18Feb
週刊チャートナビ421回(2023.02.13~2023.02.17)は、ドル円、ユーロドル、ポンドドルの”ドルストレート通貨”の一週間を振り返るチャート考察です。
ドル円
今週の攻略ポイント。
『日足下降トレンドvs.22年陽線61.8%押し目Wボトム』
- 1/11日足戻り高値はブルベアの分水嶺。
- 先週金曜ピンバーは買いのシグナル。
- 米1月CPIサプライズに最大警戒。
今週の見通し
概要
22年陽線の61.8%押しWボトムから転換中、200日+100日移動平均線が上値抵抗となりそう。
- 5週前陰線のハラミ。
- 1/11高値の日足戻り売りと雇用統計上昇波の押し目買い(=22年陽線押し目背景)で持ち合った。
- 日銀新総裁報道に警戒(植田和男氏に決定?)
- 米1月消費者物価指数CPIに注目!
売り手の注目
- 日足下降トレンド(1/11高値を上抜くまで)
- 1/ 11日足ラス戻り高値。
買い手の注目
- 1月Wボトム(=22年陽線押し目背景)
- 2週前陽線終値が日足チャネルをブレイク。
TR上段㊤:1月高値
TR中段:先週高安(高値は1/11日足戻り高値、安値はFOMC高値)
TR下段㊦:雇用統計安値
4時間足ベアの視点:日足下降トレンドをフォロー。①先週の持ち合い(金曜包み足に注目)を基準に雇用統計安値へショート。②1/ 11高値Wトップでショート。③先週安値サポート崩れで雇用統計安値へショート。
4時間足ブルの視点:22年陽線の押し目背景に日足下降トレンド転換狙い。①先週の持ち合い(金曜包み足に注目)を基準に1/11高値へロング。②雇用統計安値まで売られれば2番底ロングを検討
今週の値動き
22年陽線の61.8%押し目Wボトム背景の12月安値押し目買いの波が、1/11日足戻り高値を上抜き、日足下降トレンドを転換させ、1月高値に到達。
毎日の見通し
02/13月曜
- 1/11高値の日足戻り売りと雇用統計上昇波の押し目買い(22年陽線押し目背景)が衝突してレンジ相場を形成。
- 金曜の下髭ピンバーは包み足になった。
ベアの視点:1/11高値下降波を戻り売り。金曜の下髭ピンバーを意識して、金曜高値付近で上げ止まればショート検討。
ブルの視点:雇用統計安値上昇波を押し目買い。①金曜ピンバーを根拠に短期上昇トレンドを金曜高値へ押し目買い。②金曜高値抜けで1.11高値へロング。
02/14火曜 22:30 米1月CPI
金曜安値発の上昇波が1/11高値に到達。
本日は米CPIが発表される。市場予想は高めで前年同月比+6.2%、対前月比+0.5%。CPIコアは対前年同月比+5.5%、対前月比+0.4%。今まではCPIの度にドルが売られてきたが、今回、もし予想を上回ったら、ドルは1月高値(≒134.76)まで一気に上昇するかもしれない。反対に、CPIが低下していたら、ドルは売られるだろう。
ベアの視点:1/11日足戻り高値基準。1/11高値Wトップ2番天井形成を待ってショート。
ブルの視点:22年陽線61.8%押し目(=128.0)基準。金曜安値発上昇波を1/11高値へ押し目買い。1/11高値Wトップ崩れで1月高値へロング。
02/15水曜 22:30 米1月小売売上高
前日陽線終値が1/11高値を更新。
ベアの視点:1/11日足戻り目基準。1/11高値抜けがダマシになれば、Wトップ2番天井から1月CPI安値へショート。
ブルの視点:12月安値押し目(22年陽線押し目買い背景)基準。1/11高値更新を根拠に前日陽線を1月高値へトレンドフォロー。
02/16木曜
- 14日陽線が1/11日足戻り高値を更新したことで、金曜ピンバー安値発上昇波が1月高値を目指し上昇中。
- 日足陽線が3本続いたので、1月高値到達後は暫く調整か?
