14Jan
週刊チャートナビ416回(2023.01.09~2023.01.13)は、ドル円とユーロドル、加えてポンドドルのドルストレート一週間を振り返るチャート考察です。
ドル円
今週の攻略ポイント
米12月消費者物価指数(CPI)にマーケットの注目が集まる。
- イベント注目度の高さから、イベント当日(=12日木曜の)まで”値動きの鈍化”が予想される。
- マーケットは米国のインフレが沈静化すると見始めていて予想値も低い。もし、予想よりも大きな数字となればサプライズで一時的に急騰、予想より低い数字となればドル売りとなる。
- CPIでドル売りとなっても、22年陽線の押し目は意識される。
今週の見通し
概要
大局の現在値は、22年陽線50%-61.8%押し目候補”月足レベルのラス押し安値(=12月陰線安値)”で反発、ここに22年陽線の押し目をつくるかもしれない。
- 先週高安を”22年陽線押し目レンジ候補”とみる。
- 経済指標と要人発言:10日(火)/18:30 米パウエル議長発言・12日(木)22:30 米12月CPIは大注目!
売り手の注目
- 200日SMAの押さえ。
- 日足下降トレンド継続中(先週高値を上抜くまで)
買い手の注目
22年陽線押し目候補(=12月安値)の強い反発。
TR上段㊤:12.20急落高値(=黒田バズーカ)
TR中段:先週コマ足高安(=22年陽線押し目レンジ候補)
TR下段㊦:5月安値ネック+22年陽線61.8%押し
4時間足ベアの視点:日足下降トレンド継続狙い。先週高値を上抜くまで日足下降トレンドをフォロー。200日MAを試す動きに警戒。
4時間足ブルの視点:22年陽線押し目形成狙い。①12月安値付近のサポートでロング。②先週高値ブレイクで12.20高値へロング。
今週の値動き
週明け時点では、6日金曜Nボックス+日足SMA21での”ドル売り(米国のインフレ率が下がっていく見通しが根拠)”を狙ったが、CPI当日は東京時間(月曜ハラミ足高値)から売られ始め、CPIの発表でドル売り加速、翌日も下降トレンドが続き、目標値の5月安値ネックを下抜いた。
毎日の見通し
01/09月曜 日本休場
12月安値(=130.5)サポートを”22年陽線の押し目候補”とみる。
ベアの視点:日足下降トレンド継続狙い。6日陰線(=雇用統計)を12月安値へ戻り売り。
ブルの視点:22年陽線押し目形成狙い。12月安値への試しからサポートでロング。
01/10火曜 18:30 米パウエル議長発言
- 12月安値(=130.5)サポートを”22年陽線の押し目候補”とみる。
- 前日足は同時(気迷い)線、先週安値から月曜安値(=先週安値ネック)へ安値切上げ中。
ベアの視点:日足下降トレンド継続狙い。①月曜安値Wボトム崩れで先週安値へショート。②日足SMA21附近まで買われればショート検討。
ブルの視点:22年陽線押し目形成狙い。月曜安値Wボトム2番底から先週高値目安にロング。
01/11水曜
- 米CPI前の調整局面。米インフレ率が下がっていく認識が広がり始めているので、12日のCPIが低い数字であったならドル売りとなるだろう。
- 月曜ハラミ足が確定。
ベアの視点:日足下降トレンド継続狙い。①月曜ハラミ足安値崩れで先週安値へショート。②日足SMA21附近まで買われればショート検討。
ブルの視点:22年陽線押し目形成狙い。月曜ハラミ足安値サポートでロング検討。
01/12木曜 22:30 米12月CPI
- 米CPIに注目が集まる。米インフレ率が下がっていく認識が広がり始めているので、低い数字ならドル売りとなるだろう。
- 月曜ハラミ足が継続。
- 日足SMA21の押さえ。
ベアの視点:日足下降トレンド継続狙い、日足SMA21+金曜陰線Nボックスで戻り売り。
ブルの視点:22年陽線押し目形成狙い。金曜高値発下降波の戻り目崩れでロング。
01/13金曜
- 米12月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比は11月の7.1%から鈍化し6.5%となってドルが売られた。
- 前日陰線終値は22年陽線押し目候補の12月安値と先週安値をブレイク。
ベアの視点:前日大陰線を5月安値ネックへ戻り売り。
ブルの視点:先週安値アンダーシュート狙い、先週安値に乗せ返せばロング。
毎日の値動き
01/09月曜
東京時間、金曜陰線の戻り待ち。
ロンドン時間、135.5付近の三尊天井をつくるも、戻り目の確信が持てず、黄1ショートは見送り。
NY時間、15分下降フラッグ完成を見たが、先週安値ネックで安値を切上げる疑いからノートレード。
01/10火曜
東京時間、前日安値に引き付けて131.5(=黄1)の2番底ロングを狙ったが届かなかった。
ロンドン時間以降は、月曜高安レンジの真ん中でノートレード。
01/11水曜
ロンドン+NY時間、月曜ハラミ足高値をチョビ抜けしたが、米CPI発表前でフォローされないとみてノートレード。
01/12木曜
金曜のNボックスまで買われず、東京時間から売られ始めた。月曜ハラミ足高値に戻り目を形成後、1時間下降フラッグ完成で赤1戻り売り。
ロンドン時間、月曜ハラミ足安値を4時間陰線終値がブレイク、目標値12月安値到達+CPI発表前にアウト。
NY時間、米12月CPIの結果を受け、12月安値で赤2ドル売り。
翌日のNY時間、目標値5月安値ネック到達でアウト。
01/13金曜
東京時間、先週安値裏の反発を確認するも、先週安値下アンダーシュートの疑いから様子見、ダマシ安値からの高値切下げで確認後に赤1戻り売り。
ロンドン時間、5月安値ネックで半決済、その後プルバック。
NY時間、前日安値裏で戻り売られ安値更新、127.5到達でアウト。
攻略ポイントのおさらい
米12月消費者物価指数(CPI)にマーケットの注目が集まる。
- イベント注目度の高さから、イベント当日(=12日木曜の)まで”値動きの鈍化”が予想される。
月曜の”同時線(=気迷い線)”をみれば、CPI当日まで月曜同時線にハラまれるイメージできるので、月曜ハラミ足の真ん中でポジションを持ったり、月曜ハラミ高値のチョビ抜けに飛び乗る気分にはならない。 - マーケットは米国のインフレが沈静化すると見始めていて予想値も低い。もし、予想よりも大きな数字となればサプライズで一時的に急騰、予想より低い数字となればドル売りとなる。
日足SMA21附近まで引きつけて売りたかったが、月曜ハラミ足高値に戻り目をつくり、CPI当日の東京時間から売られ始めた。 - CPIでドル売りとなっても、22年陽線の押し目は意識される。
CPIでドル売りとなっても、22年陽線の61.8%押し目(=5月安値ネック)が控えているので意識はしておきたい。
ユーロドル
今週の攻略ポイント
米12月消費者物価指数(CPI)にマーケットの注目が集まる。
- イベント注目度の高さから、イベント当日(=12日木曜の)まで”値動きの鈍化”が予想される。
- マーケットは米国のインフレが沈静化すると見始めていて予想値も低い。もし、予想よりも大きな数字となればサプライズで一時的に急落、予想より低い数字となればドル売りとなる。
- CPIでドル売りとなっても、12月高値(=22年陰線の戻り目候補)は意識されるだろう。
今週の見通し
概要
大局の現在値は、22年陰線の61.8%戻り目候補で反発、ここに22年陰線の戻り目をつくるかもしれない。
- 4週前ハラミ足を”22年陰線戻り目レンジ候補”とみる。
- 経済指標と要人発言:10日(火)/18:30 米パウエル議長発言・12日(木)22:30 米12月CPI
売り手の注目
22年陰線61.8%戻り目候補(=12月高値)の強い反発。
買い手の注目
- 200日SMAの支え。
- 日足上昇トレンドが継続中。
TR上段㊤:1.10
TR中段:4週前ハラミ足高安(=22年陰線戻り売り候補レンジ)
TR下段㊦:12月安値
4時間足ベアの視点:22年陰線戻り目形成狙い。先週高値から12月高値へ引きつけてショート、1.081週足強者の高値を試す動きに注意!
