2Oct
週刊チャートナビ(2021.09.27~2021.10.01)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
- 日足は高値圏、8月コマ足に孕まれていいたが、先週は109.0から8月高値まで急騰。
- 111.0レジスタンスは7月安値Wボトムが意識され抜けやすくなってる。
売り手の材料
8月高値レジスタンス。
買い手の材料
- 7月安値Wボトムからの強い上昇モメンタム、先週陽線は長い下髭をつけた。
- 週足SMA21の週足サポート。
TR上段㊤:7月年初来高値
TR中段:8月高値と23日Wネック抜き安値
TR下段㊦:9月安値
4時間足ベアの視点:8月高値から7月安値Wボトムへの下値試し(23日安値下限)ショート。
4時間足ブルの視点:①8月高値の抜け期待。8月高値レジスタンスからプルバック(23日安値下限目安)を待って押し目買い。②8月高値を更新すれば7月年初来高値へ押し目買い。
今週の値動き
8月高値からの下押しなく、先週に続き”電車道相場”となった。7月年初来高値が意識されてか、29日陽線が更新するも翌30日陰線が全否定、9月終値は年初来高値を更新できなかった。
毎日の見通し
09/27月曜
- 7月安値Wボトムから8月ハラミ高値まで1時間SMA21をガイドに直登。
- 8月高値で上げ止まればネックラインを意識する。
1時間足ベアの視点:8月高値Mトップ待ち。
1時間足ブルの視点:①金曜陽線押し目買い。Nボックス(110.5と木曜終値)が押し目候補。②8月高値を上抜けばロング検討。
09/28火曜
8月高値を前日陽線終値が更新、111.0まで買われた。
1時間足ベアの視点:111.0に天井形成待ち。
1時間足ブルの視点:前日陽線をNボックス(8月高値有力)で押し目買い。
09/29水曜
- 目標値の7月年初来高値に到達、ここで天井形成モードに入るか。
- 本日は自民党総裁選、本命の岸田氏や河野氏なら為替に影響はないだろう、しかし、高市氏ならドル円さらに上昇するかも。
1時間足ベアの視点:7月高値レジスタンスで前日陽線61.8%押しへショート。
1時間足ブルの視点:①前日陽線61.8%押し目買い。②111.0まで売られればロング検討。
09/30木曜 月末ロンドン・フィキシング
7月年初来高値を更新して112.0まで買われた、2020年高値まで約20ピプスに迫る。
1時間足ベアの視点:112.0、または、2020高値レジスタンス待ちからショート。強い反発から利益確定狙いのショート。
1時間足ブルの視点:7月高値、または、111.5×1時間チャネル安値候補で前日陽線押し目買い。
10/01金曜
112.0でレジスタンスされ水曜陽線を否定。9月陽線終値は7月年初来高値を更新できなかった。
1時間足ベアの視点:①7月高値への上値試し(三尊右肩)から戻り売り。②112.0まで買われればショート検討。③前日安値サポート崩れで8月高値へショ-ト。
1時間足ブルの視点:前日安値サポートから7月高値へ上値試し。
毎日の値動き
09/27月曜
東京時間、金曜陽線Nボックスで反発を確認。
ロンドン初動、8月高値目前だが、15分SMA21反発で青1押し目買い、4時間陽線終値更新でホールド。
NY初動、111.0で半決済、半玉はホールド。
09/28火曜
東京時間、111.0を4時間陽線終値がブレイク、青1ロング。
NY時間、目標値7月高値到達で前日の半玉と併せて全決済。
09/29水曜
ロンドン時間、前日陽線の61.8%押し目候補に到達、15分SMA21サポートで青1ロング。
NY時間、7月高値を更新、4時間大陽線クロ-ズでアウト。
09/30木曜
東京時間、112.0レジスタンス待ち。
ロンドン初動、112.0強反発を確認したが1時間SMA21目前でショート見送り。
NY初動、再び112.0への試し、1時間+15分SMA21反発で赤1ショート、111.5でアウト。
10/01金曜
東京時間、前日安値サポートを4時間陰線終値がブレイク、赤1戻り売り。
ロンドン時間、安値を切り下げずに建値撤退。
NY初動、再び前日安値×1時間SMA21で反発、赤2戻り売り、安値切上げで撤退。
ユーロドル
今週の見通し
概要
高値キリサゲMトップを形成中、1.160日足ラス押し安値には未達。
1.160日足ラス押し安値を目指すベア派VS8月安値Wボトム(2番底は1.170日足ネック)から買い転換を狙うブル派。
売り手の材料
日足クラスのMトップから1.160日足ラス押し安値更新を目指す下降モメンタム。
買い手の材料
- 日足+4時間クラスがアゲダウ。
- 1.170日足ネックに8月安値Wボトム2番底の可能性。
TR上段㊤:8月高値
TR中段:先週高安(8月安値へのスパイクを含む)
