14Mar
今年届いた”お礼メール”をいくつか紹介させて頂き、トレード上達の秘訣となるようなお宝ワードを拾いあげる企画の続編です。
Yさんのサンクスメール
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いつも気づきの多い動画をありがとうございます。最近気づいたことがありまして、少しコメントさせてください。気づいたこととは、いろいろな手法があり、相場の見方がありますが、エントリーする箇所は、みんな変わらないということです。
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迷晴れさんはライントレーダーだと思いますが、私はエリオット波動を活用しています。ラインはサポレジとネックライン以外引きません。しかし、エントリーポイントはほとんど同じです。
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すると、相場は待つべき場所とエントリーする場所の違い、上か下かの目線の違いのみをわかればよく、インジケーターや波形を見て、それを判断するだけなんだという答えに行きつきました。
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よく、インジケーターは使いようで一つを長く使うべきだといいますが、どれでやっても2つのことを知るだけなら、たしかに、インジケーターを使おうが、使わなかろうが、どれを選ぼうが何でもいいなと、妙に腑に落ちました。
最近、通貨ペア選びも自分なりの方法論が確立しました。待ち時間用にスキャルも覚えました。
勝ちトレーダーになるためのヒント
相場と戦略
FXにおいて、他のギャンブルと比べ、大きな特徴となるものは、”待ち”だと思います。例えば、ポーカーであれば54枚カードが揃っている状態で、プロと対決しなければいけません。しかし、FXでは待つことで、カードの残りが何かわかる状態で、初心者と対決することができます。つまり、相手を選べるということがFXの優位性の源泉だと考えました。
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相場の参加者は、ダウ理論でいえば、上級者、中級者、初心者がいます。上級者は、資金量が多く、相場参加者の心理に詳しく、値ごろ感によるトレード(底買い)ができます。初心者は、資金量が少なく短期志向、プロスペクト理論に支配され、ハイレバレッジをかけます。中級者は、上級者につき、初心者をカモにするトレーダーです。
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以上の相場の特徴から、私の戦略は、初心者特有の反応に対して、上級者の支援を受けながら、反対売買を行うことで、対戦者を初心者に限定し、優位性を確保し利益を上げることです。
上位足トレンドに逆らわないとか、移動平均線の傾きとか、そういう類のものより、Yさんの云う優位性はもっと本質的なものです。
孫子の兵法やランチャスターの法則でも、弱い敵から倒すのが定石ですが、欲と恐怖をコントロールできない初心者を対戦相手として選んでいます。
戦略とは、戦いを”略す”こと、いかに楽して勝てるか、あわよくば、戦わずして勝つのが理想なので、自虐的な負け方をする初心者トレーダーを攻めるのは、理にかなっています。
波と手法
波の特徴として3段上げ、2段下げがあります。波が三段上げが形成される理由は、初心者が難平し、耐えきれなく、3回目に投げるからです。
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特に3段上げの最後では、初心者の中でもプロスペクト理論に支配され、損切を移動し続けた層の決済と、最終の上げに対し、遅行する初心者が、ハイレバレッジで入るため、さらなる高値で取引が成立し、急騰が起きます。
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2段下げが形成される理由は、相場に利益確定が入ること。値ごろ感による天井売りができる上級逆張りトレーダー参入により、最後に参入した初心者のポジションが解消されるため、参加者が不足し、推進力がなくなることがきっかけです。
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短期志向の初心者は相場が下落し、徐々にボラティリティが回復し、直近安値を更新することで、トレンド転換したと思い、売りポジションを取ります。上級者はわざと短期トレンド更新をさせることで、指値で買いポジションを注文し取得価格のブレを最小にさせようとします。
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以上の波の特徴から、私の手法は、基準の規模でトレンド更新が起こる都度エントリーを行い3段上げが終了した時点で決済する。3段上げ終了後、基準足で陰線2本確定を確認した後に(最後に参加した初心者は特に含み損に弱い)ショートエントリーをすることです。
ボクはエリオット波動論について詳しくはありませんが、1波目・3波目・5波目をエリオット三兄弟と勝手に呼んで、市場参加者の心理状態から、それぞれの性格の違いを意識しています。