ベアの視点:1月高値付近で上げ止まればショート検討。
ブルの視点:22年陽線押し目買い背景。1/11日足戻り高値更新を根拠に前日陽線を1月高値へトレンドフォロー。
02/17金曜
前日は陰線コマ足、1月高値手前、4時間足ローソク実体で止められた。
ベアの視点:1月高値レジスタンス背景。①前日高値付近で上げ止まれば、前日安値へショート。②前日安値+1時間チャネル割れでショート検討。
ブルの視点:22年陽線押し目買い背景、金曜ピンバー安値発上昇波のトレンドフォロー、1時間チャネル+前日安値サポートで1月高値へロング。
毎日の値動き
02/13月曜
東京時間、金曜高値を4時間陽線終値が更新後、押し目待ち。
ロンドン初動、15分SMA21ガイドに、4時間足陽転+15分SMA21反発で押し目買い。
NY時間、1/11高値到達、4時間コマ足レジスタンス確定でアウト。
02/14火曜
東京+ロンドン時間は米CPI待ち。
米1月CPI発表後は上下に振られ、1/11高値の反発を確認できたが、その後のトライで上抜けてノートレード。
02/15水曜
東京時間、前日の押し目はCPI絡みで拾えなかったので、高値抜け狙いで青1ロング。
ロンドン時間、前日高値で少しグズったが高値更新。
NY時間、「米1月小売売上高」が強い数字だったのでホールド。
翌日の東京時間、134.0で半決済、NY時間、前日高値で4時間陽線終値がレジスタンス、次の4時間陰転でアウト。
02/16木曜
東京+ロンドン時間は押し目待ち。
NY時間、押し目Wネック+134.0上抜けで青1押し目買い、前日高値で4時間陽線終値がレジスタンス、次の4時間陰転でアウト。
02/17金曜
東京+ロンドン時間で前日安値+1時間チャネルのクロス・サポートを待って買えなかった。
攻略ポイントのおさらい
『日足下降トレンドvs.22年陽線61.8%押し目Wボトム』
1.1/11日足戻り高値はブルベアの分水嶺。
1/11日足戻り高値は日足下降トレンドの転換が起こる分水嶺だが、ここでの勝敗が決するのは米CPI発表後とみていた。
14日火曜足が1/11日足戻り高値を更新したことで、1月高値まで買われやすくなるので、15日ロングはイージーなトレード。
2.先週金曜ピンバーは買いのシグナル。
先週金曜の「ツツミ足」が、そのまま「ハラミ足」になる疑いもあったが、12月安値下の値動きを「アンダーシュート」とみれば、強力な買いシグナルになる。
1時間足レベルの青片波は、15分足の上昇トレンドで構成されているので、この押し目を細かくも拾えるが、高値を掴むリスクがある。
やはり、青波の修正波を捨てて押し目を拾うのがわかりやすいが、今週は米CPI発表とタイミングが絡んでしまったので、15日に高値ブレイクアウトで買わざるをえなかった。
3.米1月CPIサプライズに最大警戒。
米CPI発表後、上下に大きく振ってから買われ始めたが、もしサプライズがあれば2円くらい飛ぶので、事前にポジションは持てない。
1/11日足戻り高値でWトップになるか、高値更新するか、米CPI発表を待ってポジションを持つしかなかった。
ユーロドル
今週の攻略ポイント
- レンジ相場の認知。
- レンジ・ブレイクの兆候。
- レンジ・ブレイク後のダマシに警戒。
今週の見通し
概要
- 1.10スーパーキリ番+月足SMA21から強く売られたが、12月高値周辺に日足押し目を形成中。
- 200日と100日の移動平均線が下値を支える。
- 12月安値を挟み、日足上昇トレンド押し目(=先週安値)買いと1.10戻り売り(=先週高値)で持ち合った。
- 米1月消費者物価指数CPIに注目!
