16Nov
迷晴れボックス142回、視聴者さんのトレードをテクニカルとメンタルの両面から深く考察。
しんたろうさんのトレード
ご無沙汰しております。マヨハレBOX132回で取り上げて頂きました、しんたろうと申します。引き続き動画をありがたく活用させて頂いております、いつもありがとうございます。
前回投稿当時からさらに、自分なりに少しづつ試行錯誤を続けて参りました。気が付けば、形はだいぶ変わりました。成績もそれなりに安定し、近頃、階段の踊り場に差し掛かった感覚があります。
そこで、またまた先生にトレードを見て頂き、ご意見をお伺いして、今後の道しるべとさせて頂ければと思い、投稿させて頂きました、よろしくお願い致します。
環境認識
鳥の目で「節目」を重視、静的な見方。
- 一見してダウントレンド、トレンドライン付近まで戻ってきている。
- 2002年12月安値もある。
- 他方、2001年高値付近で反発し、9月安値、10月暫定安値と安値を切り上げてきている。
日足は明らかな下降トレンドですが、9月安値から安値を切上げてもいます。ボクはトレンドラインを引かずに磁力の強そうな1.0パリティと100日移動平均線に注目しました。
魚の目で「波」と「節目」を見る、静と動の両方。緑色のジグザクのように波を捉えた。
61.8%より深く戻すリズムで波が推移していると認識。だが、最後いきなり急角度で100%戻して(書き加えた白い矢印)トレンドラインに張り付いてきて、買いの勢いを感じ、とても気になった。だがここは、トレンドラインの他に、緑波の前回高値や2002年12月安値という、レジスタンス要素の多いゾーンであるとの認識も持った。
トレンドラインを妄信してないところが良いです、正しく見立てても、値動きを確かめないと丁半博打になっちゃいます。
シナリオ
魚の目で「波」を重視、動的な見方。日足トレンドラインに到達。
大きな流れからするとレジスタンスされて下がると考えるのが順当だと思ったが、直近の買いの勢いに強さがあると感じていたこと、10月は十分勝っていたので多少負けても10月は大丈夫という状況だったことにより、ここはいっちょ、ネックラインを割るまでは、レジスタンスが崩れる方向に大きく狙う事にした。
一応、水色のN波動のイメージを想定しつつも、大きなレジスタンスのブレイクなので、もっと伸びる可能性(黄色で書き加えたN波動)も十分あると考えた。
セットアップ&トリガー
虫の目で押し目買いの足場になるようなフォーメーションや、もみ合いの形成、あるいは切下げラインブレイク、といったようなセットアップ完成を待つ。
虫の目でミニダブルボトムを見て赤●付近でエントリー。青●付近で損切りにかかり、一の矢失敗。
次に、ミニ切下げラインブレイクを見て、その後できた極小の上昇波の半値付近に指値を置き(二の矢)、さらに、三の矢として切下げラインを引いた波の起点付近に逆指値を置き(チャートに張り付けない状況だった為)、双方とも約定。
損切りラインは青い横線のあたり。利確目標はパリティ付近。
その後急騰したため、V字で返ってくることを警戒し、また、短時間でこれだけ取れれば十分と考え、直前5分足の安値割れで利確。二の矢が103pips、三の矢が83pips獲得、トレードは以上です。
打診買いを含む分割エントリーはメンタル負荷を減らすことができるが、損切り幅に神経質になり過ぎて短期足を見すぎ、虫の目を通り過ぎミジンコの目になってはいけない。
前回投稿からの変化。
さて、前回投稿当時は、15分足レベルでの「ボックス」抜けにて1時間足の片波を狙うというような「型」を実践しておりました。
ですがこれは、勝てない自分が何とか勝てるように四苦八苦して編み出したものでした。心の底で眠っている理想のトレードのイメージとは違いました。
水が低きに流れるような、あるいは、上空の鷹が地上の獲物を捕らえるような、上位足から下位足にすーっと自然に無理なく降りてくるようなトレードができるようになりたいと思っていました。
そういう事を思い描きながら日々トレードに取り組むうち、いつの間にかこれといった「型」が無くなっていき、収支の成績も向上しました。
「これはもしかして、理想のイメージの入り口に立っているのではないか、そうであって欲しい」という思いです。
私は、PCでMT5を開く前には、必ず、今の自分のトレードの基本的な考え方を記したメモ帳ソフトを開いて、それを再確認したり改訂したりします。
