19Mar
週刊チャートナビ(2022.03.14~2022.03.18)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
- 15年高値のネック付近(16年12月高値)手前まで上昇。15年高値から切下げるか?15年高値を目指すか?月足+週足レベルで意識される局面で長期レンジ化するかもしれない。
- 短期トレーダーは中長期トレーダーのロング・ポジション利食いにも警戒したい。
100日移動平均線にサポートされ、ついに1月+2月高値をブレイク。
売り手の注目
12月安値起点の日足クラス上昇波N値を達成。
買い手の注目
- 2月高値を更新、日足+4時間クラスが上目線。
- 100日移動平均のサポート。
TR上段㊤:118.7(2016年12月高値)
TR中段:先週高値と2週前高値
TR下段㊦:3月安値
4時間足ベアの視点:先週の上昇ペース上げ止まりから調整波狙いでショート。
4時間足ブルの視点:①先週の上昇ペースに付いて押し目買い。②4時間足クラスの上昇3波押し目買い、2月高値から2週前高値が押し目候補。
今週の値動き
先週高値から2月高値への調整による下落はなく、先週金曜からの上昇ペースのまま、火曜に押し目をつけて16年12月高値に到達、さらに木曜に押し目をつけ週足終値が16年12月高値を更新。
毎日の見通し
03/14月曜
先週高値は12月安値起点の日足クラス上昇波N値。
1時間足ベアの視点:先週上昇ペースの上げ止まりから117.0へショート。
1時間足ブルの視点:①先週の上昇ペース継続で先週高値への下押しから押し目買い。②金曜陽線の押し目ボックスで押し目買い検討。
03/15火曜
金曜安値起点の上昇ペースのまま先週高値を更新して続伸。
1時間足ベアの視点:金曜安値起点の上昇ペースの上げ止まり(Wトップ)から先週高値目安にショート。
1時間足ブルの視点:前日陽線の押し目買い、または、Wトップ崩れでロング。
03/16水曜 27:00 FOMC 27:30 パウエル議長発言
前日の押し目買い高値更新ならず、前日高値にWトップ形成中。
1時間足ベアの視点:金曜安値起点の上昇ペースの上げ止まり(Wトップ)から先週高値目安にショート。
1時間足ブルの視点:前日高値Wトップ崩れでロング。
03/17木曜
FOMCは2016年12月高値で強く反発、前日陽線終値は2016年12月高値でレジスタンス。
1時間足ベアの視点:2016年12月高値レジスタンスを根拠に、119.0への上値試しからFOMC安値へショート。
1時間足ブルの視点:①FOMC高値Wトップ崩れで119.5へロング。②前日安値付近まで売られれば押し目買い検討。
03/18金曜 日銀金融政策会合+15:30 黒田総裁会見
先週安値から続いた上昇トレンドは、16年12月高値到達でレジスタンス、前日陰線コマ足になった。
1時間足ベアの視点:前日高値への上値試しからWトップ形成でショート検討。
1時間足ブルの視点:前日安値Wボトムで水曜陽線押し目買い、水曜安値を試す可能性もアリ。
毎日の値動き
03/14月曜
東京時間、先週高値を4時間足陽線終値がブレイク、117.5クラスター上抜けで青1ロング。
NY時間、118.0キリ番2回目の反発で半決済。
翌日の東京時間、押し目候補への下落前に全決済。
03/15火曜
東京時間、押し目待ち。
ロンドン初動、押し目候補へ急落。
NY時間、安値切上げで青1ロング。
4時間陽線クローズでWトップのリスクから半決済。
翌日の東京時間、急落高値の反発で全決済。
03/16水曜
東京・ロンドン時間、前日高値レジスタンスに注目。
NY時間、前日高値Wトップが崩れたが、黄1ロングはFOMCを控え見送り。
03/17木曜
東京時間、119.0キリサゲWトップで水曜陽線押し目候補へ赤1ショート、FOMC安値の反発で建値まで戻されたが、ロンドン初動、高値を切下げた。
NY時間、水曜陽線押し目候補到達、4時間陰線クローズでアウト。
03/18金曜
東京時間、前日安値のキリアゲWボトムで青1押し目買い、16年12月高値を注視。
ロンドン時間、16年12月高値を更新後、15分SMA21をガイドにポジション保有。
NY時間、急騰高値ネック抜けでアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 20年安値手前の安値キリアゲ・ラインで反発。20年安値を切り下げるか?下げ止まるか?月足+週足レベルで意識される局面で長期レンジ化するかもしれない。
