14Sep
週刊チャートナビ(2019.09.09~2019.09.13)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返るチャート考察です。
今週の視点
ほぼ一本調子に上昇したが、テクニカル的に解釈するには、この波がどこから来たのか?「波の起源」を考えるとよい。
フラクラ安値付近にできた巨大なWボトム。これを根拠に発生した上昇波で、このWボトムのサイズと比較すると、今週の上昇幅もうなずける。
波の起源が強力なほど、持続性の高い波になる可能性が高い。
ボリバンを表示してる人は、バンドウォーク終了まで買いポジションを保有するか、移動平均線を割るまで保有してもいい。
10日、11日朝なんて、ショートしてないだろうか?
このような環境下では「逆張り」は禁物、買い手市場なので、最低3回波を打つまでは「売り」は考えなくてもいい。
3回目の上昇波は破天荒で、12日のように短期的に急騰することがあるので「高値掴み」にも注意したい。勝っても、すぐに利確しないと逆張り派が売りかぶせてくる。
いわゆる「バンドワゴン」の最後に飛び乗って振り落とされるパターンだ。
ドル円
今週の見通し
状況:ブル派は8月Wボトムからの「上昇1波」が発生、2週前高値を上抜いた事実をみていて、ベア派は8月陰線戻り売りを仕掛けてくる。
TR上段㊤:8月高値ネック108.5
TR中段:先週高値(7月安値)と先週安値の上昇1波始点。
TR下段㊦:フラクラ安値104.6
売り手目線:8月陰線戻り売りで、戻り目は先週高値+7月安値。先週安値を割れば8月Wボトムを崩すかも。
買い手目線:8月Wボトム上昇1波の続きを狙う。
今週の値動き:4時間SMA21をガイドに140ピプスの大陽線になった。
今週の流れと節目
明らかな上昇トレンドなので、押し目買いか、高値ブレイク。
トレンドは大体3回波打つとペースが崩れることが多い。上昇クライマックスでは、黄陽線のように一時的な急騰・急落もよく起こるので、これに巻き込まれないように注意したい。
逆に、この値動きを知っていれば、頂点からのカウンターもできる。
SEPT.09 Mon.
状況:1時間レベルは上昇トレンド、7月安値+先週高値への2回目の上値試し中。
売り手目線:先週高値2番天井への試しから、高値ネックまでショート。
買い手目線:上昇Nゾーンで押し目買い。高値ネック付近での安値切上げで押し目買い、天井を崩せばついていく。
月曜日の値動き:先週高値目前、高値掴みのリスクを避けノートレ。
欧州初動、1時間切上げでの黄1押し目買いはスルー、結果的に金曜高値で売られなかった。
SEPT.10 The.
状況:先週高値までズルズルと上昇、日足終値は先週高値で上げ止まり。
売り手目線:上昇中なので、1時間切上げを割ればショートを考える。
買い手目線:上昇トレンドフォロー。高値を更新したので、1時間切上げ+先週高値反発で107.5を目安にロング。
火曜日の値動き:上昇トレンドフォロー
東京時間、先週高値更新、青1ブレイクアウト・ロング、107.5アウト、先週高値へのプルバックを待つ。
欧州初動、先週高値へのプルバックから青2ロング、急騰高値でアウト。このロングは失敗して、1時間切上げを試す可能性があった。
NY時間、1時間切上げ+先週高値+2回目の下値試し、これを本命押し目と思い、安値切上げ始めで青2押し目買い、高値を更新するかもしれないので、逆指値を入れてホールド。
SEPT.11 Wed.
状況:前日終値は107.5でレジスタンスされているが上昇トレンド買い選好。
売り手目線:1時間切上げまでの「あや押し」狙い。本格的に売りを考えるのは、1時間切上げを割ってからでいい。
買い手目線:1時間切上げ+4時間SMA21をガイドに高値108.0を目安に押し目買い、いきなり高値をブレイクすればついていく、
水曜日の値動き:上昇トレンドフォロー
東京時間、前日終値サポート+切下げ抜け、青1ロング、欧州初動、高値を更新できなくなったのでミニWトップでプルバック前にアウト。
NY時間、押し目候補まで下がらなかったのでノートレ。
SEPT.12 Thu.
