3Jul
週刊チャートナビ(2021.06.28~2021.07.02)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
共通認識
目標値の年初来高値111.0に到達、ここに2番天井形成なるか?あるいは、さらなる高みを目指すか?
売り手の材料
先週陽線終値は年初来高値111.0下でクローズ、6月陽線終値ベースでどうなるか?
買い手の材料
3月高値→4月安値ハラミ内上昇トレンド継続中。
TR上段㊤:2020/03高値
TR中段:先週高安
TR下段㊦:6月安値
4時間足ベアの視点:①年初来高値111.0(2番天井形成)からの反転狙い。②2020/03高値まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①先週安値割れまで先週陽線押し目買い。②先週高値崩れで2020/03高値へロング。
今週の値動き
30日水曜陽線終値が年初来高値111.0をブレイクすると、そのまま2020年3月高値手前まで買われ、雇用統計で111.0へ押し目をつけた。
毎日の見通し
06/28月曜
111.0に2番天井を形成中、金曜安値110.5より上が天井圏。
1時間足ベアの視点:111.0への上値試しから金曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:金曜安値への下値試しから111.0へロング。
06/29火曜
金曜安値110.5より上に天井形成中、金曜高安ハラミ足+1確定。
1時間足ベアの視点:①111.0への上値試しから金曜安値抜けてけショート。②金曜安値割れで1時間チャネル安値へショート。
1時間足ブルの視点:金曜安値110.5サポートで111.0へロング。
06/30水曜 21:15 ADP雇用統計 ロンドンフィックス月末リバランス
金曜安値110.5より上に天井形成中、金曜高安ハラミ足+2確定。
1時間足ベアの視点:①金曜安値110.5サポ崩れで1時間チャネル安値×110.0までショート。②111.0まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①金曜安値110.5サポートで111.0へロング。②1時間チャネル安値×110.0まで売られればロング検討。
07/01木曜 23:00 ISM製造業景況指数
※修正 3月高値と先週高値の違い
前日ADP雇用統計で急騰、6月陽線終値が年初来高値111.0をブレイク。
1時間足ベアの視点:①先週高値レジスタンスで110.5へショート。②111.5×1時間チャネル高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①1時間SMA21反発で先週高値へ押し目買い。②このまま先週高値を上抜けば、111.5×1時間チャネル高値へロング。
07/02金曜 21:30 雇用統計
水曜の年初来高値111.0ブレイクから、2020年3月高値付近まで買われた。雇用統計は前回より強い数字が予想されている。
1時間足ベアの視点:20年3月高値付近のレジスタンスで先週高値へショート。
1時間足ブルの視点:20年3月高値目前なので上値追いはやめて、先週高値付近まで売られればロング検討。
毎日の値動き
06/28月曜
東京・ロンドン時間、金曜高安への試し待ち。
NY初動、金曜高値111.0強反発を確認、4時間足の切り替わり、上値試しから赤1ショート、金曜安値110.5でアウト。
06/29火曜
東京時間、金曜安値110.5ダマシ安値を確認。
NY初動、安値キリアゲからの青1ロング、次の4時間足が高値を更新できず微損。
06/30水曜
東京時間、金曜安値110.5サポートを確認。
ロンドン時間、ダマシ安値をサインに4時間足の切り替わりで青1ロング(金曜安値が崩れれば1時間SMA21へドテン・ショートの両面作戦)
NY初動、ADP雇用統計で急騰、年初来高値111.0を更新、先週高値+4時間足クローズでアウト。
07/01木曜
東京時間、先週高値にダマシ高値を確認するも、111.0サポート目前でショートは見送り。
ロンドン初動、111.0反発からの東京高値抜けで青1ロング、111.5×1時間チャネル高値でアウト。
NY時間、上値追いになるためノートレ。
07/02金曜
東京時間、前日高値にMトップを確認。
ロンドン時間、天井試しからの黄1戻り売りは雇用統計を控え見送り。
