14Dec
週刊チャートナビ513回(2024.12.09-2024.12.13)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。
ドル円
今週の見通し
概要
- トランプ・トレードの利食いや、米長期金利が上昇から下降に転じたことで、150円へ急落して調整中。
- トランプ政権が始まる来年の1月後半まで、さらなる下落があるかもしれない。
- 150円サポート帯(+9月安値上昇波38.2%ポイント+日足チャネル安値)VS先11月高値下降波の戻り売り
- 先週足は150円で持ち合って200ピプス幅のコマ足(終値は150円でレジスタンス)になった。
- 重要経済指標:米CPI
売り手の注目
- 2週前大陰線
- 11月陰線の長い上ヒゲ
- 11/6大統領選安値の下方ブレイク
買い手の注目
- 150円サポート帯にコマ足(週足)出現
- 100日線のサポート
- 日足上昇チャネル安値のサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前大陰線高値 |
TR中段 | 152.00(=2023年高値)と先週安値 |
TR下段㊦ | 146.00(=9月安値上昇波61.8%ポイント付近) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6大統領選安値割れを背景に、11月高値下降波を戻り売り。
4時間足ブルの視点
150.00サポート帯を背景に、11月高値下降波の引き戻しを買う。
今週の攻略ポイント
150円周辺の底値固めから引き戻しを狙う
今週の攻略ポイントは、150円サポート帯の底固めから、11月高値下降波の引き戻しを狙うこと。
先週のコマ足を反転サインとみれば、今週は買いのチャンスでした。
毎日の値動き
12/09月曜
- 11月高値下降波の戻り売りVS150.00のサポート
- 150円のサポート帯のなか
ベアの視点:①152.00下降波を1時間足下降チャネル高値で戻り売り
ブルの視点:①先週安値+100日線を試せばロング。②1時間足下降チャネル高値のブレイクから先週高値へロング。
- 東京時間、4時間足3番陽線が1時間下降チャネル高値をブレイク。
- ロンドン時間、150.50持ち合い高値抜けで青1ロング。
- NY時間、15分SMA21をガイドにポジションをホールド。
- 翌日の東京時間、先週高値の反発を確認、押し戻し前に、4時間足1番陽線のクローズで半決済。
- NY時間、目標値152.00の到達でアウト。
12/10火曜
- 11月高値下降波の戻り売りVS150.00のサポート
- 150.00のサポートで11/6大統領選安値+先週高値まで引き戻された
ベアの視点:①152.00周辺で11月高値下降波の戻り売りを検討
ブルの視点:①150.00サポートの12/9上昇波を152.00へフォロー
- 東京時間、151.00+1時間足SMA21での反発を確認、15時陽線の高値抜けで青1押し目買い。
- NY時間、目標値152.00の到達でアウト。
12/11水曜 米CPI
- 11月高値下降波の戻り売りVS150.00のサポート
- 150.00のサポートで152.00まで引き戻された
- 日足SMA21が上値から接近
ベアの視点:①152.00周辺で11月高値下降波の戻り売り検討②米CPIで日足SMA21を試せばショート
ブルの視点:①152.00周辺の戻り目崩れでロング②米CPIで下値を試せば12/9上昇波を押し目買い
ロンドン時間、前日安値強襲からの直近高値抜け、上昇スパイク狙いで青1ロング、米CPI前に日足SMA21の到達でアウト。
12/12木曜
- 11月高値下降波の半値戻り売りVS150.00のサポート
- 日足SMA21に到達。
ベアの視点:①11月高値下降波の戻り売り検討
ブルの視点:①11月高値下降波の戻り目崩れでロング
日足SMA21に11月高値下降波の戻り目形成待ちでノートレ。
12/13金曜
- 11月高値下降波の半値戻り売りVS150.00のサポート
- 日足SMA21に戻り目形成中
ベアの視点:①11月高値下降波の戻り売り、フラッグ高値反発でショート。
ブルの視点:①11月高値下降波の戻り目崩れ、上昇フラッグ完成でロング。
東京時間、4時間足1番陽線が上昇フラッグ高値をブレイク、次の4時間足陽転で青1ロング、翌朝アウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 2023年高安のレンジ相場
- 11月陰線が日足レンジ下限の2023年安値で反発
- 8月高値下降トレンドVS逆三尊天井の完成(=2023年安値サポート由来)
- 3週前陰線がハラミ足+2本
- 重要経済指標:米CPI・ECB政策金利
売り手の注目
- 11/6米大統領選下降波の半値戻し
