7Oct
週刊チャートナビ454回(2023.10.02~2023.10.06)は、今週のドル円・ユーロドル・ポンドドルの環境認識と攻略ポイントの解説。「今週の深掘り」ではトレードに役立つケース・スタディをします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 今週は150円到達後の値動きがテーマ。
- 日銀の為替介入への警戒感がある。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
- 150.00の節目。
- 日銀為替介入の警戒感。
買い手の注目
- 大局は上昇相場。
- 日米金利差において円安継続。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 151.00と日足チャネル高値 |
TR中段 | 150.00(先週高値を含む)と9.29安値 |
TR下段㊦ | 2週前安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
150.00到達後の値動きを注視して事実についていく。①先週高値に二番天井をつくれば9.29安値へショート。②150.00周辺で頭を押さえられればショート検討。③150.00のオーバーシュートでショート。
4時間足ブルの視点
150.00到達後の値動きを注視して事実についていく。①150.00周辺の持ち合い上放れで151.00へロング。②150.00を普通に上抜けば151.00へ押し目買い。③9.29安値付近まで押されれば押し目買い検討。
今週の値動き
150円を越えたところで急落。2週前安値で大きく買い戻され、9.29安値+4時間チャネル安値+日足MA21にサポートされて押し目を形成、金曜日に押し目買いされた。米雇用統計の影響は限定的で150円には届かなかった。
今週の攻略ポイント
150円でガラっても押し目買い。
大局は上昇相場なので、150円でガラっても”押し目買い”戦略を続行。
9.29安値+4時間チャネル安値+日足MA21に押し目の目星をつけた。
2週前安値での強い買い戻しと大局が上昇相場であることを考えれば”売り”は慎重になれたと思う。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.150円でガラる。
フェーズ2.暴落後の押し目形成。
フェーズ3.暴落後の押し目買い。
10/02月曜 米ISM製造業景況指数
150.00到達後の値動きに注意!乱高下もありえる。
ベアの視点:先週高値に二番天井をつくれば9.29安値へのショート検討。
ブルの視点:150.00が目前なので、上値追いはやめておく。
東京時間、先週高値を更新したが、150.00を目前にして様子見。
10/03火曜
前日陽線終値が先週高値を更新して、ほぼ150.00に到達。150.00到達後の値動きを注視、乱高下もありえる!
ベアの視点:150.00周辺の値動きを観察。
ブルの視点:1時間足チャネル安値を試せば押し目買い検討。
- 東京・ロンドン時間、150.00で膠着状態。
- NY時間、150円突破後に”日銀介入”か、280ピプスの暴落、2週前安値から半値程買い戻された。
10/04水曜 米ADP雇用統計 米ISM非製造業景況指数
150円で”日銀介入”か。280ピプス暴落後、2週前安値から半値程買い戻された。
ベアの視点:149.00付近に戻り目をつくれば9.29安値へ戻り売り。
ブルの視点:①9.29安値への戻り売りを受けて押し目買い検討。②149.00付近の戻り目崩れで150.00へロング。
- ロンドン初動、黄1戻り売りは、2週前安値での強反発と9.29安値+4時間足チャネル安値のサポートを警戒して見送り。
- NY時間、押し目待ちで”米指標”はスルー。
10/05木曜
150円での暴落を半値ほど戻して横這い。
ベアの視点:9.29安値+4時間足チャネル安値のサポート崩れで2週前安値へショート。
ブルの視点:149.00周辺の持ち合いを押し目とみて150.00へロング。4時間足チャネル安値+日足MA21を試す可能性アリ。
- 東京時間の急落を9.29安値+4時間足チャネル安値+日足MA21への下値試しとみて、2本目の4時間足ピンバー確定後、青1でスパイク狙いのロング。
- ロンドン時間、149.00でレジスト、3本目の4時間陽線クローズで半決済。
- NY時間、スパイクの失敗で撤退。
10/06金曜 米雇用統計
- 前日陰線終値が9.29安値でサポート。
- 4時間足チャネル安値+日足MA21を試してサポート。
ベアの視点:9.29安値+4時間足チャネル安値+日足MA21のサポート崩れで2週前安値へショート。
