13Aug
週刊チャートナビ397回(2022.08.08~2022.08.12)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
日足は上昇トレンド継続中、日足ラス押し目131.5は守られた。
- 先週安値の日足押し目買いが2002年高値にアタック中。
- 2002年高値を分水嶺とみて、7月高値のMトップ・ベア派と先週安値の逆三尊天井・ブル派がにらみ合い。
- 2週前高値と先週安値の下降波はらみのなか。
- 今週の経済指標は8/10水曜の米消費者物価指数CPI
売り手の注目
先週陽線終値は2002年高値でレジスタンス。
買い手の注目
日足ラス押し安値131.5+日足チャネルライン+100日移動平均線の強いサポートで逆三尊天井を形成。
TR上段㊤:2週前急落高値
TR中段:先週高値と7月安値(7月安値は逆三尊肩ライン)ブルベアの攻防で持ち合う区間。
TR下段㊦:先週安値
4時間足ベアの視点:2週前高値下降波の戻り売り。2週前高値と先週高値が戻り目ボックスだが、2002年高値が有力な戻り目。
4時間足ブルの視点:先週の逆三尊天井を根拠に日足押し目買いの続き。7月安値割れまで2002年高値更新を狙う。
今週の値動き
2002年高値135.0レジスタンスと日足ラス押し安値131.5サポートの戦い。水曜CPI待ちの相場から戻り売られたが、日足チャネル安値で強く反発して、CPI急落波の61.8%ポイントへ戻した。
毎日の見通し
08/08月曜
先週高値(2002年高値)と7月安値の持ち合いをイメージ。
1時間足ベアの視点:2週前高値下降波を先週高値で仮ネックへ戻り売り、金曜陽線の押し目買いに注意!
1時間足ブルの視点:金曜雇用統計の大陽線押し目買い。
08/09火曜
- 先週高値に2週前高値下降波の戻り目Mトップを形成中。
- 水曜CPI待ちの相場。
1時間足ベアの視点:2週前高値下降波を先週高値(2002年高値レジスタンス)で戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週高値Mトップ崩れで2週前高値へロング。
08/10水曜 21:30 米消費者物価指数CPI
- 前日はCPI待ちで凪相場。
- 2002年高値にMトップ形成中。
1時間足ベアの視点:2週前高値下降波を2002年高値Mトップで戻り売り。
1時間足ブルの視点:2002年高値Mトップ崩れで2週前高値目安にへロング、1時間チャネル高値に注意!
08/11木曜
- 米CPIの結果が事前予想を下回り300ピプス急落、勢い余って132.0にタッチしたが、前日陰線終値は7月安値の上でクローズ、雇用統計安値まで戻された。
- 日足押し安値131.5+100日移動平均線のサポート目前。
1時間足ベアの視点:CPI急落波の戻り売り(戻り目候補:雇用統計安値・133.5)
1時間足ブルの視点:7月安値から日足押し安値131.5のサポート帯重視。CPI急落波戻り売りを受けロング。
08/12金曜
- 日足上昇トレンドのラス押し安値131.5が意識され、日足チャネル安値2回目の反発。
- 前日陽線は下髭ピンバー、2日連続7月安値132.5でサポート。
- 下値に100日移動平均線のサポートあり。
1時間足ベアの視点:CPI急落波の戻り売り(戻り目候補:133.5)
1時間足ブルの視点:日足上昇トレンド押し目買い。7月安値への下値試しからCPI高値へロング。
毎日の値動き
08/08月曜
東京時間、先週高値の4時間足レジスタンスを確認。
ロンドン時間、2002年高値サポレジ転換、4時間足陰転で仮ネックへ赤1ショート。
NY時間、仮ネック(水・木高値134.5)到達でアウト。2番天井への押し目買いは時間切れでノートレード。
08/09火曜
翌日のCPI待ちの凪相場でノートレード。
08/10水曜
米CPI、テクニカル分析では2002年高値を背にショートを仕込みたかったが、事前予想を上回れば2002年高値135.0崩れもありえるので見送った。
指標結果はCPI総合指数・コア指数ともに予想を下回ったためドル売りとなり135円から132円まで急落。
CPIの急落のあや戻し狙いに作戦変更。7月安値のアンダーシュートを狙い青1逆張りロング。
翌日の東京時間、雇用統計安値裏でアウト。
08/11木曜
東京時間、CPI急落戻り高値+1時間SMA21+1時間チャネル安値裏反発でCPI下降波を赤1戻り売り。
ロンドン時間、7月安値の4時間陰線クローズで半決済、日足チャネル安値到達で全決済。
NY時間、日足上昇トレンド押し目買い、日足チャネル安値2回目の反発で青1ロング。