- 日足下降チャネル高値のレジスタンス
買い手の注目
- 11月陰線の長い下ヒゲ
- 逆三尊天井の完成(=2023年安値サポート由来)
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 11/6大統領選の戻り高値 |
TR中段 | 4週前高値と3週前高値(=11/6大統領選下降波の戻り売り候補) |
TR下段㊦ | 11月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6米大統領選下降波を、トレ中段(3週前高値/4週前高値)から戻り売り。
4時間足ブルの視点
逆三尊天井を背景に、11/6米大統領選下降波の引き戻しを買う。
今週の攻略ポイント
レンジ相場の想定
今週の攻略ポイントは、11/6大統領選下降波の3週前高値戻り売りと、2023年安値のサポートにレンジ相場を想定できること。
結果は、月曜から先週安値に到達する木曜まで陰線続きでしたが、レンジ内は方向感が弱いので迂闊に売れませんでした。
先週足の終値が、逆三尊のネックライン(=3週前ハラミ足高値)をブレイクできなかったので、逆三尊天井が機能しなかったようにも見えます。
テクニカル的に、4時間足SMA21が横ばいで、波が移動平均線を跨いでいたら、4時間足レベルのレンジを示唆しています。
毎日の値動き
12/09月曜
逆三尊天井(=2023年安値サポート由来)VS11/6米大統領選下降波の戻り売り
ベアの視点:①3週前高値で頭を押さえられれば、11/6米大統領選下降波の戻り売りを検討。
ブルの視点:①3週前高値の戻り目崩れで、4週前高値への引き戻しをロング。
3週前高値(=逆三尊ネックライン)に戻り目形成待ちでノートレ
12/10火曜
- 逆三尊天井(=2023年安値サポート由来)VS11/6米大統領選下降波の戻り売り
- 3週前高値(=逆三尊ネックライン)でブルベア攻防中
ベアの視点:①3週前高値に戻り目形成で、11/6米大統領選下降波を戻り売り。
ブルの視点:①3週前高値の戻り目崩れで、4週前高値への引き戻しをロング、日足下降チャネル高値に注意。
NY時間、ネックラインを割るも、1時間足上昇チャネル安値の目前で、黄1ショートはノーポジ。
12/11水曜 米CPI
- 逆三尊天井(=2023年安値サポート由来)VS11/6米大統領選下降波の戻り売り
- 3週前高値(=逆三尊ネックライン)と2023年安値の持ち合いで1時間足上昇チャネルを形成
ベアの視点:①1時間足上昇チャネル安値のブレイクで11月安値へショート(※2023年安値に注意!)
ブルの視点:①1時間足上昇チャネル安値のサポートでロング
- 東京・ロンドン時間、1時間足上昇チャネル安値で持ち合いブロック形成待ち。
- NY時間、米CPI発表後も持ち合いが続きノーポジ。
12/12木曜 ECB政策金利
- 逆三尊天井(=2023年安値サポート由来)VS11/6米大統領選下降波の戻り売り
- 3週前高値と2023年安値のレンジ
ベアの視点:①2023年安値付近のサポート崩れで11月安値へショート
ブルの視点:①2023年安値付近のサポートでロング検討
2023年安値付近のサポートを待ってノートレ。
12/13金曜
3週前高値と2023年安値のレンジ
ベアの視点:①2023年安値付近のサポート崩れで11月安値へショート
ブルの視点:①2023年安値付近のサポートでロング検討
ロンドン時間、先週安値の反発を17時包足のブレイクで確認できたが、戻り売りの疑いから黄1ロングはノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
- 2023年高値を更新後、9月高値から日足下降チャネルで下落中。
- 11月陰線コマ足が5月安値50ピプス手前(≒ユーロドルの2023年安値サポート)で強く反発
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 11/6大統領選下降波の戻り売りVS日足下降チャネル安値由来の11月安値上昇トレンド
- 先週コマ足高安で孕む可能性もある
- 重要経済指標:米CPI
売り手の注目
- 11/6大統領選下降波の半値付近まで戻した
- 下向きの日足SMA21
買い手の注目
- 11月陰線の長い下ヒゲ(+日足下降チャネル安値の強反発)
- ユーロドルの2023年安値サポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 11/6大統領選高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 11月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6米大統領選下降波を先週高値で戻り売り、ただし、11月安値上昇トレンドに注意!
