18Dec
週刊チャートナビ(2021.12.13~2021.12.17)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
2018年高値更新後、日足RSI(14)がダイバージェンス、日足クラスの三尊天井が疑える。この売り手有利な事実に対して、上位クラス押し目ボックス×日足100日移動平均線が迫る。
- 先週は4時間ラス戻り高値114.0と日足ラス押し安値(11月安値付近)で攻防、140ピプスの持ち合いなった。
- 4時間ラス戻り高値と11月安値、どちらをブレイクするかわからないが、仮に下方ブレイクしても、押し目ボックスから買われ、下降3波が失敗する可能性もある。
- 水曜日のFOMC、木曜日のECB政策金利。
売り手の注目
- 2018年高値基準の変形Mトップや三尊天井のイメージで、先週高値114.0から売られやすい状況。
- 2ケ月連続で2018年高値を更新できなかった事実。
- 先週高値11月高値からの戻り目(三尊天井)を形成。
買い手の注目
- 日足ラス押し安値(11月安値付近)での週足・日足サポート。
- 上位クラス押し目ボックスと週足SMA21(100日移動平均線)のサポート。
TR上段㊤:11月高値
TR中段:先週高値114.0(4時間ラス戻り高値)と11月安値(日足ラス押し安値)の140ピプス・レンジ。
TR下段㊦:111.5(112.0ブレイク強者の安値)
4時間足ベアの視点:①先週高値114.0戻り売りで11月安値ブレイクを狙う。②先週高値を破られた場合、2018年高値から11月高値の間でレジされればショート検討。
4時間足ブルの視点:①先週高値114.0での戻り売り失敗から2018年高値ヘロング、上抜けば、11月高値へ利を延ばす。②11月安値サポートでロング検討。③11月安値を割り込み、押し目ボックスで下げ止まれば天井試しのロング。
今週の値動き
- 週明けから4時間戻り高値に向けてジリジリ上昇、やはり、15日深夜のFOMまで動意づかなかった。
- FOMCきっかけで先週高値を更新するも、16日木曜NY時間の急落波がFOMC安値を抜き返し、ブルベアの強弱が曖昧になった。
- 結果、17日金曜に16日木曜高値の売りが押し目を崩して月曜安値まで全戻しされ、その後、V字反発した。
毎日の見通し
12/13月曜
先週高値114.0(4時間ラス戻り高値)と11月安値(日足ラス押し安値)との間でに140ピプスの持ち合い。
1時間足ベアの視点:先週高値の三尊天井から戻り売り。金曜高値下降波の戻りを待って先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:先週高値の三尊天井戻り売り失敗で、先週高値114.0へロング。
12/14火曜
- 先週高値114.0(4時間ラス戻り高値)と11月安値(日足ラス押し安値)の140ピプスの持ち合い。
- ブルベア供にモメンタム弱く、先週高値での戻り目形成が続く。
1時間足ベアの視点:先週高値戻り売り。①前日高値への上値試しから先週安値へショート。②先週高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:先週高値の戻り売り失敗で先週高値へロング。
12/15水曜 28:00FOMC+パウエル議長会見
- 先週高値114.0(4時間ラス戻り高値)と11月安値(日足ラス押し安値)の140ピプスの持ち合い。
- 先週高値の戻り売りエリア内で安値を切上げてる。
- 値動きが弱く、強い波動が出ないとやりずらい、買われないと売れず、売られないと買えない。
1時間足ベアの視点:先週高値戻り売り。前日高値レジから何らかのサポート抜け、または、先週高値の反発で先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:①先週高値崩れで2018年高値へロング。②金曜はらみ安値への下値試しからロング。
12/16木曜
- 昨夜のFOMCで先週高値114.を前日陽線終値がブレイク。
- FOMC高安に注目。
1時間足ベアの視点:FOMC高値レジで先週高値へショート。
1時間足ブルの視点:①114.0ブレイクを根拠に2018年高値114.5へロング、FOMC高値に注意。②下降2波確認後、押し目買い。
12/17金曜
先週高値を日足終値ベースで更新するも、FOMC安値サポートを破った昨夜の急落も気になる。
