27Nov
週刊チャートナビ(2021.11.22~2021.11.26)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
10月陽線半値で買われて、2018年高値に2度目の挑戦を試みたが強く押し戻され、週足終値ベースでは高値更新ならず。
- 10月陽線半値押し目買いVS.2018年高値レジスタンスの構図。
- 2018年高値を週足終値が更新できなかった事実は買い手のモチベーションを下げ、逆にMトップの確度が高まった。
売り手の注目
2018年高値での週足終値レジスタンス。
買い手の注目
4時間クラスの上昇トレンド継続中。
TR上段㊤:116.0
TR中段:先週高安
TR下段㊦:Mトップ仮ネック(2週前安値)
4時間足ベアの視点:2018年高値Mトップ狙い。三尊天井、あるいは、先週安値上にもう一山つくればMトップのネックラインへショート。
4時間足ブルの視点:Mトップのネックライン(2週前安値)を割るまで上昇トレンドを押し目買い。先週安値サポートで2018年高値更新へ再チャレンジ。
今週の値動き
22日月曜、2018年高値の三尊天井からの戻り売りをイメージしていたが、”パウエルFRB議長再任”のニュースをきっかけに買われ始め、23日火曜陽線が先週高値を更新。
先週高値付近での売り手の抵抗があったが失敗して、24日水曜は高値をさらに更新。
25日米感謝祭の日に戻り目をつくると、26日金曜日は新型コロナウイルスの新変異株がリスクオフの発端となり、それに加えて米感謝祭明けの薄商いで値が振れやすいことも重なって一方的な円高相場となった。
毎日の見通し
11/22月曜
金曜日に三尊天井右肩から売られ半値を戻した。
1時間足ベアの視点:①金曜陰線戻り売りで先週安値へショート。②2018年高値114.5まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①金曜陰線の戻り目崩れで2018年高値114.5へロング。②先週安値付近で下げ止まればロング検討。
11/23火曜
NY時間、パウエルFRB議長再任を受け先週高値まで急騰。
1時間足ベアの視点:①先週高値2番天井形成で前日の急騰安値へショート。②115.5まで買われれば下押しショート検討。
1時間足ブルの視点:①前日陽線の押し目買い、1時間SMA21が押し目候補。②115.0レジスタンス崩れで115.5へロング。③前日の急騰安値まで売られればロング検討。
11/24水曜
115.0先週高値の更新幅が小さく上値が重い感じがする。
1時間足ベアの視点:①前日高値レジスタンスで114.5へショート。②115.5まで買われれば下押しショート検討。
1時間足ブルの視点:2018年高値114.5まで売られればロング検討。
11/25木曜 米感謝祭
- 先週高値を完全に更新して115.5まで買われた。
- 米感謝祭でNY時間の値動きは期待できない。
1時間足ベアの視点:①115.5レジスタンスで下押しショート。②目標値116.0まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:前日陽線の押し目買いで116.0まで狙う。
11/26金曜
米感謝祭で横移動のみ。
1時間足ベアの視点:①115.5Mトップで115.0へショート。②目標値116.0まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:水曜陽線押し目買いで116.0を狙う。押し目候補は1時間チャネル安値目安。
毎日の値動き
11/22月曜
東京時間、金曜陰線の戻り待ち。
ロンドン時間、三尊天井を形成するもネックラインで反発。
NY時間、三尊崩れで青1ロング、パウエルFRB議長再任を受け急騰。
2018年高値ブレイクを確認後、先週高値でOCOアウト。
11/23火曜
東京時間、先週高値更新後押し目待ち、1時間SMA21×直近の押し安値で下げ止まらずロングは見送り。
NY時間、先週高値更新を疑い様子見。
11/24水曜
東京時間、前日高値を僅かに更新。ショートは先週高値を更新していることから見送り。
ロンドン時間、安値キリアゲを前日高値Mトップ崩れのサインとみて青1ロング。
NY時間、115.5でアウト。
11/25木曜 米感謝祭
米感謝祭。115.5レジスタンスも押し目も確認できずにノーポジション。