状況:昨日も高値を更新、上昇トレンドで買い選好。
売り手目線:1時間切上げ+前日安値までの「あや押し」狙い。本格的に売りを考えるのは1時間切上げラインを割ってからでいい。
買い手目線:1時間切上げ+4時間SMA21をガイドに押し目買い、いきなり高値を更新すればブレイクについていく。108.0が近いのと3回上げているので押し目が入るかも。
木曜日の値動き:深く押しての押し目買い。
東京時間、前日終値サポ+高値抜けで青1ブレイクアウト・ロング、108.0上にできたWトップでアウト。
欧州初動、Wトップネック108.0割れで赤1あや押しショート、東京時間にできた強者の安値を下抜いたので保有、1時間切上げ+4時間SMA21サポートでアウト。
NY初動、1時間切上げ+4時間SMA21サポート、青2ピンポイント・ロング、急騰高値でアウト。1本調子でここまできたので上昇クライマックスを予感した。
SEPT.13 Fri.
状況:1時間切上げ+4時間SMA21に支えられた上昇トレンド。TR上段上108.5まで約50ピプス。
売り手目線:前日高値2番天井から1時間切上げまで、あや押しショート。高値108.5に達すれば買いポジ利確を狙いのショート。
買い手目線:前日高値ブレイクで高値108.5までロング、1時間切上げ+4時間SMA21反発押し目買い。
金曜日の値動き:上昇クライマックス
東京時間、青1、前日高値ブレイクアウト・ロング、上昇モメンタムが弱く、1時間CH高値まで延びずに失速。
欧州時間、押し目候補まで下がらずノートレ。
ユーロドル
今週の見通し
状況:8月安値を更新しているので流れは売り手優勢に見えるが、先週安値のVターンが気になるところ。2週前高値下降波61.8%戻り売りと、先週安値上昇押し目買いが絡むところ。
TR上段㊤:2週前高値
TR中段:先週高値と4日大陽線安値
TR下段㊦:先週安値
売り手目線:2週前高値下降波戻り売り。4日安値を割れば、先週安値への下値試しもあり得る。
買い手目線:先週上昇押し目買い。2週前高値下降波戻り売りが崩れて、4時間CH高値を上抜けば、2週前高値まで買い。
今週の値動き:ECB指標で大きく上下はしたが「ファンダで動きテクニカルで止まる」の格言通り、止まるべきところで止まってる。
今週の流れと節目
今週はECBに注目が集まってはいたが、11日陰線で戻り売りが始まった。
その後、ECBで急落したが、先週安値をブレイクできず、先週高値まで全戻しして戻り売りは仕切り直し。
フィボ61.8%戻しポイントを上抜き、戻り売りが崩れる可能性もでてきている。
SEPT.09 Mon.
状況:2週前高値下降波61.8%戻しの先週高値で強く反発して戻り目を形成中。
売り手目線:2番天井1.105(金曜高値)への上値試しからショート。
買い手目線:先週安値からの押し目買い、高値ネック(金曜安値付近)サポート、または、ネック直下の押し安値サポートでロング。
月曜日の値動き:金曜高値試しの押し目買い。
欧州初動、黄1ロングは金曜高値ネックからの売りを警戒してパス。
NY時間直前、金曜高値ネックから強めの下値試しが発生したので、青1下ヒゲ出現後に高値抜けでロング、金曜高値アウト。
SEPT.10 The.
状況:2週前高値下降波61.8%戻しの先週高値付近、5日足ハラミの天井圏で前日高値を2番天井とみる。
売り手目線:2週前高値下降波61.8%戻り売り。前日高値への試しでショート。
買い手目線:前日高値を更新すれば天井崩れの可能性がでてくる。高値ネックまで下がってくれば直下の押し安値と併せてロングを考える。
火曜日の値動き:欧州初動、黄高値試しから安値抜けでショート、NY時間になっても一向に下がらずモミ始めたので撤退。
SEPT.11 Wed.
状況:2週前高値下降波61.8%戻し付近にあって売り選好だが、1時間、4時間のボリバンがスクイーズしているのでしばらく待ち。
売り手目線:2週前高値下降波戻り売り。前日高値+1.105レジスタンスで前日安値抜け期待ショート。
買い手目線:2週前高値下降波戻り売り崩れ。前日高値での売りが弱ければ、先週高値抜け期待でロング。前日安値試しでの強い反発で前日高値抜け期待ロング。
水曜日の値動き:本命の戻り売り発生!
東京時間、前日高値+1.105へ2度回アタック。
欧州初動、切上げ下抜けで赤1で本命戻り売り、ネックラインと押し安値を次々にブレイク、切下げ上抜けでアウト。
SEPT.12 Thu. 20:45 欧州中央銀行ECB政策金利
状況:2週前高値下降波の戻り売りが発生中で先週安値を目指している。これに対し、先週安値上昇61.8%押し組が攻防。
売り手目線:2週前高値下降波戻り売り。戻り目は前日終値、崩れれば10日安値、下げの目安は前日安値を抜けば4日大陽線安値。
買い手目線:2番底になれば戻り目までをロング。
木曜日の値動き:ECB指標で乱高下するも、止まるべきところで止まった。
欧州時間、ECB指標、上値試しから安値抜けで赤1ショート、先週安値でアウト。
NY初動、先週安値で青1ピンポイント・ロング、ECB高値でアウト。
SEPT.13 Fri.