- 短期トレーダーは中長期トレーダーのショート・ポジション利食いにも警戒したい。
1月安値への天井値試しから戻り売られたが安値更新には至らず先週足は同時線でクローズ。
売り手の注目
日足+4時間クラスが下目線。
買い手の注目
月足+週足クラスの安値キリアゲラインでサポート。
TR上段㊤:2週前戻り高値
TR中段:先週高安(先週高値は1月安値)
TR下段㊦:2020安値
4時間足ベアの視点:①4時間足クラス下降3波戻り売りの続き。②先週高値、または、4時間チャネル高値まで戻ればショート検討。
4時間足ブルの視点:先週安値Wボトム、または、先週安値キリアゲWボトムで4時間チャネル高値へロング。
今週の値動き
月足+週足キリアゲLが意識されてか、月曜安値を起点に先週安値から切上げ始め、先週の金曜はらみ足高値付近でベア派の抵抗があったが、1月安値+先週高値ネックの大きくWボトムが完成、金曜は押し目をつけに売られた。
毎日の見通し
03/14月曜
日足+4時間足クラス戻り売りVS.月足+週足クラスのキリアゲ・ラインのサポート。
1時間足ベアの視点:金曜陰線の戻り目ボックスから金曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:①1.09サポートで金曜陰線の戻り目ボックスへロング。②先週安値に対する2番底形成を待ってロング。
03/15火曜
日足+4時間足クラス戻り売りVS.月足+週足クラスのキリアゲ・ラインのサポートで持ち合い。
1時間足ベアの視点:①1.09Wボトム崩れで先週安値へショート。②前日高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①1.09Wボトムで前日高値へロング。②前日安値からの切上げで金曜高値へロング。
03/16水曜 27:00 FOMC 27:30 パウエル議長発言
- 日足+4時間足クラス戻り売りVS.月足+週足クラスの安値キリアゲ・ラインのサポートで金曜陰線はらみ足+2確定。
- 金曜はらみ足のなかを高安切上げ中。
- FOMC待ちの相場。
1時間足ベアの視点:①1.09サポート崩れで先週安値へショート。②金曜はらみ高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①1.09サポートでロング検討。②前日安値サポートで金曜高値へ押し目買い。
03/17木曜
- FOMC以降にできた高安に注目。(高値側は金曜はらみ高値)
- 日足・4時間足クラスは下目線なので、金曜はらみ高値を上抜いてもヘッドフェイクに注意。
1時間足ベアの視点:①金曜はらみ高値レジスタンスでFOMC安値へショート。②先週高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①金曜はらみ高値レジスタンス崩れで先週高値へロング。②FOMC安値まで売られればロング検討。
03/18金曜
日足+4時間足クラスは下目線、対して、月足+週足クラスのサポートでキリアゲWボトム完成。
1時間足ベアの視点:①前日高値Wトップでショート検討。②21年安値×4時間足チャネル高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:今週の上昇トレンドに沿って前日陽線の押し目買い、前日高値を上抜けば21年安値へ利延ばし。
毎日の値動き
03/14月曜
東京時間、1.09Wボトムを確認。
ロンドン初動、安値切上げで青1ロング。
NY時間、Wトップでアウト。
03/15火曜
東京時間、前日安値からの安値切上げで青1ロング。
ロンドン初動、前日高値を更新するも、高値切下げで半決済。
NY時間、ロンドン初動の急騰安値下抜けで撤退。
03/16水曜
金曜はらみ足のなか方向感がなく、NY時間に金曜はらみ高値で反発したがFOMCを控えノートレード。
03/17木曜
東京時間、金曜はらみ高値+1.105の4時間足レジスタンスを確認。
ロンドン時間、4時間足はらみ足を確認。
NY時間、4時間はらみ足高値ブレイクで青1ロング、高値掴み組の損切りで急騰。
先週高値到達後、高値ネック下抜きでアウト。
03/18金曜
東京時間、1月安値+先週高値の反発を確認、高値切下げの黄1ショートは、1時間SMA21(押し目候補)目前で戻り待ち。
ロンドン時間、上値試しから赤1戻り売り。
NY時間、急落安値ミニネック抜けでアウト。
ユーロ円
今週の見通し
概要
21年度の天井圏ネック12月安値を割り込むも、21年安値125.0でV字反転。
