10Jul
週刊チャートナビ(2021.07.05~2021.07.09)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
共通認識
3月高値と4月安値のハラミを6月終値が上抜けたが、2020年3月ハラミ高値で強反発。
6月陽線終値の年初以来高値111.0ブレイクは微妙。見解が分かれる。
売り手の材料
- 111.0ブレイク否定派は先週のピンバーに注目!雇用統計で111.0ブレイクが帳消しにされた。
- 2020年3月高値はコロナショックで極大ハラミの高値。
買い手の材料
- 111.0ブレイク肯定派は6月終値更新に注目。
- 4時間クラスはアゲダウで上昇トレンド継続中。
TR上段㊤:2020年ハラミ高値
TR中段:先週高値(2020年3月ハラミ高値)と先週安値
TR下段㊦:2週前安値
4時間足ベアの視点:①三尊天井、または、Mトップのイメージ。②111.0サポート崩れで先週安値へショート。②先週安値サポート崩れで2週前安値へショート。
4時間足ブルの視点:①上昇トレンド先週陽線Nボックス(先週安値と6月高値)押し目買い。②先週安値サポートが崩れて2週前安値を目指せば下げ止まりからロング検討。
今週の値動き
先週足上髭ピンバーのせいか、111.0サポートが効かず先週安値まで下落、7日水曜に押し目形成モードに入った。
先週安値は4時間チャネル安値・日足SMA21など複数サポートレートだったが、崩れたことで2週前安値まで急落、9日金曜日は前日陰線のリトレースメントで終わった。
毎日の見通し
07/05月曜 米休場
先週陽線Nボックスは6月高値と先週安値。
1時間足ベアの視点:①111.0サポート崩れで先週安値へショート。②先週高値付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:111.0サポートで先週高値へロング。
07/06火曜
先週陽線Nボックスは6月高値と先週安値、前日は111.0サポートが崩れて2週前陽線終値で反発。
1時間足ベアの視点:111.0レジスタンスから前日安値押し目崩れで110.5へショート。
1時間足ブルの視点:前日安値サポートで先週上昇波を先週高値へ押し目買い。
07/07水曜
下降モメンタム継続で先週安値110.5付近まで売られた。先週陽線押し目形成モードに入るか?
1時間足ベアの視点:①先週安値周辺の押し目崩れで110.0へショート。②111.0まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:先週陽線押し目買い。先週安値周辺サポートで111.0へロング。
07/08木曜
先週安値×4時間修正チャネル安値+日足SMA21に押し目形成中。
1時間足ベアの視点:①先週安値の押し目崩れで110.0へショート。②111.0まで買われれば三尊肩でショート検討。
1時間足ブルの視点:先週陽線押し目買い。先週安値への下値試しから111.0へロング。
07/09金曜
注目の先週安値押し目崩れで2週前安値まで急落。
1時間足ベアの視点:①前日大陰線(1時間SMA21候補)戻り売りはサゲ幅次第。②2週前安値+109.5サポート崩れで109.0へショート。
1時間足ブルの視点:①2週前安値+109.5サポートなら110.0へロング。②109.0まで売られればロング検討。
毎日の値動き
07/05月曜
東京時間、111.0サポート待ち。
ロンドン初動、111.0サポートを4時間足終値がブレイク。
NY時間、111.0レジ黄1ショートは米休場で見送り。
07/06火曜
東京時間、前日安値サポートを確認。
ロンドン初動、前日安値ブレイクで戻り待ち。
NY時間、黄1戻り売りは110.5へのサゲ幅がなく見送り。
07/07水曜
先週安値付近の押し目形成でノートレ。
07/08木曜
東京時間、先週安値サポート崩れで赤1ショート、買いポジのロスカットで急落、2週前安値でアウト。
NY時間の下値追いは見送り。
07/09金曜
東京時間、1時間SMA21反発戻り売りは見送って前日戻り高値へ戻り待ち。
ロンドン初動、前日の戻り高値を上抜いたので戻り売りは見送り。
ユーロドル
今週の見通し
共通認識
2021年高値のキリサゲ天井形成から日足ネックへ売られてる途中。
売り手の材料
4時間クラスはサゲダウ、2週前高値上抜くまで下降トレンド継続で日足ネックを目指してる。
買い手の材料
- 日足クラスはアゲダウ。
- 先週終値は6月安値を未更新。
TR上段㊤:3週前大陰線ハラミ高値
TR中段:2週前戻り高値と先週安値。
TR下段㊦:日足ネックライン1.170※手前に日足キリアゲネック有り。
4時間足ベアの視点:①4時間クラス下降トレンド戻り売り(有力候補1.190周辺)で日足ネック1.170へショート。②1.190周辺の戻り売りで下がらなければ、2週前戻り高値×日足SMA21への上値試しから戻り売り。
4時間足ブルの視点:①先週安値への下値試しから1.190へロング。②戻り目1.190崩れで2週前高値×日足SMA21へロング。③日足ネック1.170まで売られればロング検討。
今週の値動き
6日高値のスパイクが先週安値を捉え、7日水曜、目標値の日足キリアゲネックに到達、その後、利益確定もあってか大きく買われた。
毎日の見通し
07/05月曜 米休場
先週終値は6月安値を未更新、先週安値での強反発を注視!
