31Oct
相場の波にリズムやペースがあるせいで、時間足チャートにも汚チャートと美チャートができます。美チャートを選べば、待てるポイントが見えてきてノイジーな相場での損切りを激減させることができます。
ひとつ上の時間足を見れば、美チャートになっている。
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時間足固定でトレードする人が多いと思いますが、僕は波のペースに合わせて時間足を3,5,10,15,20,30分、2,4,8,12時間などと切り替えます。表示時間足の少ないMT4ではなくMT5を使用しているのは、そのためです。流が見やすい美チャートでトレードする方がノイズだらけの汚チャートでトレードするよりも勝ちやすく、トレードプランが立てやすいからです。
トレードしていてチャートが汚いと感じたら、ひとつ上位の時間足チャートにすると意外にスッキリと見やすいことが多いです。ノイズに振り回され負けるよりもトレード回数を減らしてでも、じっくり待てる時間足チャートを探すほうが得策です。
ユーロ円は133円付近の値動き次第で下に抜ければ週足サポートまで狙える。
日足は高値、安値ともに切下げチャネルのような値動きです。週足サポートW1-S1までは売りで到達したら買いを考えます。
先週の下落もひと段落、4時間足ローソクはヒゲが連続。こうなるとトレードは難しくなるので、ある程度、大きなローソク足が出現するまで手を出さない方がいいです。
経験的にチャートが汚くなり出したら、ひとつ上の時間足を見るようにしています。カオスな状況から抜け出すには、より上位の時間足のパワーが必要であり、4時間足で役不足なら8時間足ということになります。
8時間足を見ると波の反転が陽線と陰線で美しく揃っていて、要するに4時間足には相場を動かすパワーが足りなかったいという見方ができます。
作戦1:8時間足Harami-Aを下抜け、133円で反発からの戻り売り。
1.133円サポートからの上昇波が力尽き、8時間足が陽線でレジスタンス、次の8時間足が陰線になったポイント(短期足天井圏チャートパターン)からショート。133円からの上昇波とぶつかる地点で利食い。
2.133円サポートからの上昇波とHarami-A抜け下降波が攻防、売りが勝った地点から133円ブレイク期待ショート。
3.133円付近下降フラッグ抜けショート、これは伸びずにヨコヨコになった。
4.133円付近ダブルボトム形成、戻り売り候補までのロング。
5.133円をブレイクさせたもみ合いでレジスタンスされたのでショート、133付近でのロング組損切を巻き込み132円キリ番まで30分足1本で下落した。
6.132円付近下降フラッグ形成、ブレイクでショート。週足サポートW1-S1(ネックライン)に到達。
作戦2:週足サポートW1-S1からの買い。
7.安値切り上げロング。
8.高値、安値切り上げ上昇トレンド発生でロング。
9.30分足ラス戻り高値更新、ダウ目線反転ロング。
10.もみ合い抜けショートスキャル、押し目まで。
11.上昇トレンド押し目買い。
12.押し目買い、これは伸びず。
13.押し目買い。
作戦3:8時間足強者の値レジスタンスからの売り。
14.30分足レジスタンス(8時間足強者の値H8-L2)からのショート。
ユーロドルは数日間に渡る攻防の末1.10強者の値をブレイクしたが月足レベルのサポートで全戻し。
月足を見れば、上がれば売られ、下がれば買われのサンドイッチになっています。今年はこの中で終わるのでしょうか?