1時間足ベアの視点:NY時間の下降波を、FOMC安値付近から月曜安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:①週明けからの上昇波を前日安値を押し目にロング、急落波戻り売りに注意!②月曜安値まで売られればロング検討。
毎日の値動き
12/13月曜
東京時間、金曜高値下降波の戻り待ち。
ロンドン初動、金曜下降波の戻り目崩れで青1ロング。
NY時間、金曜高値に届かず高値を切下げ始めたので撤退。
12/14火曜
東京時間、前日高値への戻り待ち。
ロンドン時間、前日高値15分Mトップネック抜けで赤1ショート。
NY初動、安値を切上げてしまい微損。
12/15水曜
東京時間、前日高値でレジされたが、月曜安値からの安値切上げを警戒し、黄1ショートは見送り。
ロンドン時間、前日高値を4時間陽線終値が更新。
NY時間、深夜のFOMCで先週高値114.0を更新。
12/16木曜
東京時間、前日上昇波の続きを青1ロング、FOMC高値レジで撤退、押し目候補までのショート狙いに切り替え。
ロンドン時間、1時間SMA21ガイドとFOMC高値の持ち合い形成待ち。
NY時間、1時間SMA21下抜けで赤1ショート、FOMC安値を崩したのでポジション保有。
翌日の東京時間にアウト。
12/17金曜
東京時間、前日安値サポート黄1押し目買いはFOMC安値反発警戒から見送り、その後、FOMC安値で反発。
ロンドン初動、113.5での買いを受け、1時間SMA21反発で赤1戻り売り、113.5をブレイク。
NY時間、月曜安値サポートでアウト、その後、15分SMA21上抜けで青1ロング、4時間陽線クローズでアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
日足クラスの2番天井からの下降波を、押し目ボックス安値が止めようとしてる状況。
- 4時間ラス戻り高値と11月安値の間に底値レンンジ形成中。
- 4時間ラス戻り高値1.137から11月安値への下降波が親ハラミ、2週前高安が子ハラミ。
- 現状はハラミ中央で方向感がなくシナリオが立てづらい。
- 水曜日のFOMC、木曜日のECB政策金利。
売り手の注目
- 11月陰線の戻り目候補の4時間ラス戻り高値で2週連続レジスタンス。
- 日足+4時間クラスが下目線継続。
買い手の注目
- 11月安値付近、押し目ボックス安値付近のサポートで先週安値へ切上げ。
- 2週前の週足安値サポートも効いている。
TR上段㊤:4週前戻り高値
TR中段:2週前高値(4時間ラス戻り高値)と先週安値。
TR下段㊦:11月安値、上位クラス押し目ボックス安値。
4時間足ベアの視点:①先週高値に引きつけて先週安値へショート。②2週前高値でレジされればショート検討。③4週前高値付近まで買われれば、底値試しのショート。
4時間足ブルの視点:①先週安値に引きつけて2週前高値へロング。②2週前高値ブレイクで4週前高値へロング。③11月安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
- 先週高安値はらみ(2週前ハラミ足)中央スタートで月曜・火曜の値動きは難しい。
- 15日水曜FOMCで先週安値を強襲後、再びレンジ中央へ戻された。
- 16日木曜と17日金曜の先週高値の逆張りは成功した。
毎日の見通し
12/13月曜
2週前ハラミ高安の真ん中で高値キリサゲと安値キリアゲの持ち合い。
1時間足ベアの視点:先週高値付近でレジされれば、金曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:金曜安値でサポートされればロング検討。
12/14火曜
2週前ハラミ高安の真ん中で方向感なし。金曜安値サポートと高値キリサゲ+日足SMA21レジスタンス。
1時間足ベアの視点:高値キリサゲ根拠に前日高値への上値試しから先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:①金曜安値サポートでロング。③先週安値まで売られればロング検討。
12/15水曜 28:00FOMC+パウエル議長会見
- 2週前ハラミ高安のなか方向感なし。
- 金曜+火曜高値Mトップ+日足SMA21、NY時間の抜きの下降波をベースに考える。
1時間足ベアの視点:金曜+火曜Mトップ3波戻り売り。天井試しから先週安値へショート。
1時間足ブルの視点:①金曜+火曜高値Mトップ3波崩れで先週高値へロング。②先週安値まで売られればロング検討。
12/16木曜 21:45 ECB政策金利
