12Oct
週刊チャートナビ504回(2024.10.07-2024.10.11)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 140円長期足サポートに逆三尊天井を形成、150円の手前まで急騰。
- 100+200日線が上値から巻いている。
- 140円長期足サポートVS.150円レジスタンス
- ADP+雇用統計が予想を大きく上回りドルが急騰。
- 150円ラウンドナンバーの調整に備える。
- 重要経済指標:米CPI
売り手の注目
- 200+100日線のレジスタンス
- 150円のレジスタンス。
買い手の注目
- 140円長期足サポート
- 日足SMA21のサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 150円 |
TR中段 | 9月高値と10/4押し安値 |
TR下段㊦ | 8月安値(先週安値) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
150円レジスタンス背景。①150円の調整レンジをトレード。
4時間足ブルの視点
140円長期足サポート背景、先週大陽線を150円へフォロー。
今週の攻略ポイント
先週大陽線後の「調整週」を意識。
150円ラウンドナンバーや8/15の戻り高値への注目から、上値の重い展開。
今週の攻略ポイントは、先週の730ピプス大陽線の「調整」を想定できること。
大陽線・大陰線の翌日や翌週は、調整日や調整週になることが多い。ましてや、重要なサポートやレジスタンスに近づけば尚更。
毎日の値動き
10/07月曜
- 140円長期足サポートから上昇トレンド発生中。
- 金曜の雇用統計が予想を大きく上まわり9月高値を更新。
ベアの視点:①雇用統計上昇波の下落調整をショート。
ブルの視点:①雇用統計上昇波を150円へ押し目買い。
雇用統計上昇波の押し戻し待ちでノーポジ。
10/08火曜
雇用統計上昇波の押し戻し中。
ベアの視点:①雇用統計上昇波の押し目崩れで、雇用統計安値へショート。
ブルの視点:①雇用統計上昇波を150円へ押し目買い。
- 東京時間、押し目待ち。
- ロンドン時間、147.50の2番底、4時間SMA21の反発、17時足の陽転で青1押し目買い。
- NY時間、上昇フラッグ成功でホールド。
- 木曜日の東京時間、8/15高値のレジスタンス、2本目4時間足陽線のクローズをみてアウト。
10/09水曜 FOMC議事要旨
- 140円長期足サポートから上昇トレンド発生中。
- 雇用統計上昇波の押し目買いが発生中。
ベアの視点:①月曜高値の2番天井形成からショート。
ブルの視点:①前日安値への下押しから150円へ押し目買い。
- 東京時間、1時間SMA21のレジサポ転換からの前日高値抜けで青1ロング。
- ロンドン・NY時間、15分SMA21をガイドにホールド。
- 翌日の東京時間、8/15高値のレジスタンス、2本目4時間足陽線クローズをみてアウト。
10/10木曜 米CPI
雇用統計上昇波の押し目買いが、8/15戻り高値に到達。
ベアの視点:①8/15高値の2番天井形成からショート。②150円の反発でショート。
ブルの視点:①150円に警戒、上値追いはしない。
- 東京時間、8/15高値の反発を確認したが”CPI”を控えてノーポジ。
- NY時間、”CPI”は乱高下後に膠着状態になりノーポジ。
10/11金曜
- 8/15戻り高値レジスタンスVS.10/8安値上昇波の押し目買い
- CPI高安を基準にする。
ベアの視点:①CPI安値のサポート崩れで9月高値へショート。
ブルの視点:①CPI安値のサポートでロング。
ロンドン時間、CPI安値からの安値切り上げを確認するも、10/7高値目前でロングは見送り。
ユーロドル
今週の見通し
概要
8月高値に長期足ダブルトップ完成。(2023年高値の切り下げ2番天井候補)
- 8月高値ダブルトップからの戻り売りVS.6月安値上昇波のFL50.0-61.8%押し目買い。
- レンジ相場に備える。
- 重要経済指標:米CPI
売り手の注目
8月高値ダブルトップ
買い手の注目
- 6月安値上昇波の押し目買い。
- 100+200日線のサポート。
- 日足上昇チャネルのサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 8月高値 |
TR中段 | 10/4高値と7月高値 |
TR下段㊦ | 7月高値と8/8安値(6月安値上昇波の押し目候補) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
8月高値ダブルトップが背景。①先週大陰線の下降3波戻り売り。
4時間足ブルの視点
6月安値上昇波の押し目買いが背景。①先週大陰線の下降3波戻り売りの失敗でロング。
今週の攻略ポイント
100+200日線のサポート圏内「安値掴み」に注意。
先週の下落ペースが継続、月曜から火曜に約50ピプス引き戻して戻り売られた。
10/4高値に至らず、先週大陰線の下降3波戻り売りはならなかった。
今週の攻略ポイントは「安値掴み」への警戒。100+200日線サポートの下支えもあるため、下値を追って、担ぎ上げられるリスクが高い。もし、売るなら、引き戻しを待ちたい。
毎日の値動き
10/07月曜
- 8月高値ダブルトップの2番天井から下落中。
- 8月高値ダブルトップVS.6月安値上昇波の押し目買い→レンジ化に警戒。
- 雇用統計で1.10を更新?
