15Jul
週刊チャートナビ442回(2023.07.10~2023.07.14)は、前編は今週のドル円・ユーロドル・ポンドドル相場と攻略ポイントの解説。後編の「今週の深堀り」では、明日からのトレードに役立つケース・スタディをします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 4時間チャネル内上昇トレンド継続中だが、145.00に頭を押さえられ、先週は大陰線でなった。
- ADP雇用統計の時計の強い数字に対し、雇用統計が弱い数字だったためか、「ドル売り」に拍車がかかって142.00まで下げた。
- 重要経済指標:米CPI・米PPI
売り手の注目
- 145.00+4時間チャネル高値レジスタンス。
- 先週大陰線。
買い手の注目
- 139.00上昇波の押し目ボックッス(FR50.0-61.8%ポイント)に注目。
- 4時間チャネル安値サポート。
- 日足MA21のサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 145.00 |
TR中段 | 雇用統計高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 139.00上昇波の押し目ボックス(142.00先週安値と3週前安値) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週大陰線を押し目ボックス(142.00先週安値と3週前安値)へ戻り売り。
4時間足ブルの視点
139.00上昇波の押し目ボックス(142.00先週安値と3週前安値)で押し目買い。
今週の値動き
日銀が2023年の物価見通しを2%台へと上方修正するとの報道に、ならばYCC変更もありうるとの観測が強まり、ドル円は一時137.25円前後まで急落した。
火曜の時点で139.00上昇波の押し目ボックスを突破、本年Wボトムのネックライン(=138.00)まで暴落したカタチになった。
今週の攻略ポイント
139.00上昇波押し目ボックス崩れへの対応。
今週は139.00上昇波の押し目買いをプランAとした、日銀のYCC修正観測でドル売り・円買いが止まらなかった。
3週前安値の押し目ボックス安値で持ち合うこともなく、買いポジの損切りを狙った「プランB」も発動できなかった。
毎日の攻略ポイント
1.139.00上昇波の押し目買い。
2.本年ダブルボトム・ネックラインの反発狙い。
07/10月曜
金曜の大陰線で、139.00上昇波の押し目ボックス高値に到達。
ベアの視点:金曜大陰線戻り売り。
ブルの視点:下げ止まりから戻りをロング。
- 東京時間、先週安値+15分MA21サポート、9時足陽転で青1ロング、1時間MA21に警戒しつつ、143.00到達でアウト。
- ロンドン時間、143.00Mトップ戻り売りを狙ったが、高値を切下げてしまいノーポジ。
07/11火曜
139.00上昇波のFR61.8%(押し目ボックス安値)に到達。
ベアの視点:先週安値裏まで買われれば戻り売り検討。
ブルの視点:3週前安値に押し目形成待ち。
- 東京時間、3週前安値を下抜けるも「ダマシ」を疑って様子見。
- ロンドン時間以降、想定外のドル売りにノーポジ。
07/12水曜 米CPI
- 139.00上昇波のFR76.4%深い押し目まで下落。
- 7月28日の日銀政策決定会合での政策変更への思惑で、用意した押し目ボックスを割り込んだが、3週前安値下の動きが週足レベルで下髭になる疑いもある。
- 本日の米CPIだが、市場予想通りに低い数字になれば、ドル円のさらなる下落もありえる。
ベアの視点:①140.00付近のサポート崩れでショート。②3週前安値裏へ大きく戻せば戻り売り検討。
ブルの視点:1時間→4時間MA21への乖離狙い。140.00付近サポート×1時間ミドルチャネル上抜けでロング。
- 東京時間、140.00をブレイク。
- ロンドン時間、CPI待ち。
- NY時間、米CPIの低い数字を受けて、東京+ロンドン時間のレンジ・ブレイクで赤1戻り売り、6月安値でアウト。
07/13木曜
6月安値まで下落。要因は日銀政策決定会合で政策の変更が行われるのではないかとの思惑があるからで、日銀政策決定会合が終わるまで円高傾向が続くかもしれない。