ウクライナ危機による2週前暴落分を先週陽線が全戻し。上昇モメンタムが続き、戻り売りが失敗すれば2月高値への全戻しもありえる。
売り手の注目
日足+4時間足クラスが下目線。
買い手の注目
2週前陰線の否定+2021年安値の強烈なサポート。
TR上段㊤:2月高値
TR中段:先週高値と12月安値。
TR下段㊦:先週安値
4時間足ベアの視点:先週高値、または、130.0窓埋め完了後、4時間クラスの下降3波戻り売り。
4時間足ブルの視点:①先週高値、または、130.0窓埋めレート、4時間クラスの戻り目崩れで2月高値を目安にロング。②先週安値からのキリアゲWボトムで先週高値へロング。
今週の値動き
ユーロ円のテクニカル的には先週高値や130.0の窓埋め辺りから4時間クラスの戻り売りベア派が入ってきても全くおかしくなかったが、ドル円とユーロドルの上昇トレンドが続いたため、ユーロ円も1月高値ま電車道となった。
毎日の見通し
03/14月曜
先週高値は4時間足クラスの3波戻り売り候補。
1時間足ベアの視点:先週高値Wトップへの上値試しから木曜安値(12月安値)127.5へショート。
1時間足ブルの視点:先週高値Wトップ崩れで先週高値抜きロング。
03/15火曜
先週高値Wトップが崩れ、4時間チャネル高値まで買われた。
1時間足ベアの視点:130.0窓埋め達成後、4時間足クラスの戻り売り検討。
1時間足ブルの視点:前日陽線の押し目買い、安値切上げで130.0窓埋めレートへロング。
03/16水曜
130.0窓埋めを達成。
1時間足ベアの視点:130.0Wトップで先週高値へショート検討。
1時間足ブルの視点:①130.0Wトップ崩れでロング。②4時間チャネル高値裏反発で押し目買い。
03/17木曜
130.0窓埋めレートを更新して上昇トレンド継続、FOMC以降に131.0まで買われた。
1時間足ベアの視点:1月高値付近にWトップをつくればショート検討。
1時間足ブルの視点:1月高値付近Wトップ崩れで1月高値抜きロング。
03/18金曜 日銀金融政策会合+15:30 黒田総裁会見
- 4時間足+1時間足SMA21サポートの上昇トレンドが継続中。
- 前日陽線終値は1月高値下でクローズ。
1時間足ベアの視点:前日高値Wトップ×1時間SMA21割れで前日安値目安にショート。
1時間足ブルの視点:前日安値付近まで売られればロング検討。
毎日の値動き
03/14月曜
東京時間、先週高値Wトップへの上値試し待ち。
ロンドン初動、東京ブロック高値ブレイクで青1ロング、先週高値を注視、129.5反発で半決済。
NY時間、押し目確認でホールド。
翌日の東京時間、130.0窓埋め達成で全決済。
03/15火曜
東京時間、安値切上げで青1ロング、130.0窓埋め達成でアウト。
ロンドン・NY時間は130.0に天井形成待ち。
03/16水曜
東京時間、130.0Wトップ待ち。
ロンドン時間、130.0Wトップが崩れたがFOMCを控えてノートレード。
03/17木曜
東京・ロンドン時間、1月高値下にWトップを確認するも、崩れる可能性からショートは見送り。
NY時間、1時間SMA21反発、安値切上げで青1ロング、1月高値を注視、4時間陽線クローズでアウト。
03/18金曜
東京時間、前日高値にWトップを確認。
ロンドン初動、3トップで下落開始。
NY時間、高値ネックを下抜いたが、戻り売られずにショートは見送り。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、先週高値から2月安値へ調整波で下落するイメージと、先週金曜の上昇ペース(15分SMA21ウォーク)が継承される2つのイメージを持てること。
結果的に、金曜の上昇ペース(15分SMA21ウォーク)が月曜陽線に引き継がれた。
15分SMA21ウォーク中のロングはタイミングがむずかしく、利益確定による急落リスクもあるので、初心者の方は15日のような「押し目」を待って買うのがやさしいでしょう。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、月足+週足キリアゲLを意識して、先週安値からの切上げを疑えること。
1月安値は4時間足クラスの戻り売り候補だが、先週安値は月足+週足キリアゲLに当たったので安値切上げが疑えた。
先週金曜はらみ足を意識できれば、なるべく下から買うか、はらみ高値ブレイクを待つのがいい。
ケーススタディ
今回は、超基本的な「デイトレードの勝ちパターン」をひとつ紹介します。