売り手の注目
上値抵抗帯(=1.10+月足sma21)
買い手の注目
日足上昇トレンドが継続中。
TR上段㊤:2月高値
TR中段:先週高安レンジ
TR下段㊦:1月安値
4時間足ベアの視点:1.10下降波をフォロー。①先週高安の「持ち合い」を基準に1月安値へショート。②1月高値付近に2番天井形成を待ってショート。
4時間足ブルの視点:日足上昇トレンドをフォロー。①先週高安の「持ち合い」を基準に1月高値へロング。②1月安値付近まで売られればロング検討。
今週の値動き
今週は先週高安レンジ内、1.10戻り売りと日足押し目の攻防。木曜の高値切り下げ以降、下抜けやすい状況になり、金曜にレンジ安値をブレイクしたが、日足押し目(=先週安値)が意識されフェイクとなった。
毎日の見通し
02/13月曜
12月高値を挟み、先週高安(=日足上昇トレンド押し目買いと1.10戻り売り)の持ち合い。
ベアの視点:1.10下降波をフォロー。先週安値サポート崩れでショート。
ブルの視点:日足上昇トレンドフォロー。先週安値を押し目とみて先週高値へ押し目買い。
02/14火曜 22:30 米1月CPI
12月高値を挟み、先週高安(=日足上昇トレンド押し目買いと1.10戻り売り)の持ち合い。
ベアの視点:1.10スーパーキリ番からの下降波基準。12月高値付近レジスタンスされればショート検討。
ブルの視点:日足上昇トレンドフォロー。先週安値を押し目とみて先週高値へロング。
02/15水曜 22:30 米1月小売売上高
12月高値を挟み、先週高安(=日足上昇トレンド押し目買いと1.10戻り売り)の持ち合い。
ベアの視点:1.10スーパーキリ番からの下降波基準。①前日安値の押し目崩れで先週安値抜きショート。②先週高値まで買われればショート検討。
ブルの視点:日足上昇トレンドフォロー。①先週安値Wボトム根拠に前日安値を押し目とみて先週高値抜きのロング。②先週安値まで売られればロング検討。
02/16木曜
- 12月高値を挟み、先週高安(=日足上昇トレンド押し目買いと1.10戻り売り)の持ち合い。
- 先週安値からの14日安値への切上げ失敗で先週安値まで下落。
ベアの視点:1.10スーパーキリ番からの下降波基準。先週安値3ボトム崩れで1月安値へショート。
ブルの視点:日足上昇トレンドフォロー。先週安値(=押し目)3ボトムでロング。
02/17金曜
- 12月高値を挟み、先週高安(=日足上昇トレンド押し目買いと1.10戻り売り)の持ち合い。
- 先週高値から高値を切り下げ、下に抜けやすい状況。
ベアの視点:1.10戻り売り継続狙い。先週安値サポート崩れで1月安値へショート。
ブルの視点:日足上昇トレンドフォロー。先週安値(=押し目)サポートでロング。
毎日の値動き
02/13月曜
東京時間、金曜陰線戻り売り待ち。
ロンドン初動、先週安値で強く反発+1時間SMA21サポートからのクラスター上抜けで青1ロンング。
翌日の東京時間、12月高値の揉み合いでアウト。
02/14火曜
東京+ロンドン時間は米CPI待ち。
米1月CPIで先週高値のレジスタンスを確認。
02/15水曜
東京時間、前日安値への下値試し待ち。
ロンドン初動、高値を切り下げてはいたが、前日安値Wボトム+ダマシ安値をサインに、1時間同時線高値抜けで青1ロング、12月高値+1時間SMA21に阻まれ損切り。
NY時間、米1月小売売上高の発表を待って、前日安値サポレジ転換+1時間陰転で赤1リカバリー・ショート、先週安値でアウト。
02/16木曜
NY時間、先週高値から高値を切り下げたが、先週安値サポートを重視して、黄1ショートは見送り。
02/17金曜
東京時間、先週安値+前日安値抜け、15分SMA21ガイド波の黄1戻り売りは、1月安値ネックから戻り始めるリスクがあり見送り。
ロンドン時間、1月安値ネックから、先週安値まで戻したが、黄2では売れずに安値更新。
NY時間、下降波の戻りを待ったが、1月安値ネック抜き高値抜き返しで目線を切り替え、青1ロング、ブレイクアウト組のロスカットで上昇、前日の戻り高値到達でアウト。
攻略ポイントのおさらい
1.レンジ相場の認知。
今週は先週高安のレンジ相場を認知できれば無駄なトレードを防げる。
レンジ戦略なので、高安値で内張りするか、ブレイクアウトを待てば、そうそう負けることはない。
2.レンジ・ブレイクの兆候。
先週高値から木曜高値への高値切り下げは、レンジ下方ブレイクのシグナルになる。
レンジ・ブレイクを待ってもいいが、このポイントで売っておけば後が楽できる。
しかしながら、今回は日足押し目(=先週安値)のサポートを重視したため売らなかった。
