22Apr
週刊チャートナビ430回(2023.04.17~2023.04.21)は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの”ドルストレート通貨”の一週間を振り返るチャート考察です。
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ドル円
今週の見通し
概要
128.0(=22年陽線押し目買い)と12/20日銀高値のレンジ相場。
売り手の注目
12/20日銀会合高値+200日MAレジスタンス。
買い手の注目
22年陽線押し目買い(128.0)背景、一番底から二番底への安値切上げ。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 137.0ネック抜きの高値 |
TR中段 | 134.0と132.0(≒先週高安) |
TR下段㊦ | 3月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①下降フラッグ狙い、134.0レジスタンスで132.0抜きショート。②135.0を試せば、134.0への下押しショート。
4時間足ブルの視点
①二番底ブロックからの上放れ狙い、134.0ブレイクで、137.0目安に押し目買い。②132.0サポートで134.0へロング。
今週の値動き
月曜陽線が134.0をブレイク、火曜陰線が押し目になり、水曜陽線で買われたが、135.0で頭を押さえられ、木曜・金曜は押し目を探る動きになった。
来週は、134.0更新を「二番底確定」と見みるブル派のトレンド・フォローと、4時間足レベルの「下降フラッグ」を狙うベア派の戦いとなる。
今週の攻略ポイント
134.0ブレイクは二番底確定シグナル。
134.0の更新を「二番底確定シグナル」としたが、135.0+4時間チャネルの反発が強く、一旦、下値を試す流れになりました。
134.0の日足更新を根拠にした水曜の押し目買いは良いとして、その後、135.0で頭を押さえられてからの対応で、損失を出された方もいるのではないでしょうか。
買い手はブル・トレンドの押し目買いで12/20日銀会合高値を狙い、売り手は下降フラッグ完成を狙っている。
つまり、木曜日以降、134.0から135.0間は、売りと買いが混在しやすくリスク高めです。
毎日の攻略ポイント
1.134.0更新を日足確定で判断。
2.134.0レジサポ転換狙い。
3.調整波は捨てる。
04/17月曜
134.0を上抜くと二番底ブロックが完成する。
ベアの視点:134.0Wトップを待ってショート。
ブルの視点:金曜陽線を134.0へ押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、134.0周辺の動きを様子見。
- NY時間、134.0を上抜き始めたが、ダマシを疑いノートレード。
134.0更新を日足確定で判断。
134.0更新は二番底ブロック確定の重要なシグナルとみていたので、「ダマシ」のリスクを避けるため、日足の確定を待つことにした。
04/18火曜
前日陽線終値が134.0をブレイク。
ベアの視点:135.0Wトップでショート検討。
ブルの視点:134.0への下押しから135.0へロング。
- 東京・ロンドン時間、134.0への下値試し待ち。
- NY時間、134.0押し目待ちでノートレード。
134.0更新を日足確定で判断。
月曜陽線の134.0ブレイクから、火曜は押し目待ち。135.0まで買われてしまったら諦める。
04/19水曜
前日陰線終値は134.0でサポート。前日陰線が押し目足になるか注視。
ベアの視点:134.0サポート崩れで133.0へショート。
ブルの視点:134.0サポートで135.0へロング。
- 東京時間、134.0レジサポ転換で青1ロング
- ロンドン時間、135.0の強反発でアウト。
- NY時間、急落後に押し目をつくるも、135.0の強反発を見て、黄1ロングは見送り。
134.0レジサポ転換狙い。
火曜の押し目確認後の水曜ロングは今週一番の買い場でした。
04/20木曜
134.0押し目買いで135.0まで買われた。
ベアの視点:135.0二番天井を待ってショート。
ブルの視点:135.0二番天井へ押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、押し目待ち。
- NY時間、134.3押し目候補を急落で割ってしまいノートレード。
調整波は捨てる。
135.0Wトップを見ると売りたくなるが、134.0を更新させたブル・トレンドの「推進波」ではないのでスルー。