4時間足ブルの視点
日足下降チャネル安値サポートが背景。①11月安値上昇トレンドを押し目買い②11/6米大統領選下降波の先週高値戻り目崩れでロング。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
大統領選下降波の戻り目形成を待つ
今週の攻略ポイントは、先週高値に11/6大統領選下降波の戻り目形成を待つこと。
テクニカル的に、1時間足SMA21が横ばいで、波が移動平均線を跨いでいたら、1時間足レベルのレンジを示唆している。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
12/12木曜
- NY時間、24時陰線が戻りネック+1時間足上昇チャネル安値をブレイク、戻りネックで赤1ショート。
- 翌日のロンドン時間、先週安値の到達でアウト。
今週の深堀り
来週の”中銀イベント”で今年の相場はフィナーレとなりそうですが、”週ナビ”は今週の配信を年内最後と致します。
今年も一年間、お付き合いいただき、誠にありがとうございました。
今回は、2024年のドル円相場を振り返って総括します。
1.2024年ドル円の背景
フェーズ1:1月~6月の上昇局面
1. 米国経済の強さ
2024年に入っても、米国経済は依然として堅調で、特に雇用統計やGDP成長率が市場予想を上回ったことで、ドルが買われました。
2. FRBの金融政策と日米金利差
FRBは引き続き高金利政策を維持し、金利差が拡大しているため、米ドルが魅力的な通貨として買われました。
一方で、日本銀行は引き続き、超低金利政策を維持したため、日米間の金利差が大きいことで、ドルが買われました。
3. リスク回避のドル買い
世界的な地政学的リスクや経済不安定要因が高まる中、ドルは安全資産としての需要を集めました。このため、リスク回避の動きが強まると、ドルが買われました。
フェーズ2:7月~9月の下降局面
1.米国インフレ指標の低下
7月11日に発表された6月の米国消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、インフレ圧力の低下が確認され、これにより、年内の利下げ観測が高まり、ドルが売られました。
2.日本銀行による円買い介入
同時期に、日銀が円買い介入を実施したと見られ、円の価値が上昇しました。これにより、さらに円高方向へ動きました。
3.投機的な円売りポジションの解消
これまで積み上がっていた投機的な円売りポジションが、これらの要因を受けて一斉に解消され、大規模な円買い戻しが発生しました。
フェーズ3:9月~11月の上昇局面
1.米国経済指標の好調
10月初旬に発表された雇用統計や消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、米経済の堅調さが確認されました。
2.米国の長期金利上昇
米国の10年債利回り(長期金利)の上昇により、ドルの魅力が強くなり買われました。
3.トランプ氏再選への市場期待(トランプ・トレード)
10月の時点で、トランプ氏が大統領選挙でリードしているとの報道が続いていました。トランプ氏の経済政策(減税、インフラ投資、規制緩和など)が、市場全体を活性化するとの期待感から、ドルが買われました。
フェーズ4:11月の下落
1. トランプ・トレードの反動
トランプ氏再選を受けて、積み上がっていたドル買い・円売りのポジションが解消され、大規模なドル売り・円買いが発生しました。
2.米国の長期金利反落
上昇を続けた米国の10年債利回り(長期金利)が反落、ドル売りと連動しました。
2.2024年の予想と結果
2024年ファンダメンタルズ予想
2024年は、米国の景気減速(経済指標の悪化)や利下げ(早くても3月以降)が主な要因となり、円高・ドル安が進む。日米の政策金利差が5%以上あるので、当面のドル円は、ドル買い円売りで、140円から150円のレンジで推移した後、米国景気の減速感が出てくれば円高に傾く。
米国経済は全体として堅調に推移しました。
第3四半期(7~9月期)の実質GDP成長率は前期比年率2.8%を記録。
雇用市場も安定しており、9月の雇用者数は市場予想を上回る増加を見せました。
さらに、コア小売売上高は5か月連続で増加しており、個人消費の堅調さを裏付けています。