3.レンジ・ブレイク後のダマシに警戒。
日足押し目(=先週安値)を重視できれば、金曜のレンジ下方ブレイクのフェイクを疑える。
1月高値ネック下の「ダマシ安値」出現は、1月安値まで下げる力がないことを示唆している。
結果、今週足終値は先週安値の上で引けた。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
1月高値Wトップ
買い手の注目
200日+100日MAの支え
TR上段㊤:1月高値
TR中段:2/2雇用統計高値と先週安値
TR下段㊦:1月安値
4時間足ベアの視点:1月高値Wトップ背景の1.24発下降波戻り売り。戻り目ボックス(=先週高値から雇用統計高値)から先週安値へショート。
4時間足ブルの視点:1月高値Wトップ背景の1.24発下降波の修正波狙い。戻り目ボックス(=先週高値から雇用統計高値)への戻りをロング。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
火曜の米CPI発表前は戻り目ボックスまで戻り、米CPI発表後は雇用統計高値でレジスタンスされ「三尊天井」で売られた。
水曜陰線が「下降フラッグ」が完成を完成させると、翌日も戻り売られたが、先週安値+200日MAでサポートされ、金曜は大きく戻した。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
13日月曜、先週安値からの安値切上げ狙い、黄1ロングは三尊右肩を警戒して「戻り目ボックス」への戻りを待った。
14日火曜、米CPIでできた三尊天井を1.24下降波の戻り目とみて、15日水曜、三尊ネック割れで赤1戻り売り、1.20で半決済、翌日の先週安値到達でアウト。
16日木曜、下降フラッグ安値への上値試しを待って赤1戻り売り、先週安値でアウト。
今週の深堀り
シャツの第一ボタンを掛け違えると、気づかず、最後まで掛け違い続ける。
最初の1を間違えると、1から10まで全部間違える。
トレードの「1」は相場の環境認識であり「位置情報」の解釈です。
これに気づくまで、エントリー・ポイントの改善やインジケーターの期間設定に膨大な時間を費やしました。
うまくいかない原因を8番目とか9番目に無理やりコジつけ、その結果、同じ失敗を繰り返しました。
例えば、チャートをみて「上がると思うけど、下がるかもしれない」そう感じたとします。
そもそも、あなたが、上がると感じた「根拠」は何でしょう?
もしかして、それは、根拠に化けた「感想」かもしれません。
買いか?売りか?で迷う人は、そもそも、どっちを優先すべきかの「判断基準」を持ってません。
だから、決めた後からも、まだ悩むんです。
じゃ、何を判断基準にすべきか?
相場の値動きにはセオリーがあります。
セオリーとは、定石とか理論とかいろんな意味がありますが、まぁ、「値動きの常識」のことです。
また別の動画をつくりますが、原理系なら「ローソク足の解釈」や「レジサポ転換」など、原則系なら「ダウ理論」や「グランビルの法則」などがあります。
そのなかでも、原理系最強セオリーは、
「上位足は下位足に勝る。」
このセオリー通りに、買いか?売りか?を決めればいいんです。
このセオリーに習熟したトレーダーなら、週足・日足・4時間足・1時間足チャートを順番にみていけば事足ります。
反対に、このセオリーなしでは、判断基準がないので、売りか、買いか決められません。
それでは、このセオリーをもとに、今週の相場を振り返ってみましょう。
22年陽線61.8%押し目Wボトムvs.日足下降トレンド戻り売り。
セオリー通りなら、22年陽線61.8%押し目買いは、日足下降トレンド戻り売りよりも強いです。
つまり、22年陽線61.8%押し目買いには、1/11日足戻り高値を上抜き、日足下降トレンドを転換させる力があることになります。
もし、1/11日足戻り高値でWトップになれば「セオリーが覆るレベル」で売りが強いと考え、ショートを検討しますが、それまではロングを優先でいいわけです。
1.10の強烈な反発をみれば、このスーパーキリ番が22年陰線の戻り売り候補として意識されてるのがわかります。
しかしながら、本格的に戻り売られるのは、1.10への2回目の上値試しでWトップや三尊天井をつくってからになるだろうと考えます。
そうなるまでは、セオリー通りに日足押し目(=先週安値)のサポートを優先して買います。
ただし、このセオリーが覆り、日足押し目(=先週高値)のサポートが崩れれば、1月安値を目指して売られやすくなります。
初手はセオリー通りにやってみて、セオリーが崩れたら、考えを切り替える。