ベアの視点:下降トレンドを6月安値へ戻り売り。
ブルの視点:6月安値の強い反発で逆張りロング。
- 東京・ロンドン時間は、139.00+1時間ミドルチャネルへ戻り待ち。
- NY時間に139.00を試したが、乱高下となりノーポジ。
07/14金曜
- 前日陰線終値が6月安値を更新、本年Wボトムのネックライン138.00に到達、200日+100日移動平均線の下支えを考慮。
- 本日は金曜日、前日足は小さく、下落の勢いは収まり始めている。
ベアの視点:138.00のサポート崩れで200日MAへショート。
ブルの視点:今週足下髭狙い。1時間MA21から4時間MA21への乖離を狙ってロング。
- 東京時間、200日MA反発×15分MA21サポート+ミニWボトムネック抜けで青1逆張りロング。
- ロンドン時間、6月安値裏+1時間ミドルチャネル到達で1/2アウト。
- NY時間、139.00+4時間MA21達成で1/2アウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 3週前安値+4時間チャネル安値のサポート+雇用統計の「ドル売り」で1.1000を試す流れ。
- 3月安値から6月安値への安値切上げで、1.1000を上抜きやすい状況。
- 重要経済指標:米CPI・米PPI
売り手の注目
- 1.1000スーパーキリバン。
- 5月高値+4時間チャネル高値のレジスタンス。
買い手の注目
3週前安値+4時間チャネル安値のサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 5月高値 |
TR中段 | 3週前ハラミ足高安 |
TR下段㊦ | 6月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①1.1000周辺でレジスタンスされれば、4時間チャネル安値へのショート検討。②5月高値まで買われれば、1.1000への下値試しを狙う。
4時間足ブルの視点
3週前安値+4時間チャネル安値のサポートを根拠に1.10000抜きを狙う。
今週の値動き
水曜、1.1000ブレイク以降、市場は買い選好になり、6月安値N波動のN値1.1200を越える動きになった。
今週の攻略ポイント
6月安値N波の3波を意識する。
相場背景(3月安値から5月安値への安値切上げ)で、1.1000を更新しやすい状況。
そうなると、3週前安値押し目買いは、6月安値N波の3波として認知されやすく、結果、6月安値N波のN値を達成。
毎日の攻略ポイント
1.1.1000高値抜けを注視!
2.1.1000ブレイク後は利を延ばす。
07/10月曜
3週前安値+4時間チャネル安値のサポート+雇用統計の「ドル売り」で1.1000を試す流れ。
ベアの視点:Mトップで上げ止まるまで様子見。
ブルの視点:金曜大陽線を1.1000へ押し目買い。
NY時間、1.1000が近く押し目が浅くてノーポジ。
07/11火曜
1.0950の押し目買いで1.1000に到達。
ベアの視点:1.1000Mトップでショート検討。
ブルの視点:1.1000ブレイクからの3波押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、1.1000の値動きを様子見。
- NY時間、日足レベルで1.1000を越えられない疑いからノーポジ。
07/12水曜 米CPI
前日陽線終値は1.1000をブレイク。
ベアの視点:前日高値から3週前高値への高値切下げで、1時間チャネル安値へのショート。
ブルの視点:①3週前高値下の持ち合い放れから1.1050へロング。②1時間チャネル安値まで売られればロング検討。
- 東京・ロンドン時間は米CPI待ち。
- NY時間、米CPIの低い数字を受けて急騰、1.1050反発で青1ロング、5本目の4時間陽線クローズで1/2アウト。
- 翌日のNY時間、3/31高値到達で1/2アウト。
07/13木曜
1.1000を前日陽線終値が完全ブレイク、4時間チャネル高値に到達。
ベアの視点:4時間チャネル高値で上げ止まればショート検討。
ブルの視点:①5月高値への下値試しから押し目買い。②4時間チャネル高値崩れで3/31高値へロング。