といっても、この迷晴れFXで、MTF分析、フラクタル、ダウ理論などを学び、すでに適切な目線づけができる視聴者さんなら、むしろ懐かしさを感じる内容かもしれません。
まず、相場には「やさしい局面」と「むずかしい局面」があって、優れたトレーダーはやさしい局面を選んでます。
優れたバッターは球を選びます。なんでもかんでもフルスイングしてたら打率が安定しないからです。
相場における、やさしさとは「目線が揃う」ことを意味します。
さらに、なるべく上位足の目線が揃ったほうがスーパーやさしくなります。
デイトレードなら4時間足に明確なトレンドが出ていて、上位足のレジサポまで値幅のあるときです。
この局面なら、やさしくて、ワントレードの利幅も大きくなります。
今週のドル円は、先週陽線が2月高値の壁をブレイクして、レートが4時間SMA21(オレンジ)の上にありました。
まともな4時間足トレーダーなら「100%買い目線」の局面で、次のレジスタンス候補の16年12月高値まで値幅もありました。
先週高値でロングの利確注文が全く入らなかったため、逆張り派(買い目線を前提に押し目候補までショートする人たち)の出番もなく電車道が続きました。
先週高値でレジされれば、2月高値への下値試しから買われるはず。
この展開になれば、1時間チャネル安値や2月高値にできたWボトムが押し目買いのシグナルになり、青1や青3の安値切上げポイントからロングできます。
(ボクはリスク・リワードをさらに良くするため、2番底にできる下位足のフラクタルでロングしたり、Wボトムへの下値試しからロングすることが多いです。)
この勝ちパターンのからくりは、4時間足トレーダーと1時間足トレーダーの目線が揃うタイミングを狙ってることです。
ポーカーでAのワンペアと3のワンペア、どっちが強いでしょう。4時間足×1時間足の目線が揃うのと、15分足×5分足の目線が揃うのとでは強さの格が違います。
オレンジ上昇トレンドは買い目線。
青下降トレンドは青〇を上抜ければ買い目線。
2つの波の目線が揃えば、それだけ「買い注文」が増えるわけなので上昇しやすくなります。
なるべく上位の目線が揃うことが「トレードの優位性」であり、不確実性の世界における武器であり防具です。
何を今さら当たり前のことを…と思われたかもしれませんが、こういう誰でも知ってる超基本なことを丁寧にやっていれば勝てるはずなんです。
しかしながら、この勝ちパターンを使うには「待つ」ことと「捨てる」ことを覚悟しなければなりません。
4時間足は上目線、1時間足は下目線なので目線が揃わないからです。
今週の値動きなら月曜陽線の電車道を捨てます。
いつ利益確定され押し目をつける動きがでるかわからないからです。
こういう、超基本的な勝ちパターンひとつに絞って練習すれば、負けにくくなって自然に利益が残ります。
わかって、練習して、できるようになったことだけ続ければ利益は残ります。
来週の攻略ヒント
概要
- 月足+週足レベルで意識される局面、15年高値が意識され長期レンジ化するかもしれない。
- 短期トレーダーは中長期トレーダーのロング・ポジション利食いにも警戒したい。
- 有事のドル買いか、先週は調整で売られることなく2週連続陽線となった。
ベア派
- 4時間SMA21を割れば調整で売られやすくなる。
- 上げ止まり確認後、押し目候補への調整波をショート。
ブル派
- 日足+4時間足クラスが上目線。
- 1月+2月高値のブレイク。
- 4時間SMA21のサポート。
- 上げ止まりから調整の下降波を受けて押し目買い。先週の上昇ペースが継承されればついていく。
概要
- 20年安値手前の月足クラスのキリアゲ・ラインで反発。月足+週足レベルで意識される局面で長期レンジ化するかもしれない。
- 短期トレーダーは中長期トレーダーのショート・ポジション利食いにも警戒したい。
- 日足+4時間足クラスの戻り売りVS.1.08からの安値切上げ(月足キリアゲ・ラインのサポート)で先週高安がレンジ、安値切上げの三角持ち合いになるかも。
ベア派
- 日足+4時間クラスが下目線。
- 1月安値(4時間足クラス戻り売り候補)で2週連続レジスタンス。
- 4時間チャネル高値レジスタンス。
- 先週高値、または、4時間チャネル高値への試しから先週安値へ戻り売り。3週前高値まで買われれば先週高値へ下値試しのショート。
ブル派
- 1.08からの安値切上げ(月足キリアゲ・ラインのサポート)
