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迷晴れFX

【勝トレ#12】わかりやすさ+利幅両立のミニマルトレード。

ご視聴者の勝ちトレードからワンフォーオールで『気づき』を共有します。

 勝ちトレードと転職相談 クリスさん

マヨ晴れさんこんばんは。いつも楽しく動画視聴しています。

初投稿です。日中はサラリーマン、20時あたりからはFXをしているクリスと申します。

今回は勝ちトレード2つと、ご相談に乗っていただきたく投稿しました。

と言っても勝ちトレードは至極単純なものでして、相談を聞いてほしいという思いも強いです。

トレードはGBP/CHFとUSD/JPYの2つでどちらも4時間足の押し目からのロングです。

普段兼業で夜までチャートを自由には見られないので、明らかな押し戻りポイントにアラートを仕掛け、その付近でのプライスアクションを見てエントリーするようにしています。

それ以外のことはしていません。

時間足は上記の通り4時間足が監視足で、15分足がエントリー足です。

日足は今の立ち位置がわからなくなったときに見ますが、週に2~3回くらいしか見ていないと思います。

それ以外の足は一切見ていません。

ただ、4時間足レベルで、このやり方だとエントリー回数が極端に減ってしまうため監視ペアを増やしています。今は17ペア見ています。

また、通常20pp以内にはしたいのですが、4時間足だと損切りラインまでが遠くなることもままあり、利食いを可能な限り伸ばすことは意識しています。

大きく伸びれば手動でトレールしていくこともありますが、基本的には指値利確か、損切りのどちらかです。

建値での撤退もしていません。

月の利益は150pp前後です。

FXを始めて1年半ですが、はじめの1年間は一切勝てず、と言うよりも、ダウ理論も知らない状態で大量に売り買いして原資を減らす、様々なインジケータをひたすら表示させる、ポジポジ病、情報商材、スキャルピングをしてみる等、初心者あるあるをコンプリートしてきました。

マヨ晴れさんの動画を見てから、インジケーターは水平線、トレンドライン、移動平均線だけになりました。

ドンチャンチャネルという、一定期間内の高安をローソク上下に示してくれるインジケーターも表示させてはいますが、これは水平線を引く時に楽なので入れています。

インジケーター自体をエントリーの根拠にはしていません。

手法もごく単純なものにしました。

これだけに絞る(いらないものを捨てる)という勇気を持つのに一番時間がかかったと思います。

マヨ晴れさんの動画で一番参考になったのは「上位足の抵抗に気づかず全力で壁打ちして顔面パンチどーん」というフレーズです。

これだけは常に意識しています。

逆にこれ”さえ”しなければ、初心者でもなんとかなると思います。

私は毎週末に前週の高安に水平線(添付では赤ライン)を引いていて、そこを次週常に意識しています。

FXだけでなく、普段の仕事のやり方、気の持ちようも変わりました。

マヨ晴れさんには本当に感謝しています。本当にありがとうございます。

画像は赤矢印がエントリー、青矢印がエグジット、黄色矢印が利確目安とした高値です。

GBP/CHF 2019年9月16日

4時間足

15分足

明らかな上昇トレンドから押しを付け、移動平均線(黄色が4Hの20期間です)も近づいてきたためロング。

15分足に変更し、切り下げラインを抜け、戻りをつけた所からエントリー。

4時間足の左側に見える前回高値で利確しても良かったのですが、上昇の勢いが強いと判断してホールドしました。

+78pp

USD/JPY 2019年9月30日

4時間足

15分足

こちらも直近高値抜けからのロングです。

エントリー前に、ラストの戻り高値(緑の矢印のローソク)をヒゲで抜けていますが、実体でしっかり抜けた場合のみをブレイクとみなしています。よってここはスルーしました。

