20Jan
今週も下落の勢いが止まりませんでした。落ち始めるタイミングの見方なども含めて記事にしてみました。
photo credit: Melanie Davies Creative via photopin cc
ここを抜けたら、ここまで。そこも抜けたら…
今週は日足の押し目候補を下抜けたことで、チャートの左側にたいして重要な情報が無かったこともあって、日足の上昇トレンドをつくった根元まで落ちていきました。
まずは全体を見渡す。
月足は現在はらみを形成中な様子です。はらみ内限定で見れば上目線ですが、月足レジスタンスで強く打ち落とされました。
今週は赤縦ラインの右側でした。日足押し目候補(フィボナッチ61.8%)で少しモミましたが下抜けして、日足サポート(D1サポート)まで一気に下落しました。日足サポート(D1サポート)までにはサポートされそうなポイントがオレンジラインの1ケ所しかなかったので大きく狙えた相場でした。
どんな動きを狙うのか?
4時間足で見るとL-1で巨大な陽線が立ち上がり上昇の流れが始まっています。こういう所は戻ってきたときにサポートされやすいですが、D1高値からL-1までは情報がないため一気に落ちやすいチャートです。L-1を下抜けしたことで戻りを待っての戻り売りも狙えます。
本格的に下落を始めるのに、最初わかりにくい動きをしましたがチャネルCH-AからチャネルCH-Bへと角度がついていきました。最初の所の動きは難しい(□い)と思いますが、ここは日足の押し目候補(フィボナッチ61.8%)でもあるので仕方ありません。損切りをL-Aの上に置いて様子を見るか、しっかり下落する動きを示したあと、L-Bに戻ってきてレジスタンスされてからエントリーしてもいいと思います。
トレンドが続く場合、小さな波が終わると、もうひとつ大きな波の戻りが始まります。この大きなサイズの波を取ろうとすると利益が半分位削られるので、僕の場合は1時間足片波(大きくても4時間足片波)が取れれば十分なので利確してしまいます。
相場のフラクタル構造を利用してエントリー・タイミングを測る。
戻り売りのタイミングですが、ここは短期足を見ることになります。相場はフラクタル構造なので波の反転箇所は短期足で天底のチャート・パターンなどをつくります。上図ポイントcg以外は極小のダブル・トップをつくっているのが確認できるはずです。こういうネックライン抜けを狙ってエントリーしていきます。
落ち始めのタイミングを測るには、キレイなターンをしている時間足を見つける。
8時間足をご覧頂くと波のターンが陽線、陰線でキレイに反転しています。これは現在の中期波が8時間単位で動いていることを示しています。要は8時間足を待たないと大きく動き出さないということで、その間は何をやってもムダになる可能性が高いわけです。これがわかって8時間足でエントリーすれば、陰線1本丸々もらえることが多いです。
1時間足は反転の基準になっていないのがわかると思います。エントリーしても結局、次の8時間足が始まるまでは動かないのでムダ打ちになります。
今日のまとめ
ムダなエントリーをいかに減らすかがトレード上達のコツです。相場は値段で反発して波をつくりますが、動き出すタイミングは時間に支配されています。
■投資のリスクについて■この動画、ブログは、相場について個人の見解を解説したものであり、利益を保証するものではありません。投資をされる場合は、それに関わるリスクを十分ご考慮の上、ご自身でご判断ください。
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コメント
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コメント (8)
こんにちは!また学ばせてもらいました…
はらみの見方は、ああやって見るんですね!
全体を見る事の大事さを改めて実感しました。
それと時間足別に比較して並びの良い時間を見ると言うこと…
早速チャートをガン見しながら、やり直しです(^^)
まだまだ、宜しくお願いします!
こんばんは!正確に言うと「つつみ」でチャートの左側を包んで、その後、「はらみ」になるだろうという解説でした。きれいな時間足でタイミングを見るというのも是非、検証してみてください。いつもコメントありがとうございます。
ラインやフィボナッチなどテクニカル分析の仕方について勉強になりました。自分もチャートを見て、パッと分析出来るように頑張って行きます。
コメントありがとうございます。ラインを中心にチャート分析するのがシンプルだし、後々応用が効くと思いますよ。
有り難うございます。チャート分析動画を繰り返し見て、勉強させていただきます。
パソコン操作があまりよくわからないので、Goodボタンを押したくても押せないのでスイマセン。
ただ、毎回の動画は非常に解りやすく参考になっています。有難うございます!!。
コメント有難うございます。気持ちだけでもうれしいです。
拝見させていただきました。
どの時間足が基準で値動きしているのかのお話しがとても参考になりました。
自分でもトレンドラインを引く時に、綺麗で妥当なラインが引ける足と引けない足があると思っていました。
今回のお話を聞いて何か重要な気付きが得られたように感じています。
まだ言語化出来ないですが、もう少し学びが深まるとアウトプット出来そうな気がします。
ありがとうございました。