- 2週前安値からの安値切上げで先週高値へロング、上抜けば、3週前高値へ。先週安値、または、2週前安値まで売られればロング検討。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (12)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週ユーロドル、ポンドドルは買い目線でした。
通常FOMCなど重要指標に合わせヘッジで置かれるはずのオプションが今週はほとんど見られませんでした。
中長期トレーダーの態度が伺えます。
また株価は上がりましたけど債券市場は静かでした。という事は株価上昇の資金はどこから来ているのか。。
など、「相手」の出方を考えています。
ユーロドル。週明けに「安値切上げWボトム」をイメージできていても、細かく抜いていく短期トレーダーの性なのか、月曜に買って先週高値到達まで持っていられないんですよね、そのほうが楽なのに。
月足を見る度にいつも思うのは
為替はどのペアもウェッジというか、だんだん振り幅が小さくなっていて
なんか嫌だなーって。
株や債券の方がまだ未来があるような・・・
お二人の尊敬すべき長所と、わずかながらの付け入る隙を垣間見るコメントですね。
FXが100M自由型なら、中長期投資は浮き輪を付けてただ漂う遊泳だと思います。
何も感じることなく只々漂うのです。嵐が吹いったってキニシナイ。
その内アメリカ西海岸に到達すると信じて。
楽しくはありません。
今日はポンドドルの金曜安値と昨日の安値が日足ピボットS1に近かったのと
BOEの安値がピボットS2が近かったので、S1かS2どちらかから買われるのはほぼ確実。
下がるのを待ってS1からロングし、レンジの対岸抜けが成功しそうです。
対岸を抜けるか1.320で落とされるかはただの運。
S2のナンピン指値は空振りしました。なので金額的利益は今一つ。
多分NY勢が来る前に決済するでしょう。
H1逆三尊でしたけど、三尊逆三尊は以前ほど鉄板では無くなりました。
ネックに来て戻ってからすぐに抜けることは少なくなり
しばらく揉んだ後に予定通りの方向に進む、あるいは方向感が無くなる
みたいなのが多くなった気がします。
好きなものは短期トレンド、より小さいN波を逆から拾って流れに乗り
宵越しの玉は持たないし持てない。
変動こそ利益の源泉、どっちに向かってもそれは問題ない。
嫌いなものはレンジの逆張り
最悪なのは変動が無い日。そしてSサイズの押し目戻り目すら無い時間。
ああ、なるほど。
明らかな弱点ですね。でもおかげさまで一回たったの数日でしたがなんとかなったし
遠からず解決しそうな気がしないでもないかもしれません(実に曖昧)
明らかと言えば、迷晴れさんを含めここに集っている全ての人が
YuMasukiさんの影響を相当程度受けていると思います。
動画アップありがとうございます。
火曜 LDN ドル円ロング +11pips
NY ドル円ロング +8pips
金曜 LDN ドル円ロング 建値撤退
NY ドル円ロング +15pips
火曜 ロングをいいところで構える事ができましたが、
押し目形成中の値動きに対応し切れず上昇には乗れず。
金曜 LDN TKY安値から上昇と見て、FOMC高値≒前日高値に注意しながらロングしましたが、
ホールド出来ず建値アウト。
NY 上に突き抜けるだけ・上を試すだけの動きを狙って短期足が反応するところだけを貰いました。
前日高値乗り上げ(119キリ番上クラスタ)も材料にロングしました。
早々に決済。
攻略ポイント
ドル円
週明け時点では、金曜上昇ペースがどこまで続くのかを見ようと考えました(金曜上昇波には入らない前提)
月曜の動きを見て先週高値ブレイクと考えましたが、ロングするなら押し目買い出来る動きが出るまで観察。
2016年12月高値も近づいていると考えました。
FOMC以降は、2016年12月高値を足元の値動きがどのように反応するのかを考えました。
木曜~金曜TKYの動きで、2016年12月高値乗り上げと見てロング目線で対応しました。
ユーロドル
マヨハレ様解説の安値切り上げを検討することは出来ましたが、先週高安の中、
その下位の中という値位置からでしたので、僕の技術では週明け時点でトレードは控える目線でした。
唯一金曜LDNから崩れと見てショートを構えましたが、タイミングが取れませんでした。
ケーススタディー
今回話して下さった内容が基本パターンであることを確認。
この基本パターンを軸に置くことを意識します。
同時に基本に注力出来る強さも磨きます。
ドル円、ナイス判断!いつもながら安定の相場観で素晴らしい!MATSUさんならヘンテコな負け方はしないでしょう(^_-)-☆