初手の判断基準が曖昧で、一貫性がないから、それ以降の判断にも迷いが生じてしまうわけなので、
最初の一手はセオリーを守ることで、目線に迷いが消えます。
為替相場はセオリー信者が多く、セオリーが強く意識されるプライスにはポジションも溜まりやすいため、セオリー崩れからの反対売買は短時間で利が乗りやすいものです。
「セオリー通りなら上がるはずだから、買いで攻めよう。」
「もし、だめなら、その時に売りを考えればいい。」
常にこのパターンの繰り返しです。
短期で売りも買いもできる人は、このパターンを応用してます。
売りと買いを平等に扱っているわけではなく、
売り目線の上目使い。
買い目線の下目使い。
こんな感じです。
最初の一手はセオリーを守ると決めておけば、その後の判断も迷いません。
来週の相場観。
概要
128.0Wボトム(=22年陽線61.8%押し目)起点・上昇波が、1/11日足戻り高値を上抜き、日足下降トレンドを転換させて1月高値に到達。
ベア派
- 200日+100日MAの押さえ。
128.0Wボトム(=22年陽線61.8%押し目)背景、2/10起点・上昇トレンドの修正波を売る。1月高値レジで1/11高値目安にショート。
ブル派
- 128.0Wボトム(=22年陽線押し目買い背景)
- 日足上昇トレンドへ転換。
128.0Wボトム(=22年陽線61.8%押し目背景)背景、2/10起点・上昇トレンドを12/20高値へフォロー。①4時間SMA21ペースの波をロング。②修正波を受け、1/11高値+日足SMA21辺りから1月高値へ押し目買い。
概要
- 12月高値を挟み、日足押し目と1.10戻り売りが攻防、金曜にレンジを下方ブレイクしたが、先週終値はレンジ内でクローズ、先週はコマ足で方向感が定まらない。
- レンジ下方ブレイクがダマシにあって、1月高値へ2回目のアタックがあるか、1.10から先週高値を切下げて、1月安値へ売られるか。
ベア派
- 1.10+月足sma21の押さえ。
1.10レジスタンス背景、先週コマ足のレンジ。①先週安値サポート崩れで1月安値へショート。②先週高値レジスタンスでショート検討。②1月高値にWトップ2番形成待ち。
ブル派
- 100日+200日MAの支え。
日足上昇トレンド背景、先週コマ足は押し目候補。①先週安値周辺のサポートで先週高値抜きのロング。②1月安値まで売られればロング検討。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (21)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
セオリー通りなら上がるはずだから買いで攻めよう。
もしだめならその時に売りを考えればいい。
日常ほぼコレです。チャートのMTF+ニュースその他で、例えば今日は買いと決めたら
買える節目まで下がってくるのをひたすら待つ。その節目のアクションを見て買えれば買う。
万が一その待ちの節目を割ったら、割ってからの戻り具合を見て、売れる値幅があれば売るし
もし揉み合ったら何もしない。その場合にもっと前に上から売っていればと後悔するのは不毛な反省。
考えてみると非常にシンプルなメソッドで、逆に我々にはそれしか出来ないのかも。
さて、じゃあ人間に出来ないことをPCにやらせよう。
各方面で取り上げられNHKのニュースまで特番を組んでるChatGPT、Generative Pre-trained Transformerですが
私がトレードロジックを組んで細かく正確な文章を書くと、ほとんどエラーの無いコードを
即座に生成してくれます。
Stable Diffusionと同じで使い方に慣れたら本当に便利。
ひとまず4つ、それぞれ独立したロジックのコードを書いてもらいバックテストしています。
一つのロジックでは必ず機能しない期間が現れるので、異なるロジックでそれを補えば
収支曲線が平準化され大きなドローダウンが少なくなっていく。
ttps://youtu.be/YxjvjK5AD2M
こんな事考えている人は世界中にいて、トレードの世界にも変革が来ているかもしれません。
おつかれさまです。
ほんと、Stable DiffusionとChatGPTは、ゲームチェンジャーですよね。
これらが存在することを前提に物事を進めないと「まだ、洗濯板で洗濯してるの?」ってことになりそうです。
GPTとは、Great Perspective Transformationの略だったりして。
大いなる視点変換(^_-)-☆
例えばCPIの発表の時に瞬時にレートが動くじゃないですか。
あれ実際どうなってんのかなって思ったことありません?