翌日のNY時間、1時間チャネル安値2回目の反発でアウト。
08/12金曜
東京、7月安値への試しが弱く買えず、CPI急落波の戻り待ち。
ロンドン時間、133.5戻り目が崩れ1時間チャネル安値まで上昇。
NY時間、1時間チャネル安値裏の戻り目形成待ちでノートレード。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 日足下降波戻り売りと1.00サポートが意識され3週間も持ち合ってる。
- 今週の経済指標は8/10水曜の米消費者物価指数CPI
売り手の注目
日足下降波の戻り目1.03に巨大なMトップが完成目前。
買い手の注目
- 7月足の1.00サポート。
- 1.00から1.01への安値切上げ。
TR上段㊤:7月高値
TR中段:1.03(先週高値)と1.01(2週前安値)のレンジ。
TR下段㊦:7月安値
4時間足ベアの視点:①日足下降波戻り売り、1.03Mトップを根拠に1.00へショート。②7月高値付近まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①1.03Mトップ崩れを狙ってロング。②1.00まで売られればWボトム2番底ロング検討。
今週の値動き
長期レンジ(1.03と1.01)高値を水曜CPIきっかけでブレイクするも、2016年安値1.035のサンドイッチ・ラインで頭を押さえられた。日足は下降トレンドなのでヘッドフェイクもあり得る。
毎日の見通し
08/08月曜
先週高値と2週前安値のレンジ相場。
1時間足ベアの視点:先週高値Mトップ完成狙い。火曜→木曜への高値切下げを根拠に、金曜雇用統計陰線を1.01へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週高値Mトップ崩れ狙い。金曜陰線の売りを受け、安値更新できなければ金曜急落高値へロング。
08/09火曜
- 三角持ち合い、金曜雇用統計高安の持ち合い。
- 水曜CPI待ちの相場。
1時間足ベアの視点:金曜雇用統計高値に引きつけショート。
1時間足ブルの視点:金曜雇用統計安値に引きつけロング。
08/10水曜 21:30 米消費者物価指数CPI
- 先週高安の持ち合いのなか金曜陰線ハラミ足+2
- 日足SMA21の下値サポート。
- CPI待ちの相場。
1時間足ベアの視点:金曜高値への上値試しから金曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:①金曜高値崩れで先週高値へロング。③金曜安値+日足SMA21の下値試しがあればロング検討。
08/11木曜
- 米CPIの結果が事前予想を下回り120ピプスの急騰、前日陽線終値はTR中段レンジ高値をブレイク。
- 2016年安値のサポレジ転換に警戒。
1時間足ベアの視点:2016年安値1.035レジスタンス重視。①CPI急騰波押し目買いを受け1.035Mトップでショート。②先週高値の押し目崩れで1.025へショート。
1時間足ブルの視点:CPI急騰波の押し目買い(押し目候補:先週高値・1.025)
08/12金曜
- TR中段レンジ・ブレイクからの押し目買いは、2016年安値1.035に頭を押さえられた。
- 2016年安値1.035サポレジ転換VS.TR中段レンジのブレイク。
- 4時間SMA21が下から接近中。
1時間足ベアの視点:1.035への上値試しから前日安値抜きショート。
1時間足ブルの視点:前日安値から安値切上げで1.035抜きロング。
毎日の値動き
08/08月曜
東京時間、金曜安値にWボトムを確認。
ロンドン初動、金曜安値Wボトム・ネック上抜け青1ロングは、雇用統計高値ネックに押さえられ、4時間上髭ピンバー確定で損切り。
NY時間は持ち合いとみてノートレード。
08/09火曜
東京・ロンドン時間、雇用統計高値へ引きつけ。
NY時間、Mトップ確認後、4時間足の上値試しから陰転で赤1ショート。
翌日の東京時間、1.02の安値切上げで撤退。
08/10水曜
ロンドン時間、雇用統計高値抜けでロングを仕込みたかったが、CPIの結果次第で下もあり得るので見送った。
結果、CPI総合指数・コア指数ともに予想を下回ったためドル売りで急騰。
CPIの急騰を見送りあや押し狙いに作戦変更。2016年安値1.035のオーバーシュートを15分ピンバーで確認、赤1逆張りショート。
翌日の東京時間、先週高値到達でアウト。
08/11木曜
東京時間、先週高値を割り込むも1時間SMA21目前で静観、再度、先週高値に乗り上げたところを青1押し目買い。
