22Apr
大きな波のレジサポが起点になっている波動を止めるには、それに見合った根拠のレジサポが必要になるので、途中小さな妨害があっても、最終的には目標に達することが多いです。
今週の視点
伸ばせるものなら徹底的に利を伸ばしたい。これ本音だと思います。
チャートと対峙できる時間が限られていると、なんとか、その時間内に稼ごうとしてスキャルピング的なトレードになりがちですが、大きく狙えるポイントなら、そうしてみるのも一計です。
ボクのスタイルは、ワントレードで20~30ピプス程度を狙うものですが、チャートを監視する時間内に、そのチャンスが訪れないこともあります。そうなると10ピプス程度のトレードが多くなりますが、朝仕掛けて、放置しておくようなトレードもちょこちょこやっています。損切りをタイトにしようとすると、どうしてもエントリーは成り行き注文になりますが、その後は、OCO注文を設定してモニターを離れてしまっても問題ないと感じています。
大きく狙えるポイントには、それなりに強い根拠が必要ですが、ある程度の相場観があれば、その判断はできると思います。
ドル円は今週が底値となるか。
日足押し目候補が100ピプス下に視ていましたが、先週足安値108.50をブレイクできずに、ダブルボトムから波が転換するカタチになってきました。
先週は、節目110.00をブレイクから下降トレンドが続きました。月曜日、先週足安値(終値)サポートに対して、どういうプライスアクションが起こるかに注視します。
そのままスンナリ下抜ける、一旦サポートされ、ワンサイズ大きな緑サイズの波の戻り売りで安値更新する、あるいは先週足安値でダブルボトムになる。
黄色波サイズで考えれば、100ピプス幅のダブルボトムは相応しいサイズです。当たり前のことですが、大きな波には、大きなフォーメーション、小さな波には小さなフォーメーションができます。
18日から19日にかけて108.50でサポートされれば、18日高値をネックラインとしたダブルボトムになる可能性を疑います。
18日高値は戻り売り+ネックラインですが、先週橙丸でサポートされた109.00をブレイクさせた、意味のあるプライスです。
17(月)下降トレンド継続か、先週足サポートを注視。
週足レベルのサポートなので、50ピプス程度、抜けてしまうこともあります。流れは下降できているので、明確な転換シグナルの出るまでショートでいいと思います。
中距離橙ショートは、5分足で小競り合いを起こしているので、108.50ブレイクで売れます。上ヒゲが出てますが、これは108.50でサポートされたが、上がらなかった証拠で、その後、108.50サポートの損切りを巻き込んで急落しました。
この時点では、先週足サポートが効いているかどうかわかりません。今までの波のサイズで下降が継続するとすれば、中距離緑ショートでの損切りは仕方ありません。しかし、このショートが不発すると、ワンサイズ上の戻り売り候補まで上昇する可能性が出てきます。
安値圏ネックラインを赤点線と見立てれば、強者の値のある長距離赤ロングが波の転換ポイントです。深夜帯ですが、109.50周辺で小さな三角保ち合いになっているので、長距離紫ロングもわかりやすいエントリーポイントです。
18(火)ワンサイズ大きな波の戻り売り候補
109.00をブレイクさせた強者の値、このプライス(青ライン)をワンサイズ大きな波の戻り売り候補と見立てます。
逆張りなら短距離橙ショートですが、目標は17日終値までです。ここからは、戻り売り候補を意識していないロング組も参入してきます。
ダブルトップになった長距離緑ショートは、途中で迷走したり、向きを変えることもありますが、うまく伸びれば、17日安値を捉えます。
17日安値からの上昇波と、戻り売り候補からの下降波で乱高下したのが緑レンジです。ネックライン抜け後の短距離赤ショートは、押し目買いによる抵抗があるところまでです。
緑レンジの決着がつけば、17日安値を再び目指しますが、17日の波転換のきっかけとなった安値で下げ止まりました。もし、ここでサポートされれば、大きな下降の流れを転換させる、ビッグサイズのダブルボトムになるかもしれません。
19(水)ビッグザイス・ダブルボトム
18日安値サポートが確定すれば、17日安値とのビッグサイズなダブルボトムになる可能性があり、ネックラインは18日の高値になるので、そこまでのロングが狙えます。
値動きがプレスされたあと、切下げライン抜けの短距離橙ロングは、戻り売り候補までの限定です。
長距離緑ロングは18日高値ネックラインまで狙えます。この根拠は17日の赤ロングと同様です。
18日高値ネックラインからの短距離赤ショートの目標は、次の押し安値までです。18日の緑ショートと似たプライスですが意味が全く違います。18日緑ショートは17日の安値更新の可能性がありましたが、その後、19日に安値を切り上げています。ここのショートは、19日押し目候補までで、そこまで強くないという判断です。
20(木)週足レベルの転換ゾーン?