これを繰り返す中で自分なりに浮かび上がってきた「グラデーション」というキーワードがあり、今はこれを大事に思っています。
具体的には以下のようなことです。
- 環境認識 →シナリオ →セットアップ →トリガー
- 今こうなっているので →Aになったら →Bになる →崩れたらCになる。
- 日足以上 →時間足 →分足
- 鳥の目 →魚の目 →虫の目
- 節 →波
- 静的 →動的
上位足から下位足に徐々に降りていくに従って、やるべきことや気を付けるべきことは、徐々に変化すると考えるべきだと自覚しました。
そんな事、ごく当たり前の事なのでしょうけれども、これをはっきり自覚でき、常に意識するようになったことは良かったかなと感じております。
まだまだ、まよはれ先生に聞いて欲しいことが、他にもたくさんあるのですが、あまりに長くなって論点がぼけてしまう為、このあたりで切り上げます。これからも、いつも応援しております。今後ともよろしくお願い致します。
トレード考察
10.25現在は1.0パリティや100日移動平均線が意識されてるように見える。
日足は下降トレンドだが、9月安値から10月安値へ安値切上げてもいる。先週高値Mトップ崩れからショート損切りを狙って1.0へロングできそうな局面。(今回のトレードは黄枠箇所)
大きな流れからするとレジスタンスされて下がると考えるのが順当だと思ったが、直近の買いの勢いに強さがあると感じていたこと、10月は十分勝っていたので多少負けても10月は大丈夫という状況だったことにより、ここはいっちょ、ネックラインを割るまでは、レジスタンスが崩れる方向に大きく狙う事にした。
トレンドライン(レジスタンス)が崩れる根拠として「直近の買いの勢い」だけでは論理的に弱い感じがする。
そこで、25日現在、トレンドライン(先週高値付近)でのマーケット・コンセンサス(総意)を整理する。
ベア派の注目
トレンドライン(先週高値)での日足戻り売りが成功するか否か?
- 日足下降トレンドだがトレンドライン(先週高値)より1.0パリティや100日移動平均線の磁力が強ければあまり売られない。
- 日足+4時間SMA21が下値を支えてるので、先週高値Mトップでは売りづらい。
ブル派の注目
1.0パリティや100日移動平均線まで十分な値幅があること。
- 9月安値から10月安値への安値切上げ(0.96月足サポート由来)
- 日足+4時間SMA21の下支え。
- 24日の高値更新は微妙。
このように状況を整理すればブル派優勢に見えます。
しんたろうさんは、0.985押し目形成中に複数回買われましたが、ボクは先週高値を0.99高値ベア派と0.985安値ブル派の最終決着ライン(先週高値周辺のベア派が手仕舞う)とみました。
まとめ
しんたろうさんは、上図のように、抽象と具象の行き来をグラデーションとして捉えています。
このように、状況を整理して、抽象化(単純化)する努力を重ねていけば、いづれ「トレーダー脳」がつくられます。
トレードは優位性という仮説に基づき意識決定するゲーム。
最も妥当と思える仮説を置けるかどうかが重要です。
トレードの極意は問題を正しく解くのではなく、解くべき問題を正しく見極めることにあります。
クイズに答えようとするのではなく、自らクイズを考え、自ら答える。
これはトレードに限らない成功法則といえます。
考えた仮説とマーケットのコンセンサス(総意)が食い違えば勝負に負けますが、それでも、自分なりの仮説を置いたことで敗北から学べます。
これこそ「授業料」ではないでしょうか。
今後のアドバイス。
最後に、幾つか気になることがあったので、今後のトレードの参考にして頂ければ幸いです。
1.トレードの根拠は「未来」にもある。
大きな流れからするとレジスタンスされて下がると考えるのが順当だと思ったが、直近の買いの勢いに強さがあると感じていたこと、10月は十分勝っていたので多少負けても10月は大丈夫という状況だったことにより、ここはいっちょ、ネックラインを割るまでは、レジスタンスが崩れる方向に大きく狙う事にした。
前述したように、トレンドライン(レジスタンス)が崩れる根拠として「直近の買いの勢い」だけでは弱い気がします。
おそらく、1.0パリティや100日移動平均線(オレンジ)に気づけていても、だいぶ高値にあるのでトレードの根拠から除外したのでしょう。
