3Feb
週刊チャートナビ468回(2024.01.29~2024.02.02)は、今週のドル円・ユーロドル・ポンドドルの環境認識と攻略ポイントの解説。「今週の深掘り」ではトレードに役立つケース・スタディをします。
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ドル円
今週の見通し
概要
140.00押し目買いが、2023年高値を試し中、昨年のトレンドライン裏に頭を押さえられた。
- 上値抵抗は150.00+昨年のトレンドライン裏、下値支持は140.00押し目買い。
- 昨年のトレンドライン裏+12月高値付近に”調整レンジ”を形成。
- 先週高値にMmトップ形成の疑いアリ。
- 重要経済指標:月末リバランス・FOMC・米雇用統計(指標待ちの浮動に注意!)
売り手の注目
2023年高値から150.00付近への高値切り下げに注目。
買い手の注目
140.00押し目買いが、2023年高値を試す動きに注目。先週の調整レンジを発射台にした150.00のブレイク狙い。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2023年高値 |
TR中段 | 先週高安の調整レンジ |
TR下段㊦ | 1.12安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週高値のレジスタンスを根拠に、日足21MAを目安にショート。
4時間足ブルの視点
140.00押し目買いのフォロー。①先週高値の持ち合い上放れにつく。②日足21MAへの下値試しからロング。
今週の値動き
水曜日に4時間足上昇チャネル安値の押し目が崩れ、日足21MAを試す動きが出た。その後、146.00に押し目Wボトムを形成、金曜日の雇用統計で押し目買いされた。
今週の攻略ポイント
12月高値Mトップと上昇相場押し目買いの攻防に注目。
12月高値Mトップを上昇相場の調整とみて、日足21MA+146.00のWボトムで押し目買い。もし、雇用統計で146.00Wボトムが崩れれば、1.12安値へ下落しただろう。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.4時間足上昇チャネル安値の押し目崩れ。
フェーズ2.日足21MA+146.00に押し目を形成。
フェーズ3.雇用統計きっかけの押し目買い。
01/29月曜
先週高安に調整レンジを形成中、Mmトップを疑う。
ベアの視点:先週高値Mmトップを待って、日足21MAを目安にショート。
ブルの視点:147.00を試せばロング検討。
先週高値にMmトップ待ちでノーポジ。
01/30火曜
- 先週高安のレンジ継続、Mmトップをイメージ。
- FOMC待ちの相場。
ベアの視点:先週高値Mmトップで日足21MAへショート。
ブルの視点:147.00のサポートで12月高値へロング。
- 東京・ロンドン時間、147.00+4時間足上昇チャネル安値付近の動きを観察。
- NY時間、4時間足上昇チャネル安値での初反発を確認。
01/31水曜月末 FOMC
- 先週高安のレンジ。
- 4時間足上昇チャネル安値の反発を確認。
- FOMC待ちの相場。
ベアの視点:4時間足上昇チャネル安値の押し目崩れで日足21MAへショート。
ブルの視点:①147.00付近のサポートで押し目買い。②日足21MAを試せば押し目買い。
- 東京時間、4時間足上昇チャネル安値2回目の反発で青1押し目買い。
- ロンドン時間、前日高値を更新できず、3本目の4時間足陰転で撤退、その後、3回目の上値試しの失敗を確認。
- NY時間、”ADP雇用統計”の悪化も受けて、ロンドン時間の急騰安値+4時間足上昇チャネル安値の下抜きで、押し目崩れの赤1ショート、月末のリバランスもあってドルが売られて、日足21MAでアウト。
02/01木曜
- 米FRBは政策金利据え置き、3月利下げは否定的な内容。
- テクニカル的には、日足21MAへの下値試しからFOMCで反発。
ベアの視点:前日急落波の戻り売り。FOMC高値を試せば日足21MAへショート。
ブルの視点:日足21MA押し目買い、前日の急落波の戻り売りを受けて安値切り上げでロング。
FOMC高値に引き付けての戻り売りを狙ったが、先週安値付近で持ち合った。安値を切り上げる疑いがあるのでショートを見送ったが、NY時間になってFOMC安値へ売られた。
02/02金曜 米雇用統計
水曜日の急落波がFOMC安値へ戻り売られた。
ベアの視点:FOMC安値146.00の押し目崩れで1.12安値へショート。