NY時間、2016年高値1.035到達で半決済、次の4時間足陰転でMトップになる可能性から全決済。
08/12金曜
東京時間、1.035への試しが弱くショートできず。
ロンドン時間、2回目の上値試しで日足が陰転したが、先週高値目前で黄1ショートは見送り。
NY時間、結局、15分SMA21下り電車道でCPI安値まで売られた。
ユーロ円
今週の見通し
概要
先週は2021年高値で強く反発、5月安値の日足ラス押し安値は守られ上昇トレンドが継続中。
日足クラスの上昇トレンド押し目買いVS.6月高値下降トレンド戻り売り。
売り手の注目
- 7月高値下降波の戻り売り候補に到達。
- 100日移動平均線+日足SMA21のレジスタンス
買い手の注目
- 5月安値が守られ、日足上昇トレンドが継続中。
- 先週陽線ピンバーの7月安値サポート。
TR上段㊤:先週高値と139.0(7月高値下降波戻り売り候補50%-61.8%ポイント)
TR中段:先週高値と7月安値の持ち合いゾーン。
TR下段㊦:先週安値
4時間足ベアの視点:7月高値下降波をTR上段から戻り売り。
4時間足ブルの視点:7月高値下降波戻り売りを受け、7月安値からの安値切上げ、または、7月安値サポートでロング。
今週の値動き
水曜のCPIをきっかけに戻り売られたが、その後、ドル円とユーロドルの目線が相反したため浮動。
毎日の見通し
08/08月曜
7月高値下降波戻り売り(先週高値は50%ポイント)と先週安値上昇波押し目買いの持ち合い。
1時間足ベアの視点:7月高値下降波を先週高値で戻り売り。金曜陽線の押し目買い に注意!
1時間足ブルの視点:金曜陽線を先週高値へ押し目買い。
08/09火曜
- 先週高値にMトップ形成中。
- 日足SMA21と100日移動平均線に頭を押さえられてる。
- 水曜CPI待ちの相場。
1時間足ベアの視点:7月高値下降波を先週高値Mトップで戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週高値Mトップが崩れても、日足SMA21と100日移動平均線に頭を押さえられ買えない。
08/10水曜
先週高値を上抜くも、100日移動平均線+日足SMA21に頭を押さえられ、CPI待ちの相場。
1時間足ベアの視点:前日高値にMトップ形成を待って7月高値下降波を戻り売り。
1時間足ブルの視点:前日高値Mトップ崩れで139.0へロング。
08/11木曜
- 米CPIの結果が事前予想を下回り、ドル円は300ピプス急落、ユーロドルは120ピプス急騰、ユーロ円は差し引き180ピプスの下落。
- CPI波を受けドル円は戻り売り、ユーロドルは押し目買いとなるためユーロ円のトレードは難しい。
1時間足ベアの視点:CPI戻り高値137.5付近まで戻ればショート検討。
1時間足ブルの視点:前日安値サポートでロング検討。
08/12金曜
- CPIの動きでドル円とユーロドルの目線が相反しユーロ円は乱高下。
- 7月高値下降波(100日移動平均線+日足SMA21の押さえ)VS.7月安値サポート。
1時間足ベアの視点:先週高値レジスタンスで7月高値下降波を戻り売り。
1時間足ブルの視点:①先週高値ブレイクで139.0へロング。②雇用統計安値まで売られればロング検討。
毎日の値動き
08/08月曜
東京時間、先週高値の4時間足レジスタンスを確認。
ロンドン時間、先週高値レジスタンス、ドル円タイミングで仮ネックへ赤1ショート。
NY時間、東京安値+ドル円仮ネック到達でアウト。
08/09火曜
東京時間、1時間キリアゲラインで反発。
ロンドン時間に先週高値を上抜くも、100日移動平均線+日足SMA21+ドル円2002年高値に頭を押さえられるリスクからロングは見送り。
08/10水曜
CPI待ちの相場。テクニカル分析的に日足SMA21+100日移動平均線を背にショートを仕込みたかったが指標結果次第なので見送った。
08/11木曜
CPIを動きを受け、ドル円とユーロドルの目線が相反したためユーロ円はノートレード。
08/12金曜
東京高値確定後、ロンドン時間にMトップを待って、ダマシ高値(15分ピンバー確定)をサインに赤1ショート。
NY時間、137.0到達でアウト。
今週の攻略ポイント
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、日足上昇トレンドの押し目買いと7月高値からの下位足戻り売りの両目線を持てること。
この相場観があれば、2002年高値135.0と日足押し安値131.5が持ち合うだろう見当がつく。
