り目を形成。
  • ロンドン:戻り売りが再開し1.150を下抜いた。ただし、W1-1.150サポートでの反発を警戒してショートは見送り。
  • NY:NY:W1-1.150押し目ゾーンで売りが一服。短期足では反発の兆しが見え始めた。

06/19 金曜 米休場

⏹️ H1中構造

📌 地形

  • 攻防:H4戻り売り vs W1-1.150押し目ゾーン
  • レジスタンス:6/18戻り高値
  • サポート:3月安値
  • 分水嶺:3月安値

📌 流れ

  • D1:5月高値戻り売りが進行中
  • H4:戻り売りが1.150をブレイク
  • H1:下降トレンド継続
  • 現在値:W1-1.150押し目ゾーン中央

📌 本日のポイント

  • テーマ:1.150ブレイク後も売りが続くか、それとも週足サポート帯で下げ止まるかを確認
    下げ止まり → H4底値形成へ移行
    売り継続 → 3月安値へ下落
  • FOMCをきっかけとした急落で1.150を下抜いたが、すでに週足押し目ゾーン内に入っており、ブレイクを追うよりも売りの継続性を見極めたい。
  • 米国市場は休場のため値動きが限定される可能性がある。

⏹️ ベアの狙い|H1戻り売り

📌 背景

  • D1-5月高値戻り売りが進行中
  • D1-SMA21がレジスタンス
  • H4戻り売りが前回安値(1.150)を更新
  • 前日陰線実体が1.150を明確に下抜いた

📌 シナリオ

  1. 1.150へ引き戻し→M15高値切り下げ→3月安値へ向けてショート

⏹️ ブルの狙い|W1-1.150押し目ゾーンで下げ止まり待ち

📌 背景

  • W1-1.150押し目ゾーン内
  • 売りの利食いが入りやすい位置
  • 米・イラン情勢緩和で有事のドル買い圧力が後退

📌 シナリオ

  1. 前日安値で下げ止まり→H1安値切り上げ開始→H4底値形成狙いでロング

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:M15下降トレンドが継続したが、週足押し目ゾーン内だったため下値追いは見送った。その後、3月安値へ到達すると売りが続かずV字反発。
  • ロンドン:東京安値を起点にH1下降波の引き戻しが進行。ただし、戻り売り候補となる1.150付近には届かなかった。
  • NY:米国市場休場で参加者が少なく、方向感のないまま終了。終日ノートレード。

今週の判断整理

ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。

あらすじ|FOMCをきっかけにH4戻り売りが再開

4時間足に月足+週足ローソク


ユーロドルは、D1-SMA21で戻り目を形成。

週前半はH4戻り売りとH1押し目買いが攻防していたが、FOMCをきっかけに売りが優勢となり、H4戻り売りで前回安値の1.150を更新した。

ただし、下落はW1-1.150押し目ゾーン下限の3月安値に到達すると強く反発。

来週は、W1-1.150押し目ゾーンで下げ止まるのか、それともH4戻り売りが継続して、3月安値を更新するのかに注目したい。

局面

1時間足に週足+日足ローソク


📌 序盤|H4戻り目形成

15日~16日。
D1-SMA21付近で上げ止まり、H4戻り売りとH1押し目買いが攻防。
結果的にD1-SMA21が機能し、H4戻り目を形成した。

📌 中盤|FOMCをきっかけにH4戻り売り

17日。
FOMCをきっかけにドル買いが進行。
H4戻り売りが再開し、1.150へ急落した。

📌 終盤|1.150を下抜き続落

18日~19日。
FRB利上げ観測を背景にドル買いが継続し、1.150を下抜き続落。
3月安値到達後、V字反発。週末にかけては下げ止まりの兆候が現れた。

重要だった日

15分足に日足+4時間足ローソク


18日(木)|1.150ブレイクを追わなかった日

⏹️ 実行と管理

📌 実際の値動き

  • 東京:FOMC急落波に対する買い戻しで上昇。M15レベルで戻り目を形成。
  • ロンドン:戻り売りが再開し1.150を下抜いた。ただし、W1-1.150サポートでの反発を警戒してショートは見送り。
  • NY:W1-1.150押し目ゾーンで売りが一服。短期足では反発の兆しが見え始めた。

📌 判断のポイント

今週はD1-SMA21で形成されたH4戻り目からの戻り売りを狙っていた。
ただ、FOMCによる急落だったためショートは見送った。

仮にショートできたとしても、一旦の利確候補は1.150付近だった。
なぜなら、1.150は週足レベルで意識される押し目ゾーン上限であり、ここでH4二番底を形成する可能性があったからだ。

