13Feb
世界の基軸通貨ドル、米国経済に対する不安からドルが売られ、安全資産である円が買われた。
ドル円は116円サポート割れ。
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ドル円116円は2015年レンジ下限、今週はココを割って111円まで下落、世界情勢や米国経済への不安から、一気に円高が進んだ。
116円は底固いという思い込みは禁物(そう思っていた…)、相場では何事も起こりうる。
円はネカティブな理由で買われる通貨、世界の基軸通貨は米ドルであり日本円ではないことを実感できる一週間でした。
円高は株安のシグナル、3本の矢がポキっと折れないことを願うばかりです。
ユーロドルは先週のレンジブレイクに続き上昇。
日足レベルの上昇トレンドを刻んだ。ポイントは緑〇、日足が陰線確定での押し目買いだった。
週足が2本陽線続いていたので、来週は価格調整で陰線になるか、はたまた、ドル売りが続き再上昇するかはわからないが、ココが天井圏になる可能性を想定しつつ、来週の相場に臨みたい。
戦略的には、日足が上昇中なので、日足レベルの押し目買いは大きく捕れる可能性が高い。
緑枠が日足の押し目買いゾーン、1回目の押し目買いは橙1でレジスタンス、青2の押し安値を試してから高値を更新。
高値付近でモミ合うも、上昇フラッグを上抜けると、フラッグ上限付近で橙波の押し橙3が入り橙波上昇トレンドを完成させた。
青2からの青波上昇の押しが青4で入った。30分足はピンバーになっているが押し目買いポイントとなる。
緑天では相場が乱高下しているのでトレードには向かない、天井圏を下抜け、買い手があきらめるレートの橙5辺りから転換売りすればいい。
ドル円は116円サポートをブレイク、111円まで一気に下落。
116円をあっさりと下方ブレイク、100ピプス毎にレンジをつくり111円まで下降していった。
さらに1円下の110円は固そうだが、思い込みは禁物だ。
金曜日の日足は陽線になったので、下げ止まるかもしれないが、今の段階では何ともいえない。
橙3高値試しからの下降、あっさりと116円をブレイク。
116円ブレイク順張りvs115円逆張りを下方ブレイク。
115円ブレイク順張りvs114円逆張りを下方ブレイク。
その後は大した逆張り圧力もなく111円まで落ちていった。
111円で大きな陽線が出たのをサインに橙4で安値を切上げ、金曜はネックライン橙1で終了した。
橙3からの青波戻り売り候補青2は注意したい。ここは111円からの橙波上昇トレンドとのバトル・ゾーンだ。
ユーロ円は月足サポートが守られた。
強い円買いにより、白ネックラインで一旦反発するも下抜き、月足サポートまで落ちた。
橙1で高値試してからの下降スタート。白ネックラインで一旦サポートされるも、橙2で戻り売りが入り、橙波の下降トレンド継続。(日足レベルでは、白ネックラインでサポートされている)
橙波下降の勢いが弱まると、次は青波の戻りが入り始める。ここからのロングは大きなトレンドに逆らうことになるので注意深くトレードすべき。
青3は青波の戻り売りポイントでレジサポが転換するレート。強力なレジに当たってからの反転なので安値を更新するに十分なパワーがある。
緑レンジは青波下降と橙波上昇とのバトル・ゾーン、流れは下なので上限から売るか、ブレイクした橙6から売ればいい。
青4月足サポートでは大きく上昇、今週の売りポジが消化されたようにも見える。
来週は青5ラインに注意したい、青3からの青波下降の戻り売り候補だが、月足サポート青4からの橙上昇波とバトルするゾーンでもある。
今日のまとめ
今週の分析は「波」を意識してみました。チャートには複数の波があり、長期波の方が短期波より強いというのがセオリーです。
4時間レベルの波で下げられないと、そこから上位足である日足サイズの戻りが始まり、重要なレジスタンスまで上昇してから、再下降して安値を更新する動きになります。
戻りの最中は、日足に対して逆トレンドになるので、利益は伸ばせませんが、日足レベルの戻り売りなら安値更新の可能性が高く、利益を伸ばすチャンスになります。
この波の強弱と転換の法則性は、1分足や5分足などの短期足でも全く変わりません。
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コメント
