7Sep
週刊チャートナビ499回(2024.09.02~2024.09.06)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 2024年安値サポート背景、7月高値下降波38.2%戻しにダブルボトムを形成中。
- 8月陰線は長い下髭を出して、終値は3月安値でクローズ。
- 7月高値下降トレンドの戻り売りVS2024年安値サポート。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
- 米国の9月利下げ確定(ファンダメンタルズ)
- 7月高値下降トレンドの戻り売りが継続中。
- 日足SMA21の上押さえ。
買い手の注目
- 2024年安値に2番底形成。
- 8月陰線の長い下髭+終値の3月安値クローズ。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 3週前高値Wネック |
TR中段 | 先週高安(≒3月安値) |
TR下段㊦ | 8月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
7月高値下降トレンドのフォロー。①日足SMA21+3月安値のレジスタンスで先週安値へ戻り売り。②3週前高値まで上昇すれば下値試しのショート検討
4時間足ブルの視点
2024安値ダブルボトム背景。①日足SMA21+3月安値レジスタンス崩れで、3週前高値へロング。②3月安値の戻り売りを受け、先週安値のサポートでロング検討。
今週の値動きと焦点
2024年安値サポート由来の底値ブロック形成中。
今週の注意点は2つ。
1つ目は、底値ブロックでの目線のふらつき。
8月安値から先週安値へ安値を切り上げたので、週明け時点では、ダブルボトムの完成(3週前高値到達)を狙い、月曜陽線が3月安値+日足SMA21を上抜いたので、このまま、3週前高値を目指すかに見えました。
しかしながら、火曜陰線が月曜陽線を包んだことで、145円付近の押し目を破り、先週安値へ下落。
先週安値到達後は暫く持ち合い、金曜の雇用統計の悪い数字を受け、8月安値まで下落しました。
底値ブロックは、サポートとレジスタンスに挟まれた、方向感の弱いエリアです。
例えば、買い目線から売り目線に切り替える際は、145円付近のクラスターをよく観察して「買い手の諦め」をトリガーにするといいでしょう。
2つ目は、先週安値に底値を固める滞在時間。
先週のダブルボトムと対称になるなら、数日を要するので、先週安値到達後は、金曜の雇用統計までポジションを持たないほうがいいでしょう。
雇用統計の数字が悪くて、8月安値へ下落しましたが、もし数字が良ければ、145円辺りまでドルが買われた可能性もあります。
毎日の値動き
09/02月曜 米休場
- 3週前高値戻り売りVS2024年安値サポート。
- 3週前高値(Wネック)を目指す流れVS3月安値+日足SMA21の戻り売り。
ベアの視点:①3月安値+日足SMA21に戻り目形成待ち。
ブルの視点:①金曜陽線を3月安値へ押し目買い。②3月安値更新後に押し目買い。
ロンドン時間、3本目4時間足陽線の3月安値+先週高値を 更新後、押し目待ち。
09/03火曜 米ISM製造業景況指数
前日陽線終値が、3月安値+日足SMA21を上抜き、2番底から3週前高値ネックを目指す流れ。
ベアの視点:①3月安値にレジスタンスされればショート検討。
ブルの視点:①2番底から3週前高値ネックへの流れをフォロー。
- 東京時間、3月安値更新波の押し目待ち。
- ロンドン時間、前日押し安値まで全戻しされ、3月安値上抜けのダマシを疑い始める。
09/04水曜
- 3週前高値戻り売りVS2024年安値サポート。
- 3週前高値(Wネック)を目指す流れが中断、方向感が弱く、前日高安に孕まれ横這いになるかも。
ベアの視点:①前日安値ブレイクで先週安値へショート。
ブルの視点:①前日安値サポートで前日高値へロング。
- 東京・ロンドン時間、前日安値のサポートを観察。
- NY時間、4本目4時間陰線が前日安値をブレイク、5本目の4時間足陰転で赤1ショート(直近安値抜けは、損切りレートまで遠いため)
- 翌日の東京時間、先週安値の目標値到達でアウト。
09/05木曜 米ADP雇用統計・米ISM非製造業景況指数
- 3週前高値戻り売りVS2024年安値サポート。
- 3週前高値戻り売りで先週安値まで下落。
- 先週安値に2番底ブロック形成の可能性。
ベアの視点:①前日陰線を先週安値へ戻り売り。
ブルの視点:①前日陰線の引き戻しをロング。
- 東京・ロンドン時間、先週安値の底値固め+米経済指標待ち。
- NY時間、米ADP雇用統計と米ISM非製造業景況指数で乱高下。
09/06金曜 米雇用統計
- 前日陰線コマ足終値は先週安値でサポート。
- 先週安値周辺に2番底ブロック(前日高安)形成の可能性。
- 米雇用統計待ちの相場。
ベアの視点:①前日高値を試せば戻り売り検討。
