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FXの自滅エントリー激減!日足ローソクからトレードに適さない相場環境を知る方法。/週ナビ480

週刊チャートナビ480回(2024.04.22~2024.04.26)は、一週間の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)を振り返ります。環境認識とトレード・プランの解説、今週の深掘りではトレードに役立つケース・スタディをします。トレードの予習と復習にお役立てください。
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ドル円

今週の見通し

概要

日足

  • 円安が進み、155円の大きな節目に到達。
  • 155円目前、日銀の為替介入に最大の警戒!
4時間足に月足+週足ロウソク

  • 高値を更新して155円手前にMトップを形成中。
  • 上昇クライマックス特有の乱高下が多発中。
  • 重要経済指標:米国四半期GDP・日銀金融政策決定会合+植田日銀総裁定例記者会見・米国PCEデフレーター

売り手の注目

155.00のレジスタンス。

買い手の注目

  • 上昇トレンド中だが、日銀介入や高値圏特有の急落に警戒。
  • 日銀の為替介入があれば押し目を買いたい。

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 先週高値(155.00を含む)
TR中段 4.12安値と4.19安値(=CPI上昇波の押し目エリア)
TR下段㊦ CPI安値

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

155.00レジスタンス背景、CPI上昇波の押し戻し狙い。①先週高値Mトップから、4.19安値へショート。

4時間足ブルの視点

CPI上昇波をフォロー。①TR中段のサポートでロング。②日銀の為替介入があれば押し目を買う。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク


先週から方向感を欠いた動きが続いていたが、水曜陽線が155円を突破。日銀は金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたことでドル円は上昇、植田総裁の会見では、当面は金融緩和を継続するとの考えを改めて強調、「最近の円安が物価上昇率への影響は無視できる範囲だっという認識でよいか」という質問に対し「はい」と答えたことでさらに円安が進んだ。その後、介入を思わせる急落があったが155円で反発、この下押しが押し目になって、157円のストップロスを巻き込み円安が続伸した。

今週の攻略ポイント

4時間足に月足+週足ロウソク

日銀会合の押し目待ち。

155円は介入危険水域で上値を追えなかったため、日銀会合と総裁会見での押し目を待ったが、その後の介入を思わせる急落が、155円を試し押し目になった。

毎日の攻略ポイント

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

フェーズ1.155円のブレイク。

フェーズ2.155円レジサポ転換。

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

04/22月曜

先週高値にMトップを形成中。

ベアの視点:①2番天井形成後、4.19安値を目安にショート。②155円の強反発でショート。

ブルの視点:①TR中段で押し目買い検討。

先週高値Mトップ待ちでノーポジ。

04/23火曜

155円レジスタンスに向けてジリジリと上昇。

ベアの視点:①155円の強反発で154.00へショート。

ブルの視点:①154.00へ急落すればV字底を狙ってロング。

155円の微動が続きノーポジ。

04/24曜 

155円手前の微動が継続、ジリジリした値動きからの急落に警戒!

ベアの視点:①155円の強反発で154.00へショート。

ブルの視点:①154.00へ急落すればV字底を狙ってロング。

NY時間、155.00を上抜くも、日銀介入の恐れからノーポジ。

04/25木曜 米国四半期GDP

前日陽線終値が155円を更新するも、日銀介入危険水域で買えない。

ベアの視点:①155.00の上抜けがダマシになれば154.00へショート。

ブルの視点:①4.19安値付近へ下押しされれば押し目買い。

前日高値を更新するも、日銀介入の恐れから上値は追わず日銀会合待ち。

04/26金曜 日銀金融政策決定会合+植田日銀総裁定例記者会見・米国PCEデフレーター

155円突破しても介入は入らず。

ベアの視点:①Mトップ2番天井形成後、155.00への下押しをショート。

ブルの視点:①155.00を試せば押し目を拾う。

ロンドン時間、155.00へ急落からのV字底を確認。

NY時間、157.00高値抜け青1ロング。

ユーロドル

今週の見通し

概要

日足

  • 2023年高値は2021年高値下降波の戻り売り候補。
  • 12月ハラミ安値の週足ブレイクで、2023年安値を目指す流れ。
4時間足に月足+週足ロウソク

  • 大局は12月安値の週足更新で下目線。
  • CPI下降波は1.0600サポートで調整中。
  • 重要経済指標:米国四半期GDP・米国PCEデフレーター

売り手の注目

大局は12月安値の更新で下目線。

買い手の注目

12月安値のアンダー・シュート期待(4月足終値の12月安値サポート)

