9Jan
週刊チャートナビ(2021.01.04~2021.01.08)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
共通認識
- 12月陰線終値が104円を更新。
- 8週前陽線ハラミ足+7、今週足がハラミ安値を更新中。
売り手の材料
- 下降トレンド継続中。
- 8週前ハラミ足安値を今週足が更新中。
買い手の材料
103円付近、12月陰線終値が11月安値でサポート、12月安値103円付近が意識されるかも。
TR上段㊤:104.0
TR中段:12月終値と102.0
TR下段㊦:2020安値
4時間足ベアの視点:12月陰線終値への上値試しから、2020安値を目指す流れを102円までショート。
4時間足ブルの視点:①12月安値サポートから103円台に乗り上げれば104.0までロング。②102円まで売られればロングを検討。
今週の値動き
6日水曜のV字売り圧力をみて12月終値での売られる目もあったが、12月安値+103円サポートが勝ち、104円まで急騰。戻り売りのセットアップで閉じた。
毎日の見通し
01/04月曜
お休み
01/05火曜
お休み
01/06水曜 米ADP雇用統計・大統領選決着
- 12月陰線終値への上値試しから5日火曜陰線を形成。
- 4時間SMA21が機能中。
1時間足ベアの視点:4時間SMA21×火曜戻り高値付近への戻りを待ってショート。
1時間足ブルの視点:102.5まで売られてサポートされればロングを検討する。
01/07木曜 米ISM非製造業景況指数
- 12月安値が意識されてか103.0戻り売りが崩れて急騰。一旦103.5にアタックするも、今度は12月終値が意識されてかV字反発。
- 12月終値レジと103.0+12月安値サポに挟まれた25ピプス内にある。
1時間足ベアの視点:①12月安値のサポート崩れで水曜安値までショート。②前日高値まで買われレジされればショートを検討。
1時間足ブルの視点:12月安値サポートでロング、12月終値レジに注意!
01/08金曜 米雇用統計
12月終値レジスタンスが破られ、104.0目前まで急騰。
1時間足ベアの視点:104.0M2で上昇波押し目候補までショート。
1時間足ブルの視点:①前日大陽線押し目買い。NBOX内1時間SMA21が有力候補。②104.0M2崩れで日足下降CH高値付近までロング。
毎日の値動き
01/04月曜
お休み
01/05火曜
お休み
01/06水曜
東京・ロンドン時間は103.0(4時間SMA21×火曜戻り高値×1時間下降CH高値)への戻り待ち。
NY初動、103.0戻り目崩れで青1ロング、5分足キリアゲL割れでアウト。
01/07木曜
東京時間、103.0W2サポートからの15分足キリサゲL抜け×1時間SMA21サポートで青1ロング、前日のV字、12月終値に警戒。
ロンドン初動、12月終値M2戻り目崩れでロングをホールド。
NY時間前、5分足SMA21割れで半決済、残り半分は104.0への1回目アタックでアウト。
01/08金曜
東京時間、104.0への上値試し待ち。
ロンドン初動、104.0ダマシ高値をサインにした黄1ショートは1時間SMA21が近くて見送り。
NY時間、米雇用統計以降は1時間上昇CH安値と104.0に挟まれたのでノーポジ。
ユーロドル
今週の見通し
共通認識
- 2018年高値ネック付近の値動き、2018高値まで250ピプス。
- 3週前ハラミ足+2
売り手の材料
2020年高値が1.230に確定、上昇トレンド中だが上値が重い。
買い手の材料
1.160W2+日足押し目買いで4時間足上昇CHを形成中。
TR上段㊤:1.240
TR中段:2020高値1.230付近と先週安値
TR下段㊦:2週前安値+3週前ハラミ足安値
4時間足ベアの視点:①2020高値1.230への上値試しから1.220、または、4時間上昇CH安値までショート。
4時間足ブルの視点:①4時間CH安値+日足SMA21、または、1.220への下値試しから2020高値までロング。②浅い下押しで2020高値を上抜けば1.240を目指す動きをロング。
今週の値動き
6日水曜陽線が2020高値を一時的にブレイクしたがフェイクになって、7日木曜M2から売られた。
8日金曜は31日安値サポートと4時間上昇CH安値との間で揉み合いになって閉じた。
毎日の見通し
01/04月曜
お休み
01/05火曜
お休み
01/06水曜 米ADP雇用統計
月・火曜日と2020高値への上値試し中。
1時間足ベアの視点:2020高値への上値試し完了から1.225までショート。
1時間足ブルの視点:①1.225への下値試しから2020高値までロング。②弱い下押しから2020高値を抜けば1.235までロング。