TR下段㊦:1.160日足ラス押し安値
4時間足ベアの視点:①8月安値W2番底1.170崩れで1.160へショート。8月安値スパイクに注意!②先週高安で持ち合う可能性を考慮。③9.17高値まで戻ればショート検討。
4時間足ブルの視点:①8月安値の2番底(先週安値周辺)から8月高値Wネックへロング。②1.160日足ラス押し安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
8月安値2番底が29日陰線で崩れ1.160日足ラス押し安値を9月陰線終値が更新、これ以降さほど伸びず、今週陰線終値は1.160日足ラス押し安値でサポート。
毎日の見通し
09/27月曜
8月安値W2番底形成中。
1時間足ベアの視点:①先週安値(8月安値W2番底)崩れでショート、8月安値スパイクに警戒。①先週高値まで買われれば1.170へショート検討。
1時間足ブルの視点:8月安値W2番底ロング、1.170への下押しから先週高値へロング、上抜けば利を延ばす。
09/28火曜
8月安値W2番底形成中。先週安値を試して前日陰線終値は1.170でサポート。
1時間足ベアの視点:①先週安値(8月安値W2番底)崩れでショート、8月安値スパイクに警戒。①先週高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:8月安値W2番底ロング、1.170サポートで先週高値へロング、上抜けば利を延ばす。
09/29水曜
8月安値W2番底形成中。先週安値を割り込むも8月安値抵抗で前日陰線終値は先週安値でサポート。
1時間足ベアの視点:8月安値W2番底崩れで1.160へショート。
1時間足ブルの視点:8月安値W2番底ロング、1時間キリアゲL上抜けで先週高値へロング。
09/30木曜 月末ロンドン・フィキシング
8月安値W2番底崩れから急落、目標値1.160日足ラス押し安値に到達。
1時間足ベアの視点:①1時間SMA21+4時間-1σ目安に前日大陰線戻り売り。
1時間足ブルの視点:①1.160から1時間SMA21への戻りをロング。②戻らずに1.155まで売られればロング検討。
10/01金曜
1.160日足ラス押し安値を9月陰線終値が更新、下値が重いのが気になる。
1時間足ベアの視点:1.160更新根拠に1.160への上値試しから1.155へショート。
1時間足ブルの視点:前日安値Wボトムで前日高値へロング、上抜けば、4時間SMA21まで。
毎日の値動き
09/27月曜
ロンドン初動、急落後先週安値の強反発で青1ロング。
NY時間、高値更新できずに建値撤退。
09/28火曜
東京時間、ロングは1時間キリサゲL抜け待ち。
ロンドン時間前の急落で先週安値を4時間陰線終値が僅かに更新するも8月安値目前でショートは見送り。
09/29水曜
ロンドン初動、8月安値へ急落、4時間足陰線終値は8月安値でサポートされたが、この動きを8月安値W2番底崩れの初動とみた。
4時間陰線安値抜け赤1ショート、NY時間、1.160日足ラス押し安値到達でアウト。
09/30木曜
ロンドン時間、1時間SMA21反発したが前日安値目前で黄1ショートは見送り。
NY時間、深夜に戻ったがノーポジ。
10/01金曜
東京時間、前日安値で下げ止まりを確認。
ロンドン時間、1時間SMA21反発、青1で金曜高値までの戻りをロング。
ユーロ円
今週の見通し
概要
日足クラスの押し目候補128.0(9月安値)にWボトムを形成中。
売り手の材料
6月高値からの下降トレンド。
買い手の材料
128.0Wボトム2番底から9月高値ネックを目指す上昇モメンタム。
TR上段㊤:7.13高値
TR中段:9月高安
TR下段㊦:127.0
4時間足ベアの視点:①128.0Wボトム崩れ狙い、2週前高値レジでショート。②9月高値まで買われれば128.0Wボトムへの下押しショート。
4時間足ブルの視点:128.0Wボトム完成狙い。①9月高値からの下押しを受けて9月高値抜けてけロング。②7月安値まで売られれば逆三尊右肩ロング。
今週の値動き
先週安値2番底から9月高値を目指す流れが、ドル円の7月年初来高値到達で阻止された。30日押し目が崩れてさらに急落、7月安値まで売られた。
毎日の見通し
09/27月曜
128.0Wボトムから9月高値ネックを目指す途中。
1時間足ベアの視点:上げ止まり待ち。
1時間足ブルの視点:9.17戻り高値は更新済なので、129.5を候補に金曜陽線押し目買い。
09/28火曜
128.0Wボトムから9月高値ネックを目指す途中、先週高値付近でもたつくが9.17高値は更新済。
1時間足ベアの視点:2週前高値レジスタンス、または、1時間チャネル安値ブレイクを待つ。