webで発表された内容を人間のトレーダーが読んでエントリーのボタンをクリックしている?まさかまさかそんなはずはない。
CPIの場合、Bureau of Labor Statistics(BLS)がPublic Data Application Programming Interface (API)を提供していて、それで読み込んで瞬時に解析しあらかじめ設定されたアルゴリズムで売買してるんだそうです。
なんだ、そんな単純なことなら我々だって実行可能です
string GetBLSData(string series_id, string api_key)
{
string url = “https://api.bls.gov/publicAPI/v2/timeseries/data/” + series_id;
string post_data = “registrationkey=” + api_key;
string data = WebRequest(url, “POST”, post_data);
return data;
}
だそうです。ChatGPTが教えてくれました。
アメリカ合衆国労働省労働統計局(BLS)がAPIでデータを提供してるんですね。
それすら、知りませんでした!
今日のPCEなんて、どう考えても
伸びるならドル買い
しかないじゃないですか。
twitterとかみてると無駄に直前逆張りしてて
なんなんですかね。
普通に考えればいいのに。
私は普通に指標発表の遥か前からドル買いして静観です。
いわゆる爆益ですね。
ChatGPTが面白い事言ってたんです。
「APIを利用したアルゴリズムトレードは、多くの機関投資家やヘッジファンドによって行われています。経済指標の発表と同時に市場が動くため、高速な取引システムやアルゴリズムを使って、反応速度を上げることが重要となります。
実際には、経済指標発表時には、非常に高い取引量が発生するため、市場は瞬時に変動することがあります。そのため、アルゴリズムトレードにおいては、高速で正確な取引を行うことが必要不可欠となります。
一方で、人間が発表を見てから判断してトレードする場合には、市場の変動に追いつくことが難しい場合があります。しかし、トレーダーが市場の動向を正確に読み取り、適切なタイミングでエントリーやエグジットを行うことができれば、高速なアルゴリズムトレード以上のリターンを獲得することも可能です。
したがって、トレーダーにとって重要なのは、自分自身の取引スタイルに合わせたトレードプランを構築し、十分な準備と経験を積んで市場の動向を正確に読み取ることが重要です。また、リスク管理を適切に行い、トレードのポジションサイズやリスクリワード比を最適化することも必要です。」
あいつ、人間がアルゴリズムに勝てる、って言ってるんですよ。
AIなのに。
いつもご教授頂きありがとうございます。環境認識の大前提が重要との解説でしたが、自分としては今年一年のスパンで見ればドル安と見ておりドル円は下落、ユーロドルは上昇と見てますが今現在は今月の雇用統計、アメリカCPIの流れを受けて一旦ドル買い戻しの調整局面と見ています。それを受けた足元4時間足以下ということですが金曜日のドル円は134.000で下値は止められて引けており、週明けはここをサポートできるかどうかに注目しております。サポートされるようであれば134.400〜500水準でレジスタンスされれば134.000〜135.500のレンジ、135.500も上抜けしてくるようであれば今週の高値抜けをトライしてくるものと見ています。一方134.000を割り込む場合は133.500〜600水準までもう一押しされるかもしれませんが、そこまで押されるようであれば一旦買ってみたいと思います。一方ユーロドルですがとりあえず1.07000を回復してこないとロングしにくいように見えます。もしそこを超えて固めるようであれば1.08000までの一旦の戻りがあるかもしれませんが、1.07000を回復できないとなると1.06500を再度試す展開となり、更にそこを再度割り込むようであれば1.05000あたりまでの調整があるかもしれませんが、さすがに1.05000あたりまで落ちてくれば一旦は買ってみたいと思います。なんか経済番組のストラテジストの解説のようになってしまいましたが自分の相場観はずれてないでしょうか。もしご指摘の点があればご教授頂きたく思います。
ドル円は1月高値(=年初来高値)到達。4時間SMA21基準の上昇ペースが崩れれば、1/11高値への下値試し後、先週陽線を押し目買い。200日+100日移動平均の連合軍は強いバリアーとみています。
ユーロドルはちょつとわかりずらいのですが、金曜日の動きを見る限り、1月安値起点上昇波の押し目を探る動きにも見えます。おっしゃるように、1.070回復が鍵になるかもしれません。
今週もお疲れさまでした。 今週の値動きは14日の指標以降の値動きで大きなWボトムのネックラインをブレイクしたことによる買い勢力が入ってきたのかなと思っていました。(売り手が諦めた)サイズ感も丁度いいし2/6の前回高値を42ピプスほど抜いたことでさらに買いが加速したような感じだと思います。これが高値を更新できていなかった場合だとまた値動きも変わってきた可能性がありますね。僅かな前提条件の違いが未来の結果を変える。迷晴れさんが円の振り子?のような映像で説明してくれていたことを思い出しているところです^^
動画とは直接関係ないのですが迷晴れさんはデイトレーダーということで長時間椅子に座っていると思いますがどのメーカーの椅子を使っているのでしょうか?差し支えなければ教えていただきたいです。某お値段以上のメーカーの椅子を実際に座って買ったのですが長時間座ることで分かってきたお尻へのダメージとひじ掛けが下手ってきて初期の建付けが悪く右ひじがぐらついている状況でございます。
追記 今回のトレーディングレンジは迷晴れさんとすべて一致していました!!!