まず注目したいのは1.10強者の値での値動き。先週はこの値段でサポートされたので、反発してどこまで買われるか…結果は1.11レジスタンス付近から戻り売られました。
その後、強力な月足サポートが下に控えていて反発、終わってみれば全戻しとなりました。
連続陰線で売られてきてます。まずは1.10強者の値サポートの値動きを見て戻り売り候補まで買い、次にこの強者の値をブレイクさせるべく戻り売りを狙います。また、月足サポートが控えているので、それにサポートされれば買いです。
作戦1:1.10強者の値サポートで買い。
1.1.11000からの戻り売りを受け1.10強者の値が抜けない事実をカクニンしてのロング、戻り売り候補まで。
作戦2:連続陰線下落を受けての戻り売り。
2.1.11000からの戻り売り、1.10強者の値からの買いと攻防になる。
3.1.11000レジスタンスで戻り売り、1.10強者の値からのロング組の損切りも巻き込み下落。
作戦3:月足サポートでの反発買い。
3.安値切り上げロング。
4.上昇トレンド発生後の押し目買い。
5.30分足大陰線強者の値レジスタンスでショート。
今日の雑記
いよいよヒートテックの出番となりました。明日の日曜、月曜と東京方面へ行く用事があるので、早速着込んで行くことにします。
この間、久しぶりにユニクロに行って気づいたんですが、なんか値段上がってないですか?すぐ近くにGUがあるんですが、こちらの方が昔のユニクロ価格です。安くても良いものという「無印良品」的なコンセプトで、しかも無印よりも安いというのが売りでしたが、最近では各メーカーが低価格でインナーを出しているのでユニクロじゃなきゃダメという理由が半減しています。
特にセーター類は一回洗濯するとワンサイズ縮んでしまい(しかも変な風に…)ワンシーズンしか着れません。安物買いの銭失いになるので、ユニクロでは下着と靴下しか買いませんが、その靴下もむごいです。かつてのユニクロはそんなことなかったように思うんですが残念です。
セレクトショップでセーターを買うと12,000円、ユニクロだと2,980円、値段の差は品質の差と比例すると思いますが、安かろう悪かろうではユニクロ精神に反するはずなので、スリム○○とか流行りのデザインは要らないので定番のアイテムをしっかりつくって欲しいです。
◆お断り◆
この動画は教育目的で制作されたものです。相場についての個人の見解を過去のチャートから解説したものであり未来の利益を保証するものではありません。売買取引についての判断は一切行っておりませんので、投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分に考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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コメント (15)
いつも見せもらって勉強してます。
今週のEUR/USDは、火曜の時点でレンジが水曜まで続けばに、1時間足で25・50・75の移動線が祭り状態になるので、バーインと上がると(大波の底で上目線)思っていましたが、サポートラインを切ってしまいました。やはり買いの反発がない割りに、売りの攻撃がなかったことに注目すべきでしたか?
文章だけですと、よくわからない部分もありますが、レジサポの強弱が不確かなときは、短期の攻防が起こるのを待って抜ければついていくほうがいいかもしれませんね。
@mayoharefx
お世話になります。
迷晴れ様の動画は何度も繰り返し見て勉強させて頂き、本当に感謝しております。
よく動画で飛び乗りの話がでますが、殆どが指標などの動きだと思います。
因みに私は飛び乗りで良い思いがしたことがありません。
飛び乗りに関しての良い動画などありましたらアドバイスお願い致しますm(._.)m
それまでのチャートの流れにもよりますが特に下落の場合には飛び降りないと間に合わないことがあります。特に指標発表時はそうです。1分足の一時的な押しや戻しなどで入りますが、スプレッドが拡大していたり、すでに10-20pipsは動いてしまったあとなので、無理に入るのはおすすめできません。指標時はやらないというのもひとつです。以前どこかでお話ししたと思いますが、僕のトレードは欧州時間、日本時間の晩飯前に終了してしまうことが多く、夜中などはトレードしていません。分析動画では解説していますが、僕の実際のエントリーポイントとは異なることがあることをご了承ください。
解りました。ありがとうごさいます。指標の時はやはり小さな足で確認してリスク限定のトレードですね(^ ^)
今週も動画ありがとうございます。
いつも自分なりにラインを引いて、週末のチャートナビで確認しています、今週はユーロ円の週足、日足がフラッグになりそうなのでラインを引いていたら、迷晴れさんの動画にも同じラインが引いてあって、ちょっとうれしかったです。
トレードはまだまだですが、納得のいく損切が出来るようになってきました、もう少しでトントンになりそうです。
これからも勉強あるのみ!