11/26金曜
東京時間、1時間SMA21レジスタンス×1時間戻り足安値抜けで赤1ショート(反発すればドテン・ロングで116.0を狙う)115.0ブレイクで保有。
ロンドン初動、先週安強反発で半決済、15分SMA21をガイドに保有。
NY初動、さらに戻り売られ先週安値を更新、113.0の強反発でアウト。
新型コロナウイルスの新変異株がリスクオフの発端となり、それに加えて米感謝祭明けの薄商いで値が振れやすいことも重なって一方的な円高相場となった。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 日足下降チャネル内。1.13(9月高値スイングN値100%)×日足チャネル安値で強反発。
- 週足押し目ボックスに入ったが、ここに押し目形成となると年内一杯はかかりそう。
- 日足クラス以下がオール下目線、1.13を抜けた黄〇で強反発。
売り手の注目
日足クラス以下がオール下目線。
買い手の注目
1.13付近×日足チャネル安値のサポート。
TR上段㊤:先週高値
TR中段:先週安値と先週金曜高値
TR下段㊦:1.116週足クラスNボックス安値
4時間足ベアの視点:①金曜高値付近から先週安値へのレンジ逆張り。②先週安値サポート崩れで1.116へショート。
4時間足ブルの視点:①先週安値付近から金曜高値へのレンジ逆張り。②金曜高値レジスタンス崩れで先週高値へロング。
今週の値動き
日足チャネル安値サポートを絡めた金曜陰線ハラミ足のイメージは、月曜陰線確定で崩れ、23日火曜が戻り足になって24日水曜に売られた。
25日木曜、米感謝祭の日に安値をキリアゲ、26日金曜は新型コロナウイルスの新変異株がリスクオフの発端となり、それに加えて米感謝祭明けの薄商いで値が振れやすいことも重なって一方的なドル売りとなった。
毎日の見通し
11/22月曜
1.13×日足チャネル安値×先週安値でのサポートを確認。
1時間足ベアの視点:①金曜戻り目付近まで戻れば先週安値へショート。②先週安値サポ-ト崩れで1.116へショート。
1時間足ブルの視点:先週安値への下押しから金曜戻り目へロング、上抜けば、金曜高値へ利を延ばす。
11/23火曜
NY時間、パウエルFRB議長再任を受け、先週安値を前日陰線終値が更新。
1時間足ベアの視点:先週安値更新を受け1.12へ戻り売り、下抜けば、1.116へ利を延ばす。
1時間足ブルの視点:先週安値割れダマシ安値狙い。先週安値を抜き返し後サポートされれば前日高値へロング。
11/24水曜
先週安値の更新幅が小さく下値が重い感じもする。
1時間足ベアの視点:月曜陰線の戻り売り、火曜足を戻り足とみて1.12へショート、下抜けば、1.116へ利を延ばす。
1時間足ブルの視点:先週安値割れダマシ安値狙い。先週安値サポートで月曜高値へロング、上抜けば、金曜戻り高値へを延ばす。
11/25木曜 米感謝祭
- 火曜足が戻り足となって月曜陰線の戻り売りが入った、目標値1.116まで20ピプスに迫る。
- 米感謝祭でNY時間の値動きは期待できない。
1時間足ベアの視点:目標値1.116へ前日陰線戻り売り。戻り目候補は1時間SMA21での2回目反発。
1時間足ブルの視点:①下げ止まり確認後に先週安値へロング。②目標値1.116でショート利確を狙ったロング。
11/26金曜
NY時間に戻り売られたが水曜安値まで下げるに至らなかった。
1時間足ベアの視点:①水曜安値Wボトム崩れで1.116へショート。②先週安値まで買われれば下値試しのショート。
1時間足ブルの視点:①水曜安値Wボトムで先週安値へ向けてロング。②目標値1.116でショート利確を狙ったロング。
毎日の値動き
11/22月曜
東京時間は先週安値のサポートを確認。
ロンドン時間、安値を切上げるも、1時間SMA21の2回目反発リスクから黄1ロングは見送り。
NY時間、1時間SMA21反発で売られたが、日足チャネル安値×先週安値反発リスクから黄2ショートは見送り。
11/23火曜
東京時間、前日陰線の戻り待ちは、レジ候補の先週安値×1時間SMA21を上抜きショート見送り。
ロンドン時間以降は、先週安値を挟み方向感を失いノーポジション。
11/24水曜
東京時間、先週安値1.125への戻り待ち。
ロンドン初動、1.125反発で赤1月曜陰線戻り売り。
NY時間、1.12更新後、戻り始めるリスクからアウト。