4時間足ブルの視点:日足上昇トレンド継続狙い。①4週前ハラミ足安値サポートで日足上昇トレンドをフォロー。②12月安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
米インフレ率が下がっていく見通しから、月曜Nボックスでの押し目買い(=ドル売り)を狙ったが、結果的に、12月高値(=22年陰線の戻り目候補)にレンジをつくり、CPIで高値をブレイクした。
毎日の見通し
01/09月曜
4週前ハラミ足を22年陰線の戻り目レンジとみる。
ベアの視点:22年陰線戻り目形成狙い。先週高値、または、12月高値のレンジスタンスでショート検討。
ブルの視点:日足上昇トレンド継続狙い。先週安値Wボトムを根拠に6日陽線(=雇用統計)を先週高値へ押し目買い。
01/10火曜 18:30 米パウエル議長発言
- 12月高値(=1.073)レジスタンスを”22年陽線の戻り目候補”とみる。
- 目標値12月高値に到達、前日陽線終値は未更新。
ベアの視点:22年陰線戻り目形成狙い。前日高値更新の失敗を受けて、前日押し安値へショート。
ブルの視点:日足上昇トレンド継続狙い。1時間SMA21目安で押し目買い。
01/11水曜
- 米CPI前の調整局面。米インフレ率が下がっていく認識が広がり始めているので、12日のCPIが低い数字であったならドル売りとなるだろう。
- 前日終値は目標値12月高値でレジスタンスされた。
ベアの視点:22年陰線戻り目形成狙い。12月高値のレジスタンスで、月曜Nボックスへのショート検討。
ブルの視点:日足上昇トレンド継続狙い。月曜Nボックスまで下げれば押し目買い検討。
01/12木曜 22:30 米12月CPI
- 米CPIに注目が集まる。米インフレ率が下がっていく認識が広がり始めているので、低い数字ならドル売りとなるだろう。
ベアの視点:12月高値抜けフェイク狙い。先週安値発上昇波の押し目崩れでショート。
ブルの視点:日足上昇トレンド継続狙い。先週安値発上昇波を押し目買い。
01/13金曜
- 米12月の消費者物価指数(CPI)の前年同月比は11月の7.1%から鈍化し6.5%となってドルが売られた。
- 前日陽線終値が22年陰線戻り目候補の12月高値をブレイク。
ベアの視点:今週足の上髭狙い、上げどまりを待ってロング利確を狙ってショート。
ブルの視点:前日陽線を押し目買い。前日陽線が坊主なので押し目が入らなければ高値抜けについていく。
毎日の値動き
01/09月曜
東京時間、金曜陽線高値の坊主(=利確されてない)を根拠に金曜高値(=1.065)抜けでロング。
ロンドン時間、1.070タッチで半決済。
NY時間、目標値12月高値到達+4時間陽線クローズでアウト。
01/10火曜
ロンドン初動、1時間SMA21での押し目買いは、12月高値レジスタンスを意識して見送り、米CPI発表前の調整局面とみてノートレード。
01/11水曜
NY時間、前日高値を上抜いたが、米CPI発表待ちでフォローされないとみてノートレード。
01/12木曜
東京+ロンドン時間、米CPI発表待ち。
NY時間、米12月CPIは前日高値ブレイクの3波を青1ドル売りのロング。
翌日のロンドン時間、1時間SMA21押し目買い失敗をみてアウト。
01/13金曜
東京時間、上げ止まり待ち。
ロンドン時間、1時間SMA21での押し目買い失敗を受け、高値ネック割れで赤1ショート。
NY時間、水曜レンジ高値の強い反発でアウト。
攻略ポイントのおさらい
米12月消費者物価指数(CPI)にマーケットの注目が集まる。
- イベント注目度の高さから、イベント当日(=12日木曜の)まで”値動きの鈍化”が予想される。
12月高値(=22年陰線の戻り目候補)到達後に持ち合った。この重要な節目を崩すにはCPIイベントが必要と考えれば当日まで様子見できる。 - マーケットは米国のインフレが沈静化すると見始めていて予想値も低い。もし、予想よりも大きな数字となればサプライズで一時的に急落、予想より低い数字となればドル売りとなる。
12月高値を挟んでレジを形成、CPIで高値をブレイク、その後、上昇3波が発生。 - CPIでドル売りとなっても、12月高値(=22年陰線の戻り目候補)は意識されるだろう。
過去、12月高値は月足と週足終値レベルでレジスタンスされている。今週の陽線終値は12月高値を上抜けたが、1月足確定まで警戒しておく。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
- 大局の現在値は、22年陰線の50%~61.8%付近を推移、ここに22年陰線の戻り目Mトップをイメージ。
- 月足、及び、週足終値は8月高値(=1.230)にレジスタンスされている。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
12月高値と1.190にMトップ(=22年陰線の戻り目)をイメージ。
売り手の注目
- 22年陰線の戻り売り候補にある。
- 8月高値(=1.230)のレジスタンス。
買い手の注目
- 22年安値発の日足上昇チャネル
- 先週足は下髭ピンバー
- 200日MAの支え
TR中段:12月高値と1.190(=22年陰線の戻り目)
4時間足ベアの視点:12月高値の2番天井完成を待ってショート。(今週中はないだろう)
4時間足ブルの視点:12月高値の2番天井確定までロング。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
12月高値の2番天井を目指す流れのなかだが、12日の米CPIを控えてか、週前半は値動きが鈍化してフラッグを形成。
6日の大陽線が坊主なので、9日のロングならできそうだが、CPI以降の乱高下でロングするのは難しそう。
6日安値付近で買えたなら、適時、利食いしながら12月高値の2番天井までホールド。6日に買えてないなら、2番天井を待って売るだろう。
今週の深堀り。
米雇用統計やFOMCなど、重要イベント待ちで、相場が動かないことはよくある。
今週の”米消費者物価指数(CPI)”は米国の利上げや利下げのバロメーターとして、雇用統計やFOMC並みに注目度が高くなっている。
誰もが「CPIの数字をみてポジションを持とう」と考えるのは必然で、そう考える人が多いからこそ、CPI当日まで値動きが鈍化する。
この程度の理解があれば、どこかの壁に当たったら、CPI当日まで”レンジ”になるイメージができる。
今週のドル円なら”月曜ハラミ足”のレンジがそう。
今週のユーロドルなら12月高値(=22年陰線の戻り目候補)のレンジがそう。
いつ、どこで、どれくらいのレンジになるのか?