毎週の「週ナビ」をご覧いただいてる方なら、既に日足チャネルラインが見えているはず。
持合い(2002年高値135.0と日足押し安値131.5)を意識できれば、11日に安値を掴むことはないでしょう。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、レンジ高値ブレイクのヘッドフェイクを疑えること。
今週は長期レンジ(1.03と1.01)を上にブレイクしたが、2016年安値で頭を押さえられた。
ユーロドルは日足下降トレンド継続中ということで、2016年安値サポレジ転換で「日足戻り売り」が入ってくるかもしれない。
上位足クラスの抵抗帯があればレンジブレイクが「ヘッドフェイク」することはよくある。
今週のケース・スタディ
MTF分析(時間軸を複合的に分析)を学べば、やさしい相場と、むずかしい相場を判別できるようになります。
むずかしいのは複数時間足の目線が揃ってないから。
やさしいのは複数時間足の目線が揃ってるからです。
今週のドル円は7月高値からの下降波戻り売りと日足の押し目買いがぶつかるエリアなので持ち合いやすいことが週明け時点でわかります。
この持ち合いさえ把握できれば「持ち合いの上から売る、下から買う」というレンジ相場の戦略でいいわけです。
まぁ、今週はCPIが絡んで思うようにいきませんでしたが…
このようにドル円やユーロドルであればMTF分析で相場の難易度がわかります。
ところが、ユーロ円のようなクロス円になると、クロス円自体のマルチタイムだけでなく、マルチ通貨分析が求められます。
ユーロ円はチャート上の何もないところで値が止まることがよくありますが、そこにはドル円やユーロドルの見えざる節目があるわけです。
ボクはユーロ円などクロス円の難易度を以下のような感じで簡単に判定してます。
ユーロ円が超簡単なとき。
ユーロ円のトレードがやさしいときは、ユーロや円に世界の注目が集まるときです。
あくまで世界の基軸通貨は米ドルですが、世界情勢によってはユーロや円が米ドルより注目されるときがあります。
そんなときはドル円やユーロドルの値動きに相乗りするだけで、何ならユーロ円のチャートを見なくても勝てます。
さらに、ユーロ円(他のクロス円も同様)はボラティリティが大きいのでドル円やユーロドルと併せれば2.5倍程の値幅になっておいしいんです。
ユーロ円が鬼ムズなとき。
今週は水曜日の米CPIはアメリカの経済指標なので米ドルの価値が増減します。
つまり結果はともかく、ドル円とユーロドルは相反する動きを見せるわけです。
こうなるとユーロ円の値動きは全く読めません。
EUR/JPY = EUR/USD × USD/JPY
かなり前の記事で紹介した、この式に当てはめるなら、ユーロに対する米ドルの売られ(買われ)具合と円に対する米ドルの売られ(買われ)具合でユーロ円の値動きが決まります。
仮に同じパワーの綱引きになればユーロ円は動きません。
今週のCPIでユーロ円は180ピプス下落しましたが、これは、ドル円の300ピプス下落とユーロドルの120ピプス上昇の差分と思われます。
さらに、CPI翌日のユーロ円も鬼ムズです。
なぜなら、CPIでできた波をドル円では戻り売り、ユーロドルでは押し目買いがされる可能性が高いからで、実際、ユーロ円チャートは乱高下してます。
つまり、今週のユーロ円は注目の米CPIを控えトレードに適さなかったといえますね。
来週の相場観。
概要
- 日足ラス押し目131.5は守られ、日足上昇トレンドが継続中。
- 2002年高値135.0と日足チャネル安値キリアゲの三角持ち合い。
- 2002年高値分水嶺を境に天井側の7月高値天井と底値側の日足押し安値131.5がにらみ合い。
ベア派
- 2002年高値で2週連続レジスタンス。
2002年高値レジスタンスを重視。①2002年高値で上げ止まればショート。②7月安値+日足チャネル安値サポート崩れで131.5抜きショート。③FOMC下降波高値付近まで買われれば下値試しのショート。
ブル派
- 日足上昇トレンド継続(日足ラス押し安値131.5)
- 7月安値で3週連続サポート。
- 日足チャネルライン2回目の反発。
- 100日移動平均線サポート。
日足上昇トレンド押し目買い。①日足チャネル安値2回目の反発を根拠に2002年高値へロング。②2002年高値崩れでFOMC下降波高値へロング。
概要
- 日足は下降トレンド継続中、2016年安値でサポレジ転換の可能性アリ。
- ボックスレンジ(1.03と1.01)を上抜けたが2016年安値に頭を押さえられ、先週陽線終値はボックスレンジ高値をノーブレイク、日足は下降トレンドなのでヘッドフェイクもあり得る。