ロンドン初動、4時間チャネル高値のレジサポ転換、16時足陽転で青1ロング、3/31高値でアウト。
07/14金曜
- 1.1000更新後、強い上昇モメンタムが続いてる。
- 4時間チャネル高値のレジサポ転換で買われていて、次のレジ候補は2022年2月高値ネックだが、1.1200付近は6月安値N波のN値。
ベアの視点:前日陽線の1.1200押し目崩れで1.1150へショート。
ブルの視点:上昇波を2022年2月高値ネックへロング。
- 6月安値N波のN値1.1200+1時間チャネル高値に到達後の金曜日。
- ロンドン時間以降、東京高値で頭を押さえられ、1.1200ネックも割らずノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
1月ハラミ足高値を4月陽線が更新後、5月陰線が押し目になって6月陽線が5月高値を更新しているので買い目線。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 1.2600逆三尊が押し目になっていて、6月高値をブレイクしやすい相場環境。
- 重要経済指標:米CPI・米PPI・英GDP
売り手の注目
6月高値Mトップ。
買い手の注目
1.2600逆三尊の押し目。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 5月安値N波動のN値100% |
TR中段 | 7/7安値と6月高値 |
TR下段㊦ | 2週前安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
6月高値Mトップ二番天井形成でショート検討。
4時間足ブルの視点
①6月高値抜きの押し目買い。②6月高値M二番天井崩れでロング。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
月曜の6月高値更新後、市場は買い選好になり、5月安値上昇波のN値を達成。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
5月安値N波の3波を意識。
相場背景(1月ハラミ足高値を4月陽線が更新+6月陽線の5月高値を更新)から、6月高値を更新しやすい状況。
そうなると、1.2600押し目買いは、5月安値N波の3波として認知されやすく、結果、5月安値N波のN値を達成。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
5月安値N波の3波途中乗り。
- 月曜のロンドン時間、1.2800押し目崩れから、下値1.2750を試す動きが発生。
- NY時間、23時足の1時間包み足高値抜けでロング。
- 水曜の東京時間、1時間ミドルチャネルで1/2アウト。
- 木曜のNY時間、5月安値N波動N値達成で1/2アウト。
今週の深堀り
今週の深掘りテーマは「ブレないトレード」について。
トレーダーは「自分の軸」を持つことで行動の一貫性を確保でき、類似した局面において、同じトレードを再現できるようになる。
それならばと、トレード手法を探してはインストールするが、それでもブレてしまう人が多い。
なぜ、そうなってしまうのか?
そもそも「自分の軸」とは何なのか?
そこで今回は、ブレないトレーダーの心構えを解説します。
1.筋道を立て、筋を通す。
2.わからないことを、わかろうとしない。
3.首尾一貫と臨機応変を両立させる。
まとめ
1.筋道で立て、筋を通す。
基本的に人は理屈じゃなく、感情で動きますが、トレードは、個人の感情ではなく「群衆心理」という理屈を以て、筋道を立てて考えます。
上手くいってるトレーダーは、群衆心理の塊が値動きのパターンをつくることを知っています。
もちろん、売る側と買う側、やり方や、タイムフレーム毎にも、筋道の立て方が異なりますが、ここで重要なのは自分の筋道を通すことです。
今週は押し目ボックス(先週安値と3週前安値)にWボトムや逆三尊を待って買うつもりでした。
上昇トレンドの押し目買いは、とても汎用性のある筋道だからです。
しかしながら、火曜日の時点で、この押し目ボックスは崩壊しました。
ボクの立てた筋道は間違っていたのでしょうか?