この想像力があると、チャートの右側に薄っすら答えが見えて、トレードが楽になる。
つまり、待てる。
反対に、この”仮の答え”が想像できないと、
いまにも動き出しそうな妄想に取りつかれる。
これが”ポジポジ病”の原因だが、現実に”動き出す時と場所”はひとつしかない。
9日月曜ハラミ足(=Mトップ)はレンジであり、これは、日足下降トレンドの戻り目になる。
このレンジのなかを通る、1時間のフラッグ(=これもレンジ)のブレイクで12日赤1でショート。
12日青1でロングは、12月高値(=22年陰線の戻り売り候補)が意識されてつくられたレンジ高値のブレイク。
これらのトレードはいずれも”レンジのブレイクアウト手法”を用いている。
相場は”レンジ”と”トレンド”をひたすら繰り返してる。
トレードは指向性が強さで稼ぐものって誰もが知っているのに、それを実践できないのはなぜだろう?
おそらくそれは、トレンドにフォーカスするが余に、”レンジの定義”が明確にできないからではないだろうか。
レンジをその時と場所に合わせて正しく定義できれば、そのブレイクを待ってトレンドで乗れば自動的に稼げる。
レンジが問い、トレンドが答え。
正しく問えれば、正しい答えが返ってくる。
経営学者のピーター・ドラッカーも『経営におけるもっとも重大なあやまちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ』と言ってる。
正しく問えば、期待と妄想のループから抜け出せる。
来週の相場観。
概要
- テクニカル的には、12月安値(=22年陽線押し目候補)が崩れ、22年陽線の61.8%押しまで売られたが、5月押し安値と併せてサポート・エリアにある。
- ファンダメンタル的には、円高・ドル安傾向。米国インフレがピークアウトしたと見方ができ、FRBの利上げペース緩和が見込まれ、加えて、今週の日銀会合で大規模緩和の修正が示唆されれば、円高・ドル安の流れに拍車をかけることになる。
- 先週陰線が12月安値(=22年陽線押し目候補)を下抜く”ブレイク足”になったが、1月足が下髭を出して”ダマシ安値”になる疑いも持っておく。
- 重要経済指標:17日・18日日銀金融政策決定会合と黒田総裁発言
ベア派
- 先週陰線はブレイク足(12月安値ブレイク)
- 200日SMAの押さえ。
- 日足下降トレンドが継続中。
133.0発下降波を5月安値へトレンドフォローの戻り売り。
ブル派
- 先週安値付近は22年陽線の61.8%押し目候補。
- 12月安値(=22年陽線押し目)の影響→ダマシ安値の疑い。
- 4時間下降チャネル安値。
先週下降波の調整波を狙う。①先週安値W2番底ロング。②戻り目崩れで段上の戻り目候補へロング。
概要
- 12日米12月CPIの低い数字を受け、ドル売りとなり、12月高値(=22年陰線61.8%戻り目候補)を、先週陽線終値が上抜いた。
- 先週陽線が12月高値を上抜く”ブレイク足”になったことで買い選好。
- 重要経済指標:18日欧12月消費者物価指数・19日欧ECB理事会議事要旨
ベア派
- 12月高値(=22年陰線戻り目)の影響→ダマシ高値の疑い。
- 4時間チャネル高値
1.05発上昇波の調整波を狙う。①上げ止まりM2番天井ショート。②押し目崩れで段下の押し目候補へ先週安値までショート。
ブル派
- 先週陽線はブレイク足(12月高値ブレイク)
- 200日SMAの支え。
- 日足上昇トレンドが継続中。
1.05発上昇波を1.0目安にトレンドフォローの押し目買い。
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コメント
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コメント (53)
明けましてありがとうございます。今年もご教授の程宜しくお願い致します。動画の解説にもあったように自分もCPIまではレンジになると見ていてノートレードでしたが、指標発表後金曜日からのトレードですが最初から下手トレードになってしまいました。動画内の解説にもあったようにレンジあるいはネックラインのブレイクを狙ったのですが、どの位置でするのかを明確になっておらず追っかけトレードになってしまいました。金曜日のドル円であれば129.800が下値のネックラインになっており、そこを割れたから弱い流れを見ていかなければなりません。ということはなるべくそこに引きつけてのショートをすべきですが中途半端なところでショートして担がれ、ましてやスケベロング等もってのほかですがそれもやってしまいました。戻るところまでしっかり戻ったのを確認して、クラスターもしくはネックラインができるのを短期足で確認し、更にブレイクの一波を見送った後の戻りをしっかり叩かないとダメですね。まだネックラインも割れてないのに高値切り下げだけを見てショートするから上に担がれてしまうのではと思います。残念ながらダメトレードからのスタートになってしまいましたが、早すぎるエントリーや中途半端なところでの逆張りを今年はしっかり直して、むしろ遅いくらいの感覚でトレードするようにしていこうと思います。そしてあくまで相場に自分が合わせることに徹したいと思います。今年はここまでプラスにしたいとか1日の目標はここまでといったものは全て自己都合で相場には関係ないことです。世間一般では自分が頑張れば結果がついてくるかもしれませんが、トレードに至っては自分が頑張ってどうにかなる訳でもなく、全て相場次第なのでその点を十分心得て今年一年トレードしていこうと思います。
あけましておめでとうございます。
数日休むと”勘”が鈍りますよね。
為替大神社にお賽銭を投げたと考えましょう(^_-)-☆
「もう売られないから買われる」
「もう買われないから売られる」
耳にタコでしょうが、投資家の心理が値動きのトリガーです。
新年明けましておめでとうございます。週ナビでポンドルの解説が聞けるのが新鮮でした♪なんだか、行きつけのお店が新装開店したようなそんな気分になりました♪しかし、さらっとでしたがとても重要な事を言われていましたね。「6日に買えていないならば、2番天井を待って売りを考える・・・。」この考え方ができれば変な負け方をする人はいないのではないかと思います。直近上昇中なのですが前回高値までの値幅を考えるとロングの難易度は上がる。高値を切り下げてきた場合天井をつかまされるリスクもあるので。であれば、ダブルトップ形成を待って虎視眈々とショートの準備をするか天井が崩れるならばプランBを発動・・・というシンプルな考え方で中期的な見通しはOKな相場かと思います。ただ、ラインタッチの類で入ってしまうのは素人感があまりにも・・・なので、何を持ってしてチャートパターンの完成と見て、トリガーをどこで弾くかが重要なのですよね。1月の足がいい形でクローズするならば来月は下降アタック(笑)を狙うというのが現段階での長期目線での本命のシナリオです。それでは今年もよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
ポンドドルはルーキーなので、Hさんと視点が揃うのは心強いです(^_-)-☆
1月足の閉じ方。
なるほど、通貨の癖を掴みつつ、中・長期目線なので1月足確定を待つことにします。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
クリスマス動画も楽しく拝見させていただきました。
