19Jul

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週刊チャートナビ 第541回(2025/07/14〜2025/07/18)一週間の為替チャート(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)を振り返りながら、週トレードやデイトレードにおける攻略ポイントを深掘り解説します。
ドル円
今週の見通し
相場の背景
- 5月高値ネックラインを挟んだトップとボトムの睨み合い構造
- 5月はらみ足の内部を推移
- 20日参議院選挙結果(自民党大敗)を織り込んだ動き→日銀の利上げに対する不透明感
- 米トランプ政策の先行き不透明感
- 5月高安のレンジ相場(=日足の戻り売りVS5月安値のサポート)
- 先週陽線の終値が日足チャネル上限を上抜いたが「日足の戻り売り局面」でもある
- 6月高値ダブルトップ(6月高値から146.00)に移行する可能性アリ
- 重要経済指標:米CPI・米小売売上高・日CPI
ベアの注目
- 日足戻り売りへの期待感アリ
- 6月高値ダブルトップの押さえ→日足チャネル上限+100日線のブレイクが”だまし”になる可能性
ブルの注目
- 先週陽線が100日線と日足チャネル上限をブレイク
- SMA21(D1/H4/H1)の上昇パーフェクトオーダーが成立
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 5月高値 |
TR中段 | 6月高値と146.00 |
TR下段㊦ | 先週安値 |
ベアのシナリオ
日足下降トレンドの戻り売り、6月高値ダブルトップの2番天井に1時間足レベルの反転パターンの形成を待って売る。
ブルのシナリオ
5月安値のサポートを背景に、先週陽線を5月高値へ押し目買い。
毎日の値動き
シナリオとトレード
07/14 月曜
- 6月高値ダブルトップの2番天井候補VS1時間足レベルの上昇トレンド
- 100日線+日足チャネル上限を先週陽線終値がブレイク
- SMA21(D1/H4/H1)の上昇パーフェクト・オーダーが成立
ベアのシナリオ:①上げ止まるのを待ってショート検討
ブルのシナリオ:①日足チャネル上限への下値試しから6月高値へ押し目買い
- 東京・ロンドン時間、先週高値の押さえを確認。
- NY時間、先週高値を更新。
07/15 火曜 米CPI
- 6月高値ダブルトップの2番天井候補VS5月安値サポート(=2024年安値の2番底候補)
- 100日線+日足チャネル上限を先週陽線終値がブレイク
- SMA21(D1/H4/H1)の上昇パーフェクト・オーダーが成立
ベアのシナリオ:①6月高値の反発で逆張りショート
ブルのシナリオ:①146.00上昇波を押し目買い
- 東京・ロンドン時間、米CPI待ち。
- NY時間、米CPIの高値(=21時同時線高値)抜けで青1ロング、5月高値の上抜けで半決済。
- 翌日、149.00の押さえ、4時間陰線コマ足確定でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
5月安値のサポート(=2024年安値の2番底候補)
【事実】
6月高値のブレイク×米CPI高値(=21時同時線高値)抜け
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
撤退値:5月高値
目標値1:5月高値
目標値2:200日線
損切り:22時足の急騰安値
07/16 水曜
- 米CPIの発表後に急騰、前日陽線終値が”5月はらみ足高値”をブレイク
- 日足チャート→2024年安値の2番底ネックラインに到達
- SMA21(H4/H1/M15)の上昇パーフェクト・オーダーが成立
ベアのシナリオ:①前日陽線押し戻しのショートを検討、1時間足SMA21を目安に押し目崩れを売る。
ブルのシナリオ:①前日陽線を150.00へ向けてフォロー、5月高値上の”持ち合い上放れ”あるいは前日陽線の押し目買い。
- 東京・ロンドン時間、149.00の押さえを確認。
