13Apr
底値圏およびトレンド転換での考え方をリアルチャートで解説。底値はまさにバベルの塔、バベルとはヘブライ語で「混乱」を意味します。
ボトムという名の死亡塔
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チャートがフラクタル構造になっていることは、かなり昔の動画でお伝えしましたが、それがギュッと縦に圧縮されるのが底値圏です。
波の転換は短期足から順番に起こるので、上位足のレジスタンスをひとつひとつ崩していかないとトレンド転換しません。
5分足の転換なら下位足である1分足を見れば済みますが、日足や週足の転換ともなると、5分足→15分足→1時間足→4時間足の順で、下位足が上位足レジスタンスを突破する下剋上が起こります。
これまさに「ブルースリー死亡遊戯」の世界です。途中の格闘家に敗れ、あえなく死亡することだってあります。
初心者の方は無理をせずに、底値検証をしたうえで、親の底値ネックラインを基準にしてトレード戦略をたてることをおすすめします。
ドル円 底値トレード
底値Aが親チャートパターン、底値B、Cはその中にある入れ子の底値。底値Aをブレイクするまで静観するのも良い方法だと思います。
トレードするなら上位足の戻り高値やネックラインを意識しなければならない。
1in アヤ戻し(ネックラインまで)=逆三尊右肩+十字ロウソク
1exit 108円レジスタンス+ダブルトップ
2in 転換1波=切下げラインブレイク
2exit 高値レジスタンス+ダブルトップ
3in 強者の値までの押し=戻り高値抜けだましを利用
3exit 強者の値サポート
1in 朝イチに適当なところでロング、今日は戻り高値Aをブレイクする日になるだろうと判断してポジション保有。
1exit 動きが怪しくなってきたので利確。結果的には戻り高値Aを越えていきました。
ユーロ円 底値トレード
底値Aが親チャートパターン、底値B、Cはその中にある入れ子の値動き。
1in 転換1波=ダブルボトム+切下げブレイク
1exit 戻り高値まで届かず、手前の安値でレジスタンスされたので利確。
2in 転換3波戻り高値ブレイク狙い=切下げブレイクで入り損ねたので5分足押し目でエントリー
2exit 逆三尊右肩で利確、同時にショートポイントだが入り損ねた。
1in 昨日、戻り高値を上抜いて押し込まれてからのスタートなのでテキトーなところでロングして放置。
1exit 30分足ネックラインでOCOにて利確。
ユーロドル レンジ逆張り
ユーロドル100ピプスレンジ、1時間足はレンジ上限をヒゲで抜きました。上限を抜けたとみて飛び乗るブレイクアウト・トレーダーを狙った逆張りトレード。
赤in レンジ逆張り=ブレイクアウトからの押し目買いロングの損切りが入るところを狙ったショート。
青exit 青ラインまで狙ったが、手前の下ヒゲ2本出現で利確。
チャートが死亡遊戯の最中、ボクは「脂肪遊戯」のために東海の桃源郷へ行ってきました。ここを見つけた数年前は穴場スポットだったんですが、今年は観光客がだいぶ増えていました。
退職後の趣味でしょうか、高級カメラを首から下げた高齢者の方がたくさんいて、皆さんニコニコしてて、なんか、ほのぼのとして和みました。
桜は高貴ですが、桃の花はメルヘンで可愛いい雰囲気がします。
今からは花の季節、いつもの白黒チャートから離れて、たまには色彩の渦の中に埋もれてみるのも悪くありません。
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コメント
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コメント (20)
とてもためになりました。
「底値圏は死亡遊戯」という題名を見て、
ヘタレが無謀に底値圏で無駄撃ちすると死亡します。
そんな、無謀なトレードはまるで死亡遊戯なのでやめましょう!