ネックラインに対してダブルボトムになり安値を切り上げているので、長距離緑ロングはネックラインを上抜ける可能性があります。109.00で緑レンジをつくりましたが、ネックラインを抜け、その後109.50との間で乱高下しました。
ビッグ・ダブルボトムが完成したとすると、超長距離ロングの起点が橙ゾーン辺りになるかもしれません。
21(金)どこまで押し込まれるのか。
ネックラインを上抜きましたので、下がったら買いたいですが、深く押し込まれることもあります。それは109.00か、あるいは、20日安値辺りが怪しいです。乱高下気味でわかりやすいチャートとはいえません。
ユーロドルは安値切上げに注目
安値を切り上げながら、赤ライン周辺(1.09000)を目指しているような感じがします。
17(月)先週足終値(1.06000)試し
上位足での安値切り上げ+先週足終値(1.06000)サポートでロングできます。安値圏形成後ネックラインを上抜いた波が、下に行かないことを確かめてからのロングが上昇起点になることが多いです。
18(火)押し目買い
17日終値とRN1.06500でプレスされた安値圏を形成しました。高値ラインとラウンドナンバーが重合していたので、深く押されることはありませんでした。
19(水)上昇後プルバック調整日
18日が大きく上昇したので、そのまま高値更新できないようなら、調整日になる可能性もあります。そうなると波形が単純ではなくなることがあります。
20(木)押し目買い
19日終値と切下げラインでしっかりプレスされたのでブレイクが狙えます。
21(金)1.09000を目指すのか。
先週足高値でサポートされた体ですが、フランス大統領選があるので、チャートだけではなんとも判断できません。
ユーロ円は先週足を全部戻し
高値ネックライン118.000を試しにV字回復しました。
17(月)先週足安値試し
先週足安値を試して抜けなければ、ここが安いところになるので買います。ネックライン(戻り売り)候補を116.000に想定していました。
18(火)ネックライン候補で下がらず
ネックライン(戻り売り)候補を116.000で見立ててましたが、ダブルトップからの売りが否定されました。
19(水)先週足下降波半値116.500の抵抗
18日終値を試し、116.500との間でプレスされました。116.500は先週足下降波半値周辺でもあり、ショートが入りやすいゾーンなので、高値形成の失敗を視てからでも遅くはありません。
20(木)押し目買い
116.500をブレイク後、プルバックを待っての押し目買い。上昇波は大きな目標となる先週足高値をほぼ達成しました。
21(金)118.000目標達成後
20日の目標達成後は押し目買い候補までのショートが狙えます。
先回、疲れ目の話をしたところ、たくさんの方から情報を頂きました。先週はひどく体調が悪かったのですが、お陰様で、今週は元気に過ごせました。
コメントでも指摘されましたが、目の疲れだけではなく、精神的なものが根深く影響しているのかもしれません。過去にボクは、鬱一歩手前までいったことがありますが、そのときも今回のような体調になりました。人生一度ガクンとなると、後遺症のようなものが残るのかもしれませんね。
コメント欄で、おすすめ頂いたサプリメントを、数種類、いろいろと試しています。
今週はEPAを試してみました。EPAは青魚の油で、オメガ3というやつですが、1粒目から疲れや気だるさが薄らぎました。ボクは魚嫌いなので、不足していたのかもしれませんね。海外製品なので一粒が大きくて飲みづらいですが、中高年の方で、疲れがなかなか取れないならおすすめします。来週からは、アスリート用のマルチビタミンを試してみようと思います。
女性の方は下のパールという商品の方が粒が小さくて飲みやすそうです。
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コメント
