24May

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週刊チャートナビ 第533回(2025/05/19〜2025/05/23)今週の為替チャート(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)を振り返りながら、週トレードやデイトレードにおける攻略ポイントを深掘り解説します。
来週のトレード戦略の参考にぜひご活用ください。
ドル円
今週の見通し
相場の背景
2024年高安下降波に孕まれた相場。140.00の節目で反発して”ドル高”が進行中、次の節目は150円。
- ”米中合意”でドルが買われて急騰したが、3月高値下降波のF76.4付近から強く押し戻された。
- 140.00上昇トレンドの押し目買いVS.3月高値下降波のF61.8戻り売りポイント
- 重要経済指標:特になし
ベアの注目
- 150円+200日線+100日線の押さえ
- 3月高値下降波のF61.8戻り売りポイント
ブルの注目
- 140.00上昇トレンド
- 日足SMA21の支え
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 150.00 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 5月暫定安値 |
ベアのシナリオ
150円の押さえを背景に、3月高値下降波を戻り売り①先週高値2番天井、または、高値キリサゲを狙って売る。
ブルのシナリオ
140円上昇トレンドを背景に、5月安値上昇波を押し目買い①先週安値2番底で買う
毎日の値動き
シナリオとトレード
05/19 月曜
先週安値+日足SMA21=5月安値上昇波の押し目買いポイントVS.先週高値=3月高値下降波のF61.8戻り売りポイント
ベアのシナリオ:①147.00下降波を先週安値へ戻り売り
ブルのシナリオ:①先週安値2番底、または、安値キリアゲを狙ってロング※日足SMA21の反発に注意!
先週安値+日足SMA21サポート帯の動きを静観
05/20 火曜
先週安値=5月安値上昇波の押し目買いポイントVS.先週高値=3月高値下降波のF61.8戻り売りポイント
ベアのシナリオ:①先週安値のサポート崩れで5月安値へショート※日足SMA21の反発に注意!
ブルのシナリオ:①5月安値上昇波の先週安値押し目買い※日足SMA21の反発に注意!
- 東京時間、4時間足SMA21のスパイクで先週安値割れ、14時足の陰転で赤1ショート。
- ロンドン時間、日足SMA21の反発で半決済。
- 翌日の東京時間、日足SMA21の反発で撤退。
【エントリーの根拠】
【背景】
3月高値下降波の先週高値戻り売りフォロー
【事実】
先週安値のサポート崩れ
先週高値下降トレンドのフォロー
15分足のキリサゲ
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
4時間足SMA21のスパイク
撤退値:日足SMA21
目標値1:日足SMA21
目標値2:143.00
損切り:145.00
05/21 水曜
日足SMA21=5月安値上昇波のF76.4押し目買いポイントVS.先週高値=3月高値下降波のF61.8戻り売りポイント
ベアのシナリオ:①日足SMA21の2番底崩れで5月安値へショート。
ブルのシナリオ:①5月安値上昇波を日足SMA21のサポートで押し目買い。
- 東京時間、日足SMA21の2番底崩れ、4時間2番足の陰線で赤1ショート。
- ロンドン時間、143.50の反発で半決済。
- 翌日の東京時間、急騰の途中で撤退。
【エントリーの根拠】
【背景】
3月高値下降波の先週高値戻り売りフォロー
【事実】
先週安値のサポレジ転換
先週高値下降トレンドのフォロー
15分足のキリサゲ
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
撤退値:143.50
目標値1:143.50
目標値2:143.00
損切り:4時間2番足暫定高値
05/22 木曜
- ムーディーズが米国の信用格付けを最高位から引下げた影響が顕在化
- 3月高値下降波の先週高値戻り売りが、日足SMA21の支えを崩し、5月安値手前まで下落。
ベアのシナリオ:①20日高値下降波を戻り売り
ブルのシナリオ:①20日高値下降波の”引き戻し”をロング
