13Nov
週刊チャートナビ(2021.11.08~2021.11.12)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
2018年高値に再トライするか、売り転換して10月大陽線の押し目付けで売られるか。
- 10月高値と2週前安値の持ち合いが続き、雇用統計でも動き出さなかった。
- 2018年高値に再トライ、あるいは、2週前安値ネックを割り込んで9月安値へ向けて一旦売られるか。
- 2週前安値(ほぼ先週安値)ネックを割り込めば落ちやすくなるが、10月陽線半値押し目買いを狙うブル派に警戒。
売り手の注目
2018年高値のレジスタンスと日足SMA21サポートの崩れの事実に注目。
買い手の注目
10月大陽線の押し目買いに注目。
TR上段㊤:116.0(TR中段レンジE値)
TR中段:10月高値と2週前安値
TR下段㊦:9月高値112.0
4時間足ベアの視点:①2週前安値サポート崩れで、9月高値へ向けて下降3波を戻り売り。②10月高値付近まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①2週前安値ネックのサポートで10月高値へロング。②2週前安値割れから天井試しのロング。③10月陽線押し目買い、9月高値間で下降3波失速、押し目をつくればロング。
今週の値動き
8日月曜陰線が2週前安値ネックを割り込み、9日陰線が10月陽線50%押し目で下げ止まったので、2週前安値や8日月曜高値での下降3波戻り売りをイメージしたが、想定外に10日水曜の急騰で深く戻された。11日木曜、12日金曜で上値を試したところでブルベアの決着を見ずにクローズ。
毎日の見通し
11/08月曜
2週前安値付近の値動きに注目。
1時間足ベアの視点:先週高値キリサゲMトップを基準に金曜陰線戻り売り、2週前安値ブレイクを狙う。
1時間足ブルの視点:金曜陰線戻り売りを受け、2週前安値付近でサポートされれば金曜高値へロング。
11/09火曜
1時間下降トレンド継続中、昨日の戻り売りで2週前安値をギリブレイク。
1時間足ベアの視点:①2週前安値の抜け具合が浅いので下値追いはやめ、113.5付近まで戻ればショート検討。②2週前安値反発からの前日安値更新で112.5へショート。
1時間足ブルの視点:1時間下降トレンドの戻り道狙い、2週前安値に乗り上げれば1時間チャネル高値へロング。
11/10水曜
10月陽線の半値押し目候補で下げ渋り、ここに押し目をつくるかも。
1時間足ベアの視点:①2週前安値ネックへ戻れば前日安値へ戻り売り。②10月陽線半値押し目崩れで61.8%押し目へショート。
1時間足ブルの視点:①前日安値サポートで2週前安値へロング。②10月陽線半値の押し目形成を待って押し目買い。
11/11木曜
10月陽線の50%押し目(火曜安値)で買われ、2週前安値をブレイク、先週木曜高値起点の下降波76.4%(金曜戻り高値)へと深く戻した。
1時間足ベアの視点:①114.0金曜戻り高値レジスタンスで戻り売り。②先週高値付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:前日大陽線押し目買い、1時間SMA21反発が目安。
11/12金曜
木曜高安に戻り目形成イメージ。
1時間足ベアの視点:①戻り目形成後にショート。②先週高値付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①戻り目崩れで先週高値へロング。②木曜安値付近まで売られれば前日高値へロング。
毎日の値動き
11/08月曜
東京時間、金曜陰線の戻り目形成待ち。
ロンドン初動、Mネック確認後、赤1ネック抜けでショート。
NY時間、2週前安値ブレイク確認、安値キリアゲで半決済、翌日、15分SMA21上抜きでアウト。
11/09火曜
東京時間、2週前安値反発からの前日安値抜けで赤1ショート。
ロンドン初動、15分SM21上抜きで半決済、安値を更新できずにアウト。
NY時間、10月陽線の半値押し目候補の下げ渋りとみて静観。
11/10水曜
東京時間、10月陽線50%押し目(前日安値)反発×15分キリサゲ抜けで青1ロング。
ロンドン時間、2週前安値到達で指標前に半決済。
NY初動、15分SMA21反発で2週前安値を更新、114.0反発後、4時間大陽線クローズでアウト。
11/11木曜
東京時間、1時間SMA21とのランデブー待ち。
ロンドン時間、1時間SMA21で反発せず、東京時間にMトップを形成していたため黄1ロングは見送り。
NY時間、戻り目形成中とみて静観。
11/12金曜