11/25木曜 米感謝祭
東京時間、戻り目候補の1時間SMA21では止まらなかった。
ロンドン時間に戻したが米感謝祭でNY時間の値動きが期待できないのでノーポジション。
11/26金曜
東京時間、水曜安値キリアゲで青1ロング、15分SMA21ガイドに保有。
ロンドン初動、先週安値を更新。
NY初動、15分SMA21反発で保有、急騰した高値の上髭3本をみてアウト。
ユーロ円
今週の見通し
概要
- 週足クラスの上昇チャネル内、2021年高値にキリサゲMトップを形成中。
- 先週はMトップネックまで売られ強く反発。
- 週足チャネル安値サポートVS.日足クラス2番天井からの売り。
- 金曜陰線は安値を更新したが週足チャネル安値+日足クラスのネックラインサポートでアンダーシュートする可能性もある。
売り手の注目
日足クラスMトップ2番天井からの売り。
買い手の注目
週足チャネル安値サポート×日足クラスのネックライン128.0の反発。
TR上段㊤:先週高値
TR中段:金曜高値と先週安値。
TR下段㊦:127.0
4時間足ベアの視点:①金曜陰線の戻り売り。先週安値がアンダーシュートとなると、どこまで戻るかわからない。②128.0サポート崩れで127.0へショート。③金曜高値まで買われれば出直しショートを検討。
4時間足ブルの視点:①金曜安値への下押しから金曜高値を目指す動きを戻り売りが入るまでロング。②128.0を割れば127.0への下落戻しをロング。
今週の値動き
先週の金曜陰線が安値更新したものの、週足チャネル安値×日足クラスのネックラインサポートでアンダーシュートとみる見方もできるため、戻り目の特定が難しかった。
23日火曜高値+25日木曜高値で129.5にMトップをつくるも、26日金曜は東京時間からドル円をショート、ユロドルをロングしたため、ユロ円のトレードは見送った。
毎日の見通し
11/22月曜
金曜陰線は安値更新したが、10月安値+日足クラスMネックラインで強反発していて、週足チャネル安値サポートも絡んでアンダーシュートする可能性もある。
1時間足ベアの視点:金曜陰線の戻り売り。金曜安値の強反発+週足チャネル安値サポートがあって迂闊に売れないので明確な戻り目を確認したい。
1時間足ブルの視点:金曜安値への下押しから戻り売りを警戒しつつ金曜高値へロング。
11/23火曜
金曜安値から短期上昇トレンドが発生、但し、いつ金曜陰線を戻り戻り売りされてもおかしくない。
1時間足ベアの視点:金曜陰線の戻り売り。Mトップ形成後のショートだが途中の週足チャネル安値が気になる。
1時間足ブルの視点:①戻り売りリスクがあるので押し目買いは見送り。②Mトップ崩れで金曜高値へロング。
11/24水曜
金曜陰線ハラミ足のなか、金曜安値からの短期上昇トレンドが続く。
1時間足ベアの視点:前日高値129.5付近に戻り目をつくれば、週足チャネル安値反発に警戒しつつ、金曜陰線の戻り売り。
1時間足ブルの視点:①週足チャネル安値でのサポートから金曜高値を狙う。②前日高値の戻り目崩れで金曜高値へロング。
11/25木曜 米感謝祭
金曜陰線ハラミ足のなか、週足チャネル安値で強反発して買われた、金曜安値からの上昇トレンドはまだ継続中とみている。
1時間足ベアの視点:①129.5Mトップで金曜陰線戻り売り。②金曜高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:前日高値レジ崩れで金曜高値へロング。
11/26金曜
金曜陰線ハラミ足のなか、129.5Mトップ2番天井から売られ始めた。
1時間足ベアの視点:①129.5Mトップを根拠に前日高値への上値試しから水曜安値へショート。②金曜高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:129.5Mトップ崩れ狙い。①水曜安値へ売られての安値キリアゲ、または、東京急落高値レジ崩れで金曜高値130.0へロング。
毎日の値動き
11/22月曜
東京・ロンドン時間、週足チャネル裏で2回頭を押さえられたが金曜安値の強反発を見れば売れない。
NY初動、2回目の売りが跳ね返されたので安値キリアゲで青1ロング、直近高値抜けでホールド。
翌日の東京時間、月曜高値付近の揉み合い中にアウト。
11/23火曜
東京時間、前日高値Mトップ黄1ショートは、僅かに前日高値を更新していたと、週足チャネル安値サポートを警戒して見送り。