ブルの視点:①先週安値周辺サポートで前日高値への引き戻しをロング。
- 東京・NY時間、雇用統計待ち。
- NY時間、雇用統計発表後の高安確定後、悪い数字を受けて、1時間足下降チャネル高値+雇用統計高値の反発で赤1ショート、雇用統計の安値でアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 1.1200(2023年高値インナー・ライン)で強く反発、8月陽線の38.2%へ押された。
- 6月安値上昇トレンドの調整で下落。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
- 8月高値は2023年高値の2番天井候補。
- 8月陽線の長い上髭。
買い手の注目
- 6月安値上昇トレンドが継続中。
- 日足SMA21+100日・200日線の下支え。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2023年高値 |
TR中段 | 2週前はらみ足高安(上値は8月高値) |
TR下段㊦ | 4週前安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年高値レジスタンス背景。①8月高値に2番天井をつくれば、2週前安値へショート。②2週前安値周辺の押し目崩れで、7月高値へショート。
4時間足ブルの視点
8月高値のダブルトップ形成をフォロー。①2週前安値周辺サポートから8月高値へ押し目買い。②TR下段の押し目ボックスからロング検討。
今週の値動きと焦点
6月安値上昇トレンドの押し目買い。
今週の狙いは、6月安値上昇トレンドの押し目買い。
先週安値+日足SMA21の底値固め(逆三尊天井)から買い始め、雇用統計の前に手仕舞い。ドル円の底値ブロックに比べて、わかりやすかった。
毎日の値動き
09/02月曜 米休場
- 6月安値上昇トレンドの調整で下落中。
- 8月高値にダブルトップのイメージ。
- 2週前安値周辺を仮ネックに設定。
ベアの視点:①6月安値上昇トレンドの押し目候補+日足SMA21の接近で下値追いしない。
ブルの視点:①2週前安値周辺+日足SMA21の仮ネックに押し目待ち。
先週安値に6月安値上昇トレンドの押し目待ち。
09/03火曜 米ISM製造業景況指数
- 6月安値上昇トレンドの調整下落中。
- 8月高値にダブルトップのイメージ。
- 先週安値+日足SMA21に押し目(仮ネック)を形成中。
ベアの視点:①先週安値+日足SMA21の押し目崩れでショート。
ブルの視点:①先週安値+日足SMA21の押し目(仮ネック)から8月高値へロング。
先週安値に6月安値上昇トレンドの押し目待ち。
09/04水曜
- 6月安値上昇トレンドの調整下落中。
- 8月高値にダブルトップのイメージ。
- 2週前はらみ安値+日足SMA21に押し目(仮ネック)を形成中。
ベアの視点:①2週前安値+日足SMA21の押し目崩れでショート。
ブルの視点:①2週前安値+日足SMA21の押し目(仮ネック)から8月高値へロング。
- 東京・ロンドン時間、押し目待ち。
- NY時間、4本目の4時間同時線で、先週安値+日足SMA21の反発を確認、5本目の4時間足で青1ロング。
- 翌日の東京時間、1本目4時間コマ足陰線確定で半分決済、NY時間の三尊天井肩で撤退。
09/05木曜 米ADP雇用統計・米ISM非製造業景況指数
- 6月安値上昇トレンドの2週前安値+日足SMA21押し目買いが始まった様子。
- 8月高値にダブルトップのイメージ。
ベアの視点:①8月高値が意識され、上値が重くなるまで様子見。
ブルの視点:①6月安値上昇トレンドの押し目買いを8月高値へフォロー。
- ロンドン時間の押し目買いは、米経済指標を控えノーポジ。
09/06金曜 米雇用統計
- 6月安値上昇トレンドの先週安値押し目買いが8月高値を目指す流れ。
- 米雇用統計待ちの相場。
ベアの視点:①雇用統計での12月高値反発でショート。
ブルの視点:①雇用統計で下値を試せば押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、雇用統計待ち。
- NY時間、雇用統計の悪い数字を受け、雇用統計安値でのロングを目論んだが、4時間足チャネル高値目前でノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
- 2023年高値は2021高値下降波の戻り売り候補で、2番天井を上値試し中。
- 8月安値(=100日+200日線サポート由来)の押し目買いが、2023年高値を更新したが、8月陽線終値は2023年高値を未更新。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 先週は、8月安値上昇波の調整で下落。