ブルの視点:9.29安値+4時間足チャネル安値+日足MA21のサポートで150.00へ押し目買い。
- 東京時間、Wボトムの二番底で青1押し目買い、雇用統計前にネックラインでアウト。
- NY時間、米雇用統計で米ドルが買われたが、149.50高値を更新できずノーポジ。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 下降トレンドだが、年初来安値が意識され強く反発、FOMC高値下降波の半値を戻した。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
下降トレンドが継続中。
買い手の注目
年初来安値のサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | FOMC高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 2023安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
下降トレンドをフォロー。9.26戻り高値から先週高値にかけてが戻り売り候補。
4時間足ブルの視点
年初来安値のサポートを重視して大きな戻りを狙う。先週安値への下値試しから、FOMC高値に向けてロング。
今週の値動き
ユーロドルは下降トレンド継続中。9.26高値の三尊天井で戻り売られ、2023年の安値を一時的に下抜くもアンダーシュートした。
2023年安値のサポート以降は、これを背中に買われて、金曜日の米雇用統計が2023年安値を強襲したが、すぐに買い戻されて、月曜日の急落高値まで全戻しされた。
今週の攻略ポイント
2023年安値のサポートで下降トレンドの戻りを買う。
大局は下降相場だが、2023年安値のサポートを重視、月曜日の急落高値への戻りを狙った。
今週のポイントは、2023年安値割れを”ダマシ”と疑えること、ここはしっかり値動きを確認してから動きたい。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.下降トレンド戻り売り。
フェーズ2.2023年安値のサポート。
フェーズ3.2023安値サポートからの戻り。
10/02月曜 米ISM製造業景況指数
下降トレンドだが、年初来安値で強い反発を受け、4時間足チャネル安値ブレイクがダマシになった。
ベアの視点:下降トレンド戻り売り。9.26戻り高値への上値試しから3月安値へショート。
ブルの視点:先週安値への下値試しを受けてロング。
- ロンドン初動、9.26高値への上値試しを確認後、三尊天井ネック割れで赤1戻り売り。
- NY時間、先週安値付近の反発でアウト。
10/03火曜
9.26高値戻り売りで2023安値に到達。
ベアの視点:2023安値+二番底崩れでショート、ダマシに警戒!
ブルの視点:①二番底を待ってロング。②2023安値を騙せばロング。
ロンドン時間、先週安値裏へ戻したが、2023年安値サポート・エリア内なのでショートは見送り。
10/04水曜 米ADP雇用統計 米ISM非製造業景況指数
- 安値を切下げたが、2023年安値周辺サポートが意識され底固い動き。
- 4時間足チャネル安値(引き直し)のサポート。
ベアの視点:2023安値周辺の持ち合い下放れに付く。
ブルの視点:先週安値を騙せば、月曜日の戻り高値へロング。
- ロンドン時間、1.04500にWボトム確定。
- NY時間、先週安値への下値試しから、月曜日の急落高値へ青1ロング。
- 翌日、Mトップ二番天井で半決済、金曜日の雇用統計前に全決済。
10/05木曜
- 2023年安値周辺サポートが意識され底固い値動き。
- 月曜高値下降波の戻り売りと先週安値のサポートで持ち合い。
ベアの視点:先週安値のサポート崩れで1.0450へショート。
ブルの視点:先週安値サポートで月曜高値へロング。
- 東京・ロンドン時間、三角持ち合いを確認。
- NY時間、深夜になって三角持ち合いを上抜けた。
10/06金曜 米雇用統計
2023年安値が意識され持ち合いを上放れた。
ベアの視点:月曜高値下降波の深い戻り目をつくればショート検討。
ブルの視点:三角持ち合い上放れを根拠に月曜高値へ押し目買い。
- ロンドン初動、持ち合い高値のレジサポ転換から青1押し目買い、雇用統計前で伸びずに撤退。
- NY時間、米雇用統計の急落が2023年安値を強襲。22時足の陽転で青2ロング、月曜日の急落高値でアウト。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 下降トレンド継続中。2週前高値下降片波の半値まで戻して、売りが入り始めたところでクローズ。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