自分の今年の目標は先延ばし癖の改善です。最近気が付いたか前々から気が付いていたけれど目を背けてたのかもしれませんが、例えば筋トレという具体的な目標を立てても自分自身とは向き合わずにやらない理由をさがしていたりしましたし、FXでも検証をするのではなくもっと楽な迷晴れさんの動画をみて自分自身を正当化したりしていました(これは心理的に防衛反応かもしれません)色々な具体的な目標を立てても、まず自分の中身が変わらないと何も変わらないことに気が付きました。自分自身の課題は外ではなく中にあるものだとそう思うようになりました。
あけましておめでとうございます。
先延ばし癖。
「明日やろう」と思いつつ一年が過ぎていく。これってストレスですよね。
ぼくのやってる先延ばし撲滅方法は”毎日の習慣化”です。
「習慣化されないことは、すべて先延ばしにされる」
「毎日やらないことは、結局やらない」
毎日30分でもいいので続けること。
そう、自分に言い聞かせてます(^_-)-☆
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「習慣化されないことは、すべて先延ばしにされる」
「毎日やらないことは、結局やらない」
アスリートでも企業経営者でも成功されている方々は当然この習慣が
身についると思います。
トレーダーも同じことですね。
にーとさんもスタートラインに立ちましたね。
頑張ってください。
私自身も「悪い癖」がありまして、ポジションを持った後に意図した
方向に進まないと否定する条件を思い浮かべてしまうのです。
そうすると、分足の動きに左右されてエントリー当初のシナリオを忘
れて弱気になり、建値付近で逃げてしまうことが多々ありました。
そして、逃げた後に当初の目標以上に伸びていってしまうことも多か
ったです。逃げて正解だったことは微々でした。
迷晴れさんの「分足を見るのはエントリーする時だけで後は見ない方
がいい」、「戦わずして負けている」と指摘されていることも納得し
ています。
今週も久しぶりにトレードしたらこの「悪い癖」が出てしまい、結局
トントンで終わりました。
せっかく気付いた改善点も習慣化されていないと駄目ですね。
今年、新スタイルでのスタート。基本の理念を持ち常に進化を続けら
れている迷晴れさんの世界を今後も楽しみにしております。
今年もお身体を大切にされて、健やかに過ごされることを願っております。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
普段ファンダ無視してる人でも特に注目度の高い経済指標は無視しない。ならば
その経済指標に注目が集まる理由は何かと思うのが自然で、その流れで
周辺の経済環境認識を進めればファンダ無視にはならなくなってくるはず。
来週の注目は日銀。YCCを捨てるのか、捨てないまでも何らかの修正を加えてくるのか。
主役は「円」で、私が見ている情報源によると既に円買いを仕込んでいる勢力が優勢です。
一方で昨年11月から今でも円売りドル買いスタンスを崩さない向きも一定数あるようです。
それらを俯瞰し、円買いを仕込んでいる勢力に乗るか、それとも彼らの失望売りに乗るか。
数多の情報を自分であれこれ分析するより適当に逆指値でも仕込んでおく方が楽ですね。
来ないなら来ないで別にかまわないし。
チャートの形やインジケーターとローソク足の絡みを研究して市場から利益を取ってやろう
という考え方では、大数の法則による統計的な利益が精一杯で多くの場合損失しか得られない。
統計的優位性に基づいて淡々とトレード出来るならいつかはそれで当たるけど
迷晴れさんの様な「トレーダー」になるためには、その先の、あるいはそもそもの大元の
マーケットに向かい合う姿勢に根本的違いがあるなと思いました。
さて。
前夜のアメリカ株の方向と当日の日経平均の方向が同じになるニュースが多いので
日経平均って実は超楽なんじゃないか?と思ったところから始まって調べていたところ
漫画みたいだったので並べてみました。
ttps://imgur.com/a/780Xc1t
いなごタワーが出来て、崩れ、どんどん崩れ、復活する場合もあれば、戻らないものもある。
それぞれ何のチャートか分かりますか? 分かったら凄い。
ちなみに時間足はそれぞれ違います。
下はドル円ぽいね。
ヒゲの出方がコロナショックの円相場っぽい。
上は皆んな大好きS&P500かな。
あけましておめでとうございます。
今年も引き続きよろしくお願いします!
「来週の注目は日銀」
まさに、来週の相場に役立つ考察をありがとうございます。
4月の日銀総裁交代前に、黒田さんが金融引き締めの流れをつくっておくのかなぁ、なんて考えてます。
チャートですが、上はドル円、下はわかりません。
意外とわからない…
クロスよりドスルトを追った方が楽に稼げる季節が続いていますね。
もはやチャートパターンすら見なくて良いかも。
明日のドル円。
ネイティブ言語が日本語の我々にちょっと優位性があるかもしれません。
スクショ撮った本人も後から見直すと
あれこれなんだったっけな、となります。
上から順に
SP500 M3
USDJPY W1
APPLE M1
TSLA W1
META W1
JP225 M3
US10Y M3
BTCUSD W1
です。US10Yが最もトリッキーでした。
SP500やドル円のいなごタワーは崩壊するんでしょうか。
全部違うチャートだったんですね(^_-)-☆
ドル円週足だけ、いつも見ているのでわかりました。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
懸命に学び一朝一夕ではないものを習得すべく日々継続していく所存です。
相場での学びを通し自身の生き方に磨きをかけていきたいと思います。
2023年第一弾週ナビは個人的印象としてより洗練された構成だと感じました。
核となるものは継承しつつマヨハレ様の解説のポイントが際立ちます。
グレードアップして下さりありがとうございます。
現在のところ僕はドル円・ユーロドルの2通貨でトレードを行っていますが、
ユーロ円からポンドドルへの変更があったことも踏まえ改めて考えを整理していこうと思います。
いづれにしても、しばらくは変わらず2通貨で磨きをかけていきたいと思っています。
あけましておめでとうございます。
ありがとうございます。
自分のモチベーションとして「役に立てる動画づくり」を意識しています。今年はテーマを絞り、脳裏に刻む構成を心がけていきます。
ちなみに、ユーロ円のトレードはこれからも続けていきます。ポンドドルは通貨の癖を掴んでから、やってみようと思ってます。
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
トレードは答えを出す事よりも、正しく問うことの方が大切なんだと感じました。
どの指標が最も注目されているのか、意識される節目はどこか、どの時間足の終値がが節目をブレイクすれば動き出すか等、その時の相場状況に合わせた問いができるかが重要なのかなと初心者ながらに考えました。
もちろん答えも大事だとは思いますが、正しく問うことができれば、時間がたつにつれチャートにはヒントがどんどん現れる、ほぼ答えが見える時もある、そんなイメージを持ちました。
的外れなことを言っているかもしれません。すみません。
今までは正直本気でFXに取り組んでこなかったので、今年はブレイクスルーできるよう頑張ります!