また、早ければ3月と思われていた米国の利下げは、9月に実施されましたが、すでに情報が市場に織り込まれていたため、円高・ドル安のターニング・ポイントとはなりませんでした。
結論からいうと、数ヶ月先や年単位のファンダメンタルズ予想は、トレードには使えない全く意味のないものとなりました。
2024年テクニカル予想
現在、昨年のトレンド・ラインを割っているが、2023年陽線の半値押し目140.00でサポートされ上値を試している。
今年の前半は、2023年陽線の押し目買いを狙いますが、ファンダメンタル的にみれば、高値更新を期待できません。
今年の前半に上値を試して、もし、3月にFRBの利下げが行われれば、そこが、円安から円高へのターニング・ポイントとみて売ります。
2024年の予想レンジ
上段(上) 160.00 中段 2023年高値と2023年7月安値 下段(下) 2023年安値(=ダブル・トップ完成)
2023年高値と3月の利下げのコンボで、円安から円高へ転換する期待感が強すぎました。
ただ、2023年陽線の140円押し目買いは意識でき、2023年7月安値のサポートも守られました。
”週ナビ”では、一週間のトレーディング・レンジを決めて、トレードの基準としてますが、月や年のトレーディング・レンジの設定も有効ですね。
それと、7月に米CPI結果や日銀の円買い介入を受けて急落しましたが、前回安値の140円のラウンドナンバーでしっかり止まりました。
やはり、140.00・150.00・160.00などのトリプル・オーのラウンドナンバーは、よく機能することがわかりました。
3.総括
ボクはチャートに描かれた”事実”から、トレーダーの心理を読み解くことを得意として、「通貨ではなく、人をトレードする」ことを意識しています。
つまり、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析というよりも、それらの分析で投資行動を決めたトレーダーの心理を判断材料にしています。
トレードの時間軸が、週トレやデイトレなので、数ヶ月や数年先のことを知る必要はなく、数時間から数週間程の動きを、仮説化できればいいんです。
長期のファンダメンタルズ | 短期のファンダメンタルズ |
数ヶ月から数年規模で影響を与える要因 | 数時間から数週間規模で影響を与える要因 |
経済成長率 GDP(国内総生産)の推移や予測・長期的な経済の強さ |
経済指標の発表 米国雇用統計・インフレ率(CPI)・小売売上高など |
中央銀行の政策スタンス 金融緩和や利上げの長期的な方向性 |
中央銀行の会合 FOMCや日銀金融政策決定会合の声明や政策変更(利上げ・利下げ) |
金利差 各国の政策金利や長期金利の比較 |
短期的な市場心理 リスクオン・リスクオフの動き |
財政政策 政府の支出計画や債務状況 |
政治的イベント 選挙結果や突然の政策発表・トランプ砲 |
人口動態や構造的要因 労働人口の変化・貿易構造の変化 |
ニュースや突発的要因 自然災害・テロ・ウイルスの流行など |
地政学的リスク 戦争や国際紛争 |
流動性の変化 月末・年末・四半期末のポジション調整 |
ファンダメンタルズは長期と短期に分けることができますが、ボクはそれぞれについて、次のようなマインドセットを持っています。
長期「相場は先を見越して動く」
これは長期のマインドセットで、相場は常に未来を織り込むため、実際に”事実”となる前に、その情報を予測して動きます。
そのため、ファンダメンタルズの予想が実際に発表される時には、すでに価格が織り込んでいる場合が多く、トレードのタイミングを逃すことになります。
例えば、早ければ3月と思われた、米国の利下げの時期が後にずれるほど、利下げを織り込んだ動きとなります。
また、10月のドル円上昇に象徴される”トランプ・トレード”も、トランプ氏再選の噂でドルが買われ、再選の”事実”で利益確定の売りが入り始めました。
短期「相場はファンダで動いてテクニカルで止まる」
こちらは短期のマインドセットで、フェーズ2の7月陰線ですが、この急落は3連コンボ(=6月の米国消費者物価指数(CPI)+日本銀行による円買い介入+積み上がっていた円売りポジション解消)によるものですが、140円のトリプルオー(ラウンドナンバー)で、きっちり止まっています。
このように、経済指標や突発的なニュースといった、短期のファンダメンタルズで大きく動いても、テクニカルの重要な節目では止まります。
