21Jun

※記事内にプロモーションが含まれています。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。
週刊チャートナビ 第537回(2025/06/16〜2025/06/20)一週間の為替チャート(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)を振り返りながら、週トレードやデイトレードにおける攻略ポイントを深掘り解説します。
来週のトレード戦略の参考にご活用ください。
ドル円
今週の見通し
相場の背景
140円と150円の値幅(ボトム・ブロック)で推移
米トランプ関税政策の先行きと中東情勢の不透明感
- 3週前ハラミ足に先週足がネストされ値動きは収縮傾向で方向感に乏しい
- 日足下降トレンドと5月安値サポート(=140円の2番底候補)の攻防
- 重要経済指標:日銀金融政策決定会合・FOMC
ベアの注目
- 日足下降トレンド
- 100日線(=週足SMA21)の押さえ
ブルの注目
- 5月安値の底堅さ
- 4月安値→5月安値へキリアゲ
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 5月高値 |
TR中段 | 3週前ハラミ足高安(安値側:5月安値) |
TR下段㊦ | 140.00 |
ベアのシナリオ
日足下降トレンドをフォロー①上値(145.00付近)の押さえで5月安値へ売る②3週前高値+100日線(=週足SMA21)の押さえで売る
ブルのシナリオ
140円と2番底(=5月安値)を買う①下値(143.00付近)の支えで3週前高値へ買う②5月安値の反発で買う
毎日の値動き
シナリオとトレード
06/16 月曜
- 3週前ハラミ足に先週足がネストされ方向感に乏しい
- 明日行われる”日銀金融政策決定会合”待ちの相場
ベアのシナリオ:①145.00を試せばショート検討
ブルのシナリオ:①143.00を試せばロング検討
- 東京・ロンドン時間、15分足三尊天井を形成。
- NY時間、15分足三尊ネックを下抜けたが、この動きが”だまし”になって145.00へ急騰。
06/17 火曜 日銀金融政策決定会合・米小売売上高
- 3週前ハラミ足に先週足がネストされ”三角持ち合い”の様相を呈している
- G7での日米首脳会談に関する報道、日銀会合の結果待ち相場。
ベアのシナリオ:①145.00から先週高値のレジスタンス・ゾーンの押さえでショート
ブルのシナリオ:①143.00から先週安値のサポート・ゾーンの支えでロング
145.00周辺の”押さえ”を観察、NY時間に4時間足が145.00+三角保ち合い上限をブレイク。
06/18 水曜 FOMC
- 3週前ハラミ足高安に注目
- 前日陽線の終値が145.00をブレイク
- FOMC待ちの相場
ベアのシナリオ:①先週高値の”押さえ”で145.00ブレイクが”だまし”になれば先週安値へショート
ブルのシナリオ:①先週高値付近の”保ち合い上放れ”から3週前高値へロング
深夜にFOMCを控え、145.00の”押さえ”を静観。
06/19 木曜 米休場
- 3週前ハラミ足高安に注目
- 先週高値に145.00が意識された”2番天井”を形成中
ベアのシナリオ:①先週高値2番天井の形成で先週安値へショート
ブルのシナリオ:①先週高値2番天井の崩れで3週前高値へロング
- 東京時間、先週高値2番天井崩れで青1ロング。
- ロンドン時間、4時間足4番陽線が先週高値を更新。
- 土曜朝、目標値の3週前高値手前でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
5月安値のサポート
【事実】
先週高値の2番天井候補×15分足キリアゲ
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
撤退値:先週高値
目標値1:3週前高値
目標値2:100日線
損切り:145.00
06/20 金曜 日CPI
- 3週前ハラミ足高安に注目
- 先週安値上昇トレンドが先週高値をブレイク
ベアのシナリオ:①先週高値に押さえで18日安値へショート
ブルのシナリオ:①先週高値のブレイクを根拠に、先週安値上昇トレンドを3週前高値へ押し目買い
- 東京・ロンドン時間、FOMC安値上昇波の押し目形成からの青1押し目買い。
- 翌朝、3週前高値手前でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
5月安値のサポート
【事実】
FOMC安値上昇波の押し目候補×15分足のキリアゲ
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の支え
撤退値:前日高値
目標値1:3週前高値
損切り:15分足押し安値
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:3週前ハラミ足が継続
先週に引き続き、今週も3週前のハラミ足の内部での推移が続きました。
5月安値のサポートが意識される中、今週は145.00のラウンドナンバーを上抜け、3週前ハラミ足高値に到達しています。
この3週前ハラミ足高値と、100日移動平均線(=週足SMA21)が重なるポイントは、日足下降トレンドの戻り売り候補となり得ます。
来週は、5月安値のサポートを背景にした”買い”と、この戻り売り候補との攻防が意識されるため、慎重な見極めが求められます。
今週の局面
フェーズ1.145.00ラウンドナンバーが意識される展開
週始めは先週安値と三角持ち合い下限で反発した上昇波が、三角保ち合い上限と145.00を目指す展開となりました。
フェーズ2.145.00+三角持ち合い上抜けから先週高値を更新
FOMCが押し目となって、先週高値を更新後、買いが優勢になり、3週前ハラミ足高値にほぼ到達。
今週の狙い目:方向感が定まるまで待つ
今週は三角保ち合いを意識して、「方向感が定まるポイント」まで待ちました。
17日終値が145.00と三角持ち合い上限をブレイク、その後、FOMCでの下値試しを確認後、19日のダブルトップ否定でロング。
一旦、押し戻されましたが、目標値の3週前ハラミ足高値に到達しました。
今週の学び:三角持ち合いは”フェイク・ブレイク”に注意!