- NY時間、トランプ米大統領がパウエルFRB議長解任の準備をしているとの報道で急落、その後に報道が否定された。
07/17 木曜 米小売売上高
- NY時間、トランプ米大統領がパウエルFRB議長解任の準備との報道を受けて急落、その後、この報道が否定され半値まで引き戻し、現在は調整中。
- 147.00レジサポライン、146.00上昇波のフィボ61.8%に反応して強烈に反発。
ベアのシナリオ:①5月高値を試せば戻り売り
ブルのシナリオ:①146.00上昇波の押し目買い(押し目ゾーン→147.00から先週高値)
- 東京時間、146.00上昇波の青1押し目買い、5月高値で半決済。
- NY時間、急落高値の反発でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
5月安値のサポート(=2024年安値の2番底候補)
【事実】
146.00上昇波の押し目候補(先週高値=レジサポライン+フィボ50.0%+147.50)×147.00から先週高値へキリアゲ
4時間足SMA21の支え
撤退値:1時間足SMA21+急落波の戻り目
目標値1:5月高値
目標値2:急落高値
損切り:5分足のキリアゲ2番底
07/18 金曜 日CPI
- 146.00上昇波の押し目買いが5月高値を試している。
- SMA21(D1+H4+H1)が上昇パーフェクトオーダー
ベアのシナリオ:①5月高値2番天井の形成からショート
ブルのシナリオ:①5月高値2番天井の崩れで150.00へロング
- 東京・ロンドン時間、4時間SMA21の上に5月高値の2番天井を形成。
- NY時間、ネックラインの反発でショート見送り。
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:先週ブレイク陽線を背景に、5月のはらみ足高値を試す展開
先週の陽線が、100日線および日足チャネル上限を上抜けたことで、今週は5月高値(はらみ足の上限)レジスタンスを試す展開となった。
今週の局面整理
フェーズ1.146.00押し目買いモメンタムが継続
先週の陽線が100日線および日足チャネル上限を上抜けたことで、先週の上昇モメンタムが継続。
15日の陽線が、5月のはらみ高値に到達。
フェーズ2.146.00上昇波の押し目買い
5月高値付近から、16日の“トランプ発言”によって急落。
しかしこの下落が、146.00上昇波の押し目として認識され、現在は5月高値付近で2番天井を形成中。
今週の狙い目:146.00上昇波をフォロー
先週の陽線が100日線と日足チャネル上限を突破したことで、「買われやすい環境」が整った。
今週はまず、この認識がとても重要なポイントでした。
週明け時点で、相場の抵抗として立ちはだかっていたのは、6月高値~先週高値ゾーンでの売りポジション。
しかし、米CPI発表後にその高値をあっさり突破したことで、売り勢の損切りが一気に巻き込まれ、5月高値まで急騰しました。
その後、16日のトランプ発言によって急落するも、これは146.00昇波に対する価格調整が、ニュースによって一時的に加速したに過ぎないと判断。
むしろ押し目ととらえ、翌17日に147.00から先週安値のキリアゲで買いました。
今週の学び:構造が崩れていなければセオリー通りに動く
目先のファンダメンタルズで動いても、相場の構造そのものが崩れていなければ、セオリー優先で考えるべきです。
たとえば、16日の急落はトランプ発言に反応した動きでしたが、そのスピード感に飲まれて、思考停止してしまってはいけません。
実際には、146.00上昇波に対して、フィボナッチ61.8%にあたる147.00付近でしっかり反応し、さらに先週高値(=フィボ50%)で切り返しました。
つまり、これは教科書通りの押し目形成の動き。
構造としては、買い優勢のままですし、短期足のセットアップを根拠にエントリーするタイミングでもありました。
もし、この場面で「売り」を狙うなら、先週高値(=フィボ50%)のサポートが割れてからの話。
構造が残っているうちは、セオリー通りに押し目買いを狙うのが自然です。
なぜ構造が大切なのか?