01/07木曜 米ISM非製造業景況指数
- 2020高値を水曜陽線終値が更新、2020高値が意識されてか乱高下気味。
- 2020高値ブレイク期待組と2020高値レジスタンス組が攻防する気配。
1時間足ベアの視点:前日高値1.235への2回目の上値試しから1.230目安にショート。
1時間足ブルの視点:2020高値への下値試し、1.230付近サポートで1.235までロング。
01/08金曜 米雇用統計
- 2020高値が意識されてか、1.235から1.225×4時間CH安値まで急落。
- 水木M2根拠の戻り売りと1.225×4時間上昇CH押し目買いの攻防。
1時間足ベアの視点:①1.225×4時間上昇CH安値の押し目崩れで31日安値までショート。②水木M2への上値試し、1時間SMA21反発戻り売りは1.225サポートが近い。
1時間足ブルの視点:1.225×4時間上昇CH安値サポートで押し目買い。
毎日の値動き
01/04月曜
お休み
01/05火曜
お休み
01/06水曜
東京時間、2020高値強反発を警戒して黄1ブレイクアウトは見送り。
NY時間も2020高値レジスタンスへの警戒からロングを見送ってノーポジ。
01/07木曜
東京時間、1.235への2回目のアタックでミニ三尊形成、三尊ネックへの戻りから赤1ショート、1.230下のサポート候補を注視。
ロンドン初動、1.230下サポートを割り込み1.225でアウト。
01/08金曜
東京時間、1.225+4時間上昇CH安値を15分足が割ったが1時間SMA21への戻り待ち。
ロンドン初動、1時間SMA21反発で赤1戻り売り、抜けの一波を31日安値でアウト。
NY時間、米雇用統計以降、手前の戻り高値を上抜いたので黄1戻り売りは見送り、深夜に4時間上昇CH安値裏で反発して売られていった。
ユーロ円
今週の見通し
共通認識
- 3週前ハラミ足+2
- 3週前ハラミ足安値は天井圏仮ネック。
売り手の材料
127.0付近に2020年高値が確定、上値も重く天井になる可能性アリ。
買い手の材料
大きな逆三尊を起点に10月高値を上抜き4時間足レベルはアゲダウ。
TR上段㊤:128.0
TR中段:2020高値と3週前ハラミ安値
TR下段㊦:10月高値+125.0
4時間足ベアの視点:①2020高値への上値試し、2番天井から126.0までショート。②3週前ハラミ安値×4時間上昇CH安値を割れば125.0までショート。
4時間足ブルの視点:3週前ハラミ足安値、または、先週安値126.0への下値試しから、2020高値までロング。
今週の値動き
6日陽線が2020高値にアタック、7日陽線終値が2020高値を更新したが、ドル円104円とユロドル2020高値にレジスタンスされた。
毎日の見通し
01/04月曜
お休み
1時間足ベアの視点:
1時間足ブルの視点:
01/05火曜
お休み
01/06水曜
先週安値126.0への下値試し中。
1時間足ベアの視点:先週安値126.0を割れば3週前ハラミ安値までショート。
1時間足ブルの視点:先週安値126.0への下値試し完了から2020高値を目指してロング。
01/07木曜
先週安値126.0から2020高値まで買われて、2回目のアタック中。
1時間足ベアの視点:2020高値への2回目の試しで強く反発すれば127.0までショート。
1時間足ブルの視点:前日大陽線押し目買い、押し目候補は127.0、前日高値を更新すれば127.5まで保有。
01/08金曜
前日陽線終値は2020高値を更新するも、ドル円は104円のレジスタンス目前、ユロドルは2020高値で強く反発しているので、ユロ円がこのまま上昇を続けるかは疑わしい。
1時間足ベアの視点:127.5M2形成でショート。
1時間足ブルの視点:①前日陽線押し目(2020高値)買いで127.5まで。②127.0まで売らサポートされれば押し目買い。
毎日の値動き
01/04月曜
お休み
01/05火曜
お休み
01/06水曜
東京時間、先週安値126.0への下値試し、15分足逆三尊右肩で青1ロング、NY時間2020高値達成でアウト。
01/07木曜
東京時間、2020高値への上値試し待ち。
ロンドン初動、ダマシ高値から強い陰線出現。これをサインにした黄1ショートは1時間SMA21が使く見送り。
NY初動、再び2020高値を抜き返したので、2020高値反発で青1ロング、127.5への1回目のアタックでアウト。
01/08金曜
東京時間、127.5への2回目上値試し待ち。
ロンドン初動、127.5への2番天井、15分SMA21割れで赤1ショート、127.5M2ネックを割り込み127.0でアウト。