1波目の長男はいわゆるファーストペンギンで、Wボトム2番底からの逆張りで、成功すれば波の端からポジションを持てますが、市場参加者の協力が得れず、波が崩れるリスクもあります。
次男の3波目は、親に干渉されずに自由に育ちます、ダウ転換後で目線が切り替わってるので、バンドワゴンに次々と人が乗り込んできます。
破天荒な5波目は波の角度も急で短命です。トレンド終焉間際なことに気づかずに乗り込んできたトレーダーや、天井から逆張りするトレーダーもいて乱高下します。
トレードに限らず「3」という数字は、世界共通のマジックナンバーとして意識されます。相場でも、三大市場、三大通貨があり、WボトムやWトップは「2」にみえますが、実は、3回目の天底への試しがあってトレンドが転換します。
失敗談
トレード日誌のみの検証方法
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私はMT4でチャートを数十枚印刷し、波引きによる相場環境認識とエントリー手法の確認をしていました。しかし実際には勝てたり勝てなかったりとトントンな状態を続けていたので、FT3での検証を始めました。
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相場の一巡と言われる3段上げ2段下げの相場を選び自分でエントリーしたところ、上昇相場にかかわらず、利益が残りませんでした。原因は利食いを20pips程度に抑えていたこと、逆張りによる微損が積みあがったためです。
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そこから、基本となる3段上げ2段下げの相場で利益を出せる手法の確立、利食いに関して、固定pipsではなく、出口戦略を決め、条件を満たすまで保有すること、トレンド中の逆張りは建値決済することを学びました。
入口を決めても、出口が曖昧だと、プロスペクト理論に負けて、チキン利食いになります。
個人的に思うのは”一回のトレードで大きくピプスをとれた体験”が多いほど、負けても平常心を保てる気がします。
一回のトレードで10ピプスしかとれないトレーダーと、50ピプスとれることもあるトレーダーがいたとします。それぞれが、20ピプス負けたとするとどうでしょう。10ピプストレーダーは20ピプス取り返すのに、勝ち2回が必要というプレッシャーがかかりますが、50ピプストレーダーは1回でもお釣りくることを知っています。
前者はリベンジトレードでさらに負けを引き寄せるリスクがありますが、後者は大きく勝てることを知っているので、心理的に余裕があります。
枚数についても、100円・1,000円・10,000円単位で勝ち負けを繰り返すトレーダーがいるとすれば、100円トレーダーが1000円負けるのと、1000円トレーダーが10000円負けるのと同じことです。
当り前のレベルを上げるために、大きく勝つという経験は貴重です。
レードの時間軸
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私は全トレーダーが見る”日足”が重要と考え、日足で環境認識し、四時間足1~2本を狙うという方法をとっていました。
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そして、ロンドン、ニューヨークの値動きが大きいこと、ポジションを持ったまま寝たくないことから、20時からはじめ、25時には必ず決済していました。しかし、4時間足切り替え時間や、終値を意識したトレードでは、条件設定が難しく、エントリータイミングをとることがなかなかできませんでした。
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最初は、アップトレンドの場合、日足が陽線かつ、直近安値からの四時間足が陽線で確定済の場合、次の4時間足でタイミングをとり、ロングするという手法でしたが、25時までに陽転しない場合などがあり、成績はいまいちでした。
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そこから、私の必ず守りたいこと、信じていることから、トレードの時間軸、手法の条件を決めようと考えました。ロンドン、ニューヨークのローソク足が大きいことには優位性があると感じていたので、その部分を3段上げ、2段下げで見れる時間軸を選ぶ必要があることに気づきました。
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ロンドン時間を8時間だとすると最低でも8分割の1時間足、その短期ダウを見ようとすると、15分や5分足が、私にとって丁度いい時間軸でした。
日足の優位性や長期足のだましの少なさなどの恩恵は受けにくくなりましたが、反対にロンドン時間の優位性は享受できるようになり、かつ、エントリー条件の設定が楽になりました。
メンタルの乱れ