状況:ECB指標で乱高下、前日12日陽線はツツミ足になった。2週前高値下降波戻り売りは先週安値を下抜けず、そうかといって、先週高値も上抜けなかったので仕切りなおし。
売り手目線:先週高値+4時間CH高値に天井ができれば、先週終値1.102までショート、1.110へのスパイクもありうる。
買い手目線:高値ネック1.105から2番天井までロング。先週終値1.102サポート押し目買い。
金曜日の値動き:ブル派、先週高値更新を仕掛けるも1.110でレジスタンス。
欧州初動、青1ダマシ安値から高値抜けロング、前日高値を抜け1.110でアウト。
続いて、高値1.110で赤1スパイク狙いのショート、直近安値まで下がらず、4時間CH高値で押し目買いされ始めたのでアウト。
NY初動、黄1モミ抜けショートは、手前の強者の安値まで下げ幅がなくてパス。
ユーロ円
今週の見通し
状況:赤戻り高値を上抜いてはいるが、フラクラ安値で強くレジスタンスされている。
TR上段㊤:高値120.0
TR下段㊦:先週高安
売り手目線:先週高値+フラクラ安値での天井形成から先週安値への下値試し。
買い手目線:先週陽線押し目買い。先週高値を更新すれば120.0までの上昇をとっていく。
今週の値動き:週明けからドル円の上昇モメンタムとともに上昇、先週高値も更新したが、ECBで乱高下した。
今週の流れと節目
ドル円の上昇トレンドに対して、11日欧州時間からユロドルの戻り売りが入った。
ECB指標で乱高下したが、ユロドルのレジサポでタイミングを合わせれば問題なくトレードできる。
SEPT.09 Mon.
状況:フラクラ安値下で天井形成中。
売り手目線:先週陽線押し目Nゾーンまでのあや押しだが、すでにNゾーン上に届いてる。
買い手目線:先週終値サポートで2番天井まで押し目買い。
月曜日の値動き:東京時間、先週終値上で底値固め。欧州初動安値ネックをブレイク、NY時間、金曜高値からのプルバックを受けてのWボトム2番底で青1ロング、先週高値アウト。
SEPT.10 The.
状況:先週高値に到達。
売り手目線:仮ネック金曜高値で先週高値での売り転換狙い。
買い手目線:先週高値天井崩れでロング。
火曜日の値動き:東京時間、4時間足が先週高値を更新。
NY初動、2回目の下値試し+ドル円先週高値サポートで黄1ロングを考えたが大きな節目118.5が絡んでいてパス。
SEPT.11 Wed.
状況:ドル円の上昇に釣られ、先週高値を前日終値がブレイク。
売り手目線:押し目候補までのあや押し。
買い手目線:上昇トレンドフォロー。前日高値ブレイク、あるいは、先週高値を試すかも。
水曜日の値動き:東京時間、前日高値ブレイク+ドル円の前日高値ブレイクで青1ロング、ドル円タイミングでアウト。
欧州初動、切上げライン+119.0ブレイク+ユロドル戻り売りポイントで赤1ショート、前日安値アウト。
SEPT.12 Thu.
状況:ユロドルの戻り売りが入って急落後、押し安値で強サポートされ前日高値を試す流れの途中。
木曜日の値動き:ECB指標でのユロドルの値動きに準じた。NY時間、上値試しからの安値抜け、赤1ブレイクアウト・ショート、117.5でアウト。続いて、117.5反発ロング、119.5でアウト。
SEPT.13 Fri.