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コメント (10)
いやーびっくりです、円高が止まりませんね。
ドル円は110台タッチ、豪ドル円は77にタッチ、「タッチタッチここにタッチ」でした。
もうやばい、もうやばいと反転を警戒して、おいしい下降トレンドに乗れなかった私は本当に根性なしです。
こういう場合は開き直って素直に波にのらないといけませんね、反省です。
ちょこちょこ稼いでも、ドッカーーーンと持って行かれるのが嫌でなかなか波にのり切れません。
大波にのれなくても、小波で稼げばいいと思っても、いつか大波にのりたいという欲望は捨てきれません。
急落のときって、利食いも入らず、そのまま加速することってありますよね。ドル円は116円から下に強力なサポートもなかったんで、どこまで行くんだろうという感じで見てました。
それでもさすがに100ピプス単位のキリ番では一旦止められましたけど、そこまで落ちるとは思いませんでしたね。
こんにちは
ドル円の116円はあっさり破られましたね。オプションバリアや買いオーダーもかなりあったはずですがむしろストップをつけにいくような動きでした。祝日の薄商いの日にドル円クロス円が急落したのも狙われていたような動きでした。ここからは簡単に落ちないように思いますが、そう思っているとそうならなかったりするかもしれませんし、逆に皆が売り側に回ると思わぬ吹き上がりもあり得るのかなと、
なかなかお目にかかれない動きをしたあとなので想定が難しいですね。
こんにちは、
もうはまだなり、まだはもうなり。
相場は、オーバーシュートするので、実体経済とはズレが生じます。
実体経済を見る主な指標は、失業率や倒産件数などです。これらの数値が崩れると、いよいよアベノミクスも黄信号から赤信号でしょうか。
よく、相場の状況から実体経済を語る人がいますが、そういうのが当たる確率は50%ですね。つまり、あてにならない、わからないということです。それだけならまだしも、たちの悪いのは、当たれば、指摘した通りと喧伝し、外れればだんまりを決め込むことです。
相場をファンダメンタルで予測する困難さが、ここにあると思います。
相場師が、経済や政策を語りだしたら怪しいと思え、経済評論家的な人が、相場を語りだしたら怪しいと思え。
確かに経済とは相場は、密接な関係にありますが、本体とその影のようなものと思います。
追えば逃げ、逃げれば追ってくる。日の当たる角度によっては、短くなったり何倍も長くなる。このことに気づかぬ人も多く、相場で勝つことを困難にしている要因の一つと思います。
人間のの能力からすると、ファンダメンタルは考慮しつつ、短期のテクニカル分析で利益を確保するのが限界かなと最近の状況を見て思います。
同意見です!!ボクもチャーチストです。機関投資家ならともかく、ボクのような米粒トレーダーがファンダを詳しく知っても結果に繋がりにくいと感じています。
それにファンダを語る人って上から目線で何様って感じがしますね。
それにファンダを語る人って上から目線で何様って感じがしますね。
同意見です(笑)
だから、ムカつくんです。そこまで言うのなら、
てめえの全財産かけて相場を張ってみろ!って言ってやりたくなります(♯`∧´)
やっぱり迷晴れさんのはよく全体が観えてますよね。まだまだ私のトレードは部分的で狭いです。それでもプラスにはなっていますが、もっとよく観えるようになりたいです。月足も日足もきちんと観ているつもりですが・・・。
ボクもまだまだですよ(^^♪奥が深いです。
拝見させていただきました。
ここ何日か急激な値動きの前に、事前に変化を感じて入れています。
しかし、ほんの少しで利食ってしまったり、動く前に抜けてしまったりで取れていません。
時間感覚の早さや、自信が無くて待てない、などもありますが今の段階では違う受け止め方をしています。
それは今の自分には取るべき利では無かったと考えるようにしています。
今それを得ることでいままで培ったものを失うかもしれないし、今後そのようなことはいくらでもあり得ると思っているからです。
「こうしておけば良かった」などと思わないように、自分の判断を信じられるように心がけています。
でもショックはちょっとはあります。
それでも自分でも意外なほど冷静でいられるのも事実で、ここで学ばせていただいた賜物だと感じています。
素晴らしい気付きをありがとうございました。