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私は4時間足で環境認識し、15分足でトレードするようになり、20~100pipsを狙い、トレードも安定してきました。しかし、トレンド方向に基準のダウが向くまで我慢できず、天井売りや、底値買いをする癖がついてしまい、微損を重ねるようになりました。加えて本命のエントリーの損切幅は20~30pipsでしたが、損切の記憶が強く残り、取り返したい願望が強くなることに気づきました。
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そこから、手法は同じですが、1分や5分足でのスキャルピングを取り入れるようになりました。それにより、5~10pipsの利益を確保できること、本命のエントリーで短期の波を見ながらエントリーできること、ノートレードの日がなくなるなどのメリットがありました。
待つも相場といわれますが、我慢できない衝動から行動するのがダメなだけです。ボクもよく東京時間に、5~10ピプス狙いのトレードをすることがあります。その日の本命波が来るまでスキャル、いざ、波が来たらテイクオフ、そんな感じでしょうか。
トレードする波のサイズを固定するという考えも一理ありますが、待機時間にトレードするタイムフレームを小さくするのもアリだと思います。大きな波に小さく乗ることはできても、小さな波に大きく乗ることはできないことを自覚しておけばOKです。
通貨ペア選び
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私は通貨ごとの値動きは、独立していると考えて、1時間足と15分足のボラティリティが高い通貨ペアを選び、トレードしていました。これは、ボラティリティが高くなる時は、強いトレンドか天井、底値圏の乱高下が起きていると考えていたことと、pipsが早く獲得できると考えたためです。
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しかし、ポンド円に手ひどくやられ、ほかの通貨ペアを選べばよかったと後々チャートを見て思っていました。
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そこから、通貨ペア選びの基準を見つけ、安定したトレードを実現する必要性を感じました。ここでは迷晴れさんの通貨ペア選びの動画が非常に多くの気づきを得ることができました。
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私が勘違いしていたことは、通貨は独立していると考えていたということです。今考えれば当たり前なのですが、通貨は全てつながっていて、そのつながり方を通貨ペアが表しているということです。円が主導であれば、クロス円は同じようなチャートになります。以前はユーロドルとポンドドルを反対ポジションとるということは、矛盾していると考えていましたが、円主導であれば何も矛盾していないことに気づきました。
世界の基軸通貨は”米ドル”です。なので、米ドルが強いか弱いかをまず考えます。アメリカに悪い材料がでれば、安全資産である”円”が買われるので、ドル円ショート、ユーロ円ショートとなります。つまり、世界情勢や経済指標で、”主役通貨”がわかれば、その通貨ペアのチャートは必然的にわかりやすくなります。
先週のチャートでも…
- 米国コーン氏辞任=米ドル価値下落=円買い
- ECB総裁ドラギ氏発言=ユーロに注目が集まる
- 米朝首相会談期待=米ドル価値上昇=ドル買い
経済アナリスト達はやたらと難しいコトバで難しいことを言いますが、所詮は一個人の意見なので全く信用してません。長期的な解釈は難しいのでスルーしても、短期的な誰でもわかる事実もあります、とくにトランプさんになってからは、彼の口撃で短期的によく動きます。
相場は、期待と現実のギャップが大きいほどよく動き、すでに織り込み済で期待通りな結果だと、あまり動かないことがあります。”噂で買って事実で売る”といいますが、噂で動き出してしまい、事実が出たときは、もう利確のタイミングなんてこともありますが、チャートは嘘をつかないので、チャートだけを信じています。
相場参加者のエントリータイミング
1.私は、相場参加者のエントリータイミングはみんなが同じなのではないかと考えるようになりました。
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なぜなら、相場参加者の目的は伸びる部分でエントリーをしたいということで、共通しているからです。伸びる部分は沢山の損切を巻き込むポイントです。つまり、トレンド開始の第三波です。そして、トレンドの開始点は高値更新です。誰もがわかるから逃げるし、誰もがわかるから参入してくるとすれば、だれもがわかる分岐点があるということです。それがダウの更新地点です。
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どんなインジケーターを使用しても、みんなが伸びる部分を見つけようとする限り、相場のダウ更新地点に注目することになります。言い方を変えれば、伸びる部分ありきで、いろんな人がインジケーターや手法を使用していると言えます。
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具体的に言えば、インジケーターや手法はダウ更新をする安値を見つけるために使用され、各々タイミングだけが少しずつ違うということです。