- FOMCは先週安値(2週前はらみ安値)タッチから70ピプスの急騰。
- FOMC高値1.13に注目。
- 先週高値からの下降トレンドは一応継続中。
1時間足ベアの視点:FOMC高値1.13に戻り目をつくれば、先週安値へ金曜+火曜Mトップ3波戻り売り。
1時間足ブルの視点:①FOMC1.13戻り目崩れで先週高値へロング。②FOMC1.13戻り売りが安値を切上げれば先週高値へロング。
12/17金曜
ECB政策金利による急騰は先週高値でレジスタンスされ急落、2週前高安のはらみが継続。
1時間足ベアの視点:①先週高値への上値試しから、前日急騰安値へショート、下抜けば、1.125へ利を延ばす。②2週前高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:高値圏なので前日急騰安値付近まで売られればロング検討。
毎日の値動き
12/13月曜
レンジ中央で方向感がなくノーポジション。
12/14火曜
東京時間、金曜安値への下押し待ち。
ロンドン時間、金曜安値反発、15分ネック抜けで青1ロング、レンジ内なので金曜高値でアウト。
12/15水曜
東京時間、天井試し上昇2波待ち。
ロンドン時間、15分戻り高値に戻り目を確認。
NY時間、天井部への試しから下降3波を赤1ショート、1.125割り込めずFOMCを控え撤退。FOMCは先週安値への下振りから、戻り高値を上抜き返し70ピプスの急騰。
12/16木曜
東京時間、前日高値1.13更新後の押し目待ち。
ロンドン時間、黄1押し目買いはレンジ内+ECB政策金利目前で見送って逆張りを狙う。
NY時間、ECB政策金利で急騰後、先週高値反発で赤1逆張りショート、急落後1.13反発でアウト。
12/17金曜
東京時間、先週高値への上値試し、1.135反発で赤1逆張りショート。
ロンドン時間、1時間SMA21上昇ガイドを割り込み、高安を切下げたのでポジションをホールド。
NY時間、下落が始まりECB急騰安値をブレイクでポジションをホールド、1.125でOCOアウト。
ユーロ円
今週の見通し
概要
- 2021高値を頂点に高値キリサゲのMトップを形成中。
- 日足ネックライン+押し目ボックス高値で底堅い動き。
11月安値+押し目ボックス高値サポートVS.日足戻り高値の戻り売り。
売り手の注目
- 日足SMA21と週足チャネル安値裏のレジスタンス。
- 日足戻り高値(3週前高値)を未更新で日足は下目線継続。
買い手の注目
- 11月安値+押し目ボックス高値のサポート。
- 2週前高値の更新。
TR上段㊤:3週前高値(日足ラス戻り高値)
TR中段:先週高安、安値側は11月安値
TR下段㊦:2月安値126.0
4時間足ベアの視点:①11月安値サポート崩れで126.0へショート。②日足SMA21の2回目反発で戻り売り。③日足戻り高値レジスタンスまで買われれば戻り売り検討。
4時間足ブルの視点:128.0サポートで、3週前高値へロング。
今週の値動き
- 13日月曜と14日火曜は128.0サポートと日足SMA21レジスタンスに挟まれ持ち合い。
- 15日水曜FOMCで日足SMA21レジスタンスをブレイク、2週前高値まで急騰。
- 16日木曜はECBで先週高値を抜いたが、日足戻り高値×週足チャネル安値裏のレジスタンスで打ち返されECBによる急騰が否定された。
- 17日金曜は128.5×日足SMA21押し目買いと日足戻り高値急落戻り売りで持ち合って、押し目が崩れて128.0を金曜陰線終値がブレイク。
毎日の見通し
12/13月曜
2週前高値を更新後、128.0に押し目形成中。
1時間足ベアの視点:日足SMA21の2回目反発でショート。
1時間足ブルの視点:128.0サポートで日足SMA21へロング。
12/14火曜
128.0に押し目形成中。
1時間足ベアの視点:①128.0押し目崩れで11月安値127.5へショート。②日足SMA21の2回目反発でショート。
1時間足ブルの視点:①128.0サポート×15分キリサゲL抜けで日足SMA21へロング。②日足SMA21の2回目反発を受けて128.0サポートでロング。
12/15水曜 28:00 FOMC
NY時間に128.5で強く売られたが128.0でサポートWボトム2番底をつくるか。
1時間足ベアの視点:①128.0押し目崩れで11月安値127.5へショート。②日足SMA21の2回目反発でショート。
1時間足ブルの視点:NY時間の戻り売りを受けて買いたいがFOMCを控えて難しいか?