しかしながら、トレンドラインが崩れる根拠は、これらの磁力の強さにもあります。
強い磁力を持つプライスやラインに値が引きよせられる傾向があるため、高値に強い磁力を持った目標値があるとき、そこまで進もうとするバイアスが発生しやすく、その反面、相対するバイアスが弱まります。
ついつい、過去にフォーカスして根拠を探しがちですが、未来にもトレードの根拠はあります。
2.セットアップのサイズ感が小さすぎる。
さて、「トレンドライン(先週高値Mトップ)崩れ仮説」に基づき、先週高値の上に逆指値を置く方法もありますが、決着を待って裁量で勝ち馬に乗ることもできます。
そこで重要なのは決着の見極めになります。
つまり、どのレジとサポの攻防を「最終決戦場」とみなすか、これを「セットアップ」に使います。
ボクは0.99レジと0.985サポの攻防を最終決戦場(セットアップ)として、先週高値ネックラインの上抜けをトリガーにロングしました。
この状況になれば、ベア派はトレンドライン(先週高値)Mトップ周辺のショート・ポジションを諦めざるをえなくなるからです。
0.985の押し目が明らかに強く、かつネックラインへの値幅があれば下から買い始めることもありますが、今回のケースはそれに該当しません。
虫の目で押し目買いの足場になるようなフォーメーションや、もみ合いの形成、あるいは切下げラインブレイク、といったようなセットアップ完成を待つ。虫の目でミニダブルボトムを見て赤●付近でエントリー。青●付近で損切りにかかり、一の矢失敗。次に、ミニ切下げラインブレイクを見て、その後できた極小の上昇波の半値付近に指値を置き(二の矢)、さらに、三の矢として切下げラインを引いた波の起点付近に逆指値を置き(チャートに張り付けない状況だった為)、双方とも約定。
セットアップのサイズが小さすぎるかもしれません。
5分足のキリサゲ・ラインや5分足のWボトム。
こういうのを意識するとエントリー回数が激増して、損切り貧乏街道まっしぐらになります。
セットアップのサイズが小さすぎるかもしれまあせんて、虫の目を通り越し、ミジンコの目になってる気がします。
1・2発目のロングは緑ラインを挟んでヤマとタニが戦っていて、まだ決着がついてません。
3発目の逆指値だけで良かったのではないでしょうか。
セットアップとは最終決戦場の判断です。
そういう視点でセットアップを考えてみてください。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (13)
今回も楽しく拝見させていただきました。
ここ数週間ユーロドルの週足クラスの底入れからの押し目買いを行なっていた私としては、この局面こそ週足の分析をするべきだろう、と読んでいて思いました。
あと、マヨ晴れboxへ投稿される方々のほとんどの方々がファンダメンタルズに全く触れられていないんですよね。
いや、マヨ晴れさんやHさんみたいに勝てるのなら別にそれでいいんですが、
この前後ってECBの金利政策発表の近辺ですよね?加えてアメリカPCEデフレータの発表があった週だったはず。
コレらに全く触れないのって、ちょっと違和感ありません?
コレ、100pips以上狙いに行くトレードですよね?
「純粋なテクニカルを学習するからファンダメンタルズは必要ない」そういう意思と気迫は素晴らしいと思いますが、皆さんトレード日記
そういうことは書き込んでないのですかね。
流石にそうなると、起こった結果に対して“テクニカル的絵合わせ”をしている気がして、少し危険に感じます。
以前、「この手のデイトレードに週足の分析は必要ないじゃん」とコメントさせて頂きましたが、この局面こそ週足を見るべき場所です。
入って来る買いの大きさがデイトレクラスじゃない。
矛盾する言い回しをしていますが、100日移動平均線(週足20)を意識するのであれば、週足チャートを開くべきです。
そしてこの時、ドル円、ユーロドル共に何年、何十年来の高安に差し掛かっている。コレは日足チャートで把握する年内高安とはレベルの違う値幅です。
ユーロドル0.97前後は、週足や月足で確認すると、21世紀初頭にパリティを突破して巨大足を買い目線にさせた値段です。
マヨ晴れさん的に言えば「強烈な強者の値」ってところでしょうか。
当時のファンダメンタル的解釈は…