東京時間、前日高値を更新後、先週木曜高値でレジスタンスされ、東京安値で押し目待ち。
ロンドン時間、東京安値に押し目がつくられず、NY時間はノーポジション。
ユーロドル
今週の見通し
概要
- 先週コマ足は1.150(2020/03安値上昇波の半値押し目)が底堅い証拠。
- 10月安値サポートと日足チャネル高値からの上位クラス戻り売りが攻防中。
- 10月安値Wボトムか?1.150ブレイクか?先週高安で持ち合う可能性もある。
売り手の注目
日足チャネル高値からの上位クラス戻り売りに注目。
買い手の注目
1.150の底堅さに注目。
TR上段㊤:7週前高値
TR中段:2週前高値と10月安値。
TR下段㊦:1.145(7週前高値下降波のN値)
4時間足ベアの視点:①10月安値W2番底崩れで1.145へショート。②日足チャネル高値でレジスタンスされればショート。
4時間足ブルの視点:10月安値2番底から2週前高値へロング、途中に日足チャネル高値アリ。
今週の値動き
2週前高値×日足チャネル高値の戻り売りと1.150(10月安値Wボトム)サポートの競り合いは、10日水曜の戻り売りで売り手勝利となった。今週の目標値1.145まで売られて以降は下値の重い展開となった。
毎日の見通し
11/08月曜
先週高安をハラミとみて、10月安値に2番底サポートを確認。
1時間足ベアの視点:①先週安値のV字反転をみると金曜高値で迂闊に売れない、金曜高値に足場をつくれば1.155割れでショート。②先週高値、または、1.160まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①先週安値への下値試しから先週高値へロング。②金曜高値抜けで先週高値へロング。
11/09火曜
10月安値の2番底から買われ始めたが、日足チャネル高値で2回目の反発があるかもしれない。
1時間足ベアの視点:先週高安をハラミとみて、先週高値付近でレジスタンスされればショート検討。
1時間足ブルの視点:1.160+先週高値目前なので上値押いはしない。
11/10水曜
先週高値手前1.160でレジスタンスされ火曜高安にハラミを形成。
1時間足ベアの視点:①火曜ハラミ高値付近レジスタンスで火曜ハラミ安値へショート。②日足チャネル高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①火曜ハラミ高値崩れで日足チャネル高値へロング。②火曜ハラミ安値付近サポートで前日高値へロング。
11/11木曜
日足チャネル高値での戻り売りに続き、1.160からの戻り売りが1.150を前日終値ベースでブレイクさせた。
1時間足ベアの視点:前日大陰線戻り売り、1時間SMA21反発が目安。
1時間足ブルの視点:①下げ止まりを待って戻り道をロング。②1.450まで売られればロング検討。
11/12金曜
1.145目標値まで売られ、1.150は完全ブレイク、前日陰線終値は1.145を抜けたか抜けないか微妙。
1時間足ベアの視点:①前日高値から1.150付近への戻りを待ってショート。②1時間SMA21反発からの前日安値割れで1.140へショート。
1時間足ブルの視点:①1.145反発からの1時間SMA21上抜けで戻り道をロング。②1.140まで売られればロング検討。
毎日の値動き
11/08月曜
東京時間、金曜高値と1.155の持ち合いを確認。
ロンドン時間、金曜高値をブレイク。
NY時間、青1押し目買い、10月安値2番底からの上昇期待でホールドしたが、翌日の高値キリサゲで撤退となった。
11/09火曜
東京時間、先週高値+1.160目前なので上値追いはせず静観。
NY時間、1.160付近で天井形成モードに入ったとみてノーポジ。
11/10水曜
東京時間、1.160レジスタンスを確認して赤1ショート。
ロンドン初動、火曜ハラミ安値をブレイク。
NY時間、指標が絡んで乱高下したが続落、先週安値到達で半決済、1.150ブレイク可能性からホールド。
翌日、1.145目標値の到達でアウト。
11/11木曜
東京時間、1時間SMA21への戻り待ち。
ロンドン時間、1時間SMA21とのランデブー前に売られて1.145に到達。
NY時間、1.145目標値到達後は静観。
11/12金曜
東京時間、1時間SMA21へ戻り待ち。
ロンドン時間、1.145×1時間SMA21反発を確認するも、前回安値を更新できずショートは見送り。
NY時間、下値が重く、そうかといって、1.145も上抜けずノーポジション。
ユーロ円
今週の見通し
概要
10月陽線の押し目候補(50%-61.8%付近)までプルバック。
売り手の注目
4時間下降チャネル内だが、10月大陽線の押し目買い(9月高値と130.5目安)に警戒。
