16Nov
週刊チャートナビ(2019.11.11~2019.11.15)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
今週の視点
今週は、4月高値下降波61.8%戻り目レジスタンスと、先週陽線61.8%押し安値サポートを意識できれば良シナリオがたったと思う。
先週終値が10月高値を更新できなかったので、今週前半は売られる可能性が高かった。
今週の注目レートは先週陽線61.8%押し安値、このレートでの反転狙いで買いポジが溜まるほどに、覆されれば急落する。
先週足は6月高値下降波半値で売られて大陰線。
今週明け、すでに、10月陽線半値まで押されていたので、押し目セットアップレンジをつくり始めるだろうことはわかる。
10月陽線上昇波の押し目買いともなれば、押し目形成にそれなりの時間を要することを意識できていればオッケー。
この『時間感覚』を持てないトレーダーは散々な一週間になる。
ドル円
今週の見通し
状況:先週は130ピプス大陽線、8月+10月高値で先週終値レジスタンス。この日足レベル・4月高値61.8%戻り目に対し、それまでの上昇トレンドがどこまで抵抗できるか。
売り材料:日足レベル・4月高値61.8%戻り目で先週終値がレジスタンス。
買い材料:上昇トレンド継続中。
TR上段㊤:110.0日足戻り高値+日足CH高値付近
TR中段:先週陽線Nゾーン(8月高値と108.7先週陽線61.8%押し目)
TR下段㊦:107.86二週前押し安値+親ネック。
売り手目線:日足レベルの戻り目根拠の売りシナリオ、8月高値でWトップ右山形成。先週陽線Nゾーンを割れば、親ネックまでの下落を狙う。
買い手目線:8月高値更新シナリオ。先週陽線Nゾーンで押し目買い。
今週の値動き:先週高値を頂点とする天井圏の動き、ネックライン=先週陽線61.8%押し安値を割ってから上値試しの動きになった。
今週の流れと節目
12日火曜、先週高値を試した上昇波が8月+10月高値でレジされ売りの態勢が整う。
14日木曜、先週陽線61.8%押し安値崩れで、買いポジ損切りを巻き込んで急落、この先週はらみ波安値買われフラッグになる可能性もあった。
15日金曜、天井への上値試しの動き。
Nov.11 Mon.
状況:先週終値は8月高値でレジスタンス。
売り手目線:8月高値レジスタンス売り。先週高値Wトップへの上値試しから戻り売り、金曜安値を割れば下がりやすくなるが、109.0でのスパイクに注意。
買い手目線:金曜安値を試せば、先週高値への上値試しをロング、109.0スパイクに注意。
月曜日の値動き:金曜安値をブレイク。
東京時間、先週高値試しから赤1キリアゲ抜けショート、金曜安値を抜け、109.0ミニWボトムでアウト、その後109をブレーク。
NY時間、木曜陽線61.8%押し目の緑ダマシ安値サインに青1キリサゲ抜けで、金曜安値までのプルバックをロング。
Nov.12 The.
状況:金曜安値を抜けて、先週木曜61.8%押しで買われ、金曜安値までプルバック。
売り手目線:先週高値ネック割れ根拠で前日陰線戻り売り。戻り目候補は月曜陰線強者の高値。
買い手目線:戻り売り失敗狙い。前日陰線の強者の高値を越えたらロング、上げの目安は先週高値。
火曜日の値動き:ネックを抜いた強者の高値での戻り売りが崩れ、8月高値まで上昇して売られる。
東京時間、黄1金曜安値での戻り売り崩れ、金曜安値ネックをブレークさせた強者の高値も黄2で突破。
NY初動、8月高値レジで、赤1高値キリサゲで戻り売り、天井へのプルバックを警戒してアウト。
Nov.13 Wed.