下降トレンド継続中。
買い手の注目
下降トレンドの戻り狙い。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前戻り高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 1.2000スーパーキリ番 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
下降トレンドを戻り売りフォロー。①先週高値の戻り売りを継続フォロー。②先週高値+日足MA21まで戻ればショート検討。
4時間足ブルの視点
下降トレンドの戻り狙い。①1.2200+4時間MA21のサポートで先週高値への戻りをロング。②戻り売りが継続すれば、下げ止まりを待って戻りをロング。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
先週高値(2週前高値下降片波の半値戻し)の三尊天井で戻り売られ、先週安値を更新したが、1.2000には届かずに、ユーロドルの2023年安値サポートと同じタイミングで反転。
米雇用統計で先週安値を強襲したが、すぐに買い戻されて、月曜日の急落高値を上抜き返して、先週高値手前まで上昇。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
1.2000スーパーキリ番へ戻り売り。
大局は下降相場なので、1.2000スーパーキリ番まで”戻り売り”戦略。
しかしながら、ユーロドルの2023安値サポートが影響したのか、1.2050で強く反転すると、ユーロドルと同様に先週安値下の動きが”ダマシ”と見られるような値動きをした。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
フェーズ1.下降トレンドの戻り売り。
月曜日のロンドン時間、先週高値の三尊天井ネック割れで赤1ショート、NY時間、先週安値の反発で半決済。
先週安値更新後は1.2000へ利を伸ばしたが、水曜日のロンドン時間、二番底1.2050の”ダマシ”をみてアウト。
フェーズ2.下降トレンドの戻り。
水曜日のロンドン時間、1.2050の二番底”ダマシ”を根拠に、青1の足場抜けで戻りを狙ってロング、木曜日に二番天井でアウト。
ポンドドルの値動きがユーロドルとシンクロしてる事実に気づく。
金曜日の米雇用統計は先週安値を強襲。22時足(ユーロドルのタイミング)で青1ロング、5本目の4時間陽線クローズでアウト。
今週の深堀り
FXには2つのリスクがある。
ひとつは、負ける”経済的リスク”、もうひとつは、勝ちを逃す”機会損失リスク”で、ポジションを持てば経済的リスク、持たなければ機会損失リスクが発生します。
『君子危うきに近寄らず』とは、物事を深く考えて行動する事で危険を回避すること。
『虎穴に入らずんば虎児を得ず』とは、思い切った挑戦をしなければ、価値の高いものを得ることはできないこと。
FXでは、この2つの諺の矛盾を常に抱えながらトレードできるバランス感覚が求められますが、結局は何かで線引きをして判断するしかありません。
ボクは、”勝ちやすさ”ことよりも、”負けにくさ”を優先してます。
コントロールできない”機会損失リスク”に比べて、”経済的リスク”である損切りは、過去チャートを見て自分で決めることができるからです。
過去を担保に、未来に投資する。
この感覚を常に持つことで、負けても”担保”を差し出せば終わる、そういう安心感を覚えてます。
何事も良い方向に考える”ポジティブ思考”は、経験上、トレードに不向きと感じます。
マイナス要素を排除して、値動きを主観的に解釈してしまうからです。
何事も悪い方向に考える”ネガティブ思考”は、社会的に嫌われますが、トレードには向いています。
何より”ネガティブ思考”は客観的にチャートが見れるし、最悪の備えも万全です。
「もう、誰も売らないから、買う」
「もう、誰も買わないから、売る」
このような発想も、ネガティブ思考と思えますが、客観的にエントリー・ポイントを捉えられます。
もちろん、自分の人格を否定してしまうような”悲観的ネガティブ思考”はいけませんが、チャート分析における”戦略的ネガティブ思考”ならトレードに有益です。
そこで、今回は負けにくさを強化できる、”戦略的ネガティブ思考”のつくり方を解説します。
1.トレードから”主観性”を消す方法。
2.事実につく。
3.ケース・スタディ
1.トレードから”主観性”を消す方法。
社会の常識は、相場の非常識。