OKAMURA CONTESSA
10万円以上する椅子ですが、トレーダーにとっての椅子は馬のようなもの。
何年も使い続けてますが、ヘタリもなく購入して良かったです。
返信ありがとうございます。早速調べてみました、今はOKAMURA CONTESSA seconda みたいですね。休みの日に座りに行ってきたいと思います。
横から、おじゃまします
わたしは、スチールケースというところのリープに座ってます。コンテッサより少し、お値段が安いかな、という金額です。座り心地はまずまず。腰痛持ちですが、特に問題ありません。
ただ、机の高さ、自分の肘の高さ(かな?)に合わせて、床の高さも足の裏がべたっと床に着くようにした方が良いです。私の場合、机が古くて、自分の足が短いので、すのこを二枚、足の下に入れて床の高さを調整しています。
ちなみに私はお金を払う勇気がなかったので(;^_^A、中古を買いました。ひじ掛けが少し傷んでいますが、まあまあ問題なし。一度調べたところ、ひじ掛けだけ、パーツで売ってました。高かったので、我慢しちゃいましたが、そういう方法もあるようです。
夏場、汗をかくと肘が少し気持ち悪い感じになります。これは両肘かけにタオルをかけることでしのいでいます。
それと、これは趣味かもしれませんが、ハイバック(背もたれが高いヤツ)を買った方が良いと思います。
ているさんこんにちわ、行ってみたいお店にリープがあるのか分かりませんがブランドのスチールケースはあるみたいです。自分はお尻が痛くて椅子の上に座布団をひいている感じです^^
自分のセッティングは机の高さと座高も長くかつ足が短いので椅子の設定は全下げです。それで足の裏はべたっとつきます。
動画作成お疲れ様です。今週はあまり相場に向き合うことができない週でした。普段サラリーマンをしており月~金は
朝7:30に家を出て帰り着くのは平均で19:30頃になります、その後20時頃からPCにてチャートを見れる時間が確保されます、しかし翌日も仕事があるので遅くても23:30までには布団に入ると決めています(サラリーマンが本業なので)
多くて一日三時間程のNYタイムをどうにかプラスにもっていく闘いの日々であります。今週はその短い時間に父から頼まれたパソコンを修理する任務が入ってきて大変でした。 五年前のDellのノートパソコン、6世代コアi3にメモリ4ギガ HDD1テラ OSはWindows10。当時ですと4ギガでも大丈夫だったでしょうが23年時点では4ギガじゃほぼ使い物になりません。いろんなソフトがバックグラウンドで動いておりバッテリーも接触不良、ビットロッカーで起動後ロックまでかかっているカオスな状態でした。私の限りある時間を使いなんとか復旧させてやりました。おまけにアマゾンでぽちった4ギガメモリも追加で増設してあげました。今週のトレード時間はPC復旧でほぼ消えました、ちなみにこれに加えて家には手のかかる0歳児もいます(笑)
今週の結果
ドル円 ノートレード
ユロドル 13日 20時頃ショート 微損。 これは父のPC復旧のためスマホでながらトレードをしてしまったことが敗因。PCでしっかり見ていればまよはれさんポイントでドテンできた。めちゃくちゃ反省。
14日 火曜 23時過ぎ4時足コマの次の足陰線でショート 30PS利確
15日 水曜 19時前15分ハラミ上からショート 、下がらず東京高値試すと思い一度切 食後に確認したら落ちててショック。
それ以降はPCと子供にタスクが奪われノーエントリー、NYタイムの私の少ないメモリがパンパンでした。(笑)
なんとか週で20PSほどはプラスだったのが救いです。睡眠時間が短くても動いてくれるCPU(脳みそ)だったらなあーと感じた大変な1週間でした。
おつかれさまです。