ベアの視点:①雇用統計下降波の戻リ売り。
ブルの視点:①雇用統計下降波の戻り売りを受けて、2番底から先週高値下降波の引き戻しをロング。
雇用統計下降波の引き戻し待ち。
10/08火曜
- 8月高値ダブルトップの2番天井から下落中。
- 7月高値サポートで調整中。
ベアの視点:①7月高値のサポート崩れで8/8安値へショート。
ブルの視点:①7月高値のサポートで10/4高値へロング。
7月高値サポートの調整でノーポジ。
10/09水曜 FOMC議事要旨
- 8月高値ダブルトップの2番天井から下落中。
- 7月高値と1.10で調整中。
ベアの視点:①7月高値のサポート崩れで8/8安値へショート。
ブルの視点:①7月高値のサポートで10/4高値へロング。
7月高値の調整待ち、深夜にブレイク。
10/10木曜 米CPI
- 8月高値ダブルトップの2番天井から下落中。
- 前日陰線終値が7月高値サポートを割ったが、100日線反発に警戒。
ベアの視点:①10/8高値下降波を8/8安値へフォロー。
ブルの視点:①100日線サポートで、7月高値割れが「ダマシ」になれば、10/4高値へロング。
- 東京・ロンドン時間、米CPI待ちで膠着状態。
- NY時間、CPI以降、7月高値で反発したが100日線のサポートを警戒してノーポジ。
10/11金曜
- 8月高値ダブルトップの2番天井から下落中。
- 100+200日線のサポート、安値掴みに警戒。
- CPI高安を基準にする。
ベアの視点:①CPI高値のレジスタンスで戻り売り検討。
ブルの視点:①CPI高値を上抜けば、1.10へロング。②CPI安値のサポートでロング検討。
CPI高値に張り付き横ばいでノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
100日+200日線サポート由来の上昇波が、2023年高値を更新するも上値の反発が強い。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 先週大陰線の戻り売りVS.1.30サポート。
- 1.30周辺の調整レンジに備える。
- 重要経済指標:米CPI
売り手の注目
先週の大陰線で1.30上昇波がほぼ否定された。
買い手の注目
- 1.30押し安値のサポート。
- 100+200日線の下支え。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.33戻り高値 |
TR中段 | 10/4高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 1.30 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
9月高値レジスタンス+ユーロドルのダブルトップが背景。①先週大陰線の下降3波戻り売り。
4時間足ブルの視点
1.30押し安値サポートが背景。①先週大陰線の10/4への引き戻しをロング。②先週大陰線の下降3波戻り売りの失敗でロング。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1.30サポート圏内の「安値掴み」に注意。
先週の下落ペースが継続。
今週の攻略ポイントは「安値掴み」への警戒。1.30サポートの下支えもあるため、下値を追って、担ぎ上げられるリスクが高い。もし、売るなら、大きめな引き戻しを待ちたい。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
今週はノートレード。下値は追わずに、1.30サポート周辺の動きを様子見。
今週の深堀り
トレードプランを「天地人」で考える。
トレードプランを立てるとき、MTF分析を用いますが、その際、「天地人」で整理すると、抽象と具象、全体と部分がスムースに繋がります。
天地人とは、「天」が歴史的背景や時代、「地」は場所や状況、「人」は登場人物のことです。
例えば、映画『タイタニック』なら、「天」は1912年、「地」イギリス、タイタニック号「人」は画家志望の貧しい少年と上流階級の令嬢となります。
天地人を相場に置き換えれば「天」は時(歴史的背景)、「地」は場所(局面)、「人」はトレーダーの葛藤や対立を指します。
これを、今週のドル円相場に当てはめて考えてみましょう。
「天」時の流れ・歴史的背景
マゼンダ上昇トレンドの「ラス押し安値」を140円とするなら、強力なサポート・ラインとして、マーケットに注目されるでしょう。その根拠として、8/5安値の強い反発や、9月陰線の長い下ヒゲがみられます。
一方、140円のサポートラインに対峙するレジスタンスラインを、150円のラウンドナンバーとしました。そうした根拠は、7月高値下降波のFL50%と200日線のサポレジ転換の可能性です。
これらの分析は「天」過去の歴史的流れをみての判断になりますが、この全体としての歴史的背景が、次の「地」に影響を及ぼします。
「地」場所・局面
「地」は、「天」の歴史的流れのなかの、どの場所かということです。
週明け時点で、先週の大陽線が150円手前まで伸びていたので、「地」を分析するうえでポイントになるのは150円の上値抵抗です。
大陽線や大陰線の出現した、翌日や翌週が調整日(週)になることはよくありますが、さらに、150円の影響が加われば、上値の重い展開が予想できます。