ブルの視点:1.12安値上昇波+3週前安値上昇波を押し目買い。FOMC安値146.00Wボトム二番底でロング。
- ADP雇用統計は予想を大きく下回り、新規失業保険申請件数は増加し職を失った人が多いことがわかっている。その意味で雇用統計は市場予想を下回る数字が出たとしても不思議ではないが、逆に、良い数字になればドルが急騰する。テクニカル的にも、146.00のWボトムで押し目買いのセットアップが整った。
- ロンドン時間、20時足の146.50サポート、4本目の4時間足が下ヒゲを出したところで、青1ロングを薄く仕込んだ(逆指値=146.50下)
- NY時間、米雇用統計の良い結果を受けて急騰、5本目の4時間足陽線クローズでアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
2023年高値は”2021年高値下降波”の戻り目なので、2023年高値と12月高値のMトップをイメージ。
- 12月安値上昇波VS.12月高値下降波
- 上値抵抗は1.1000、下値支持は200日MA
- 先週は200日MAが意識され、先週高安で持ち合った。
- 重要経済指標:月末リバランス・FOMC・米雇用統計(指標待ちの浮動に注意!)
売り手の注目
12月高値下の動きを、2023年高値の二番天井とみる。
買い手の注目
12月安値上昇波の押し目買いに注目。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 12月高値 |
TR中段 | 先週高安のレンジ |
TR下段㊦ | 12月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
12月高値レジスタンスを重視。200日MAのサポート崩れで、12月安値へショート、FOMC安値の反発に注意。
4時間足ブルの視点
12月安値上昇波を押し目買い。200日MAのサポートでロング、FOMC安値を試す動きに注意。
今週の値動き
12月安値上昇波の最終防衛ライン、先月のFOMC安値のベア・トラップで木曜日に上昇したが、12月高値下降波は2023年高値Mトップの二番天井から売られているので強く、結果、日足21MAの反発から雇用統計で売られた。
今週の攻略ポイント
先月FOMC安値のベア・トラップに注意!
先月のFOMC安値の急騰起点は、12月安値上昇波の最終防衛ライン。先週安値を下に抜いても、こういうところはヘッジ・ファンドの罠が張られやすいので、むしろ便乗商法で儲けたい。
ベア・トラップとブル・トラップはついては、こちらの記事も参考にしてください。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.先週高安の持ち合い。
フェーズ2.先月FOMC安値のベア・トラップ。
フェーズ3.雇用統計きっかけの戻り売り。
01/29月曜
200日MAが意識され、先週高安にレンジを形成中。
ベアの視点:1.0850サポート崩れでFOMC安値へショート。
ブルの視点:1.0850のサポートで先週高値へロング。
ロンドン時間、東京レンジを下にブレイクしたが、黄1ショートは先週安値目前で見送り。
01/30火曜
FOMC待ちで先週高安のレンジが継続。
ベアの視点:FOMC安値のサポート崩れで12月安値へショート。
ブルの視点:FOMC安値を試せばベア・トラップを狙ってロング。
- 東京時間、先週安値のサポートを3本目の4時間足陽線で確認。
- ロンドン時間、黄1ロングは高値を切下げているため、先月FOMC安値のベア・トラップを待って見送り。
01/31水曜月末 FOMC
先週高安のレンジ。
ベアの視点:FOMC安値のサポート崩れで12月安値へショート。
ブルの視点:①1.0850持ち合い上放れで先週高値へロング。②FOMC安値を試せばベア・トラップを狙ってロング。
- 東京時間、先週安値のサポートを確認するも、高値切下げを警戒、FOMC安値のベア・トラップを待って見送り。
- NY時間、FOMCで再び先週安値へ売られた。
02/01木曜
- 200日MAを挟んで、1.26高値と1.29安値のハラミ。
- 日足21MAレジスタンスvsFOMC安値+100日MAのサポート。
ベアの視点:FOMC安値のサポート崩れで12月安値へショート。
ブルの視点:FOMC安値を試せばベア・トラップを狙ってロング。
- ロンドン初動、FOMC安値のベア・トラップ狙い、4本目の4時間足陽転で青1ロング。
- 翌日の東京時間、1本目の4時間足同時線確定でアウト。
02/02金曜 米雇用統計
FOMC安値のベア・トラップから上昇中、日足21MAの抵抗に注意!
