1Nov
迷晴れボックスは、ブログの「迷晴れボックス」より投稿された、負けトレード、そのほかトレードのモヤモヤを、テクニカルと心理の両面からスッキリさせるコーナーです。
長期足レジスタンスの考え方
最近のドル円のことについてなのですが、画像は1時間足と5分足のチャートです。
114.50付近に週足でのレジスタンスがあると思いますが、その下の114.00付近はちょうどそのネックラインになっていると思います。
ここでレジスタンスされ下がってくることを考えて売りシナリオを考えておりました。日足、4時間足、1時間足はアップトレンドですがその上昇の利確を狙っての売りエントリーです。
私はオレンジ四角の部分で売りエントリーをしました。
根拠としましては、まず114.00付近が週足レベルでのレジスタンスであり、113.25からの4時間足の波でも途中失速し、更にその中の113.50からの反発でも上を抜けれないと判断したダブルトップの右肩頂上付近です。
5分足の波では押し安値を抜けているポイントです。このポイントが一番早く売れるのかなと思う場所だと思います。
もちろんアップトレンドですので、114.00付近のラインを抜ければアップトレンド継続ですので、損切りはその直上に置いていました。
狙いは113.50、113.25のサポートを抜けるかを見ながら、最大で113.00付近です。113.00からは日足レベルでの押し目買いが入ってくると思うのでそれまで売っていこうと思っておりました。
ですが、売りエントリーを仕掛けた後、緑のラインで反発し建値まで戻ってきています。
僕はこの時点でレンジになりそうだなと判断しましたが、利確狙いなので方向性が出た後の戻り売りは難しいと思い114.00ラインを上抜くまではポジションを保有します。(戻りなく一気に下げる可能性があると思いました。)
結果は114.00を上抜けアップトレンド継続になりました。(損切りになりました)
質問ですが、マヨ晴れさんがオレンジ四角のポイントでエントリーした場合緑のラインで反発したのを見て、一度ポジションを閉じますでしょうか?(その場合は再び下に方向性が出たらエントリーし直すと思います。)
あと、そもそも114.00付近での売りエントリーを考えますか?それとも週足レジスタンスの114.50付近まで売りは考慮しませんか?
マヨ晴れさんのご意見お待ちしております。
投稿者:今日も一日がんばるぞい!さん
ゾーン思考と逃げるチャンス
ボクは113.70をネックラインとみていて、ここから高値114.50までを”レジスタンス・ゾーン”と認識していました。
つまり、このゾーン内のどこかで、波の反転が始まるという認識です。
結果として、114.00黄●”日足毛抜き天井”が意識されて、Wトップを形成しかけましたが失敗、114.50を目指す体になりました。
この上昇波のてっぺんを、114.00あるいは114.50どちらで観ている人が多いかですが…正直いってわかりません。
高値手前のネックラインで、波が切り返すことはよくありますが、高値までいくことも同様にあります。
双方に不確実性のベールを被っていて、検証して条件付けできるのかどうか…その答えは見つからないかもしれません。
ゾーンとすることで水平線に固執することなく、このWトップは崩れて114.50まで上昇可能性があると考えられます。
それと、せっかくてっぺんから売れているので、ボクなら利確時にポジションを半分残します。
ネックラインを下抜ければ、Wトップ成功の確度は高くなりますし、抜けなくても、赤矢印のような下がり方をすることもあります。
仮に、114.00を背中を預けてショートするなら緑水平線では逃げません。青安値からの押し目買いを、ここで受けるのは仕方ないです。
もし、赤矢印のようになれば、利益確保できるので、安値を切上げ始めた青〇で、一旦逃げて入り直しをしますが、緑水平線から安値を切上げ始めたところで逃げても、良くて建値、あるいは損切りになります。
一旦レンジ化してから下がり始めるかもしれませんので、114.00上の損切り位置は変えません。
では、どこで逃げるかというと…
第一候補は、青ブロックで安値切下げに失敗したところ。
第二候補は、緑ブロックの小競り合いです。
114.00周辺では、今日一さんのような”114.00てっぺんショート組”と、”114.50てっぺんロング組”との攻防が起こっています。