買い手の注目
10月大陽線の押し目候補(9月高値と130.5目安)に注目。
TR上段㊤:10月高値
TR中段:先週高値と130.5(10月陽線押し目候補)
TR下段㊦:4週前安値
4時間足ベアの視点:①4時間チャネル安値×130.5サポート崩れで4週前安値へショート。②先週陰線戻り売り、2週前安値への試しからショート。③4時間チャネル高値まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①10月陽線の押し目形成を待ってロング。②4週前安値まで売られればロング検討。
今週の値動き
週明け時点で10月陽線押し目候補に到達していた。10日水曜以降はドル円とユロドルに逆モメンタムが発生、勢いが相殺され乱高下となり、ユーロ円はトレード対象にならなかった。
毎日の見通し
11/08月曜
10月陽線の押し目候補(9月高値と130.5)付近サポート確認。
1時間足ベアの視点:金曜陰線の戻り売り、金曜の急落高値が戻り目候補。
1時間足ブルの視点:9月高値、または、130.5での10月陽線押し目形成を確認。
11/09火曜
先週安値手前で反転。
1時間足ベアの視点:前日高値への上値試しから9月高値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:9月安値×4時間チャネル安値でのサポート確認後にロング検討。
11/10水曜
10月陽線の押し目候補(9月高値)で下げ渋り、押し目をつくり始めるかも。
1時間足ベアの視点:前日高値付近まで戻ってレジスタンスされれば9月高値へショート。
1時間足ブルの視点:①9月高値サポートから前日高値へロング。②9月高値に10月陽線押し目形成待ち。
11/11木曜
10月陽線の押し目候補で乱高下、10日水曜高安をハラミとみる。
1時間足ベアの視点:①130.5サポート崩れで130.0へショート。②前日高値付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:10月陽線の押し目候補130.5での底値を固めを待ってロング。
11/12金曜
10月陽線の押し目候補130.5に到達後、ドル円とユロドルのベクトル相殺で浮動中。
1時間足ベアの視点:①130.5サポート崩れで130.0へショート。②131.0木曜高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①130.5反発×キリサゲL上抜けで131.0木曜高値へロング。②130.0まで売られればロング検討。
毎日の値動き
11/08月曜
東京時間、金曜の急落高値に戻り目を確認。
ロンドン時間、上値試しから、赤1金曜陰線戻り売り。
一旦含み損になるも、NY時間に戻り売られ東京安値の強反発でアウト。
11/09火曜
東京時間、前日高値キリサゲで赤1戻り売り、9月高値の強反発からの15分SMA21上抜けでアウト。
ロンドン時間以降、9月高値到達で静観。
11/10水曜
東京時間からドル円に上昇、ユロドルに下降モメンタムが発生していてユロ円はトレード対象から外した。
11/11木曜
10月陽線押し目候補で底値固め中。ドル円買い選好、ユロドル売り選好ということで、ユロ円はトレード対象から外した。
11/12金曜
東京時間、130.5反発×15分キリサゲL抜けで青1ロング、9月高値を更新できず撤退。
ロンドン時間、130.5反発を確認。
NY初動、130.5を下抜き始めたが、ドル円、ユロドル共に売れる状況になくショートは見送り。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、10月陽線の半値押し目候補に、買い手伏兵の気配を察知できること。
8日陰線終値が2週前安値ネックを下抜き、続いて、9日が陰線となり、10月陽線の50%押し目候補に到達。
上位足クラスのトレーダーに押し目買いされてもおかしくない相場環境になった。
この状況で3波戻り売りしか考えにないと、10日の上昇に売りポジションを喰われる。
ボクは下降3波戻り売り候補を2週前安値と8日高値に仮置きしたが、スンナリ突破されてしまった。
10日大陽線は全く想定外だったが、9日陰線安値が10月陽線の50%押し目候補であったことと、ガイド役の15分SMA21にサポートされていたのでホールドできた。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、1.15(10月安値Wボトム)サポートと日足チャネル高値からの2週前高値起点の戻り売りの攻防を意識できること。
この戻り売りの初動をつくったのはなにか?