「21世紀に入りEUは先行実施していたEURを本格的に運用を始めた。2001年に起きた911テロ以降、アメリカの覇権は揺らいでおり、基軸通貨のヘッジ先としてEURが注目された。結果として世界はアメリカ一強であるものの、今後の欧州のユニバーサリス(統一連合)の行く末に期待が高まっている」
って感じでしょうか。余りにも大きな物語ですし、当たっているかどうかなんて知ったことではありません。
しかしながら、0.97からの買いが数年で1.60まで到達している事実を省みると、多くの人々にとって納得のゆく物語でしょう。
この近辺の「強者の値」はコロナ高安レベルを上回る影響力です。月足を動かしていますからね。
マーケットでは起きたことが全てです。起こった事実を基に物語のサイズも変えればいい。
サイズ感と反発の強さに着目できるかどうかということが重要な局面於いては、対応する時間足の選定が重要になると考えています。
この近辺で押し目買いするにいたって、私は30分足でタイミングとエントリーを考えて実行していました。
少なくとも、流れを8時間足で追わないと捉えきれない波の大きさだと思っていましたから、そのタイミングは30分足程度が良いと感じていました。
ダウ理論の目線を定義する上位足と、エントリータイミングを取る下位足の対応は、無駄なエントリーを避ける為に重要ですね。
8時間足の流れには30分足で押し目買い。4時間足なら15分足、1時間足なら5分足といった対応が良いと思います。
コレはマヨ晴れさんから学ばせていただいた事で、非常に役に立っております。
おつかれさまです。
視聴者さんがファンダメンタルを語らないのは、ボクがファンダメンタルを語らないからです。
ファンダの解説をしないのはトレードに活かせるレベルにないからです。
Yuさんやmr03911gt1さんのコメントから学ばさせていただいてます(^_-)-☆
この週は27日にECBの政策金利発表、28日にPCEデフレータの発表がありましたが、25日時点ではこれら経済指標を意識できてません。
ちなみに、今週火曜のPPIも全くノーマークでしたが、東京時間のショートが運よく目標値とした先週安値に到達しました。
運が良いのか偶然か、狙った節目に経済指標で到達するケースがよくあります。
テクニカルではユーロドル0.96周辺を月足サポートとして、セオリー通りなら下降トレンドを反転させる力があると考えてました。
いつもご教授頂きありがとうございます。トレンドラインをすり抜けてその先のSMAやキリ番等で止まるケースはよくあると思います。ライン抜けてもその先に止まりそうな要因があれば早計に判断しないようにしたいと思います。また短期足に落とし込みすぎにも気を付けたいです。初動を逃したくないとの焦りからつい前のめりになりがちですが実はそれが落とし穴で、無駄な損切りを何個もして撃沈されてから大きな波が来て取れる獲物を逃してしまうことになってしまいます。あまり5分等の短期足で判断せずに最低でも15分足が実態で確定してから動いてもいいのではないかと思います。それと時間帯の把握もしておきたいです。東京時間とかロンドンとニューヨークの間の隙間時間等は騙しも頻発しますので要注意だと思います。ロンドン初動とか、ニューヨークオプション後からロンフィクにかけてといった大口が入ってくる時間になるべく合わせるようにしたいです。
端的に要点を押さえた考察がとても参考になります。
おそらく、投稿者さんはブル・ベア双方の目線を同時に意識できる方なので変な負け方はしないでしょう。
ただ、チリも積もれば山になるで、小さな損切りを繰り返すことで馬鹿にならない損失になります。
ボクもそうでしたが、相場観がついてくると5分足や1分足をみて損切りの極小化に走るんですが、これが罠なんですよね。
動画・ブログ更新ありがとうございます。
Yuさん、
>起こった結果に対して“テクニカル的絵合わせ”をしている
おお、これは確実にヤバいところを突きました。
ちょっと前の
>実は私、マヨ晴れさんが週ナビで仰っていることの半分も理解できないし同意も出来ない
に引き続きの爆弾発言。笑
記録を見返したところ私はこの日のユーロドルは青〇の手前くらいでロングしていました。
ただ単に押し目買いしただけであんまり考えてなかったかもですが
10/13の「欧州足」下ヒゲ陽線がゲームチェンジャーになると思っていたからですネ
ファンダ無視は危険です。
じゃあここでみなさんに質問です。
伸びる波って、エントリー時点のチャートの右側が見えない状態で
何が違いますか?