判断の核心|近くの波より、大きな地形が優先される

判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

4時間足に月足+週足ローソク

今週のユーロドルは、

  • D1-SMA21でH4戻り目形成
  • FOMCでH4戻り売り再開
  • H1下降トレンド発生

と、4時間足以下を見れば売り優勢だった。

しかし、その下には週足レベルで意識される1.150押し目ゾーンがあった。

つまり今週は、
「H4戻り売り vs H1ダブルボトム」
の戦いではなく、
「日足戻り売り vs 週足押し目買い」
という、もっと大きな攻防だった。

トレーダーは目の前の波に意識を奪われやすい。

戻り目やネックライン、ダブルトップなど細かな構造はよく見えている一方で、

  • 今どこが週足の押し目候補なのか
  • 今どこが日足レンジの下限なのか
  • 今どこが大局の分岐点なのか

という大きな地形を見落としやすい。

今回の週足サポート帯(1.150~3月安値)はまさにその典型だった。

H4戻り売りは成立していたが、その先には週足のサポート帯が待っていた。

「今見ている波の一つ上で、何が起きているのか」を必ず確認したい。

小さな波の優位性より、大きな地形の優位性のほうが相場を止める力は強いからだ。

ユーロ円

今週の相場展望

相場の構造

日足に月足ローソク

  • D1大局構造:上昇トレンドの高値圏攻防局面
  • レジスタンス:介入高値
  • サポート:介入安値
  • 5月足は2025年高値を実体ブレイクし、6月足もその上で推移している。
  • 200日線・100日線はいずれも上向きを維持しており、中長期の上昇基調に変化はない。
  • 一方、現在値は2025年高値圏の上部に位置しており介入警戒感が強い。
  • 買い手は介入高値の更新を狙う一方、売り手は為替介入への警戒感や高値達成感を背景に利益確定売りを仕掛けやすい。
  • 市場は、
    ・介入高値突破による上昇トレンド再開
    ・2025年高値圏での天井パターン形成
    この二つのシナリオを同時に織り込んでいる。
  • したがって現時点では、「上昇トレンド継続中だが、高値圏特有の神経質な相場」として捉えたい。
4時間足に月足+週足ローソク

  • H4大構造:為替介入急落波の中断持ち合い
    レジスタンス:2週前高値
    サポート:先週安値
  • 今週の分水嶺:2週前高値と先週安値
  • 先週は185円を挟んで横ばい
  • 現在は、
    ・D1-182.00押し目買い
    ・ドル円同様、為替介入への警戒感。
    この2つが拮抗して、介入急落波の中段で持ち合っている。
  • 今週は、介入急落波の中段持ち合い上限の値動きに注目
    ・2週前高値で反発して先週安値を目指すか
    ・2週前高値を上抜き介入高値を目指すか
  • ユーロ円よりも早く、ドル円が介入高値に到達する見通し。
  • 重要イベント:FOMC+ウォーシュFRB議長会見
    FOMCで急落しても、まずはH4押し目候補までの下押しと捉えたい。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 介入高値
TR中段 2週前高値~先週安値(介入波の中段持ち合い)
TR下段㊦ 介入安値

ベアの背景|介入高値

  • ドル円が介入高値付近まで上昇
  • 2週前高値で一度目の反発を確認
  • 為替介入への警戒感

ベアの狙い|D1高値切り下げ初動狙い

  1. 2週前高値で上げ止まり→H4高値切り下げ開始→先週安値へ向けて売る
  2. 先週高値で上げ止まり→185円下抜き→先週安値へ売る

ブルの背景|D1-182.00押し目買い

  • D1上昇トレンド継続
  • H4上昇トレンド継続
  • H4-先週安値押し目買い確認
  • 200日線/100日線/D1-SMA21上向き
  • 5月足が2025年高値を実体更新

ブルの狙い|H4押し目買いフォロー

  1. 185円へ下押し→H1押し目形成→2週前高値へ買う
  2. 2週前高値を上抜き→介入高値へ押し目買い

ユーロ円の環境認識と狙い

4時間足に月足+週足ローソク


ドル円はFOMCをきっかけに介入高値へ急騰。
さらにFRB利上げ観測がドル買いを後押しし、長期間意識されていた介入高値をブレイク。2024年高値まで上昇した。

4時間足に月足+週足ローソク


ユーロドルはFOMCをきっかけに急落。
D1-SMA21で形成した戻り目からH4戻り売りが再開。さらにFRB利上げ観測がドル買いを後押しし、1.150を下抜いた。