兼業の方なら、帰宅後、NY時間のスキャルと考えがちですが、これが結構難しい。
なので、指値・逆指値を使ったトレードも検討されるとよいかも。
例えば、ドル円の水曜、前日高値ブレイクアウトは戦略として正しいので、ここに「逆指値」を置けばロングできます。
コメントありがとうございます。 指値、逆指値うまく使えるといいですよね。前日で大方決着がついていることと ロットを落とすことで 納得度は確保されそうですね。
年内には自動注文も使えるようにテストしてみようと思います。
今モドキ排除の訓練中なのでスキャルピングは癖になるのが恐くてできないです。
指値注文は裁量の納得度が高まれば テスト次第で運用していこうと思いました。
今週もありがとうございました。
今週はトントンで終わりましたが、振り返ってみるとやる必要のない余計なトレードが多かったです。
仕事の休憩時間など自分がチャートを見える時に、ついこじつけでトレードしてしまうことが多いです。その結果調整波や転換前のごちゃごちゃした動きの中だったり、押し目や戻り目のセットアップ未完成の状態でエントリーしてしまい損切り貧乏になることが多いです。
相場のタイミングと自分のタイミングの兼ね合いが難しく、休みでいつでもチャートを見える状態ならおそらくエントリーしないような所で手を出してしまいます。心理的な面と技術的な面両方で工夫していかなければいけません。
相場のセオリーに沿った自然な流れに乗ることを意識し、仕事でエントリーできなかった時は潔く諦めるか、なるべく有利な場所でエントリーしておくことが必要だと思いました。
自分はつい売りも買いも両方とってやると思ってしまいます。
売り買い両者の視点は必要ですが、相場のセオリーに沿って有利な方に目線を固定した上で反対側の視点を考える方がシンプルで分かりやすいですね。
おつかれさまです。
上の「ぶんさん」にもお伝えしましたが、指値・逆指値を使ったトレードも検討されてはいかがでしょう。ドル円の水曜、前日高値ブレイクアウトを逆指値で狙うのは戦略として正しいと思います。
動画アップありがとうございます。
ドル円攻略ポイントのおさらいでの解説の中に現在の個人的な悩みどころがありました。
今週3つのポイント・環境認識は把握出来ていた事を週ナビで確認。
僕は1時間レベルの片波を下位足で細かく狙うやり方を選んでいます(現在ボラが大きい環境でもある)
悩みどころは買っても負けても心身への負荷が大きい。
楽をしたいとは全く思っていません、絶対の確実も求めてはいませんが自動車の運転レベルには遠い。
経験値が未熟な為かもしれません。
例えばドル円水曜、前日高値付近で上げきれず一時的に渋りました(もみ合い)
LDNで入ってLDNでアウト(LDNで明確に上昇ブレイクするだろうとのイメージがあり、
翻って買い弱しかもと考えた)
しかしながら上記内容の処方は自身である程度想像出来ます。
・ポジションサイズの縮小
・タイト過ぎる損切り幅を明確な根拠があるところまで許容(負けるならちゃんと負ける)
・1時間・4時間の片波をワントレードで狙う方法へシフト
→損切り設定後、ポジションを持っている方向へ動けば必要以上にチャートを見ない(無駄となる裁量を入れ 込まない)
大体こんなところかと考えています。
おつかれさまです。
「1時間・4時間の片波をワントレードで狙う方法へシフト」
この考え方は賛成です。まずはこれをマスターするのがベターです。
月曜と水曜のロング、見る波のサイズの違いについて。
水曜日のロングは、火曜にトレンド・フォローできなかったので、ブレイクアウト戦略に切り替えました。
1時間足レベル(青)の波サイズを意識してます。
月曜日のロングは15分足レベル波を意識。こちらは、高値掴みのリスクもあり、やらなくてもよかったトレードかもしれません。