12/16木曜 21:45 ECB政策金利
昨夜のFOMCで急騰、日足SMA21をブレイク、2週前高値まで買われた。
1時間足ベアの視点:①先週高値レジスタンスで日足SMA21へショート。②日足戻り高値(3週前高値)×週足チャネル安値裏まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①前日の上昇波続きを先週高値へロング。②下降2波を受け128.5付近に押し目をつくれば先週高値へロング。
12/17金曜
- ECB政策金利で急騰したが、日足戻り高値(3週前高値)の強い反発で128.5×日足SMA21まで押し返された。
- 128.0サポートと日足戻り高値の競り合い、日足SMA21サポートは買い手有利な材料。
1時間足ベアの視点:①NY時間の下降波を戻り売り。戻り目候補は129.0から先週高値。②日足戻り高値付近まで買われれば先週高値へショート。
1時間足ブルの視点:①128.5×日足SMA21への戻り売りを受け先週高値へロング。②128.0まで売られればロング検討。
毎日の値動き
12/13月曜
ロンドン・NY時間に128.0サポートを確認するも、ドル円とユロドルに方向感がなくノーポジション。
12/14火曜
東京時間、128.0サポートを確認。
ロンドン初動、15分キリサゲL抜けで青1ロング。
NY時間、日足SMA21に届かず、128.5で高値を切下げ始めてアウト。日足SMA21に届かなかったので戻り売りは見送った。
12/15水曜
東京時間、128.0でのロングは、前日下降波の戻り売り受けを待って見送り。
NY時間、前日NY時間の戻り売りが入ったが、FOMCを控えロングは見送った。
12/16木曜
東京時間、前日上昇波の続き、15分キリサゲL抜けで青1ロング、先週高値でアウト。
ロンドン時間、黄1ロングは先週高値+ECB政策金利目前で見送り。
NY時間、日足戻り高値(3週前高値)×週足チャネル安値裏の強反発で、赤1逆張りショート、128.5でアウト。
12/17金曜
東京時間、前日NY時間の急落戻り売りを受け、128.5×日足SMA21のキリアゲWボトムで青1ロング。
ロンドン時間、高値切り下げで撤退、128.5押し目崩れで赤1ショート、128.0でアウト。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
今週は11月高値からの戻り売りと日足押し安値(11月安値)からの押し目買いに挟まれました。
今週の攻略ポイントは水曜FOMCを控え、月曜、火曜の値動きにあまり期待しないことと、木曜のFOMC安値を下抜いた波動を意識できること。
月曜と火曜は安値を切上げましたが、4時間戻り高値で急に売られる可能性も否めず、15日水曜深夜のFOMCまで案の定マーケットは様子、トレードするならFOMC以降でよかったと思います。
15日水曜の見通しで「値動きが弱く、強い波動が出ないとやりずらい」と言ってますが、値動きがさざ波になったら、一旦、大陽線や大陰線など大きな波が立つまでパドリングして待つのが無難。
波が無ければ、波に乗れませんから。
木曜以降はFOMC安値に注目。これを強く下抜き返したことで戻り売りの目が強くなり、結果、金曜は押し目を崩して月曜安値まで全戻しとなりました。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは2週前はらみ足に孕まれた先週高安を認知できること。
今週のユロドルはレンジのド真ん中で始まり、どっちに転がるかわかない状況。先週安値か先週高値に引きつけての逆張りが有効。
レンジ内であっても値幅があれば、『レンジ相場5つの戦い方』を用いたトレードは可能ですが、リスク高目の割に利幅が少ないのでスルーしてもいいでしょう。
レンジ相場の基本的戦い方である、先週安値に引き付けロングや、先週高値に引きつけショートが狙いどころでした。
ケーススタディ
16日青1ロングをいつまでも持って、損切りになった人いませんか?