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2.しかし、上昇トレンドでは高値更新で必ず上昇するわけではありません。それは天井圏です。ヒゲのみの更新で下がってくるケースは珍しくないです。
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迷晴れさんは最近の動画でヒゲでサポートラインを抜けても一時間足確定時点でレジスタンスされていると解説されていました。私はエリオット波動を活用していますが、エリオット波動ではフラットという波形パターンとして認識します。
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私は移動平均線に詳しくないのですが、5波動後の下落は押し安値付近までくるとき、買いの抵抗があり、時間経過があるので、短期と長期が絡まるようなレンジ状態を表すパターンになるのではないかと思っています。
何が言いたいかというと、ライントレードも移動平均線もエリオット波動論も高値更新のだましを認識する方法論を持っているということです。そして、言い方を変えれば、高値更新のだましありきで、解決する方法論を作ったといえます。
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これにより、私は天井圏の認識もそれぞれタイミングが少しずつ違うというだけで、どの手法でも同じだと考えるようになりました。
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3.今までは、上昇トレンドとして話を進めていましたが、相場には転換点もあります。
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ではどこが転換点になるか。これが私にとってとても重要な気付きだったのですが、迷晴れさんがここはどっちに行くかわからないから、上か下かに抜けたらトレードすればいいと言われたポイントと、エリオット波動論のカウント変更地点が同じだったことです。
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そのポイントは3段上げの後の押し安値付近までの下落から、その下落に対して半値戻した地点です。このノートレードゾーンもまた、共通していたのです。
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ノートレードゾーンはエリオット波動では波形を特定させるために待つ場所で、迷晴れさんの押し目買いと、戻り売りがぶつかるポイントだからやらないほうがいいという場所と近いと思います。
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移動平均線も天井圏はレンジになるのだから、すべての手法には、レンジを見分ける術が備わっていて、どんな手法を使う人も、天井圏では待ちの判断をしているのではないか。つまり、エントリーも待つ場所も手法に関係なく同じなのかなと思ったということです。
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以上の3つの理由から、インジケーターや環境認識手法は、元となる相場が共通なため、大きな違いはなく、エントリータイミング、目線の切り替え、待ちのタイミングに集約される相場の問題を解決するためにある代替可能な見方だと考えました。よく、自分が見やすいと思ったものを長く使うのがいいと言われますが、腑に落ちた気がしました。
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長々と書いてしまいましたが、私はエリオット波動ばかりで環境認識をしてきたので、認識の違いや意味の分からない部分があるかもしれません。一つ言えることは私の迷いは晴れたということです。
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私は大した人間ではありません。ただ、迷晴れさんを信じると決めただけです。
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私は、エントリーをポーカー、相場の環境認識を天気予報に置き換えて考えますが、これは、以前、迷晴れさんが、ガーデニングと相場の共通点について話され、気づきは相場の外にあると解説したのを聞いてからです。
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また、相場の参加者や定義などは、私の妄想の域をでませんが、まるで教科書をつくるかのように相場を説明する迷晴れさんの真似です。
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いわゆる、正解より、何を問題と思うかが重要であるのと同じで、迷晴れさんが問題と思うことを、私はどう考えれるのかという視点です。