それは、多くのトレーダーが相場構造を前提にシナリオを組み立てているからです。
一時的なニュースや急な値動きに過剰反応しても、それは少数派の動きにすぎません。
ユーロドル
今週の見通し
相場の背景
- 6月陽線の2022年高値を更新で大局は上昇相場
- 1.190レジスタンスが迫る
- 米トランプ政策の先行き不透明感
- 上昇過熱感から2週連続調整で下げた
- 重要経済指標:米CPI・米小売売上高
ベアの注目
- 上昇過熱感=RSIダイバージェンス
- SMA21の乖離(D1→100D)
ブルの注目
- 上昇トレンド(D1+H4)の支え
- 3週前安値上昇波の押し目ポイント(=フィボ50%付近+日足SMA21)に到達
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.19 |
TR中段 | 2週前高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 1.16 |
ベアのシナリオ
上昇過熱感の調整が背景①先週安値の押し目崩れで1.16へ売る②2週前高値の2番天井で売りを検討
ブルのシナリオ
4時間足上昇トレンドのフォロー①3週前安値上昇波の押し目形成(=先週安値または1.16)から2週前高値へ買う。
毎日の値動き
シナリオとトレード
07/14 月曜
3週前安値上昇波の押し目候補(=フィボ50%+日足SMA21)に到達
ベアのシナリオ:①先週安値+日足SMA21の押し目崩れで1.16へショート
ブルのシナリオ:①3週前安値上昇波の先週安値押し目買い
先週安値+日足SMA21に3週前安値上昇波の押し目待ち
07/15 火曜 米CPI
3週前安値上昇波の押し目候補(=フィボ50%+日足SMA21)で横ばい
ベアのシナリオ:①先週安値+日足SMA21の押し目崩れで1.16へショート
ブルのシナリオ:①3週前安値上昇波の先週安値押し目買い※1.16のスパイクに注意!
- 東京・ロンドン時間、米CPI待ち。
- NY時間、先週安値のブレイク(=21時コマ足安値)抜けで赤1ショート、1.16でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
上昇過熱感の調整局面
【事実】
先週安値の押し目崩れポイントで1時間足波のキリサゲ×米CPI安値(=21時コマ足安値)抜け
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
撤退値:1.16
目標値1:1.16
損切り:22時足の急落高値
07/16 水曜
- 米CPIの発表後に1.16へ急落、先週安値の押し目候補を崩したが、3週前安値上昇波のフィボ61.8%付近に押し目をつくる可能性アリ。
- SMA21(H4/H1/M15)の下降パーフェクト・オーダーが成立
ベアのシナリオ:①前日陰線を戻り売り(H1SMA21目安)
ブルのシナリオ:①前日陰線の引き戻しをロング(M15→H1のSMA21乖離埋め狙い)
- 東京時間、1時間足SMA21目安の引き戻しロングは上げ余地が小さくて見送り。
- ロンドン時間、前日陰線の戻り売りは1.16目前で見送り。
- NY時間、「トランプ米大統領がパウエルFRB議長解任の準備」との報道で急騰、その後に否定された。
07/17 木曜 欧消費者物価指数・米小売売上高
- NY時間、トランプ米大統領がパウエルFRB議長解任の準備との報道を受けて急騰、その後、この報道が否定され半値付近まで押し戻し、現在は調整中。
- 1.16は3週前安値上昇波のフィボ61.8%押し目買い候補
ベアのシナリオ:①3週前安値上昇波の1.16付近押し目崩れでショート
ブルのシナリオ:①3週前安値上昇波の1.16付近押し目買い
- 東京時間、5分足のキリサゲを確認したが1.16目前でショートは見送り。
- ロンドン・NY時間、4月高値に3週前安値上昇波の押し目待ち。
07/18 金曜
4月高値に3週前安値上昇波の押し目形成中
ベアのシナリオ:①4月高値の押し目崩れで2022年高値へショート
ブルのシナリオ:①3週前安値上昇波の4月高値押し目買い
- 東京時間、4月高値2番底から青1ロング、4時間足SMA21で半決済。
- NY時間、先週安値裏でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
4時間足の上昇トレンド
【事実】