状況:先週高値をキリサゲて売られた。1時間CHをひく。
売り手目線:①前日安値割れで、TR中段下押し安値までショート②前日高値試し(1時間CH高値)からショート。
買い手目線:①前日安値サポで8月高値への上値試しをロング②TR中段下押し安値+1時間CH安値でロング。
水曜日の値動き:1時間CH高値から安値まで売られる。
東京時間、前日安値サポート、緑ダマシ安値をサインに青1モミ抜けでロング、1時間CH高値+4時間SMA21でアウト。
欧州初動、1時間CH高値+緑ダマシ高値+ミニネック割れ赤1でショート、(ミニ下降フラッグ抜け赤2でもいい)前日安値を更新、1時間CH安値+先週陽線61.8%押し安値でアウト。
Nov.14 Thu.
状況:1時間CH高値から売られ、先週陽線61.8%押し安値に到達、前日陰線半値戻り売りとで攻防するかも。
売り手目線:前日陰線戻り売り、戻り目の候補は半値戻し。
買い手目線:先週陽線61.8%押し目買い、前日安値への下値試しからロング。
木曜日の値動き:先週陽線61.8%押し目崩れで先週安値まで急落。
東京時間、黄1前日陰線戻り売りは重要サポートに近くてパス。
1時間CH安値と1時間SMA21に挟まれていたが、AM1:00過ぎに1時間CH安値を赤1ブレーク、先週安値手前の下ヒゲでアウト。
Nov.15 Fri.
状況:深夜、先週陽線61.8%押し目崩れから先週安値まで急落。
売り手目線:前日陰線戻り売り、前日陰線終値、あるいは、逆Nからショート。
買い手目線:先週安値への下値試しから逆Nまでロング。
金曜日の値動き:天井への上値試しで前日陰線を全戻し。
東京時間、前日安値への戻り売り崩れから青1ロング、逆NゾーンのWトップでアウト。
欧州初動、逆N戻り売り崩れで青2ロング、逆N高値をブレークしたので前日高値にOCO。
ユーロドル
今週の見通し
状況:6月高値半値戻り売りと、10月陽線半値から161.8%押し目買いの攻防エリアにある。
売りの材料:①6月高値半値戻り売り②先週高値Wトップネック割れ。
買いの材料:①10月陽線半値付近での押し目買い。
TR上段:先週高値からWトップネック
TR下段:1.1000付近、Wトップネックから10月陽線61.8%押し目候補。
売り手目線:Wトップへの上値試し、先週陰線逆Nゾーンでの戻り売り。
買い手目線:10月陽線(半値から61.8%)押し目候補で押し目買いセットアップを待ってロング。
今週の値動き:4時間MA21に頭を抑えられつつ、10月陽線61.8%押し安値まで下落してから戻りが始まって逆N安値まで上昇。
今週の流れと節目
4時間足チャートをみれば、週明け時点で、10月陽線の押し目候補まで下げてたので、今週は、底固い動きになる可能性は高かった。そのため、先週陰線逆Nへの戻りの動きは、木曜日以降になった。
Nov.11 Mon.
状況:Wトップネックを挟んで先週陰線に逆Nゾーンを設定。先週安値で反転始めるか?1.1000まで落ちるか?
売り手目線:逆Nゾーン戻り売りだが本日中に戻るか怪しい。このまま先週安値を割れば1.1000(10月陽線61.8%押し目付近)までショート。
買い手目線:先週安値サポートで、逆Nゾーンまであや戻しロング。
月曜日の値動き:先週安値サポで戻り始めたが逆N安値まで届かず。
東京時間、先週安値の親子W右ボトムで青1ロング、NY休場のせいか先週陰線逆Nゾーンまで戻らなかった。
Nov.12 The.
状況:下降トレンド継続中。先週安値からの戻りは1時間キリサゲでレジされている。
売り手目線:先週安値2番底への戻り売り。先週陰線逆N安値での戻り売り。先週安値を割れば、10月陽線61.8%押し安値まで売りポジション保有。
買い手目線:先週安値2番底から、先週陰線逆N安値まで1波ロング。
火曜日の値動き:月曜高値戻り売りが先週安値をブレーク、1.1000に達する。
欧州初動、前日高値への上値試し、東京高値での赤1強反発をサインにショート、欧州衝動の強い反発でアウト。
NY時間、天井への試しが高値キリサゲたので赤2ショート、先週安値下のミニWボトムでアウト。
Nov.13 Wed.