いえいえ、間違ったとは全く思ってないし、今後も同じアプローチを続けるでしょう。
トレード・プランを立てる際、ボクは「プランA」と「プランB」を準備します。
今週のプランAは押し目買い。139.00上昇波を、押し目ボックス(先週安値と3週前安値)から145.00二番天井へロング。
この押し目買いのセットアップは、押し目ボックス内でのWボトム形成ですが、今回はその素振りすらなく暴落してしまいました。
プランBは、プランAのセットアップ崩れが発動条件になります。
なので、火曜日の安値抜けショートは、ボクの筋道から外れることになります。
筋を通せば、チャンスを逃すことがありますが、それでも、筋を通す方が大切です。
プランBの実行には、買いポジションのロスカットが必要ですが、火曜の東京時間ではそれが十分でないと判断しました。
もし、目先の動きをみてプランBを実行すれば、勝てたでしょうが、ダマシになって担がれるリスクもありました。
3週前安値でサポートされれば、水曜日のCPIに合わせて「プランB」の押し目崩れショートを発動したでしょうね。
2.わからないことを、わかろうとしない。
押し目ボックスが突破された原因は、7月28日の日銀会合でYCCが修正される観測が出たからです。
しかし、ボクにはそのインパクトがどの程度の影響を及ぼすものか、皆目見当がつきませんでした。
この円高は数日で収まるのか、週末まで続くのか、はたまた、日銀会合当日まで続くのか、わかりません。
わからないから、売ることも買うこともできませんでした。
「わからないことを、無理にわかろうとしない」
これを資金を守る鉄則だと心得てます。
アクシデントの影響力をわかる人もいるでしょうが、イチイチ他人の発言を鵜呑みにして流されていては、自分の筋が通せなくなりブレてしまいます。
トレード中に迷ったら、自分の筋道に戻ることをおすすめします。
自分の筋道から外れず、周りと比べず行動するほうが、気持ちも楽になります。
周りが何と言おうが、自分の信じた道を進めばいいんです。
3.首尾一貫と臨機応変を両立させる。
トレーダーにとって、「首尾一貫」と「臨機応変」どちらが正しいのでしょう。
もちろん、首尾一貫!そう、考える人のほうが多そうですが、ボクの意見は少し違います。
そもそも、ブレるのと臨機応変は違います。
なぜやるか・なにをやるかを変えずに、どのようにやるかを変えるのが「臨機応変」な行動。
なぜやるか、なにをやるかを変えるからブレてしまうだけです。
理由(WHY)や、目的(WHAT)を変えずに、どのように(HOW)だけを変えるのは問題ありません。
値動きにはパターンがありますが、そのどれになるかはわかりません。
押し目にWボトムをつくるか逆三尊をつくるか、前もってわかる人はいないでしょう。
サポートやレジスタンスを抜ける値動きも、いくつかのパターンがあります。
押し目がつくられる予測はできても、レジスタンスを抜ける予測はできても、具体的な値動きまでは「現場」を見て判断するしかありません
自動売買やシステム化されたトレードは「現場合わせ」をデメリットとするので「首尾一貫」だけを考えればいいでしょう。
しかしながら、裁量トレードにおいて「現場合わせ」はメリットです。
そこで「臨機応変」の出番となるわけです。
今週のユーロドルは、相場の背景からして、1.1000や5月高値を更新できると考えました。
そうなれば、3週前安値の押し目買いは、6月安値波の3波なので、3/31高値付近まで延びることになります。
ただし、1.1000を更新する際、どのような値動きをするかわからないので、その辺は臨機応変に対応しました。
月曜の押し目が、もう少し深ければ、早めに買って保有したかったのですが、水曜のCPI結果で1.1000付近の値動きがどうなるかわからないので、CPIを待って買いました。
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
ポンドドルも6月高値を更新しやすい背景でした。ただ、ユーロドルと違い、月曜日に押してくれたので安いレートで買えたので放置できました。
まとめ
行動の筋道を立てることは、行動に「信念」を込めることと同じです。
信念は滅多なことでは変えてはいけません。
トレード手法をインストールするだけではダメなのは、それが「信念」になるまで練度を高めてないからです。
ボクも優れた手法を求めて彷徨い歩いたことがありますが、欲しかったのは手法ではなく「信念」だったわけです。
信念はネットに落ちてないし、どこかで売ってるわけでもない。
自分の内側で錬成するしかありません。
手法とは、無形の信念を注ぐ器でしかありません。
明日の日曜日20:00公開予定。
来週の相場観
ドル円
概要
- 大局は130.00押し目買いが、150.00を目指す流れだが、先週は「日銀のYCC修正観測」でドルが暴落。
- 6月高値下降波VS本年ネックライン+上昇波50%押し目買い+200日・100日移動平均線のサポート。
- 本年ネックライン(=138.00)+130.00上昇波のFR50.0%へ急落、下値が支持されロールリバーサルするかに注目!