日足チャネル高値への2度目の上値試しが、先週高値にすら届かず手前の1.16で上げ止まった事実がきっかけとみている。
買い手の弱さは、売り手の強気に繋がり絶好の売り場になる。
買い手が諦め、ポジションを投げ売りし始めたことが下落のきっかけをつくったとみている。
ケーススタディ
「予知と予測は違う!トレーダーは予言者になってはいけない。」
今週のケーススタディは、こちらのテーマになります。
ちなみに、予知とは精神的心霊現象の一種で、将来起る出来事を超感覚的に知ること、予測とは将来の出来事や有様を何らかの根拠に立って推し測ることだそうです。
我々トレーダーは超感覚的な予知ではなく、根拠をもとに値動きを予測をします…が、いつのまにか、予知まがいの分析が混じってしまうことがあります。
そうなると、チャート分析に予測と予知が混在することになり、勝ち負けの根拠が曖昧やでトレードに自信が持てなくなります。
そうなる原因のひとつに”分析ツール”への過度な期待と誤解があります。
今週明け時点では、ボクは10月陽線の50%押し目候補にまだオレンジ・ラインを引きませんでした。
9日安値の下げ止まりを確認してからオレンジ・ラインを引きました。
勿論、月曜時点で10月陽線半値付近に”買い手伏兵”の気配を察してはいましたが、10月の上昇波に”節目”を確認できなかったため意図的にラインを引かなかったんです。
「何もないところに、フィボナッチ・リトレースメント50%があるからラインを引く。」
「何もないところに、キリ番があるからラインを引く。」
何のないところに引いた”予知ライン”を妄信して予知夢を見てしまってませんか?
実際のところ、”波の半値”や”キリ番”はよく意識されるので、ピタリ止まって反転することもよくあります。今週のドル円もそうなりました。
これが何回か続くと予知を信用してしまいます。
占い師が相談者の様子をみて、誰にでも当てはまりそうなことを言って信用させるコールド・リーディングというテクニックがありますが、自分で自分に暗示をかけてしまうんです。
トレーダーは予言者ではなく分析者です。
分析は”確定された事実”に基づくべきと考えます。
超感覚を持った予言者ならともかく、ボクのような凡人に未来を見通す力はありません。
事実を根拠に一貫性のある分析方法で、幾つかのパターン予測してるに過ぎません。
キリ番やフィボナッチは分析ツール、波を測る定規であって、それ単体でレジスタンスやサポートラインにはなりません。
事実なき予測は予知に近い。
今回のテーマは来週水曜配信の動画でもお伝えします。よろしければ、水曜日の動画も復習もかねてご覧ください。
来週の攻略ヒント
概要
- 10月陽線半値で買われて、2018年高値に2度目の挑戦中。
- 2018年高値にもう一山つくる可能性もある。
- 10月陽線半値押し目買いVS.2018年高値レジスタンスの構図
ベア派
- 2018年高値のレジスタンスに注目。
- ①2018年高値アラウンド(先週高値から10月高値)で頭を押さえられれば、一旦、先週上昇波の押し目候補までショート。②先週上昇波の押し目崩れで3週前安値へショート、下抜けば先週安値へ。
ブル派
10月陽線半値押し目買い上昇波に注目して、先週安値を割るまで押し目買い。
概要
- 日足クラスの下降チャネルのなか、注目の1.15を先週陰線終値がブレイク。
- 日足クラス以下がオール下目線、しかし、週足クラスが押し目エリアなことも頭に入れておく。
ベア派
- 1.15(週足クラス50%押し目)ブレイク+日足クラス以下がオール下目線なのに注目。
- 先週陰線戻り売りで、1.13(9月高値スイングN値)を狙う。
ブル派
- 1.13(週足クラス61.8%押し目+9月高値スイングN値)のサポートに注目。
- 1.15抜きの先週下降波の戻りをロング。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (12)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週水曜の利益が今月の利益の大半を占める、という事になりそうです。
迷晴れさんのトレードもオーバーナイトすることが増えてきたような気がしますが
日付が変わってもホールドする基準とか目安みたいなものがあれば教えていただきたいです。
多くの場合、一撃大きくとろうと思えば相応の時間がかかります。
狙う片波のサイズや、波の目標値を意識して、その結果、オーバーナイトが増えました。1本の波を細かく入り直すよりリスクが少なく、効率的と考えたからです。途中で半玉を決済することでリスクを軽減させています。
ありがとうございます。
私は「直観」は信じますが「直感」は発生にも結果の解釈にもバイアスがかかっているので
「直感」の時は外れる事もあると思っています。
言葉の定義の問題かもしれません。
今週水曜木曜と予知がよく当たりました。