NY時間、米雇用統計後、127.5M2への試しからの黄1戻り売りは深夜になってしまって入れなかった。
今週の視点
20年の値動きと現在地の解釈
2月コロナショックによる暴落は3月にほぼ全戻して「ハラミ」を形成、20年はこのハラミ内をジリジリと下落、ショック安値まで160ピプスのレートまできた。
16年安値と16年12月高値の2000ピプスのハラミのなか、20年のショック相場1100ピプスが入れ子になった。
すでに20年安値近くまで売られていて、いつサゲ止まるかわからない。
売り手の視点
下降トレンド中なので、明確に下げ止まるか、20年安値まで戻り売り。
買い手の視点
20年安値までで明確な下げ止まりを確認できれば、20年高値に向けて買っていく。
仮に、20年安値を割ってもキリ番100円サポートは固かろう。
20年の値動きと現在地の解釈
3月に底値ブロックを試してからユーロが買われ続け、現在、18年高値天井部を試している。
1.160押し安値からの買いで18年高値を更新するシナリオと、18年高値付近に18年高値サイズ以上の2番天井形成後に売られるシナリオが考えられる。
今年は押し安値1.160から18年高値まで950ピプスをトレーディング・レンジとみている。
売り手の視点
18年高値まで買われてレジスタンス。
20年高値が18年高値とのキリサゲ天井となり、20年高値Mトップ形成から1.160Wボトムを試す動き。
買い手の視点
浅い押し目から20年高値を更新して18年高値にアタック。
押し安値1.160へ適度に半値ほど押してから20年高値を更新。
などの可能性がある。
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コメント
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コメント (15)
週間チャートナビのアップありがとうございます。
昨年7月に一旦退場することをこちらでご報告致しましたMATSUと申します。
その節は、勇気づけられるお言葉をいただきありがとうございました。
新境地での生活は大変なこともありますが、その後もマヨハレ様の動画での学習は継続し、
少額からですが、2021年から実践でトレードを行えるところにようやくたどり着きました。
動画をアップしていただけることを当たり前と思わず、引き続き真剣に取り組んで参りたいと思います。
2021年も宜しくお願い申し上げます。
以下、余談です。
アメリカ大統領選挙ですが、以前の動画で「トラ**氏は個人的に良いと思っている」とおっしゃっておられました。
個人的には同感です。
ただの陰謀論だと思って見ていただけると幸いです。
バイ**逮捕(ただ司法取引があるかもしれない)
結果トラ**が大統領
ケネ**ジュニア生きている 副大統領候補 現在のぺ**は降りる
その他、奥の院が続々と一掃されます。
1月20日までには明らかになります。(おそらく1月17日)
どんな値動きになるか分かりませんので、トレードで役立ちませんが・・・
その予想通りになれば、今回のレンジ予想は全く外れるかもしれません(^_-)-☆なんとか膿を出しきって欲しいものですね。結果が虎でも、梅でも、本年もよろしくお願いします。
早くも動きがありました。
第一弾は民主党ペロ*下院議長の逮捕でした(確定情報)
軍によるものです。
*******+民主党+メディアと戦い、虎が勝ったのです。
今週以降は、値動きに関して、より注意が必要になりそうです。
いつもご教授頂きありがとうございます。今年のレンジ予想の解説がありましたが、今週のドルインデックス、ドルストレートの動きを見ていると調整の動きという感じがして難しく感じました。4時間足の範囲で動いているといった感じで、日足以上で大きなトレンドが出そうな感じではないと思いました。自分としては4時間足以下は短期足と捉えているのですが、その時間的な感覚となるともっと短いものではないかと思い始めています。ポジションを持ってある程度時間をかけて大きく狙ってやろうとすると思わぬ逆行を喰らうかもしれません。伸びたところをしっかりもらっておくようにした方がいい状況かもしれないと感じています。
ドル円週足をみると、これが短期足なら暫く静観、ユロドルは2018年頭のような動きになるかも。向きを変えるにしても時間がかかるので、その辺のことも考慮しておきたいです。
迷晴れ様、本年もよろしくお願いいたします。