04/21金曜 日本CPI
134.0高値を更新したが、135.0で頭を押さえられてる。
ベアの視点:三尊肩ライン形成があれば134.0抜きショート。
ブルの視点:三尊肩ライン崩れで135.0抜きロング。
- 東京時間、134.0を4時間陰線が割る。
- ロンドン時間、134.0レジスタンスからの黄1戻り売りは、ブル・トレンドの押し目買いリスクから見送り。
- NY時間、米PMI速報値で急騰。
調整波は捨てる
135.0起点の下降波がブル・トレンドの調整波だと気づかず、134.0サポレジ転換というカタチだけを見て黄1で戻り売りすれば、米PMI速報値で担がれることになる。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 先週陽線終値は1.10でレジスタンス(ブルトラップの疑い)
- 重要経済指標:水曜 欧州消費者物価指数HICP
売り手の注目
1.10スーパーキリ番のレジスタンス。
買い手の注目
- ブル・トレンドが継続中。
- 日足チャネル安値+100日MAの下支え。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 22年3月30日戻り高値 |
TR中段 | 先週高値と3月CPI安値 |
TR下段㊦ | 先週安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①ブルトラップ狙い、1.10レジスタンス、または、先週高値への上値試しから、3月CPI安値へショート。②3月CPI安値の押し目崩れで先週安値へショート。
4時間足ブルの視点
①3月CPI安値目安で先週陽線を押し目買い。②先週安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
月曜陰線のハラミ足が続いた。この持ち合いは、1.10レジスタンスとブル・トレンド押し目買いによるもの。
今週の攻略ポイント
1.10ダマシの判断。
先週陽線上髭は1.10の強さを示唆するが、相対するブル・トレンドの押し目買い組は、3月CPI安値を割るまで諦めない。そう仮定すると、先週の1.10ブレイクが「ダマシ」になるか否かは、今週の「持ち合い」に決着がつくまでわかりません。今週の相場は、月曜ハラミ足に、いち早く気づけ、ムダなエントリーを防ぐことが攻略ポイントでした。
毎日の攻略ポイント
1.3月CPI安値は分水嶺。
2.持ち合いの察知。
3.持合いは様子見。
04/17月曜
1.10を抜けたがブル・トラップの疑いがある。
ベアの視点:①金曜安値押し目崩れで、3月CPI安値へショート。②先週高値を試せばショート検討。
ブルの視点:金曜安値に押し目形成を待ってロング検討。
- ロンドン時間、黄1戻り売りは逆三尊を疑って見送り。
- NY時間、逆三尊崩れ狙い、1時間MA21の2回目の反発で赤1ショート、3月CPI安値でアウト。
3月CPI安値は分水嶺。
3月CPI安値を割れば、ブル派が押し目買いを諦めるので、1.10オーバーシュートが「ダマシ」として認知されやすくなる。裏を返せば、3月CPI安値までは、先週足上髭の影響で売られやすい。
04/18火曜
- 金曜安値の押し目崩れで3月CPI安値まで下落、前日陰線終値はCPI安値でサポート。
- 1.10オーバーシュ-トを疑うが、今週足確定までわからない。高安を切上げ中なので、日足MA21+4時間チャネルラインのサポートに警戒。
ベアの視点:①3月CPI安値サポート崩れで先週安値へショート(日足MA21サポートに注意)②前日陰線を大きく戻せば戻り売り。
ブルの視点:①3月CPI安値Wボトムで押し目買い検討②日足MA21付近Wボトムで押し目買い検討。
- 東京時間、1時間+15分MA21反発、4時間MA21との乖離を狙って、青1戻りをロング。
- ロンドン時間、前日の急落高値到達、4時間足クローズでアウト。
3月CPI安値は分水嶺。
3月CPI安値を割るとベア派優勢となるが、1.10と持ち合って、4時間チャネルライン+日足MA21とのランデブーも考えられる。
04/19水曜 欧州消費者物価指数HICP
- 3月CPI安値から月曜の急落高値へ大きく戻した。
- 1.10オーバーシュ-トを疑うが、高安切上げ中なので、今週足確定までわからない。
ベアの視点:月曜陰線を3月CPI安値へ戻り売り。
ブルの視点:①月曜急落高値の戻り目崩れで1.10抜きロング。②3月CPI安値Wボトムで押し目買い。
月曜急落高値と3月CPI安値の持ち合いとみてノートレード。
持合いの察知。
