26Oct
今週のユロ円は日足押し目ゾーンからの買いを警戒しつつ、4時間足ネックラインまで売りで攻める展開となりました。
photo credit: Indy Kethdy via photopin cc
戻しが深いので、しっかり引きつけてから売る。
日足の押し目ゾーンにいることを考えると、突然強い買いが入る可能性もある。戻り売りはしっかり戻りを待って、次のサポートまで一段一段利益を取る方がいいでしょう。
日足押し目ゾーンにいることを常に意識する。
先週は日足押し目ゾーン下限まで相場が下落しましたが、強力にサポートS1された経緯があります。それを考えると、このゾーンには強力な買い勢力がいると推定できるので、買い手側のトレーダーがエントリーしそうなポイントに留意しなければなりません。
4時間足ネックラインはサポートされる可能性が高い。
買われそうなポイントを4時間足に見つけることができます。ネックラインNL1は誰の目から見ても止められそうなポイントです。ここを抜ければ、さらに落ちる可能性がありますが、まずはこのネックラインNL1までを目標とすると良いでしょう。ネックライン付近の反応を見て逆張りできるようなら、リスクを限定してやってみる価値はあります。
サポートからサポートまで一段一段利益を確保する。
天底相場は戻しが深いです。安値を更新してもさほど伸びずに、落ち始めと同値ぐらいまで戻されることが多いので、欲張らずに次のサポートまでの片波でもらっておくほうがいいです。
フラクタルの見方ができれば、高い位置から売ることができます。ネックラインNL1からの青波転換狙いの売りは、ひとつ大きい赤波のネックラインNL2まで狙えます。ネックラインNL2でサポートされた場合、戻しが深いので中途半端なところでショートしないように注意しましょう。ネックラインNL2を抜いていく赤波の転換1波目はある程度の伸びが期待できます。日足押し目ゾーンのまっただ中なので不規則な動きなるので、波が小さくなったら様子見して、大きく動き出すまで待ちましょう。
今日のまとめ
天底相場はトレンド相場よりも、引きつける心構えが大切です。しっかり引きつけることができないと中途半端な位置でエントリーして引かされます。エントリーするときは短期足をよく見て下目線になってからポジションを持っても遅くはありません。
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■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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コメント (1)
拝見させていただきました。
引き付けて入ること、値動きを見てから入ること。
どちらも待つという事です。
まだまだ苦手です。
止まるという行動は大脳新皮質の前頭前野の働きと聞きました。
そこのトレーニングが足りないのか、理性が機能する根拠や経験が足りないのでしょう。
精進します。
ありがとうございました。