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ 4.11高値と先週高値(=CPI下降波の戻り売りエリア)
TR中段 先週コマ足高安
TR下段㊦ 2023年安値

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

12月安値ブレイク背景、CPI下降波をフォロー。①TR上段から安値更新へ戻り売り。②先週安値のサポート崩れでショート。

4時間足ブルの視点

12月安値ブレイク背景、TR上段へ、CPI下降波の戻りを買う。

今週の値動き

1時間足に月足+週足+日足ロウソク


CPI下降波の戻りで、12月安値+日足21SMAまで上昇。金曜日からCPI下降波の戻り売りが入り始めた。

今週の攻略ポイント

4時間足に月足+週足ロウソク

CPI下降波基準で考える。

CPI下降波の戻りは買えなかったが、金曜日に戻り売りできたので、来週は下降フラッグが完成するかを注視する。

毎日の攻略ポイント

1時間足に月足+週足+日足ロウソク

フェーズ1.CPI下降波の戻り。

フェーズ2.CPI下降波の戻り売り。

15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

04/22月曜
  • 12月安値更新で大局は下目線。
  • CPI下降波の調整中。

ベアの視点:①先週安値Wwボトム2番底崩れでショート。

ブルの視点:①先週安値Wwボトム2番底からTR上段へロング。

先週安値に2番底形成を待ってノーポジ。

04/23火曜
  • 12月安値更新で大局は下目線。
  • CPI下降波の調整で、先週高安の持ち合い。

ベアの視点:CPI下降波戻り売り、先週高値付近への上値試しからショート。

ブルの視点:①先週高値付近の戻り目崩れでロング、12月安値の反発に警戒。

NY時間、先週高値の戻り売りが否定され、先週高値を更新。

04/24水曜 

CPI下降波の戻り売りエリア(=TR上段)に到達。

ベアの視点:CPI下降波戻り売り、TR上段に戻り目を待ってショート。

ブルの視点:①先週安値Wボトムへの下押しがあれば押し目買い。

TR上段にCPI下降波の戻り目形成待ちでノーポジ。

04/25木曜 米国四半期GDP

TR上段にCPI下降波の戻り目を形成中。

ベアの視点:CPI下降波戻り売り。

ブルの視点:CPI下降波の戻り目崩れでロング。

前日高値に2番天井を待ったが高値更新で一旦リセット。

04/26金曜 米国PCEデフレーター

CPI下降波の戻り売りエリア(TR上段)内、12月安値+日足21SMAにレジスタンス。

ベアの視点:CPI下降波戻り売り。

ブルの視点:CPI下降波の戻り目崩れでロング。

ロンドン時間、前日高値を上抜いたが、V字反転でダマシを疑う。

NY時間、PCEデフレーターで前日高値を試したので赤1ショート、前日安値で半決済。残り半分で戻り売りを引っ張る。

ポンドドル

今週の見通し

概要

GBPUSD 日足に月足ロウソク


2023年高値から12月高値Mトップへの高値切下げ(2021年高値下降波の戻り目)

GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク

  • 12月安値の更新で、12月高値のMトップが完成。
  • 重要経済指標:米国四半期GDP・米国PCEデフレーター

売り手の注目

大局は12月安値の更新で下目線。

買い手の注目

12月安値のアンダー・シュート期待(4月足終値の12月安値サポート)

