29Jan
週刊チャートナビ(2022.01.24~2022.01.28)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
- 100日移動平均線の上を21年の上昇トレンドが継続中。
- 先週は12月安値起点の上昇波FR76.4%ポイントまで戻り売られた。
売り手の注目
4時間足クラスは115.0割れでサゲダウ。
買い手の注目
- 21年からの上昇トレンドを100日移動平均線(週足SMA21)が支える。
- 2週前安値(12月安値起点上昇波FR76.4%ポイント)でWボトム目前。
TR上段㊤:21年高値
TR中段:先週高値と2週前安値(12月安値起点FR76.4%押し目ポイント)
TR下段㊦:12月安値
4時間足ベアの視点:①2週前安値Wボトム崩れで12月安値へショート、100日移動平均線に注意!②21年高値まで買われれば下値試しのショート検討。
4時間足ブルの視点:①2週前安値Wボトムで押し目買い。100日移動平均へのスパイクに注意!②12月安値まで売られれば仕切り直しのロング検討。
今週の値動き
24日月曜、2番底での強い反発から底値を固め始め、26日以降、本格的に買われ始めてWボトムを成功させた。
28日金曜、目的値21年高値を上抜きかけてが”だまし高値”になった。
毎日の見通し
01/24月曜
- 先週高値から下降トレンド継続中。
- 2週前安値113.5Wボトムなら、週高値Wネックを目指す流れになる。
- 113.5を下抜いても100日移動平均の強反発に注意!
- 114.0下で底値固めになるかも。
1時間足ベアの視点:戻り売りボックスから先週安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週安値付近サポートで114.0へロング。
01/25火曜
2週前安値(Wボトム2番底)達成で強反発、これが反転の狼煙になるか。
1時間足ベアの視点:1時間ラス戻り高値114.2達成で114.0へ下値試しショート。
1時間足ブルの視点:114.0での下押しから1時間ラス戻り高値へロング。
01/26水曜 28:00 FOMC 28:30 パウエル議長会見
2週前安値反発から高安を切上げてるが、FOMC前のせいか動きが鈍くてやりずらい。
1時間足ベアの視点:前日高値付近にWトップでショート検討。
1時間足ブルの視点:2週前安値付近(先週安値含む)への下値試しでロング検討。
01/27木曜 22:30 米GDP速報値
2番底から買われ始め、Wネック115.0を目指す流れのなか。
1時間足ベアの視点:Wネック115.0まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:Wネック115.0へ前日大陽線押し目買い、114.5反発から高値抜け、または、前日陽線押し目ボックスでロング。
01/28金曜
113.5Wボトム・ネックを上抜き21年安値到達で達成感アリ。1月高値から切り下げるカモなレート。
1時間足ベアの視点:21年高値Wトップで先週高値Wボトムネックへ下値試しショート。
1時間足ブルの視点:前日陽線の押し目買い、押し目候補は先週高値付近。
毎日の値動き
01/24月曜
東京時間、114.0反発×15分キリアゲ抜け、赤1ショート。
ロンドン時間、2週前安値達成でアウト。
2週前安値2番底の1時間足ピンバー高値抜け、逆張り橙1ロング。このロングは4時間クラスの押し目買いを最安値で買えたので、27日木曜の21年高値手前までホールド。
01/25火曜
1時間ラス戻り高値114.2下、底値固めのカオスな値動きで終日ノートレード。
01/26水曜
東京時間、24日月曜安値からの切上げを4時間ハラミ足で確認。
ロンドン初動、ハラミ足高値抜けで青1ロング。
NY初動、1時間足ラス戻り高値114.2の4時間陽線ブレイク後、FOMCを控え半分決済、1時間戻り高値114.2下に利確設定。
翌日、21年高値手前(橙〇)でアウト。
01/27木曜
東京時間、114.5反発を確認、前日高値Wトップのリスクから押し目買いは見送り。
ロンドン初動、前日高値Wトップ崩れで青1ロング、ほぼ21年高値を達成したので米国指標前にアウト。
01/28金曜
東京時間、21年高値を4時間陽線がブレイクしたが、目標値とみて”ダマシ高値”を狙う。
ロンドン時間、Wトップを形成。
NY初動の急落から赤1戻り売り、先週高値まで狙ったが届かずに撤退。
ユーロドル
今週の見通し
概要
日足クラスは11月高値1.16を上抜くまで下目線、先週は100日移動平均付近から強く売られた。
- 11月陰線の戻り売りが強者の安値1.135を下抜き返すも、キリアゲ底にサポートされクローズ。
- 日足クラスの下降フラッグ完成なるか?
