2Jul
ダブルボトム(トップ)は非常に出現頻度が高く、相場の成り立ちを知るうえでも絶対に知っておくべきチャートパターンです。
photo credit: Arsh_86 via photopin cc
ダブルボトム(トップ)は、あらゆる波の反転サイン。
[youtube id=”Yyx-Ypl4x-4″]
入門書などに載っているダブルボトム(トップ)の形を覚えるだけでは実践では役に立たない。むしろダブルを形成したあとの動きを知ることが必要です。それには3つのパターンがあって、相場に合わせて使い分けていかなければなりません。入門書通りに、なんでもかんでもネックライン抜けでエントリーしていたら損切りの山になります。
ダブルボトム(トップ)の動きは3パターンある。
1:ネックラインを越え、ネックラインまで戻ってから上昇。
2:ネックラインを越えてから深く戻す。
3:ネックラインで反発して戻す。
入門書に書いてあるネックライン抜けのエントリーが負けやすいのは、見ての通り、波の中途半端な場所でエントリーすることになるからです。エントリーの基本は「高い所で売る、安い所で買う」波の反転ポイント付近でのエントリーが一番理想的です。
4時間足の大きなダブルボトムの中に、1時間足の小さなダブルボトムが含まれている。
相場はフラクタル構造(入れ子)になっています。4時間足の大きなダブルボトムの中に、1時間足の小さなダブルボトムがいくつか存在します。さらに、その中に分足のダブルボトムがたくさん含まれています。
フィボナッチで戻りを予測する。
ネックラインからの戻りをフィボナッチで予測します。目安としては50.0%か61.8%です。これ以上、戻すようならダブルボトム失敗の疑いが出てきます。
今日のまとめ
チャートパターンの中でダブルボトム(トップ)は特に重要です。波が反転する場所では、V字反転を除くと、ほとんどの場合このチャートパターンになります。ダブルボトム(トップ)の後、どのような相場の動きになるのかを、ぜひ実際のチャートで検証してみることをおすすめします。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
拝見させていただきました。
波の入れ子構造が初めて実感出来ました。
今ははっきりしてませんが色々な応用が出来そうです。
ありがとうございました。