なぜ、高値を掴み・安値を掴むのか?
それは、高いところで買い、安いところで売るからです。
でも、これって結果論ですよね。
本人は高いところで買ったり、安いところで売ってるつもりなんてないし、続落・続伸して利益がでたかもしれないので、完全に間違ってるともいえません。
問題なのは高値で買うこと、安値で売ることではなく、
自分の乗る波のイメージができないことです。
波がイメージできるなら高値で買おうが、安値で売ろうが本人の自由です。
とても初歩的な話になりますが、
全ての波はN字波動を描き、Nが崩れたのがMトップやWボトムです。
上図の高値Bの位置を予めわかってれば、青〇で買う人はあまりいませんよね。
でも、高値Bで止まるかどうかなんて終わってみないとわかりません。
ここで2通りの考え方ができます。
ベテランさん。
「安値Aから買われ続けてて、そろそろ調整で下がるかも。
あるいは、重要レートを上抜いたので加速する可能性もある。
そうなったら、勿体ないから、青〇でロングして、ヤバそうなら逃げて、押し目候補へのリトレースメントをショートしよう。」
ビギナーさん。
「ブレイク、キター!(青〇)昇竜拳!」
頭のなかに、昇竜拳かジェット・アッパーのイメージしかないので、必殺技のポーズを決めたまま、クロスカウンターを喰らうハメになります。
ベテランさんには”青片波”が見えてますが、ビギナーさんは”紫波と節目付近の値動”きしか見えてません。
月曜からの上昇波片波は、FOMC高値で頭を押さえられましたが、これは終わってみないとわからないことです。
しかしながら、月曜安値から買われ続けているのはわかります。
ボクは木曜に青1でロングしました。
このロングがFOMC高値へのチャレンジロングでしたが、うまくいかずすぐに逃げました。
東京時間だし、あわよくば程度のジャブ打ちであって、昇竜拳やジェットアッパーではありません。
節目には魔物が棲んでます。
あなたの視野を狭め、スコトーマ(心理的盲点)を生みます。
他にも、上位足節目に対して短期足のブレイクだけみて入ってヒゲになって負けるパターン。
レンジブレイクを狙う際、こちらの動画で紹介したように、深めの押し戻しから3波が発生するケース。
これらはすべて、節目が絡んだスコトーマ(心理的盲点)といえます。
さて、2021年の『週刊チャートナビ』の配信は今週で最後、おかげさまで今回で、365回という”節目”を迎えました。
来年の週ナビ配信は8日土曜を予定しています、引き続きよろしくお願い致します。
年末年始は流動性が下がり、急落・急騰などの激しい値動きをすることがあるのでお気をつけください。
今年一年、ご視聴ありがとうございました。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (23)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週はビックリしたことが3つありました。
第三位 ユーロドル金曜の売り指値が刺さっていなかった。
今朝、残っていた注文に気づいたときの衝撃・・・
第二位 BOEがまさかの利上げ
この時はチャートを見ることが出来たのでローソク足が縮んだところでロング。でもあまり伸びませんでした。
第一位 なんか、ブログ記事が一つ多い。。。。
ハッ
これから拝読してきます!