売り手の注目
100日移動平均が上にあって、日足クラスは下降トレンド中。
買い手の注目
4時間足クラスはアゲダウだが、2週前安値サポートが分水嶺。
TR上段㊤:11月高値
TR中段:2週前ハラミ足高安
TR下段㊦:2021安値
4時間足ベアの視点:①2週前安値付近サポート崩れで21安値へショート。②2週前高値から先週高値付近への上値試しでWトップになればショート検討。
4時間足ブルの視点:2週前安値付近サポートで先週高値へ押し目買い。
今週の値動き
24日+25日は2週前安値×下降フラッグ安値で底値固めの値動きがあったが、26日水曜以降、2週前ハラミ安値×下降フラッグ安値ブレイクをきっかけに連続陰線になった。
毎日の見通し
01/24月曜
下降フラッグ安値付近の持ち合い。
1時間足ベアの視点:金曜高値への上値試しから先週安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:フラッグ下限基準。2週前安値から先週安値付近の反発でロング検討。
01/25火曜
昨夜は下降フラッグ安値付近で強反発を確認。
1時間足ベアの視点:金曜高値1.135付近まで買われれば下値試しショート。
1時間足ブルの視点:先週安値への下押しから金曜高値へロング。
01/26水曜 28:00 FOMC 28:30 パウエル議長会見
下降波が2週前安値×下降フラッグ安値を下にブレイクしたが、前日陰線は先週安値上ででクローズ。
1時間足ベアの視点:1.130付近の戻り目からショート。
1時間足ブルの視点:前日ピンバーを意識、前日下降波の戻り売りを受け、1.133へロング検討。
01/27木曜 22:30 米GDP速報値
FOMC以降に2週前安値をブレイク、21年安値を目指す流れのなか。
1時間足ベアの視点:21年安値を目安に前日陰線を戻り売り。
1時間足ブルの視点:①12月安値サポートで戻りをロング。②21年安値まで売られればロング検討。
01/28金曜
前日陰線が21年安値をブレイク、11月高値からのN値1.106まで70ピプス。
1時間足ベアの視点:N値1.106を目安に下降波戻り売り、戻り売り候補は1時間SMA21での2回目の反発。
1時間足ブルの視点:①下げ止まりから下降波の戻りをロング。②N値1.106付近まで売られれば、2日連続陰線のショート利確を狙ったロング。
毎日の値動き
01/24月曜
東京時間、金曜高値への上値試しなく下がり始め、ショートは見送り。
NY時間、2週前はらみ安値に届かずロングは見送り。
01/25火曜
東京時間、黄1高値切り下げショートは先週安値目前で見送り。
NY時間、2週前安値ブレイクからの戻りを狙ったロングは、2週前安値反転リスクから見送り。
01/26水曜
東京時間、先週安値×下降フラッグ安値反発で赤1戻り売り。
NY時間、15分SMA21上抜きで半決済、下降フラッグ安値を前日陰線が抜いてので、FOMCきっかけで落ちる可能性があり半玉はホールド。(東京高値上に損切り)
翌日、米国指標前にアウト。
01/27木曜
東京時間、ミニフラッグ安値抜け、赤1戻り売り。
ロンドン時間、21年安値をブレイク、米国指標前にアウト。
01/28金曜
東京時間、1時間SMA21の2回目反発で赤1戻り売り。
NY初動、1時間SMA21上抜けで損切り。
ユーロ円
今週の見通し
概要
先週は10月高値・2番天井への上値試し完了から戻り売られた。
売り手の注目
先週の戻り売りの続き。
買い手の注目
4時間足クラスはラス戻り高値を上抜きアゲダウ、12月安値からの切上げ2番底の可能性。
TR上段㊤:先週高値
TR中段:先週戻り高値130.09と先週安値
TR下段㊦:12月安値
4時間足ベアの視点:①先週安値の押し目崩れで12月安値へショート。②先週陰線を先週安値へ戻り売り。