いつもご教授頂きありがとうございます。マルチタイムフレームも正にトレードにおける基本中の基本だと思います。ダブルの圧力という理論もあるように近接する複数足のポイントが重なってるとしっかり反応しやすく、トレードしおいても信頼できる目安になると思います。これは縦軸のことだけでなく横軸でも同じことがいえると思います。自分が最近ハマってる相場のサイクルにしても、アルファとメジャーのサイクルボトムが重なってる、更にプライマリーサイクルまで重なってればより一層強く反応するようです。より多くの人が注目するからこそ大きな力が働くのだと思います。縦軸、横軸双方からマルチタイムフレームで相場を捉えながら、より優位性の高いところでしっかり仕込めるようにしたいです。サイクル理論はつい最近偶然知ることになったのですが、これをチャート分析に加えるようになってから毎回上手くいくようになってます。先日もポンド円でしっかり100pips以上抜ことができました。人それぞれ得意な手法はあると思いますが、自分にはサイクル理論がバッチリハマりそうです。折角上手くいき出してますので、やるならしっかり深掘りして自分の必殺技にしたいと思います。
おつかれさまです!サイクル理論とは「魚の目」を持つということでしょうか。人生も相場もバイオリズムがありますからね。
今週もお疲れ様でした。
只でさえ大きく動く事が多い3月のマーケットの中で、中銀の方針発表や地政学的リスクの増大といった、ファンダメンタルの嵐が吹き荒れていますね。
為替マーケットは月足が意識させる局面を迎えていると認識しています。
私は今週、ドル円に於いてはスキャルに徹しました。見ているだけで心拍数と血圧が上がってしまいそうな局面でしたから、正解だったと思います。
もっとも、最近はスキャルしかやっていなかったんですが、こういう局面でも十分やれるなと自信も深まりました。
現在、TradeviewのECN口座をレバレッジ50で運用しているのですが、今週はドル円のスプレッドがとても広かった。
A book業者も勘弁してくれって思っているんですかね。
小さなトレードは、決心していた値幅以外見送ったのですが、株式とユーロは買おうと決めていました。
先々週にここのコメント欄で、mr03911gt1氏と議論を交わしていたお陰で、ユーロポンド売りポジションを撤退出来き、ユーロ買いへドテン出来ました。
感謝です。
金利政策の変更とあからさまな日本円の弱気を感じていたので、ユーロ円4時間足に切り下げラインを引いて、月曜日の朝にロング。
金曜日の15分足三尊崩れでアウト。
FOMCと日銀会見を通過し、300pip弱の利益となりました。
実行レバレッジは5程度ですが、私はこれを50では出来ません。それでは私の寿命を縮めます。
米国株に於いてはは調整局面かもしれないが、下落局面ではないと考えたので、Nasdaq100 etf(レバレッジ)に資金を投入。但し、コレは長期にするつもりはありません。ここは上昇局面ではない。
また、原油オプションが140ドル手間でストップ高になっていました。
近年、世界の中銀達は政治と一体になって金融市場をコントロールしようとする動きが顕著になってきている。
昨年のトルコ中銀の突然の利下げやBOEの利上げなど、本来のインフレターゲット指標とは無関係の政治的要求により、マーケットへの介入が見られる様になってきた。
あからさまに政局が透けて見える動きだ。
FRBの公式な目的も、
「米国経済における最大の雇用、安定した価格、および適度な長期金利を促進するために、国の金融政策を実施する。」
としている。
「最大の雇用」を掲げている以上、非雇用者即ち有権者にそっぽを向く事が出来ないということ。
象牙の塔に居て下界を見下す「金融界の上位者」達は、下々の我々の動きを無視出来ない様になった。
かつてのFRB議長であるアラン=グリーンスパン氏は「FRBの責務は物価安定だけ」と述べていた。彼の時代にFRBは長期に渡り米ドルを安定させ、斜陽の帝国になるかに思えたアメリカを踏みとどまらせた。
全てのアメリカ有権者は彼に感謝すべきだ。
彼の言とは裏腹に、結果としてアメリカの米ドルの地位を守ったのだ。
それが今ではFRBは「最大の雇用」を掲げ、リスクを取らない労働者に良い顔をしている。貧富の差が激しく、保険すらままならず、苛烈な競争社会のアメリカで平気で嘯いている。
だから、我々長期投資家は仕掛けたのだ。
労働者(現金保有者)を保護しようとするFRBに対して、彼らを「人質」にとった。
我々が株式市場から手を引けば困るだろう?