状況:高値を更新しているが、ユロドルは戻り売り候補の高値を更新できてないので、買い選好というわけではない。
売り手目線:前日高値で天井をつくれば119.0までショート。
買い手目線:前日陽線押し目買い、押し目候補は前日終値と119.0。
金曜日の値動き:欧州初動、青1ダマシ安値から切下げ抜けロング、120.0+ユロドル1.110でアウト。続いて、赤1ドテンショート、直近安値ユロドルタイミングでアウト。
経過報告でこのようなメールを頂きました。
マヨハレさんこんにちは。なんだかうれしいことがあったので報告します。
エントリー前に水平線を引いては消して、トレンドラインを引いては消して。それを2回繰り返してからエントリーするという学習プランを立てて数か月経過しました。
初めのころは本当に疲れ果てて、息苦しさまで感じていたのですが、その作業を始めてから負けなくなったのは事実です。
それから、3回ほど自分でもどうしようもない暴走トレードがあったのですが、月間の成績はプラスでした。
プラスの実績から暴走トレードを見てみるとトラウマではなく「勉強の材料」に変わるみたいです。
今では線引きの作業は全く苦痛を感じなくなり、一度引いた線を消して、新しく引くことでまた新しい発見があるのではという楽しみに変わってきています。
とはいうもののこれまでの数か月、勝ちトレーダーに成れるという感覚もなく、負けないというだけの状態が続いていたのですが、先週あたり何だか感覚が変わってきました。
今、スタートラインに立った。
そんな感じがする瞬間があったのです。
それは、水平線の感覚がストンと自分の中に入ってきた感じがする瞬間だったのです。
今まではチャートを判断する基準がトレンドラインや平行チャネルが環境認識をする感覚の中心だったのだと感じます。
そこに水平線でチャートを判断するという感覚が加わってくると、世界が変わってきます。
水平線でチャートがフラクタクルであるということが自分の中に落ちてくると、それまでの状態と比べて相場観ががらりと変わります。
トレンドラインや移動平均線でチャートがフラクタクルであるということがわかっているのとはレベルが違うのです。
頭の中で光がはじけた感じです。
行動自体も変わってきていて、以前のノートを引っ張り出して、トレードを初めたころ、移動平均線を基準にして取引していた時の良かった点、悪かった点。そういうものも確認し始めたりしています。
そんなノートを見て移動平均線の期間について悩んでいたころの自分を思い出しては、
『水平線がいいか、トレンドラインがいいか、エントリーのタイミングを計る切り上げ切り下げラインがいいか、みたいな話なんだよな』
なんて考えるようになっています。
移動平均線に頼るのではなく利用できるように成れそうです。
ほかのインジケーターも頼るのでなくそのアイデアを利用できるようになれるかもしれません。
ただ面白いもので『分かるのと、できるのは違う』ということです。
そこが初心者なんですよね。
今はトレードに対する恐怖心を徹底的につぶすためにスクラッチ気味のスキャルピングに挑戦しています。
4時間足の値幅を見ながら、よだれを垂らしながらのスキャルピングです。
初心者トレードのバカらしさを徹底的に体に分からせていこうと思っています。
ただ、まずいことにこんな負けること前提のトレードで毎日のトータルが微益になってしまうということです。これはまずいです。
ところでマヨ晴さんはボディーサーフィンってご存じですか?
サーフボードを使わないで体だけで波に乗る遊びです。
波のサイズが大きな日でも波にまかれること前提で突っ込んでいく遊びです。
上手な人だと足ヒレもなし、本当に体だけで波に乗ります。
サメに片腕ちぎられた女の子でも足ヒレなしボードなしで波に乗るんです。
世界ランキングの上位に食い込むようなプロサーファーの人たちはたいていこの遊びも上手にこなします。
本当にシリアスな状況の後でもニコニコしながらまた海に入っていく人たちです。
たいていの一般、アマチュアのサーファーの人たちはこういった事実に目を向けず、プロサーファーの板のデータにこだわり、そういったボードを買うことで自己表現をしているように思います。
マヨハレさんが波乗りしていたら、きっと、キレキレのボディーサーファーになるんだろうなと想像しています。
Nさん
このメールを拝見しまして、なるほど!と感じた良いところが3つあります。
1.作品を寝かせる
夜中に書いたラブレターを朝読むと恥ずかしくて死にそうになります。
文章や作品もそうですが、一晩寝かせてからもう一度見ると、必ず改善点が見つかり、より良いものになります。
人は集中すればするほど、どうしても「近視眼」になるので、1回目より2回目と、時間を置くことで、全体を「俯瞰」でき、バランス感覚を取り戻すので、違和感を感じとることができます。
Nさんが、1回目に引いたラインを描きなおすことで、ブラッシュアップ効果が期待できるのではないでしょうか。
ちなみに、ボクの動画は一発勝負で修正が効きません。2テイク録れば、さらに良いものにできる自信はありますが、そこまでの時間がないので、ブログで補完するようにしています。
2.トレードを「実験」と思う
勝つと思うな、思えば負けよ。