状況:前日終値が先週安値を更新。10月陽線61.8%押し目付近まで下落。暫く底値圏形成の動きになるかもしれない。前日陰線高安レンジで考える。10月陽線61.8%押し安値(TR中段下)を割れば別シナリオ。
売り手目線:下降トレンド継続中、前日陰線戻り売り。
買い手目線:前日安値1.1000サポで、前日高値目安に戻り売り候補までロング。
水曜日の値動き:10月陽線61.8%押し安値付近での底値固め。
欧州初動、1.1000強反発、青1ダマシ安値をサインにロング、先週安値でアウト。その後は、先週安値と10月陽線61.8%押し安値の攻防になると思って静観。
Nov.14 Thu.
状況:10月陽線61.8%押し安値サポと4時間SMA21レジの三角持ち合い中。
売り手目線:10月陽線61.8%押し安値を崩せば別シナリオ発動。
買い手目線:10月陽線61.8%押し安値で強反発があればロングできるが、本格的なロングは、前日高値を越えてからになる。
木曜日の値動き:10月陽線61.8%押し安値につけてから反転上昇開始。
欧州初動、10月陽線61.8%押し安値サポート、青1ミニWボトムネック抜けでロング、先週安値でアウト。続く黄1での3番底ロングが崩れたので、安値ブレークを警戒して様子見。
NY時間、黄1モミを上抜き返したことで、緑ダマシ安値が確定、青2モミ抜けロング、このロングは青1ロングと違って先週安値を上抜く可能性があるので保有して翌朝利確。
Nov.15 Fri.
状況:深夜に10月陽線61.8%押し目から反転開始、4時間SMA21レジもブレーク。
売り手目線:月曜高値下降波戻り売り、10月陽線61.8%押し目への2番底への試しをショート、戻り目は前日高値半値戻し、月曜高値全戻し。
買い手目線:10月陽線61.8%押し目への下値試しから月曜高値目安にロングだが、先週安値+4時間SMA21でサポされるかも。
金曜日の値動き:先週安値に乗り上げ押し目買い。
欧州初動、先週安値への下値試し+4時間MA21反発で青1ロング、月曜戻り高値をブレーク、逆N安値でアウト。
ユーロ円
今週の見通し
状況:4月高値半値売りと10月陽線半値買いの攻防が想定される。
売りの材料:①日足チャートは下目線、日足戻り高値+10月高値でレジスタンス②先週高値キリサゲ
買いの材料:①9月高値を更新、上昇トレンド中。
TR上段㊤:122.25日足戻り高値
TR中段:天井圏(10月高値から9月高値120.0)
TR下段㊦:10月陽線Nゾーン(119.0+10月陽線押し目候補)
売り手目線:4月高値半値戻し(10月高値レジ)で10月陽線押し目候補までの戻り売り。
買い手目線:10月陽線、押し目候補はTR下段Nゾーンでの押し目買い。
今週の値動き:4月高値半値戻り売りで、10月陽線半値押しまで下落、その後、天井への上値試しで買われた。
今週の流れと節目
12日火曜陰線が先週安値を更新、10月陽線の押し目Nゾーンに入った。
その後は暫く1時間NA21にレジされて下降、10月陽線半値押し安値手前、ドル円先週安値+ユロドル押し目候補にサポートされて天井試しの値動きになった。
Nov.11 Mon.
状況:先週高値は10月高値キリサゲで売り有利。
売り手目線:高値キリサゲ根拠に、金曜陰線戻り売り。
買い手目線:先週安値サポートで金曜陰線あや戻しロング。
月曜日の値動き:東京時間、下降フラッグからドル円タイミングで赤1戻り売り、先週安値アウト。NY時間のロングは中途半端に上昇してしまったのでパス。
Nov.12 The.