というテーマかと思いました。
最後までみて、意外な結末に感心しました。
長期足の転換は、頼りない短期の下位足が少しずつ下剋上して、
下剋上したかと思えば落とされて、でも少しだけ底値を切り上げて、
どうせダメだろうと見過ごしているとしばらくすると結構進んでいて、
あたかも「死亡遊戯」のように命がけでトレンドを転換していくことである、
という説明はとても腑に落ちます。
屁の様な1分足から、弱っちい5分足、少し立派な15分足、
中堅どころの1時間足、重みのある4時間足、親分の日足、
影の番長週足、雲の上の世界の支配者月足(笑)、、、、
上位足のシナリオをちゃんと考えておくと、
「テキトー」に入るトレードが、
短期足を必要以上に近視眼で見て反応するトレードより
利益に近い存在であることもなんとなくわかりました。
それと同時に、上位足でシナリオを決めつけて、
短期足で実績が出ないうちから思い込みで入ってしまうのも
よくある失敗例なので気を付けないといけないですね。
動画最後の不気味な塔の絵と音楽の組み合わせは
とてもかっこよくて迫力満点でした。
素晴らしい講義をありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
いつもながら、完璧なまとめコメントを有難うございます。不気味な塔はバベルの塔、バベルとはヘブライ語で「混乱」を意味します。天底はまさに混乱の塔ですね。
解説動画をありがとうございました。
まさに、知りたいことが示されていました。
これからは、5分でエントリしていても、
環境認識のため、4時間足でダウ理論を確認していきたいと思います。
そして、4時価足でWボトムか、ネッックラインを抜いたか、
反転していないかに気をつけていきたいと思います。
参考になってよかったです(^^♪
迷晴れさんおはようございます。
久しぶりの実況動画ですね、自分も迷晴れさんとまったく同じ理由で同じ日の夜にエントリーしてました。
11日の夜から1時間足でダブルボトムを作りそうなのを見てました、12日は仕事でしたが時間があるときはチャートを確認してました、夜になって1分足と5分足で徐々に反転の兆しが見えてきたので、1分足にチャネルを引いて守破離でエントリー、目標の109を突破しましたが、まだ上に行きそうだったので損切りラインを109まであげて様子を見てましたが、睡眠中にいったん戻しが入り、利確となりました。
久々の100点トレードでしたが、この動画を見て、迷晴れさんと同じように相場が見れていたことの方がうれしかったです。
日足より上の足ではまだまだ下目線ですが、4,1時間から下の足では上目線、日足に引いたフィボの50,61.8までは買いで狙ってエントリーしていきたいです。
お久しぶりです!
チャンスは限られますが、この位のゆるいトレードのほうが気分的には楽です。エントリーだけ成行で利確は自動でもいいかなくらいに考えてます。3通貨ペアで1回に100ピプスとれれば、7日間で500ピプスくらいは稼げると思います。
色々とやりたいことも出てきて、トレードだけに時間を取られず一生涯続けていける方法も模索中です。
いつも迅速な返信ありがとうございます。
確かにそう思います。めったにないチャンスですね。
迷晴れさんに出会うまでは、どれがチャンスかも分からなかったのに、ずいぶん進歩したもんです、迷晴れさんのおかげです。
今回は二日間引っ張りましたがなかなかでした、デイトレとスイングの中間的なトレードです。
今はスイングに近いエントリーでも損切りラインが、10ピップス以内で収まるエントリーを模索中です、ちなみに今回のエントリーは、7ピプスぐらいでした。
もっと勉強して、これを確立したいです。
今回も迷晴れさんのすばらしいトレードありがとうございます。なんといっても環境認識がすばらしいですね。私はドル円はもう一つ上(108.438 髭で返されたところ)がネックラインと判断して、抜けてリテストしたところでロングしました。迷晴れさんのように環境認識がうまいと、もっと低いところからエントリーできて、利幅も大きくリスクも少ないと思いました。迷晴れさんは戻り高値のところにラインを引いていましたが、それは戻り高値を抜けることでダウトレンドが変わると判断したからでしょうか?