3週前安値上昇波の1.16押し目候補×4月高値ダブルボトム×17日安値の逆三尊天井
1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
撤退値:4時間足SMA21
目標値1:先週安値裏
損切り:1本目の4時間足暫定安値
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:過熱調整一服、1.16周辺に押し目を形成
7月初めから続いていた過熱感の調整による下落が一段落し、1.16付近で、3週前安値上昇波の押し目を作る動きが見られました。
今週の局面整理
フェーズ1.先週安値(=フィボ50.0%)の押し目崩れ
15日の陰線により、先週安値(フィボナッチ50.0%)の押し目が崩され、ひとつ下の1.16付近(フィボナッチ61.8%)の押し目を試す展開となった。
フェーズ2.1.16周辺の支えで底打ち感が出始める
16日はトランプ発言の影響で乱高下したが、16日安値と17日安値によるダブルボトムを形成し、底打ちの兆しが見え始めている。
今週の狙い目:3週前安値上昇波の押し目買い
今週は、3週前安値上昇波の押し目形成(先週安値~1.16エリア)からの押し目買いを基本戦略としました。
16日の値動きで一時的に1.16を下抜けましたが、このエリアは「中期的な押し目候補ゾーン」であり、多少のアンダーシュートは想定内。
むやみに飛びつくことなく、下抜けたように見えても焦らず慎重に対応する姿勢が求められます。
また、トランプ発言による一時的な乱高下がありましたが、これは相場構造(=中期的な押し目形成)を否定するほどのものではないと判断。
あくまで押し目買い優位の相場構造に乗ることが、今週の本筋でした。
今週の学び:上位足の押し目形成局面はビギナーの鬼門
今週は、4時間足レベルで押し目形成の動きが見られましたが、こういう上位足の押し目局面は、ビギナーにとって一番やられやすいタイミングです。
なぜなら、4時間足の押し目を作るには、1時間足で明確な反転パターン(ダブルボトムや逆三尊など)が必要で、それが完成するまでに1週間かかることも普通だからです。
この時間軸の感覚がないと、途中の値動きに振り回されて、「押し目形成中の調整波」に巻き込まれて損を出してしまいます。
もちろん、「短期決済前提でリスクを取る」という考えもアリですが、無理にポジションを持たず、プロセスが整うのを待つのが基本。
特に初心者のうちは、しっかり反転の形が整ってから、中長期トレンドの押し目買いに乗るほうが安全で、結果的に勝ちやすいです。
ポンドドル
今週の見通し
相場の背景
- 大局は上昇相場だが過熱感がある
- 2022年高値+日足チャネル上限で反発
- 米トランプ政策の先行き不透明感
- 2週前高値から過熱調整で続落中
- 6月安値+2024年高値のサポートVS上昇過熱感の調整下落
- 重要経済指標:米CPI・米小売売上高
ベアの注目
- 上昇過熱感による続落→6月安値上昇波のフィボ61.8%水準を先週陰線終値がブレイク
- SMA21の下降パーフェクトオーダー(D1/H4/H1)
ブルの注目
- 上昇トレンド(D1+H4)の支え
- 2024年高値+6月安値のサポートゾーン
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前高値 |
TR中段 | 先週始値と2024年高値 |
TR下段㊦ | 2024年高値と6月安値 |
ベアのシナリオ
上昇過熱感の調整を背景に2週前高値下降トレンドを6月安値へ向けてフォロー
ブルのシナリオ
トレーディングレンジ下段のサポートで2週前高値下降波の引き戻しを買う
毎日の値動き
15分足下降トレンド戻り売りポイントなら2箇所あったが、すでに2024年高値周辺の安値圏に到達していたため、利益確定による買い戻しリスクを避けてノートレード。
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:6月第4週大陽線安値まで全戻し
過熱感からの調整下落が今週も続き、6月第4週の大陽線安値まで全戻しが完了して一服となった。
2024年高値から6月安値にかけてのサポートゾーンに到達後、底打ちの動きが見られる。
今週の局面整理
フェーズ1.2024高値周辺で底値固め
14日・15日は続落したものの、2024年高値周辺で底値を固める動きに終始。