1時間足ベアの視点:4時間クラス下降トレンド戻り売り。金曜高値と水曜高値Nボックスから先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:先週金曜下髭ピンバーが根拠。金曜高値の戻り目崩れで1.190へロング。
07/06火曜
昨日は米国マーケット休場で凪。
1時間足ベアの視点:先週陰線Nボックス(金曜高値と水曜高値)戻り売り。①先週安値逆三尊崩れ、1.185割れで先週安値へショート。②水曜高値付近の戻り目形成からショート。
1時間足ブルの視点:先週金曜下髭ピンバーが根拠。①1.185サポートで1.190へロング。②先週安値付近まで売られればロング検討。
07/07水曜
先週陰線Nボックスへのスパイクで先週安値まで売られ、現在、Wボトム2番底アタック中。
1時間足ベアの視点:①1.185への上値試しから先週安値へ前日陰線戻り売り。②先週安値サポート崩れで日足キリアゲネックまでショート。
1時間足ブルの視点:先週安値への下値試しからWネックへロング。
07/08木曜
先週安値サポートを前日陰線終値がブレイク後、目標値の日足キリアゲネックに到達。
4時間修正チャネル高値と日足キリアゲネックに挟まれたエリア。
1時間足ベアの視点:前日陰線Nボックスで戻り売り、1.175へ日足キリアゲネック抜け期待。
1時間足ブルの視点:前日安値×日足斜めネックサポートで1.185へロング。
07/09金曜
日足キリアゲネックサポートvs.下降トレンド。
1時間足ベアの視点:前日陽線押し目買いを受け、前日高値付近に戻り目を形成すれば日足キリアゲネックへショート。
1時間足ブルの視点:先週安値へ売られてサポートされれば前日高値へロング。
毎日の値動き
07/05月曜
NY時間は米休場でノートレ。
07/06火曜
東京時間、前日高値ブレイクは戻り売りリスクから様子見。
ロンドン時間、急騰安値押し目崩れで赤1ショート、上を騙して6月安値をブレイク。
4時間修正前チャネル高値反発で半決済、半玉はNY時間に先週安値でアウト。
07/07水曜
東京・ロンドン時間、1.185戻り目候補まで買われずショートは見送り。
NY時間、先週安値を下抜いたが、深夜なのと日足キリアゲネックへのサゲ幅なくノートレ。
07/08木曜
東京時間、戻り待ち。
ロンドン時間、戻り売り警戒から黄1ロングは見送り。
NY時間、すでに高いところまで上昇してしまいノートレ。
07/09金曜
前日高値にMトップを待ったがNY時間に崩れてノートレ。
ユーロ円
今週の見通し
共通認識
2週前ハラミ足+1。高値キリサゲと安値キリアゲの持ち合い。
売り手の材料
- 4時間クラスはサゲダウ。
- 日足SMA21レジスタンス。
買い手の材料
- 日足トレンドラインサポート。
- 週足SMA21サポート。
TR上段㊤:3週前高値
TR中段:2週前ハラミ高値と日足ラス押し安値131.0
TR下段㊦:6月安値130.0
4時間足ベアの視点:①日足トレンドラインのサポート崩れで131.0へショート、割り込めば、6月安値130.0を目指す。②先週高値への上値試しから上げ止まりから先週高値キリサゲ・ショート。
4時間足ブルの視点:①日足トレンドラインのサポートで先週高値へロング。②131.0×週足SMA21サポートで日足トレンドライン裏へロング、レジされれば戻り売りに備える。
今週の値動き
日足トレンドラインと131.0を6日火曜陰線がブレイク、その後、目標値の6月安値130.0まで売られ、9日金曜は下降波のリトレースメントで買われた。
毎日の見通し
07/05月曜 米休場
日足トレンドライン・サポートに注目。
1時間足ベアの視点:132.0まで買われれば先週高値キリアゲのショート検討。
1時間足ブルの視点:131.5×日足トレンドラインのサポートで先週高値へロング。
07/06火曜
前日は131.5×日足トレンドラインでサポート。