NY時間、雇用統計は上値試しからの下落。1分足高値キリサゲで赤1ショート、先週高値手前の反発でアウト、黄2追撃ショートは深夜でノートレ。
ユーロドル
今週の見通し
共通認識
- 2021高値の2番天井を形成中。
- 日足は1.160割れまでアゲダウ。
- 日足クラスのネックラインは1.170
売り手の材料
- 4時間クラスはサゲダウ。
- 先週陽線が戻り足になるかに注目。
- 2021高値2番天井から日足ネックへ下落中。
買い手の材料
日足クラスはアゲダウ、先週安値は3月安値上昇波の深い押し目76.4%。
TR上段㊤:2週前大陰線高値
TR中段:先週安値と5月安値1.20
TR下段㊦:日足Mネック1.170(手前に斜め日足ネック有り)
4時間足ベアの視点:先週高値候補で2週前大陰線の戻り売り、先週安値更新を狙う。
4時間足ブルの視点:①先週安値Wボトムでロング。②先週安値更新後、あや戻しをロング。③先週高値付近戻り目崩れで2週前大陰線高値へロング。
今週の値動き
ユロドルは日足ネックラインへ売られている認識から先週高値を戻り目に売り選好でした。
しかし、今週は金曜の雇用統計を始め米国の経済指標待ちの場面が多かったせいかスンナリ下がりませんでした。
毎日の見通し
06/28月曜
先週高値に2週前大陰線の戻り目Mトップを形成。
1時間足ベアの視点:先週高値Mトップから先週安値へ戻り売り。1.20スパイクに注意!
1時間足ブルの視点:①先週高値付近の戻り目崩れで1.205へロング。②先週安値まで売られればロング検討。
06/29火曜
先週高値に2週前大陰線の戻り目を形成中、昨日の売りはタイミングが早かったか?
1時間足ベアの視点:1.195×4時間チャネル高値への上値試しから戻り売り。
1時間足ブルの視点:①1.195戻り目崩れで1.20へロング。②先週安値まで売られればロング検討。
06/30水曜 21:15 ADP雇用統計 ロンドンフィックス月末リバランス
雇用統計前の調整局面か値動きが弱い。
1時間足ベアの視点:1時間SMA21、または、4時間チャネル高値反発で先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:①4時間チャネル高値上抜けで先週高値へロング。②先週安値まで売られればロング検討。
07/01木曜 23:00 ISM製造業景況指数
先週安値にまで売られ6月陰線終値が確定。
1時間足ベアの視点:①1時間SMA21反発で先週安値へ戻り売り。②先週安値下抜けで1.180へショート。
1時間足ブルの視点:①前日陰線の戻り売りを受け、先週安値サポートで1.190へロング。②1.180まで売られればロング検討。
07/02金曜 21:30 雇用統計
先週安値+6月安値で木曜陰線終値がサポート。雇用統計は前回より強い数字が予想されている。
1時間足ベアの視点:6月安値Wボトム崩れで1.180へショート。
1時間足ブルの視点:①6月安値Wボトムで水曜高値へロング。②1.180まで売られればロング検討。
毎日の値動き
06/28月曜
東京時間、4時間SMA21下抜きからの戻り目待ち。
ロンドン時間、Mトップから赤1ショート、水曜安値を更新ならず安値切上げで建値撤退。
06/29火曜
東京終盤、1時間チャネル安値裏での反発確認後、ロンドン初動に赤1戻り売り。
NY時間の下髭で半決済、半ポジは保有して、翌日の先週安値到達でアウト。
06/30水曜
ロンドン時間、4時間足終値の高値ネック割れで赤1戻り売り。
NY初動、ADP雇用統計で売られ始め、先週安値到達でアウト。
07/01木曜
東京終盤、6月安値を僅かに下抜け。
ロンドン初動、1時間SMA21反発を確認したが、6月安値サポート警戒から黄1ショートは見送り。
1時間SMA21抜き返しで青1ロング、米国指標前に4時間足クローズでアウト。
07/02金曜
東京時間、6月安値1.185付近サポート待ち。
ロンドン初動、サポート崩れで1.180へ赤1ショート、安値更新できず撤退。
NY時間、雇用統計は下振りからの上昇。1分足安値キリアゲで青1ロング、4時間チャネル高値抜けを狙ったが届かず撤退、その後に安値を切上げ4時間チャネル高値をブレイク。
ユーロ円
今週の見通し
共通認識
5月高値に天井形成中。
売り手の材料
日足クラスは5月安値割れでサゲダウだが、直後にV字反転していて半信半疑。
買い手の材料
週足SMA21×日足トレンドLサポート。
TR上段㊤:6月高値
TR中段:先週高安
TR下段㊦:4月安値+1月安値上昇波の半値押し目