今週の狙い目:7月高値下降波の”戻り”狙い
2024年高値周辺を安値圏とみなし、底値を固めた後の「戻り(引き戻し)」を狙ったが、セットアップが整わなかった。
今週の学び:捨てるからこそ、拾える
1日ワントレードのデイトレなら、15分足波のトレンドフォローが最小単位だと感じます。
15分足より短い5分足や1分足の波になると、トレードチャンスは激増しますが、その上の15分足波の方向次第では、利を伸ばせないことも多いです。
例えば、15日の短期上昇局面は5分足では上昇トレンドでしたが、すぐに15分足下降トレンドの戻り売りに巻き込まれてしまいました。
相場はフラクタル構造なので、1分足の波でもトレードしようと思えばできてしまいますが、どこかで線を引かないとキリがありません。
個人的には、利が伸ばせる場面での「損小利大トレード」が好きなので、5分足や1分足の波はあえて捨てています。
ちなみに、今週のポンドドルは、2024年高値の支えや7月の調整続落による利益確定の買い戻しリスクを考え、15分足下降トレンドの戻り売りは見送りました。
すべての波を拾うことはできません。
捨てるものを決めるからこそ、拾えるものがあるのです。
来週の相場展望
ドル円
相場の背景
- 5月高値ネックラインを挟んだトップとボトムの睨み合い構造
- 150円ラウンドナンバーが意識される局面
- 米トランプ政策の先行き不透明感
- 7月第2週陽線が100日線および日足チャネル上限を上抜けたことで、先週は、5月高値(はらみ足の上限)レジスタンスを試す展開となった。
- 5月高値+150円のレジスタンス・ゾーンvs7月安値上昇波のフォロー
- 20日参議院選挙の影響
- 重要経済指標:特になし
ベアの注目
- 5月高値+150.00のレジスタンス・ゾーン
- 7月安値上昇波の過熱感(RSIダイバージェンス)
- SMA21の乖離(H4→D1)
ブルの注目
- 100日線と日足チャネル上限の上方ブレイク
- SMA21(D1/H4/H1)の上昇パーフェクトオーダーが成立
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 150.00 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 146.00 |
来週のシナリオ
ベアのシナリオ
7月安値上昇波の過熱感を背景に、先週安値+日足SMA21を目安に”価格調整”を売る。
ブルのシナリオ
7月安値上昇波を基準に、先週安値+日足SMA21への下値試しから押し目買い。
ユーロドル
相場の背景
- 大局は上昇トレンドが継続
- 5月安値上昇波の仮ネック(フィボ38.2%)を形成中
- 7月高値レジスタンスVS5月安値上昇波の仮ネック
- 先週安値の仮ネックに注目
- 重要経済指標:ECB政策金利
ベアの注目
- D1グランビルのトレンド転換局面→日足チャネル下限まで下げ余地アリ
- SMA21の乖離(D1→100D)
ブルの注目
- 5月安値上昇波の仮ネック=先週安値のサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 7月高値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 4週前安値 |
来週のシナリオ
ベアのシナリオ
D1グランビルのトレンド転換局面を背景に、仮ネック=先週安値割れを狙って、7月高値下降波を1.15へ向けて戻り売り
ブルのシナリオ
仮ネック=先週安値への下押しから5月安値上昇波を7月高値2番天井へ押し目買い
日本人トレーダーの5人に1人が選ぶXM Trading XMは全世界に242万口座の顧客を持つグローバル企業で(2025年現在)、日本人のFXトレーダーのうち、5人に1人がXMユーザーであると言われています。XMは最大888倍のレバレッジと追証なしのゼロカット・システムが魅力です。 こちらの公式サイトから口座開設すると13,000円分(※期間限定)の取引用ボーナスを受け取ることができます。自己資金0円で始められ、もちろん、利益は出金できます。
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コメント
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コメント (7)
今週もお疲れ様です!