1時間足ベアの視点:①131.5×日足トレンドライン崩れで日足ラス押し安値131.0へショート。②132.0まで買われれば先週高値キリアゲのショート検討。
1時間足ブルの視点:131.5×日足トレンドラインのサポートで先週高値へロング。
07/07水曜
日足トレンラインのサポート崩れから、週足SMA21まで売られた。
1時間足ベアの視点:日足ラス押し安値131.0への戻り待ちから6月安値へショート。
1時間足ブルの視点:下げ止まりから131.0への戻りをロング。
07/08木曜
131.0戻り売りで6月安値130.0へ下降中。
1時間足ベアの視点:①130.5サポート崩れで6月安値130.0へショート。②131.0まで戻ればショート検討。
1時間足ブルの視点:①130.5で下げ止まれば131.0へロング検討。②6月安値130.0まで売られればロング検討。
07/09金曜
今週の目標安値、6月安値130.0に到達、前日終値は130.0をブレイクしたが、4月安値129.5サポートも目前。
1時間足ベアの視点:①130.0サポート崩れで4月安値129.5へショート。②130.5×4時間SMA21への戻り待ちからショート。
1時間足ブルの視点:130.0サポートで131.0×4時間SMA21への戻りをロング。
毎日の値動き
07/05月曜
ロンドン時間、日足トレンドラインのサポートを確認。
NY時間は米休場でノートレ。
07/06火曜
東京時間、131.5×日足トレンドラインに2番底確認、1時間SMA21上抜けで押し目待ち。
ロンドン初動、押し目崩れで赤1ショート、先週安値をブレイク。
NY初動、131.0で半決済、半玉は翌日東京時間131.5でアウト。
07/07水曜
東京時間は131.0への戻り待ち。
NY初動、131.0反発で赤1ショート、130.5モミでアウト。
07/08木曜
東京時間、130.5サポート崩れから15分SMA21反発で赤1戻り売り。
ロンドン初動、6月安値を4時間足終値がブレイク、1時間足の下髭、アンダーシュート警戒からアウト。
NY時間の下値追いはノートレ。
07/09金曜
東京時間、1時間チャネル高値抜けで青1ロング。
NY時間、4時間SMA21でアウト。
今週の視点
年初来3月高値を”日足陽線”がブレイクしたもののすぐに”日足陰線”で打ち消され、6月陽線の高値ブレイクが怪しまれるチャート。
- 111.0サポートから先週高値へ買われてMトップ形成。
- 先週安値押し目買い、三尊右肩111.0から下落。
- 先週安値の押し目崩れで2週前安値まで下落。
こんなイメージでいましたが、結果的に3番目となりました。
今週のおいしいデイトレは、8日の先週安値押し目崩れから、2週前安値へのショートです。
先週安値は買い手最後の砦、4時間足チャネル安値サポートもあって、いかにも買われやすそうなレートでした。
先週安値押し目買いvs.年初来高値111.0レジスタンスの構図になってましたが、買い手の”失望売り”で下落しました。
鋭い方は7日水曜高値が111.0に届かないことで、買いの弱さを察知できたのではないでしょうか。
前回の動画でお伝えしたように、8日の陰線は”環境”で勝てるところです。
今週の相場で難しいのは5日から6日の調整波下りです。
後から見ればショートできそうですが、押し目のボックス内なのでショートの反転リスクが常にあります。
キリサゲ2番天井から日足ネック1.170への下降モメンタムがあって、その手前に日足キリアゲネックが控えてます。
先週陰線終値が6月安値1.185の上で引けた事実は買い手に有利な材料。
日足ネック1.170を目指す下降モメンタムは売り手に有利な材料。
長期足有利の原則からすると日足ネックまで売り選好ですが、最終的に日足ネックまで売られるにしても、下げ渋ると一旦大きく戻すことがあります。
底堅いと、一旦、上値を試してから下値に再アタックします。
今、どのレートを試してるのか?という視点を持つといいです。
今週のおいしいデイトレは6日火曜、ダマシ高値をトリガーにしたショートです。