月曜陰線が火曜陽線を孕んだことで、1.10レジスタンスと3月CPI安値(押し目候補)との持ち合いを察知できる。
04/20木曜
1.10レジスタンスとブル・トレンドの攻防、月曜急落高値と3月CPI安値の持ち合いで方向感なし。
ベアの視点:月曜急落高値付近に二番天井形成を待って、3月CPI安値抜きショート。
ブルの視点:①月曜急落高値の天井崩れで1.10抜きロング。②3月CPI安値付近サポートでロング検討。
月曜急落高値と3月CPI安値の持ち合いとみてノートレード。
持合いは様子見。
月曜陰線のハラミ足内を売るなら二番天井形成後、買うなら3月CPI安値と4時間チャネルライン(+日足MA21)とのランデブー。
04/21金曜
1.10とブル・トレンドの攻防が続き、月曜急落高値と3月CPI安値で持ち合い。
ベアの視点:月曜急落高値付近に二番天井形成後、3月CPI安値抜きショート。
ブルの視点:①月曜急落高値の天井崩れで1.10抜きロング。②3月CPI安値+日足MA21+4時間チャネルラインのサポートでロング。
- 東京時間、持ち合い内二番天井ネック割れで赤1ショート。
- ロンドン時間、安値更新ならず損切り。
- NY時間、持ち合い継続でノートレード。
持合いは様子見。
二番天井ネック割れで下方ブレイクを狙ってショートしたが損切りになった。持ち合いは継続中。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
22年陰線の戻り売り候補で1月陽線が2月+3月足を孕んでいて、4月足は1月高値付近で日和ってる。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 先週足は同時線、1月高値で日和ってる。
- 1月高値と日足チャネル安値の三角持ち合い、値幅もないのでブレイク待ち。
売り手の注目
- 1月高値は22年陰線の戻り目候補。
- 月足MA21の押さえ。
買い手の注目
- ブル・トレンドの継続。
- 日足チャネル安値のサポート。
- 200日+100日MAの下支え。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.260(22年6月高値) |
TR中段 | 先週同時線高安(安値=ネックライン) |
TR下段㊦ | 2/14高値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1月高値レジスタンス基準。①先週高値から1月高値への高値切下げ×日足チャネル安値割れで、先週安値ネック抜きの1波をショート。②先週安値を割れば下降3波戻り売り検討。
4時間足ブルの視点
ブル・トレンド基準。①日足チャネル安値サポート×1月高値ブレイクで先週高値へロング。②2/14高値まで売られれば、先週安値への上値試しロング。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
三角持ち合い(1月高値と日足チャネル安値)を金曜日に下方ブレイクしたが、先週安値に届かず全戻しされた。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1月高値と日足チャネル安値の三角持ち合いに注目。
1月高値と日足チャネル安値の「三角持ち合い」を注視した。三角持ち合いは時間が経つほど先細りして、トレードに適さなくなる。その場合は、持ち合い放れにつくのが鉄則。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
三角持ち合いの察知
週明けから「三角持ち合い(1月高値と日足チャネル安値)」を注視。
火曜ロングは1時間と4時間MA21の乖離幅を狙ったもの。これ以降は先細るのでノートレード。
水曜は「英3月CPI」の影響で上下抜けているが無効とした。
持合い放れにつけ。
金曜は「三角持ち合い」の下方ブレイクを狙って、赤1クラスター抜けでショートしたが、先週安値には届かなかった。
今週の深堀り
トレード手法やチャート・パターンなんかより大事なこと。
それは「相場の地形」がわかること。
相場の地形がわかれば、手法やチャート・パターンといった「カタチ」のみに頼るよりも「ダブらず、もらさず、迷いなく」といった精度が爆上げします。
チャートは地形図。
ボクは趣味で山や森歩きをしますが、YAMAPなどの地図アプリが使えないリスクを考え、紙の地図とコンパスも携帯してます。
ただ、実際は、道に迷ってから地図を広げても「現在地」がわからなければ、進むべき方向なんてわかりません。
相場も迷ってからでは遅いんです。