トレーディング・レンジ

TR上段㊤ CPI高値
TR中段 4.11高値と12月安値(=CPI下降波の戻り売りエリア)
TR下段㊦ 11.10安値

今週のシナリオ

4時間足ベアの視点

12月安値ブレイク背景、CPI下降波をフォロー。①TR中段から先週安値へ戻り売り。

4時間足ブルの視点

CPI下降波の戻りをTR中段へ買う。

今週の値動き

GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク


先週陰線坊主の勢いで1.2300へ急落したが、この動きが下降クライマックスとなり、先週安値を騙したカタチで、CPI下降波の戻り売りエリア(TR中段)まで戻し、金曜日にCPI下降波の戻り売りが入り始めた。

今週の攻略ポイント

GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク

CPI下降波基準で考える。

CPI下降波は330ピプスも伸びていたので、先週安値の騙しを使って、12月安値への戻りを買い、金曜日には戻り売りできた。

毎日の攻略ポイント

GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク

フェーズ1.CPI下降波の戻り。

月曜、CPI下降波の下降クライマックスを疑い、先週安値抜け黄1ショートは見送り。

火曜、CPI下降波の戻り、先週安値のアンダー・シュートを狙い、1.2300安値切り上げ+1時間21SMAのレジサポ転換で青1ロング(1.2400の抵抗が逃げ場)、1.2450で半決済、木曜の12月安値到達でアウト。

フェーズ2.CPI下降波の戻り売り。

金曜、前日高値の上抜きはダマシを疑い、PCEデフレーターでの上値試しから赤1ショート、前日安値で半決済。

今週の深堀り

デイトレや週トレの環境認識をするとき、日足のローソクを見るだけで、今日は動くべきか、動かざるべきかが、ある程度わかります。

デイトレは、1本の日足から、利益を抜き取る技術なので、理想は大陽線や大陰線が望ましわけです。

その反対に、日足ローソクが小さく方向感が曖昧だと、そこで利益を抜くことが至難の業になります。

FXトレーダーにとって、勝つことより重要なのは、トレードに適さない環境を察知して、自滅的なポジションを持たないことです。

自滅ポジションの多い人は、お金が増えませんし、その日のバイトで稼いだお金を、帰り道にパチンコで全部使っちゃうようなものです。

手法やルールで自分を縛って、自滅を防ぐ方法もありますが、日足ローソクから”力の拮抗”を察知できればいいわけです。

どんな、日足ローソクに着目すれば、トレードに適さない環境を知ることができるのか?

それは、コマ足と同時線です。

コマ足とは、ローソク実体より、上下の髭の方が長い足、同時線はローソク実体がなくて、上下の髭だけの足のこと。

コマ足や同時線の出現は、ブルとベアの力が拮抗を示唆していて、そういった日足ローソクは、一日のなかで力が拮抗したことを表します。

コマ足や同時線が”レンジの入口”になることがよくあるので、コマ足や同時線が出たら、ひとまず、レンジを疑ってみるといいでしょう。

ただ、すべてのコマ足や同時線がレンジの入口になるわけではなく、出現場所によっては”売買サイン”になることもあります。

つまり、ローソク足単体では判断できず、出現場所によって、意味が真逆になるということです。

そこで今回の深堀りでは、コマ足や同時線の出現位置ごとの意味について解説します。

日足

1.トレンドの押し目(戻り目)に出現。

トレンドの押し目(戻り目)に出現するコマ足や同時線は”売買サイン”になります。

例えば、上昇トレンドの押し目候補では、下げる力が尽きたサインとして、下ヒゲの長いピンバーやコマ足、同時線がよく見られます。

2.1コマ足120ピプス(やや下ヒゲが長い)の翌日が230ピプスの大陽線になりました。翌日、2.1高値抜けでロングして、当日足クローズでアウトすれば+120ピプスです。

3.11同時線67ピプス(やや下ヒゲが長い)の翌日が160ピプスの大陽線になりました。翌日、3.11高値抜けロングして、当日足クローズでアウトすれば+55ピプスです。