この「天」と「地」の関係から、「調整」をイメージしてトレードしない人も多いでしょう。そうなると、あまり動きません。
今週のトレードプランは、「雇用統計上昇波を押し目買い、勢いよく伸びなければ様子見かな」といった感じでした。
「人」葛藤・対立=ドラマ
4時間足SMA21が8月安値の押し目辺りからサポートとして機能していたので、10/8押し目ブロックにおける「人」の動き(葛藤や対立)を注視しました。
トレードプランは10/8押し目買いですが「ドラマ」の成り行きによっては、ドンデン返しもありえます。
ちなみに、10/8押し目買いの根拠は、
- 雇用統計上昇波のFL61.8%
- 4時間足SMA21のサポート
- 147.50での強い下値反発。
この”10/8押し目ブロック形成”のドラマの登場人物は以下の通り。
登場人物A:雇用統計高値から短期下降トレンドを売る人たち。
彼らは、そもそも、大きな流れに逆らっていることを自覚しています。
彼らの狙いは「調整による下落」なので、なるべく利を伸ばしたい葛藤はあっても、147.50の反発で、押し目買いの兆候が見られれば、利確(買い注文)し始めるでしょう。
登場人物B:雇用統計の急騰で「含み損」を抱える人たち。
雇用統計発表前にショートを仕込んだ人たちは、急騰で担がれ、含み損を抱えています。
負けは確定的ですが、できるかぎり、小さな損失に抑えたいと思っているので、147.50の強い反発は決断のトリガーになります。
登場人物C:雇用統計上昇波の押し目で買い増す人。
彼らは通常のトレンドフォロワーですが、登場人物AとBが決済するタイミング(もう売られないから買われる)を見計らいます。
青1ロングは、147.50の”押し目ブロック”の完成前ですが、”147.50の強い反発(①ショート含み益組の利確と②ショート含み損組の損切りのきっかけ)”を確認できたので、③ロング買い増し組に便乗しました。
まとめ
ボクは昔から相場を「物語」に置き換えてみています。
そのほうが、売り手と買い手が織りなす人間ドラマという、相場の本質に近いからです。
タイタニックは、主人公が愛する人と添い遂げようとする「物語」で、身分違いの恋やタイタニックの沈没といった障害を乗り越えようとする、葛藤や対立を描いています。
今週の相場を買い手側からみたら、雇用統計上昇波の押し目買いが、150円を乗り越えようとする物語です。
ここで大切なことは、「乗り越える物語」ではなく「乗り越えようとする物語」だということ。
物語はハッピーエンドだけじゃなく、乗り越えられないバッドエンド(相対する側のハッピーエンド)もあるということ。
もしかしたら、147.50の押し目ブロックが崩れたら、物語の結末が違っていたかもしれません。
来週の相場ははどんな「物語」になるのか、ぜひ、想像してみてください。
参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 140円長期足サポートの反発で150円付近まで急騰。
- 200日線が上値から接近中(サポレジ転換の可能性)
- 140円長期足サポートVS.150円レジスタンス
- 150円周辺にて調整中(先週高安のレンジに備える)
- 重要経済指標:日本消費者物価指数
売り手の注目
- 200日線のレジスタンス
- 150円のレジスタンス。
買い手の注目
- 140円長期足サポート
- 日足SMA21のサポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 152.00(=2023高値) |
中段 | 先週高安(コマ足)150円を含む |
下段㊦ | 10/4押し安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
150円のレジスタンス背景。①先週高安のレンジ戦略②10月安値上昇波の調整下落をショート(4時間足と日足SMA21の乖離を狙う)③200日線の強い反発でショート。
4時間足ブルの視点
140円長期足サポート背景。①先週高安のレンジ戦略②10月安値上昇波を押し目買い。③150円ブロックの上方ブレイクで152円に向けてロング。
ユーロドル
概要
- 8月高値の長期足ダブルトップから下落中(2023年高値の切り下げ2番天井候補)
- 8月高値長期足ダブルトップVS.6月安値上昇波の押し目買い。
- 6月安値上昇波の押し目ブロック形成(先週高安のレンジ)に備える。
- 重要経済指標:ECB政策金利+ラガルド総裁会見
売り手の注目
8月高値の長期足ダブルトップ
買い手の注目
- 6月安値上昇波の押し目形成。
- 200日線のサポート。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 10/4高値 |
中段 | 先週高安(コマ足)1.10を含む |
下段㊦ | 8月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
8月高値の長期足ダブルトップが背景。①先週高安のレンジ戦略②8月高値下降波の3波戻り売り。②先週安値+200日線サポート崩れで8月安値へショート。
4時間足ブルの視点
6月安値上昇波の押し目買いが背景。①先週安値+200日線のサポートでロング。②8月高値下降波の3波戻り売り失敗でロング。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (5)
お疲れ様です!
