19May
週間チャートナビ(2018.05.14~2018.05.18)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
今週の視点
チャネルラインはトレンドラインと平行に引くライン。
用途はそれぞれと思うが、ボクは主にトレード可能領域の観測に使う。
チャートには節目レートごとに一段ずつ上がったり、下がったりすることが多いが、トレンドだ出ているときは、ナナメに一段一段となることがある。
そんなときに便利なのがチャネルラインで、いってみればナナメの移動可能領域だ。
チャネルラインのメリットは、
- 利確の目安ができ、余計な期待を持たなくなる。
- インナーラインでチャネルを上下に分けることができる。
- チャネルを抜けトレンドが加速するとクライマックスが近いのがわかる。
- Wボトムやトップのサイズを推測できる。
- チャネルの値幅によっては、逆張りやトレードそのものを回避することができる。
他にもあるかもしれないが、捨てる波を選択できる恩恵は大きい。
ドル円
日足21SMAに支持され上昇、戻り売りエリアにレートが入っている。
RN110.0でWトップになるか、RN110.0をブレイクするかを見極める。先週安値まで下がるにしても、一発では転換せずに、そこから先週高安のレンジになる可能性もある。
ピンクUTLでのブルベア攻防を注視、一旦割るにしても109.0強者の値(オレンジ安値)・先週安値にサポートされフェイクになる可能性もある。本格的に売れるのは、ピンクUTLへの試しが済んでから。
RN110.0を上抜いても、そこは日足の戻り売りエリア、素直に上昇するとは限らない、強い売りを受けピンクUTLまで一旦下がるかもしれない。
May.14 Mon.
11日e陰線20ピプス・ハラミ足高値をネックラインとみる、ピンクUTLを5分足が跨いでいるがショートしてはいけない、安値切上げでサポート確認、ネックライン抜けの1波と3波押し目買いを計画。
ネック抜けの1波は、11e紫高値からのショートがピンクUTLでサポートされたあと、5分足が青1で少し揉んでいる、ここを上抜ければ、紫高値売りポジや、東京時間の売りポジが逃げる。
Wボトム転換3波は深夜で入れなかったが、赤モミの上抜き返しから青2でロングできる。
May.15 The.
Wボトム3波の続きで買い選好、ピンクUTLを試してから上がるか、そのまま上がるか。
東京時間後半、ピンクUTLへの試しがないことを確認後、赤切上げライン上抜きで青1ロング、利確第一目標はRN110.0先週高値、第二目標はピンクチャネルの青インナーライン、先週高値で停滞したが上抜けた。チャネルラインは”利確”で使える。
May.16 Wed.
本日は、RN110.0先週高値をブレイクした波のプルバックを受ける日。
値幅17ピプスしかないチャネルラインのなかは捨て、プルバック完了からのロングを狙う。
押し目候補はRN110.0先週高値、これ以外の反発反応は捨てる。もし、先週高値手前から上昇したら、チャネルブレイク後にロングすればいい。捨てる波を決めないと選択に迷いがでる。
NY時間、青1は完全に決め打ちだが、リスクは限定できているし夜中までチャートを追うつもりがない。
May.17 Thu.
16fツツミ陽線高安が基準。①東京時間、青矢印で高値をそのまま更新②安値を試してから高値更新③先週高値を割ってピンクUTLまで下落。②になった。
エントリーポイントはいくつかある。最も安いところなら青1のチャネルライン上限タッチ(5分足下ヒゲ)、ネックラインから戻り売りを受ける覚悟が必要だがリスクは限定される。次に青2の5分足同時線、これは16f陽線高値からの売りが失敗し、売りポジが決済されるところを狙ったもの。これを過ぎるとインナーラインが近く、高値を掴むリスクが高くなる。
May.18 Fri.
昨日の押し目から紫チャネルがのように急角度になった。上昇に勢いがついたように見えるが、トレンドのクライマックスにも同じ事象が現れる。チャネル幅20ピプスと狭く、RN111.0日足ラインも近い、こういうところで、なんとかトレードしようとすると損切り貧乏になる。赤1でいい感じのヒゲが出たのでショート、完全に逆張りだが、RN111.0+青チャネル上限と重なる。
ユーロドル
先週は4時間足21SMAに沿った下降トレンドを上抜いたが、今週は、戻り売りの週になりそうで、結果、安値を更新した。
青下降フラッグになる可能性が濃厚、安値更新しないまでも先週安値は試すだろう。
先週安値付近では週末に差し掛かり、今週足が抜けるかどうかのせめぎ合いになりそう。
May.14 Mon.