1時間足ブルの視点:①9.17高値への下押しから2週前高値へロング。②1時間チャネル安値サポートを待ってロング。
09/29水曜
- 128.0Wボトムから9月高値ネックを目指す途中
- ドル円は目標値7月高値に到達。ユロドルの底が抜けたら上はない。
1時間足ベアの視点:前日高値レジスタンスで1時間チャネル安値へショート。
1時間足ブルの視点:1時間チャネル安値まで売られればロング検討。
09/30木曜
9月高値Wネックに届かず高値をキリサゲ始める。
1時間足ベアの視点:①9.17+前日安値の押し目崩れで129.0へショート。②130.5前日高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:前日安値から前日高値へ押し目買い。
10/01金曜
水曜安値の押し目が崩れ急落。
1時間足ベアの視点:7月安値への下値追いはやめておき、前日陰線の半値戻しから戻り売り。
1時間足ブルの視点:①前日安値下げ止まりから急落ショートの利確を狙って半値戻しロング。②前日安値Wボトムでロング検討。
毎日の値動き
09/27月曜
東京時間、129.5へ下押し待ち。
ロンドン時間、129.5反発をみたがV字反転でロングは見送り。
09/28火曜
東京時間、9.17安値強反発をサインに青1ロング。
ロンドン時間、2週前高値到達でアウト。
09/29水曜
東京時間、高値キリサゲを確認。
ロンドン初動、15分キリアゲ抜けで赤1ショート・スキャル、1時間チャネル安値でアウト。
NY時間は様子見でノーポジ。
09/30木曜
東京・ロンドン時間は前日安値サポートを注視。
NY時間、前日安値割れ15分SMA21反発で赤1ショート、129.0でアウト。
10/01金曜
東京時間、1時間足ピンバー出現するも高値を上抜けず利確狙いのロングは見送り。
ロンドン時間以降は底値を固め始めノーポジ。
今週の視点
今週のドル円攻略ポイントは、”電車道相場”のイメージと7月年初来高値のゴール達成感を意識できること。
8月安値と9月安値から成る”109キリアゲWボトム”が意識され7月年初来高値まで一方的に買われました。
8月高値に頭を押さえられ休息、その後”下押し”という目もありましたが、先週に引き続く”電車道”となりました。
電車道は相撲用語で、立ち合いからまっすぐ一直線に押されたり寄られたりすることだそうです、もしかすると、相場が江戸時代から続く名残かもしれませんね。
正直、ボクも含め短期足トレーダーはこの電車道が苦手じゃないでしょうか。
押し戻しのない一方的な値動きでエントリーのタイミングをとるのが難しい。
今週のテーマ”電車道”については後述します。
もうひとつ、7月高値の達成感。7月高値はコロナショックから回復した高値、2021年の高値として意識されます。
ここが長かった”電車道”の終着駅、惑星メーテルと推察できるので利益確定売りが期待できました。
29日陽線のオーバーシュートを30日陰線が全否定したとみています。
今週のユロドル攻略ポイントは”8月安値Wボトム”を意識できること。
裁量トレーダーは現場を目視して勝ち馬に乗れるため、山を張る必要はなく起こった事実についていくだけです。
ブルとベアの勝敗を予想して的中させるスキルではなく、事前に”合戦場”を推測できるスキルがあればオッケーです。
Wボトム2番底のロング組損切りで29日の大陰線ができました。
バファリンの半分は”優しさ”でできてますが、暴落の半分は”失望”でできてます。
28日時点ではまだ底抜けるか反転するかわからないのでキリサゲラインを使います。
エントリー目的で”短いキリサゲL”を引きまくるのは厳禁ですが、これくらい長ければ信頼できそうです。
1時間キリサゲLを抜けばサポート+レジスタンス抜けの”守破離の法則”で買われやすくなります。
さて、今週のテーマ、電車道相場について。
電車道は急落・急騰相場のように爆発性はなく、緩やかですが継続的なパワーを秘めています。
例えるなら、急落・急騰は落雷、電車道は津波。サスティナブルな波動で、気がつけば遠くまで運ばれています。
いづれにしても、電車道は一方的な硬直相場なので注文に偏りがあります。
今回のケースなら”売る理由がない”から下がらないことになります。
先週安値から2021年高値の7月高値まで、1時間SMA21というレールに沿って”電車道”が続きました。
この波動を買ってる人は手仕舞う理由がなければ手放さず、利益確定の売り注文が入らなければ、それに続く逆張りショーターも現れません。
この相場で値ごろ感から逆張りする人がいても、上昇モメンタムの養分にされるだけです。
結局、売られないから一方的に買われる値動きになります。
そもそも、なぜ電車道と呼ばれるような硬直した値動きが起こるのでしょう?