ユーロドルはその前に上抜けと判断して買っていましたが、やばそうなので解説にあった髭で上抜けたところですぐに薄利(17ピプス)で撤退しました。でもあそこでショートすることは思いもつかなかったです。
またよろしくお願いします。
戻り高値で目線切り替えの判断をしている人も多いと思うのでそうしています。リアルチャートでは、戻り高値やネックライン判断が曖昧なことがありますが、それは世界レベルで曖昧だと思ってます。世界が認めるラインというのは、なかなかないかもしれませんが、最終的にはレジサポでの反発勢いなんかを見てラインの強さを判断しています。今回の逆張りも、そういう根拠です。
さっそくご返答ありがとうございます。
こんにちは、
「エントリーポイントを知ってどうするのか」「今日は高値を更新する日」「ここは適当にエントリー」
いいこと言われるなと思って真似したら失敗しました(なんとかチャラで終わりました:笑)
やはり、逆上がりができるかどうかのレベルの人間には、ロングは、サポが効いているのを確認してから、ショートは、レジが効いているのを確認してからエントリーしていきます。
I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.(私は、失敗したことはない。たくさんの上手くいかない方法を見つけただけだ:トーマス・エジソン)
会社では失敗すると、なんだかんだで周りに迷惑をかけるので、前例に則ってハメを外さないような行動になってしまいます。
トレードは、失敗してもだれに迷惑をかけるわけでもないので、色々やってみたらいいですね。そこから何を見つけるのかが醍醐味だと思います。天・底は、節が多くできるので、レジ・サポをどう見るかの訓練になります。
天・底で果敢に挑んで「ポジポジ→発狂→もうダメだ」これを乗り越えた者に神は祝福を与えるのだと思います。
動画の趣旨からは反する意見ですが、まぁ、これが自分の性分ですね。
いつも参考になります。ありがとうございます。
まさに天底はポジポジ天国ですよね(^^♪せっかくトレンドで出た利益を天底で吐き出していては黙阿弥です。でも、期待はせずに単なるレンジ扱いでレジとサポの間でトレードしようと決めてしまえば問題ないかもしれません。逆上がりの次は蹴アガリですかね(^^♪
蹴上がりは、中学で習いますね。
早く小学校を卒業して中学校に進学したいものです(笑)
初めてコメントさせていただきます。
迷晴れさんの動画に出会ってからというもの、かなりの量の動画を拝見させていただいております。
おそらくYouTubeにアップロードされている7割くらいの動画は拝見していると思います。
最近は、「波と節」の話と「三英傑」のお話の文字起こしをして、
自身で同じトーン、温度感で話ができるようにしながら自分に落とし込みをしています。
もちろん、視点やトレード方法の変化や検証時のポイントなど、変化も存分に感じています。
正しい(?)情報量でパンパンにできるのは迷晴れさんのブログに出会ってからです。
これからも情報発信を続けていただけると、とてもありがたいのでコメントさせて頂きました。
自分はまだトレードを始めて4か月の身ですが、
自分自身の人生を実現できるトレードの力を身につけて、またその時にも感謝させていただきたいです。
トレード内容のお話でなく失礼しました。
これからもブログと動画を楽しみにしてます。
コメント有難うございます。あまり力まずに気長に続けていこうと思います。
拝見させていただきました。
本当に1つ気にすると1つ抜けての繰り返しです。
波は常に入れ子を作ったり抜けたりして段階を経ていくのに。
いつの間にか自分の都合で見ています。
波が今、入れ子を作っている最中か、それとも抜けようとしている最中か。
ここだけでも注意していきます。
素晴らしい気付きをありがとうございました。
いつも動画拝見しています。
大変わかりすくて、楽しく見ていますが。相場では相変わらず負けています。
負けて、落ち込んで、動画を見て元気をいただいて、また負けて・・・・
せっかくいい動画を公開していただいているのに、活かしきれない自分に歯がゆい思いです。
すみません。愚痴になりましたが、これからもためになる動画をよろしくお願いします。
焦らずいきましょう(^_-)-☆きっと、いつか霧が晴れます。
いつも気付きの多い動画をありがとうございます。
私はいつもこのくらいアバウトでトレードしています。
結局底値が強い水平線があり、下落トレンドで直近高値を抜いたら、N字スイングは上昇にかけたほうが
自然なんですよね。それを、底値を更新して下落すると予想するのは、やっぱり勝手な予想にすぎないと思っています。
最近は半値押しのNスイングの目標値が強い水平線を更新しないと達成しない場合はトレードしないというルールを
付け加えました。ネックラインとネックラインの間で達成するN字をとるイメージです。
トレンドを転換させる波をトレードしないので、さらにシンプルなトレードになり、上がっても下がっても、N字ができれば、どっちでもいいなと考えています。
また、動画にもあった下がらないから上がる、上がらないから下がるというのは金言ですね。
以前動画を見たときはそういう分け方もできるという程度に捉えていたのですが、相場は確かにそう動いています。更新以外で大きなローソクが出る場所を探していた時に気づきました。試した所でエントリーすれば急騰を逃さないし、それが基本の押し目買いというのがなんとも面白かったです。
FXは待つ時間がどんどん多くなってきたので、また違うことに力を注ぎながらまったりトレードしていきます。
長々と失礼しました。
ありがとうございました。
「守破離」のタイミングですと、押し目から少し遠ざかりますが、「下がらないから上がる」のタイミングは、最も損切り幅が少なくて済みます。まぁ、実際には、そこでエントリーできないときもありますが、チャートを観るのに、この感覚が有るのと無いのとでは大違いですね。