今年の動画アワード、4万字を越えてます!読み応えありますよ~(^_-)-☆
上から順番にまず動画を拝見してからみなさんのコメントを読んでいるのですが全然終わりません笑
今週も楽しく拝見させていただきました。
冬の嵐と言った感じで荒れた相場でしたね。
正にご指摘されていた通り、ドル円もユーロドルも、心的節目に当たっていると感じていました。
ドル円113円。ユーロドル1.130何方も過去にも十分意識された値段でしたね。そう易々と抜ける値段ではないと予想しておりました。
今週は、世界中の投資家が中銀の動向に振り回されたのではないかと思いました。
各中銀の見解は…
FRB ー 強気
量的緩和のペースアップと来年に3回の利上げ可能性を言及。
ECB ー やや弱気
先ずはオミクロン株に対応。その後量的緩和のスケジュールを提示
BOE ー 極めて強気
まさかの(ちょっと言い過ぎ)利上げ。大方の予想に反するサプライズ。
日銀ー 弱気
円高誘導と取れる緩和縮小スケジュールを示し、口では「緩和縮小ではない」と説明。
これだけでも大荒れです。特にBOEが、というよりイギリスの政局が欧州為替を難しくした、と感じました。
私は先週、先々週からユーロドルとユーロポンドのロングをホールドしていました。
しかし、この状況を整理できていないと感じたので、何方のポジションも微益で撤退しました。
わからなくなったら撤退。それでよかったと思っています。
代わりに、わかったところはしっかりといただきました。
金曜日の欧州時間に、1時間足のレンジブレイクからポンドドルをショート。50pipsで利食いしました。
加えてポンド円も同時にショート。これも50pipsで利食いしました。
BOEのその強気は買えない。寧ろ売れると思っていました。
これはファンダメンタルズやテクニカルではなく、英国首班の発言やBOEトップの発言に”焦り”を見たからです。
ブレグジットとコロナショックは世界にとって、英国と欧州にとっても大きな出来事でした。
英国からすると、欧州と袂を分とうとしたのに結果として経済が悪くなったり、コロナで死者が増えたりしたら何のためにブレグジットを決断したかわからなくなる。
だからこそ、私達の決断は正しかった、としなければならない。
その思惑がああいった強気な表情に出ているのではないかと読みました。
未だ重症化リスクが判明していないオミクロン株への対策や、ブレグジット以降顕著になっている労働力不足やサプライチェーンの混乱などを傍目に置き、強気に出た。
十分売れるなと感じました。
慌ただしい12月ですが、常に自分の見立てと計画を元にいつも通りやるのが一番ですね。
常に同じものの見方をする。理想の形を追求し続けて、何度も繰り返す。
マーケットも人生も同じ様なパターン繰り返しですので、これが出来れば、何だって出来ると思えてきます。
そう言った努力の継続が、マヨ晴れさんにおいては、週間チャートナビ365回を達成されたのだと感服致します。
おめでとうございます。そして、メリークリスマス!
YuMasukiさん。
FRB利上げスケジュールの目途がついてきましたが
QTはどうなりますか?
mr03911gt1さん。
私はFRBのメンバーでもなく、経済学者でもなく、投資家です。
故に、その質問を私にしても意味はないと思うのですが。
その問いかけは、「私が金融引き締めをどう捉えているか?」ですか?
特に深い意味があった訳ではありませんでした。
利上げに一応の目安がついたことで次のQTに備えだした長期トレーダーの中には一旦市場からの資金の引き上げや2年3年先の買い増しを想定している方が出てきているようでしたので、YuMasukiさんもそのような利上げ後の更にその先のイメージをお持ちなのかなと思って質問致しました。
(FRBは為替の事はあまり気にしていないのかもしれませんが。)
FRBが今年に緩和縮小を示していたので、コロナショック以来買い続けた株式の売却は粛々と進めました。
特に信用取引分はかなりの部分を売却済みです。
現物は保有し続けますが、買い増しには後ろ向きですね。
というか今買うものがない、と感じています。
買うなら安定資産ですかね。金(gold)が米ドルか。
これは言っている事と真逆になってしまうかも知れませんが、リスクを限定して暗号資産かなと思っています。
Bitcoinはここが天井だとは思わない。
外為の参考にはならないかと思いますが、そんな感じです。
ありがとうございます。