4時間足ブルの視点:①先週安値の押し目確認後、先週戻り高値高値へロング。②12月安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
26日水曜以降、ドル円の買い選好とユロドルの売り選好に引っ張られユロ円は浮動、先週安値付近にブロックをつくって終わった。
毎日の見通し
01/24月曜
先週安値の押し目候補VS.先週陰線戻り売り。
1時間足ベアの視点:金曜高値への上値試しから先週安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週安値に押し目形成待ち。
01/25火曜
先週安値に到達、12月安値起点上昇波の押し目形成モードに入るか。
1時間足ベアの視点:前日高値付近レジスタンスで先週安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週安値に押し目形成待ち。
01/26水曜
先週安値の底値固め中で方向感はない、深夜にFOMCを控えノートレード。
1時間足ベアの視点:先週安値と25日火曜高値の持ち合い、動意づくまで様子見。
1時間足ブルの視点:先週安値と25日火曜高値の持ち合い、動意づくまで様子見。
01/27木曜
先週安値に底値固め中。昨日からドル円は買い選好、ユロドルは売り選好のベクトル発生でユロ円は動かない。
1時間足ベアの視点:ドル円とユロドルの逆相関で様子見。
1時間足ブルの視点:ドル円とユロドルの逆相関で様子見。
01/28金曜
先週安値に底値(火曜安値と木曜安値のWボトム)固め中。前日陰線は先週安値でサポート。
1時間足ベアの視点:①火曜安値と木曜安値のWボトム崩れでショート。②火曜高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:前日安値への下押しから火曜高値へロング。
毎日の値動き
01/24月曜
東京時間、金曜高値への上値試し、キリサゲWトップ、赤1戻り売り、ほぼ先週安値到達でアウト。
01/25火曜
東京時間、前日高値反発からの15分SMA21割れ、赤1戻り売り、15分SMA21上抜けで撤退。
先週安値の底値固めモードに入ったとみてノートレード。
01/26水曜
先週安値に底値固め中なのと、FOMCを控えて終日ノートレード。
01/27木曜
ドル円とユロドルの逆相関でノートレード。
01/28金曜
前日から高値を切り下げてるが、ユロドルの戻り売りが弱く、先週安値サポートを崩すだけの力はないとみてノートレード。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、2週前はらみ安値でのWボトムをイメージできること。
21年高値の更新幅が小さく押し目が深いため、1月高値を更新できないかもですが、2週前安値でWボトムになれば、4時間足クラスの押し目買いで前回高値を目指す流れになることはイメージできます。
FOMCについては、3月に利上げする方針に変わりがなく、パウエル氏にサプライズ発言がなければ、動意づくきっかけになるくらいだろうと考えてました。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、2週前はらみ安値を「分水嶺」と認知できること。
2週前はらみ安値を割り込めば、オレンジ下降フラッグの完成です。ロング・ポジション撤退から、大きく売られることがイメージできます。
25日火曜陰線の下髭で「ダマシ安値」を疑えますが、FOMCきっかけで売られ始めて、その後、売り一色となりました。
ケーススタディ
今週のドル円、2週前はらみ安値の2番底からジェットアッパーを決めれましたでしょうか?
それとも、FOMC待ちのカオスのなかで疲弊して、肝心な上昇を逃してしまったでしょうか?
