5Sep
バイーンと動く相場の理屈を知っていれば、その動きに動じることなくトレードできます。今回は、強くて急激な動きになる理由とそのトレード方法をご紹介します。
photo credit: HooLengSiong via photopin cc
売り人がいなければ、上昇するだけ。買う人がいなければ、下降するだけ。
[youtube id=”bFv7SHhYfIM”]
相場は常に買いたい人と売りたい人が混在するので、上がったり下がったりします。それがノーマルな波の状態だが、時折、1本調子で上昇、下降する場面に遭遇することがある。特に大きな時間足の重要な節目付近では、そういう動きになりやすいので注意が必要です。
大きな節目では、相場が強く速く動く。
Aパターンのように、長期足の強力なサポートされると、反発後バイーンと一気に飛んで行くことがあり、途中の時間足や分足レベルのレジスタンスなどお構いなしに突破していく。いつも通りBパターンをイメージして押し目を待っていても、一向に下がってこないので、結局エントリーできないことになる。
反対に、サポートラインで反発上昇するはずが、逆に下に抜けた場合も、今度は戻りを付けずに下がってしまい『戻り待ちに、戻りなし』となる。
デイトレードをしているとうっかり見逃す超長期足の節目。
デイトレードといえども、週足や月足を見ていないと重要な節目を見逃すことになる。相場は長期足になるほどパワーが強いものなので、その節目付近は急激な売り買いが入りやすい。青枠レジスタンスを上に抜けレジスタンスがサポートに変わったということは、今度は強く買われる可能性がある場面だ。
その結果、日足ネックライン付近まで一気に上昇した。この動きの途中にある各時間足のレジスタンスなどは、いとも簡単に突破していった。
リスクを限定して飛び乗らないと取れない相場。
Aの動きを待っているとチャンスを逃す『押し目待ちに、押し目なし』の相場です。月足サポート背景を考えれば、飛び乗り気味にはなりますが、短期足でリスクを限定して赤○付近からロングエントリーできます。赤○モミを下に抜けてしまえば、押し目をつけにいく動きになるので、損切りすることになるでしょう。
今日のまとめ
今回のように一気に上昇、下降する相場を取り逃すと、とてももったいない気がしますが、チャンスを逃すことは罪ではありません。押し戻しを待っていたが戻って来ずにエントリーできなかったとしても、それは正しい判断をして資金を守った素晴らし結果です。相場は勝つ自信があっても負けることがあります。ましてや経験不足で、先の動きが読みにくい相場ではトレードするべきではありません。まずは勝てるところで勝つという正の経験を積む方が先決です。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (2)
拝見させていただきました。
迷晴れ様の動画でよく「飛び乗る」とおっしゃっていてどうやっているのか気になっていました。
リスクを限定して入っていたのですね。
急激な動きの場面は見送るだけというのも何か違う気がしていました。
ありがとうございました。
結構、飛び乗り(飛び降りが多い)しますが、ヒゲで狩られないためには根拠が必要です。