4時間足ベアの視点:①先週高値から先週火曜押し安値×日足トレンドLへ2週前大陰線戻り売り。②先週高値Mトップでショート。③2週前高値まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①131.0下をダマシ安値とみて、先週火曜押し安値×日足トレンドLサポートで先週高値へロング。②先週高値の戻り目崩れで2週前高値へロング。
今週の値動き
30日水曜、先週火曜安値×日足トレンドLサポートから安値を切上げ先週高値へ買われたが届かず、先週高値から切り下げて持ち合いへ移行。
毎日の見通し
06/28月曜
先週高値と金曜安値に2週前陰線の戻り目を形成中。
1時間足ベアの視点:金曜安値ネック割れで火曜安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週高値天井部の戻り売り崩れで先週高値へロング。
06/29火曜
金曜安値ネック割れから下降中。
1時間足ベアの視点:132.0反発で先週火曜安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週火曜安値サポートでロング検討。
06/30水曜
日足トレンドL×先週火曜押し安値付近まで売られた。
1時間足ベアの視点:日足トレンドL目前で売りにくい。買われてからショート検討。
1時間足ブルの視点:前日安値サポートで先週高値へロング。
07/01木曜
日足トレンドL×先週火曜押し安値にWボトムを完成させ先週安値を切上げた。
1時間足ベアの視点:上げ止まってからショート検討。
1時間足ブルの視点:①前日安値Wボトム2番底への下押しから先週高値へロング。②日足トレンドLまで売られればサポート確認後に先週高値へロング。
07/02金曜
日足トレンドL反発から先週高値手前まで買われた。
1時間足ベアの視点:前日高値と先週高値付近レジスタンスで前日安値へショート。
1時間足ブルの視点:前日陽線を前日高値へ押し目買い。押し目候補①1時間SMA21②前日陽線Nボックス。
毎日の値動き
06/28月曜
東京時間、金曜安値ネック割れから戻り待ち。
NY時間、ロンドン高値への試しから赤1ショート、安値更新で半決済、半ポジは翌東京時間にアウト。
06/29火曜
東京時間、132.0反発で赤1戻り売り、ミニWボトムでアウト。
ロンドン時間、1時間SMA21反発で赤2戻り売り、NY時間、長い下髭でアウト。
06/30水曜
ロンドン時間、前日安値サポートを確認するも、ドル円とユロドルでそれぞれ逆ポジションを持ったためノートレ。
07/01木曜
東京時間、前日安値Wボトム2番底への下押し待ち。
ロンドン初動、1時間SMA21のWボトムで青1ロング。
NY時間、米国指標前に4時間足クローズでアウト。
07/02金曜
東京時間、1時間SMA21で前日陽線の押し目待ち。
ロンドン初動、押し目崩れで赤1ショート、前日陽線Nボックス高値でアウト。
NY時間は雇用統計でノートレ。
今週の視点
今週は年初来高値111.0でのプライスアクションに注目でした。
注目の結果は、水曜のADPきっかけで111.0をブレイク、そのままの勢いで、2020年3月高値まで買われ、金曜の雇用統計で上抜いた111.0を試しました。
金曜安値110.5付近のサポートが先週金曜から3日間も続いていたため、30日は最安値付近にロングを仕込みました。
今週の視点はこの30日のロングを深堀りします。
この局面ではシングルとダブルの2通りの作戦が考えられます。
シングル作戦はサポートのみを根拠にロング。
サポートのみなら最安値で買えるので利幅が大きくとれ、損切り幅も極小です。
反面、サポートの根拠が弱ければ失敗しやすい作戦です。
”サポート”が信頼できればこの作戦を実行します。
ダブル作戦はサポートとレジスタンスの組み合わせでロング。
サポート×レジスタンス突破という、買い手に有利な根拠が2つ揃うので買われやすくなります。
反面、サポート下にロスカットを置くため、損切り幅が大きくなります。
サポートが半信半疑ならこちらの作戦を採用します。
右図は”下降トレンド”場面。
赤1ショートの根拠は、R2レジスタンス+R0トレンドラインのダブル・レジスタンス。
根拠はレジスタンスのみですがダブルで、そもそも売り手有利なので高勝率なショートといえます。
サポートとレジスタンスの組み合わせではないですが、ダブル作戦の変形パターンです。
これに対してシングル作戦、安値A’で反発したときの赤1ショートはどうでしょう?