先週高値での戻り売りセットアップを待つ、11eハラミ陽線高安が基準。
東京時間、11e高値に紫Wトップ出現、これが成功すれば赤矢印のようにチャネル下限まで狙えるが、そうならなければ逆にチャネル上限まで狙える。紫Wトップの売りポジが青1の5分足下ヒゲで拒否されたところからロングできるが、これは、狭いチャネルのなかにあって、上位足トレーダーが入ってこないというのがミソ、勿論本命ではない。青チャネル上限で戻り売りセットアップができるまで、ビギナーの方ならチャネル内の波は捨てるほうがいい。
天井部を5分足でみると目線に迷うだろう、そういうときは、15分足に上げればいくらか見やすくなる、4時間足ロウソクいい感じの十字同時線安値をネックラインとする。
深夜で入れなかったが、ネックを下から上へ試すと、高値を掴んでる買いポジ、黄安値ロングの微益撤退、天井圏での利確が合わさって赤1から下がる。
May.15 The.
先週高値で戻り売りが入った模様。青下降フラッグ下限へのプルバックが前日足終値でブロックされたことを紫の値動きで確認後、赤1ショート、逃せば赤2ショート、利確目標は先週安値。
May.16 Wed.
先週安値+RN1.180+日足サポートラインが目前、ロングは15eハラミ陽線を上抜けてからでいいい。
欧州時間初動、小さなチャネル上限の紫ダマシ高値は下落開始シグナル、高値も切り下げているので下に抜けやすい、赤1の5分足モミ下抜けでショート。
当日の日足がRN1.180でサポートされるなら、これより下は日足陰線下ヒゲになるので深追いできない。
May.17 Thu.
16dハラミ陰線高値が基準。
黄〇青チャネルを上抜いてもスグ真上に先週安値があるのでフェイクになるかもしれない。
青チャネルを上抜けて、そのままV字だが、そういうケースはあまりない。
Wボトムの時間幅目安として、トレンドラインをブレイクしても安値試し、ないしは、トレンドラインを試しにくると覚えておくといい。
ジリジリ下降からのスパイクで赤1・2ショートしたが延びなかったので底値レンジ決定。仮ネックから下は底値圏なので、このなかは捨ててもいい。
May.18 Fri.
16dハラミ陰線のなかは底値レンジ、これをブレイクするまで静観でもいい。
欧州時間、三角持ち合い上限ブレイクが先週終値でブロックされたので赤1ショート、ここで入れなければ、赤2の5分足モミを下抜いてからRN1.175まで。
ユーロ円
先週は4時間足21SMAに沿った下降トレンドを上抜いたが、今週は、大きく戻り売りが入りそうだ。
May.14 Mon.
東京時間はドル円UTLサポート、欧州時間以降はユーロドルの先週高値戻り売りを基準にできる。
欧州時間初動、先週高値ブレイク+小さなチャネルブレイクからの青1ロング、ユーロドルが先週高値で上げ止まったらユーロ円も暫く手を出せない。
入れなかったが、赤1はユーロドル戻り売りに合わせたショート。
May.15 The.
ドル円はRN110.0への試し、ユロドルは下降フラッグ下限を下抜けるかどうかの日。
東京時間後半、チャネルのなかはドル円上・ユロドル下の綱引き状態なのでエントリーできない。
欧州時間前半、ドル円110.0の壁がきたので静観。ユーロ円は前日から高値を切下げ始めている。
ユロドルは下降フラッグ下限を抜け、下から上へ試した緑〇辺りでショートしたが、ユーロ円は揉み合っているので静観、Wトップ+チャネル下限下抜けで赤1ショート。
May.16 Wed.
ドル円は、RN110.0へのプルバックからの反発上昇の流れ、ユロドルは、先週安値+RN1.180サポートの確認という日。ユーロ円は先週安値への試しで下落中だが、半値押しでレンジになった。
東京時間にできた半値押しレンジ下抜けで赤1ショート、ユロドルとシンクロしている。
May.17 Thu.
昨日の急落は全戻ししている。16dハラミ陰線を基準に考え、安値がWボトム2番底になっている。
チャネル下限を試す動きに注意、紫安値を試す動きを想定してロングする。16dハラミ陰線高値ブレイクでロング、利確目標は先週高値。
赤1は5分足モミを利用した押し安値までのスキャルピング、青2はチャネル上限反発の押し目買いだが、先週高値を越えられずレンジ化した。
May.18 Fri.