NY時間、前日高値を更新するも金曜陰線の戻り売りリスクからノーポジション。
11/24水曜
東京時間、前日高値の戻り目形成から1時間SMA21割れで赤1金曜陰線戻り売り。
ロンドン時間、129.0を下抜いたが強反発、スパイク警戒でアウト。
NY時間、129.0下抜けをダマシ安値とみてのロングはタイミングが合わずに見送り。
11/25木曜 米感謝祭
ロンドン時間、129.5に2番天井をつくったが米感謝祭でショート見送り。
11/26金曜
東京時間からドル円、ユロドル共に15分SMA21に沿った逆ベクトルが発生、ユロ円はノーポジション。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
先週高値が10月高値を僅かに更新するも、先週足の上髭ピンバーに注目していた。
今週の攻略ポイントは22日月曜のパウエルFRB議長再任ニュースによる急騰後の先週高値付近の冷静な対応、それに加えて米感謝祭明けの薄商いで値が振れやすいことを考慮できたか。
先週高値付近の対応について。
先週高値頂点の三尊天井が月曜に崩れ先週高値まで買われたあと、23日火曜の先週高値更新幅が小さく強い売り手の抵抗もあり、2018年高値へのスパイクでも高値を更新できなかったので、先週高値に2番天井をつくる可能性もあった。24日水曜に安値をキリアゲたことでようやく安心して買える状況になった。
米感謝祭明けの薄商いについて。
米感謝祭は日本のゴールデンウィークみたいなものなので、金曜日まで連休とする州も多く、1年で、最も流動性の欠けるといわれています。
毎年の動画でもお伝えしてますが、感謝祭の日の前後は値が振れやすく、今年は新型コロナウイルスの新変異株が発端となり大きく動きました。
ユロドル攻略ポイント
先週安値で2回の強反発、週足クラスの押し目Nボックスのなかでもあったため、週明け時点では先週金曜ハラミ足をイメージしました。
今週の攻略ポイントは、先週金曜ハラミ足イメージが崩れての先週安値の冷静な対応。それに加えて米感謝祭明けの薄商いで値が振れやすいことを考慮できたか。
22日月曜陰線の先週安値ブレイクはダマシも疑ったが、23日火曜陽線が明らかな戻り足になったことで、24日の戻り売りは自信をもってできた。
米感謝祭明けの金曜日の対応はドル円と同様です。
ケーススタディ
今週はドル円、ユロドル共に、週明けのシナリオを外した。
ドル円は先週足ピンバーに注目して”三尊天井”からの戻り売りをイメージしたが、22日月曜の”パウエルFRB議長再任サプライズ”で三尊天井が崩れた。
しかしながら、いつも戻り売り崩れのシナリオを用意しているので対応できた。
厄介だったのは先週高値付近の値動きで、パウエル・サプライズが一過性のものなら2番天井をつくるかもしれない。
さらに、23日火曜、114.5へのスパイクでも高値を更新できなかったのをみて先週高値2番天井を疑った。
その結果、ロングできたのは、24日水曜の安値キリアゲとなった。
ユロドルは先週2回の強い下値試しがあったので、先週金曜ハラミ足をイメージした。
22日月曜終値が先週安値を更新したが、週足クラスの押し目Nボックス内という状況もあって、月曜足確定後も下目線に自信をもてなかった。
23日火曜足が先週安値裏でレジスタンスされたことで、24日水曜は自信を持って戻り売りできた。
今週のようにシナリオが崩れることはまぁまぁ起こる。
デイリーのシナリオすら崩れるので、ウィークリーのシナリオなら猶更、クロス円に至っては他の通貨の値動きに釣られてしまう。
それでも、毎週、毎日のシナリオを考えるのは、心の準備のためと、シナリオが崩れたとき、その裏シナリオが美味しいからです。
例えば、売りシナリオの崩れは、買いのチャンスになる。
多数のトレーダーが思い描く、みんなのシナリオなら、裏シナリオも両面テープのように機能します。
シナリオを考える視点は一人称でも、二人称でもなく、三人称が望ましい。
そこで、一人称、二人称、三人称、それぞれのトレーダーの視点を説明します。
一人称とは、わたし、わたしたち。英語ならI、WEになります。
一人称トレーダーにとって、自分(たち)こそ相場の意思、ひとり相撲をとって勝手に自滅します。
人は何らかの方法で自分の考えを正当化しようとします。