以前に紹介したこちらの手法を応用して、高値抜けの際、下位足の4時間足でタイミングを取れば、損切り幅も小さくできるでしょう。

2.波の干渉で出現。

1.5同時線に孕まれて220ピプスのレンジが6日続きました。

その原因は、152.00下降波の売りと、140.00上昇波の買いが干渉するエリアだからです。

ブル波とベア波の干渉を受けると、鳴門海峡の渦潮のように、グルグルと方向感のない動きをします。

この例では、1.5同時線の高安が、そのまま波の干渉エリアを表しましたが、コマ足や同時線でないこともあるので、波の半値周辺には干渉に警戒しないといけません。

ここで伝えたいことは、波の干渉エリア内では、コマ足や同時線が出現しやすいということです。

裏を返せば、コマ足や同時線が多発しているなら、波の干渉を受けている可能性が高いので、トレードには適さない環境ということです。

1.5同時線の一段上や二段上の高値圏も、ブルとベアが干渉して、コマ足や同時線が多く出現してますね。

3.上位レジサポに出現。

日銀の介入が予想される152円のようなレジサポに到すると、波動が小さくなって”もみ合い”になります。

3.22コマ足から数えて、14日目に152円を上抜きましたが、それまでは、90ピプスのレンジ相場が続き、50ピプスにも満たない日足もありました。

正直、こんなところで頑張っても、たいした稼ぎになりません。

波は風が吹くことでできますが、相場も風が吹かなきゃ波ができません。

3.22コマ足を確認できた時点で、152円のもみ合いを疑えていたら、自滅ポジションを激減できます。

ローソク足は、その出現場所と併せ見ることで、トレードに活用できます。

今回は、日足ローソクから、トレードに適さない環境を知る方法をお伝えしましたが、そのカードの裏側に大陽線や大陰線があります。

タロットカードの”悪魔”は、正位置なら依存や呪縛、逆位置なら回復や復活を意味します。

コマ足や同時線も、出現場所によって”レンジ”あるいは”反転”の真逆の解釈になります。

来週の相場観

ドル円

4時間足

概要

  • 先週は155円を更新後、日銀会合で金利の据え置き、植田総裁会見で金融緩和の継続が伝わると、160円に迫る勢いで円安続伸中。
  • 日銀の介入時期は全く わからないが、GWの中日か明けの可能性もある。介入で数円落ちても150円台で、もはや全く円安是正にならない。
  • アゲアゲ相場だが、160円付近で天井形成モードに入れば、200ピプス程のレンジをつくる可能性がある。
  • 重要経済指標:月末リバランス・米国ISM製造業景況指数・FOMC・米国雇用統計・米国ISM非製造業景況指数

売り手の注目

  • 160円のレジスタンス。
  • 日銀の為替介入。
  • 月末リバランス

買い手の注目

  • 各時間足(日足・4時間足・1時間足)21期間の移動平均線が買いのパーフェクト・オーダー。
  • 日銀の為替介入後の押し目。

トレーディング・レンジ

上段㊤ 160.00
中段 先週高値と155.00
下段㊦ 先週安値

来週のシナリオ

4時間足ベアの視点

155.00上昇波が基準。①4.26金曜の上昇ペースが収まれば、押し目候補への調整波を売る。

4時間足ブルの視点

155.00上昇波が基準。①4.26金曜上昇波の押し目を待って買う。②日銀の為替介入後に押し目買い。

ユーロドル

4時間足

概要

  • 2023年高値は2021年高値下降波の戻り売り候補。12月安値の更新で下目線。2023年安値を目指す流れ。
  • 12月安値の更新で下目線。
  • CPI下降波の半値戻しが完了。
  • 重要経済指標:月末リバランス・米国ISM製造業景況指数・FOMC・米国雇用統計・米国ISM非製造業景況指数・欧州消費者物価指数