緑ブロックを上抜けたら、絶対に売りポジを切らないとマズイのは、この攻防に決着がつくからです。
ここは、高みの見物をしていたトレーダーにとって絶好の買い場です。
争いは自分と相手が同レベルだから起こります。
争いは、お互い同じような次元の主張を通そうとして起こります。
“金持ち喧嘩せず”
成金ではなく、何世代にもわたって総資産が何十億円、何百億円とあるような、本当のお金持ちは、争いを好まず、地味で、あまり表に出てこないらしいです。
結局のところ、争いは相手に、エネルギーを与えるだけです。
相場でも、日々これが起こっています。
たとえば、今回の5分足チャート、緑ボックス内で起こった事象は、売り手と買い手のエネルギーの奪い合いです。
この小競り合いの最中、ロングして勝っても、それは偶然の産物で、明らかに買い優勢とはいえない、つまり、再現性はありません。
相場はゼロサムゲームといわれますが、なるべくなら戦わずして勝つ方法を選びたいものです。
それが戦略、すなわち”戦いを略す”ということになります。
ビジネスでも、相手を打ち負かそうと対立より、協調するほうが儲かります。
最近だと、セブン銀行は「協調戦略」で成功しています。
セブン銀行がATMに特化しているのは、他行と競合しないためです。
金融機関がATM店舗を維持するにはコストがかかり、現金強奪のリスクも抱えます。
セブン銀行と提携すれば、手数料を払うだけでで、コストやリスクなしで事業エリアを拡大できます。
こうすることで、セブン銀行と他行はウィンウィンの関係になっています。
しかし、国ごとにGDPの違いはあれど、まだまだ、地球人は同じようなレベルの低さなのかなと思います。
もし、圧倒的な科学技術と精神性の高さがあれば、核ミサイルなどつくらず、フォースフィールドをつくるでしょう。
でも、それには、まだしばらく時間がかかりそうです。
鉄腕アトムの誕生日は西暦2003年4月7日、そこに描かれた世界観に、やっとこれから近づいていくのかな。
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コメント
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コメント (4)
迷晴れ先生の動画を毎回拝見しておりますシバズケです!楽しい動画いつも、ありがとうございます!フィルターをかける事によって、エントリーが減る事になりますが、かけることによってエントリー出来なかった場面が大きく伸びたとしても、しょうがないと見るべきでしょうか?先生はどのような考えなのか意見を聞かせてくれると嬉しいです、宜しくお願いします!
フィルターをかけないメリット・デメリット。
フィルターをかけるメリット・デメリット。
このバランス次第だと思います。
NoN様
こんばんは。KaZです。
今週も『【BOX#27】争いは同レベルだから起こる。』の文字起こしが完了しましたのでご確認ください。
PS
最近、固いコメントばかりだったので、たまにはあえてFXには関係のないコメントをしてみます(笑)
訊いてどうということではありませんが、動画を視聴させて頂いての単純な興味です。
NoNさんは以前の動画で、過去のトラウマの影響で魚が食べられず、今でもスーパーで魚は買わない(料理屋のお魚であれば割と平気)とお話しされておられましたが、当時はやはり生魚もダメだったのでしょうか?過去、社長業を務められていたので、取引先との会食などではお刺身やお寿司も定番だったのではないかなと思いました。まあ、その辺は選択次第でどうにでもなることかもしれませんが(^^;
僕は、妻の実家が愛知ということもあり、うにいくら丼を求めて南知多の魚太郎までドライブがてらよく行きます(^^)下の子供がもう少し大きくなったら、海水浴がてら浜焼きなども堪能したいと目論んでいます(笑)まあ、あと4~5年先の話になりそうですが。
取り留めもない文書になってしまったところで、いつものようにチャートの荒波への準備を始めます。また冬時間の到来ですね。いろいろ、うっかり八兵衛しないようにしっかり準備していきたいと思います(^^)ゞ
いつも有難うございます(^_-)-☆
マグロは何とかいけましたが、生魚は全般的にダメでしたね。ただし、イカ・タコ・イクラなんかは問題なく食べれましたよ。タコ焼き・イカ焼きは大好きです。