個人的見解ですが、今回の電車道は中長期トレーダーの意識する”109円のWボトム(ⅰⅱ)に起因すると考えます。
この109円Wボトムが日足クラスや4時間足クラス(日足クラスの109Wボトムに4時間足クラスの109Wボトムが入れ子になってる)の”押し目候補”と認知されたからでしょう。
この109円Wボトムが発射台なら、7月高値(年初来高値)まで”ネック抜きの一波”となって一直線に登っても不思議じゃないです。
この大きな109円Wボトムは中長期トレーダーの押し目買いポイントなので、新規で買ったり、途中、増し玉もしてくるでしょう。
デイトレやスキャルをスタイルとする短期トレーダーはこの背景を見落としがちです。
7月高値という目的値へのモメンタムに気づけず”値ごろ感”で逆張りショートしても上昇モメンタムの養分にされるだけです。
但し、こういった相場の背景がわかっていても、109円で買って7月高値までホールドできる短期トレーダーは少ないでしょう。
そこで、電車道の途中でどうやってエントリーのタイミングをとるかですが、ボクなら上昇モメンタムの養分にされる”短期トレーダーを逆張りショート”をトリガーにします。
先回お伝えしましたが、新規ポジションを建てるなら、相手の手仕舞いにぶつけるのがベターです。
28日高値抜け青1ロングは、27日陽線終値が8月高値を抜けていたことを根拠に、7月高値を目指す上昇モメンタムありきのトレードです。
短期トレーダーは中長期トレーダーのシナリオのなかにしか存在できない。
中長期トレーダーの手の内といってもいいかもしれません。
日足や4時間足トレーダーがどんな値動きを狙っているか?
日ごろからこれを意識すれば、養分にされなくなります。
一番楽なのは電車道の始発近くから終点まで途中下車せず、増し玉しながら乗り続けることでしょうが、これをするなら中長期目線が必須になりますね。
最後に、相場はフラクタルなのでダウンサイジングして考えることができます。
今回のケースは日足レベルの大きな押し目が絡んでますが、電車道はいわゆるバンドウォークのことなので小さな時間足にもある値動きです。
電車道の値幅は違えど、おなじ原理と思うので興味があれば検証されてみてください。
来週の攻略ヒント
概要
109円からの電車道は7月年初来高値をオーバーシュートしたところで利益確定売りで反落、9月陽線終値は7月年初来高値を更新できず、現在、109円2番底を試す下降2波発生中。
ベア派
109からの電車道の上昇3波に警戒しつつ本命の押し目候補まで売っていく。先週高値付近まで買われてMトップになれば高いところから売れる。
ブル派
111.0(8月高値を含む)で下げ止まれば2番天井へロング。109Wボトム2番底への底値試しから上昇3波(押し目候補:先週安値が半値、9/14高値が61.8%、23日安値が76.4%)を狙う。
概要
日足クラス巨大Mトップからの下降波が8月安値Wボトムを崩し、1.160日足ラス押し安値を9月終値ベースで更新(9月終値ベースで日足クラスは売り目線)
対して、1.150は2020/03月安値上昇波の半値押し目なのが気になる。このサポートが日足のMトップと競り合う可能性も否めない。
ベア派
1.160更新を根拠に先週陰線を1.150へ戻り売り、大きく戻すなら8月安値抜きの高値に注目。
ブル派
9月安値Wボトムなら8月安値を目安に戻りを買う。1.150は上位クラスの押し目候補として意識する。
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コメント
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コメント (18)
今回も楽しく拝見させて頂きました。
今週水曜日に去年から買い続けて来たドル円のポジションがストップ高になりました。およそ1年の道のり。
西安を出発した三蔵法師一行は天竺に到達しました。
MonkeyMagic!