- 8月高値に天井ブロックの形成が見込まれる。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
2023年高値のレジスタンス(8月陽線終値の2023年高値下クローズ)
買い手の注目
8月安値上昇波の押し目買い。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2022/03/20高値 |
TR中段 | 8月高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 7月高値(8月安値上昇波38.2%) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年高値のレジスタンス背景、8月陽線終値の2023年高値クローズが根拠。①8月高値下の2番天井形成からショート。
4時間足ブルの視点
8月安値上昇波が背景。①先週安値、または、7月高値の仮ネックから、8月高値へ押し目買い。
今週の値動きと焦点
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
8月安値上昇トレンドの押し目買い。
今週の狙いは、8月安値上昇トレンドの押し目買い。
先週安値の底値固めから(逆三尊天井)から、ユーロドルに準じて買い始め、雇用統計の前に手仕舞い。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
09/04水曜
先週安値(8/23急騰安値)に押し目を待って、青1押し目買い、高値更新後はホールド。
翌日の東京時間、1本目4時間コマ足陰線確定で半分決済、NY時間、高値更新ならず撤退。
今週の深堀り
カラーバス(色を浴びる)効果とは、「視覚の類似効果」ともいわれ、特定の情報やテーマに意識を集中させると、それに関連する情報が自然と目に入るようになる心理現象のことを指します。
この現象は、人間の脳が膨大な情報の中から重要なものを選択して処理する能力に由来しています。
例えば、赤い車を買おうと考え始めた途端、普段は気にしていなかったはずの赤い車が街中で目に付くようになる、といった経験がありますよね。
ボクは車を運転するときに、時間を決めて特定の「色」や「形」を探すようにしてます。
例えば「青」を意識すると、道路標識の背景色の多くが「青」なことに気づけて、アイデアの素材にできたりします。
カラーバス効果を、必要な情報を得る「心理テクニック」として応用すれば、より敏感に課題解決の糸口を見つけることができます。
成功するトレーダーは、知ってか知らずか、このカラーバス効果を、チャート分析の際に「思考する道具」として活用しています。
そもそも、カラーバス効果は、すべての人の脳に備わってる機能なのですが、その多くは、バイアスが強化されることで、ネガティブに作用してしまっています。
問題は、この脳の機能が、アクティベート(活性化)されているかどうかです。
今回は、心理テクニックとしての「カラーバス効果」を活性化させる方法を解説します。
カラーバス効果のメリット
カラーバス効果は、FXトレードのメンタル面に多くの恩恵をもたらします。
1.意図的な行動
余計な情報や感情的な要素が排除されれば、意図的に行動できます。意図的に行動するから、意図的な結果がわかる。つまり、偶然ではない、意図的な行動の結果でしかトレードを評価できません。
2.メンタルの安定
自分が重要だと感じる部分にフォーカスすることで、余計な情報に惑わされず、トレードの判断に自信が持てるようになります。
これにより、不安や迷いが減少し、ストレスの少ないトレードが実現できます。
また、特定のルールやパターンに集中することで、感情的なトレードを防ぎ、冷静な判断ができるようになり、感情に左右されない、一貫性のあるトレードが実現できます。
3.自己肯定感の向上
日々のトレードの成果や自分が成長していると感じる点に意識を集中すると、成功体験や改善点を認識しやすくなり、自己肯定感が向上します。
成功パターンに意識を集中すると、その成功体験が積み重なり、さらなる自信とポジティブな感情が生まれ、逆境に負けない前向きな姿勢を保ちやすくなります。
カラーバス効果のデメリット
カラーバス効果は、特定の情報やパターンに過度に集中することで、ネガティブに作用することもあります。
1.過剰なバイアス
特定の情報やパターンにばかり目が向くことで、それ以外の重要な情報を見逃すリスクがあります。
例えば、特定のチャートパターンに依存しすぎると、外部要因(例:地政学リスク、要人発言の影響など)に対する警戒心が薄れ、市場の状況を見誤るリスクが増大します。
2.客観性の喪失
自分が重要だと思い込んでいる情報やテーマにばかりを注視することで、客観的な視点を失う可能性があります。
自分の好みや期待に基づいた判断を優先してしまい、結果的に感情的なトレードに陥ることがあります。
3.過剰な自己強化
特定のトレード戦略や手法を過信することで、リスク管理を軽視して、無謀なトレードを行うことがあります。