一人称トレーダーは自分(たち)の考えが正しいと思い込むことで、裏付けのない自信を持とうとします。
そうでもしなきゃ、お金を投下できないからです。
相手の顔なんて全く見えてませんし、自信を無くすから、見たくないんです。
これって、怪しい宗教とかビジネスにハマった人が、社会を否定することで自分のしてることを正当化する心理構造と似てます。
この心理状態で痛い目にあうとどうなるか。
相場=社会に裏切られたと感じて怒ります。
二人称とは、あなた、あなたたち。英語ならYOU。
二人称トレーダーは相手(たち)を主役とします。
自分が買いたいなら、売りたい人たちのことを考えます。
これができると、自分だけでなく相手の存在も認めるので相場に対するコミュ力が格段に上がります。
しかしながら、二人称といいながら、そこには、一人称である自分も存在します。
熱くなると自分がドンドン前に押し出されてきます、特に5分足をみると…
結局、自分と相手を同じ土俵の上で戦わせてしまうことになります。
三人称とは、彼ら、彼女ら。英語ならHe Her
バイアスをかけないと何事も決まりません。
しかしながら、一歩引いた状態でバイアスをかけるには、自分を相手と同じ土俵に上がらせないことです。
トレードって他人同士の戦いから”漁夫の利”を頂くってことなんだと思ってます。
凄く上から目線ですが、下界の住人と思って、彼ら、彼女ら扱いするわけです。
三人称の視点を持つと、みんなが何を求めているのかをチャートに見つけるようになります。
これが、表も裏も両面機能する”みんなのシナリオ”を考えるコツなんです。
来週の攻略ヒント
概要
- 2018年高値更新後の金曜暴落を受け、日足チャートRSI(14)がダイバージェンス、日足クラスの変形Mトップを疑える。
- 11月足の2018年高値の更新は難しそう、10月+11月と2ケ月連続レジスタンスか?
- 金曜暴落戻り売りVS.日足クラスのラス押し安値(3週前安値)サポート。
ベア派
2018年高値の週足レジスタンスと4時間ラス押し安値(2週前安値)下方ブレイクに注目。
日足クラス変形Mトップ完成狙い。金曜陰線の戻り売りで日足ラス押し安値(3週前安値)を抜きを狙う。
ブル派
2018年高値更新とみて日足ラス押し安値(3週前安値)のサポートに注目。あるいは、週足SMA21(100日移動平均線)サポートで日足Mトップをひっくり返す可能性もある。
日足ラス押し安値(3週前安値)付近のサポートから2018年高値へ上値試しロング、割り込めば、下げ止まり確認後に天井試しロング。
概要
週足クラスの押し目ボックス安値付近で強反発、4時間ラス戻り高値付近へで戻した。
ベア派
日足+4時間クラスが下目線、4時間ラス戻り高値×日足SMA21の11月陰線戻り売り候補に注目。
①先週高値、または、4時間ラス戻り高値1.137付近から11月陰線戻り売り、日足SMA21が絡むかも。②2週前高値まで買われればショート検討。
ブル派
週足クラスの押し目ボックス安値付近の強反発に注目。
①4時間ラス戻り高値1.137付近の戻り目崩れで2週前高値へロング。②先週安値への戻り売りを受け、先週安値付近Wボトム、または、2週前安値逆三尊右肩で4時間ラス戻り高値1.137へロング。
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コメント
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コメント (12)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週は何といってもブラックフライデーでしょう。
東京市場開始前からなんかいつもと様子が違うと感じつつ、
でも月火水とドル円押し目買いユーロドルポンドドル戻り売りで上手くいっていたので
まあ切られてもいいやと指値を置き瞬殺で損切りになりました。笑 しょうがないです。
その後暇だったので、上値下値試しとガチ上げ下げの見分け方について考えていたら、4つ5つアイデアが浮かび
FT4では無理だった為tradingviewで統計を取ってみたところ、最初のアイデアが9割成功でした。
今後試してみて有効だったらいつかコメント欄に書くかもしれません。
ドル円が円単位で急変した翌日は、ほとんどの場合大きく戻す、という統計データがあるようです。
月曜は朝から買ってもいいかもしれません?