状況:前日終値は先週安値でサポートされ戻ってる最中。
売り手目線:先週金曜陰線戻り売り、金曜ネックが戻り目候補。
買い手目線:先週安値への下値試しで、金曜陰線ネックラインまでロング。
火曜日の値動き:欧州初動、金曜ネックにタッチ後、120.5レジで赤1ショート、先週安値でアウト、その後に更新。
Nov.13 Wed.
状況:前日終値が先週安値を更新、10月陽線のNゾーン(TR下段)に入った。
売り手目線:前日陰線、4時間押し安値目安に先週安値レジで戻り売り。
買い手目線:先週安値ブレークがフェイクになる可能性、先週安値に乗りあげれば押し目買い。
水曜日の値動き:東京時間、緑ダマシ安値からの青1モミ抜けでドル円と相乗りロング、先週安値でアウト。欧州初動、先週安値レジ+ドル円戻り売り相乗り赤1ショート、ドル円の下降モメンタムに4時間足押し安値まで運ばれた。
Nov.14 Thu.
状況:10月陽線Nゾーン内。
売り手目線:流れが止まるまで戻り売り。前日終値+1時間SMA21から10月陽線半値押し安値を目安にショート。
買い手目線:下げが止まるまで買いは考えない。
木曜日の値動き:欧州初動、前日終値+1時間SNA21クロスで戻り売り。ドル円とユロドルが重要節目にあったので、NY時間前のミニWボトムでアウト。
Nov.15 Fri.
状況:10月陽線Nゾーン内にある。
売り手目線:このままのペース維持でNゾーン安値まで戻り売り。
買い手目線:前日安値への下値試しから戻りをロング。
金曜日の値動き:東京時間、前日安値への下値試し崩れから、ドル円上昇の流れについて青1ロング、前日高値でアウト。欧州初動、レジサポ転換+1時間MA21下値試し+ドル円+ユロドルのサポートで青2ロング、先週安値でアウト。
今週のユロドルは、先週の大陰線の後で、10月陽線61.8%押し目と先週安値の幅も22ピプスしかなく、ラウンドナンバー1.1000も絡んでいて、さらに、10月陽線上昇波に対する押し目形成に暫く時間がかかりそうな局面。
つまり、不確定要素の多い一週間だった。
バイオハザードのラクーンシティーのように、相場観のないトレーダーは、逃げ場を失いゾンビになりやすい。
「今週のユロドルはラクーンシティになりそうだ」
週明けに、この警戒心のあった人は、ムダな戦闘を避けられたのではないでしょうか。
抜けるだろうショート、反転狙いロング、などなど、短期足をみて反応しちゃった人は、過去チャートで似た局面を探して要研究ですね。
押し目レンジをつくる動きになれば、『大きくざっくり見る』が最適解で、底値フォーメーションが見えてくるにも時間がかかるので、テキトーに当てにいくのはダメです。
先週安値から10月陽線61.8%押し安値までの22ピプスを『サポートゾーン』として見ておけばムダな戦闘を避けられます。
「なんとか、今日中に利益を出したい」
この感情は理屈ではありません。反転やブレークへの『期待値』をムダに上げてるだけなので、自分の脳に騙されないでください。
自分に何ができるかを知るより、何ができないかを知るほうが重要です。
できないことを知れば、できることが「消去法」で見えてくるので、それだけをしましょう。
できないことが「悪」なのではなく、できないことを知らないのが「悪」なだけです。
お店で「〇〇は扱ってません」と言われると、プロっぽく感じるし、逆に、扱ってる商品へのこだわりすら感じます。
それはたぶん、お店のポリシーやコンセプトを感じるからではないでしょうか。
できないことを知っていて、誇りをもって、仕事全体の質を下げないために扱わなければいいのです。
そこで重要なのが、できないことを明確にできる力はある点です。
できないことが何か知ってる、つまり、既知ではだが、仕事の質を下げないために、あえて扱わないのがプロの誇りであって、ただ、未知なだけの素人とは違います。
相場の辞書に「何となく」はありませんから、今週のユロドルなら何を以て『中長期の押し戻しとするか』その定義をしてみてはどうでしょう。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (9)