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コメント (20)
おはようございます。私も久しぶりというかほとんど初めて1ヶ月ほど運動ができないほど体調を崩しました。
原因は帯状疱疹なのですが、疲労や免疫力低下ストレスによって起きるそうです。
犬の病気を徹夜で看病して、数日後に水泳の試合が2泊であり夜は結構飲んで、翌週は母の看病・見舞いで帰郷してまた夜は知人と飲んで、少しは年を考えてセーブするよう神様に怒られたのかもしれません(笑)
しかし、帯状疱疹と聞いたことはあったのですが、滅茶苦茶痛くて最初は肋骨にヒビでも入っているのかと思いました。それで外科に行って様子を見たため治療が遅れ長引いてしまい、痛みはだいぶ和らぎましたが、今でも違和感は治りきってません。
水疱瘡のウィルスが死滅せずに潜伏していて、中高年で免疫力が弱った時などに数十年経って暴れ出す病気です。もし水疱瘡になっていなければ発症しませんが、初期治療が早ければ病状の悪化も防げるので、もし、わけのわからない痛みが脇などに出たら皮膚科に行った方が良いですね。ただ痛みがどこに出るかはわかりません。顔に出ることもあるそうです。
あまり病気の話はしない方が良いかもしれませんが、本当にひどい病気だなと思い年代も同じなので情報としてお伝えします(笑)
さて、トレードでは、久しぶりに放漫エントリーで結構損失を出してしまいました。
しかし、これでもう一度、押し目買いの考察を深めることができました。
以前「押し目買い一つとっても色々ある」と説明されていましたが、改めてノートに書いて整理すると、8つほどに分けることができました。押しが浅い場合、深い場合、勢いのある場合、勢いの弱い場合、上目線であっても、逆張りにつながるパターンや状況や条件によっては戻り売りも狙える場合もあり奥が深いですね。また、抜いたラインより高値を作った起点の方が重要であり、ここも結構勘違いにより損失を出していたところで修正ができたと思います。
まだまだ修行が足りないという思いと、ここまで来れたかという思いとありますが、また来週から仕切り直してやっていきたいと思います。
検証が、かなり奥深いですね。押し目買いを8パターンに分類するところなんか、賢い方だなぁと感心しました。
たかが押し目買い、されど押し目買い。
シンプルだけど、奥が深い。
3分で説明できますが、極めるのは、簡単じゃないですよね。
抜いたラインより、高値をつくった起点というのは、いわゆる「強者の値」のことでしょうか。
そうですね、表現の仕方が違いますが、NoNさんの説明されている「強者の値」とほぼ同じで意味になると思います。今まで「強者の値」の重要性が今ひとつピンときてませんでしたが、今腑に落ちました。ありがとうございます。
迷晴先生、
いつも素敵な動画をありがとうございます。
同じ値でもその前の環境で短期で取れるところ、長期で取れるところがあるということがとてもわかりやすい動画でした。
迷晴先生が説明されると、とても簡単な相場に思えますし、自分自身で振り返ってみてもそうだと感じますが、
いざ、リアルタイムでトレードしてみると、チャートを見る時間帯が異なるということもありますが、そう上手くはいかない実情があります。
毎回、週間チャートナビで環境認識力を学ばせていただいているので、いい加減活かすべく、量パターンのシナリオを立てる力を身につけていきたいと思います。
検証時にForexTesterでもラインなどが複数のチャートに反映できるといいんですが・・・
私は、FT2なのですが、迷晴先生が使用されているFT3だと、複数チャート反映機能があったりしますでしょうか?
フォレックステスター2用のインジケータあります。以下の記事で紹介してますので、よければ参考になさってください。
http://mayohare-fx.com/trade-tools/
迷晴れ様、こんにちは!