今週は本当に難しい相場でした。。
ドル円日足チャネルブレイクロングは火曜CPIでのトリガーのPAが自信が持てず取れず、
また水曜に5月高値ブレイクから変なタイミングで押し目買いしてしまい損切でマイナスとなりました。
木曜の押し目買いポイントも認識できていたものの、
1番底と2番底があまりに離れていてかつ前日急落波の半値付近まで戻している状況を見て、
乱高下後の15分足波構造の把握に自信が持てず、売り買い攻防になる可能性を考えてしまいロングできませんでした。
やはり15分足以下の波の捉え方、波が詰まってきたエリアや波が加速乱高下した際の波描画精度が安定せず、
もう十分波を受け切ったとみなせるかどうかなど、波の構造を捉え違えてミスエントリやチャンスロスする時があり、まだまだ波描画の練習が必要です。。
ユロドルポンドルも上位足上昇トレンド押し目買いを常に警戒しながらの買いの過熱感による調整フォローという、
右向きながら左も見ないといけないような難しさが続きますね。。
来週も引き続き何卒よろしくお願いいたしますmm
今週は難しかったですね。
木曜の押し目も「入りたいけど迷う」形かもしれません。
ボクはトランプ発言による急落をアンダーシュート気味に捉えましたが、上下の切り返しの幅が大きいと、それだけ構造を判断しづらくなって、慎重になってしまうのはすごくわかります。
いつもご教授頂き有難うございます。捨てるものがあるからこそ拾うものがある。本当にその通りですね。先週の週間チャートナビでコメントさせて頂いたように、自分は先週のドル円の急上昇には全く乗れずトレードの調子はあまりよくなかったのですが、そのトレードとは実は全てデモトレードだったのです。先週月曜の時点でドル円の急上昇を逃したことによって難しい1週間になると思ったので、敢えて実弾トレードはせずに先週1週間は捨てて様子見した訳です。その甲斐あってか今週のドル円は引き続き上昇しましたけどしっかり押し目をつけてくれたので、実弾トレードでガッツリ取らせて頂きました。ユーロドル、ポンドドル等のドルスト通貨は動画内での解説のように一旦下げ止まったところでの調整局面ということで、自分としても一目見ただけでやる気を無くすようなチャートだったので1週間ノートレードでした。デイトレなら15分足が最小単位とのことでしたがスキャルでも同じで、15分足ですらトレンドが出てないところに飛び込んで5分、1分の波を追っかけても損切り祭りになるだけです。自分の感覚としては1時間足くらいのトレンドに順張りのがやり易いと感じます。来週は特に目立った経済指標もなくドルストに関しては引き続き調整局面を予想してますが、ドル円に関しては選挙結果によってどう動いていくのかを見定めてからトレードした方がよさそうですね。捨てるものと拾うもの、様子見する
コメントありがとうございます!
チャートを見た瞬間「やる気が出ない」と感じる相場ってありますよね。そういう感覚はとても大事だと思います。無理にやって消耗するより、手を出さない勇気の方がよっぽどプロ的です。
また、スキャルをするにしても、1時間足のトレンドをベースにするのがいいでしょうね。小さい足だけ見てるとどうしても振り回されがちになりますし、「流れ」を味方につける意識、大事ですね。
最後のコメントが途中で切れてしまい申し訳ありません。捨てるもの拾うもの、様子見する時と狙う時。その区別をハッキリつけてトレードしたいです。
迷晴れ様、いつもお世話になっております。
先日はコメント返信していただきありがとうございました。
いつも動画・ブログを参考に勉強しております。
今週、相場の当たり前の事実を思い出しました。
値動きは自分でコントロールできない。チャートを凝視してようが、寝て放置してようがレートは進むという事です。
今まで、自分のタイミングでエントリーする=値動きを支配下に置けるとどこかで思っている節がありました。
そんなことは不可能なのに、絶対勝てる聖杯や勝率が高い手法などを探し回っていたと思います。
しかし、迷晴れ様の環境認識やMTF分析などの学びを通じて理解できました。
自分の意志、願いだけでは全く動かない。故に値動きが一番大事と述べている事に。
値動きに付いていく。それが分かればせいぜいリスク管理を怠らないように、や、一発勝負はギャンブルである。
という当たり前の事実を分かっていれば十分だったと理解できました。
しばらくは指値を使い、リスクコントロールに重きを置いたトレードをしていこうと思います。
裁量(感情)トレードよりは機械的にトレードしたほうが、まだ納得感があるのが現状です。
いずれは迷晴れ様のような裁量トレーダーになりたいのですが、できることを一歩一歩積み上げていきます。
来週は選挙がありますが、政治でできること、個人でできること、ここを見極めないとドツボにハマると考えております。
トレードも迷晴れ様のお力を借りれる部分、自分で解決しなければいけない部分、ここを見極めて勉強していきます。
近頃天候が安定しない日々が続いております。
油断できない日々が続いておりますがご自愛くださいませ。
「値動きはコントロールできない」
この事実を受け入れることが、まさにトレードの本質に近づく第一歩だと思います。
むしろ、潔く諦めるために学んでいるといっても過言じゃありません。
トレードも人生も、「自分にできること」に集中することで、少しずつ見える景色が変わっていきます。これからも、ご自身のペースで、着実に積み上げていってください。応援しています。