着眼点の違いで全く違う景色に見えるところが「チャート・リーディング」の面白さです。
さて、復習になりますが、波の買い転換におけるロング・ポイントは3か所です。
- 1つ目は2番底の切上げや強い反発。
- 2つ目はキリサゲL抜け(ネック抜き1波途中乗り)
- 3つ目は下降波側の戻り売りを受けての安値切上げ。
レジスタンスとサポートが決まれば、サポート反発でロング、あるいは、サポ-トからレジスタンス・ブレイクでロングです。
しかしながら、このような”わかりやすいチャート”ばかりではありません。
そして、「わかりにくさ」を感じながらのトレードは十中八九ミスをします。
つまり、わかりにくいチャートなら、どこに着眼すれば、わかりやすくなるかなって考えるべきなんです。
明かな上昇モメンタムが発生したのは26日水曜以降で、それまでは高安を切上げつつもFOMC待ちの相場で、ベア派は2週前安値の押し目崩しを完全には諦めてない状況とみてました。
ボクはレジスタンス側として1時間ラス戻り高値114.2、月曜高値ネックラインに注目しましたが、ロウソク足に髭も多く不明瞭でした。
これに対し、サポート側はわかりやすく、2週前安値で日足や4時間クラスの押し目買いがされれば、レジスタンスを容易に突破できると考えました。
サポート側の「わかりやすさ」に着眼することで、レジスタンス側の「わかりにくさ」に惑わされないので、かんたんな相場に見えてました。
もし、4時間クラスの押し目買いが崩れたら、それはそれで、ロングの撤退を狙ってショートできるおいしい局面です。
24日以降、2番底からネック抜き1波をロングできるポイントは主に3か所ありました。
- 青1の2番底強反発。
- 青1.5の月曜高値ネック抜けから押し目買い。
- 青2のキリサゲL抜け。
特に青1ロングは21年高値手前までホールドしました。
過去にこちらの記事で紹介しましたが、この2番底での強い反発をサインにしたロングは好きですし、今回なら、4時間クラスの押し目買いなので大きな利幅が期待できました。
この逆張りロングのメリットは、底値固め中のカオスな値動きを無視することができ、損切りが浅いこと。今週はFOMC待ちでさらにカオス化する可能性を孕んでました。
もうひとつ、カオス相場をわかりやすくする着眼点として「ハラミ足」を使う方法があります。
24日コマ足が25日を孕み、26日陽線でブレイクしました。
25日火曜:前日高値を4時間陽線終値がブレイクしたが、この時点では24日月曜ハラミ足は未確定です。
26日水曜:24日月曜ハラミ足が確定、4時間陽線終値ブレイク、次の4時間足でロング。
まぁ、エントリー方法はともかく、24日月曜ハラミ足高値に着目すれば、チャートがわかりやすくなりますね。
日足ハラミ足を使った手法については、こちらの記事とこちらの記事で紹介したので参考にしてください。
チャート・リーディングで最も大切な「着眼点」ってなんでしょう?