この辺りから下落する、この辺りから上昇する
ホントその通りになり、どちらの曜日も合計で200pips取れました。
ところが、金曜にそれが外れて逆に入ってしまい。水曜木曜の利益をすべて飛ばしてしまいました。
長年、チャートを見てきたことにより、勘といいますか感覚でどちらに行くか、
そこで止まって転換しそうなので決済しドテンするなど、
職人のような培ってきたスキルは予言になってしまうのでしょうか。
水曜の動画楽しみです。
長年の経験に裏付けされた”直感”はボクにもありますし、これは立派なスキルです。その感覚は”パターン認識”であって予知とは違うかなと思います。ただ、ビギナーの方がいきなり到達できる境地ではありませんね。
動画アップして下さりありがとうございます。
月曜 LDN ドル円ロング -30pips
火曜 ノートレード
水曜 LDN ユーロドルショート +64pips
木曜 ノートレード
金曜 NY ドル円ロング -40pips
月曜ドル円ロングは、一時的にチャートを離れなければならない事も重なりミスしてしまいました。
金曜ドル円ロングは、短期足ガン見になってしまいました。
1日経って分かったことです。
東京上昇を基準に見ていましたが、感情トレード気味だったと振り返っています。
今年下半期で感情マックスだっと思います。
1回のトレードでは無く、ロング繰り返しで-40pipsでした。
対してユーロドルはチャートを読めたと思っております。
予知と予測
今週は奇しくも予測について考えていました。
予測出来ても次の見えているレジサポを意識してしまいがちで上手くいかないのかなと考えていました。
次の見えているレジサポと言うのは、トレード足や短期足のことです。
今週は対象的なトレードになりました。
ユーロドルは、上記の考えからMTF分析による予測という観点で短期足を戦略的シカトと決めて
トレードしました。
ある意味予想とも言え少々抵抗があったのが正直なところです。
エントリーに関しても、タイミングを図ることはやりませんでした。
今までは東京時間を逃していれば見えているサポに近い、下落の初動を逃した、指標がある等で入れなかったと思います。
損切りが遠くなることは不安でした、10~15pipsでは済みません。
ここからの下落の波は、1.15を下抜きにかかるものになりうるという見立てでした。
金曜ドル円ロングは、ユーロドルとは違い、確実を求め過ぎ短期足集中、それにより上位足の意識、集中力の欠如により自爆。
予知とも言えるかもしれませんが、おそらくそれも頭から飛んでしまってます。
個人的には、予想はもちろん、予測という言葉も意識して使わないようにしてきました。
すべてを知ろうとしていたのかもしれません、では、どこでリスクを取るんだ?とも言えます。
こういったところが思考の中で、入り混じってしまっているのかなと思いました。
懸命に分析し、完璧にタイミングを図り、チャート張り付きで、いつまでも持たないなと思った事がきっかけとしてありました。
以前マヨハレ様のお言葉で、タイミングに完璧さを求め過ぎることは、チャートに縛られることを意味するという趣旨の事をおっしゃっておられた事が気にもなっていました。
プラスだったユーロドルショートは、4時間・1時間足チャートをトレード足としたようなイメージでした。
自身のフォームに手直しをかける機にしたいと思っております。
学びを継続します。
ユロドルはナイストレードでした!金曜日のドル円は急騰で深く戻しすぎたことで、方向が定まるまで調整モードに入った感じですかね。
波には個性があります。水曜ユロドルの波は1.15を抜くぞ!という気概が感じられましたが、ドル円にはそれがありませんでした。この個性を見抜くには、おっしゃるように大きな時間足を見ることだと思います。
今回も楽しく拝見させていただきました。
今週、ドル円に於いて勢いよく上がってきた波が下降してきた。
じゃあ、どうするか?そりゃあ、押し目買いでしょ。
8時間足ボリンジャーバンド期間20の-3σタッチのあと113円を抜けてゆくところを指値でロング。これはホールドせずに114円で利確しました。ここは未だ、日足の調整局面と見ています。
同じ様にレンジ下限と見たユーロ円を130円70銭でロング。
これは損切りになってしまいました。ドル円と共にユーロ円も伸びるかなと思ったのですが、世界はドルしか買いたくなかったみたいですね。
まあ、仕方ない。こういうこともある。勝てる気はしていなかった。
私は今回のドル円ロングは上向きの日足のSMA50と100及び8時間足ボリンジャーバンド-3σを手がかりとしましたが、日足の20は機能していない状態でした。
この状況は移動平均線を指標として使う者にしてみれば、ロングの根拠に矛盾を感じてしまいそうなところです。
20が機能していないのに何故ロング?と突っ込まれれば、正直言い訳じみた根拠を並べてしまいそうなものです。
では何故、ロングを打ったか?