今週のマーケットは正に短期トレーダーを餌食にするところだったのだと感じました。
スウィングトレーダーの最終撤退ラインは極力なレジサポを背景にする場合は、時に数100pip以上ある事があります。
私が去年、ドル円ロングをした時の撤退ラインは100円の下でした。一時的に下抜くことはあるでしょうが、通貨パリティは抵抗帯になることは推察が容易です。
仮に抜けたら都転のチャンスです。寧ろそっちが美味しい。簡単に取り返せる。
今週のユーロドル安値更新はコレに近い感覚ですね。
これらを理解した上で短期トレードをやることは寧ろ優位性があると思います。
短期トレーダーにとっても強力なラインと定義したラインを抜いた次の日に、日足で打ち消し線が出ることは良い例です。そればかり狙うのも良いかもしれません。
やはり日足局面は「押し目待ちに押し目なし」
ブレイクしたら入るしかないんです。
大事なのは、そろそろ日足局面だな、と推察できる事です。
この感覚はスウィングトレードを繰り返すと身につきます。
もしくは1つの通貨ペアの流れを少なくとも10年分程、4時間足か8時間足で追ってみることでも気付きます。
通貨ペアごとに変わらぬ周期がざっくりと見えてくると、この波に乗ることができます。
「値ごろ感」というものは決して否定ばかりするものではなく、むしろ自分の得意なマーケット状況では優位性があると思います。どの道リスクを冒す為にはバイアスも思い込みも必要ですし、そもそもそれは人間の本質です。
問題は得意なマーケット状況でなければ、害悪でしかない事だと思います。
個人的にマヨ晴れさんのbest動画は「レンジブレイクの極意、一日20ピプスをサクっと捕る方法。」だと思っています。
短期トレーダーだけでなく、私の様なスウィングトレーダーにとってもとても有益です。
短期トレーダーの「抜けるところを捉える」妙義が詰まっておりとても参考になります。
これを見て私も短期トレードが昔より少しは上手くなりました。
一方で、本領のスウィングトレーダー視点で解釈すると「抜け方を見てそれまでの仮説を確信に変える」という風にも捉える事が出来ると思います。
私の場合は…
①停滞を見る
②打診打ちする
③下がったら難平する
この後、リスクが拡大して一部損切りか、撤退にならなければ次に移行。
④利益に転じたら重要なラインを抜けるか観察する
⑤レジスタンスされれば撤退。抜けたら増玉、そしてホールド
⑥目標値まで増し玉を試みる。
途中で8時間足以上のパターンで反転シグナルが出るか、ビッグイベント(米大統領選、短期金利上げクラス)が有れば手仕舞いですが基本はホールドです。
プロセス④、⑤において短期トレーダーと長期トレーダーは違う視点でレンジブレイクを観察するという事がわかれば、各々のエントリータイミングが異なるものの狙っていることは同じという事がわかります。
要は、マヨ晴れさんの様な短期勝ちトレーダーがブレイクの波に乗っているという事がわかれば此方もホールドや増し玉に自信が持てるということです。
スウィングトレーダーにとって最も重要な事は「私は含み益を育てて目標まで持ってゆく」という初心を否定せずに持ち続ける事です。たとえ押されてもその信念を曲げてはなりません。
その信念を曲げざるを得ない事実が現れるまで、曲げません。
今週のドル円の様に。売る理由がない。
こういう長期トレーダーの考えを利用して、短期ハイレバレッジで増玉しまくるってのも面白いかもしれません。
スイングトレードの考え方と心得。このコメントには有益なヒントが幾つも散りばめられています。
-含み益を育てて目標まで持ってゆく-
スイングトレーダーならこう考えるだろう視点を、短期トレーダ-は活かすべきですね。
-日足局面に押し目なし-
値動きには全て理由がある。大きすぎて短期トレーダーには見えてないことも、中長期トレーダーは当たり前に見えています。
いつも大変参考になります。
動画アップして下さりありがとうございます。
今週はノートレードでした。
週初の段階では、ドル円・ユーロドルともに値ごろ感での逆張りで入らないことを意識しました。
終わってみると調整無く継続でしたが、個人的には今週のような継続の動きの
経験サンプルが少なく、追いかけるにしてもビクビクしていたと思います。