それは「わかりやすさ」に着目することだって思ってます。
やるべき事が、わかりやすく見えてこないチャート・リーディングは根本的に間違ってるんです。
例えば、エントリーポイントって探すものじゃありません。
エントリーポイントに着眼すると、エントリーしたいポイントに、チャートを無理やり合わせてしまいます。
欲しい車ばかりが沢山走って見えるのと同じ原理です。
「ここに着眼すれば、わかりやすいなぁ」
わかりやすさに着眼すれば、自然にエントリーポイントに導かれます。
来週の攻略ヒント
概要
- 先週は220ピプス大陽線、12月安値起点の上昇波押し目買いで21年高値まで買われて強く反発。
- 100日移動平均線の上を21年の上昇トレンドが継続中、このトレンドを21年高値、あるいは、1月高値のWトップが止められるか。
- 12月安値上昇波押し目買いVS.21年高値+15年高値ネックのWレジスタンス。
ベア派
- 21年高値の更新幅が小さく、21年高値+15年高値ネックのWレジスタンスが控えている。1月足も高値更新できそうにない。
- 21年高値の三尊天井、1月高値のWトップ狙い。
ブル派
- 21年の上昇トレンドを支える100日移動平均線。
- 先週の大陽線を1月高値へ押し目買い。
概要
21年安値更新で日足クラスの下降トレンドが継続、先週は下降フラッグ完成で220ピプスの大陰線となった。
ベア派
- 日足クラス以下がサゲダウ+移動平均線のパーフェクトオーダーで売り手優勢。
- 11月高値のN値と日足チャネル安値を目安に先週陰線を戻り売り。
- 4時間SMA21を上抜き返すと1.13への上値試しで大きく戻されるかも。
ブル派
- 11月高値N値1.106付近と日足チャネル安値がサポート候補。
- 売り手優勢なので逆張り注意!先週安値で下げ止まれば戻り売り候補までロング。
- 11月高値N値、または、日足チャネル安値到達後にロング検討。
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コメント
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コメント (20)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
FOMC後のユーロドル・ポンドドルのショートとドル円ロングは今週の稼ぎどころでした。
twitter界隈では逆張りしちゃった人もいたようですが、それは無いだろって感じでした。
金曜のPCEコアデフレーターは過去に何回かやられているので事前に撤退して正解でした。
あれは結構要注意な指標です。
今週はFOMCを無視しても結果的にチャート通りの値動きだったように思いますが、
だからと言って毎回指標をまたぐ気にはなれません。
アイコンをつけていらっしゃる方が時々みえるので
迷晴れさんのURLからサーバーを辿って調べたらGravatarだと分かったので試してみました。
おつかれさまです!今週は途中で降りたら勿体ないなと…逃げ場を設定してのホールドでした。おっしゃる通り、毎回はまたぐ気になりませんね(^_-)-☆
いつも素敵な動画をありがとうございます。今週、ドル円はとてもわかりやすい相場だったかなと感じました。大きなポイントとしては、動画でも言われていましたが日足レベルでの上昇トレンドはまだ継続中。この事実を背景としてトレードプランを組み立てることができるかどうかだと思います。崩れたら崩れた値動きに従ってトレードすればいいだけなのでセオリーに沿って基本は上位足の押し目買いを狙う!シンプルにこれでいいのですよね。負けたら負けた時です笑。ちなみにボクがロングしたポイントは火曜の東京時間から欧州前に直近安値を試してダメだった所でロング、そのまま保有でした。迷晴れさんよりもエントリータイミングは下手くそでしたが、今週はもう上げる形にしか見えなかったです。日々のチャートを見ながら「ワンセット思考」の考え方の大切さが実感できるわかりやすいサンプル相場だなぁ、なんて思っていました。
Hさん
こんばんは。
いつも為になるコメントを拝見いたしております。
私は今週、ドル円のWボトム、ユーロドルの下落に着眼していたもののエントリーの遅さと利確の速さで殆ど勝てませんでした。
上位足から戦略を立て下位足の動きを見てエントリーするようにしているのですが、そうすると結構な確率で-10pips程度の損切に引っ掛かってしまいます。