20日高値下降波の”引き戻し”待ちでノートレ
05/23 金曜 日CPI
前日の陽線で20日高値下降波の”引戻し”を確認
ベアのシナリオ:①20日高値下降波を5月安値へ戻り売り
ブルのシナリオ:①143.00の2番底または安値キリアゲで先週安値へロング
- 東京時間、4時間足SMA21の押さえに、15分足レベルの三尊天井を確認、9時足の安値抜けで赤1戻り売り。
- NY時間、5月安値へ急落、142.50の反発でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
3月高値下降波の先週高値戻り売りフォロー
【事実】
20日高値下降波のF61.8戻り売りポイント
先週高値下降トレンドのフォロー
15分足レベルの三尊天井
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
撤退値:前日の15分足押し安値
目標値1:143.00
目標値2:5月安値
損切り:144.00
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:日足クラスの戻り売りでドル続落
今週は、3月高値下降波の先週高値戻り売りが、先週安値+日足SMA21のサポート帯(5月安値上昇波の押し目買いポイント)を崩して続落。
この”ドル売り”の背景として、「ムーディーズが米国の信用格付けを最高位から引下げた」ことによる影響があったかもしれない。
今週の局面
フェーズ1.5月安値上昇波の押し目崩れ
先週安値+日足SMA21のサポート帯(5月安値上昇波の押し目買いポイント)が21日陰線で崩れた。
フェーズ2.ドル続落
先週高値から大きく下げたことで、5月安値が意識される展開となったが、”ドル売り”は止まらず、金曜日の戻り売りで5月安値に達した。
今週の狙い目:見立て違い
今週は、先週安値+日足SMA21のサポート帯から、一旦、5月安値上昇波の押し目を拾い、147円付近の高値キリサゲ・ポイントで売るつもりの”見立て”が外れました。
今週の学び:追っかけ売りはリスキー!
FXにおける”追っかけ売り”とは、価格が下がっている途中で「もっと下がるはず」と飛び乗って売ることです。
しかし、こうしたエントリーはリスクがあり、反発(ショートカバー)に巻き込まれて損切りになることもあります。
特に、 すでに大きく下落した後は危険です。
長時間、長距離にわたって下落が続くと勢いも弱くなり、売りのエネルギーも尽きかけ、いつ、売りポジションの利確が始まるかわかりません。
21日に日足SMA21の2番底が崩れた時点で、先週高値から450ピプスも下げていました。
21日の日足SMA21の2番底崩れのショート・ポジションを持ち続けたのは失敗でした。
このショートは、先週高値下降トレンドが長時間、長距離続いた後の”追っかけ売り”なので、ショートカバーによる反発や、4時間足SMA21と1時間足SMA21の「乖離を埋める動き」が、起きてもおかしくありません。
反対に、”追っかけ売り”が成功しやすい局面はいつか?
- 上位足も基準足も下向きでトレンドが強い
- 波の始点からあまり離れてなく、まだボラティリティが高い(勢いがある)
- ストレートに落ちている(戻りを待つと乗れないような急落)
今週のドル円は、ファンダ要因で下げましたが、3月高値下降波の先週高値戻り売りと、5月安値上昇波の押し目買いがぶつかる局面だったので、”追っかけ売り”に適してません。
ユーロドル
今週の見通し
相場の背景
4月陽線終値が、2024年高値を更新するも、2022年高値の強い反発で”オーバー・シュート”を疑っている。
- ”米中合意”で一時的にドルが買われたが、1.1000の支えが意識されて反発。
- 4月安値上昇波のF61.8押し目買いポイントVS.4月高値下降トレンドの戻り売り
- 重要経済指標:特になし
ベアの注目
- 2024年高値の押さえ※オーバー・シュートの疑い
- 4月高値下降トレンド
- 日足SMA21の押さえ
ブルの注目
- 4月安値上昇波のF61.8押し目買いポイント
- 1.1000の支え
- 日足上昇チャネル下限の支え
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 4月高値 |
TR中段 | 5月暫定高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 1.1000 |