マヨハレ様の解説で、今週の相場も上位足の影響下で通常の動きをしていることを確認。
今週の値動き、考え方をサンプルとして活かし、入って取れるようにしていく次第です。
今週の攻略ポイント
電車道になった背景の解説ありがとうございます。
やはり、デイトレーダーといえども、中長期トレーダー目線が求められる週だったと考えます。
チャートの左側から多くのことが見える洞察力の重要さを確認致しました。
今週のような値動きに手を出さないトレーダーではなく、
本物のトレーダーを目指し学びを継続します。
今週もコメントを頂いたスイングトレーダーのYuMasukiさんが「日足局面、押し目待ちに押し目なし」と言われてます。まさしく、その通りな値動きでした。
動画・ブログ更新ありがとうございます。
OANDA Japanの投資本プレゼントキャンペーンで先月タイトルだけ見て「リスクの心理学」っていう本をもらいました。
届いてから著者名を見たら「アリ・キエフ」? あれ、ああ、精神科医の。トレーディングコーチだった、あの。
何のことは無い、17,8年前日本株でデイトレやっていた頃に買って読んだ本の改訂版でした。笑
本棚を漁ったらアリキエフの講演DVDまで出てきました。なんで忘れてるかな。バカですね。
ちなみにキエフさんは鬼籍に入られていますがこれは凄く良い本です。
独力で到達するのは大変な領域に連れて行ってくれる、巨人の肩に乗るってやつです。
メンタル系なら「悩めるトレーダーのためのメンタルコーチ術」ブレット・N・スティーンバーガー著。こちらも良書でした。ゾーンより読みやすくて面白かったと記憶してます。
いつもご教授頂き有難うございます。今回のトレンドに対しては自分はしっかり乗れました。ドル円、ドルインデックス共に3ヶ月以上レンジで揉み合っていたので、抜ければ大きいと思ってましたしファンダ面からも高値更新の優位性が高いと見てました。ここで大きく取れたのはよかったのですが、その後が最悪でした。トレンドが一旦止められて調整局面とまでは認識できましたが、その後の対処の仕方がまずっかったです。一旦流れが止まったらその後どういう調整になるかをしっかり確認する必要がありますが、横への時間調整はたまた値幅調整になるのか、上下の壁も探していかなければなりませんし、注意するレートを特定する必要もあるでしょう。しかしあれだけ大きいトレンドがあった後ですから調整局面の把握を1日2日でできる訳がないのですが、大きく勝った後になると自分の相場観が冴えてるような錯覚に落ち入り、まだ調整の初動でテクニカルも効かないカオス状態になってるのも気付かず、何度もごちゃごちゃしてる中に飛び込んで大負けを喰らうことになってしまいます。自分はここ数ヶ月大勝ちと大負けを繰り返してますが、その理由はトレンドがある時はしっかり取れていても、次の調整局面の対応が下手なのだと思います。例えば守破離と一言で言ってもトレンドが出ている時と調整局面では見方が違ってくると思います。調整局面をどう対処していくかが今後の大きな課題です。
わかるまで待つのが正解かもしれませんね。ドル円は109W2番底への底値試し中で、どこまで押すのかをみています。
今回も丁寧な週ナビを配信いただき、ありがとうございます。
今年3月の大陽線を作った上げ相場。強そうなレジスタンス帯を過信し、反転狙いで入った15分レベルのMトップからのショートがことごとく崩されての大負けで終わりました。
そして「今週の視点」の中でおっしゃられていたように、相場はフラクタル。まさに「短期足でのバンドウォークで値頃感の逆張り」は自分の鉄板負けパターンです。
これらを踏まえ、「今回の109.0WBからの上昇気配、同じ失敗は絶対しない」と誓い、9/23からの上昇に乗り、途中分割決済して1/4玉にはなりましたが何とか7月高値までホールドできました。
FOMCに目覚ましを合わせ、ポジポジして余計な損失をしてしまったのはトホホだったり、分割決済も、思えばそこが今までの逆張りポイントかと思われたりで、まだまだ馬鹿なことをしてしまいますが、私も前のたあたさんのコメントに気づきを頂いた者。「ここまでわかってきたんだ」と解釈し、前向きに努力を継続していきます。
きっちり借りを返しましたね(^_-)-☆学習能力高い、ナイストレード!!