これはエントリー個所が遅いということと損切り幅が小さいということに原因があると考えています。
というか、いいところではいれば10pipsの損切幅でも大丈夫かもしれません。
そこで質問ですがHさんは損切幅の設定根拠はどのようにされていますか。
もしよろしければ教えてください。
ノーマ様
コメントありがとうございます。損切幅の設定についてですが、根拠が崩れた所で切るというセオリー通りの損切をしています。今回のドル円の件についてですが、ノーマさんも見立てておられた通り4時間足のダブルボトムを背景に日足の押し目買いを狙う、という戦略に基づいたロングであれば根拠が崩れるのは113.5のダブルボトムの安値下に置くのが正しい損切位置となるかと思います。しかし、今回私がロングした位置というのは火曜14:00時台の1時間足の切り上げタイミングでロングをしたので113.5下まで持ってしまうと30pips以上の損失となってしまいます。ただし、仮に損切幅を30pipsと設定していたとしても4時間レベルのネックラインまでを第一目標としていれば狙える利幅は120pipsあるのでリスクリワード的にはかなり美味しい事がわかります。ちなみに今回の場合、もし下げてくるならば私がロングした時間足の直近安値を割れば一旦切ってしまい、113.5を試して再度上げるようであれば入り直すという計画でした。これであれば損切幅も10pipsと少しとなりさらにリスクリワードも美味しくなります。ちなみに火曜ロングした根拠は上位足での押し目買いを狙うというストーリーの元で、ダブルボトム右底で1時間レベルの小さな高安の切り上げ(上昇トレンド)の確認、直近のミニ押し安値に小さく引けるレジサポラインを113.5手前のミニサポートとして認知できる、という根拠でエントリーしたものです。
個人的にコメントを拝見して思った事ですが、10pips程度の損切幅に頻繁に引っ掛かってしまい利幅を取るのが難しいという状況でしたら、まずは損切幅を少しゆったりともたれ、狙っている波のイメージを明確化させる事が重要かと思います。また、ドル円であれば1時間足以上だけを使っても十分トレード可能なので短期足封印もおススメです。というか短期足を使ってエントリー、損切精度を上げるのはホントの最後の仕上げの段階です。極論ですが、4時間のダブルボトムに気づけていたのであれば、ネックラインまでは利幅があるので仮に114円辺りで買ったとしても113.5の下で損切すればリスクリワード1:2は確保できるのでアリだと思います。
トレード根拠とタイミングの詳細をありがとうございます。
Hさん
非常に詳しくありがとうございます。
大変参考になります。
自分でも1時間足で週を振り返るとロウソク足の動きがなぜそうなっているのか理論付けできることが多いです。
が、いざトレードとなると短時間足の動きに振り回されてしまうのが現状です。
ロジックと自分の心理的な部分をもう一度見直す必要があると思っています。
利確が早すぎるのも「自分の実力ならこれで十分。これ以上のpipsは取れるはずがない。折角の利益を無駄にしない為は辞めに利確しよう」という思考です。
結局自信がないことが心理的弱点かもしれません。
いや、本当に勉強になりました。
来週、エントリーポイントや決済ポイント、リスクリワード、シナリオの根拠について見直してみます。
ありがとうございました。
おつかれさまです!シンプルに勝って、シンプルに負ける、やっぱシンプルが一番ですね(^_-)-☆細部に目を飛ばし過ぎて、全体の流れを忘れるのは本末転倒、シンプルなトレードほど納得度も高いです。
迷晴れ様
いつも勉強になる動画配信ありがとうございます。
今週も悔しい週となってしまいました。
ドル円は月曜日に4時間足をみて「これは1/14を1番底としたWトップになるかもしれないな。ただ113.5から買ってWトップ崩れになるのが嫌だから114を超えたらロングしよう」と考えていました。
また、ユーロドルも4時間足を見て「去年末から何度かサポートされている1.127付近を下に抜いたらショートしよう」とこちらも考えていました。
結果大まかな動きはそうなりましたが途中で細かい取引とチキン利食いを繰り返してしまい+7.2pipsという成績になってしまいました。
またもう一つ悔しい取引があり、ロングした後OCOを掛けていたのですが、朝起きて確認するとあと1.8pipsで利確するところで頭を打ってしまいそこから下げでして結局-10.0pipsの損切になってしまいました。