各国中央銀行の動向が、強さと弱さでわかりやすくまとめられていて大変参考になります。強さと弱さの感覚がトレーダー心理に与える影響を読む、これぞトレーダーのお仕事ですね。来年も引き続きよろしくお願いします!ハッピークリスマス。
今見返したら、「量的緩和」と「緩和縮小」がごっちゃになってますね。
私は「気の利いた事を思いついたら、直ぐに口に出してしまうタイプ」です。
それが、リスクを取る原動力になっているのかもしれません。細かい事、ホント苦手です。
すいません。
まあ、強気、弱気という表現でわかるかな。
動画アップして下さりありがとうございます。
金曜 NY手前 ユーロドルショート -25pips
ドル円
イベントを控えていたこともあってか、週前半は値動きが鈍く、トレードは控えました。
木曜急落では、1時間SMAを基準にショートをイメージしていましたがノートレードでした。
ユーロドル
ドル円同様イベントがあり、レンジで方向感無く週前半はノートレード。
水曜は、マヨハレ様解説の3波をイメージ出来ましたが、イベントを控えておりノートレード。
金曜は、ECB高値からLDN高値切り下げ(打ち消し線)で、レンジ戦略でショート検討。
エントリーは、1時間SMA割れを考えました。
下落前モミの中で2回入り直し損切り。
ドル円・ユーロドルともに、週後半までトレードを見送った事は、大きく間違っていなかった事を週ナビで確認。
金曜ユーロドル損切りは、BプランとしてECB高値を上に崩し、2週前高値をイメージしていましたので、
こういったところが、もみ合いを見せられる中で心が揺さぶられたと振り返っています。
水曜ユーロドル3波イメージは、現在のテーマにしている3波でした。
今回はイベントが絡んでましたが、あれもこれもでは無く、伸びる3波狙いで鍛錬していく次第です。
ケーススタディー
スコトーマの解説ありがとうございます。
波のイメージから脱線し、視野が狭まる事を防ぐよう意識します。
どこからの波で、どの動きを狙うのか。
個人的には、重要レートを認識しつつ、価格よりも波のイメージに比重を傾けるよう頭を整理します。
2021週ナビありがとうございました。
頭から尻尾まで学びをいただけるコンテンツです。
僕にとって、週ナビは実戦でどのように相場と対峙するのかを教えていただけるものであり
心より感謝です。
週ナビが無く、独力での検証では随分と質が低いものだったと思っています。
ここまでの相場観があれば、もう不安は殆どないのではないでしょうか。来年は”延びる3波狙い”を徹底的に磨いていきたいですね。来年も引き続きよろしくお願いします。
H様
先週の週ナビでコメント下さっているのを気づきませんでした。
只今確認致しました、失礼致しました。
トリガーを引く前のセットアップ確認
この部分に関して改めて整理したいと思います。
チャートが出来上がってからの検証では、トリガー部分の確認・理解をするのですが、
実戦での動いているチャートでは、出来るだけ高く・安く入りたい気持ちから揺さぶられている感が
成績から客観的にうかがえます。
確かにH様がおっしゃるように、セットアップ目視無く入ることが出来るのであれば超能力者です。
続く「待つ」も重要だと思います、僕はおそらく待つ部分でのコケが多い。
セットアップ目視・待つ、検証練習を重ねていきたいと思います。
押しが浅かった
個人的には浅さが気になり手が出せなかったのが正直なところです。
浅さを感じながらもエントリーし、上手く立ち回れるのは、
やはり相場を熟知されておられるからだと思います。
相場の世界で鍛錬・学習しておられる方々のコメントやアドバイスは
励みになり、気づきをいただけます。
今回のアワードで多くの方々から評される事が物語る通り、
マヨハレ様のコンテンツで学習し、勝ちトレーダーになられたH様は素直に凄いと思っています。
MATSUさん
コメントありがとうございます。3波についての検証を深めればセットアップも見えるようになってきますので是非とも頑張ってみてくださいね♪ポイントの一つに、今週のケーススタディでも言われていましたが「節目ブレイクからの短期足でタイミングをとって昇竜拳期待からのクロスカウンター顔面直撃鼻血ぶー」こういう所に注意できるようになるとトレードの質が上がってきます。どのような波のサイズで相場が動いているのかを見極める・・・これがいわゆる相場観というものだと思いますし、ここが難しいのですよね汗。MATUSさんはフォレックステスターはお持ちだったでしょうか?もし持たれていれば、「paint tool bar」にポリーラインという便利な機能があります。これでチャートに簡単に波が描けますのでフラクタル検証や目線の検証、そして波のサイズ感を体得する練習にはかなり使えるツールの一つになります。3波検証にも役立つと思いますので是非おススメですよ♪もし、既に使われていたりするならば余計なアドバイスごめんなさいでした汗。