ベアの視点:1.26高値+日足21MAのレジスタンスでショート。
ブルの視点:1.26高値+日足21MAのレジスタンス崩れで先週高値へロング。
- ロンドン時間、1.26高値+日足21MAの反発で、赤1ショートを薄く仕込む(逆指値=1.0900上)
- NY時間、米雇用統計の良い結果を受けて急落、先月のFOMC安値に到達、5本目の4時間足陰線クローズでアウト。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
2023年高値を2021年高値下降波の戻り売り候補とみて、2023年高値と12月高値のMトップを想定中。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 1月高安190ピプスのレンジが継続。
- 重要経済指標:月末リバランス・FOMC・BOE政策金利・米雇用統計
売り手の注目
12月高値下の動きを、2023年高値の切り下げ二番天井とみる。
買い手の注目
12月安値上昇波の押し目買いと200日MAの支持に注目。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 12月高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 1月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
レンジ戦略。先週の高値に引き付けてショート。
4時間足ブルの視点
レンジ戦略。①先週の安値に引き付けてロング。②1月安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
今週の攻略ポイント
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
先週安値のベア・トラップに注意!
先週高安のハラミとみて、先週安値に引き付けベア・トラップを待った。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
フェーズ1.先週高安の持ち合い。
火曜日のNY時間、先週安値の反発を確認。
フェーズ2.先週安値のベア・トラップ。
木曜日のNY時間、BOE上昇波の先週安値サポートで青1ロング、前回高値1.2750でアウト。
フェーズ3.雇用統計きっかけの戻り売り。
金曜日の雇用統計をきっかけに先週高値+1月高値のレジスタンスから戻り売られた。
今週の深堀り
相場の値動きは、人の意思決定で形成されていて、その判断は、売る・買う・様子見の3パターンしかありません。
8割の人が売れば下がり、8割の人が買えば上がり、8割の人が様子見なら動きません。
つまり、8割の人が合意する方向へポジションを持てば勝ちやすいわけです。
相場はテクニカルやファンダメンタルズで動くんじゃありません。
テクニカルやファンダメンタルズを”材料”とした合意、つまりは、複合的な意思決定で動きます。
材料単体にフォーカスしても、確信など得られません。
もっと抽象度を上げて、ブル派とベア派、両サイドの心理を考えることが、複合的にチャートを観るコツになります。
そこで、今回はデイトレや週トレにおいて、心理的にみて抜群に優位性の高いエントリー・ポイントを解説します。
1.短期売買は「否定」を狙う。
2.否定されやすい局面。
3.ケース・スタディ。
1.短期売買は「否定」を狙う。
短期売買において、抜群に優位性の高いポイントは『否定の動き』です。
上位足が上昇相場なら、”買い”で迎え打つのが定石では?
もちろん、その通りですが、短期売買の醍醐味は、その”買い”が否定される瞬間にあります。
否定の瞬間に大きく動くので、短時間で利益を得られます。
上図は上昇相場における”押し目Aの否定”を示しています。
このような、否定の動きの裏にはヘッジ・ファンドがいて、個人トレーダーをハメている(安値A下のストップロス刈り)と考えられています。
そのため、高値Dの売りや、高値Fの売りも、安値A下のストップ・ロスを刈る目的で、ヘッジ・ファンドが起こした可能性があります。
個人トレーダーをハメる罠は、もはや、お約束ごとと思っておいたほうがいいです。
彼らは、上昇相場と知った上で、あえて、買い目線の個人トレーダーをハメようとします。
短期売買では、売るなら買いにバイアスがかかってる状態、買うなら売りにバイアスがかかっている状態がベストなことを知っているからです。
2.否定されやすい局面。
次に、値動きが否定されやすい局面と、否定されにくい局面の違いについて解説します。
ヘッジ・ファンドの目的は、疎い個人トレーダーをハメて短期的に利益を出すこと。
そもそも、何でもかんでも否定すればストップ・ロスを刈れるとは思っていないでしょう。
もし、8割の人が買いを選ぶような局面で売ったら、普通に損をしてしまいます。
同じ図に、マゼンダのチャネル・ラインと上位足の移動平均線を書き加えました。
これなら、安値Aと安値G、どちらの押し目で買いたいですか?