まとめ
長期のファンダメンタルズで、大きな方向性を理解しながら、短期のファンダメンタルズで、日々の値動きを理解する。
デイトレや週トレなら、長期のファンダメンタルズの重要度は、そこまで大きくないと感じます。勉強不足で、わからないことも多いですが、短期トレードに支障はありません。
むしろ、「わからないことを、わかったつもりにならない」ことのほうが大切だと思います。
来年も、すべてを包括する”チャート”に集中したいと思います。
来週の相場観
ドル円
概要
- 150円サポート帯の押し目買いVS先11月高値下降波の戻り売り
- 前回高値(=11月高値)への上値試しで上昇中
- 先週の上昇で日足上昇チャネルに復帰。
- 重要経済指標:FOMC・日銀金融政策決定会合
売り手の注目
- 11月陰線の長い上ヒゲ
- 11月高値下降波の61.8%ポイントに到達
- 11/6大統領選安値の下方ブレイク
買い手の注目
- 150円周辺サポート+日足上昇チャネル安値のサポート
- 100日線の反発
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 11月高値 |
中段 | 155.00と152.00 |
下段㊦ | 150.00 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6大統領選安値割れが背景①11月高値下降波の戻り売り②11月高値の2番天井からショート検討
4時間足ブルの視点
150.00サポート帯が背景①12月安値上昇トレンドを11月高値の2番天井へフォロー
ユーロドル
概要
- 2023年高安のレンジ相場
- 11月陰線が2023年安値で強反発
- 11/6大統領選下降波の戻り売りVS2023年安値のサポート
- 4週前陰線がハラミ足+4本
売り手の注目
- 11/6米大統領選下降波の半値戻し
- 日足下降チャネル高値のレジスタンス
買い手の注目
- 11月陰線の長い下ヒゲ
- 2023年安値のサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 11/6大統領選高値 |
中段 | 4週前高値と2023年安値 |
下段㊦ | 11月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6米大統領選下降波が背景①2023年安値のサポート崩れで11月安値へショート②4週前高値への上値試しからショート検討
4時間足ブルの視点
2023年安値のサポートが背景①2023年安値のサポートで日足下降チャネル高値抜き期待ロング②11月への下値試しがあればロング
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
記事へのレビューやご意見はコメント欄をご利用ください。コメントを「読者さまの声」としてブログや動画に掲載させていただくことがございます。
◆著作権について◆
当サイトは無料でご覧頂けますが、著作権は放棄しておりません。動画等のコンテンツを営利目的でお使い頂くことはできません。
詳細はご利用についてをご覧ください。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (7)
一週間お疲れさまでした。
今週のユロドルは、先週安値まで狙って火曜にショートを仕掛けました。ストレートには下がらないだろうと考えつつ含み損も被ることはなかったのですが、さすがに金曜までポジションをホールドすることはできませんでした。
『上がっているから買う』は相場の世界では乗り遅れている場合が多々あり、むしろ『下がったから買うタイミングを計る』ことが往々にして良い結果につながるのかもしれません。ただし、値ごろ感での逆張りは論外です。
今年は、ブログに初めてコメントさせていただきました。勝手ながら迷晴れさんに親近感を持てた気がしています。トレーダーとしてはまだまだこれからの不束者ですが、来年もよろしくお願いいたします。
最近よくコントいただき、とても嬉しく思っています。こうしてトレードのアイデアを共有いただけることに感謝です。来年もぜひよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!