思うんですがmr03911gt1さんて、アイデアマンですよね(^_-)-☆
人とは違う発想をいつも追い求めてる感じがします。ちなみにボクもそうで、天邪鬼というか、人と違うやり方でうまくやろうとして失敗することも多々あります。まぁ、そういう自分も結構好きです。
恐れ入ります。考えても大半は廃案になるんです笑
いずれギルガメッシュの如くため込んだ武器の多くを捨てる日が来ると思っています。
IG証券の米国10年国債先物チャートを見ると、金曜の朝8:00からいきなり買いが入っています。
TradingviewでUS10Y金利をみるとギャップを開けて9:00以降急激に下落しています。
金曜朝に感じた違和感の正体はこれで、時間外取引で米国債に大きな買いが入ってきたことを示します。
各ファンドの当座の利確と日米欧の株価を下げてからの買い増し思惑、ファイブアイズプラス日独仏政府の意向(原油価格)、その他が一致して、豪州が起点になった債権買いから始め連鎖的に実行したんじゃないかなと勘ぐっています。産油国の王族たちは結構くらったんじゃないですかね。この動きに乗った方が良かったんですがそれは今の私のトレードでは無いので。ああでもこういう方向もアリですね。
1年以上間があきましたが久しぶりに使えるツールシリーズです。
誰も見てないこんな日にコメントするのもどうかと思いますが、まあ別にいいですよね。
まず、ファンダメンタルですが、ファンダは知らなくても良いという人でも雇用統計や政策金利は気にすると思います。ファンダを知らないでも済みますが知っていた方が無駄な手を打たなくて済みます。ファンダメンタルはその筋で有名なTwitterアカウントやYouTubeチャンネルを見るのが最も楽です。それによってトレード判断を変えることは無いけれど、でも一応頭に入れておいて損はありません。
次のツールは、前述したIG証券のデモアカウントです。米10年債先物価格などを見ることが出来ます。
10年債「金利」などはおなじみTradingViewで見ることが出来ます。債権は通貨に輪をかけて動きの遅い市場でトレードするには正直言って辛いものがありますが通貨をトレードするなら債権・金利は外せません。IG証券は今時珍しい無期限のデモ口座です。尚、FXはツールが使いにくいしチャートの能力が低いのでリアル口座を開設してトレードする意味はほとんど見出せません笑 各国の債券や株価指数も当然見ることが出来ます。
最後に、Tradingviewをお使いの方、それぞれのプランによって一つのタブで開けるチャートの数に制限があります。例えば無料プランなら1つしか開けません。でも同一ブラウザの異なるタブに一つずつ、実質無限のチャートを開くことが出来ます。無料プランでもドル円・ユーロドル・ユーロ円・米10年債金利とそれぞれタブで開いて切り替えて見ることが出来ます。有料プランで例えば1つのタブにドル円のM15、H1、H4、D1の4つのチャートを開いている場合、別のタブにユーロドルやポンドドルの4つのチャートを開いて、タブを切り替えることで12のチャートが見られます。これは別に裏技でもなんでもなくて標準機能です。プラン毎のチャート数の制限は1つのタブについて、なので。ちなみにIG証券のツールでこの技は使えません。
いつも楽しく拝見させて頂いています。
米国債10年先物と、先週金曜のドル売り、ファンダメンタルズの概ねの見解、これらの解釈がドンピシャで一致していたので、mr03911gt1さんに非常に親近感を覚えました。
いつも、湧き上がるアイディアの展開が凄いなと感じていました。
具体的なアウトプットを多彩に展開できる方は本当の尊敬しています。
私は、削り、削ぎ落とし、磨く、抽象のやり方しか出来ないので、所謂デイトレの具体的手法を身につける事が苦手です。なので勝率は悪い。
リスクリワードは良いんですが、この改善を課題に定めたので、ここのコメント欄を参考にさせて貰っています。
テクニカルチャート分析を補完する意味で、ファンダメンタルズを用いるというのはとても効率が良いと思います。
実はこれって結構簡単で、大きな期間で各国中銀は自国通貨をどのように制御するかということを、割と簡潔に文章で発信しています。