安値Aと安値Gの押し目を比べたら、安値Gのほうが、チャネルラインや移動平均線のサポートがあるので強そうに見えます。
上昇相場なので、どちらの押し目買いも間違っていませんが、このチャートなら、安値Aは安値Gに比べ相対的に弱くなります。
「上昇相場だからWボトムで押し目買い」
この程度の分析力だと確実にカモにされます。
「ポジションを持つと必ず逆行する」
そう感じてる人は、この相対的な視点がないから、材料を複合的に見れず、市場の合意を見抜けないのです。
ぜひ、そういう視点で、過去の負けトレードを見返してみてください。
3.ケース・スタディ
それでは、今週の相場でケース・スタディといきましょう。
ドル円は150円抜きを狙う上昇相場ですが、12月高値で調整中とみてました。
今週はFOMCや雇用統計をきっかけに押し目買い、あるいは、12月高値のMトップが強ければ、押し目が崩れるだろうと考えました。
押し目の候補は、4時間足上昇チャネル安値と日足21MAとしました。
この2つの押し目を比べて、どちらが強そうでしょう?
ボクは日足21MAの注目度が高そうだと見てました。
①3週前に日足21MAでレジサポ転換しているのでサポートされやすい。
②FOMCや雇用統計を待つだろうから、FOMC前に押し目買いされることはない。
③146.00は3週前安値上昇波のFIBO50.0%で1.12安値上昇波のFIBO61.8%。
これに比べ、4時間足上昇チャネル安値の押し目は相対的に弱いと感じました。
むしろ、4時間足上昇チャネル安値にヘッジ・ファンドの罠を想定して、押し目失敗で売ろうと備えました。
水曜日の動きをみてください。
4時間足上昇チャネル安値で複数回反発しましたが、支えきれず、これが「押し目否定」の動きになって、ロングの損切りで、日足21MAへ下落しました。
ドル円は上昇相場なので、このショートは日足21MAで利確しますが、短期売買としては十分に魅力的です。
もちろん、12月高値の調整レンジの経過時間からして、4時間足上昇チャネル安値の押し目買いは間違ってません。
もし、日足21MAの位置がもう少し高い位置にあれば、FOMCで買われていたかもしれません。
参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 140.00押し目買いが、2023年高値を上値試し中。
- 上値抵抗は150.00+昨年のトレンドライン裏、下値支持は146.00押し目買い。
- 12月高値の調整を経て、146.00+日足21MAで押し目買いされ、前回高値手前でクローズ。
- 重要経済指標:米ISM非製造業景況指数
売り手の注目
- 150.00+昨年のトレンド・ライン裏のレジスタンス。
- 12月高値下に天井右辺形成のイメージ。
買い手の注目
146.00押し目買いの150.00アタック。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 150.00 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 1.12安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
先週高安に天井右辺形成の動きをフォロー。
4時間足ブルの視点
146.00押し目買いを150.00へフォロー。
ユーロドル
概要
- 2023年高値(2021年高値下降波の戻り目)に12月高値の切下げMトップをイメージ。
- 12月安値上昇波と12月高値下降波の攻防で先週高安にレンジを形成。
- 上値抵抗は1.1000、下値支持は12月のFOMC安値(=先週安値)
- 重要経済指標:米ISM非製造業景況指数
売り手の注目
12月高値下の動きを、2023年高値の二番天井とみる。
買い手の注目
12月安値上昇波の押し安値を割ると、4時間足レベルが下目線になる。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 1.1000 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 11.10安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
12月高値下降波をフォロー。先週安値のサポート崩れで、12月安値抜きのショート。
4時間足ブルの視点
12月安値上昇波を押し目買い。先週安値のサポートで押し目買い検討。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (6)
お疲れ様です。先日は、泣きのコメントを失礼致しました。あれから、ご指摘の動画を参照させて頂き、前回見た時のコメントも自分で確認し、わかっているのにわからない?自己嫌悪に陥りながら、それでも大きな足で見ていたのですが日曜日(1/27)に確認した来週の相場観と、シナリオを書いていたのに結局、それを実行できずに終わりました。
なんのためのシナリオや!!と思います。。
ただ、今回、先生のブログの深堀りにある、ストップロスを刈る、ヘッジ・ファンドの存在。これ、私何度も刈られていると思います。これ、乗り越えないと勝てないと思います。
毎週、土日は次こそ!次こそ!と最近ずっと言っています。そして、今日も「次こそ!!」です。
20時になると先生の動画をもう一度見て、来週の準備をこのあとと明日とでして、次に備えます!