R1レジスタンスには届かず、根拠はR0トレンドラインのひとつのみです。
0レジスタンスが半信半疑なら、S1サポートを使い赤2でショートするダブル作戦がベターでしょう。
左図は下降からの”上昇反転”場面。
S1サポートを信頼できるならシングル作戦を採用、”ダマシ安値”をサインに最安値の青1でロングします。
S1サポートが半信半疑ならダブル作戦を採用、R2レジスタンス突破で青2ロングですが、そもそもR1とS1のハラミなので、R1から売られるリスクが控えてます。
今回はシングル作戦、つまり、110.5サポートを信頼して30日ダマシ安値をサインにロングしました。
サポートラインから買えば、仮にADP雇用統計で逆行しても逃げ場があるし、反対に、一気に吹き上げるかもしれないと考えたからです。
また、ダブル作戦用の”キリサゲL”がキレイに引けなかったため、中途半端な高さで入るのはかえってリスクになると思いました。
シングル作戦の強みは、現在値が分水嶺にあることが大前提なので”両面作戦”が展開できることです。
つまり、どっちに転んでも勝てる位置というわけです。
分水嶺をイメージしたのが上図になります。
シングル作戦+両面作戦が有効なのは、左図のようにチャートが”ヤセ尾根(ナイフ・リッジ)”になるときです。
両側が切り立った崖になっているので足場が崩れれば、どちらか一方に確実に滑落します。
投資家は滑落の危険を感じているため、足場が崩れたとき、保有ポジションの手仕舞いが一点集中します。
反対に、右図は広い尾根になっていて緩やかな傾斜がついてますが、どこが尾根の頂点なのか不明瞭です。
投資家は滑落の危険を感じないので、保有ポジションの決済も一点集中しません。
つまり、”両面作戦”が通用しません。
尾根の広さは、ある意味、レンジの幅と考えていいでしょう。
先回の動画でお伝えした、運動エネルギーの充電時間が充分、かつ、レンジの先端が先細っていて”ナイフ・リッジ”になってます。
こうなると、何かきっかけさえあれば(今回はADP雇用統計)、運動エネルギーが運動モメンタムに変換され推進力を得ます。
もし足場が崩れても、すぐに反対ポジションでリカバリーできるので、こんなとき、ボクは”両面作戦”を採用します。
110.5付近を15ピプス幅のナイフリッジ(ヤセ尾根)に見立て、売りポジ保有者の滑落によるロスカット上昇を狙ったわけです。
注意点はドテン時の値幅の確保、これが命綱になります。
今回なら110.5付近でロングして足場が崩れても、日足SMA21+1時間チャネル安値へショ-トすればロングの損失を差っ引いてもお釣りがきます。
どの道、リスクをとらねば前に進めません。
前に進むために、なんとなくリスクを恐れるより”リスクをとる価値”があるか否かにフォーカスするようにします。
リスクの価値を測れない状態で、リスクへの恐れをなくす方法なんてありません。
リスクの価値を測れる自分になるのが、リスクへの恐れをなくす唯一の方法です。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (17)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
私は振り返ると常に「シングル作戦」でした。逆行されると一瞬で損切りのヒゲ断もその流れで作った方法でした。
ちょっと色々考えなおしたいと思いました。ありがとうございます。明日の日曜に検証して月曜から早速役立てたいですが月曜は休場の絡みで勉強時間を貰ったと思って火曜から少しずつ実践したいと思います。
金曜雇用統計ユーロドル、あまり見たことのない多数多量のコールオプション(ヘッジ)の並び方から、今週ショートスイングしていたトレーダーの利確に乗ろうと雇用統計の初動では入らずにオプションカット後に来る利確のドル売りを待っていました。
がしかし、動き出す前に翌日の仕事もあるので睡眠時間を考慮して寝てしまいました。笑
トレードのリスクについて考える機会になればと、今回はこのテーマにしました。身に覚えがありますが、リスクを避けるほど、逆に余分なリスクを抱えてしまうことになります。
