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シリア情勢や朝鮮半島を巡る問題、リスク回避の円買いが進み、ドル円は底堅いと思われていた110円をスルリと抜けていきました。

今週の視点

世界の基軸通貨は米ドルです。しかるに、米国に何かあれば、為替を動かす最も強い要因になります。これは、テクニカル分析よりも強力で、平常時なら止まるであろうプライスも難なく突破されることがあります。

今の、米国は平常時ではありません。米国にとってネガティブだと判断する投資家による米ドル売りが続きます。米国が何をするのかわからない以上、為替の長期予想など、あってないようなものです。

米ドルが売られると、代わりに、円が買われます。これはリスク回避と呼ばれますが、世界的に見て、円は安全資産という見方がされているせいです。お金は、預けても安全で、かつ儲かりそうな国の通貨に移動します。

米国をポジティブに見る投資家が増えてくれば、円買いムードも収まるでしょうが、それがいつになるのか見当がつきません。

ドル円は110円をブレイク

底堅いと思っていた110円をブレイクしました。日足で見ると、次の押し目候補は、107.50（フィボナッチ61.8%）辺りでしょうか。

月曜日、週足高値（111.50）＋レンジ上限、黄色丸でレジスタンス。大きな流れとしては、レンジ下限＋110円＋週足安値を目指す動きになると考えました。

日足チャートでみると、次の強力な押し目候補は107.50と見れますが、ラウンドナンバーでは一旦、勢いが弱くなります。110円を下抜けてから、RN109.50とRN109.00でそれぞれフラッグやレンジをつくりました。

10（月）レンジ上限＋週足高値＋RN111.50

ここでレジスタンスされれば、大きな流れとしては、レンジ下限（110.00）を目指す動きになるはず。そう考えれば、ここで売って、短期足が上目線になるまで放置というプランでも良いかもしれません。

先回の動画で紹介したAゾーンは、波の転換時によくあるパターン。安値３とレンジ上限からの売りで競り合っています。安値３で一度買いを受けてから２度目のレジスタンス赤〇（Wトップ）で売るのが好きです。手堅いのは、緑〇のレンジブレイクでしょうか。

安値２＋RN111.00もサポート候補でしたが、下落勢いが強かったせいか、あっさりと抜けていきました。

11（火）レンジ中央部

この日は110.00と111.50から成るレンジの中央部で、７日の動きを視ても、明らかなサポートが引けない状態です。わかりやすいのは、RN110.50でのサポートで支えされなかった事実を受けてから売ることでしょう。その後、スルリと110円を下抜いていきました。

12（水）下降フラッグorWボトム

110.50からの棒下げのあとに、旗ができる、いわゆるフラッグです。RN109.50サポートが強ければ、フラッグにならずにWボトムなどの安値フォーメーションになることもあります。109.50サポートを根拠に買う人もいれば、110.50から110.00をブレイクさせた勢いをみて売りを考える人がいるので、このようになりますが、どうなるかは、終ってみないとわかりません。

売り目線なら、高値４から戻り売りに挑戦できますし、買い転換狙いなら安値を切上たところから押し目買いできますが、手堅く狙うなら、黄〇で、Wボトムからの転換狙いが失敗した痕跡を利用します。その後、買いの損切りを巻き込み急落しているので、深夜帯ですが、見ていればショートしたいポイントです。

13（木）下降フラッグorWボトム

RN109.00に達しました。12日足は、ここでサポートされているので、朝の段階では、まだ、どうなるかわかりません。考え方はフラッグＡと同じですが、レンジ幅が30ピプス程しかないので、大きく狙うのは難しいです。黄〇はフラッグＢのものと同じ局面ですが、フラッグを下抜けませんでした。

14（金）109.00小競り合い

13日足は109.00をブレイクせず、フラッグは未完成です。その後、RN109.00サポート周辺で小競り合いとなり、その後ブレイクしました。フラッグＢと比べると、レンジに移行した分、カタチがいびつですね、

ユーロ円は、リスク回避の円買いで300ピプスの下落。

リスク回避からの円買いが続いています。週足安値を下抜けば下降トレンド継続ですが、一度、週足高値を試そうとしてから下がり始めています。また、ドル円と連動していることにも注目です。

10（月）三角保ち合い

４時間足下降トレンドラインと、週足安値サポートに挟まれた三角持ち合いにいます。週足安値サポートが成功すれば、トレンドラインをブレイクするでしょうし、円買いが続けば、週足安値サポートはブレイクされます。値幅50ピプスあるので、トレンドライン上の高値１から売ることもできますが、このレンジの決着をみないと、利を延ばすことはできません。

11（火）週足安値ブレイク

高値１からの売りが、週足安値をブレイクしましたが、10日足はサポートされた状態です。一旦、RN117.00からの買い受けて、高値２（117.50）でレジスタンスされれば戻りやすくなります。

12（水）13（木）日足押し目候補サポート

このタイミングで、ドル円はフラッグでしたが、ユーロ円はヨコヨコになりました。日足押し目候補ということで、長時間レンジ化する可能性があります。レンジ幅は50ピプスありますが、乱高下していて難しい相場でした。

ユーロ円はドル円の影響を受けるので、売るにしても、ドル円がサポートに触れれば、ユーロ円は中途半端に下げ止まることがあります。13日レンジをブレイクしても、そのまま下がらなかったのは、ドル円が109円のサポートに達したためと思われます。

1４(金)レンジブレイク後の戻り売り

13日足が日足押し目候補＋RN116.00をブレイクしたので、サポレジ転換したRN116.00で戻り売りできます。

ユーロドルはトレード対象外

シリア情勢や朝鮮半島問題。リスク回避として円が買われるため、先週に引き続き、ユーロドルには注目しませんでした。

最近目の疲れのせいか、目の下にクマができてパンダみたいです。そこで、目の疲れ対策で、ボクがしていることや、愛用アイテムをご紹介します。

>>チャートは黒背景

白背景が見やすいという人もいますが、ボクは目玉焼きになりました。それ以来、黒背景にしていますが、このほうが目が疲れにくいです。目に優しい緑背景も試してみましたが、黒と比べて然程、実感できる効果はありませんでした。

>>モニターはノングレア（非光沢）

光沢のあるモニターは映り込みもあって目が疲れます。ボクはiiyamaモニターを使っていますが、全てノングレアです。

おすすめは、デュアルモニターで、２枚あると作業効率が格段に向上しますし、チャート表示できる情報も２倍になります。一般的なＰＣでも２枚までなら増設できるはずです。

モニターサイズは21インチか23インチが安価です。27インチは高額ですし、２枚並べるには大きすぎます。スリムベゼルを選べば、２枚並べたとき、つなぎ目が気にならずスタイリッシュに収まります。

>>ブルーライトカットF.LUX

PCのブルーライトカットには、ＰＣ眼鏡、モニター調整、保護フイルムなどがありますが、断然、おすすめなのが、フリーソフト、F.LUXです。このソフトは、モニターの色温度を変えられるもので、オレンジを強めることで、反対のブルーをカットしてくれます。

>>疲れ目史上最強目薬サンテメディカル12

疲れ目対策を色々やってはいますが、それでも長時間モニターを見過ぎると、目が疲れます。今までは、安い目薬を使っていたのですが、この目薬に変えてみたら、高いだけあってよく効きます。ご存知の方もいるでしょうが、薬局によっては、同じ成分で、安い商品があります。安いほうがいいという方は、ドラッグストアで聞いてみて下さい。

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