マヨ晴れさんは、週ナビで週に最初に重要指標の日と時間に触れておられますからね。
全くもって、ファンダメンタルズ皆無のトレードではない。
何が起こるかはわからないが何かが起こる、という事は意識できているし危険も回避しているしね。
その辺の感覚は熟練者だなと思います。
ファンダメンタルズは重視していないと言いつつ、危機を回避しているんだから。
コレってもしかすると、マヨ晴れさんが人生に於いて経験から学んだ危機回避能力なのかな、と思っています。
ホント、ピンポイントで逃げているんだもん。アレ、テクニカル要因だけでは出来ないよ。
しかし、はじめて月日が浅い方や、月間の利回りが安定しない方が絵合わせに走ると危ない。
そこで起こった事象をテクニカル的要因だけで解釈をしてしまうことになる。
”学習の場“ということで、私も忌憚のない意見を述べる様にしています。
ここから、トレードの真髄に至る道が開けないと意味がないからね。
やっぱり、私は空気の読めない人間だと思う。
そんな自分が大好きだけど。
この投稿者さんの、
「10月は十分勝っていたので多少負けても10月は大丈夫という状況だったことにより、ここはいっちょ、ネックラインを割るまでは、レジスタンスが崩れる方向に大きく狙う事にした。」
ってコレ、この人のこの時の都合ですよね。
マーケットから出口を探していませんね。勿論、ファンダメンタルズからも。
いろいろフォロー、すいません。
実用レベルにないことは「わからないこと」に位置付けてます。
ファンダメンタルをあまり語らないのはそのためです。
ボクなど頂点であるはずがありません。
ひとりのトレーダーが、自分のわかることを発信してるコンテンツです。
なので、これをたたき台に「学び場」になれば本望です。
たたき台がなければ蕎麦は打てませんので。
「10月は十分勝っていたので多少負けても10月は大丈夫という状況だったことにより、ここはいっちょ、ネックラインを割るまでは、レジスタンスが崩れる方向に大きく狙う事にした。」
このマインドはボクも気になりました。
もしかすると、しんたろうさんは、前のめりになりがちな人なのかもしれません。
自分の強気と相場の強気は無関係なので気をつけたいです。
じゃあここでみなさんに質問です。
伸びる波って、エントリー時点のチャートの右側が見えない状態で
何が違いますか?
これについて考えてみたのですが、伸びる波、これはやっぱりテクニカルの条件がそろった上でファンダ、つまり『材料』の原動力が必要なのかと思いますね。
ファンダメンタル、材料って訳すとこじつけや言い訳みたいな事と紙一重という感覚もあります。つまり何にもないのに大きくて一方的な注文を出す理由付けが出来ないので仮に相場を動かせるほどの力を持っていたとしてもやりたくてもやれないんじゃないかと。
卵が先か?鶏が先か?みたいになっちゃいますが同じ事が逆にも言えると思ってて、
テクニカル的なチャート下処理が出来てないと材料オンリーで本当に無秩序な動きが起こるのか?と言われるとこれも起こってない様に思います。
という事は、伸びない波、とはそのどちらかの条件”のみ”では伸びない?って考える事が出来るのかな?って考えました。
答えがあるのか無いのかそんな質問をしました。
そもそも伸びないと思っていたらエントリーしないはず。
って考えると、、
いつも素敵な動画をありがとうございます。ぼくも長い間、迷晴れさんのコンテンツで学ばせていただきましたが「テクニカル」というよりは「サイコロジカル」なトレードを学ばせていただいたといった感想を持ちます。基本のテクニカルを学んだ後は波と節を意識して、節目での攻防の決着を見届けてエントリーする。ほんとにこれだけでいいので、やっぱりぼくにもファンダはいりません笑。(もちろん重要指標の前には意識します。)
ポイントは「セットアップ」と「トリガー」を自分で定義することができること!これに尽きると思います。後はフォレックステスターでの反復練習あるのみです。そう言えば、昔の動画でトレード上達の秘訣の中で断捨離についてお話されていましたが、捨てるべきものの1つに「ファンダメンタル」を挙げられていました笑。自分も同じ意見ですし、迷晴れボックスを拝見し、迷晴れさんのようなトレードを目指される方々がファンダを語らないのは影響を受けている相手のスタイルを目指しているからなのだと思います。そうでないなら、みなさん別のファンダでトレードされる方の元で学ばれるのではないかな?と感じます。
そう言えばいつの間にやら年末になってきてしまいましたが、昨年、自分が迷晴れボックスに投稿させていただいたトレードは、このコンテンツで学んでいる視聴者の方々にその方向で間違っていませんよ、というメッセージを込めて送らせていただいたものです。けっして特別な人だけができるものではないのですよ、と。
と、久々につらつら書かせていただきましたがファンダを否定している訳ではありませんし、Yuさんの博識にはいつも驚かされます。やはり自分に無い才能を持っている人を見ると、すごいなぁと思ってしまいます。まるで別の競技のアスリートを見ているようなそんな感じです(^▽^)
お疲れ様です!