多くの人がスウィングに失敗してしまうのは、彼らの文章を正しく読解しないことと、一つの言葉を注視しすぎて期待しすぎてしまうのだと思います。
また、中銀も絶対的に正しくはなく、ミスリードもよく起こる。
今年のBOEの先走りは、本当に無様だった。基軸通貨に先駆けてインフレ制御など…
英国よ、一体いつになったら自分たちが二等国に落ちぶれたと気づくんだ、と思いました。
各国の中銀は目標インフレ率を公言していますから、それに従えば割と簡単です。
ただ、寄せ集めのECBは各国の見解と政治的圧力が複雑で異なる為、読み取ることが難しいと思います。
故に、「ユーロドルはテクニカルに素直」という言い方になるのだと思います。というか、ファンダメンタルズが複雑で読み取りにくければ、この言い回ししか出来ないのだろうと。
じゃあ、こちらも素直にテクニカルで、デイトレで1日20pipsサクッと抜いてやろう、と思うわけです。
これはマヨ晴れさんからレンジブレイクで学びました。
しかしながら、毎回自分の得意なレンジブレイクが起きるとは限らない。
そこで、貴方の「ピボット」の概念がユーロドル逆張りに非常に有効だと感じているのでとても参考になっています。
コメントありがとうございます。
まさかYuMasukiさんからコメント頂くとは思ってもみませんでした。
ちょっと焦っていますが、今ノーポジなので大丈夫です笑
迷晴れさんの度量に甘えて毎回テキトーなコメントばかり書いています。
ピボットは猫チャギラさんのコメントが始まりです。
統計的に、ドル円では弱いですがユーロドルでは良く効いていて、ポンドドルでもそこそこ、世の中ピボットで動いてるんじゃないかぐらいに思ったので、これはみんな見ておいた方が良いよーとオススメの気持ちで書いていました。少々しつこかったですね。
YuMasukiさんのコメントは当初から全てコピペして保存し繰り返し読み返しています。なるほどこういう風に考えるんだ、と勉強させて頂いています。本当にありがとうございます。
動画アップして下さりありがとうございます。
月曜 NY ドル円ロング +27pips
火曜 LDN ドル円ショート +26pips
水曜 LDN ドル円ショート -20pips
木曜 ノートレード
金曜 LDN ドル円ロング +23pips
水曜ドル円ショート損切りは、火曜高値更新をダマシと考えたことからのショートでしたが、
失敗しました。
金曜ロングは急落の反応分だけ狙いでスキャルでしたが、運が良かっただけかもしれません。
金曜下落は見ていたとしてもTKY時間で反応することは不可能でした。
ユーロドルは、無理せず安値追いを控える目線でした。
攻略ポイント
ドル円週前半の考え方は、月曜・火曜まで正しく見れていましたが詰めが甘い事を確認。
結果も水曜は損切りでした。
ユーロドルは、月曜・火曜の動きを見てMTF分析からはショートできる場所と理解出来ていますが、
週の始まりに安値追いを控える目線を持っていたせいか手を出せませんでした。
トレーダー側になってはいけないと理解しました。
両サイドを俯瞰し勝ち側を見極める。
僕は、未だ一人称・二人称を行ったり来たりしているに過ぎないのかもしれません。
両サイドを改めて意識するように致します。
マヨハレ様が時に表現される、勝ち馬に乗るという事の理解を深め学びを継続します。
先週にテーマを絞った学びを実践するアドバイスを頂きました。
学びを継続する過程で、知らずしてあれもこれも全て知ろうと考えていたことに気づきました。
相場にもあるのと同様、近視眼になっていたと思いました。
ありがとうございます。
水曜ショートは先週高値更新とみるか否かで見解が分かれるところなので、悪い負け方ではないと思います。それ以外は全て勝ち、素晴らしいです(^_-)-☆
今週も楽しく拝見させて頂きました。
今週はなんといっても金曜日のドル売り。何となく、ドル円は115円から売られるだろうなと感じでいましたが、シナリオがなく乗る事ができませんでした。
先週から小ロットで128円から買っていたユーロ円は129円で撤退。これも撤退させられた、って感じでした。