いつも素敵な動画をありがとうございます。今週はユロドルが先週の相場とはうって変わって難しいポイントにきていましたね。1.10のあたりはどこからロングの時限爆弾がさく裂するかわからなかったので安易なショートには気を付けなければと思っていました。結果トレードは木、金のロングを2回です。底が抜けたら面白いな~というシナリオも考えていましたが意識されるべき所ではしっかりと意識されますね。ドル円も天井から高値を切り下げてきていましたが、木曜の値動きなどはけして簡単ではなかったなぁと思いました。この日は2度ほどショートを打ちましたが、7日の押し安値が効いていたのか、なかなかうまく下がらずに途中で撤退してしまいました汗。
ちなみに、ユロ円は日足の形的にショートで狙いやすかったので今週のメイン通貨となってくれました。日足、H4で見ていてもしっかりと天井圏をつくって高値を切り下げてきている形なので、押し目候補(個人的なシナリオでは119.1が最深部と見ていました)まで、ネックを抜けていく波を取っていくというのが週頭での売りのシナリオでした。火曜高値から綺麗に切り下げラインも引けますし、東京時間で上げて欧州から下げるという波のリズムもできていたのでわかりやすかったです。それにしても、ユロ円のチャートの形が綺麗になるように、ドル円とユロドルの下落の波長が綺麗に絡み合っていくというのはいつもながら不思議な感覚になります。そんなことはないとわかっていても、ユロ円がドル円とユロドルを引っ張っているように見える時がありますね笑
お疲れ様です!実は、ユロ円牽引の件、ボクも感じています。ユロ円は他の2通貨ペアに比べれば直接取引量が圧倒的に低いはずなんですが、別の視聴者の方も気づかれているようなので、あり得る話かもしれませんね。
いつもありがとうございます!
参考までにお聞きしたいのですが、
迷はれ様のトレードの平均勝率やリスクリワードはどのくらいなのでしょうか?
お時間あるときに何卒宜しくお願い致します。
裁量トレードなので、シナリオハマれば、値動きをみて、極めて小さなリスクでエントリーできます。その後、第一関門突破を目視しているので、撤退するにしても微益や微損が多いです。シナリオを考えるとき、値幅は気にしますが、勝率やリスクリワードを気にしません。何らかの機械的ロジックで行うなら、そういった数字を気にかける必要があると思います。
ご無沙汰しております。最近、4時間足以上に注目し、4時間足のトレンドフォローで片波だけとるというトレードを始めて勝てるようになってきました。とてもシンプな方法で、押しや戻しの候補(31.8、50.0、61.8%)でIFOで指し値をしておくだけです。4時間足でトレンドフォローしておけば勝率50%以上は行けますので、RR1.0くらいになるように損切りと利確をセットしておけばトータルプラスになるのではと考えております。
でも、勝率を上げるには上位足での相場環境を知ることが必須だと思います。特に日足の天井と底付近はエントリーを避けないと勝率は下がります。また、この方法の最大の弱点はイレギュラーな動きをされるとどうしょうもないことです。先週のドル円では大負けしました。でも今のところこの方法に関してはトータルプラスです。今週の視点で迷晴れさんがおっしゃたことは全て事前に想定できていました。もしかしたら、手法よりもこれが大きいのかもしれません。
むしろもっと考えすぎてエントリーチャンスを逃しました。ドル円では8・10月高値ではレジされていましたが、6月高値は週足が初めて上にブレイクしたので上目線が強いと考えショート出来ませんでした。ユーロドルでは14日(木)高値が23.4%に近かったことと、日足のラス戻り高値が11日(月)の高値となりまだ越えていなかったので日足レベルの2番底を作る動きを警戒して15日(金)のロングができませんでした。