今週のドル円は103.18円に対するプライスアクション注目していました。水曜日は7/31の安値と結ぶ仮の日足下降チャネルを引いていたのですが、102.5円手前から15分足で安値切り上げ始めたので3番底からロング。損切3番底崩れに設定し、利確は103円~先週水曜の安値103.4円あたり(先週高値からの戻り売りに対する61.8%がうまくコラボしていたので設定)。結果、103.4円で決済。迷晴れ様ご提供インジケータMTF-BBの4HBB+2σも参考にさせていただきました。(4HBBが水平になりかけていたので「+2σ逆張り利確」)
金曜の雇用統計も木曜の陽線の中にできた1H足のZゾーンを意識出来たので、103.6円の下げ止まりから5分足を使ってミニレンジ抜けから雇用統計発表直後につけた高値104円までのロングが出来ました。EUR/USDは、直近の高値1.227をは15分足で上に抜けましたが、①4HMA21+②1H足BB+2σタッチ(21MA下向きなので抜けてグングン上がることはないと判断)でのレジスタンス及び、③前日夜にできたレンジ高値1.228(水曜から木曜のMトップネックもあり意識されていると判断)は5分足でも実体で抜けていないことを根拠に、5分足を使って1.228からショート、欧州時間に2020終値を試したときにできた小さなもみ合いのネック1.2228までのトレードもできました。値動きが激しい雇用統計時は年始の動画でおっしゃられた「⑧準備万端」の重要性を痛感します。
今年も年始から動画・ブログの更新本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
ナイストレードのオンパレードですね(^_-)-☆雇用統計も下からスキャル…ブルースさん、まさにロックなトレード、流石です!今週はウォーミングアップ気味になってしまいました。本年もよろしくお願いします。
迷晴れ様
いつも勉強になる動画配信ありがとうございます。
今週は1/6東京時間ドル円のショート1トレードのみでしたが負けのスタートとなりました。
ただ損切りはWボトムを確認して早めにできたので大きな傷にはなりませんでしたが、冷静に考えるとWボトムを確認したんだからそこからドテンでロングしておけば大きく取れたので、注意不足だったと思います。
今年のトレードレンジドル円に関してはコロナショックの安値の前後でどう動くかに注目したいですね。
ユーロドルは2018年高値の攻防。
両通貨供注目ライン目前ですのでどう動くか慎重に見極めたいと思います。
ドル円103円の戻り売りはボクも構えてましたが最後の最後で…次回は崩れシナリオを用意しておけばドテンできると思います。本年もよろしくお願いします。
お世話になっております。
ドル円7日のダブルトップ崩れ、ここからの下降の目が消え3波の起点へ変化したと解釈しています。ホールドが出来ませんでしたが、、、
分かっているが出来ない、しかし悲観的にはなっておりません。沢山見て、練習してそのように意識を書き換えていけば良いだけです。
ギターでは複雑怪奇なソロでも口で歌えれば必ず弾けるようになる、と言います。これは次の音階やリズムが分かっているから後は練習するだけだという事です。その段になると運指の仕方や意識の仕方に対し、弾きやすいやり方を模索していく事になります。
トレードでも、そういうことなのでしょう。
ある意味では少し自信を積み重ねた一週間となりました。
2021年、ドル円は昨年のハラミとなっても僕自身は昨年のハラミをブレイクしたいものです。(何も上手く無い)
バンドをやっていた頃、ポールギルバートのソロが早弾きすぎると嘆くギタリストに「口ずさめるなら弾ける」と言ったのを思い出しました。あれ、正解だったんですね(^_-)-☆
チャートナビありがとうございます。
ドル円、株、来週からどうなるでしょうね…
私はテレビを観ないので、世界情勢はネットから情報を得てるのですが、先週のワシントンからのライブ中継を観ていると、どうやら日本での報道とはかなり温度差があるようですね。
FX始めてから、一応は日米の大統領をTwitterフォローしてるのですが、トラさんおとなしいな〜と思っていたらアカ凍結されちゃってて、わちゃわちゃがなくなったらなくなったでなんだか少し寂しい気持ちになりました( ; ; )
コントのような発言、割と楽しませてもらってたのでwww
不穏なワードがレンド入りになってたり、来週はどうなっちゃうのかわかりませんが、それでもトレードは粛々と行おうと思います(*´◒`*)
どうなるんでしょうね~いづれにしても20日までには何かありそうです。
いつもお世話になってます(*^-^*)
週ナビありがとうございました!
お礼がすっかり遅くなってしまって申し訳ないです。
もう次の週末が来ちゃいますね( ̄▽ ̄;)
コピーロボットが欲しいです。
とにもかくにも焦らずがんばります!
今週は半ばからのトレードだったので、動画製作が凄く楽でした(^_-)-☆