後で分かることですが、週頭からドル円はロング、ユーロドルはショートを握っていればいい週だったんですね。
大まかな着眼点は間違っていなかったのですがエントリーが遅すぎたこととチキン利食いの為納得できる取引はできませんでした。
自分でも「難しく考えすぎかも」と思っています。
「FXは難しい」と考えているうちはうまくいきませんね。
お察しの通り、難しく考え過ぎかもしれませんね。上のHさんのリスクリワードのお話も含め、リスクとリワードについて、ノーマさんなりに定義してシンプルに整理されるといいかもしれません。
迷晴れ様
あえて10pips程度を狙うこともありそういう時はリスクリワード1;1でエントリーすることもあります。
通常は最低でも1:2としていますが機械的に設定していることもあるので再度検討してみます。
ありがとうございました。
こんにちは!いつも楽しい動画ありがとうございます。
リアルチャートを見ているときに
『迷晴れさんだったらどこでエントリーするか?』
『迷晴れさんなら注目している高安はどこか?』
(これは週刊チャートナビでお示ししているんですが笑)
『迷晴れさんなら下げ止まり、上げ止まりをどこで確認するか?』
という感じで思考しながら監視し、自分のチャートに矢印をつけています。
守破離の守かなと思います。
将来的にも破る、離れるはできると思ってませんが苦笑
今週はドル円はロングできませんでしたが、迷晴れさんの水曜、木曜のロングポイント2点がばっちし当たっていました。
水曜は下げ止まりが確認できたのでロング。
木曜はダブルトップ崩れでのロングという考えでした。
基本的に押し目なら下げ止まりを確認からのロング。
上がっている途中から乗るなら三尊、トップ崩れでロングするという感覚が身についてきたように思えます。
対してユーロドルはショートを100くらい取れました。
が、先週迷晴れさんが注目していた1.13500の強者の安値をブレイクし、さらにその下の強者の安値?の1.13150を火曜にブレイクしたことで、これば下に行くなと思い、水曜はショート一択でした。
しかしながら、週間チャートナビを見ると1.12850の安値をブレイクしないと、がっつり下げはないと迷晴れさんがおっしゃっており、『なるほどな、ここで逆三尊ができる可能性も高いな』と勉強させていただきました。
この場合、下げの途中からのショートすることになるので、逆三尊の崩れからショートするのが確実だなと反省しました。
週間チャートナビで色々な学びの機会を頂いており、成長している実感もあり充実した日々となっています。
グランドキャニオンの中間地点まで来ているかもしれないというワクワク感があります。
本当にありがとうございます!
追加で申し訳ありません。
ここ数ヶ月は迷晴れさんがおっしゃっている抽象と具象についてよく考えます。
今週のドル円で言えば、
①抽象は日足の押し目にレートが到達していて、4時間のダブルボトムの波を認識する。
②具象は下位足で下げ止まりを確認する。これは月曜、火曜で1時間足の高安の切り上げが確認でき、水曜に15分足で下げ止まりが確認できた。
という認識でいます。
①抽象は上位足の波、流れの認識。
②具象は下位足での上げ止まり、下げ止まりの確認。
別の言い方を言えば、
①抽象は魚の目であり、戦略。
②具象は虫の目であり、戦術。
その前提としての環境認識は鳥の目。上空からどこ位置に今いるか?の確認。
鳥の目、魚の目、虫の目、どちらがかけても納得のいくトレードは成立しないんだろうなと思ってます。
今週のドル円は、まさにこの三つができていれば、ロングを取れたなと反省してます。
仕事でお客さんがきて『●●をしたいんだけど』と具体な要望があると、『●●の制度を使って●を達成したいんだな』と変換することが、抽象と具象の交互のシフトなのかなと感じています。
実生活にも迷晴れさんのイズムが芽吹き始めてきました笑
ユーロドル、ナイストレード(^_-)-☆コラーゲンを食べても、自分のコラ-ゲンにはなりません。体内で一度分解・合成する必要があるそうです。たくやんさんは、この分解と合成作業をしっかりされているなぁと感心しました。
ご返信ありがとうございます♪
コラーゲンのくだり、言い得て妙ですね!
食事も仕事もFXも
吸収 → 咀嚼 → 消化 → エネルギーに変換
のサイクルで回ってますね!