- 押し目形成モードに入ったら、底値のネックラインを注視。
- 重要経済指標:米小売売上高・日CPI
売り手の注目
- 4時間足レベルの6月押し安値を下方ブレイク(アンダー・シュートの疑い?)
- 日足MA21+4時間MA21の押さえ。
- 先週570ピプス大陰線。
買い手の注目
- 200日+100日移動平均線のWサポート(逆三尊天井の疑い?)
- 130.00上昇波のFR50.0%押し目。
- 23年ダブルボトム・ネックラインのレジサポ転換。
- 先週陰線終値は6月安値上でクローズ。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 6月高値 |
中段 | 5月高値(=145.00下降波FR50.0%+先週陰線FR61.8%)と先週安値 |
下段㊦ | 5/16安値(=130.00上昇波FR61.8%) |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週大陰線に注目して戻り売り。
4時間足ブルの視点
200日+100日MA+130.00上昇波FR50.0%+23年ダブルボトム・ネックラインに注目、日足MA21との乖離幅を狙う。130.00上昇波の押し目買いを検討。
ユーロドル
概要
- 注目レートの1.1000を上方ブレイク。
- 2022年高値まで約250ピプスあるが、高値切下げの疑いアリ。
- 1.1000を上方ブレイク後、6月安値上昇波のN値に到達。
- 重要経済指標:米小売売上高・日CPI
売り手の注目
- 6月安値上昇波のN値到達。
- 2022年高値が意識され始める。
買い手の注目
- 先週大陽線が1.1000をブレイクアウト。
- 4時間足以上の移動平均線が買いのパーフェクト・オーダー。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 1.1400+4時間チャネル高値 |
中段 | 先週高値と7/12安値 |
下段㊦ | 2週前安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週大陽線に注目して、押し目をつける動きをショート。
4時間足ブルの視点
先週大陽線に注目、1.1400へ押し目買い。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (19)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
年初から私が一貫して言い続けていたポンド買い。
押し目トレンドでも毎日買ってました。そしてあれよあれよという間に1.30回復。
ただ、1.42はどうですかね。まあまあ強い壁がある。ファンダ的にどうかという壁もある。
アメリカ経済が結構なリセッションになれば実現可能かもですが、一方で
日銀のYCC修正からの円買いを期待して日本語が分からないガイジントレーダーは既に円買いポジ満載ですけど
どうかな。どうですかね。ひょっとするとこれはむふふな感じです。
さて。
ChatGPTのcode interpreter。我々でも一気にデータサイエンティストに成れる物凄い能力を解放してくれました。
もうね、ちまたのコンサルとかしょぼいデータサイエンティストは廃業ですよ。もう誰でも自分でできるから。
参考までにアップロードするデータはzipなどで圧縮していても大丈夫でした。
今のところアクセス制限があるようすから圧縮データをアップするのが良いと思います。
以下の解析結果は公表しようかどうか迷いました。
でも、誰でも入手できるデータで誰でも得られる解析結果だから、別に秘密でもなんでもないなということで。
ただ、数字を得ても、それを解釈できるかどうか、あるいは、どのように解釈して利用するのかしないのかは
データを読んだ人次第です。だから、あまり解説はせずに解析結果だけ挙げることにしました。
GBPUSDの価格変動解析結果です。
補足すると、60分後価格変動のグリーンのゾーンは-22pipsから+19pipsです。80%の値動きは+/-20pips以内です。
ttps://imgur.com/a/QIq3Czr
そして先週一部アップしたデータの修正版です。
ttps://imgur.com/a/5wUHh55
これら二つのリンクを見て衝撃的と思うか、別に何とも思わないか。貴方次第です。
平均を狙い続けてコツコツ右肩上がりに稼ぐ