何事も良い方向に考えるポジティブ思考と、何事も悪い方向に考えるネガティブ思考。
社会の常識とは違い、トレードにはネガティブ思考が適しています。
ネガティブ思考の人は慎重がゆえに、最悪のケースも含め、あらゆる未来を予測できます。
自分を軸に考えるポジティブ思考の人に対し、ネガティブ思考の人は他人を軸に客観的に考えることができます。
トレードには、この”客観性”が必要不可欠であり、根拠やルールのない”主観性”など相場の養分にされるだけです。
そこで、トレードから主観性を消すために、ボクが行ってきた方法をお伝えします。
トレードから主観性を消すことは、戦略的ネガティブ思考の核心部であります。
やり方は簡単で、『もし、ドル円市場が100人のトレーダーだったら』と考えるだけです。
こう考えるだけで、世界を俯瞰することができます。
- 買い持ち、売り持ち、様子見の人がいる。
- 含み損・含み益・ノーポジの人がいる。
- 上昇か下降かを決めるのは注文量。
- ベテランは市場の常識や値動きのパターンを知っていて合理的に動く。
- ルーキーは市場の常識や値動きのパターンを知らずに感情的に動く。
- 100人が一斉に買うことも、100人が一斉に売ることもない。
- 1人の大金持ちが市場を動かすこともある。
- 個人投資家は流れについていくしかない。
- 私は1/100人の無力な存在でしかない。
何よりも、自分が全くの無力であることを認知できることが重要で、自分を除いた、99人のトレーダーが何を考え、どう動くかにフォーカスできるようになります。
2.事実につく。
マーケットからみたら取るに足らない無力な自分なので、99人のつくる”事実”についていくしかないし、それ以外に勝ち目がありません。
そこで、裁量トレードなら、事実確認をしてから、後出しジャンケンでポジションを持てます。
これが”負けにくさ”をつくる秘訣になります。
さて、ここでいう”事実”とは具体的に何を指しているのかですが、事実とは値動きに方向感が出るきっかけのことです。
上昇トレンドの押し目候補で、下位足がWボトムやフラッグなどのチャート・パターンでをつくること。
上位足のレジサポライン周辺で、下位足がレンジ相場をつくること。
我々は、事実=サインを待って、ポジションを持つことで負けにくくなります。
ここでも、戦略的ネガティブ思考が活かせます。
無力な自分では、レジサポ・ラインを抜く力も、跳ね返す力もありませんから、”何らかの値動きがある”ことだけを予測しておき、99人の動きについていけばいいんです。
レジサポ・ラインで、自分の力を信じて、希望的観測を持つから負けるんです。
3.ケーススタディ
ドル円はついに150円に到達。昨年10月に150円越えたところで”日銀介入”がありました。
2022年高値までは、200ピプスありますが、150円の上は買いづらいです。
大局は上昇相場ですが、150円の注目プライスに到達したので、『君子危うきに近寄らず』でネガティブ思考すべき局面でした。
火曜日の暴落の正体はわかりませんが、150円は注目プライスなので、利確売りもありえました。
ドル円市場に100人のトレーダーがいたら、火曜日の150円抜けに飛びつく人は、いったい何人いるでしょう。
数人はいるだろうが、自分がその1人になってもいいのか?
こう考えれば、目先の値動きに飛び付く気持ちがしなくなります。
大局は上昇相場だし、日米金利差であり、円高になる要素も見られないので、下がったら買えばいいわけです。
ユーロドルは下降相場ですが、今週は2023年安値に到達しました。
チャートをみると、1月安値で強烈にサポートされているので、下降相場がが続くにしろ、一度大きく戻される可能性を疑えます。
そこでテーマとなるのが、2023年安値サポートをどう確認するかです。
ローソク足終値で見るなら、月足終値なら確実ですが、10月足が始まったばかりなので、週足が適当と判断しました。正直、日足だと頼りないです。
ただ、この見方はあくまで目安であり、個人的かつ感覚的なもので、99人の総意は値動きで確認すべきですね。
2023年のサポートは、レートがラインを抜けた、抜けないで判断できるような、小さな節目ではないので、周辺エリアを含めた値動きで確認するのが確実でしょう。
2023年安値を一時的に割りましたが、やはり下値は重く、火曜日の陽線で強く戻されています。
この値動きをみたら、2023年安値に関して、マーケットの99人がどう判断したのかがわかります。
後は、月曜日の急落高値辺りを目安に、下げたら買えばいいわけです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 大局は上昇相場だが、高値圏の乱高下に注意!