ベアのシナリオ
2024年高値の押さえを背景に、5月高値下降波を戻り売り①2024年高値の押さえで売る※上位足押し目候補が近い②1.1000+日足上昇チャネル下限のサポート崩れで売る
ブルのシナリオ
1.1000の支えを背景に、4月安値上昇波を押し目買い①先週安値2番底、または、安値キリアゲを狙って買う。
毎日の値動き
シナリオとトレード
05/19 月曜
先週安値=4月安値上昇波のF61.8押し目買いポイントVS.5月高値下降波の2024年高値戻り売りポイント
ベアのシナリオ:①16日下降波を先週安値へ戻り売り
ブルのシナリオ:①先週安値2番底、または、安値キリアゲを狙ってロング
- 東京時間、4時間2番陰線で下値のサポートを確認、11時ハラミ足(足場)のブレイクで青1ロング
- ロンドン時間、先週高値で半決済。
- 22日、15分足の波が高値を切り下げ始めたのでアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
4月安値上昇波の先週安値押し目買いフォロー
【事実】
16日の急落否定
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
15分足レベルの逆三尊天井
撤退値:2024年高値
目標値1:先週高値
目標値2:5月高値
損切り:4時間2番陰線安値
05/20 火曜
- 先週安値=4月安値上昇波のF61.8押し目買いポイントVS.2024年高値+日足SMA21の押さえ
- 4月高値下降トレンドのサゲダウが14日高値を上抜いて崩れかけている
ベアのシナリオ:①日足SMA21の押さえで先週安値Wボトム(キリアゲ)否定狙いのショート
ブルのシナリオ:①先週安値Wボトム(キリアゲ)を根拠に4月安値上昇波を押し目買い
日足SMA21の接近で静観
05/21 水曜
- 先週安値=4月安値上昇波のF61.8押し目買いポイントVS.日足SMA21の押さえ
- 前日の陽線終値が先週高値を更新
ベアのシナリオ:①日足SMA21の2番天井で先週安値Wボトム(キリアゲ)否定狙いのショート
ブルのシナリオ:①日足SMA21の2番天井崩れで先週安値Wボトム(キリアゲ)を根拠に4月安値上昇波の先週安値押し目買いをフォロー
東京時間、日足SMA21ブレイク後の”押し目待ち”でノートレ。
05/22 木曜
- ムーディーズが米国の信用格付けを最高位から引下げた影響が顕在化
- 4月安値上昇波の先週安値押し目買いが、日足SMA21の押さえを突破、5月高値手前まで上昇。
ベアのシナリオ:①20日安値上昇波の”押し戻し”をショート
ブルのシナリオ:①20日安値上昇波の押し目買い
20日安値上昇波の”押し戻し”待ちでノートレ
05/23 金曜
前日の陰線で20日安値上昇波の”押し戻し”を確認
ベアのシナリオ:①1.1350の2番天井たは高値キリサゲで先週高値へショート
ブルのシナリオ:①20日安値上昇波を5月高値へ押し目買い
- 東京時間、先週高値に5分足の逆三尊天井を確認、9時足の高値抜け、1.1300のブレイクで青1押し目買い。
- ロンドン時間、5月高値の反発でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
4月安値上昇波の先週安値押し目買いフォロー
【事実】
先週高値のレジサポ転換
先週安値上昇トレンドのフォロー
5分足レベルの逆三尊天井
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
撤退値:前日の15分足戻り高値
目標値1:1.1350
目標値2:5月高値
損切り:4時間足1番陽線安値
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:4月安値上昇波の押し目買い
今週は、4月安値上昇波の先週安値押し目買いのフォローで5月高値まで上昇。
今後の展開として、4月高値に日足クラスの2番天井を形成するかに注目。
今週の局面
フェーズ1.4月安値上昇波の押し目を形成
4月安値上昇波の先週安値押し目買いポイントに、4時間足クラスのWボトムが確定すると、5月高値まで上昇。
今週の狙い目:4月安値上昇波の押し目買い
4月安値上昇波の先週安値押し目買いポイントの、4時間足クラスの2番底付近から買えた。
今後、4月高値が意識されて高値を切り下げるのか、あるいは、4月高値を更新する波に発展すのるかを見極めたい。