また、4時間足のトレンドフォローばかりしていると怖くて逆張りができません。そのためユーロドルで13・14日に迷晴れさんがされていた3回のロングはできませんでした。今回のまとめでも言われていたように、まあ今の実力で出来ないことはしない方が良いのかもと思います。
これを続けていって本当にトータルプラスになるかどうかはまだわかりませんが、全体の環境が少し見えてきた様な気がしましたので(錯覚かもしれませんが・・・)お礼も兼ねてご報告させて頂いた次第です。本当にありがとうございました。これからもしっかり勉強してどんどんレベルアップしていきたいです。
トレードと関係ないですが音楽の話を。私はクラシックとジャズを結構長いことしていましたがなにかしっくりこないとずっと感じていました。でも、日本の歌謡曲は凄く心に響きました。「ヨーロッパの宮廷やアメリカの黒人の中で生活しないとクラシックやジャズの良さは心から感じることはできないのだ」と自分なりに解釈(もちろん個人的な見解です)し、ここ何十年かは歌謡曲以外は聞いていません。このように外国の音楽には厳しい意見を持つ私ですが、tears of heavenはとても良い曲だと思いました。特に作曲はシンプルなコード進行・メロディーラインでありながらもあれだけ魅力的な曲に仕上げられるものだと感心しました。妻に「曲もええし、味のある歌い方やし、この歌手売れるんちゃうか」とか生意気なことを言っていましたが、後で調べてみると世界的な歌手兼作曲家のようですね。恥ずかしかったです。歌詞の内容がわからないので日本語で誰かカバーしてほしいです。
モモイチゴさん、お久しぶりです。4時間片波トレードいいですね!今のスタイルだと、逃げや最後の攻防の確認が効くので、圧倒的に小さなリスクでトレードできますが、やはり神経を使います。先々のことを考えると、大きな時間足が動きそうなところだけを狙うのもアリですね。
お返事ありがとうございます。4時間波以上と書いたのですが、逃げや利確定には5分や15分足を使っています。今週のドル円の週足押目61.8%でロングしましたが15分足を見てー0.7ピプスで逃げました。ただ、エントリーを15分足以下でやると必ずと言っていいほど失敗します。エントリー後に大きく逆行されたり、入ろうとしたところに届かずに行ってしまいます。本当はもっと小さなリスクでエントリーしたいのですがうまくいかないので前述のエントリーをしています。将来時には迷晴れさんのような緻密なトレードをできるように修行に励みます。
いつも更新ありがとうございます。
今週は3回トレードし、負け越しでした。金曜ユロドルでロングされている絶好の押し目買いポイント(青1)でなぜかショートしていました。理由は明確で…今週は負けトレ1回、勝ちトレ1回のトータルプラスだったので、もう1回くらい練習したい!と、夜の英語レッスン前に時間がないのに慌ててチャートを見てエントリー。レッスン終了後にチャートをゆっくり見て、ロングで入ってしっかり利食えているじゃん!と錯覚するほど、ロジックなし感情トレードでした。でもそもそもなんでショートしてるんだっけ?…とよく見たら、M15でWトップが。最近W系の右肩ばかりを意識していたので、形だけを見てエントリーしてしまったのだな、と大反省しました。
ただ、個人的にはここでしっかり負けて良かったと思っています。後から自分がなぜエントリーしたかも覚えていない位の適当なエントリーは、やはり痛い目を見るし、何よりM15形だけ見ればWトップ風で、上位足を見れば明らかにロングの準備が整った場所。上位足環境をしっかり認識し、それを背景にして初めて、特定の「型」で入るタイミングを計れる。そんな基本に立ち返る事ができた“良い”適当トレードだったと思っています。全体の意識すべきラインや揉みそうな所は、ほぼ週ナビと合っていたので、引き続き来週もしっかり頭で考えて、環境認識をしていきたいです。
今週も学びになる動画をありがとうございます。
相場観が揃ってきてるんでもう少しです(^_-)-☆
「エントリー前に勝負は決する」そんな心構えで丁寧にいきましょう!