あけましておめでとうございます。
不確実な世界では”仮の答え(仮説)”を以て臨むしかありません。
正しく問えば、勝敗に関わらず答えを返してくれます。
あけましておめでとうございます。
僕は「期待と妄想」を「(仮)」に集約し、アウトプットすることですっきりしました。
プロジェクトの長中期目標を立てるような感覚でいれば、短期で相当重要なことが起きない限り、修正せずに様子見でOKというふうにしています。
さて、迷晴れさんは新年の抱負をたてていますか?
僕は今までまともに達成できたことがないので最近は考えたこともなかったのですが、今年は飛躍のためにもやりたい!ということを小晦日に思い付き、大晦日にバタバタと準備して、なんとか元日から毎日継続しています。
内容はさておき、やはり継続するということがなにより大切ですね。
迷晴れさんの継続力を見習って、とりあえず3カ月は頑張りたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
新年の抱負ですか…
立ててません。
立てても、その通りにやれた試しもなく、昨年のできなかったことが山積みになってます。
「毎日続けられることしか変化を起こせない」
コレだと思います。
今年から毎日の時間割をつくり、毎朝30分は溜まった本を読んでます。
やはり、習慣化するしかありませんね。
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
週ナビもスタイル変更ですね。
ポンドの取引を増やすと、世界の金の流れやファンダメンタルズが見えてくる様になって良いですよ。日本円同様に金利や不動産価格に敏感な通貨ですから、為替の外の世界がよく見える様になります。
もし今後数年、以前の2010年代の様に世界の中銀が積極的なレートの変更に厭機した時は、ポンドは良い取引先になると思います。
ここ2、3年は大相場でドル円もユーロドルも動いていますが、チャブついた時は年単位で動かない時も出てくる。その時に自分のツールボックスの中に、ボラティリティの高い通貨ペアの取引という選択肢を入れていると有利に立ち回れると思います。
トレーダーって、いつ稼げなくなる様になるかわからないから常に勉強しておく、くらいの心構えで良いと思います。
恐らく私も2022年5月以降から日銀介入までの期間の様に、朝起きてドル円ロングしておけばラクショー、みたいなことは今年はもうないと思っているので新しい勉強をしています。
私も年末年始にかけて、新しいインプットとして幾つかの“FX初心者向け書籍”を読みました。
その中でも、ボブ・ボルマン著「FX 5分足スキャルピング プライスアクションの基本と原則」がとても面白く何度も読み返しました。
この本は所謂“タイトル詐欺”ですねw
「コレ、スキャルじゃないじゃん」って何度も思いました。
過去にこの本はタイトルで避けていたのですが、マヨ晴れさんのblog内の書籍紹介に載っていたのです読んだところ、とても趣深い。
私の中で積み上がった短期トレードの経験が著書で語られることをより深く理解できる様になっているのだなと、とても心地良くなった。
最も感動した箇所は、初っ端の初め書きの章の1000文字程度の導入部に、“だが”、“しかし”の否定接続詞がなんと7回も使われている。
マーケットを端的にA4一枚で説明せよと言われたらそうなるよねって、とても同意できる。
それは即ち、“矛盾”と“逆接”。
モノを書くとき、段落の最初にhowever (しかしながら)とことわったのならば、それ以前の文章は通説として否定する事となる。
要は論文に於けるこの書き方は、「その様に言われているが、私は○○と定義する」ということだ。
コレを1ページに何度も書いてくるあたり、著者が如何にマーケットに於ける矛盾と逆接を乗り越えて自身の理論に至ったか、という事を窺い知れる。
正に私達トレーダーの心境だ。コツを掴んだかと思いきや、また損をされられ、それの繰り返し。
結局、安定しだした頃には最初に学んだやり方と余り違いはなく(或いは全く違わない)その経験を自身の成長の為必要なモノだったと振り返る。
著者の血の滲むような思いと経験で執筆された書物だと感銘を受けると共に、私自身の経験と苦労も尊重してくれる様な安息感を覚えた。
間違いなく名著だ。断言する。FX教則本はコレだけでいい。
「FX 5分足スキャルピング プライスアクションの基本と原則」のテクニカル的な内容は、マヨ晴れさんがコンテンツで配信されていることと殆ど同じですねw
特にブレイクアウト手法に重点をおくとこういう理論になるんでしょう。本書は心理面での解説には乏しいが、テクニカルは必要十分です。勿論、資金管理やメンタルセットも十分に書かれています。
じゃあなんで、こんなにも素晴らしい書物が出版されているのにFXで勝てない人の方が多いのか?って話になる。
実際、この本に対する個人書評や個人投資家のblogを見てみると、「このやり方では勝てない」とか「ここに何らかの手法を組み合わせないと儲からない」みたいな意見が見受けられました。
やっぱり皆んな慣れていないんですよ。
理論や仮説から中核を読み取ることや、抽象理論から具体策を展開することを。コレができないからその逆のプロセスも出来ない。
だから、恐れてしまう。そして勉強沼、言葉を変えれば“より安全な方法探し”に陥る。
そういった人々は“EMA25”だの“50pipsのマグネット効果”だの“ロンドン市況のユーロドル特有の動き”だのそんな細かなことばかり批判したり肯定している。中には批判の為にそれらを検証しているサイトもありました。非生産極まりない。
そんなモノはボブ・ボルマン氏がやってくれているのだから、気にせずそのまま使えば良いのだ。どうせマーケットは不確実なんだから、時と場合によって変数が用いられる。同じ形なんて2度と現れない。
重要なのは、
“当人が最も理解できる形で現れたマーケット情報を読み取り、自身の意識をマーケットを理解できている状態にして、明瞭な意識のままトレードを繰り返す。そしてそれを続ける。”
ということなのだ。
その為にはさっさと定点観測方法を決めてしまえばいいだけだ。
ボルマン氏にとってはEMA25等だったのであって、それは何だっていい。一般的にニ流とみなされる方法でも何ら問題ない。
繰り返せば違いがわかってくる。
例えば、「4時間足チャートが売り目線の時15分足のダブルトップのネックライン抜けショート」こんなのを繰り返すだけでいい。
上手くいく時が多いが、上手くいかない時もある。そうしたら上手くいかなかった時はどんな相場環境だったかよく見てみれば良い。色んなことに気づくはずだから。
そして、気づいた優位性を自分のトレードルールに組み込んだ時に、それはその人だけの手法になる。
言い換えれば、“データパターンと、時間の流れと、その人の意識が噛み合った”ということだ。コレは当人だけが経験する感覚なのだ。人に伝えるのはとても難しい。
ともあれ今後、自分が手法を展開してゆく為にも非常に励みになる一冊でした。今年は短期トレードをさらに増やして行きたいので、70テックチャートや200テックチャート取引の練習量を増やしていこうと思います。
こういう時にはEMAも役に立つな、と感心しています。
恐らくエントリーはボルマン氏のそれとほぼ同じになるでしょう。
折角、氏が示唆する“EMA25から離れたところで形成されたチャートパータンを根拠行うスキャルは勝率が悪い”という宝の様な研究成果を活かさないのはもったいないですからね。
あけましておめでとうございます。
今年もお世話になります。
ブログの最後にリンクを張り付けてる名著。
テクニカルはボブ・ボルマン氏の「FX 5分足スキャルピング プライスアクションの基本と原則」
メンタルはオリバー・ベレス氏の「デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術」
この2冊は激推しです!