ベア派
- 日足下降トレンド継続中、日足戻り売り候補の2016年安値でサポレジ転換の可能性アリ。
- 先週陽線終値はボックス・レンジ高値を未更新。
- 100日移動平均線が上値を押さえてる。
①日足下降トレンド戻り売り(戻り目候補:2016年安値から2016年安値抜き高値)②1.03抜き安値1.02崩れで1.01抜きショート。③2016年安値抜き高値まで買われれば下値試しのショート。
ブル派
- パリティ1.00サポート。
- ボックス・レンジ高値1.03を日足終値がブレイク。
- 1.00から1.01への切上げ。
- 日足SMA21のレジサポ転換。
①ボックス・レンジ高値ブレイクを根拠に1.03抜き安値を割るまで、2016年高値へ押し目買い。②1.01サポートで仕切り直しロングを検討。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (14)
今週もお疲れ様でした。
CPIが真ん中に控えていたいうこともあり、今週の50pips以上のトレードは見送りました。下からドル円ロングをセットアップしたかったのですが、未だ買うには早いかなと思っていたので見送りました。
結局、東京時間のスキャルに徹したのですが、毎日「いやいや本格的に上を目指すのはまだでしょ。」って言いながら小さな値幅をいただいておきました。
調整期間を頂こうと思っていたので、買いと売りをすぐさま行う折り返しのトレードを行いました。
コレでも結構な値幅があったので、今は動いているんだなとつくづく思す。
今後リスク指標や地政学的リスクが安定すれば、円相場は途端に動かなくなるかも知れないので、貰えるところで貰っておくのは重要ですね。
前回のコメントでPCE(個人消費支出)とCPI(消費者物価指数)を間違えてしまったのですが(一応、FRBはPCE重視ということは概ね信用されています)、まあこんなもの大体同じ様なもんだし、大きな値幅を狙わないトレーダーにとってはあんまり意味のないものだと思っています。
重要なのは、現在FRBが「今後の指標を注視する」としている以上注目されることは間違いないが、その方向にトレードすることは難しいのではないかということです。
過去に、両建てや逆指値の注文によるトレード方法を検証したことがあるのですが、ハッキリ言ってそんなことするより、その動きを見てから日々の押し目買いや戻り売り、又はレンジ逆張りをする方が良いです。
結局、「基本に基づいた得意なやり方」の方が良い成績を上げてしまうのがマーケットの悩ましいところであり、魅力的なところでしょう。
今私は、スキャルをすると大きな値幅が取れなくなる、というジレンマの中にいますが、これがあまり悩みごとにはなっていないことがとても面白いです。
今年の4月に「いや、それ外すかね」って感じの外し方をしましたが、それもまた次のステップへ行くための試練だったのだなと解釈しています。
当然ですよね。
東京時間にレバレッジをかけて1〜2%投入資金を増やそうとしたら、それ以上のことは出来なくて当たり前ですね。
それら全てが手に入るほど、マーケットは甘くない。
寧ろ、集中力をそっちに割いているのだからもう片方が出来なくならないとおかしいだろ、とやっと思える様になってきました。
どうせ、ある程度株式で資産はあるんだから、と気楽にやらないといけませんね。
スティーブ・ジョブズが常に同じ上下の服を着ていたということは有名な話ですが、彼によると「服を選ぶことに判断力を使わないため」という事だそうです。
今現在これに物凄く納得しています。
人間の1日に使える「判断力」は限界があり、そんなに過信できる量ではないという事ですね。
私達の「理性」もまた、我々が思っているほど優秀な力ではなく、暴走してあらぬ幻覚を見せる可能性があるので注意が必要ですね。
東京時間に大きく伸びたからといってそのままホールドすると、簡単に狩られてしまいがちなのは、「理性」がある情報に基いて暴走し期待を膨らませてしまうのだと考えています。
最も楽なスキャルは「乗り遅れた!直ぐに乗らないと!」と思って注文した人達の損切りを狙う事ですもんね。
おつかれさまです。
今週のコメントも楽しく拝見させていただきました。
自宅の庭をDIYしたとき、夢が膨らみ過ぎて、土地の狭さというリアルな現実と乖離していったのを覚えてます。
ひとりの人間の判断力、理性が及ぶ領域はとても狭く、一生かけて「理想の箱庭」をつくることしかできない。
そんなふうに感じました。
マヨ晴れさんはたしかイングリッシュガーデンを造って居られるんでしたよね?