売り手の注目

  • 大局は12月安値の更新で下目線。
  • 金曜日にCPI下降波の戻り売りが始まった模様。

買い手の注目

  • 月末リバランス
  • 4月陰線終値の12月安値サポート。

トレーディング・レンジ

上段㊤ CPI高値
中段 先週高値と1.0600
下段㊦ 2023年安値

来週のシナリオ

4時間足ベアの視点

12月安値ブレイク背景、CPI下降波を戻り売り。①先週高値の戻り売りを1.0600へフォロー。

4時間足ブルの視点

CPI下降波の戻り売り失敗。①1.0600のサポート、あるいは、安値切り上げでロング検討。②先週高値の戻り目崩れでCPI高値へロング。※1.0800の深い戻り目の抵抗に注意!

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コメント

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  • コメント (5)

    • なるるん
    • 2024年 4月 27日

    お疲れ様です。

    先生さすがでいらっしゃいます。今週は、ドル円は全く手を付けず、今朝ドル円チェックして、158円突破しているのを見て驚愕しました。おそらく、みんな介入は無し!!と思って買っているんだろなと思いました。私は、もう見てるだけでした。むしろ、どこで入れば良いかわからなかったというのもあります。先生、さすがです。

    ユーロドルとポンドドルで自滅トレードを少々し、、お金がまた減りました。
    ああ、なんて私は下手なんだろう・・・と思いました・・が、

    やっとパソコンが来て(六月になると聞いていたのですがもう送って来て下さいました)、四苦八苦しながらつい先ほどやっとこうして先生のブログを新パソコンで見てコメントを書かせて頂いています。

    フォレックステスターも、今までは娘のパソコンにドル円を少し入れての練習でしたが、もう全ての通貨をダウンロードしました。

    ちなみに、フォレックステスター3ですが。毎日タイミングを待ちつつ、フォレックステスターでエントリーの練習をしようと思います。

    先生のブログにあるチャートも大きく見えるので、しっかり研究させていただきます。
    来週、気合入れて頑張ります!!

      • NoN
      • 2024年 4月 27日

      おめでとうございます!ついに念願のPC環境が整いましたね。
      大きなモニターは正義、これから、ガシガシ練習しないとですね(^o^)

        • なるるん
        • 2024年 4月 27日

        はい!!
        ガシガシ練習します!!!

    • 猫チャギラ
    • 2024年 4月 27日

    いつもご教授頂き有難うございます。難しい相場の見極めということでしたが、ドル円の解説のように日足の細足や十字線といったわかりやすい形になってくれればいいのですが、そう簡単に問屋は卸さず今週のユーロドルは自分にとって結構難しく感じました。今週の結果だけ見れば先週までの下落の調整で買われ、最後の金曜日は調整で買われた分の利確が入ったように見えますが、実際相場が動いている最中でそれを見極めるのは結構難しく感じます。自分も今週はユーロドルの戻り売りを何度か試みましたが、案外伸びず下がったところを買われて上値を更新していく流れで、金曜日上目線になった所を下にドンと落とされるといったように、結局上下に振らされ易い地合いだったように思います。先週までの流れでは売り場を探りたい環境に見えましたが、ユーロドルの週足を見ると週足サイクルがボトム時間で更に週足100SMAが下から巻いてきている嫌な感じでショートしずらい環境です。上位足優先という観点ではロングですが週足の節目となるとその下位足は難しい値動きになると思いますので、暫くは膠着するかもしれませんし、週足の節目だから買い一択と単純に考えてしまうとあまり上手くいかないかもしれません。上位足の環境は確かに大事ですがあまり大局と考えすぎると上手くいかないと思います。むしろ1時間足、15分足で短期のプライスアクションを丁寧に見てトレードした方がいい時もあると思いますので、そうした見極めもできるようにしたいと思います。

      • NoN
      • 2024年 4月 28日

      おつかれさまです!
      ユーロドルは、12月安値+日足21SMAが戻り売りの最有力候補でしたが、結果、その通りの値動きになりました。
      経験則では、条件の重なるレートが最適解なわけですが、それでも、何が起こるかわからないのが相場なんですよね。

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