「プライスアクショントレード入門 足1本ごとのテクニカル分析とチャートの読み方」
こちらも面白いことが書いてあるんですが、読書というより解読…でも、YUさんなら読破できるかも。
アル・ブルックス本ですね。
其方は過去に読みました。言われる通り難解な書物ですね。
今回のボブ・ボルマン本での学習の際にも、用語の定義を確かめる為に何度かめくっていました。そしてこの両者の対比はとても興味深い。
ボブ・ボルマン氏が根っからのトレーダー、実業家的な文体で論説するのに対し、
アル・ブルックス氏のテクニカル解説には所謂”理系論文“的な匂いを感じます。
アル・ブルックス氏が医学博士であることも手伝ってか、氏の書籍はテクニカルトレードに於ける用語の再定義やパターンの細分化と分類に重きを置いています。
両巨匠の対比に於いて、実に興味深い点があります。
それは両者の“マグネット効果”への言及。
アル・ブルックス氏が、
「マグネット効果というものが存在するが、説明程度にとどめる。」とサラッと流して解説に止めるのに対し、
ボブ・ボルマン氏は、
50,100pipsのキリ番やフィボナッチリトレースメントがもたらす抵抗帯のマグネット効果をトレードルールの中に取りんでいます。
この差分は非常に興味深く、
ブルックス氏の展開するトレード手法がチャートパターンを用いた教科書的なトレンドフォローに対し、
ボルマン氏はマグネット効果と信用できるパターンブレイクがあれば逆トレンドに仕掛ける、という手法を示唆しています。
「切り上がりのフラッグパターンの斜めラインブレイク」をより大きな時間軸の戻り売りのチャンスと捉えて仕掛ける様なやり方ですね。
丁度、1月12日の、ドル円の1時間足切り上げラインブレイク(フラッグパターンブレイク)みたいなやつです。
要はボルマン氏のやり方は、レンジ相場の中にトレンドラインを見出し、それに従うかブレイクを待つかの判別をしながらトレードすると言えるでしょう。
この辺りが彼が”スキャルパー“を自称した理由でしょう。
側から見れば彼の手法はスキャルピング止まらないマーケットの原理原則をザックリ(非常に重要)捉えたものなのですが、時間軸が小さくても通用するという信念でそういう自己紹介をしたのではないかと。
5分足のレンジの中にさえテックチャートではトレンドが発生するのですから。ボルマン氏のエントリーは、信用できるラインの上で信用できるパターンを待ち仕掛ける、というそれなりに保守的な(御本人の表現)手法だと思います。
しかしながら、一定の時間軸にさえ拘らないという姿勢は非常にストイックで情熱を感じました。
アル・ブルックス氏の細かく重厚なマーケット分析は、読む側に多大な知的体力を要求します。この言い回しでは控えめなくらいです。実際読むとパターンや用語の確認の為に何度も以前のページを行き来します。
実際に、私の知り合いに、
「アル・ブルックス本で勉強を始めてトレードしたら、何故か逆張りをしてしまい負けまくった。」
という方がいました。コレ、よくわかります。
経験豊富なトレーダーや相場分析に長けたモノでなければ、氏の提唱する”バーブワイヤー“や”ツーレッグ“等の概念をその形のまま受け止めてしまい、形だけでトレードしてしまうのではないかと思います。
ブルックス氏はそれらのパターンを詳しく説明してはいるのですが、それぞれの高安の定義やローソク足一本一本の意味づけが非常に細かく(又、ページ数の都合上で端折られた部分も多い)、変動してゆくマーケットの中でそれらを意識しながらトレードすることはとても難しく感じるのです。
例えるなら、外科手術の名医が非常に繊細な施術を出来たとしても、それは当人の技術や才能が成せる技であり汎用的な技術ではない、そんな感じです。それには相当の根気と訓練と忍耐が必要だと感じました。
コレを素人が見たままにやってしまうと、形だけでエントリーする手法の様なものになってしまいます。
結果としてマーケットの流れに意識の理解が追いつかず、
「ダブルトップの右側の天井が斬り下がったらショートする」
みたいな手法になってしまうんではないかと。
重要なのはその時の長期足の目線や、過去に意識された値段上での反転シグナルの出現やそこまでの値動きだということ。それを考慮してこそが優れた分析と機智でしょう。
しかし、ブルックス氏の解説を元にすると、その認識までのセットアップが重厚かつ繊細で取り扱いが難しく、結局わかりやすいところだけでやってしまうのではないかと思うのです。
こんな具合にブルックス本に対して散々な事を言ってしまっていますが、テクニカルチャート解説の教科書としては素晴らしく、氏とその著書を敬愛しています。
私がブルックス本を活かせるとしたら、辞書や辞典的にしか扱えないのでその程度にとどめています。
「このパータンってブルックス本では何て言ったかなー。」程度の利用しかできていません。
丁度、音楽理論でわからない事がある時に読む”楽典“や単語がわからなくなった時の英語辞典の様な使い方です。
こういう使い方は邪道なのかも知れませんが、ブルックス本に於ける“言葉の定義”は非常に洗練されていると思いますし、トレーダー心理の解説には凄く役立つものだと思っています。
あと、何よりブルックス本を読んでいて感じたのが、
「こんな程度の文字数で私の研究成果を、マーケットを語り尽くせるわけがない!」
という、巨匠にありがちな悩みも非常に感じました。各用語の解説も無理矢理短くしている感覚を受けます。
仕方ないですね。ページ数は有限だし、脳みそも物理的な質量限界を持っていますから。
デカルトやニュートンも、そんな想いだったのかも知れません。
>チャートの形やインジケーターとローソク足の絡みを研究して市場から利益を取ってやろうという考え方
ブルックスさんやボルマンさんはこっちの方ですか?