このトレードを成功させるのに、「先週安値の押し目買いポイント」において、3つの波を意識しました。
上位波は、4月安値上昇波
基準波は、5月高値下降波
下位波は、先週安値上昇波
4月安値上昇波の先週安値押し目買いを、5月高値下降波の安値キリアゲ・ポイントから、先週安値上昇波の押し目を安値のキリアゲで拾う感じです。
しかしながら、16日の急落が否定され、”窓埋め”も起こりそうになかったので、15分足レベルの逆三尊を使って買いました。
今週の学び:弱さが強さを呼び込む
”グランビルの法則”に従うなら、日足SMA21付近は”②転換”で売りのエントリー・ポイントです。
勿論、そういう未来もありえるので、日足SMA21付近のトレードは慎重でした。
グランビルを念頭に置きながら、「先週安値と16日安値が大きく乖離したこと」に着目しました。
16日の急落をきっかけに、1.1100付近まで下げてもおかしくないのに、上に窓を開けたのは、売りが弱いからです。
やはり、4月安値上昇波の先週安値押し目買いが意識されていると感じました。
売りの弱さは、買いの強さの前兆です。
こちらの記事で、常勝トレーダーH氏が、とても洗煉されたトレードを投稿されてます。
H氏は「値動きの強さと弱さ」を高値キリサゲや安値キリアゲで判断してシンプルにトレードされてます。
「Wボトム2番底へ下げきれずに半値で反転したり、Wトップ2番天井へ上げきれずに半値で反転するケース」
これらの現象は、通常のWボトムよりも上昇モメンタムが強い、通常のWトップよりも下降モメンタムの強いことを示唆しています。
ポンドドル
今週の見通し
相場の背景
- ”米中合意”で一時的にドルが買われたが、2023年高値で強く反発して、2024年高値を目指す流れ。
- 4月安値上昇波の2023年高値押し目買いVS.2024年高値のレジスタンス
- 2024年高値と2023年高値に日足クラスのWトップをイメージ
- 2024年高値と1.3250に4時間足クラスのWトップをイメージ
- 重要経済指標:特になし
ベアの注目
2024年高値のレジスタンス
ブルの注目
2023年高値のサポートに先週安値の逆三尊天井
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2024年高値 |
TR中段 | 1.3250と先週安値=2023年高値 |
TR下段㊦ | 1.3000 |
ベアのシナリオ
2024年高値レジスタンスが背景①2024年高値の反発で1.3250へ売る
ブルのシナリオ
4月安値上昇波の先週安値押し目買いが背景①1.3250=逆三尊肩ラインのサポートで2024年高値へ買う②2024年高値のレジスタンス崩れで日足上昇チャネル上限へ買う
毎日の値動き
05/19 月曜
4月安値上昇波の先週安値押し目買いフォロー
- 東京時間、4時間2番陰線で下値のサポートを確認、11時ハラミ足(足場)のブレイクで青1ロング
- ロンドン時間、先週高値の更新、1.3400で半決済。
- 21日の東京時間、2024年高値到達でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
4月安値上昇波の先週安値押し目買いフォロー
【事実】
1.3250逆三尊肩ラインのサポート
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
撤退値:先週高値
目標値1:1.3400
目標値2:2024年高値
損切り:4時間2番陰線安値
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:2024年高値を更新
今週は、4月安値上昇波の先週安値押し目買いが、前回高値の2024年高値を更新。
今後の展開として、日足上昇チャネル上限の押さえで、2024年高値を”オーバー・シュート”するか、あるいは、4月安値上昇波の押し目買いが継続するかに注目。
今週の局面
フェーズ1.逆三尊を押し目に2024年高値を更新
4月安値上昇波の先週安値押し目買いポイントに、1時間足クラスの逆三尊天井が確定すると、これを押し目に2024年高値を更新。
今週の狙い目:4月安値上昇波の先週安値押し目買い
4月安値上昇波の先週安値押し目買いポイントに形成された、1時間足クラスの逆三尊天井を基準に、1.3250肩ラインのサポートで買えた。