だから、常に「現在値」が、どういう場所なのかを把握しておく必要があります。
山の地形は「等高線」を見れば、尾根や谷、傾斜の緩急、平坦地がわかります。
チャートは「相場の地形図」そのもの。
相場の地形は「波と節」を見れば、尾根や谷、傾斜の緩急、平坦地がわかります。
相場は富士山のような独立峰ではなく、北アルプスのような連峰で、深く入り組んでいます。
ちなみに、北アルプスの最深部、最後の秘境と呼ばれる「雲の平」に辿り着くには5日間もかかるそうです。
穂高岳や立山、白馬岳といった3000m級の高山が連なるなかに、複数の尾根や谷が混在しています。
これは、相場の長期・中期・短期足の成り立ちとよく似ています。
今、谷にいるとしても、そこは、次の尾根の起点で、さらに、3000m級の主峰への道のり始まりかもしれません。
FXを始めたばかりの人は、アルプスの山中に、いきなり放り出されるようなもので、そもそも、遭難してます。
そんな状態で無暗に行動したら、ムダに体力(お金)を奪われるのは必然なのです。
初心者だからといって、高尾山から始めればいい、というわけにはいきません。
「今は稜線に出たから、暫く緩い平坦地(持ち合い)が続きそう」
チャートを見て、現在値の地形に気づければ、ムダな体力(お金)を使わなくて済みます。
ところが、現在値が稜線に出てることに気づけないから、微細な動きに反応してロングしたり、とても小さなWトップでショートして、延々と捕まり続け、根負けして損切りになるわけです。
手法やチャート・パターンは、カタチとして覚えることができて便利ですが、それを使うに適さない地形も多々あるし、何より、相場の地形はひとつとして同じものはありません。
勿論、手法にフィルターをかけることはできますが、限度があるでしょう。
相場は複層構造。
さて、相場では「節目」が意識されるので、一段づつ、上に上がったり、下に下がったりする「複層構造」になってます。
相場の節目は、いってみれば、地形図の「等高線」みたいなものです。
節目同士の間隔が狭ければ、頭と尻尾がくっついて「レンジ相場」になります。
また、節目同士の間隔が広ければ、頭と尻尾が離れて「トレンド相場」になりますが、本質的には節目を介して、一段づつ上がったり下がったりしてます。
トレンド中は、注文に偏りがあるため、斜めに一段づつ上がったり、下がったりします。これは、傾きを持ったレンジ相場にも見えます。
相場の節目はレジスタンスとサポートと呼ばれていて、「レジサポ転換」とは、レジスタンスされていたレートを上抜くと、次はサポートとして機能しやすいもので、この現象が相場の複層構造をつくっています。
最強の節目、ダブル・オー。
どこに節目ができやすいのかを、一言でお伝えするなら「誰もが注目するレート」となります。
つまり、水平線、チャネルライン、トレンドライン、キリ番、移動平均線、それにフィボナッチといった、ごく一般的なツールを使った分析から見出されるものです。
ラインの引き方も慣れてくれば、上手くなりますが、FX初心者には敷居が高いでしょう。
そこで、おすすめしたいのは、
1時間足で「ダブル・オー」にラインを引くことです。
ダブル・オーとは、ドル円なら135.00とか、ユーロドルなら1.1100とか、100ピプス刻みのキリ番のこと。
今週は、135.00と134.00で持ち合いました。
この原因は、135.00(ダブル・オー)が12/20高値起点の下降波戻り目候補であり、これと、オレンジのブル・トレンド押し目買いと衝突したからです。
オレンジ波のサイズ感なら、135.00(ダブル・オー)で一旦、頭を押さえられそうでしたが、事実として、マーケットが135.00(ダブル・オー)に注目したからです。
水曜、135.00(ダブル・オー)の強反発を見て、134.00(ダブル・オー)との持ち合いをイメージできれば、自滅的なエントリーを避けられます。
木曜、135.00(ダブル・オー)付近で売らなかったのは、134.00(ダブル・オー)更新を根拠にブル派がいつ押し目買いしてくるか、わからなかったからです。
3月CPI安値と1.1000(トリプル・オー)の持ち合いました。
この原因は、1.1000(トリプル・オー)レジスタンスとブル・トレンド押し目買いの衝突ですが、この持ち合いは、月曜陰線に火曜陽線が孕まれた時点で予測可能です。
次にブル派が買いを仕掛けるなら、4時間チャネル安値+日足MA21とのランデブー、ベア派は1.1000(トリプル・オー)を背中に、押し目の失敗を待つだろうと推測できます。
さて最後に、ダブル・オー×チャート・パターンの組み合わせを手法化できないか?