そしてフォローを有難うございます。
私も、買った理由や負けた理由を客観的に理解できない事象にこじつけてはいけない、という意味で言っていますので、Hさんからそう言っていただくと有難いです。
100pips以上のトレードには何らかのファンダメンタルズが関わってきますからね。
日足がダウ理論的に買い目線だからという理由で、今年の10月にドル円ロングをホールドしたら大変なことになる。
ニュースでわかる様な「日銀介入」(コレは本質的にはファンダメンタルズではない)を無視してロングのホールドをするとどうなるかは、チャートを見ればわかることです。
しかしながら、通貨の本質的なファンダメンタルズは金利です。日米の公定歩合差から言えば、現在のドル円は多くの人にとって納得のいく値段でしょう。
いや、納得がいっているから140円前後なんだ。150円は行き過ぎだ。
そう多くの人々が考えたから、この値段です。
ファンダメンタルズとて、後付けの物語に過ぎないのです。
トレーダーにとって最も信頼できる指標は、
「自身が最も読み取ることができ、解釈し易い情報」
です。それを基にリスクオンなればいい。自分が許容できるリスクの範囲で。
“ファンダメンタルズを捨てる”と言うことを字面通りに受け取ると、“金利政策発表を無視する”とか“経済を動かす大きな要因を見ない”って意味になってしまうんですよね。
私はコレが一番危険だと思う。
寧ろ私はこの10月末のファンダメンタルズを解釈することによって、ユーロドルを0.972から1.034までホールドしています。
そうでなければ、ECBの金利政策発表やFOMCを跨ぐことは出来ないので。
少なくとも100pipsを狙いに行く為には、見ておいた方がいいと思います。
てゆうか、そうじゃなければ自信を持ってホールド出来ない。根拠は何でもいいんです。
仰っる通り、サイコロジカルでも良いと思います。
でも「今月勝っているからこのポジションは伸ばそう」というダメです。絶対ダメです。それは根拠じゃない。
それはもう投機じゃない。チキンレース的な博打だ。
テクニカルでもサイコロジカルでもファンダメンタルズでもなく、その人の資金の都合です。
マーケットに絶対はないですが、この投稿者さんがドル指数を動かすほどの大口でない限り、ドルストレートは動きません。絶対にそれによってマーケットは動いていません。
この段階の方にこそ、機械的なエントリー手法とイグジットが必要だと思います。
未だマヨ晴れさんや貴方の様なトレードは早い、と見ていて思いました。
あなた方って、テクニカル的にトレードする人種の中ではかなり”直感的“な人だと思うんですよ。
コレって簡単に身につくものではないんですよね。
だからこそ、誰にでもわかるファンダメンタルズ見るべきなんじゃない?って思うわけです。
Hさんお久しぶりです。ここで登場ですね。
今日のポンドドルはどうされましたか?
私はデイリーピボットR1 1.1960で跳ね返ったのをみてショート。
は今日に限って思いとどまりました。
今日は市場が待っていた英中期財政計画発表の日だったので
20:30過ぎ、英財務大臣の超悲観的発言からピボットS1 1.185ショート
結構な値幅を損した気分です。ちょっと最悪ですね。
こちらこそ、素敵なコメントを有難うございます。
相場を動かすのはテクニカルでもファンダメンタルでもなくサイコロジカル。
テクニカルとファンダメンタルという2つのことを抽象化すると、ひとつになります。
ファンダやテクニカルは人心を動かす材料と捉えるほうがシンプルで本質に近いと感じます。
このほうがシングルタスクで思考できますしね。
トレードは捨てるデメリットよりも、捨てられないデメリットの方が大きい気がします。
自分にはこれがあればいい。
そう思えるくらい、自分が信じることを見つけたら、それだけを信じ続ければいい。
トレードってある程度のところで、向上心を捨てて、上達とか成長とか望まないほうが良いのかもしれませんね。
なんか、ファンタジーなこと言ってますが、そもそも、相場は人間のファンタジー(空想)で動いてます。