9Nov
今週のポイントは日銀追加緩和後の上昇が止められそうな日足レジスタンス・ラインに警戒しながらのトレードとなりました。EUR/JPY 2014/10/03-10/07
photo credit: Ian Sane via photopin cc
日銀追加緩和による急上昇で月足レベル上昇トレンド継続なるか。
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日銀追加緩和以降、アゲアゲ相場ですが、日足の高値に近づいていることに注目したいです。ここをブレイクすれば月足レベルでの上昇トレンド継続となりますが…
4時間足レベルでは情報が取れない。
4時間足の高値R1をブレイクすると、それ以降チャートの左側に情報がありません。今回のサプライズ上昇は4時間足レベルのレジスタンスなどいとも簡単に突破しているので、止められるレートを探すには、さらに上位の日足を見るしかありません。
サプライズ上昇軍は日足レジスタンス軍を次々に突破、日足の最後の砦に迫ってきた。
日足で見るとレジスタンス・ゾーンR1、その中の有効そうなレジスタンス・ラインR1aとR1bが確認できます。それぞれ一旦小休止が入っていますが、今までの上昇から考えるとたいした押しも入らずに突破していきました。これだけ上がったのだから、そろそろ大きな押しが入るだろうと逆張りするのは、とても危険なところです。今週で一番注目したいのは、レジスタンス・ゾーンR2です。なぜここが注目かというと、ここを抜ければ月足レベルの上昇トレンド継続になるからです。こういう場所は攻防しますし、強い売りも予想されます。
日足レジスタンス・ラインに注意しながら押し目買いの一週間。
ダウ理論で言えば、明確なシグナルが出るまでトレンドは継続します。チャートを見ればどこにも明確なシグナルなど出ていませんので、スケベ心で逆張りショートなどせず、堅実に押し目買いをしていけば利益が出る相場です。参考までにわかりやすいエントリーポイントを動画で解説しましたが、日足レジスタンス・ラインでは一旦止められて上昇フラッグなどのチャートパターンを形成しているので、短期足が一旦下降トレンドになりました。日足などのラインを抜けるには短期足の目線が逆向きになることは珍しくないので、そのことを知っていればムダなエントリーを避けられます。
日足の高値付近①では、やはり強い売りが入ってきました。これを上抜くと月足レベルの上昇トレンド継続となるので当然のことです。15分足1本で70ピプス下落しているので、最後の上昇に飛び乗った人は振り落とされています。チャートが読める人はロングするにしても危険地帯でトレードしている自覚があるので、上手に利確して逃げれていると思いますが、ニュースでトレードしている人は含み損を抱えながらの憂鬱な週末になっていることでしょう。
今日のまとめ
日銀追加緩和の影響で今後どのような相場展開になるのかわかりませんが、相場がレジスタンスとサポートの間を行ったり来たりする原理原則は変わりません。要は、勢いが強ければ強いほど、大きな時間足のラインまで一気に進むことがあるので、今週のような相場ではデイトレードであっても日足などの大きな時間足を意識する必要があります。
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■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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コメント (1)
拝見させていただきました。
相場の状況をその場で判断する目はまだ本当に不十分ですが、今回の動画で急落前の動きについての解説が腑に落ちたと感じました。
以前から何度もうかがっている内容だと思いますが、やはり体に染みつくまでには何度も聞いてやっと入るということだと思いました。
これからも勉強させていただきます。
ありがとうございました。