- 昨年の天井形成は1ケ月程かかったので、今年も同程度に見積もっておく。
- 先週は150円を越えたところで”介入らしき暴落”があったが、すぐに買い戻された。
- 重要経済指標:米消費者物価指数
売り手の注目
- 150.00のレジスタンス。
- 日銀為替介入の警戒感。
買い手の注目
- 大局は上昇相場で、150.00から2022年高値までは、200ピプスの上げ余地アリ。
- 日米金利差において円安継続。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 151.00 |
中段 | 先週高値と10.05安値 |
下段㊦ | 先週安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
150.00レジスタンスを重視。①150.00二番天井で下値試しのショート検討。②150.00のオーバーシュートでショート。
4時間足ブルの視点
上昇相場が背景。①150.00の持ち合い上放れにつく。②150.00を普通に上抜けば151.00へ押し目買い。③4時間足チャネル安値+日足MA21を試せば押し目買い。
ユーロドル
概要
- 大局は下降相場だが、7月高値発の下降トレンドが継続中だが、先週は2023年安値サポートで大きく反発。
- 重要経済指標:米消費者物価指数
売り手の注目
下降トレンドが継続中。
買い手の注目
2023年安値のサポート(先週足ピンバー)
トレーディング・レンジ
上段㊤ | FOMC高値 |
中段 | 先週高値(150.00付近)と2023年安値 |
下段㊦ | 先週安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
下降トレンド戻り売りで2023年安値の二番底狙い。先週高値付近の戻り目候補から2023安値へショート。
4時間足ブルの視点
2023安値サポート重視。①2023安値の二番底形成を待ってロング。②先週高値付近の戻り目崩れでFOMC高値へロング。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (4)
いつもご教授頂き有難うございます。9月はドル円、ユーロドル、ポンドドルのいずれを見ても一方的なドル高でしたが、月が代わって10月になったら急に止まってしまいました。今週は雇用関連の指標が多く当初から様子見ムードになりそうだとは思ってましたので、とりあえずデモトレードでユーロドル、ポンドドルのドルストをショートしてどうなるかを見極めましたが、結果は大きなマイナスだったので実弾を回避してよかったと思います。これで9月の一方的なドル高は一旦止まり調整局面に入ったようですので、この事実を踏まえ来週以降の戦略を立てていきたいと思います。トレードに一般的なプラス思考は適さず戦略的なネガティブ思考の方が向いてるとの解説でしたが、勝ちトレードの人達はトレードする根拠よりしない理由を優先的に考えてる人が多いと思います。まだ結果を出せていない人は早く成功したいという気持ちが先に立ち余裕がないので、チャンスの喪失を恐れてしまうのかと思います。自分も今週は実弾トレードを見送ることができましたが、前のめりになって何かをしたいという気持ちが出てこないよう常に意識したいです。自分が最近考えてるのは調整局面とトレンド相場で使うfx口座を分けて、普段はデモ口座もしくはロットを最小限まで落とした口座でトレードをし、チャンスになったら別の口座でトレードをするという使い分けをしようと考えてます。ネガティブ目線とチャンスの時の区別をハッキリつけてトレードしていこうと思います。
おつかれさまです。
「勝ちトレードの人達はトレードする根拠よりしない理由を優先的に考えてる人が多い」
これは戦略的ネガティブ思考の最たるものですね。人生の目的を見つけるのに”やりたいこと”ではなく”やりたくないこと”を見つける作業と似ています。足し算ではなく、引き算で考えるほうが正しい答えが見つかります。
マヨ晴れさん、今週も動画更新ありがとうございます!
ドル円ついに150円到達しましたね。
僕はみなさんの利確狙いで150円逆張りショートして利益を出せたのですが、チャートナビを観て、もしかしたら安易なエントリーだったのかと反省です。
ただその後は押し目買いの目線をブラさず今週を終えられました。
今はとにかく
安いところから買う
高いところから売る
を意識して来週からも頑張ります!
そのために上位足の流れに沿った「もう買われない・もう売られない」
戦略的ネガティブ思考!!
今週もありがとうございました^_^
おめでとうございます。素晴らしい!!
利確狙いのつもりが…いえいえ、運も実力です(^_-)-☆