「このロング(押し目買い)は成功する。」という「直感」があったからです。
何度かこの「直感」についてマヨ晴れさんも言及されていましたね。優れたトレーダーほど、直感を扱える段階にあるトレーダーだと思います。ユーロ円で負けている私はまだまだです。
出来上がったチャートパターンは予想外でした。114円までの到達は思っていたより随分と早く、それ故にさっさと利確しました。これはいつものことです。形成される値動きはいつも何かしらの驚きがあるし、そんなの完全な予測はできない。
でも、マヨ晴れさんが推察されていたことと同じように、ドル円の左側の、止まりそうな節目はどこにも見えないところに青天の霹靂が起こるだろう事を私も感じていました。
私も113円に日足で水平線は引いていませんでした。しかし、買うならこの下だろうなと思っていました。
それが察知できないなら、ロングは打てなかった。バイアスなしでリスクは取れない。軌道をイメージせずに鋭いスマッシュは打てない。
これらを言葉で説明することは、とても難儀ですね。
でもとても便利な言葉があります。
それが「直感」。この感性と理性の中間に漂う様な言葉は、実は思考の源泉です。
まあ、この辺は来週水曜にマヨ晴れさんが予告されている動画で持論を展開される事でしょう。
今からワクワクして待っています。
とりあえず、自分はイマニュエル=カントの「純粋理性批判」を読み直しておきます。小難しいどころではない哲学の本なので、読むたびに頭から血が出る気がしますが、アレを他人に簡単に説明できる人はとても知的素養があると思うのです。
「本能」。「直感」。「経験」。これらを区別しちゃんと定義出来れば、トレードにとても役立つ事だと思います。
トレードを始めてから”コトバの定義”がやたら気になるようになりました。
”直感”もそのひとつです。直感は論理や理性に基づかない感覚的な判断、熟練者にはこのスキルがあります。未熟者がこれを信じると破綻しますが、鋭く尖らせた”勘覚”は武器になります。
この直感を養うには正しい経験の反復が求められます。まるで機械学習の”パターン認識”のように猫の画像を様々な角度から覚えることで、次に猫を見たとき「これは猫である」と判断できます。
これはチャートをみて「ここで買われる」とわかるのと似ています。もしかして”画像”によるパターン認識が直観力を磨くひとつの方法かも…そう思ってこの週ナビを機械学習のように毎週続けています(笑)
辞書に於ける言葉の定義は、共通認識で言ってみれば「常識」。
マヨ晴れさんがここで言っておられる言葉の定義は、個人が特有の経験を経て達するその人の独自の解釈。
言わば、自分自身が世界を解釈した結果生まれた「経験哲学」ですね。
また、小難しい言い回しをしてしまい、すいません。
ですが、私がお会いした優れたトレーダー達は皆これを持っていました。
簡単に言えば、皆独自の考え方を持っている、という事です。
そして、最も重要なのがそれらはヒトとしての「本能」や「情動」に基づくものではない。
勘違いしがちですが、「勘」や「直感」を私たちが生まれ持った生物としての本能に基づけてはならない。
それは最も離れたところにあります。何故なら、本能を屈指するために「学習」は必要ないのだから。
いつもご教授頂き有難うございます。予想と予測、似たような言葉ですけど全く違いますね。fxだけではなく仕事や日常生活でも根拠のない行動は決して良い結果を招かないと思います。特に自分の私情を挟むのはトレードでは厳禁だと思います。ここで反転してほしいとか、こんな値動きは面白くない等のこちら側の都合は相場には全く関係ないことですので、常にフラットな目線で相場に臨みたいと思います。この迷晴れfxの動画を見始めた頃は自分も全然わからなかったせいか、経済番組の専門家の解説をまるで競馬の予想屋のように聞いていて、ただ単に上がるか下がるかだけを気にしていたのですが、今聞いてみるとあくまで解説者一個人のシナリオに過ぎないことがよく分かります。参考にはしますがどうなるかは結果が出てみないとわかりませんし、チャートだけでなくファンダ的にも優位性が高い場面でも、それと逆の動きなることは常にありますからあくまで起きてる事実についていきたいと思います。
相場も人生も正しく負けることが肝心と考えます。失敗をどう解釈するか、これ次第で次の行動が良くない方向へ導かれるからです。未来に何が起こるかなんて誰にもわからないので、おっしゃるように、事実についていけば、その事実が覆されることになっても納得できますね。