ちなみに6日のユロ円も同様。
これ、よくある値動きです。
5日高値抜けに飛びついて負けた…という人、いないでしょうか。
6日の相場には、先週金曜を逆三尊とみたロング狙いと、先週陰線の戻り売りで日足ネック狙いがいます。
それゆえにトレーダーが集まって”密”になります。
ポジション保有者や、きっかけ待ちの人も沢山います。
経験則的ですが、こういう密なところでは、人の弱みにつけ込んだ”ダマシ”が横行します。
あくまで想像ですが、今回なら短期投機筋が5日高値を意図的にブレイクさせることで飛びつく新規ロングがいます。
その後すぐに、利益確定させてブレイクさせた安値を割るとどうなるか?
当然ながら飛び乗り組は損切り、手前でロングしてた人も慌ててポジションを手仕舞います。
この慌てが売りの推進力になって狙った安値をブレイクさせます。
ブレイク後にそのまま上昇したら”買え買え詐欺”失敗ですが、投機筋は損はしません。
買い手からしたら、買え買えとお尻を叩かれた直後に頭から水をぶっかけされるようなもんで、たまったものじゃありません。
たまったもんじゃないから値が走るわけです。
こういう”ダマシ”の被害に遭わないためには、やはり、”現在値の意味”をよく理解することです。
先週金曜の逆三尊が成功する可能性もありますが、上位足は日足ネックを目指してるので戻り売られるかもしれません。
6日のブレイク安値割れ赤1ショートは”だまし高値”の事実がトリガーでした。
ビギナーがこういった、アゲアゲ詐欺・サゲサゲ詐欺の被害に遭わないために、次の3つのことを気をつけてみてください。
- 相場にはあなたを騙して建てたポジションを奪おうとする人たちがいる。
- 上位足モメンタムと逆方向のブレイクには飛び乗らない。
- 上位足モメンタムと逆方向のダマシをトリガーとして活用する。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (8)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週は良くわからない動きを見送ることが多かったです。
FT4で見直してみても、そこでついていく根拠がほとんど見いだせないので
ルールを守ったんだからまあ良いや。です。
今週は”よくわからない”で正解だったと思います。ドル円とユロドルはほぼ見送りでした。
いつもご教授頂きありがとうございます。ブレイクしたかに見せかけすぐに戻される、いわゆるスパイク的な動きは頻繁にあると思いますし自分もよくやられてます。動画でも言われたように大口の騙しの常道だと思います。車でかも知れない運転というのがありますが、自分も以前タクシードライバーをやっていたからわかるのですが、かも知れないではなく必ず何かがいるという意識を持っていないと危険を回避できません。相場の値動きで重要ラインを抜けたら騙しにきたという意識をまず先に持つことが優先だと思います。ホントに抜けたのであればその後ダブルトップ、ボトム高安切り上げ、下げ等でしっかり抜けたところが壁になってくるはずですから、ゆっくり落ち着いて対応しても全然遅くないと思います。またフェイントにまんまと引っかかってしまった場合はしっかり近場で損切るようにしたいです。そのためにも逃げ場を塞ぐように高過ぎるロットで入らないようにしたいです。
是非、初心者の方に読んでもらいたいコメントです。誰でも通る道ですが、無暗に枚数を増やさず、根拠が崩れたら損切りをきちんとすれば、退場なんてありません。
動画アップして下さりありがとうございます。
火曜 LDN ドル円ロング -21pips
水曜 LDN ユーロドルショート NY 1.18下抜けでアウト +31pips
LDN ドル円ロング NY 建値撤退
金曜 LDN ドル円 往復ビンタ -25pips
LDN ユーロドルロング 前日高値アウト +24pips
火曜ドル円ロングミスりました。
ユーロドルは、価格としては戻り売り候補として見てましたが、スパイクに手が出せず。