お疲れ様です。自己嫌悪に陥ることもあると思います。それでも前向きな気持ちで次に進むことが大切です。来週の準備に取り組む姿勢は素晴らしいですね。次こそを信じて、頑張ってください!
こんにちは。YouTubeで時々コメントさせてもらっています。
ちょうどコロナ禍に突入した2020年からFXを始めてから、かれこれ5年目に入ります。
一般事務の仕事と塾講師を掛け持ちしていて、ある程度放っておくトレードを出来ることを目指し続けています。
(30代後半)
元々は、当時勤めていた会社の同僚でFX歴20年のSさんという方がいて、そのSさんにSkypeで画面共有しながら教えてもらっていたのですが、私自身の転職やSさんも本業が忙しくて厳しくなり、あれこれ探しているうちに迷晴れさんの動画に行きつきました。以来、週末の週ナビを楽しみにしています。
迷晴れさんの動画が私の中でハマったのは、Sさんと同じく「プライスアクション」を重視したシンプルな戦略だったからです。一般の個人トレーダーをカモにする動きなど、、、Sさんが実際にとられたポジションの取り方やその理由と、迷晴れさんが動画で仰っていることがほとんど同じでした。
実際にポジションをとっている人のトレードと同様の根拠ならば信頼するには十分すぎました。
昨年の後半ぐらいにようやく思考がクリアになったと感じ始め、とるべきポイントのみのトレードができるようになってきました。
(S/Lを、前日安値にしながら引き上げていくだけで、仕事中は完全放置のトレードができるようになった)
ここに至るまで、迷晴れさんの発信している情報が一助になっていることは言うまでもありません。本当にありがとうございます。
迷晴れさんのポジションとまったく同じであるわけではありませんが、根拠はほとんど似ていると思います。それは、個人個人で生きている環境が違うのでしょうがないかなぁと思っています。
今後も楽しみにしています(^^♪
今年は、次のようにして利益を増やすことを目指します。
・ポジションを2枚とって「1枚はT/Pをセットして一部利益を確保」した状態で1枚をホールドして引っ張る
・1枚当たりのロット数を少しずつ上げて複利を図る
以下、YouTubeでもコメントしましたが、自分のトレードになります。
<2023.1.29-2023.02.02のトレード>
◆ドル円
水曜日の急落陰線が1/11高値(146円あたり)を割ることができず髭。
木曜日の日足がもう一発下値を試すも、1/11高値を割るも、髭をつけて終値がちょうどこの高値。
先々週のNゾーン(Wボトムのネックラインのゾーン)に割り込めなかったことを確認して、2/2の朝にロング2枚。
1枚は147.57にT/P → 雇用統計の急騰でヒットして利確。
2枚目は147円付近にS/Lを上げてホールド。
◆ユーロ円
先週から右下がりのチャネルを形成中。地味にじり下がり。
水曜日の日足が、先々週の急騰安値(158.50)へアタックするも髭。
木曜日にも同じく下へアタックするも髭、かつ陽線でクローズ。
1時間足ではSelling Climax(マヨ晴れさん的にはアンダーシュート or スパイクかな?)と判断して、金曜日の朝にロング2枚。
ユーロが地味に弱くて、ドル円のように爆上げとはいかなかったのですが、円の急落によりそれなりに上昇。
1枚目はドル円のT/Pヒットを確認して利確。
2枚目は159.40にS/Lを上げてホールド中。
先週は、先々週の急騰後の調整で方向感なく完全にノーポジ。今週の金曜日のみトレードでした。