その次、明確に戻り高値を抜けた所で一旦は上昇トレンドになったと認識。エントリー。

これも4Hの移動平均線が寄ってきていたことも利用しています。

利食いは二箇所で実施しました。

伸ばしたかったのですが、4時間足にしてはスイングが細かすぎるのが気になっており、売り買いが拮抗している中での短期上昇トレンドだという判断をしていました。

一点目はとりあえず直近高値で。二点目の利食いは大幅下落の起点で行いました。15分足で二回目の高値トライに失敗したので成行で行いました。

その直後、指標もあって大幅下落。指標前にエグジットするつもりではありましたが、これは半分ラッキーでした。

+27.5pp

トレード考察

GBP/CHF +78pp

4時間足

15分足

ピンク高値で売りを受け転換する可能性もありましたが、おそらく、トレンドが続くうちはロングのみと決めているのかもしれません。

USD/JPY +27.5pp

4時間足

15分足

こちらも、シンプルにWトップまでの押し目買い、欲張らず、黄高値で利食えています。

17通貨ペア中、使う足は4時間足と15分足のみ、4時間足にトレンドのある「わかりやすいチャ-ト」のみ選んでトレードされています。

このトレードを細かく解説しても蛇足、「そこは割り切ってます」と言われそうなので割愛します。

考えすぎはかえって「優柔不断」を招きますし、取り越し苦労するだけで、その通りにならないことだってあります。

わかりやすいチャートなら、投資家のベクトルも揃いやすいので、考えすぎずにすみます。

兼業トレーダーさんということで、チャートをみれる時間も限られているので、ルールを単純化しているのでしょう。

シンプルなルールで一貫性を保ち、トータルで利益が残れば良しと、運命に身をゆだねているのが潔良いです。

こんなに単純ででいいの?と思う人がいるかもしれませんが、いきなりこのスタイルになったわけではありません。

当時は良かれと思い取り入れたことを捨て去ることで、このミニマルな方法にたどり着いたわけです。

人は自分が一度信じたものは、なかなか否定できず、過去を正当化しようと、かえって深みにはまるものです。

皆、いきなり正解に辿りつきたがりますが、こういう経験こそ貴重だと思います。

さて、相場環境には、秩序(ORDER)と混沌(CHAOS)の大きくわけて2つあります。

一般的にトレードに適しているのは、秩序あるトレンド相場、くわえて、デイトレなら利幅も必要です。

わかりやすさと利幅を両立させるため、4時間足トレンドに絞るスタイルは、兼業や初心者の方にもおすすめできます。

4時間足と15分足(または30分足)の組み合わせなら、環境認識の足とエントリーの足がさほど乖離してないので、相場全体の空間把握もしやすいです。

大きな時間足になれば、必然的にチャンスは減って、損切り幅は大きくなりますが、監視通貨ペアを増やし、枚数を調整するなどの工夫で何とでもなります。

チャートの現状に合わせてトレードするより、自分のスタイルに合ったチャートを見つけるほうが簡単です。

難しいことを初心者の段階でやってしまうことで、トレードって難しいという先入観が刷り込まれてしまうのではないでしょうか。

先日、こんなコメントを頂きました。

モモイチゴさんは4時間足トレンドフォロワーですが、今のスタイルで勝てるなら、それを変えるのではなく、監視通貨を増やしてみてはどうか返信させて頂きました。

123さんも4時間足と30分足の組み合わせ、30分足のWボトムやWトップは、4時間足の押し目や戻り目に丁度いいサイズだったりします。

30分足がWをつくるなかを、そうとは知らずに5分足で売ったり買ったりするから難しく感じちゃうわけです。

このHさんのように、短期足を上手に使えれば、投資家心理の移ろいをリアルタイムに見ながら、損切りを狙ったトレードや、ニュースや指標時刻を避け、三大市場の初動を捉えることもできるようになります。

スキルを磨けばデイトレ最強ですが、リアルタイムにチャートの監視する必要があります。

トレードする波が短くなるほど難易度が上がるのは、下位足になるほど上位足の影響を受けるからです。

これを避けるには、上位足の影響を受けない数ピプスを狙うスキャルピングが有効ですが、国内口座では一部を除き原則禁止されています。

今からトレードを始めるなら、4時間足メインで始めるのもいいかもしれません。

いずれにしても、今の自分のライフスタイルで、できること、できないことがあるので、できることをするしかありません。

今日のまとめ

ご相談ですが、私今年31歳になったのですが転職をするか、今の会社に所属し続けるか迷っています。

今は幸いなことに大手IT系企業と呼ばれる会社に所属しているのですが、ある出来事がありお金以外のモチベーションが完全に消えてしまいました。

やることがマンネリしていることもあると思います。

そして一番大きいのは、うちは古き良き?日本企業という社風でして、FXをはじめてから回りとの考え方のギャップを感じるようになってしまったことです。

仕事なんてお金稼ぎのためだけだとは思っていても「誰かがこう言ったからこうする。みんなこうやってるからこうする。」これだけで一生に近いくらい食っていける環境、いわゆる”良い刺激”がない状態がつまらなく感じたのだと思います。