水曜ユーロドルショートは、先週安値サポート+1.18キリ番近くでリスクがあると事前に考えましたが、
確信犯的短期足ガン見でトレードしました。
木曜は、ドル円 LDN前の14時四時間足切り替わりから、スピードに乗って下落し手が出せず。
ユーロドルは、前日終値が先週安値陰線ブレイク、「アンダーシュートかも」とも思いましたが、
ロング手が出せず。
週ナビで、見送りが正しかったことを確認。
金曜ドル円は、戻り売られるか、戻り継続するかで、
迷いながらの110円キリ番付近モミでやられてしまいました。
今週の視点
個人的に、今週のようなダマシに飛び乗ってしまい大きくやられることがなくなりました。
現在地の理解が以前より良くなっていると考えます。
「やられることがなくなった」から「利用してトレードできる」ところまで磨きます。
週間レンジイメージは、ドル円・ユーロドルともに、マヨハレ様と同様に見れていたことを確認。
今年1月からトレード再開して、6月末で半年が経過しました。
マヨハレ様から多くのことを教えてもらっておりますが、
「具体的な質問をすれば、具体的な答えが帰ってくる」
現時点の僕は、このお言葉を実感。
以前はランダムなジグザグにしか見えなかったチャートから、
多くのことが見えてくる事を腹に落とせつつあると思っています。
週ナビを含め、マヨハレ様のコンテンツで確認・学びを継続することで、
MTF分析を武器としたトレードスキルを日々磨きます。
好調ですね!今週は”よくわからない”局面が多かったので、ほぼ見送りとなりました。昔はこんな相場でもスキャルしてましたが、最近は肩の力が抜けて、そこまで頑張らない自分がいます。MATSUさんも、環境認識ができてるので、もっと肩の力を抜けば、頑張らなくてもいいところが見えてくると思います。
今回も楽しく拝見させていただきました。
先週は、何というかドルストレートに負のエネルギーが溜まっていると言う印象を受けました。
終わってみればリスクオンなのかリスクオフなのか何方かよくわからないと言う感じでした。
出来上がったユーロドル1時間足チャートパターンを見て、何もしなくてよかったなとつくづく思いました。
要は、私の様な長めのドル買い目線で上から売っている人達はポジションをホールドしてしまう。
この中で逆張りロングを狙う人達も小さく取ったら直ぐに逃げてしまう。
故にレンジ。と言うふうに理解していますが、それにしても分かりにくいなと感じました。
こういう時は、世界中がわからない事はわたしにもわからないからこれでよかったのだと思っておくのが健康的ですね。
そして何より、マヨ晴れさんの様な経験豊富なデイトレーダーの方々が、こういった状況で「自分のポジションが狙われている」と意識する事によって負けトレードを回避して行く様が見事です。
ご自身で認めておられる事だと思いますが、私も含めて大手投機筋が意地悪く初心者のポジションを刈り取っている様を、実際目にしたことはありません。
そんな事が実際に起きているかどうか確かめる術も持っていません。
私達の殆どは、チャートパターンの推移から何が起きたのか推察することしか出来ませから。
しかし、その様に推察しチャートパターンから危機を読み取り、負けトレードをを少なくするということが短期トレードの妙技なのだなと感心します。
そして逆に言えば、こういった「ストップ狩り」を観察すれば刈り取る側になることも可能なのだと思います。
弱者の戦略を使いこなす強者。そうなれれば、短い期間でフルレバレッジで効率よく資産を増やす事が出来るのだと改めて感じました。
トレードを始めた頃は、わからないのは自分のスキル不足と悩みましたが、次第に、世界がわからなければ自分もわからなくて当然と思えるようになりました。それからは、無理にわかろうとポジションを建てる人たちの気配を感じ取れるようになった気がします。聖杯は黄金に輝いているわけではなく、普段使いの地味な器だったりします。なんか、そういう映画のシーンがあったなぁ(^_-)-☆