フランスやドイツの如何にも「私達は自然を征服する」って意気込む西洋式の庭ってなんか好きになれないんですが、ある程度「ほったらかし」を許容するイングリッシュガーデンは、私も大好きです。
どうしても西洋式の庭の、自然に逆らう噴水や、1ミリのズレも許さない刈り込みに違和感を覚えてしまうんですよ。
あの感性からは、アイザック=ニュートンやアダム=スミスの考えの元になる天啓は降りてこなかったのでは無いかと思う。
寧ろ、一定のルールを設けながら決してヒトの思い通りには事が運ばないイングリッシュガーデンの思想が、自然を注意深く又、ありのままを定点観測させたのでは無いかと考えています。
一定のルールをに基づき、観察を注意深く行う。
ヒトが意図したイメージと自然が選択するギャップが新たな発見をもたらし、それを基に大胆な仮説が展開され、修正を受けながら証明され、理論になってゆく。
マーケットに於いて私達が行っていることと同じですね。
ウールズソープの園で落ちたリンゴの果実は、そういった思想の賜物なのかも知れません。
いつもご教授頂き有難うございます。今週の相場は米CPIの発表という今月最大イベントがあったので米ドル中心に相場が動くと予めわかっていて、解説にもあったようにクロス円の注目度はあまり高くないのも容易にわかる週だったと思います。そうしたこともあってCPI発表後のドル円の下落も途中から入ってしっかり取れてよかったのですが、今回の動画を見て終盤に実は大きな反省点があると気付きました。最後にユーロ円の1時間足チャートが出てましたが、金曜日20:00頃に137.730の高値をつけてから136.930まで下落していく局面はメチャクチャ取り易い流れだったと思うのですがどうでしょうか?まず高値をつけるまでの過程がその前の強烈な下げに対して明らかに上昇の勢いが弱いです。高値圏に到達後少し揉んだ後一回下に騙しで振ってその後逆の上をチョイ抜けしてます。下ブレイクしたにも拘らず上を抜き返した。そうなると上にそのまま上がっていってもおかしくないのにチョイ抜けで止まった。ということはもう上に上がらないかもしれないと疑うべきです。更にそれまでの経緯を見るとオシレーターのCCIも1時間足、15分足でダイバージェンスになってますし、15分足では宵の明星完成となると今までの上昇に対しての下落が始まるのではとの流れが見えると思います。これだけ美味しい条件が揃ってるのに自分は全く気がつきませんでした。やはりそれは最初からの先入観と決めつけです。最初から米ドルの動向だけに目が行ってましたし、週末ということで手仕舞いの動きが出るだろうから本流と反対の動きで難しい値動きになるだろうといった、正に暗記と先入観だけで絶好の美味しいところを逃してしまったのは大きな反省点です。ただ単に通り一辺倒で学習したことだけで相場を見るのではなく、常にフラットな目線でチャートに向かいたいと思います。
おつかれさまです!