動画アップして下さりありがとうございます。
月曜 NY ユーロドル ショート 水曜 NY 先週安値目標値アウト +66pips
木曜 LDN ユーロドル ロング +16pips
金曜 ユーロドル 雇用統計発表時価格上抜けでロング 先週安値アウト +31pips
ドル円は、高値を取りに行く動きになるか、天井になるか注目していました。
ユーロドルは、先週足が戻りになり38.2%戻り売りが入るのか、あるいは崩して一段上を目指すのか。
週初の段階で上記をイメージして値動きを見ていこうと考えました。
トレードは、週初の段階でユーロドルホールドもあり、ドル円はノートレードでした。
シングル作戦・ダブル作戦の解説ありがとうございます。
どのように考えればよいか整理に繋がりました。
個人的には、安全策となり得るだろうポジションであっても、途中乗りは心がブレることが多いです。
ただ、マヨハレ様が週ナビで解説してくださるナナメライン抜けエントリーの考え方が、
少しづつ僕の中で積み上がっていることもあり、今回の解説と合わせて理解を深めます。
なにごとも”中途半端な自覚”が良くないんでしょうね。同じエントリー・ポイントでも論理的な根拠があれば心がブレないので…メンタル負荷の問題も大きいです。
いつもご教授頂きありがとうございます。ドル円の110.50は自分のシングル作戦で絶好の仕込み所と見ていましたが、ロングした位置が110.56とちょっと高い位置になってしまい、その後110.50を割り込み110.48あたりでもう1ロット打って待ちましたが、なかなか上がらずADP雇用統計もあったので途中で逃げてしまいました。スイングで仕込んだつもりが途中からデイトレ目線になってしまいもったいなかったです。他に動いているチャートを見たりするとついそっちにいきたくなってしまいます。ドル円は週末微妙な引け方をしたと思います。111.000で踏み留まったと見る人もいるでしょうし、金曜日の日足陰線が前日の陽線に対して強烈なツーバーリバーサルになっているのを見ている人も多数いると思います。111.00を割ったらある程度押しが入りそうですし、また切り番付近で行ったり来たりのレンジになる可能性もあると考えています。しかも来週月曜日はアメリカが休日ということも考えると、週の始めからガツガツいくよりはしっかり様子見をした方がいいかも知れないと考えています。
おつかれさまです!動いてるチャートに翻弄されないためにも”仕込み”は有効。今日の仕込みどころ、今週の仕込みどころ、そこだけトレードするのもよいですね。
1時間足のブルベアの視点を、今までずっとまよはれさんの視点と勘違いしてました。その日のレジサポを確認して、値動きを予測して、そこでのプライスアクションで行動しよう、ということですね。なんで今まで気づかなかったんだろう。
今日のサポート・レジスタンスとする方が、わかりやすいかもしれませんね(^_-)-☆
今回も楽しく拝見させていただきました。
今回もまたマヨ晴れさんの戦略のエッセンスが詰まっていてとても面白かったです。
拝読していて攻囲戦や包囲戦の見立ての様に感じました。
戦史上で包囲戦を得意としたナポレオンやハンニバルが、事前の情報と目の当たりにした敵陣形から“最も弱い所”を探して其処を突き、取り囲む様に殲滅してしていった様だと感じました。
彼らの時代の情報収集はGPSも航空偵察もない時代。
直前まで聞き入れた情報と実際目にした布陣には大きなズレがあったと思います。その中でプランを修正して相手の弱点を見抜いて攻勢を仕掛けて勝利する。
1.情報収集
2.複数のプラン立て
3.敵布陣の把握と実戦力の推察
4.弱点の推察
5.プランの選定
6.リスクオン(実行)
7.1に戻って繰り返す
単純化してしまえばそれまでですが、刻一刻と変化する状況の中で勝利するには一連の流れをイメージ出来ていないと駄目ですね。また、決断の速さも重要だと思います。
切り立った鋭い尾根も、見る角度によっては単なる稜線に見えてしまうかも知れません。
しかしながら、そこが脆弱と認識できれば弱点の推察は容易になるのだと考えることが出来ました。