いつもの楽しい動画、ありがとうございます。
4月になり、個人的な生活環境に変化がありました。フルタイムで働き始めました。
パートタイマーを10月でやめて、4か月の間、専業主婦(息子の受験の手続きに専念できました!)。
そしてフルタイムです。
パートタイマーは帰ってきてから時間があったので、お昼寝タイムがあり、
専業主婦の間はもうお昼寝タイムだらけw。
体を休める暇だらけってのはかえって体調が悪くなるもので、
実はフルタイムで規則正しく働き始めてからの方が体調はすごぶるよくなりました。
自分の性格上、「やらなければならないこと」では動きますが
「やったほうがいいこと」ではなかなか体も頭も働きません。
昼間、チャートをみる時間がなくなったので
トレードも半分システムトレードにすることにしました。
エントリーはシステムまかせ、エグジットは自分でしたり、システムにまかせたり。
それがまたかえってよかったのか、成績もあがってきました。
今までの損失分を取り返すには少し時間がかかりそうですが、自分に合っているみたいです。
メンタル的にも「お給料がでるから」っていうのがとても大きく、含み損が出てても「あらまぁ」と思える程度になりました。
自分にあった方法を見つけるってことが結局は一番いいのかもなーと思います。
それを見つけるのがちょっと難しいだけで。
第一志望の大学に落ちた息子も第二志望の大学で高校までとは人が違ったように生き生きとしています。
疲れ目対策、私はめぐりズムのチンできる小豆のアイマスクを常用しております。
春は体も気持ちも不安定ですね。御自愛いただいて、これからもよろしくお願いいたします。
自分のライフスタイルに合った方法を見つけるの大事だと思います。そういう意味ではシステムトレードという選択もありですね。ボクも今、いろいろと画策しています。
人生で一番大切なものは「時間」だと思ってます。チャートをガン見する時間よりも、有意義な時間の過ごし方は、たくさんあると思います。
ボクのブログでは、数少ない貴重な女性視聴者の方です。また、コメントお待ちしています。
まよさん、こんばんわ
いつも更新ありがとうございます。
先週ドル円は110を割ってからは 戻り売りの売り場だけを考えてればよかったんですが
今週 4時間足の戻り高値も超えてしまいましたね(ヒゲだけなのでわかりませんが)
24日からの週は難しくなりそうな予感がします。
大きなクジラさんたちの 売りと買いの戦いが起きそうな・・・
せめて110を安定して越えてくれれば レンジも変わってくるんかもしれないんですが・・・
しかし、まよさんもおっしゃてる あれ? っていう気づき 本当に大切ですよね
私も今は長距離を狙えるポイントを感じれる、気が付ける そういう気持ちでチャート様の声に聴き耳を立ててます(笑)
ちなみに DHAとルテインとは 私のトレードのための必需品です。
お体ご自愛くださいませ。
視覚情報を絞ったほうが、あれ?に気づきやすいかもしれませんね。
ルテインは確か、目にいいと聞いたことがあります。皆さん、サプリメントを使われているんですね。
いつもお世話になっております。
毎回、私の為に作ってくれているのではないかと思うくらい気付きや反省点を教えてもらっています。(裏を返せばまだまだ初心者から抜け出せていないという事になるのですが‥‥)
ご質問です。今回ドル円の動画で先週足終値でサポートさせたと語られた赤丸部分ローソク足についてですが、波の流れを意識して流れが変わった時点でサポートされた赤丸ローソク足は週足終値より多少下であってもそこは週足にサポートされたと判断してもよいのでしょうか?
お手数お掛け致しますが、ご回答頂ければ幸いです。
週足ラインなので、基本的には週足ロウソク実体で判断すべきですが、それを待っていると一週間トレードできなくなります。なので、あくまでサポートされるだろうという前提になります。
仮にサポートされるのなら、短期足から波の転換が起こるので、15分足赤丸は、その起点になります。
ご回答、有難うございました。
これからもワンちゃんの言葉に癒しをもらいながら拝見させて頂きます。
いつもありがとうございます。
迷晴さんはMT5をお使いとのことですが、H4に週足を表示させたりするのは
なんというインジでしょうか?MT5標準装備のインジでしょうか?
カスタムキャンドルというインジケーターです。
迷晴さんありがとうございます。お手数お掛け致しました。
記事を見つけましたがリンクをクリックできませんでした。
なぜでしょうか?
http://mayohare-fx.com/trade-tools/
修正しました。
ありがとうございました。
無事購入できました。
迷晴さんのインジの中に市場の時間を色別で表示させてるものがあると思うんですが
もしよろしければ教えていただけないでしょうか。
マヨハレ先生すみません!シバズケです!色々自分なりに調べても分からず力尽きて先生に質問します!フォレックステスターでEMAの短期中期長期とSMAの表示の仕方っていうのはないんですか?宜しくお願いします。
インジケータ追加(MovingAverage)で、できると思います。EMA,SMAも選べます。
先生の言われたやつで出来ました!いつも有り難うございます!