ただその分、仕事には慣れきっているためストレスや不満はほとんどありません。

唯一心配としては、現会社の給料が悪いということはないのですが特段高いわけでもないことです。

妻がおり、今後家族と東京で生きていくためには少し足りないと考えています。

そこで転職をしようと思い立ったわけですが、もう一つ選択肢があって、今の会社は辞めずにこのままFXを頑張っても良いのではということです。

転職を考えていると言っても、特段やりたい仕事があるわけではなく、なんとなく環境を変えたいと思っている程度なんだと分析しています。

今以上に高給な会社に所属すれば、ワーク・ライフ・バランスというものがうまく取れず、しばらくFXはできないだろうと考えています。

その程度の思いであれば今の会社で過ごしつつ、FXでいくらか稼いでいく方がリスクもなく人生を充実させられるのでは?

ということを考えています。

こんな状況でして、様々な経験をされているマヨ晴れさんから一言いただきたいです。

割といい大にもなってこんなご相談でお恥ずかしいです。

でもこれもFXを始めたからこそ生じた迷いで、いい分岐点にしたいと思っています。

ぜひ何か見解をいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

1.今の会社+トレードで年金+資産形成

2.今より給料の高い会社に転職

転職することで、環境が変わって新たな展開が期待できますが、そのリスクをとるほど現状に不満ではない、といった感じでしょうか。

31才は冒険適齢期。

会社が嫌なわけじゃない、でも、このままでは「ゆでガエル」になってしまう、自分のポテンシャルを試したい、そんな気持ちになる時期なんですよね。

ボクが退社したのも同じ頃なので、気持ちわかります。

ボクは転職経験がないので、参考程度に聞き流してください。

今回の投稿を拝見して、とても優秀そうな方と感じました。

短い投稿文から、その人の、生き方、考え方、人となりが見え隠れします。

クリスさんは、〇〇はしません、〇〇だけはします、と、物事を取捨選択して優先順位をつけられる人です。

もし、クリスさんに何かやりたいことがあって、それが、今の会社で叶わないのなら転職をすすめます。

なぜなら、今の会社が、クリスさんの市場価値に見合ってないからで、IT業界で今の年齢なら転職も可能と思うからです。

ただ、いくら高給でも労働時間が長く、職場の雰囲気が悪ければ、長くは勤められないかもしれません。

日本のサラリーマンは、社会保障(年金+健康保険)のメリットがあるので、ストレスがない今の会社に残るのもアリかと思います。

年齢的にも業界的にも、転職に成功する可能性が高いですが、自分のできること、やりたいことを明確にすることが大事ではないかと思います。

さて、ここまでは昭和のオジサン的一般論です。

ここからは、あくまでボクの無責任な意見ですが、昭和時代の常識とは違って、今は生き方が多様化しています。

ボクの生き方にしても、頭の旧い人には理解できないでしょう。

保証がないとか、不安定だとか、将来が不安とか、言われてしまいそうです。

この間、たまたまテレビをつけたら、田舎に小屋を建てて暮らす20代の若者を取材してました。

コメンテーターの石原良純さんが「自分はやろうとは思わない、今はいいが将来が心配」なんてことをおっしゃってました。

時代の流れに取り残されてるなぁ~と感じました。

こうあるべきとか、こうしなければならないとか、旧い考え方です。

今の時代、どう生きたっていい。

この若者にしたって、そもそも物価の安い土地に移住してるので、食べていくくらいならいくらでも方法があります。

こういう暮らしに憧れてる同世代もいるので、SNSで情報を発信すれば、小屋暮らしの専門家になる道だってあります。

小屋においてあるパソコンやカメラをみれば、この若者が、時代の流れを汲んでやってるのがわかります。

テキトーに就職して、いつAIやロボットにとってかわられるかもしれない仕事を続けるより、幸せになれると思います。

自分に何ができるのか。

これを意識して「自分の市場価値」を高める努力を怠らなければ、どの道を選んでも、今の時代、きっと何とかなります。

むしろ危険なのは、何も考えず、会社や組織に依存してるオジサン達のほうです。

発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。

転職するにしても、今の会社に残るにしても、新しい目でみれば、新しい景色が見てるのではないでしょうか。

幸せとは旅の仕方であって、行き先のことではない。

ロイ・M・グッドマン



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コメント

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  • コメント (4)