ファットテールを狙い一攫千金スタイルで一気に稼ぐ
両方は実現出来ません。どちらかだけ選択できます。
その思想によって、データの見方が全く異なります。
一つ言えるとしたら、GBPUSDで毎回数時間のホールドで連続して数十から100pipsの利益を上げ続けるのは
それだけで異常事態です。大谷翔平とか藤井聡太レベル、100年に一人の確率、
成りたくたってなれません。貴方が凡人なら。
来年3月の税金が今から心配です。
おつかれさまです。
曜日ごとのボラティリティ。
週足において、水曜は反転、金曜は髭になりやすいことを経験的に感じてましたが、やはり、水曜と金曜のベクトルは相反してますね。
これにより、今行ってるトレードが戦略的に正しいことが裏付けられます。
これを月次や年次で行っても、似たような傾向になるのかもしれません。
時間ごと価格変動の確率分布。
「時刻」にフォーカスしても面白いと感じました。
三大市場オープン・クローズやアイドルタイムの価格変動がわかります。
さらに、曜日ごとのデータをかけ合わせれば…
いずれにしても、code interpreterは経験則を裏付ける素晴らしく分析官ですね。
貴重な分析をありがとうございます。
データを投げて、自分の疑問をぶつければ良いんです。
答えがあれば出てくるし、不確定あるいは不明なら
フラットなグラフが得られるだけで。
今回はたまたま偏りのあるデータが得られたので、ここから
色んな使い方がいくつも考えられます。
次の分析指示のアイデアも湧きます。
ほんと、データをアップしてなんでも訊いてみれば
たまたまエッジが得られることが、何回かに一回ぐらい
あると思うんですね。
AIはそうやって使うもんだと思っています。
GBPUSDの60分の価格変動確率密度分布の全体像が、
メインの部分は左右対称な山でしたけど、
左にテールが長く伸びていました。
あれ、なんなんですかね。
おそらく
通常の価格変動は上下五分五分で動いているけど、
データ収集期間においてGBPUSDが下降トレンド(からの最近の反転)を示しているのは、
通常の価格変動でダウ理論に従ってダウントレンドになったのでは「なくて」
レンジを作っては、下方向へ向かう経済指標なり要人発言なりのイベントで動き
その後またレンジを作って、次の経済イベントで大幅に下がる その繰り返しだったのでは
ないかと推察しています。このアイデアを裏付けるには、経済指標のcsvファイルをどこかから
入手して、価格データとの関連を分析されればいい。その分析を何も俺がやる必要はない。
あいつがやってくれるんで。
追記です。
自分でデータを作る必要もなくて
Kaggleなんかで適当なデータを見つけば済みます。
ああ、そうそう、ご自身のデータをエクセルなんかで保存しているなら
的確な分析を返してくれると思います笑
今週ドル円の予想。
先週金曜日に大きく下げましたが、日足レベルで見るとそんなに強い下げには見えなかったのですぐに押し目を作ってまた145円を目指して上がっていくのかな?と大まかに考えていました。
☆月曜。東京時間に先週安値サポートから戻り目への上昇を狙ってロング。+60p。その後の下げは取れず。
☆火曜水曜木曜はどこかで下げ止まって上昇するだろうと思っていたので、下げて行ったのは予想外でショートエントリーできませんでした。結果、下げは取れなかったものの、買えそうなタイミングがなかったので無駄にロングエントリーしなかったのは良かったのかなぁと思いました。
☆金曜。日足が6日連続陰線だったのと、日足のネックラインに到達していたのもあり、反発を狙いました。100日と200日のMAには気づいていなかったです。
東京時間の下げを見送り、東京時間終盤からの逆張りロングで+50p。逆張りなのであまり伸ばせないだろうなぁと思っていましたが、思いのほか強く上昇しました。
今週は、メインの下げを全く取れなかったので物足りない気持ちになりましたが、結果、勝てて終わったのはホッとしてます。(デモトレードですがw)
まだ値動きの想定がうまくできず、エントリー後の利確がチグハグだったりするので、今週の振り返りや、フォレックステスターでの練習で経験を増やしていこうと思います。
あとは分からないところはあきらめて、わかるところでのみしっかりエントリーして自分の納得のできるトレードスタイルを築いていこうと思います。自分のルールがまだぼやけてる部分が多いですので。
今週も有益な動画のご投稿ありがとうございました!