非常に勉強になりました。
『じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて進め』-ナポレオン・ボナパルト-
『守らざるを攻め、攻めざるを守る。』-孫氏の兵法-
どちらとも大好きなコトバです。勝ち方など、まさに大昔から存在しているんですよね(^_-)-☆
こんにちは。
例年の如く蒸し暑い日々になりましたが、おかげさまでトレード においては割とスッキリしてきました。引き算で軽くなった感じです。やらない環境を大まかに決めた事で勝率自体は70%くらいまで底上げされています(今のところ)。PFも4.0〜5.0くらいだと思うのですが、これは相場環境にも左右されるのであまり気にしないことにしました。後はこれが続くかどうかですが、検証作業は手応えを感じる限り捗るので望ましいサイクルが作れている現状、不安や迷いは薄れつつあります。
その昔、上司に将棋の型(布陣?)を教わったことがあったのですが対局する度あしらわれていたことを思い出します。曰く、「形を覚えると一旦その人は弱くなる。形を覚えた上で更に考えないと」これを聞き確かにそうだとすぐ納得し、それまで分からないながらやっていた相手の立場で考える戦いをもう一度取り入れて、長考だらけですが何とか一勝もぎ取りました。正しい思考が先にあった上で使うかどうか局面を読んで決めるべきものだったというわけです。
今回のお話の様にnonさんは時折、技を指南して下さいます。静謐な水面越しに鋭利な刃を構えるようなカッコいいトレードで思わず真似したくなりますが、個人的には波のセオリーのようなものが分かっていなければ分水嶺も見つけられないので、機能する環境を探すより波の理解を深めた方が結果的に早いと思います。
と、言いつつこの技の素振りはコッソリ練習しておきます、、、
「形を覚えると一旦その人は弱くなる。形を覚えた上で更に考えないと」に思わず頷きました。囲碁格言にも「定石を忘れよ」があるそうです、深いなぁ~(^_-)-☆
いつも素敵な動画をありがとうございます。ドル円、この週では水曜日、17時にサポート抜けてけショートは損切、その後21時の切り上げタイミングで途転ロングといった展開でした。やや売りにバイアスがかかっていたので、サポート崩しを狙ったのですが110.5が固かったですね汗。ただ、自分の場合もこの相場では両面作戦を展開する事を最初から決めていたのでサポートが崩れないならばロング、とその後は迷わずロングを打てました。ただ、底近くからの抜けてけショートはちょっと反省トレードでした。まだまだですね汗。ちなみに、火曜も20時ロング。高値更新失敗から微損後に22時で1時間の切り下げタイミングで途転ショート110.5でアウトといったトレードをしました。分水嶺でのレンジ圏では両方のシナリオが必須と感じていますが、現在地の把握が甘いとレンジの最中で往復びんたをくらうのでやはり環境認識力が最も大切なのだと感じます。
火曜、20時ロング微損から22時途転ショート、110.5でアウト。この”ツバメ返し”が凄いですね(^_-)-☆00分タイミングで前足のキリアゲ・キリサゲをトリガーがわかりやすいですね、参考になります。
迷晴れさん、いつもお世話になってます(*^-^*)
“リスクの価値を測れる自分になれば恐れは消える”
突き刺さりました。あまりに突き刺さり過ぎて、書き写しました。
ホント、そうですね。
私はその価値を測れていなくて、損切を守っていたら利益を得ているのに、損切まで待てず戻りや押しにビビって逃げて、利益を逃してばかりいます。
頭の中は、「あ、またやっちゃった(>_<)」です。
ここから抜け出せずにいます。
この悪いクセを治すのが課題です。
迷晴れさんの美しいトレード、憧れます。
お礼が遅くなりました。今回も動画をありがとうございましたm(__)m
おつかれさまです!値動きには目的値がある、という前提でトレードしてます。例えば4時間足クラスで目的値がわかると経由値で分割決済しながら保有できます。
動画編集でお忙しい日にお返事ありがとうございましたm(_ _)m