4時間足に月足+週足ローソク


ユーロ円はレンジ相場。
2週前高値がレジスタンスとして機能し急落したが、その後は先週安値付近で下げ止まり始めた。

ただし今週は、ドル円は上昇、ユーロドルは下落という逆方向のモメンタムが同時に発生していた。

ユーロ円は両者の影響を受けるクロス通貨であるため、方向感が読みにくく、トレードを見送った。

今週の判断整理

ここでは、今週の相場をどう捉えるべきだったか、判断ポイントの整理をします。

判断の核心|ドル主役の週はクロス円を無理に触らない

判断の核心に振れながら、「今週の狙い」を総括します。

1時間足に週足+日足ローソク


FOMCの結果そのものを予想することはできても、
その結果が、

  • ドル円にどう影響するのか
  • ユーロドルにどう影響するのか

まで事前に正確に予測するのは難しい。

ましてユーロ円はクロス通貨である。

ユーロ円は、ドル円 × ユーロドルの影響を同時に受けるため、ドル主体のビッグイベントでは方向感が不安定になりやすい。

今週も、

  • ドル円は介入高値をブレイクするほどの強い上昇
  • ユーロドルは1.150を下抜くほどの強い下落

という逆向きのモメンタムが発生した。

その結果、ユーロ円は方向感を失い、レンジの中で振られ続けた。

今回の学びは、「ドルが主役になる週は、まずドル円とユーロドルを見る」ということ。

その2通貨が同じ方向を示していないなら、ユーロ円の優位性は低下する。

無理にクロス円で勝負するより、ドル円かユーロドルに集中した方がシンプルで期待値も高い。

相場は「何をやるか」より、「何をやらないか」のほうが重要なことがある。

今週のユーロ円は、まさにその典型例だった。

今週の相場格言|『視野は広く、視座は高く、視点は多く』

上達の早い人には共通点があります。

それは、

視野が広く、
視座が高く、
視点が多いことです。

視野とは、広い範囲を捉える力です。

チャート全体の地形や流れを周辺視野で捉えられる人は、ローソク足の小さな値動きに振り回されません。

4時間足に月足+週足ローソク


今週のユーロドルもそうでした。

H4戻り売りだけを見れば下落相場でしたが、その先にはW1-1.150押し目ゾーンという大きな障壁がありました。

視野が狭いと、FOMCの強い陰線を見て「下だから売る」となります。

しかし、視野を広げれば、左側でH4が反転している事実に気づけます。
「ここに何かあるのか?」
「下だけど、どこまで下げられるのか」
と、考えられるようになります。

視座とは、どの高さから相場を見るかです。

15分足だけを見ている人と、日足や週足まで見ている人では、同じ値動きでも意味が変わります。

1時間足に週足+日足ローソク


今週のドル円は、1時間足だけなら上昇トレンドでした。

しかし、日足まで見れば、そこには長期間意識されていた160円や介入高値がありました。

上位足から相場を俯瞰できる人ほど、今どこをトレードしているのかを見失いません。

最近の相場では、その必要性を強く感じます。

視点とは、ひとつの事実を何通りにも解釈できる力です。

「ここは買い場だ」

そう考えるだけでなく、

  • 売り手はどう見ているのか。
  • 見送る人は何を警戒しているのか。
  • 別の通貨は何を示しているのか。

など、多角的な見方。

4時間足に月足+週足ローソク


今週のユーロ円はまさにそうでした。

ユーロ円だけ見れば難解な値動きでしたが、ドル円は急騰し、ユーロドルは急落していました。

二つの視点を加えることで、「だから方向感が出ないのか」と理解できます。

テクニックの前に大切なのは、こうした相場との向き合い方です。

視野は訓練で広がります。

視点は経験で増えていきます。

そして視座は、どの時間軸まで見ようとするかという姿勢の問題です。

相場が難しく見えるときほど、チャートを見る前に、まず自分の見方を整えたいものです。

来週の相場展望


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    • 2026年 6月 20日

    いつもご教授頂き有難うございます。視野は広く、視座は高低自在、視点は多角化をなぜやるかというと、自分の場合は多くの市場参加者の目線が揃う局面を見極めるためです。自分も散々苦労しましたが大局で相場が動いていない時に5分足、1分足で何とかすることなんてできません。例え上手くいったとしてもそれはたまたまずっと続ければ確実に資金は減って行きます。自分も最近はスキャルからデイトレに変わりつつありますが、相場参加者が一斉に動いてる時とバラバラに動いてる時とではトレードのしやすさが全く違います。相場が動いていればスキャルで何回も抜けますしデイトレでも大きく抜けますが、今週のような相場ではどこで入っていいかわかりませんし無理に入ってもすぐ損切りに触れてしまいます。ファンダや大衆心理を分析をするのも同じで上か下かを当てたり最安値最高値をピッタリ当てる為ではなく、相場参加者が一斉に動き出す場面を見極めるために様々な分析があるのであって、そうした大前提をしっかり認識して上で視野を広く、視座を高低自在、視野は多角化していきたいと思います。

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