ナイス相場観!
ボクも同様の見立てでした。
わからないことを、無理にわかろうとしない。
これは資金を守る鉄則ですね(^_-)-☆
今気づきましたが、金曜安値は週足21SMAにも到達してたんですね。
100日と200日移動平均もあるし、130円からの上昇の半値。
日足のネックライン。
テクニカル的には強い地点だったのですね。
直前の流れは一方的な下落から強めに反発して4H21SMAで止められました。
来週は、いったん売りの目標には到達しているので下がりにくそうな感じがします。
かといって、直前の下げも強いのでガンガン上がっていくとは考えにくい。
というわけで、方向感がない動きになるかも???
これが自分的には有力なシナリオ。(今までそういう感じで考えて何度も外してきましたがw)
来週もわかるところがあればトレードしていきたいと思います。
今週もお疲れ様でした。
先週に引き続き、ドル円は売りでしたね。
極めてシンプルに見ると週足パターンの2番天井形成局面ですね。ネックを抜けて下がればダラダラと(数年前のドル円の様に)下がるだろうし、反転上昇し始めればレンジブレイクで160円の上を試すでしょう。
なんら特別でもない分析ですね。
要は、
「過去と同じ様に1987年高値は強烈な分水嶺だし、抜ければ数年単位でロールリバーサルする価格」
になりそうです。現状日銀及び現代の日本人が、今は円安だと信じている限りこの辺りのレンジは長くなりそうです。
こんな風に考えていたので、ドル円144円からのショートを50pips毎に増玉していました。とりあえず100日移動平均が意識されるだろうから138円でアウト。
今年一年分は今週稼ぎました。
先週、mr03911gt1氏が言っていた通りです。
私はボックスレンジが得意なのでこういうところは外しません。外してはならない。それでは証拠金が維持できなくなってしまうから。
「ファットリテールを維持すること」
これなんですよ。
確かマヨ晴れさんは昔、
「私の知り合いに、相場なんていつ動くかわからないから月曜日の窓埋めしかやらないって人がいる。」
こんな感じの話をしていませんでしたっけ?
それを聞いたとき、この人は勝っている側のグループに属しているなと思いました。
いや、ホントそれだけでいいんですよ。
144円から、がっつりいきましたね~
おめでとうございます!
今週は3週前安値のサポートを意識したため、下落を取れませんでした。
>今年一年分は今週稼ぎました。
データを集め多数回トレードし大数の法則に賭ける、とか、あるいは
確実性の高い(分かりやすくいうと得意な)場面だけ賭ける、
それで充分稼げます。
大勢はこれでしょう。充分です。
でも
おそらくこれは今はまだ人間しか分からない、
ここぞ、という場面で賭けて、勝つ。
いや、そうじゃない。
賭ける、とか、勝つ、という表現は全く正しくなくて、
当の本人には勝つか負けるかの博打を打っている気分は更々無い。
ああ、これはこっちしかないっていう局面に今遭遇したんだから、
卵を一方向に全部盛らない訳にはいかない、当然の行為。
データサイエンティスト・統計学者・数学者には出来ず
トレーダーにしか実行できないもの。
何故なら、その行為を裏付ける数字は存在しないから。
ですか?
これはYuさんに質問したいと思っていたことなんですが
聖杯って、あると思いますか?