読んだ感想としては、何方も端的に言えばそうだろうね。
ただ、両者共に十分に疑り深い感じはした。
あとボルマン本の中で、トレードをしない理由を無理矢理探している印象は受けた。
ここは危ないとか、コレはいけるという、感覚は先立っているがそれじゃあ説明にならないから、テクニカルでこじ付けている感じはするね。
ともあれ、自身がたどり着いた結論に掛けを心中させる、という気迫は両者とも感じられるよ。
もうすでに解読済でしたか、、
FXを始めて間もなく「プライスアクション入門」という言葉に反応して読み始めましたが、パンローリングスの編集や翻訳のわかりにくさもあってか、なかなか難解でした。
いま、もう一度読んだら、もう少しスラスラと理解できるかもしれませんね。
目次をみて、気になるところを読み返してみようと思いました。
とすると両者の書籍は私には難しすぎるので
興味は持ちましたがやめておきます。
私は「楽をするためにはどんな努力も惜しまない」タイプで
一見複雑な事象を見ても、それってつまり単純にコレ
というのを見つけたらそこはクリア。じゃあ次行こう。
そういう性根なので。
ボルマン本はどんな人にもおすすめですよ。
値段は相応だけどねw
“初心者向け”とか“誰でもわかる”みたいなタイトルの書籍は何度読んでも勉強になります。
要はこの手のタイトルって“それを簡単に言い表すと”って事であって、中核に迫っているものが多いから。事象の抽象化が出来ているんだよね。
世の中の常で優れたものが全体の2割未満であるように、読むに値する書物また全体のうちの2割に満たないとが、ボルマン本は読むに値する書物だと思う。
単純に、FXの勉強に留まらない良い本ですよ。
私達は、その後の展開を完全完璧に予知することはできないという意味で常に“マーケット初心者”なんだから、こういう書物は助けになります。
例えばYuさんがドル円だけしかトレードしないと決めたと仮定します。
その場合、ドル円のMTFチャートだけ見ますか?
私なら、US10Y、ゴールド、NI225、SP500、ユーロドルは少なくとも見て
その上でドル円だけエントリーするんじゃないかなと思います。
なので単一銘柄のチャートパターンやインジとの絡みをそこまで追求しても・・
って思っちゃうんです。
ああ、成る程ね。
確かに、スキャルをするときは200テックチャートのみでMTFすら見ていない…と言いたいところだけど、そうじゃないよね。
私も朝起きたら、日経平均もS&P500も最近買った銘柄も、ドル円とユーロドルとユーロポンドの日足も、それと何より自分の資産状況をチェックしている。
ポジションを保有しているからね。
コレを“相関関係を見ずに一つの銘柄だけに集中している“って言うのは無理があるかもしれません。
その上で、今日のドル円の目指す先を予想しているなら、他の可変要素も考慮していることになりますね。
自分自身で矛盾していることに気づきました。
スプレッドが広がる前に仕込んでおこうと思って、11:00頃128.50ロングを入れておきました。事前分析通りで上手くいきました。
ナイス底値買い。
私はとりあえず、退避目的でリートETFを購入しておいた。
前回の日銀政策転換時に確信したんだけど、邦銀の融資部門には”一定のボラティリティ上限に達すると決済しなければならない”という規定や規則が存在するんだろう。
バブル崩壊時の損失から得た教訓だと思う。
現在の銀行関係者のトップ達は若い頃に山一證券倒産やバブル崩壊の記憶があるからね。
その痛みを回避するためにそういう措置を取るだろう。
やはり所詮、既得権益側の人間達だな。
利益を上げるために必要な売買方法は、
「安く買って高く売る」
若しくは
「バブルであろうとトレンドに追随する」
それ以外にないというのに。
ナイス・トレード!
現状維持なら円売り、緩和修正アリなら円買い。
おそらく現状維持。黒田さん、ダボス会議出席前に波風立てることは言わんだろうと思いましたが、仕込むのはやめておきました。
私の予想では迷晴れさんは私が決済した131.5からショートしてませんか?
キリ番、ウィークリーR1、日足SMA21、H4下降チャネルの上端でもある止まるレートだったので。
ちなみに事前に仕込んだ最終的な理由はこれです。
ttps://www.forexlive.com/centralbank/boj-preview-expected-to-stand-pat-20230118/
市場は利上げを織り込んでいるが、日本の国内経済は織り込んでいない。ならば黒田が動くはずがない。
でも欧州はそうは考えていないみたいですネ
あけましておめでとうございます、去年果たせなかった目標、まよはれへの投稿!今年はなんとしても達成したいと思います。 日々のプラン作成、ノート書き出し いつも通り継続していきたいと思います。
まよはれさんがいてくれたら頑張れます。 今年もよろしくお願い致します。
あけましておめでとうございます。
嬉しいお言葉を、ありがとうございます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
別エントリーすみません。
ChatGPTに聞いてみました。
「日銀が今後金利政策を変更する可能性について」
回答は
「日本銀行(日銀)は、金利政策を調整する可能性があるとされています。その理由としては、日本経済が成長を続ける中でインフレ率が目標水準に達した場合には、金利の上昇を検討する可能性があるとされています。また、世界的な金利の上昇や米国などの中央銀行の金利上昇に合わせて、日銀の金利政策も調整される可能性があります。ただし、現在は、新型コロナウイルスの影響を受ける経済に対して日銀は低金利の政策を続けると考えられています。」
なんですかこのAIは。
これで開発途中ですからね・・・
何も答えてない…
迷晴れAI
「ピ、ピ、ピ…ワカリマセン」
ボクも開発途中なので…
ある年齢から上の世代って、その機械モノマネしますねw
モデルは何でしょうかね。
スターウォーズのC3PとR2D2?
若しくは2001年宇宙の旅のHAL9000?
言われてみれば…「そういうもの」という刷り込みがされてますね!