先週高値ブレイクからの青1押し目買いは、RN131.0まで、欧州時間、赤1ショートは、ユロドルの値動きとシクロさせている。
Channel
語原はラテン語の「水路」現代では、モノが行き交う流通ルートの意味でよく使われる。
つまり、モノが流れるには水道管のような一定の幅が必要になる。
相場なら「人の思念」が流れるのにも幅ができる。この「幅」さえわかってしまえば、上がってるときは下から買い、下がってるときは上から売り、幅が狭ければ静観すればいい。「幅」の見当がつかないから、余計なところで売買してしまうんだと思う。
「なんでこんなところで」と後から気づくと、大概、幅のないところでやってるときなんですよね。
太い管なら大量の水がとうとうと流れ、細い管なら勢いよい流れだがスグに止まる。大きな時間足のトレンドは角度は緩いが長く続くし、小さな時間足のトレンドは急角度だが長続きはしない。要するに「幅」によって流れ方が、全然違う。
人の血管は動脈・静脈・毛細血管とあるが一本につなげると、なんと地球2周半の長さになるそうだ。取るに足らないような毛細血管であっても、それは動脈や静脈とすべてつながってる。
そういえば、最近の学説だと血圧上昇の原因は、塩分ではなく、脂肪らしい。これが本当なら、今までは何だったんだぁ…となる。さらに、130以上は高血圧という学説すら疑わしい。
運動で血圧は120台まで下がったが、それでも薬が処方されるところをみると、ホントのところは、医者もよくわかってないのかもしれない。
西城秀樹さんが63才の若さで亡くなったが、彼は脳梗塞を2回やっている。
最近、病気の原因の80%は、ほぼ遺伝要素ではないかと思ってる。何をしていても大丈夫な人もいれば、何をしてもダメな人もいる。
ならば、食べすぎと運動不足にだけ気をつけて、あとは、好きなようにケセラセラと、開き直って生きるのが正しいのかもしれない。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (12)
動画投稿お疲れ様です。
健康って何が正解なんでしょうね。
健康→長寿→幸せっていう考えがそもそも、うーん…なんですよね。
ただ、共通して思えるところがあってそれは、命は食にあり。 これにつきます。
やはり食が細ると一気にガタがきますね。ガタがくるから食が細るのかもしれませんが。私が勤めているグループホームでも食が細ると亡くなる前兆の場合が多いです。でも一方で肉と米だけ食べて野菜は一切食べない97のおばあちゃんも居ます。
栄養が偏るよと注意しますが頑なに拒否されます。まぁ身をもって長生きしている事を証明されているのでこちらが間違ってるのかなぁと思うばかりですが。笑
1日1食か2食そこらで極力、内臓に負担をかけない粗食ブームみたいなものもありますが、やっぱ好きなものを食べる人生がいいですよね。
下品に食べすぎない程度で笑
肉食女子?凄いですね(^_-)-☆
なんか10年後は健康常識がひっくり返されている気がします。医食同源、心がけます!!
昔はコーラは体に悪いと言われていましたが今ではトクホのコーラが販売されていますよね。
ホンマにケセラセラやと思います。
石原裕次郎さんや美空ひばりさんは正直、もうひとつピンときませんでしたが秀樹はリアルですわ。
秀樹カンレキ!なんて言ってたのに・・・
確かに確かに!昔コーラを飲むと歯が溶けるとか言われてたぐらいですからね。秀樹はボクよりひと世代上ですが、それでもかなりリアルで、寿命ってあるなぁと痛感しました。
初めてコメントさせていただきます。いつも動画で勉強させていただいています。
さっそくですが質問させてください。
WボトムやWトップで、途中のもみ合い攻防抜けで決着がついたと判断できるのはなぜでしょうか?
例えばドル円5月17日、Wトップからチャネルライン上限に反発して上昇し、もみ合いを上抜けたところで買いエントリーをされているところです。
「決着がついたので売りが決済する」とありますが、Wボトムの上限を上抜くまではWトップが否定されていないのでは?と考えてしまい、私はもみ合い抜けでエントリーするとどうしてもWトップ上限から反発する気がして躊躇してしまいます。
過去検証して何度も見ているパターンだから大丈夫と思っているのに、いざその状況になると「いや、今回こそWトップ上限で反発するかもしれない!」と謎の恐怖心に支配されます(笑
損切位置も、3波目狙いでこういうもみ合い上限から売りエントリーをした場合は、Wトップ上限から反発するのでは?と考えているのでWトップの上に置いてしまい、大概そのまま上昇するのでその分損切が大きくなっています。自分ならWトップが完全に否定されるまで売りポジを諦めないので、途中で諦める理由が理解できません。
もみ合い抜けで売りが諦める理由が分かったら、こういうもみ合い上限で売りエントリーしても微損で逃げられるのになと考えています。
よろしければご教示いただけると幸いです。
×→「決着がついたので売りが決済する」とありますが、Wボトムの上限を上抜くまではWトップが否定されていないのでは?と考えてしまい
〇→「決着がついたので売りが決済する」とありますが、Wトップの上限を上抜くまではWトップが否定されていないのでは?と考えてしまい
確かに、Wトップ高値を抜けないとWトップが完全に崩れたとはいえません。たた、少しでも損を小さくしたい、建値で逃げたいという心理が働く結果、手前のモミ合い抜けでそのまま上昇するケースが多いように見受けられます。
損をできるだけ小さくしたいから、もみ合い抜けで逃げるんですね。
そういえば私は「戻るかもしれない」「戻ってほしい」という期待をしていたから、もみ合い抜けで含み損になっても、Wトップが完全に否定されるまでは…と期待して持っていたような気がします。
そして含み損が大きくなるほど、完全に否定されるまで期待を捨てきれませんでした(笑)
これからは「戻るかもしれない」なんて期待せず、微損で逃げるようにします。
ご回答ありがとうございます!!