私はいつも、先生のトレードにストーリーがあると思っていました。それが面白いと魅力的に思っています。
⇒ボクは昔から相場を「物語」に置き換えてみています。
だから、なんですね。私もやってみます!
というか、やってるつもりなんですけど、だいたい迷子になっちゃうというか、あれ?これって、どういうことなのかな??
と、道に迷っちゃうのですが、土曜日の午後過ぎの、この週刊チャートナビブログでこのわからなかったところを答え合わせというか、解答を見るというか(笑)
だいたいいつも思うことが、自分は難しく考えすぎている、ということです。
今回、月曜日からの引き戻し、火曜日からの前進(?)、これはわかっていたけど、進みそうでなかなか進まないなぁ、、、なんで???
といった感じでした。だいたい建値付近に損切置いて、できるだけもうチャート見ないようにしてました。
なので今週はすこしプラスな感じで終わりました。
月曜日からの引き戻しに失敗して、月曜からちょっと損失を出して、それが無かったらもう少し利益あったんですけど。
これは、ちょっと見誤った感じでした。
天地人、面白いですね!私も真似してやってみて、来週の週刊チャートナビで先生と同じようなストーリーになるか、もしくはちょっと違ってるのか、全然違うのかわからないですけど、また答え合わせさせていただきます。
いつもありがとうございます!!
ちなみに、なるるんさんに、こそっと秘密の方程式をお教えしましょう。
「物語=ストーリー✕ドラマ」
ストーリーはパターンです。「ショーズ」と「エイリアン」は同じストーリーです。
ドラマは、人の葛藤や対立を描くもので無限です。
トレードを難しく感じちゃう人って、ストーリーとドラマを混同してます。
ストーリーが無限にあると勘違いしてます。
つまり、ストーリー・パターンを押さえたうえで、ドラマに集中すればいいんです。
「物語=ストーリー✕ドラマ」
ありがとうございます!
来週、これを元に考えてみます。
来週も週間チャートナビ楽しみにしています!
いつもご教授頂き有難うございます。残念ながら自分は今週全然ダメでした。先週ゴチャゴチャした中に敢えて飛び込むバカなことをしないと自分でコメントしておいて、愚かにもそれをやってしまったのだから救いようがありません。その原因としては時代背景、局面、登場人物それぞれはわかっていても上手くそれらを繋げられてないからだと思います。ユーロドルはヨコヨコとわかってましたし、ドル円は先週の大陽線の調整になり尚且つ押し目を探る転換になるとまではわかっていたのですが、いざその局面になると短期足レベルでは結構ボラが出てたりすると抜けそうな気になってしまうのが落とし穴でした。ドラマに例えれば1話毎の局面の中に更に1コマ1コマの展開が目まぐるしく変わります。そうした展開にいちいち翻弄されて結果は何も上手くいかなかったということです。マヨハレ先生の今週のエントリーはドル円が火曜に1回、翌日水曜に増し玉1回の計2回でユーロドル、ポンドドルはありませんでした。自分はその局面だけに囚われて何度もそこを抜こうとして撃沈された。実績を残せるトレーダーと負け組からなかなか抜け出せないトレーダーの違いはここにあると思います。しっかりトレンドが出てる局面ならイケイケで積極的に行ってもいいと思いますし、自分も含めてそうした相場は誰でも勝てます。問題は調整に入った時にどう守るかだと思います。そして調整からトレンドに変わったかどうかの判断も慎重に行えるかどうかです。局面が変わったと思っても騙しだったとか自分の判断ミスだったということには気を付けなければなりません。時代背景、局面、登場人物を狭い視野で見ずにマクロに捉えて繋げられるようにしたいです。
おつかれさまです。
ドラマの「一話」はシーンの連続。
ひとつひとつのシーンを、トレード対象にすることもできますが難しい。
リスクとリワードのバランスから、「一話」を捉えるくらいが、ちょうどいい気がします。