ChatGJPTに「迷晴れFX」について聞いてみたところ、
「迷晴れFX」は日本のYoutuberであり、FXに関するブログを書いている人物のニックネームのようです。彼はFXに関する投資アドバイスやトレードの方法を共有しているようです。彼のブログやYoutubeチャンネルを読んだり見たりすることで、FXに興味がある人にとって有益な情報を得ることができるかもしれません。
と答えました。
大学レベルの知識なら、もう人を雇って分析したりデータ収集をする必要がない感じですね。
文章としての体がなっているし、意味も通っている。
このレベルの質問に国語力を以って受け答えしていますね。
コレが生産の現場に導入されると社会が変わりそうだ。
2021年までのデータセットの学習済みモデルだそうです。
ChatGPT自身に聞いたらそう答えました笑
どういう言語処理なのか聞いたらそれも答えました。
でまあ、これがトレードにどう関係するかというと
まず、アルファベット株はショートですね。
ChatGPTが登場したころから売っていれば良かった。
Googleのビジネスモデルが通用しなくなると言われていた理由が分かりました。
もう一つは、去年指標トレードについて、初動の方向に後追いすればいいと
コメント書きました。しかし、去年の終盤辺りから、初動で値幅の大部分を
動いてしまい、その後後追いしてもあまり伸びない事が何度かありました。
つまりこんな感じで自然言語処理がどんどん進歩して行ったら
経済指標は初動で終わり、となりかねません。
なので今回の日銀イベントでは動く前に仕込んだ、という訳です。
どの様なプロセスでその文章を出力したかを見ると面白いですね。
○“日本銀行(日銀)は、金利政策を調整する可能性があるとされています。”
↓
現状が変更されるという予測。
○ その理由として…の”可能性がある“。また、…の”可能性がある“
↓
Because…(全段落の演繹的説明)。
○ ただし、…○○すると”考えられる“。
↓
But(前述の否定)と現状の説明。
未来の出来事に対し質問した時に…
①最初に直近で最も検索数が多い予測結果を表示する。
②because の後に共通する説明を入れる(一般的な説を表示する)
③予測に対し現状が①と異なる場合、「ただし現状は○○である」と表示する
この様にネット上の日銀政策予想を検索し、結果をアルゴリズム基づき表示していると思われます。
そう考えると検索統計と現状ギャップがあることを認識するためには良いかも知れない。
文章としての体裁がなっているところに進歩を感じますね。英語や日本語以外ならどうなるのかな?
「宇宙が消失する可能性」とか「明日、南海トラフが起こる可能性」といった質問にも同じアルゴリズムで答えるのかも知れない。
そう考えると、私達がお役所にある事象の可能性や蓋然性を聞いた時に返ってくる答えと同じ様なものなのかも知れないね。
あれ?そう考えると…その人達必要?
Yuさん、ChatGPTのアカウント作って聞いてみたらいいですよ。
息子に教えたら早速「走れメロスの読書感想文を書いて」
って聞いてました笑
「FXトレーダーとして成功するためにはどうしたら良いですか」
と聞いてみました笑
答えは
「FXトレーダーによる成功には、様々な要素が関係していますが、以下のようなことが重要です。
リスク管理: FXトレーディングはリスクが高いため、リスク管理を適切に行うことが重要です。
経験の積み重ね: FXトレーディングは経験が必要です。トレーディングのスキルを磨くために、デモアカウントを使用してトレーディングを行うことをお勧めします。
システムの導入: 成功するためには、トレーディングシステムを導入することが重要です。トレーディングシステムは、トレーディングの戦略を実行するための手助けをすることができます。
情報収集: FXトレーディングには、市場情報を収集し、分析することが必要です。適切な決定をするためには、市場動向、政治情勢、経済指標などの情報を収集し、分析することが必要です。
意志力: 失敗を乗り越え、成功を目指すためには、意志力が必要です。
学習: FXトレーディングにおいては、常に新しい知識を学ぶことが必要です。トレーディングに関する本や動画などを読んだり、セミナーに参加したりすることで、トレーディングに関する知識を深めることができます。
外国為替市場は、高いリスクを伴うため、トレーディングに取り組む前に必ずリスクを理解し、自己責任で取り組むことをお勧めします。」
だそうです。
成る程。そのレベルまで答えることが出来るんですね。大半の知的労働を価値のないものにする試みは加速していますね。
だからこそ今後私達は、自分自身がどう感じるかという情緒や情動が重要視される様になる。
息子さんの太宰作品への感想文ってのは的を射ていると思います。
そして事物の目的、概要、特徴を瞬時に正しく表示できる様になれば、人生に於いてその選択と採用に重きが置かれることとなる。
故に史上初めて哲学者が食い扶持を得る機会が生まれるのだと考えている。
特定の職業(トレーダーや科学者や絵描きなど)に就くという為に、必要な知識や訓練方法は包み隠されず公になる。
コレまでの文化ヒエラルヒーが形成してきた”知っているがお前には教えない。知りたきゃ対価を払え“ということはなくなりつつある。
そして私達はどの様にそれらを選択すれば良いか、ということに対して悩む事になる。
その時にその人の健康状態と心理状態をモニターして○○思想提示する。そういうコンサルタントが必要になってくると考える。
AIに聞いて概要がわかったところで、何故それを選択しなくてはならないかという答えは引き出せないからだ。
この事に関しては確信がある。
マヨ晴れFXがあろうが、ボブ・ボルマンが名著を残そうが、AIがトレーダーとして成功する方法を提示できたとしても、殆どの人が成功できていないからだ。
私はその人達にはニーチェを読め、と言う。
仰る通りです。
私は即物的に
情報の非対称性を利用してきた商売は困ったことになると思いました。
不動産屋、医者、予備校、質屋、中古品販売、
まだまだありますネ
あけましておめでとうございます。と言っても3週間近く経ってしまいましたが・・・(;^_^A
ブログ、動画、それぞれのコメント欄を拝見して、みなさんの熱さに煽られてしまい、小さくなっていました(笑)
今年も引き続き、よろしくお願いします
あけましておめでとうございます。
ブログでは異次元の会話もされてますが、どうぞ気軽にご投稿ください(^_-)-☆
今年もよろしくお願い致します。
迷晴れさん、こんばんは~(*^-^*)
ご挨拶ご挨拶と思っていたら今週が終わりそうになっていましたΣ( ̄□ ̄|||)
今年もよろしくお願いしますm(__)m
次の配信も楽しみにしていますね~。
いつもいつも感謝しています!!
年が明けたと思ったら、1月もあと10日。
気がつけば3月。
そんな、いつものパターンになりそうです。
お疲れ様です!
コメント欄に、たまにフォレックステスターに最近のチャートをダウンロードして、先生のエントリーを再現練習するといったお声がたまにあって気にはなっていたのですが、
ダウンロードしてみたら出来ました!
もっと早くやったらよかった!
ということで、ここからやります。何回もやります。ここに宣言!失礼しました★