今週の学び:想像力がないと運任せになる
1.3250にラインを引いたのには、1時間足クラスの逆三尊天井の肩ラインの意味もあるが、もうひとつ、「2024年高値と2023年高値のレンジを上下に分ける」という意味もあった。
もし、2024年高値が天井になるなら、2024年高値と2023年高値に日足クラスのWトップがつくられる。
そして、日足クラスの2番天井を構成するのが、4時間足クラスのWトップであり、その場合、1.3250が4時間足クラスのWトップのネックラインになる可能性が高い。
勿論、すべては想像であって、何が起きるかを当てるつもりもないし、実際、2024年高値は突破された。
しかし、人間はすでに頭の中でシミュレーションが終わってることしか、スムースに実行できない。
想像力がないと、すべてが「運任せ」になってしまいます。
来週の相場展望
ドル円
相場の背景
2024年高安に孕まれ、140円の2番底を探る展開。
米関税政策の先行き不透明感と米国債の格下げ、債券・株式・ドルのトリプル安はドル売り要因。
- 3月高値下降波の5月高値戻り売りが”ファンダ要因”で続落。
- 3週前押し安値まで下げ切って、今週は”価格調整”が起こりそうだが、先週陰線の下値反発は弱い。
- 140円の2番底形成vsファンダによる強いドル売り
- 5月最終週のリバランス
ベアの注目
- 4時間足SMA21をガイドにドル続落
- ファンダ的にドル売り傾向が強い
- 150円+200日線+100日線の押さえ
ブルの注目
- 140円のサポート
- 5月末リバランス+価格調整による引き戻し期待
- 3週前押し安値のサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 5月高値 |
中段 | 先週高安(安値=5月暫定安値) |
下段㊦ | 140.00 |
来週のシナリオ
ベアのシナリオ
ファンダによる強いドル売りが背景①140円の2番底形成プロセスを売りでフォロー
ブルのシナリオ
140円の2番底が意識される局面①140円の2番底形成プロセスを買いでフォロー
ユーロドル
相場の背景
4月陽線終値が、2024年高値を更新、2022年高値の2番天井を探る展開。
米関税政策の先行き不透明感と米国債の格下げ、債券・株式・ドルのトリプル安はドル売り要因。
- 4月安値上昇波の5月安値押し目買いvs2022年高値のレジスタンス
- 2024年高値を挟み、先週高値と5月安値のレンジに移行する疑いもある
- 5月最終週のリバランス
ベアの注目
- 2022年高値のレジスタンス
- 5月末のリバランスによる下落
ブルの注目
- 4月安値上昇波の5月安値押し目完成
- 先週陽線終値(坊主)の2024年高値更新
- ファンダ的にドル売り傾向が強い
- 1.1000+200日線+100日線の支え
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 4月高値 |
中段 | 先週高値と5月安値 |
下段㊦ | 1.1000 |
来週のシナリオ
ベアのシナリオ
2022年高値の2番天井が意識される局面①2022年高値の2番天井形成プロセスを売りでフォロー
ブルのシナリオ
4月安値上昇波の5月安値押し目買いが背景①2022年高値の2番天井形成プロセスを買いでフォロー
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コメント
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コメント (6)
お疲れ様です。
今週は、先生のような上手なトレードではありませんでしたが、とるべきところは取れました!
ドル円だけですが。
今週のショートは絶対取るんだ!と思っていたし、必ず来るだろうと思っていたし。ロングの想定も考えましたが、先週の動きで、やはり来るな、と思いました。
来週も続落するかどうかはわかりませんが。
今後、トランプ氏の関税に関することや、もろもろにもよるのかもしれませんが。。。
来週は月曜日は仕事は休みなので、とりあえずはゆっくりパソコンの前に座ろうと思います。
「取るべきところを取れた」
これは本当に素晴らしいことです。
トレードは完璧さを求めるものではなく、「自分が描いたシナリオの中で、決めた波を確実に取る」これこそ、目指すべき理想の姿だと思います。
今週もお疲れ様です!