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いいかえると、迷晴れさんは私にとって、答えを教えてくれる人でなく、問題の出題者だと認識しているということです。
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人間、教えてもらう時は、目に見える氷山の一角から、その埋もれている部分を想像しなければなりません。そのためには、その人のニュアンスを取り込むことが重要なのは当然です。
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目に見える、わかりやすい部分のみを見て、知った気になるのは人に物事を教えたことのない人がする、浅はかな考えです。私はいま、動画をすべて見終わりましたが、2週目を見はじめ、まだ新たな発見があります。
やはり、迷晴れさんの氷山の埋もれている部分は大きいと感じています。信じて正しかったと、常々思っています。
知識と英知
英知とは物事を深く見通す優れた認識力のことです。
Yさんが”エリオット波動論”というチャートの観方に決め、仮説を立て検証していく姿に、知識と英知というコトバが似てはいても雲泥の差であることを思い出しました。
極論、勝てる人は、何を使っても勝てるわけで、それは勝てる思考回路を持っているからではないでしょうか。先回の方も、今回のYさんも、方法論としてはとてもシンプルです。
エリオット波動で勝ってる人の話を聞くと、そうか!エリオット波動かと、知識のストックに勤しみ、横道に反れる人がほとんどですが、Yさんは、目先の方法論ではなく、どうすれば、知識から英知に昇華させることができるか、そこを深堀りする思考をしています。そこがとても参考になります。
人はとかく、刺激的なパフォーマンスや、小手先テクニックに目を奪われがちです。でも、本質やエッセンスというものは、根っこのように地中にあって、深く潜った人にしか見つけられません。
たとえば、世界に数ある国々の知識は、ネットがあれば数秒で検索できますが、その国の実態は、行って暮らしてみないとわからないのと同じです。地球儀をクルッと回して、世界を知ったつもりになっても、それは英知とは呼べませんが、どこの国に暮らしていても、地球はひとつで、ひとつを深く知ることで、ある意味、英知にたどり着くことができると思います。
巷には自分探し旅ツアーなるものがありますが、わざわざ旅に出なくても、今していることを見つめなおし掘り下げれば、そこに自分は見つかりますし、結局、自分から目を背けることを”自分探し”と勘違いしているかぎり、何をしても、何処に行っても、また、同じ様な壁にぶつかります。
人生は意外と短いので、世界を全て見て周る時間はありません。今、立ってるところ、今すぐできることから、考えてみるべきだと思います。それなら、一瞬で、別の自分になれます。
ダウ理論、エリオット波動、移動平均線、水平線、使う道具に優劣は然程ありません。Yさんも気づかれたように、何を選んでも、相場が動き出すところは共通していて、だからこそ動き出すわけですから。
このコンテンツのコンセプトは”好むものより、礎になるものを”です。
100mのビルを建てるなら、地下100mの基礎工事が必要で、基礎工事が済めば、あっという間にビルが建ちます。「こんな豪華なマイホームが誰にでも建てられます!」こう宣伝すれば人は集まりますが、そういうことはしたくありません。
基礎工事に派手さはありませんが、”礎”があれば、誰に頼らずとも、和風でも洋風でも木造でも鉄筋コンクリートでも好きな建物が建てられます。豪邸もこじんまりした家もあるでしょうが、自分で建てたマイホームであることには変わりありません。
下手の考え休むに似たりといいますが、今回のような、うまくいってる人の”心の在り方”から生まれる”思考法”は宝そのものです。
◆お断り◆
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コメント (12)
こんばんは、
デイトレードでは、日足から4時間足、1時間足、30分足の上位足のそれそれのトレンドを確認して、5分なり15分足のどの波を取りに行くかをおおよそ決めて、その5分なり15分足のチャートからエントリーのタイミングを計るということだと思います。
そのタイミングの取り方にインジケータやエリオット波動の性質を利用したり人それぞれなんですね。
私の場合は、エリオット波動の見方を加味しながら、ローソク足(5分足)の振る舞いからエントリーするという方法に行き着きました。あとは、水平線と切上げ切り下げの斜め線を補助に使います。
インジケータの類でチャート上に表示するのは、波やその転換を確認するための転換点表示くらいです。
ローソク足の振る舞いをこと細かく調べていくと、何処らあたらりでどういう人(逆張りトレーダーとか押し目買いを狙う人)が何を狙ってくるのかがおおよそ見当が付いて来ます。
また、この押し目買いは恐らく失敗するだろうというような予測も立てれるようになります。
ですから、オシレータ系も含めて一切のインジケータは表示しない方が迷わないという結論に至りました。
この細かい説明となると膨大な量になりますが、個別のエントリーの成功率は80%を下りません。
疑問に感じたのは、なぜここでは、1回の転換で折り返しするのに、なぜここではタブルトップで、あるいはトリプルなんだ?