納得の損切り、大事です。感情トレードを抑えて、自分の理由でトレードを続けていくしかありません。
毎回参考にさせていただいております。
mt4のビルドが変更になり、今までのインディケーターが使えなくなり一からやり直しです。
お使いのマルチキャンドルはどこで手に入るのでしょう?
ZAI-FXという大手サイトで以前は配布されていたようですが、失くなってしまいました。有料のものならあるはずなので検索してみてください。僕のはMT5用でカスタムキャンドルというものです。
素早い返答ありがとうございます。
使えるインジケーター探しにほとほと疲れましたが、お蔭で横線と帯が一番の基本なんだと悟りました。そんな時に迷晴れさんを知り、「やっぱりそうか!」と膝を叩きました。ブログの内容や動画は無料の域を出ています。本当にありがたいです。
私はまだまだ初心者ですが、弱肉強食のFXワールドに身を置くしかない状況です。
「訓練は人を見捨てない」と肝に銘じ相場と向き合ってゆきます。
これからもよろしくお願いします。
今週も勉強になる動画解説ありがとうございます。私が選んだユーロ円の133円のラインは微妙にずれていました。切りのいい値のラインを選ぶのも一つの選択でしょうか。また週足の132円以下の強いサポート帯にも気づかなかったです。日足の131,3付近にはサポートラインを引いていました。週足はあまり真剣に見ていなかったので今後よく見たいと思います。またサポートやレジスタンスのラインを抜けたのか返したのかの判断が難しいです。そこはダブルボトムやトリプルを小さい足で確認するとか、より大きな足のヒゲになるのかを見極めるしか、だまされない方法はないにのでしょうか。
ここに書き込むことが復習になっていて、ずいぶん勉強になっています。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
キリ番は、意識されるラインになりますので100pips単位でラインを引いておくとよいです。抜けたかどうかは、いろいろ基準があるとは思いますが、大きな時間足レジサポほど強いものなので、それ相当の時間足確定を見るというのも良い方法です。
いつも動画作成ありがとうございます
僕は初心者ですが退場せずになんとか生き残っていますw
ユロドルですが、僕は強者の値の下にもダブルボトムみたいなのが出来てたので長い陰線の後は突っ込んで売るのはやめましたが
月足のサポートであったと思いませんでした(´・_・`)
例えば、月足のサポートのゾーンがキレイに引けていたなら買いを考えられたかもですね
ゾーンの中の1.09付近で反発したってことですかね?それとも1.09より下が月足サポートだったのか、、、
そこでなんですが、
この動画ではレジサポとダウ理論を主に使っていますよね?
ダウ理論の説明はよくあるのですが、レジサポがうまく引けないとなかなか上手にトレード出来ないと思います。
短期足ならそこそこキレイに引けるので反応を見てトレード出来るのですが、、、
長期足での気をつけるポイントとか
なにかコツみたいなものはありますか?
人それぞれ見方は違うとは思いますが
迷晴れさんの基準を参考にして自分でアレンジ出来たらなぁと思っています。
ちなみに僕が引いたゾーンでは中に食い込んできていたので様子見しました。
もしかしたらゾーンの上限に戻ったところでショートしてたかもです(´・_・`)
いつも下らない質問でしかも文が下手くそですいませんです(´・_・`)
長期足レジサポは線でなく面で考えているので、アバウトなものになります。アバウトですが強力ではあるので短期足値動きを見て止められたかどうかを判断してます。
拝見させていただきました。
整っている時間足を基準にするということは、相場に自分を合わせるということですね。
相場の状況により、その相場環境を最も明確に反映しているチャートを採用する。
チャートの上に自己満足の正解を作り出すのではなく、現実にフィットするようにチャートを調整する。
チャート機能が何のためにあるのか考えれば自明の理でした。
他のお話しにも通じることかと思いました。
大変勉強になりました。
素晴らしい気付きをありがとうございました。