カラーバス効果の活性化方法。
カラーバス効果の活性化させるポイントは「意図的な鍵」の設定です。
意図的に鍵を設定することで、検証課題や戦略に集中し、関連情報を効果的に認知できるようになります。いくつか例を挙げてみます。
1. 特定の通貨ペア
特定の通貨ペア(例:USD/JPY)に集中することで、その通貨に関するニュース、経済指標、値動きパターンをより敏感に察知できるようになります。
2.特定のチャートパターン
「ヘッド&ショルダー」や「ダブルトップ」など、特定のチャートパターンに集中すると、そのパターンが現れたら自然と目に留まるようになります。
3.特定の時間帯
「ロンドン市場のオープン初動」など、特定の時間帯に意識を集中することで、その時間帯に発生しやすい値動きパターンをより敏感に察知できるようになります。
4.特定のファンダメンタルズや経済指標
中央銀行の金利政策、GDP成長率、雇用統計など、特定のファンダメンタルズや経済指標に意識を集中することで、それらがトリガーとなる市場の変化を敏感に察知できるようになります。
5.自己改善のテーマ
トレード手法や心理的な改善テーマ(例:「損切りを徹底する」)に意識を集中することで、そのテーマに関連する改善点やヒントが自然に目に留まるようになります。
週明け時点では、先週安値2番底から3週前高値へ買いを狙ったが、火曜のツツミ足出現で、目線をニュートラルにできた。
マーケットでは「上にいくはず」と、強いバイアスをかける人が集まるほど、それが否定されると、木曜大陰線のように、カラーパス効果の反作用による反動が出る。
カラーバス効果には、強いバイアスというネガティブな側面もあるが、この両刃の剣を運用できなければ成果は得られません。
では、どうするか?
売り手と買い手の心理現象と、あなたの心理を分離すればいいのです。
それには、あなたは観察者になって、
「通貨ではなく、トレーダーをトレードする」
この感覚を持つことです。
そうすることで、あなたの個人的なバイアスの強度を下げることもできます。
脳の機能である「カラーバス効果」を活用させて、斜め上をいきましょう!
参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 140円(≒2024年安値)押し安値のサポートが背景、8月安値にダブルボトムを形成中。
- 7月高値下降トレンドVS140円押し安値サポート。
- 先週は、4週前高値戻り売りで8月安値へ続落。
- 8月安値に2番底ブロック形成の可能性。
- 重要経済指標:米CPI
売り手の注目
- 米国の9月利下げ確定(ファンダメンタルズ)
- 7月高値下降トレンドの戻り売りが継続中。
- 売りのパーフェクト・オーダー(日足+4時間+1時間足SMA21)
買い手の注目
140円押し安値サポート。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 先週高値 |
中段 | 雇用統計高値と8月安値 |
下段㊦ | 140.00押し安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
7月高値下降トレンドのフォロー。①先週高値下降波を戻り売り。②8月安値の2番底崩れで140円へショート。
4時間足ブルの視点
140円押し安値サポートが背景。①8月安値のサポートで雇用統計高値へロング。②140円に到達すればロング検討。
ユーロドル
概要
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 1.1200(2023年高値インナー・ライン)で強く反発。
- 6月安値上昇トレンドVS8月高値(2023年高値の2番天井)のレジスタンス
- 6月安値上昇トレンドの押し目買いが、8月高値の2番天井を試してる。
- 重要経済指標:米CPI・ECB政策金利
売り手の注目
- 8月高値のレジスタンスは、2023年高値の切下げ2番天井候補。
- 2023年高値が意識され、8月陽線は長い上髭。
買い手の注目
- 6月安値上昇トレンドが継続中。
- 日足SMA21+100日・200日線の下支え。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 8月高値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 5週前安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
8月高値のレジスタンス背景。①8月高値の2番天井から、先週安値ネック抜きのショート。
4時間足ブルの視点
6月安値上昇トレンドをフォロー。①8月高値の2番天井へロング。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (7)
お疲れ様です!