ダブル・オーは主観が入らないので、誰でも間違えないラインが引けるのがミソです。
1時間足の上位足である、日足や4時間足トレンドや移動平均線などでフィルターをかければ、おそらく、手法として成立するでしょう。
こういう、単純な手法を磨き上げながら、相場の構造やトレードを学ぶほうが、断片的な情報を漁りまくるよりも、遥かに得られるものが大きいです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 128.00(=22年陽線押し目買い)と12/20日銀高値のレンジ相場、週足レベルのWボトムを形成中。
- 3月陰線の戻り目(=135.00)と4時間チャネル内ブル・トレンドの攻防。
- 週足レベルWボトムの二番底ネックライン(=134.00)を更新。
- 重要経済指標他:米四半期GDP/日銀金融政策会合&植田総裁発言/4月末リバランス
売り手の注目
- 12/20日銀会合高値+200日MAレジスタンス。
- 3月陰線の戻り目(=135.00)+4時間チャネル高値レジスタンス
買い手の注目
- 128.0週足Wボトムの二番底ネックライン(=134.00)を更新。
- 日足MA21+100日MAサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 137.00(ネック抜き高値) |
中段 | 先週高安(高値側135.00) |
下段㊦ | 132.00(押し安値) |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
3月陰線の戻り売り背景。①135.00Wトップ、または、高値切下げで先週安値抜きショート。②4時間チャネル内、ブル・トレンドの押し目(≒先週安値)崩れで132.00へショート。
4時間足ブルの視点
128.0週足Wボトム二番底ネック(=134.0)抜け根拠。①4時間チャネル内、ブル・トレンドを137.00へ押し目買い。②132.00付近サポートで押し目買い検討。
ユーロドル
概要
- 22年陰線の戻り目1.1000に二番天井を形成中、4月陽線終値が1.1000を更新できるか注視!
- 1.1000二週連続レジスタンスと4時間チャネル内ブル・トレンドの攻防。
- 2週前陽線ハラミ足+1(先週高安で持ち合い中)
- 重要経済指標他:米四半期GDP/4月末リバランス
売り手の注目
1.1000スーパーキリ番のレジスタンス。
買い手の注目
- 日足チャネル内+4時間チャネル内でブル・トレンド発生中。
- 先週足の押し目期待(先週足の長い下髭が起因)
- 4時間チャネル安値サポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2週前はらみ高値 |
中段 | 先週高安(2週前ハラミ足内持ち合い) |
下段㊦ | 2週前はらみ安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.1000レジスタンス背景。①先週足押し目崩れで先週安値抜きショート。②2週前高値付近まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点
日足チャネル内ブル・トレンド背景。①2週前安値から先週安値への安値切上げ(1.1000ブレイク)で2週前高値へロング。②4時間チャネル安値サポートでロング。③2週前安値付近まで売られればロング検討。
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コメント (15)
引用
ユーロドル
【3月CPI安値は分水嶺。
3月CPI安値を割れば、ブル派が押し目買いを諦めるので、1.10オーバーシュートが「ダマシ」として認知されやすくなる。裏を返せば、3月CPI安値までは、先週足上髭の影響で売られやすい。】
すみません、ここのご説明が今ひとつ腹落ちしません。。
3月CPI安値までは買い手があまり入ってこないので、そこまでの下落を先週上髭を材料の一つとして狙えるぐらいのニュアンスでしょうか?
どうも読解力が乏しくて申し訳ありません。
おつかれさまです。
17日の押し目が崩れると、3月CPI安値までは足場もなく、フリーフォール状態。加えて、先週上髭も、この下落の材料になります。
裏を返せば、という表現が紛らわしかったようで、すいません。
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今日は早朝出発で家内と二人カキ小屋に行ってきたので、昨日早めに寝た関係でコメントが遅れました。
シーズン終わりの岩ガキを沢山焼いてたらふく食った帰り道は案の定の大渋滞。
ああ、こんな時にドローンを飛ばして先が見えたらなあ・・って思いますよね。
フロントシールドを通して見える範囲でウダウダ考えても意味がないのは明らか
VICSを拾ったカーナビは見れますがそれでも分からないものは分からない。
ましてバックミラーを見て何が分かるのかと。
なんかトレードと似てるなって。
そう。
先が見えないなら、ドローンを飛ばせば良いんです。
今週私はGBPUSDを下がったら買う、の繰り返しでした。
欧州初動で下がる、買う、上限で利確する、の繰り返し。売り方向で参加したのは1回だけ。
逆方向ってタイミングがシビアだから嫌いなのであまりやりたくありません。
利益のためにはしょうがないと思って仕方なく。
証拠金ベースの週利としては並、でも損にはなりませんでした。
リアルタイムの地図を見るためにはドローンが要る。じゃあそれは何かといえば・・
うん。まあ。それを見つけましょう。
おつかれさまです。
今週のGBPUSDは持ち合いでしたが流石です!