代わりにユーロドルは1.13をECBにとって重要なラインだと、個人的に解釈していたので、逆張りロング100pips抜いて手仕舞いました。
この動きをどう解釈するか。
大方、世間では「流動性の低い時期に急落が起きた。」と解釈されているようですが、個人的にはかなり意図的な仕掛けがあったのではないかと思っています。
先ず、最も多く目につくのが、南アフリカでの新型コロナ変異株の出現というニュース。これが最も取り上げられていますが、何というかとってつけた感をものすごく感じました。
そんなことアメリカ大統領府や政府機関は知っていたんじゃないか?と思いました。
それでも、変異株出現というニュースに世界は煽られるでしょうし、実際に“教科書に載るような、お手本のような円買い及びスイスフラン買い”が起きました。
流動性の低い時期も相まって2円の下落。時折起こる天上からの急落。一瞬リーマンショック時やギリシャ危機の時の様な感覚が蘇ったのですが、同時の強烈に違和感も感じました。
この下落に乗るか悩みましたが、ポンドドルチャートを見て踏み止まりました。あまり動いていなかった。
こういう時には、敏感に反応しがちなポンドドルがあまり動いていない。勿論、ポンド円は動いていたのですが、この原因は円買いが起きていたからであって、ポンド単体では売られていなかった。
今回の急落は、短期間で特定の通貨、米ドル、日本円が標的にされたと言うことであって、世界の大きな経済や金の流れの盤上が傾いたという訳ではないと解釈しました。
要は、コロナ変異株という不安をトリガーに、短期投資筋の仕掛けが成功したのではないかという風に見ました。
急落が一服してから、アトランタ連銀総裁が「テーパリング開始の状況は整った。」と発言したことも、とっても興味深い感じがしました。
また、米国債10年先物のチャートも是非ご覧あれ。とても面白いものが見れますよ。
これ以上続けると都市伝説臭くなりますのでこの辺にしておきます。
ともあれ、私は今回の動きが、「マーケットが短期間で無茶な調整をしてきた」と感じたので、日足50日移動平均線タッチの113円10銭で指値ロング。
とりあえず、一旦ホールドしています。
逆張りにも程があるのですが、まあ止まるところで止まっているのかなと。
指標やFOMCでもこういった事は起こる事がありますね。
本来はWトップ、Wボトムのチャートを作って揉み合ってから抜けるところが、一瞬でサイコロジカルな値段まで到達してしまう。
マーケットが何らかの言い訳をしている様に感じます。
ある程度動いてから「何で動いたか」を知ることになりますが、ボクも同様の感覚を覚えます。流行りの脱炭素や原油価格の高騰も、一般人には知らされない裏があるはずなので、今週の現象も「コロナ変異株という不安をトリガーに、短期投資筋の仕掛けが成功した」とみるべきでしょうね。ボクはチャートの顔しかみてないので、いつも通り115.5を背中にショートしたら、たまたま伸びた感じです。
いつもご教授頂きありがとうございます。よくチャートを見すぎる人は負け易いと聞きますが、おそらくずっと見ているうちにどんどんのめり込んで全体が俯瞰できなくなってくるからだと思います。そして今目の前に見えてるものだけで考えてしまうようになり、その裏にあるものが全く見えなくなってしまうのでしょうか。ある程度の集中力は必要かと思いますが、あまり長く引っ張り過ぎると弱まってブレてしまうこともあるかと思います。相場は常に大多数の人が何らかのポジションを持った状態で存在してると思いますので、下から来てる人上から来てる人、短い時間足で来てる人もいれば大きい足で来てる人もいます。そうしたことを相対的に考えて何処でどう入って出るのかを考えていきたいです。人の行く裏に道あり花の山との格言もあるように、何か人を出し抜いて裏を取ってやろうということではなく、目に見えてるものの裏に見えない心理があることを常に考えてトレードしたいと思います。
まさしく!昔からチャートは映画マトリクスの仮想現実だと思ってます。その仮想現実をつくってるソースコードこそが投資家の心理です。そっちを見ないとですね!