今週の相場は自分にとって非常に難しくノートレードで悔しすぎる週でした。。
ドル円は火曜は日足SMA反発が気になり、水曜もN波動の伸びすぎ具合が気になり、金曜は7日連続陰線からの前日は5月安値インナーNCでの強い駒足反発が気になりで結果電車道を眺めるだけでした。
ユーロドルも月曜の安値切り上げは、安値の切り上げ位置が高すぎ、24年高値抑えの下降波に飲まれると思いもう一度下押すのを様子見してしまいました。。
先月今月と高安の切り上げ位置が高すぎるポイントでトレンドフォローを仕掛けて負けるパターンが続いていて、
ようやくN波動のリズムの理解が深まりこの負けパターンを克服しかけていたところだったのでそれが逆に足を引っ張ってしまいました。。
解説を聞いて腑に落ちました。切り上げ位置が高いから全て見送り、ではなく、相手側の勢力の弱さを察知すること、俯瞰してみてそれが本当にもう高すぎる位置なのか、それとも上位から見れば売り手が弱いサインなのかを、魚の目で総合的にみていかなければいけないと思いました。いかにここでの解釈力を高めていけるか。。
ちなみに金曜の押し目買いも買う気満々で構えていたのに、前日の引き戻し下降波の受けを意識しすぎて待ちすぎてしまい、V字底になってしまい買えなかったと考えてしまいましたが、
これも4H足レベルWボトム形成、WNCを抜いて調整からの上昇3波という流れの背景を考えれば短期的には逆張り気味のクイックなセットアップを想定すべきだったと思いました。。
売り買いそれぞれの波は正しく引けていてかつシナリオも適切でも、それらの波同士の最後の決着がついたタイミングの判定がシンプルに下手だなと落ち込みます。。
トリガーの形だけ覚えたところで当然波のペースや背景によって適切なサイズは可変しまくるので難しいですね。。
「相手側の弱さの察知」も組み込みながらトリガーを検討できるよう意識したいと思います。
長文反省アウトプット大変失礼いたしました。
本当に思うようにいかないことばかりですが、諦めず引き続き精進いたします。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
今週も本当にお疲れ様でした。
ここまで相場と自分に真摯に向き合っているトレーダーは、そう多くないでしょう。
今回ノートレードだったとのことですが、これは「敗北」ではなく、シナリオを「丁寧に吟味していた」結果です。むしろ、無理に飛び込まなかった冷静な判断力を持ち始めているという証拠でもあります。
波の構造や背景をよく見ているし、仕掛けられない理由が明確に言語化できている。
これって、もう勝ち始める前の最終段階じゃないでしょうか。
いつもご教授頂き有難うございます。今週のドル円ですが自分はほぼノートレードでした。動画内でご説明があったように追っかけ売りになってしまうので、しっかり買いが入ったところを売りたかったのですがズルズル下げてしまいの自分としてはやり難い展開でした。但し自分がそう判断したことは決して間違いではないと思いますので、来週以降分かり易いタイミングが来るのを待ちたいと思います。またユーロドルで売りの弱さが買いの強さを呼び込むとの解説がありましたが、通常のダブルボトムのイメージしか持ってないと気がつきにくいところですが、言われて見るとなるほどと感じる盲点だと思います。最近自分はドル円を見てる時間が長くてユーロドルはたまにしか見ないのですが、来週以降ドル円でも今週のユーロドルと同じようなチャートはよく出てくると思いますので見逃さないようにしたいです。そしてポンドドルの最後のまとめで人間はシュミレーションが終わってることしかスムーズに実行できず、逆に想像力がないと全て運任せになってしまうという表裏一体の原則も常に意識してなければならないと思います。但しあまり想像しすぎてあれもこれもでは常にチャンスに見えてしまいますので、あくまでシュミレーションは大事なものだけに絞ってその形ができた時だけトレードし、そうならなければ動かず様子見して自分が想定する展開になるのをしっかり待ってトレードするようにしたいと思います。
やらないという選択を自信を持ってできるというのは、相場で生き残るのに必須の考え方ですよね。駆け出しの頃は、「毎週トレードしなければならない」という強迫観念に駆られますが、「わかる相場だけを確実に仕留める」という意識改革こそが重要です。
シミュレーションと妄想は紙一重なので、想像力がないと運任せになる。ただし、想像しすぎてもすべてがチャンスに見えてしまう。この「バランス感覚」は本当に大事です。真面目なトレーダーほど「全ての可能性を見なければ」と思いがちですが、確率の高いシナリオを1~2本に絞ることが、現実的な戦略です。