でも、mr03911gt1さんの8Kドローンなら余裕かも。
レンジとわかるなら上限で売る、下限で買うのが定石。
しかし、わかるとできるの間には技術の壁がある。
ドル円は日銀の国債空売り規制でどうなりますかね・・
よく知りませんが、これって、海外の空売り勢への対抗措置ですよね。
そこまで為替相場に影響があるのでしょうか?
10年債の利回りがピッタリ0.5で制御され、現状ではほんの少しの上げ幅の余地を残すことは本当に興味深い。
この中で海外勢が日本株を買い、平均指数29000までを目指している。
やはり先進国はインフレ蔓延をやめられないと見てとる。
銀行破綻の問題は落ち着いたという雰囲気だが、収まったかと思えばまた債務上限問題も振ってかかる。
やっぱり大きなドルショートが入るとすれば5月かなぁ。連休明けのドル円レートは注目ですね。
商い薄い状態を狙って…いつものパターンかな。
あれ植田さんの布石だと思うのです。
今後2.3年かけて進行するシナリオの最初の布石。
後で振り返ってみた時に
ああ、あそこから始まってたね、っていう奴ですね。。
今週もありがとうございました。
今週は前半は利益が出ていたんですが後半で何度もやらかしてしまいました。自分本位な相場の見方になってしまい、ブル派ベア派の戦いを客観的な目線で見えていなくなっている時に負けが続いてしまうように思います。
自分がブル派ベア派に所属してしまうとどうしてもバイアスがかかってしまうので、戦いを客観的に観察する目が必要だと思いました。
正直別にどっちが勝とうが負けようがどうでもいいし有利な方について行くだけなんですよね。どちらかの味方ではなく今日はブル派明日はベア派と、その時その時で長い物には巻かれろの精神でずる賢くいけばいいのかなと。その為には環境認識で相場を読み解く力が大切ですね。
地図ではなく地形図ということは相場は平面ではなく立体ということですよね。そう考えるとここのレジサポは3000m級の山脈だから簡単には越えられないよなぁとか、越えるにしても時間がかかるし越えられず諦めるにも時間がかかるよなぁなんてイメージしていました。
週ナビでドル円水曜日のロングも火曜日ロングではなくてなぜ水曜日まで待たれたのか分からなかったのですが、YouTubeのコメントを見ていて謎が解けました。
大きな節目だから日足でのブレイク、サポート両方確認してからのエントリーだったんですね。実際そういう見方をしていた人が多かったから水曜日に上昇していったということですかね。
相場参加者の考えや心理をイメージする力が何よりも大切だと感じました。
週ナビ今回もありがとうございました。
先週は前半少し利益が出ていたのですが後半に何度もやらかしてしまいました。相場の見方が自分本位になってしまいブル派ベア派の戦いを客観的に見えてない時に負けが続いてしまっています。
自分がブル派ベア派のどちらかに所属してしまうとどうしてもバイアスがかかり都合のいい根拠を探してエントリーしてしまいます。中立な立場で戦いを分析しなければいけないですね。
ブル派とベア派どちらが勝つかはどうでもいいのかもしれません。どちらかの味方になるのではなく今日はブル派明日はベア派という感じに有利な方についていけばいいだけで、長い物には巻かれろの精神でずる賢くいけばいいと思いました。
その為には環境認識力が必要ですが、地図ではなく地形図ということは相場を立体的に分析していくことがポイントですね。
500mの山と3000mの山では登るのに時間がかかるし途中で諦めて引き返すにも時間がかかる、服装やリュックの中身も違ってくると思いますし、3000mの山は誰もが簡単には登れないと考えると思います。
週ナビでドル円の先週水曜日のロングも、なぜ火曜日にエントリーではなく水曜日まで待たれたのか分からなかったんですが、YouTubeのコメントを見ていて謎が解けました。分水嶺になる重要なレートの為、日足でのブレイク確認後に日足でのサポートも確認されたということですよね。そういう見方をする人が多かったからこそ実際火曜日は上昇していかなかったのかなと腑に落ちました。