ポリーライン、メタトレーダーに標準搭載して欲しいくらいです(^_-)-☆
オススメ最強ツールtradingviewにはPolylineもあるしPathもあります。
PCもブラウザ版・アプリ版がありスマホ・タブレットのアプリもあるので
インジを全て消した今はまあ別にMT5は無くても良いなって感じです。
私の非力なPCでも指標発表で描画が遅れることもないしホントにオススメです。
ちなみにMTF candleとかIndigo Time類似のインジ・コードも探せば各種あります。
証券会社によってはtradingviewから直接トレード出来ます。
H様
節目ブレイク→短期足でタイミング
こういったところの不安定さの向上を目指していきたいと思っております。
金曜日ユーロドルショート負けもコレです。
終わったチャートを見れば、ショートして負けるって・・・
という感じですが、降りた後に伸びるのも相場あるあるです。
Bプランロング目線で、2週前高値を目指す動きを見ていましたので、
下落前もみが上昇前のフラッグに見えて来たのが正直なところです。
こういったところの訓練をしていきます。
場所は、伸びる3波、これを見れる相場観磨きに主軸を置きます。
サイズ感覚、抽象度が高く簡単ではないと思っていますが、急激な効果を求めず淡々と着実に進めてまいります。
まさにアワードのH様投稿のトレードが教科書になる感じです。
FTは知っているのですが、現在使用してはいないです。
今回アドバイスを頂いた機に、後ほどポリーライン調べてみます。
ありがとうございます。
金曜ユーロドルは、レンジなので3波では無いですが短期足でブレました。
3波狙いで磨いていきます。
迷晴れさん、いつもお世話になってます(*^-^*)
今年も一年、毎週変わらず週ナビを配信していただいて
本当にありがとうございましたm(__)m
毎日印刷して迷晴れさんのブログを書き込んだコピー用紙の量が
えらいことになっています(;^_^A
“節目”のスコトーマ…よくやらかす一つなんですが、
だいぶ落ち着いていたのに、年末に向けて焦りとともに復活してしまい、
そこが節目なのは分かっていて、シナリオではちゃんとサポートされたらロング
なんて書いているのに、なんでしょう…吸い込まれちゃう感覚です。
一つ一つがバラバラで、ちゃんと連動出来ていないようです。
週ナビも年明けまでお休みなので、復習、特訓に重点を置いて
迷晴れさんのどうしてそうしたと言われたことを意識してチャートと向き合いたいと思います。
“聖夜に語る”私も大好きなシリーズです。
楽しみにしていますね。
たくさん学ばせていただき本当にありがとうございます。
感謝しています。
お体ご自愛くださいね。
聖夜に語る2021。
今から、動画編集作業に入ります。いつもと違うアドビの難しい編集ソフトを使うんですが、1年前の操作方法を完璧に忘れてます。毎年のことですが…
この1年、週ナビのおかげで大局をつかむ力がつき、週始めに考えるトレーディングレンジや4h足レベルのシナリオ想定が概ね迷晴れさんと類似し、大きく外すことはほぼなくなりました。しかしそれらを日々のデイトレードに落とし込んで実際のトレード、となると、変なスイッチが入ってしまうのが中々、なかなか治りませんでした。
今年3月までに計上した総資金30%の損失を取り戻し、何とか微益にして今年を終えられそうですが、それは決して良いトレードを積み重ねたものではなく、むしろ欲と焦りの中で無理くりやったトレードが運よく勝てた的なものが多くありました。
「一つに絞れない」「決めたことが守れない」…。どこまで痛い目を見れば目を覚ますのか。
今年も自分の弱さが一番手ごわかったです。
年末年始は再度じっくり自分と向き合い、「あり方」を見直す時間に充てます。
今年も大変お世話になりました。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
週末の「聖夜に語る2021」、楽しみにしていますね。
相場観のない人から比べれば大進歩です!相場観を信じて、シンプルに勝って、シンプルに負ける。負けを分析すると色々見えてくると思います。