金曜日のユーロ円ですが、CPI余波の収まりをみてショートしました。
100日移動平均線+日足SMA21の押さえを背景に、CPI急落高値からの切下げを狙ったショートです。
ただ、11日の底値が意識されてか、結果的に強い下降モメンタムは得られませんでした。
動画・ブログ更新ありがとうございます。
当分は為替にトレンドは来ないだろうとニュース分析から思っていたので
同じくヒットアンドアウェイの一週間でした。CPIだけはロットも上げてガバっといけましたけど。
一番得意なのは経済指標かもしれません。
一番苦手なのがチャート外に表示されるインジケーターで
二番目に苦手なのがクロス円です。どっちも見ることはありません。
おつかれさまです!
CPIうらめしや~、間違えました(^_-)-☆
うらやまし~。
今日は家族でランチに行って帰りに妻の買い物に付き合いました。
買い物途中スマホを見たらオジドルが下がっていたので
ポンドドルとユーロドルをショート。
帰宅後にオジドルの動きが怪しくなったところで
両者40pipsずつで決済。
本日の出費分を利確しました笑
いつも素敵な動画をありがとうございます。CPIの値動きは迷晴れさんはどうされたかな?と思っていました。自分はダブルトップ崩しからの一段上のシナリオもあったので手出しできずです笑。出来上がったチャートを見ればショートだったのでしょうが、やはりトレードは自分の自信の持てるところだけで勝負するのが精神衛生上いいですよね♪という事で水、木と下からのロングはほぼ同じ位置でした。迷晴れさん、流石です!
おつかれさまです!
いやぁ、Hさんと一緒でなんかホッとしました(^_-)-☆
この急落ワープとれた人は凄い、というか、なぜか知りたいです。
指標結果を事前に知ることができるのでしょうか。
はじめてコメントさせていただきます、ジェイ(45歳・男)と申します。
FXを3年くらいやっています。
今はデモトレードで練習中です。迷晴れ様の動画は1年くらい前から拝見しており、週間チャートナビとブログ記事で勉強するようになりました。
FXをやり始めた頃はチャートパターンの形だけを見てエントリーしていました。勝つこともありましたが当然負けることが多く、全くもって相場というものが理解でませんでしたが、毎週迷晴れ様の解説を聞いているうちに、注目されるレートでのプライスアクションを見極めて次のレジサポまでとればいいんだということが理解できました。最近はFT5でチャートナビ練習を日々の日課としており、迷晴れ様と同じところでエントリー、イグジットできているところが少しずつ増えてきていることがとてもうれしいです。
今週は迷晴れ様はCPIを静観されていたことが意外でした。自分はCPIの値動きに乗れずにデモトレードではありますが感情的になって追っかけてしまい大きく負けてしまいました。。。やはり感情的になったらFXは終わりですね。来年あたりからリアルトレードに移行しようと思ってますので、それまで修行したいと思います。これからも動画配信を楽しみにしております。
はじめまして。
複数時間足を複合的に観れる相場観を獲得すれば安心なトレードができます。
感情に流されなくもなるので頑張ってください!
今週も週ナビの作成お疲れ様です。
今週は全体で+58.3 pipsの利益。
内訳は以下の通り
ドル円: -38.2pips (0/2)
ユーロドル: +96.5 (3/3)
ドル円は木曜日に15分ネックライン抜けからの戻りをまったのですが、
戻りがなくて下落してしまいました。ロンドン初動だったこともあり、ネックラインへの上値試しを待ってチャンスを逃しました。
あくまで仮説ですが、前日のCPI下落の強いトレンドが発生していて、1時間波の継続時は、ロンドン初動勢が上値試しをしようとしてもトレンドフォローの勢力が強くて、上値試しが発生しない可能性+ショートなので下落しやすい要素もあるかと思っております。
ユーロドルは納得した利確ができました。ドル円とユーロドルが逆相関しているときに、たびたび
ドル円で大きく動いてからユーロドルが少し遅延して大きく動くプライスアクションを見かけることがあります。
今回は木曜日の2番天井での利食いの際にこのままHoldするか利食いするか迷いましたが、ドル円のプライスアクションをみて直近ハラミ足をブレイクしたので、これはユーロドルも下落する可能性が高いと思い、利確しました。
URL:https://www.screenpresso.com/=CGlkd
おつかれさまです!
ドル円とユーロドルの遅延。
ユーロ円も遅延を感じるときがありますが手法化できたら面白いですよね(^_-)-☆