相場参加者の多くが何に注目して何を考えているか、どうなったらどんな心理や感情になるか、そこをイメージできる力が何よりも大切なんだと思いました。
いつもご教授頂き有難うございます。現在地が何処にあるのかを把握するのは正に1丁目1番地だと思います。そしてダブルオーキリ番の節目はどんな時でも、あるいはどんな通貨ペアでも意識される節目だと思いますので、その辺のプライスアクションには気をつけたいです。実際にユーロドルのオプションオーダー等は常にキリ番に集中するようです。そうした観点からも大口達が意識していることがわかります。現在の環境認識でいうとユーロドルは明らかに高値圏ですが、動画内でもご指摘のあった4時間足の切り上げライン、これは4時間100SMA 、日足20SMAとも重なっており斜めラインにしては結構硬いサポートのように自分には見えます。そして現時刻4/26、21:50ユーロドルはスーパーキリ番の1.11000に再び乗り上げてきておりユーロの強さが目立ちます。高値圏ですけど近くにサポートを見つけて買っていきたいチャートに見えますし、迂闊なショートは避けた方がいいかもしれません。ユーロドルに関しては日足以下なら高値圏でも週足以上ではまだまだ安値圏というのが今の現在地と認識していますがどうでしょうか?手法やインジ、オシレーター等はあくまでフィルターであって大前提の現在地の把握は最優先に抑えてトレードしていきたいです。
「ユーロドルに関しては日足以下なら高値圏でも週足以上ではまだまだ安値圏」
この解釈はよくわかりませんが、ユーロドルは明らかに1.1000二番天井が意識され、ドル円は週足レベルのWボトム形成中ですね。
PS.コメントが反映されない件、ご迷惑をおかけしてます。
原因を調べたところ、@icloud.comからの送信メールが、自動判別でスパム扱いされてしまいました。
解除、反映させて頂きました。
お疲れ様です。いつもありがとうございます。
相場の地形図を把握してブル派ベア派それぞれの注目ポイントや思惑を如何にイメージできるかが全てですね。
大きな尾根と谷の中に小さなな尾根と谷が混在している相場の中で、自分は今どこに居るのかを把握できれば安心してトレードができると思いました。
相場の難しいと思う部分が今4時間足の押し目候補だと分かっていてもそこに至るまでの文脈や大衆の思惑を加味して判断しなければいけない所だと思います。それを含めての現在地の把握が難しいとこだと思っています。
さらにエントリーする時には、値動きを確認して反対勢力の諦めるるポイントを見極めてトリガーを引かないと含み損を抱えて不安になって損切り貧乏ってことになりかねないと思います。
トレードは人の気持ちをイメージする力が凄く大事だと感じています。
負ける時は自分の思惑や欲望が全面に出てしまっていると思います。自分ではなく他人の考えや心理を想像することの方が大切なのに、それを忘れてしまっている時に余計なエントリーをしてしまっているなと思いました。
中立な立場で観察して有利な方に着いていくだけで、片方にひいき目をもたないことが必要ですよね。
PS
昨日、一昨日と2回コメントがサイトに反映されなくて今日は反映されました。今までにも反映されるまでに数分かかることはあったのですが今回は2回とも反映されなかったので、自分の方に何か原因があるのかもしれませんが念のため報告です。
「トレードは人の気持ちをイメージする力が凄く大事」
まさしく、この一文が裁量トレードの難しさを表してますね。
トレードをシステム化すれば「気持ち」を切り離すことができますが、「反対勢力の諦めるるポイント」まで把握するのは難しい。
完全無欠で、すべての望みが叶うなんてものは、ラーメンの全部乗せくらいでしょう。
PS.コメントが反映されない件、ご迷惑をおかけしてます。
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