    • H
    • 2019年 11月 27日

    いつも素敵な動画をありがとうございます。「トレードする時間足を短くするほど難易度が上がる。」これ、間違いないですよね。最近、国内の業者ではスプレッド縮小競争の波がきているようで、ドル円のスプレッド0.1なんていうのも見かけます。海外の業者と比べるとほんとにスプレッドは狭く感じるので、この狭さに飛びついてロクに練習もしないで5分足をつかってスキャルを気取るとあっという間に負けを量産してしまうことになりますよね。5分足を使って隅々まで取れる人は相当な達人です、今の自分には無理です。

    自分がスキャルをやる時には、反対ポジションの利確に合わせて自分のポジションをぶつけて短時間でさっと抜く・・・ということをたまにやりますが、かなり反射神経を使いますし、難易度も高いのでおススメはできません汗。何よりリスクが高すぎるので。

    やはり王道の「押し目買い・戻り売り」を中・長期の足を使って徹底的に練習するのが1番だと思います。投稿者様のように4時間足を使ったトレードや、また、1時間足を使ったトレードというのが、時間が無い方やビギナーの方にはいいように思います。

    1番のメリットは、エントリー回数が減るので余計なことをしなくなる、ということが大きいです。熱くなって5pipsを10回負けるよりも、しっかりと戦略を立てて30pips負ける方が断然マシです(できれば損切は20pipsで押さえたいですが)。

    2番目のメリットとして、大きく利益を取れたという自信につながります。スイングで狙える値幅は大きいので50pips以上取ることに成功できれば自信もつき、20~30pipsを狙うトレードのハードルがぐんと下がります。

    しかし、スイングとなると途中の関所として、下位時間足のネックラインや押し目買い・戻り売りがぶつかる場所などを突破する前提で利確目標を立てるのでその辺のもみ合いがストレスになることもあります。トレンドの初動をとらえたと思い、1日持ち越してたら次の日の朝に1度建値まで全戻ししてから伸び始めるという経験も何度もありました汗。これなら1度もらっておいた方がよかったなと泣。

    結局は、どんなスタイルにも一長一短あり、自分の性格やライフスタイルに合うものを納得して取り入れるというのが1番だと思います。ただ、15分足だろうと4時間足だろうと値動きの原理原則は同じなので、基本的な訓練をしっかりと積むことは必須だと思います。上位の時間足だと見るべきレジサポが少なくてすむのでシナリオが立てやすいのもメリットかもしれませんね。

      • NoN
      • 2019年 11月 28日

      ボクもそうでしたが、一番難しいことを最初にやろうとするから挫折するのだと思います。4時間や1時間のトレンドフォローから始めるのが絶対おすすめですね。

    • すがやん
    • 2019年 11月 30日

    いつも更新ありがとうございます。

    クリスさんの投稿を見て…自分も、もっともっとシンプルに、絞って考えられると気付かされました。「絞る」という事は、その分検証の深度を上げる事を意味すると思います。シンプルなルールほど、良かった、悪かった、なぜ、が理解しやすいので、私もクリスさん位シンプルなルールに絞れないか、改めて考えてみます。

    また今年31歳で転職を考えられているという事で、同じく古くからある大企業を退職し今年31歳でワーホリに来た身として、とても親近感を感じます。海外に来て思うのは、【解釈】が変われば「何が不安やリスクか」も変わるという事です。また経験値UPと人脈の拡大における、自身の市場価値の伸び幅は正直予測できません。同じ会社にいる事で、予測の範囲内でしか人生の選択ができない、また自身の変化幅も予測の範囲内に収まってしまう。これをリスクと捉えるのであれば、一度辞めてみるのも良いのかな、と思います。

    FXだけでなく、様々な価値観に触れられるのは本当に面白いですね。クリスさんが後悔のない選択をされる事を祈っております。

      • NoN
      • 2019年 12月 01日

      何事も【解釈】次第、まさに経験者は語る!
      とても参考になるコメントを有難うございます。

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