いつもご教授頂きありがとうございました。今回のドル円チャートは自分も見てました。112.500で日足がダブルボトムをつけた後、4時間足で安値切り上げで113.460付近で再びダブルボトムを作ったあたりから上に行く優位性は高いと思ってました。解説にありましたように自分も113.460をバックにスイングを考えましたが、やはりFOMCが気になり、当日の夜は仕事でチャートを監視できないこともあり見送りました。案の定FOMCをきっかけに上にブレイクしましたが、115.000に乗り上げたのを確認してまだ先は残ってると判断したので、東京時間からロングをスキャルで回して残りのおこぼれ貰えたのでよかったです。今回のようにわかり易い局面は今後も確実に取っていきたいですが、今の状況ではロンドン、ニューヨークにトレードできないので近々仕事変えます。自分のように50代半ばではどうせ非正規の仕事しかありませんし、人手不足で売り手市場の現状ですので、いいところに乗り換える絶好のチャンスです。1月は国内口座は少しプラスで海外口座が少しのマイナスで終わりそうです。ここ数ヶ月同じ成績ですが、東京時間中心でここまでやれてますのでロンドン、ニューヨークを毎日できるようにして大きく前進させたいです。
おつかれさまです!トレードに有利な仕事が見つかるといいですね(^_-)-いつもコメントを拝見しているので、今の猫チャギラさんなら、ロンドン以降でも成果を残せると思います。
動画アップありがとうございます。
火曜 LDN ドル円ロング 建値撤退
週初の段階で環境認識は正しく出来ておりました。
月曜安値はダブルボトム右側最安値になるかもという値動きを感じました。
火曜日は月曜安値を背中にロングで入りたい考えでした、4時間クラスの押し目は明確。
結果的には、デイトレ・スキャル対応は難しい一日でした(FOMCを控えカオス)
個人的には、FOMC目前でリスクを取れませんでした。
今回のダブルボトムサイズ感では、月曜であろうが火曜であろうがFOMC当日であろうが、
環境認識通りにロングすれば、結果そのとおり上昇した、ここでタイミングや損切り幅に質を求める事は
ナンセンスという考えが正しいのでしょう。
そのような前提であると考えるなら、エントリーするレートで多少変動するものの、30~40pips程度の
損切り幅は許容し(一時的アンダーシュートもあり得る)ロングにリスクを取るという考え方に
なると思いました。
結果、下方ブレイクした時には、損切りorドテン・戻り売り対応
木曜は、波の途中乗り対応が出来ませんでした(日足SMA・115キリ番ネックライン)
ユーロドルは、上昇3波の継続 vs 上昇3波崩れ・下降フラッグ成功の目線でした。
ドル円同様、木曜は波の途中乗りが出来ませんでした。
チャートリーディングでの着眼点
わかりやすさに着目すべきということ理解しました。
今週のドル円では、底値ネックラインレジを探る動き、対してサポ側は4時間や日足クラスでの明確なサポート。
底値ネックレジを考えることは間違ってはいないものの、トレードをすると言うことはバイアスをかけてリスクを取る事と考えます。
レジの存在を意識しながらも、明確なサポを背景にリスクを取る事が出来たかどうか。
週明けの環境認識の時点で、絵を描くことが出来たと振り返っています。
個人的には、諸々を削ぎ落とす事を行い、いい意味でトレードに初めて取り組む気持ちでチャートを見る必要が
あると思いました。
「ダブルボトム右側サポートだったのでロングし、最低でもネックライン115キリ番まで行くと考えました」
「リスク管理として下方ブレイクしたら、損切り予定」
トレードってこんな感じでいいのかもしれない。
学びを継続致します。
4時間クラスの押し目買いなので、4時間足トレーダーになったつもりで考える。枚数調整して損切り幅を許容するか、損切り幅が気になるなら一旦切って下から入り直すのもアリですね。「ワンセット思考」が役立つところです。