私はあると思っています。
でもそれはみんなが考えている様なものとは全くかけ離れた
反対でも平行でもねじれの位置でもなく
存在領域が違うところにあるアレなんじゃないかな、と。
ぶっちゃけエントリーってどうでもいいですよね。
語句の問題なんだと思います。
「S&P500一点張り」「ドル円ボックスレンジ逆張り」「窓埋め」「±3σ逆張り」
私の知る限りこの辺でしょうか。
そういうことではない?
いやそうではないんだ。これらは見る方向なんだと考えています。
例えばピラミッド(三角錐)は真横から見ると三角形だが、上から見ると四角形。
「聖杯」ってこういう類のことを言っているのだと思います。
もしくは、マーケットというものはあまりにも大きすぎて(宇宙の大きさち同じなら)私達は切り取った一部の模様しか見えていないものではないかと。
確かに私の目の前にある聖杯には先に挙げたものが書かれています。
「正法眼蔵随聞記」
この辺も参考にした。極めて難解な仏教の書だが、その難しさは「主題をずらす」ことによって生じる難しさだ。
梅原猛曰く、
「御神体を直視ぜず、鏡に映った像から本質を追求している。」
正しくその通りだと思う。
「水面に映る月」は実在なのだ。
いつもご教授頂き有難うございます。ブレない目線を持って臨機応変に首尾一貫したことをやる。正に相場で生き残っていくための鉄則だと思います。マヨハレ先生もそうですし他のYouTuberもそうですが、他の人の動画はまず見ないそうです。おそらく自分自身の目線やスタイルをしっかりお持ちだからと思います。いろんな人のやり方を見てあらゆる局面に対応しようとしても返って相場に振り回されてしまいます。誰かのやり方を完全コピーすることは絶対にできません。なのでよくある有料のコピトレチャンネル等は全く無意味だと思います。例え時間がかかっても自分にしかないトレードスタイルを確立させた方が最後まで生き残てると思います。そして何度も同じコメントで申し訳ありませんが、今自分がブレないやり方で確立させようとしているのが負けた時の後始末です。自分だけでなく資金をいつも減らしていく人の傾向として、一つの負けから流れが変わりドミノ倒しのようにオケラになってしまうというのが多いのではないでしょうか。損切りしてからその後始末をして再び順調な流れに戻す過程を常に一貫したやり方で行う。今のところデモトレードの練習では上手くいってますが、実弾トレードでは大きなプレッシャーがかかりますので、そうした状況下でも同じように一貫して行動できるようにしたいです。第四の戦略を確立させてもう一段レベルアップさせたいです。
損切り後に、熱くならない、ダメージを受けづらいマインドをどうつくるか。
確実な冷却方法としては、一連の行動にピリオドを打つべく、チャートを閉じるのが最も有効でしょう。
ボクも二連続で負けたら、チャートを閉じ、その日のトレードを辞めました。
ベストは、自分の「やり方」に責任を持てるだけの自信を持つことです。
参考までに、こちらの動画もどうぞ。
http://mayohare-fx.com/nodamage_mind/
おはようございます。
マヨ晴れさん、今週も動画更新ありがとうございます!
「筋を通せば、チャンスを逃すことがありますが、それでも、筋を通す方が大切」
とても好きでした。
あまり利益は出せませんでしたが、環境認識から方向感を間違うことなく一週間を過ごす事ができました。
これからも来週のそう相場観を参考にしながら、自分の頭で考えることをサボらず頑張りたいと思います。
一度コメントさせて頂いたら、今まで何が不安だったのだろうと思っています笑
これからもマヨ晴れさんのコンテンツを楽しみに、励みます!!
コメントありがとうございます。
悩みが吹っ切れた様子が感じ取れて、なんだか元気を貰えました。
迷晴れさん今週もありがとうございました!!
今週は中途半端な事をしてしまい反省してます。
自分の考えた事を信じてやっていきます。
むやみやたらにポジションは取らなくなったので後は練習あるのみだと思ってます。
最近かなり暑くなってきましたので熱中症に気を付けてくださいね!
ありがとうございます!
凄く暑さに弱いので気をつけます(^_-)-☆