歳を取って血圧が低いとガンになるリスクが高まると言います。
血圧が高いと循環器系の疾患を患うリスクは当然あるのでしょうから、結局血圧の高い低いは痛し痒しのようにも思います。
降圧剤が脳梗塞のリスクを高めるという話もあるので何が本当かはわかりません。
私は水泳の練習で180回/分まで心拍数を上げることがあるので血圧はかなり高いと思います。160以上はあります。
特に体調は悪くないので今のところ薬を服用するつもりもありませんが、医者に診せれば確実に薬を出されるでしょう。
当然、心筋梗塞や脳梗塞のリスクはあると思います。
ただ降圧剤を服用している人は頑張っても心拍数を150以上にすることは難しいようです。
これでは体力や筋力、泳力をあげ切ることはできないでしょう。
別に歳を取ってからそこまでトレーニングする必要もないのでしょうが、今より0.1秒でも速く泳ぎたければそれなりのことをしなければ、そうなりません。苦しい練習をしたからと言って必ずしも成果が出る保証もありませんが。
水泳を再開し始めた4年ほど前は100mをゆっくり泳いでも手足のしびれを感じました。
今はそんなことはありません、心肺機能や体力は確実に上がってます。
腕も筋肉がついて太くなりタイムも大幅に縮めてます。肩や腰の痛みも消えました。
しかし血圧は4年前より上がっていると思います。
いったい私は不健康になっているのか健康になっているのかお医者さんはなんと説明するのでしょう?
このままでは、命を縮めますよと言われても、
別の原因で明日命を失うかもしれません。
医者とて人の運命や寿命を測ることはできないと思います。
ただ、生きているのは今この瞬間しかないので、その価値は大切にしたいと思います。
同年代の友人には無理はしない方がいいよとか、ほどほどにと言われることもありますが、無理すればやはり体調を崩します。若い時のように無理は効きません。
若い時ほど無鉄砲にはなれないので、それなりにバランスも取れているのかなとも思います(笑)
ムリをする人の方が元気で長生きできると「気功」をする人から聞いたことがあります。若いころは皆、当たり前のようにムリをしますが、そのうちムリをするのを諦めます。
「最近、ムリが効かなくなった」それでも今の自分なりにムリを効かす、そういう刺激が健康の秘訣なのかもしれません。
何が正しいのか、正解なんてないのかもしれませんね。
Nonさん、こんばんは。 おひさしぶりです。五香のはるです。
今日は、うれしいお知らせできました。
最近、FXで勝っている方と交流させていただく機会に恵まれてるんですけどね、もう何名の方から「迷晴れさんの動画で勉強した」と耳にしたことか。。。知名度と信頼度がすごく高いです!! 私まで鼻高々で嬉しくなってます(^^♪ 勉強された方が生計を立ててたり、給料の数倍稼いでいたり、Nonさんの功績がリアルに見えてます。ちょうど雑記が健康のお話ですが、お体に気を付けてますますのご活躍を応援しています!! わたしも、引き続き勉強させていただきますね♪
メチャお久しぶりです!!お元気でしたか。
ボクの動画やブログに派手さはなく、アピールも弱く、こそっと地味にやってますので、知名度はイマイチかなと思ってましたが、意外にも、いらっしゃるんですね。お役に立てて嬉しい限りです。そのうち、巡り巡って、ボクにも良いことが起こりそうな気がします(^_-)-☆
立ち上げ当初から、ご覧いただいてる方を想い、雑談をちょこっと入れたりしてますが、すると、はるさんのような懐かしいお声が聞けたりして、おー!となります。これからも、末永くお付き合いくださいませ。