今年一年ご教授頂き有難うございまた。今年最後の週間チャートなびの深掘りではファンダの活用法についてでしたが、最終的には全ての事象を折り込むチャートで判断するとまとめられましたが正にそこに尽きると思いました。噂で買って事実で売れという相場の格言もあるように、相場は常に思惑で動くようです。そしてその思惑が大きいほど大きなトレンドに繋がるようです。今月に入ってから自分はちょっと苦戦してるのですが、その背景にはボラはあってもなかなか大きいトレンドには繋がらず方向感が掴みずらい地合だからだと思います。相場参加者も少なく来年の方向性もまだ見えてないので、市場参加者の心理もバラバラで一つになってないように思います。自分としてもここで焦る必要はなく必ず大きいトレンドはくるのでじっくりチャンスを待ちたいと思います。この時期になるとストラテジストの方々が来年の展望を出してきますけど、彼等はそれが仕事なので予想せざるを得ないのでしょうけど自分はほとんど参考にしてません。直近のファンダに関しても殆ど後付け状態なのですが、デイトレやスキャルの場合は常に事実が出てから対応するしかできず、事前にファンダから分析してシナリオを立てることは難しいです。自分もファンダが全く必要ないとは思いませんが、あくまでチャート分析を主体にしてファンダはその補足として見ながらトレードしたいと思います。自分は今年一年膠着状態で後半にきてから少しずつ上向きになりつつありますので、来年は年間通して安定して実績が出せるようにしたいと思いますので来年も宜しくお願いします。
おっしゃるとおり、最終的には自分のチャート分析に基づいた判断が最も重要ですよね。ファンダメンタルズはあくまで補足的な情報として扱い、デイトレやスキャルピングでは「事実が出てから対応する」という姿勢は非常に合理的だと思います。
今年後半から上向きになってきているとのこと、トレードスキルが着実に成長している証だと感じます。来年も安定して実績を積み重ねられるよう、お互いに頑張りましょう。最後に、今年一年、コメントを共有していただき、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!
お疲れ様です!今週は、ドル円は月曜日のエントリーは先生と同じところから入れました!でも、152.00まで行くとは思い
つつ、151.00あたりでいったん利確してしまいました。分割決済すればよかったです。それでその後、火曜日も同じあたり
で入って、木曜日は私もドル円はノートレできましたー!!そして、金曜日も高値抜け、四時間足始まりあたりから入れま
した^^
それで最後の利確も夜中にトイレに起きてうまい具合に利確できました!五時くらいに目覚ましして利確しようかと思って
セットしてたのですが(笑)
今週のドル円は、わりと上手にできたと思います。分割決済だけ、しっかりやっていきたいです。
ユーロドルが、ちょっとわからなくて、またちょんぼしてしまって、少し損切出してしまいました。どうすればよかったん
だろうと思っていたのですが、先生の解説を見て、とても納得できました。ポンドドルは全くトレードしなかったけど、チ
ャンスあったんだと思いました。ユーロドルは、もう今週はスルーで良かったですね。maをまたぐ、ということがどういう
ことか。これが今週はとても勉強になりました。来年は、この学びをさらに活用して、良いトレードができるようにしたい
です。
来週はフィナーレの週なので、来週はしっかり今年の集大成ということで、しっかりやって、今年のトレードを終えたいと
思います。
年末年始は、またフォレックステスターでさらに練習して、トレードの感覚を忘れないように、復習します。
一年一年、少しずつですがしっかり身についてきたなと思います。本当にいつも感謝しております。ありがとうございま
す。来年には迷はれボックスに投稿したいと思います。またどうぞよろしくお願いいたします。
字がくっついて読みにくいかと改行して入力したら、なんか読みにくい感じになってしまいすみません(-_-;)
お疲れさまでした!今週のトレード、ドル円でしっかりとエントリーポイントを捉え、利確のタイミングも完璧です。分割決済を次の課題とすれば、さらに精度が上がりそうですね。
なるるんさんは、波に乗れる力量をお持ちなので、今後は”波のMA跨ぎ”なども参考に、見送るべき相場の理解を深めていけたら、さらに良くなると思います。
今年一年、たくさんコメントをいただきありがとうございました。来年も共に成長しながら、さらに良いトレードを目指しましょう!良いお年をお迎えください!