「カラーバス効果」初めて聞きました。先生は色んなことをご存じで素晴らしいです!
「通貨ではなく、トレーダーをトレードする」
どうしても渦中にいる感覚になってしまいがちですが、そうではなくてちょっと冷めた目で見てごらん?
という感じでしょうか。
フォレックステスターで練習していると、小さなダブルボトム、小さなフラッグなどが出てきて、ああ、こういうの見落としているかもしれないといったことがあるような気がします。(おそらく見落としているかと。)
なんか、上手にトレードできない、といったことは、きちんとわからないといけないところを見落としているのかもしれない、と思うのです。
大きく動くところでトレードしているつもりがそうではなくて、すっかりだまされていることがあります。
もう少し、冷めた目で見ないといけないなと思う今週でした。。。
もっと修行を積みます!
今週は私にはとても難しく、だまされだまされだまされまくって、ああ、今週はもしかして、トレードは雇用統計の日くらいなものだったのかもしれない、とつくづく思いました。
ちなみに雇用統計は一度上へ行ったけど、一分足の戻りで下へ142.00までとれました。。。
この、どうしてもわかるところだけをトレードしたら良かったなと思いました。
以前よりだいぶ待てるようになったものの、やはりまだ、気になるところでポジってるんだなぁと思います。
木曜日の乱高下では、ほっぺたを往復びんた食らいまくった気がします。。。
もうこうなったら、必殺!!フォレックステスター修行しまくる!!と金曜日からやってます。
頭の中に叩き込む!!もう時間がないんだから!自分自身への信頼を取り戻さないと、です。
雇用統計、ナイストレード!!
写真撮影には、ズームして被写体を撮る「寄り」と、遠くから景色を撮る「引き」がありますが、トレードでは、「引き」の姿勢でセットアップが整うのを待たないと、いつの間にか「分足」に寄ってしまい、カラーバス効果が熱暴走するんですよね。
いつもご教授頂き有難うございます。カラーバス効果は正に諸刃の剣だと思いました。目線の固定はできますが過剰なバイアス、先入観に繋がってしまいます。相場の大局を押さえることは大前提ですが、それしか頭にないと予想外の大負けに繋がることもあると思います。某有名fx YouTuberも必ずファンダのニュースを見る前にチャートを確認する。その順番がとても大事。ニュースを先に見てしまうとどうしても先入観でチャートを見てしまうと言ってます。その為自分も毎日必ずテクニカル分析を十分してからファンダのニュースを見るようにしてます。そうすると今日の相場はテクニカルとファンダが一致してるのか、調整中なのか、トレンド転換しそうなのかが分かりますし戦略も立て易いです。また特定のチャートパターンや時間帯に拘るのもいいです。自分は毎日23〜24:00しかトレードしませんし、チャートパターンも5分足20SMAのロールロールリバーサルからグランヒル2を根拠で入ることに拘ってます。昨日金曜日も23:28、143.419ロングの23:38、143.706で決済してます。大きく下落したあや戻しで大局に反した逆張りの認識がありましたので伸び切ったところでもらいました。決済後更に10pips伸びましたが全然もったいないと思いません。その後大きく下落し自分もそうなる気がしましたが、敢えてそのショートはしませんでした。最近の自分のパターンは23〜24:00の短時間に10pipsをスパッと抜いて終わるというものに固まりつつあり、昨日はたまたま30pips
近く抜けましたが10pipsで十分です。そのかわり少しだけロットを厚めにします。間違ってもフルレバはダメ。そして1回トレードしたら勝ち負け問わずそこで終了。もちろん得意のパターンがでなければノートレードです。自分もパターンや時間帯が固定化しつつありますのでこのまま継続していこうと思います。
23〜24:00、5分足のグランビル2で10ピプス抜く。
素晴らしい、トレード戦略!
何より、これなら、兼業の方も、毎日続けられます。
こういうアイデア、好きです!!
一週間お疲れさまでした。
ドル円の145円サポート崩れは火曜包み足で想定しやすかったのですが、エントリーポイントについては難易度が高かったように感じました。
FXを始めるまでは経済について関心もなく、Fomcや雇用統計なんて言葉も知りませんでした。それが今ではってことが大まかにいえばカラーバース効果ですよね。
おつかれさまでした!
おっしゃり通り、ドル円はボラが大きいので、エントリーポイントの選定が難しいです。