心理学的に、負けたくない!と強く思うとき、すでにあなたの心は負けています。
つまり脳が「負けた気分」を感じたところで、すでに心が負けてしまい、いらぬ行動を招きます。
だから、負けた気分を感じない人やモードが最強なんです。
トレードに「実験価値」があれば、たとえ負けても、有益な実験データを残せます。
実験価値のあるトレードなら一切ムダが出ません。
有益な情報や体験に、お金を払うのは当たり前のことです。
お金より得られた知識や体験の価値が高ければ、むしろ得した気分になれます。
理屈で考えがちですが「気分」が大事なんです。
3.道具は体の一部になる
ボディサーフィンは知りませんでしたが、「体そのものが道具」というのは面白いですね。
人馬一体。
道具が体の一部になる感覚は、ユーノスロードスターの初期モデルに乗っていたときに感じました。
小さいうえにオープンカーなので車両感覚が掴みやすく、お尻の下辺りで舵をとる感覚の運転が最高でした。
脳は使い込んだ道具を体の一部として認識するそうです。
野球のバットのように、シンプルな道具の方が、脳が体の一部と認識しやすいでしょう。
個人的に、トレードで使う道具もシンプルなものが良いと思ってます。
複雑にするほど体の一部として認識されにくいと思うからです。
当初、ボクは6種ほどのインジケーターを合わせ掛けしてました。
道具だけで勝とうとしてました。
でもほんとは、道具を使いこなす人がいるから、道具のポテンシャルが引き出せるわけです。
ちなみにイチローがバットを投げないのは「道具ではなく、自分の体の一部」だからだそうです。
やはり道具と体をつなげないとダメなんだろうな~と思ってます。
いづれにしても、
「スタートラインに立った。」
きっと、その感覚は間違いないでしょう。
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
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コメント
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コメント (6)
いつも素敵な動画をありがとうございます。今週のドル円は私も108.5までは上げるかなぁと想定はしていたのですが相場はこちらの都合通りには動いてくれませんでした笑。とても綺麗な上昇トレンドが出ており、火、水、木と東京時間のブレイクアウトでリズムよくとっていけたので金曜日も同じリズムで東京時間に108.5まで・・・と私も思ったのですが相場はそんなに甘くないですね。こういう上昇を見ると根本からスイングで持っておけばよかったとなりますがどこで何が起こるかわからない不安もあるのでやっぱりその日の内に決済ができるデイトレが性に合っているのだろうなと思います。ちなみにユロドル、ユロ円では、ECBの下落は取れたのですが、その後の急騰からの利食い狙いのスキャルショートに挑戦してしまい、タイミングを間違え思いっきり吹き上げられてしまいました。レジサポの確認が甘かったです。損切した後で、しっかり利確の下げが入った後で再度上昇のパターンと・・・。ボラが大きいとちょっとしたタイミングのミスが致命傷となるので気を付けたいなと思いました。調子に乗って相場先生に怒られる、そんな木曜日でした。
ドル円、後からみればスイングで…そうなんですよね。4時間ボリンがバンドウォークしてましたが、どこで何が起こるかわかりませんからね。それにしても、Hさんとは、ほぼ見立てが同じなのが笑えます(^_-)-☆
いつもご教授頂きありがとうございます。負けたくない、勝つことばかりにこだわってるうちはすでに負けてる、本当にそうだと強く実感致しました。そして最近は自分も実験的なトレードに徹しており、月足、週足、日足の超長期足を根拠に入ってスイング気味のガチホばかりやってる為かあまり負けた気分がしません。やはり目先の利益や感情に振り回されているうちは大きな成果は期待できないのだと思います。いちいち勝った負けたで嬉しい悔しい、また楽しいつまらない等の私情にいちいち振り回されず、毎日毎回つまらないなくて単純かつ同じことをひたすら続いてしっかりと自分の行動パターンを作って行きたいと思います。
猫チャギラさんは、今のスタイルがばっちり合ってそうですね(^_-)-☆
いつも更新ありがとうございます。
ようやく最新に追いつきました…!笑
次の週ナビから、また自身の見立と比べながら拝見できるので楽しみです。
「実験する価値のないトレードはしない」この考え方は面白いですね。仰る通り、FXだけでなく何をやるにしても感情って大事だなぁと最近つくづく思います。そういう非論理的な要素があるからこそ、論理で準備できる部分はしっかりと自分のロジックを持つ。論理・非論理をどちらも等しく重要視できる者が、より高いパフォーマンスを発揮できる。そんな風に感じます。
FXは研究職、チャートはラボ。という考え方がとても気に入ったので、今回のお話もしっかり研究材料にして、1週間たっぷり実験・検証を繰り返したいなと思います。まずは明日の更新、楽しみにしております。
哲学者カントのコトバに「知情意」というものがあります。何事もひとつに偏らず、知性、感情、意思のバランス感覚が大切ですね(^_-)-☆