雇用が生まれなくなってしまうだろう?
金利を上げて現金保有者に得をさせれば、私達は一旦資産を引き上げる。そうすれば景気が後退してしまい、後に現金保有者は損をする。
「スタグフレーションと何方がマシなんだ?」と金利上昇局面ではいつでも脅せるわけだ。
また、信用取引分を売却すれば、我々もまた現金保有者になるのだ。何方に転んでも得をするし、転んでもタダでは起きない。
我々の勝利は目前である。
しかしながら、近年気になる事がある。
それは情報社会に於いて、労働者が生産手段を取り戻すという事態が起きているということだ。
我々は兼ねてより「人は独りでは生きなれない」という物語を流布し、労働者を自立できない様にしてきた。
ある労働者に「貴方は製品Aは製造できても、製品Bは製造出来ない」という風に教え込んできた。
それは貴方の範疇ではないのだ、貴方に与えられた仕事はそれではないのだ、そして自分以外の製品を製造する労働者を尊重しなさい、と擦り込んできた。
しかし、今テクノロジーがそれを壊そうとしている。
かつての経営者は自身で出来ない仕事を部下にさせるしかなく、利益を拡大しようとすればその企業形態は大企業を取らざるを得なかったが、現代ではそれを少人数で出来る様になった。
GMやデュポンは利益を上げる傍ら巨大な雇用を生み出したが、googleやappleは極めて少ない従業員数でもかつて以上の時価総額を叩いている。
この様な変化の中にあって、我々は労働者を「人質」に取り続け、利益を上げる事は可能なだろうか?
googleやappleの従業員達から金を巻き上げることは難しいのではないだろうか?
また、彼らが提供するプラットフォームを利用して事業を展開するYouTuberなどの活動家から利益を取り出すことは可能なのか?
FXや先物に潜む罠を掻い潜り、「迷いが晴れた」と高らかに宣言する様なトレーダーから資金を奪うことは可能なのか?
いや、実際彼らはそこで負けていないというのだ。これは難しそうだ。
なら、私も同じことをすればよいのではないだろうか。
敵に回す必要は無さそうだ。
それよりも彼ら側に回ってしまうのもよいかもしれない。
いずれにせよ、我々も戦略を転換する時期が訪れるだろう。
今すぐにそうはならないだろうが注意せねばならない。
勝利を確信した時こそ、最も危ない瞬間なのだから。
いつも素晴らしいコメントをありがとうございます。ユーロ円、端から端までお見事です!ボクには浮き輪が必要かもしれません。
さて、GAFAのプラットフォームは人々の国境意識を弱めました。実際、国境など意識せず自由にビジネスができるようになったことが、世界に国境など不要とする地球主義(グローバリズム)者を増大させた気がします。
その一方、国境にこだわり、何なら拡張しようとする過激なナショナリストもいます。
表面上は、全体主義と自由民主主義の戦いにみえて、実はグローバリストとナショナリストの戦いが行われているのかもしれません。
どっちが正義か、ではなく、その本質を見極め大きな声に操られないことが肝心と思ってます。
成る程。その論争と捉えておられる訳ですね。
お話させて貰っている限り、貴方が世代的に青年期にベルリンの壁崩壊を見て、グローバリズムの躍進の中で半生を送っておられた方だと推察しています。
故に今回の騒動をグローバルvsナショナルと捉えておられることに納得がいきます。
因みに、昭和世代の私の父は、未だに「ソビエト」って言っています。だからでしょうか、今回の騒動を自由vs全体と捉えています。
人生の半分以上をインターネットが盛行した平成の日本で育ち、1/3をアメリカで過ごした私は、今回の騒動は情報vsモノだと捉えています。
このスプレッドは興味深いですね。