machieさま
初めまして。たぁたと言います。
名前が出てきて嬉しくてお邪魔してしまいました。
7月高値までホールドされたのですね。凄すぎます。
私も失敗を勝ちに繋げられるようがんばります。
気づきをありがとうございましたm(__)m
たぁたさま。
メッセージ嬉しかったです。ありがとうございます。
私はfx初心者歴がお恥ずかしいくらい長く、その間に「ちょっとできてもまたダメだぁ」を何度も繰り返して、気分が塞ぐことが今でも多く、たぁたさまのコメントはそんな中での救いになりました。
金脈91cm手前で諦めないためのお守りだと思っています。
本当にありがとうございます!
こちらこそ、ありがとうございます(*^-^*)
あの見事なホールドは金脈まであと30cmに違いないです。
見習って私もがんばりますね。
ありがとうございました!!
迷晴れさん、いつもお世話になってます(*^-^*)
バファリンのくだりがおもしろすぎて、内容が頭から出そうです(;^_^A
ドル円の9月安値のWボトムと109円に出来た大きなWボトムは認識出来ていたので、2週前に上昇が始まって乗り損ねた時
に、これ7月高値辺りまで乗れないかも…と弱気になってました。
まぁでも予想は出来たのでヨシとします(*^-^*)
ハイ次。練習がんばります!
今回も動画をありがとうございましたm(__)m
おつかれさまです。ドル円、ナイス相場観!予想通りの値動きをしましたね。ボクもそうですが「秋の大相場来るかも」とか自分でいいながら、いつもの時間軸と違うので、なかなか下から買ってホールドできません。(^_-)-☆で、わざわざ難しい途中乗りをやってます。今回のような局面なら枚数を小さく入って、途中で増し玉するのほうがいいでしょうね。
なるほど、始めに出来なかったと諦めるより、増し玉出来るチャンスだと認識した方が前向きですね(*^-^*)
ありがとうございます!!
ご無沙汰しております。
しばらくこのブログから離れていましたが、それは自分自身のトレードを確立したいという考えから、他の情報はほぼ入れずに取り組んできました。
そして、かなりの年月を経ましたが、私の望みはようやく叶いました。
つまり迷いが晴れました。
私の望みは、月にどれぐらい利益を得るとか、すぐに勝てる手法を手に入れるとかではありませんでした。
私の望みは、必ず勝っている人がいる。その人の思考や心境を知りたい、というものでした。
今になりオリバー氏のデイトレードの説明している話が心底腑に落ちます。あとNoNさんの真摯さも支えになりました。
トレードは私の人生に多くのことを教えてくれました。
手法さえ知れば勝てると思ったりしましたが、途中でこの考えでは決して勝てるようにはならないだろうと思うようになり、普段の生活や態度にも気を払ってきました。まだまだ人間はできていませんが(笑)
私のトレードの追求の旅はまだまだ続きますが、ここで迷晴れは卒業です。今でも素晴らしい活動の継続に敬意を表するとともに長い間のお世話にお礼を申し上げます。
これからもNoNさんのご活躍は祈念し応援も続けますが、一旦のけじめとしてこの投稿をいたしました。
どんなに苦しくても打ちひしがれても諦めなければ、必ずその思いは届くと50代半ばにして改めて思い知りました。
他界してますが、私の叔父で相場師をやっている人がいました。その人を私は知りませんが、その血は引き継いでいるのでしょうか。
心のブレーキが外れ私は自由になれました。
ここで学ばれている方々の素晴らしい将来も祈念いたします。
諦めなかった人には必ず素晴らしい未来がやってきます。
長い間、本当にありがとうございました😊
大きな節目を迎えられたのですね、おめでとうございます(^_-)-☆このブログから旅立たれた方々からたまにコメントを貰うと懐かしく嬉しいです。Mochaさんも、もしよければ折に触れコメントで状況などお知らせいただけたら幸いです。