個人的には、上昇トレンドの押し目をとらえられた感じでした(売りたくなる気持ちは本当にわかる・・・落ちてくれと願いたくなるのは本当によくわかる・・・その願掛けによってイライラさせられたことは数知れず・・・だからこそそれを刈る動きに乗る)。
今回は、2枚入れて途中で半分を利確して、もう1枚残すというスタンスにチャレンジしてみました。
(部分決済は操作がめんどくさいので、単純にポジションの枚数で半決済を実行)
ユーロドルは値幅が期待できず、振り回されたくなかったのでずっとノーポジ。
5年目に突入して、なんか今年は余計なことを考えずに思考がすっきりしています(^^♪
普段は指標の結果はほとんど見ていなかったのですが、ふと気が向いて雇用統計の結果をみると、、、雇用者数が予想の倍近くってエライ数字だったのはびっくりしましたけど・・・(^^;
こんにちは!コメントありがとうございます。
5年間のトレード経験からくる成熟感が感じられます。Sさんからの学びや、プライスアクションの理解、そして、このチャンネルがお役に立てて幸いです。
ボクのトレードとSさんの根拠が似ているとのこと、これまさに”合意”ですね。
目標もしっかりと掲げていらっしゃいますね。ポジション管理の工夫や複利の導入は、着実な成長を支えそうです。
今後も迷晴れFXを楽しみにしていただけること嬉しいです。
いつもご教授頂きありがとうございます。ケーススタディの解説にもありましたように、値動きが否定され易い所より否定されにくい所で仕込んだ方が優位性が高いと思います。上昇足の節目に到達したということは短期のポジションが焼かれ切った所であり、これ以上は先に先に行けずに伸び切った状態ということですから、今回のドル円でいえばこれ以上は下げにくいという節目になります。自分は今週ここでエントリーしなかったのですが、月始めは調子が悪かったのですが後半戦から徐々に上がり始め今週始めついにプラス展開し、その利益をしっかり守り切りたかったので敢えてトレードしませんでした。今週はFOMCと米雇用統計が立て続けににあり相場も波乱含みでしたので、そこに敢えて出て行って折角のプラスをわざわざ無くしたくありませんでした。大衆心理のご説明もありましたが、1/19に148.90レベルの高値をつけてから徐々に高値を切り下げ始め膠着状態になってましたが、金曜日の米雇用統計によってそれらが全て否定された形で週をクローズしました。月足、週足を見ても安値を試してダメだった形になっており売り手が苦しいチャートになってると思います。今週ドル円の頭を抑えられてた高値を来週上方ブレイクしてくる、あるいは下押しされても下値を切り上げてくるような展開になれば更に売り手は苦しい状況になると思いますので、しっかりそこを狙いたいと思います。1月前半に自分の調子が悪かったのは中途半端な所でなんとなくエントリーしたり、相場まだ動き出していない時間帯にガチャガチャしたりしたからです。ロングしたいならしっかり下がるのを待つ。時間帯もロンドン、ニューヨーク等の初動に絞って相場の動き出しを確認してから入るようにする。それを常に意識するだけで無駄打ちはかなり防げると思います。下手な鉄砲数打ちゃ当たるではなく、狙いをしっかり定めて一発で仕留めるようにしたいです。エントリーの的中率もしっかりチェックしたいと思います。
いつもコメントありがとうございます。
素晴らしい洞察とアプローチが伺えます。相場心理への理解も抜群で、次週の動向に対する狙いが明確に描かれていますね。
来週も、お互いに丁寧なトレードを心がけましょう!