なぜここは、折り返すと見せかけて勢いを増して再上昇するのか、一体この違いはなんなんだということです。
この違いがきっちり見分ければ絶対勝てるはずだと考えました。
何回も検証して、やっぱり高精度で見分けるのは無理なのかなと思いながら、諦めずに粘り強く見ていくと、上位足を含めた環境(トレンドなのかレンジなのかなど)やエリオット波動にあてはまる相場独自のタイミング、波が折り返す前に起きる挙動などを総合的に見るとほぼ同じような動きをしていることに気づきました。
これは本当にこと細かく説明したいところなのですが、環境やポジションによっても変わってくるのでコメント欄では不可能です。
Yさんの考察に重ねてみれば、上級者はそういうところを狙って、初心者はそういう同じようなところで引っかかっているとも言えると思います。
それぞれの方々がそれぞれのやり方や考え方で取り組まれていますが、基本的な相場の見方はみなさん一緒だということですね。
ということが良くわかりました。
ありがとうございます。
サンクスメールの紹介は、とても良い企画だと思います。
これで勝てる人がまた増えていくのではないでしょうか。
波の反転箇所のパターン認識…いづれまた、mochaさんさえよければ是非お伺いしたいと思いました(^_-)-☆
この企画のテーマを一言でいうなら”確信”でしょうか。使う道具や手法は違えど、同じ考えと感じた方は多いいと思います。人は他人のことは信じても、自分のことを信じられないところがあります。やはり、自分の考えは合っていると確信することで、迷いが消え、おっしゃるように勝てるようになれると信じています。
私は、余計な場所でトレードしないように、かなり気を付けてきました。
それを波動論、ろうそく、MAなどの形で覚えていました。
今回はその意味を確認出来てきてよかったです
トレンドのN波を追っていると、4時間で更新しているのに日足が髭はよくあります。
それでも距離が50p位あると、きっちりタッチしに行くことも多いのです。
だから、やっぱり入って、突き返されます。ここは上級者の利確だけじゃないのですね。
こんな曖昧なところで仕掛けてくるなんて、考えていませんでした。
転換では、新トレンド発生で適当に入っていましたが、これだとダウまで伸びて帰ってきます。
建値を確認してから順行することも多いので許容してきました。逆行する時は単に見立てが違っていただけと
思っていました。切れ目の曖昧なところに上級者がいて、だからトレンド更新が大事なのですね。
ずっとおぼろげだった上級者の存在が身近に感じられて、とても勉強になりました。
ブログや動画では、自分の解釈しか伝えられないので、他者の解釈を聴けてボクも勉強になります。
気を付けているつもりで、私は何も知らずにいました。存在を意識できるかできないかで
準備が全然違うと思います。投稿者の皆様に教えていただきました。感謝します。
こんにちわ。
いつも参考にさせていただいてます。
今回のYさんのお話は大変興味深く拝見しました。
まず、最初に。
読み方によっては否定的な読み方ができる文章になっているかと思いますが、決して否定的な意味で書いているわけではないので予めご了承ください。
Yさんの話の中で「なぜ、3段上げの後に、2段下げになるのか?」といった解説があったかと思います。
ここでYさんは、「買っている人がナンピンして、最後に投げる」という解説がありました。
正直、そんなに世の中の人がナンピンするか?とも思いました。
迷晴れさんなどは、色々なお話の中で、「ここにポジションが溜まっている。」「ここで諦めた」といった話がありますが、それって本当?どうやって確認したの?などと世の中には懐疑的に思う人もいると思います。
また、一方でYさんのナンピンの解説や、迷晴れさんのボジション・損切りの解説を聞いて、なるほど!と思う人がいるのも事実だと思います。
そういった事を感じて色々と考えました。
私は聖杯探しに始まり、今は相場の原理原則探しに勤しんでます。
しかし、今回のYさんのお話を聞いて感じたことは、重要なのは、値動きに対して自分の言葉で解説でき、自分の信じることに沿って行動できるかどうかって事だと感じました。
そして、本当にナンピンしている人がいようがいまいが、ポジションが溜まってようが溜まってなかろうが、トレードで勝つという事と関係ないのではないかと感じたことです。
私は相場の原理原則とは、勝っているトレーダーが持つ”共通認識”と思ってましたが、それは間違いで、自分が信じる理解・信念こそ”相場の原理原則”。
すなわち”自分だけの相場の原理原則”こそ、勝つトレーダーが持っている”相場の原理原則”ではないかと。
もう一つYさんのお話を聞いて、素晴らしいと思ったのは、エリオット波動論を軸として、他の考えに飛びつくことなく、エリオット波動と他の考えを照らし合わせながら、自分の相場論を確立されたことです。
人は多くの考えに触れますが、Yさんの考えに賛同・否定、迷晴れさんの考えに賛同・否定するだけは成長はなく、そこから自分の相場論を構築することに本当の意味があるんではないかと。
よく、迷晴れさんが「一つのことをトコトンやる」と言われるのはそういうことでもあるのかと、今更ながら気づいた次第です。
そう考えると、色々なトレーダーの方が言われていること、今まで迷晴れさんが言葉を変え形を変えて言われていることが、ぼんやりとですがつながってきている感覚があります。
相場の世界は、広大な海原だけど、羅針盤を持っていないと遭難する。相場の世界は自由な世界だが、自由だから苦しむ。などの言葉もぼんやりとつながっている感覚が今はあります。
今は”自分の相場の原理原則”を確立したいと思っております。
わかりにくい文章で、失礼な表現も多々あったかと思いますが、お許しください。
この様な、場を設けていただいた迷晴れさん、貴重な体験をお話くださったYさんにはとても感謝しております。
やっと、1歩目を踏み出したようです。
これからも様々なコンテンツ楽しみにしております。
ホントその通り100%同感です!誰もホントのことはわかりませんが、経験に意味付けすることで、脳が進化して、いままでとは違う”新しい普通(現実)”をつくれるのだと思います。
返信ありがとうございます。
今まで迷晴れさんの動画などを見て自分なりに考えるだけど終わっていた面がありましたが、今回 コメントを投稿するにあたり、文章化することにより、自分の理解も深まった気がします。
今回のお話などの中で感じたこととしては、例えば
「Wトップ後は下落するという情報を得た。」としても、それは情報・知識を得ただけに過ぎない。
「Wトップ後に下落する事を確認した。」としても、それは確認しただけのことに過ぎない。
「Wトップ後には下落するのでショートエントリーした。」
この流れと解釈で十分勝てている人もいるでしょうが、勝ててない人も多いと思います(私のこと)。
では、これで勝てない人はどうすればいいのか?
「なぜ、Wトップになると下落するのか。」を理解し、それを納得し信じていることが必要なのではなかろうかと。
他のトレーダーの意見を参考にしても、その話を自分なりに解釈して、自分が納得できて、信じ、自分のものにできたら、初めて意味のあるトレードができるようになるんではないかと。
世の中にある、現象・知識を、自分の解釈・事実・現実に落とし込む必要があると感じてます。
本当に自分は氷山の一角しか見てなくて、その下の氷山を意識も理解も痛感しております。
相場の原理原則も、勝つために必要なことは、全て自分の足元にあるんでは?!
という心境です。
なんか、私 面倒くさい奴ですみません。
これからの更新 楽しみにしております。
いつも気付きの多い動画をありがとうございます。
拝見させていただきました。
サンクスメール企画は今後発展していってほしいです。
”好むものより、礎になるものを”
マヨハレさんのコンテンツが基礎工事であるのなら、
サンクスメールはそれぞれのマイホームなんだと思います。
私は、コメント欄を読むのが好きで、気づきをよくもらっているのですが、
相場について、狩りや、建築設計、サーフィンなどに例えている人をたまに見かけます。
すると、動画でのエッセンスに急に立体感が増し、自分の考えとの共通点が見つかることがあります。
これは、抽象から具体より、抽象→具体→具体の方が想像しやすいからだと思います。
果物は木になるもの、具体的には?と聞かれるよりも
果物は木になるもの、例えばミカン、他には?
と聞かれるほうが答えやすいのと似ています。
もしサンクスメールが発展すれば、迷っている人の気づきになる一方で、
様々な見方により、mayohareさんの雑談が増え、相場歴に関係なく楽しめるのでは、と期待しています。
ネット上でアドバイスしているコンテンツはあっても、他の人の成功体験を見れるコンテンツはないので
需要も多いのではないでしょうか。
長々と失礼しました。
それができれば、ボクとしても理想形です。具体的な事例が集まれば、それらはすべて木になる果実である。という抽象度の高い次元のひとつにつながっていけます。
今まで続けてきたからこそ、数%の存在かもしれない山崎さんのような方々も力を貸してくれると思ってます。また新たな気づきがあれば、ぜひ、お願いします。
今回は有難うございました。
動画をいつも見させてもらっておりますが「気づき」という言葉がよく出てきます。この言葉が迷いが晴れることの重要な手がかりなのだと思います。動画を見始めて三年近くなりますが、ようやく迷晴れさんの言っていることが理解できるようになってきました。
そうなると古い動画をもう一度見返したくなってきます。すると俺この時ゼンゼンわかってなかったやん!と気づきました。
理解できていなければ気づくことはできないので、我ながらホンマ長いことかかったなと思います。
これからも必死でついていきます、頑張ってください。
3年前からのご視聴有難うございます。
昔見た映画を今改めて見ると、新しい気づきを得ることがよくあります。それはおそらく、今までの人生のなかで”体験”が増えたせいだと思います。
体験にしか人生を変える力はない。
これからも、よろしくお願いします。