三角保ち合い(三角持ち合い・トライアングル)とは、価格の高値と安値が徐々に収束していく、方向感の乏しいレンジ相場の一種です。
相場のエネルギーが蓄積されていく過程で形成されるため、ブレイクの前兆パターンとして意識されます。
ただし、三角保ち合いのブレイクには“だまし”も多いため、水平線との併用が効果的です。
たとえば、17日の陽線終値が三角保ち合いの上限と145.00のラウンドナンバーを同時にブレイクしました。
一見すると、強気のブレイクに見えますが、こうした動きが“だまし”となって売りのターン(反落)を招くケースもよくあるので、”早仕掛け”には注意が必要です。
今週のようなケースでは、先週高値のレジスタンスラインを明確に上抜いたのを確認した後に、押し目を拾うといった戦略のほうが、だまし回避につながります。
ユーロドル
今週の見通し
相場の背景
2024年高値を更新後、「2022年高値(週足クラスのレジサポライン)の2番天井」を試している。
米トランプ関税政策の先行きと中東情勢の不透明感
- 米CPIと中東情勢の悪化による”ドル売り”で4月高値を強襲
- 先週陽線終値が2022年高値を更新
- 日足上昇トレンド(過熱感アリ)vs4月高値+2022年高値のレジスタンス・ゾーン
- 重要経済指標:FOMC
ベアの注目
- 4月高値+2022年高値のレジスタンス・ゾーン
- 先週高安に反転パターンを想定
- 日足SMA21と週足SMA21(=100日線)が大きく乖離→中長期規模の調整の予兆
ブルの注目
- 日足上昇トレンド
- 日足上昇チャネル下限+100日線(=週足SMA21)の支え
- 先週陽線終値が2022年高値を更新
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2021年ネックライン |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 2024年高値 |
ベアのシナリオ
2022年高値のレジスタンスを背景に4月高値ダブルトップの2番天井を売る①先週高安の反転パターンを経由して、2024年高値への下落をフォロー。
ブルのシナリオ
日足上昇トレンドをフォロー①先週高安の反転パターン崩れで買う②2024年高値+日足上昇チャネル下限の支えで買う
毎日の値動き
シナリオとトレード
06/16月曜
- 2022年高値+4月高値のレジスタンス・ゾーンに注目
- 先週高安に反転パターンを想定
ベアのシナリオ:①先週高値→4月高値のキリサゲで先週安値へショート
ブルのシナリオ:①2022年高値のサポートで先週高値へロング
先週高値の2番天井形成待ち
06/17 火曜 米小売売上高
- 2022年高値+4月高値のレジスタンス・ゾーンに注目
- 先週高安に反転パターンを想定
ベアのシナリオ:①先週高値2番天井から先週安値へショート
ブルのシナリオ:①先週高値2番天井崩れで1.1700へロング
- NY時間、先週高値2番天井ネック割れ、4時間5番足の陰転で赤1ショート。
- 翌日の東京時間、引き戻しが始まって半決済、2022年高値の上抜けでFOMCを控えて撤退。
【エントリーの根拠】
【背景】
4月高値2番天井候補
【事実】
先週高値2番天井候補×15分足のキリサゲ
1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
撤退値:2022年高値
目標値1:5月高値
目標値2:先週安値
損切り:4月高値+15分足の戻り高値
06/18 水曜 FOMC
- 先週高値のダブルトップが完成
- FOMC待ちの相場
- 先週高安に反転パターンを想定
ベアのシナリオ:①前日陰線を2022年高値の反発で先週安値へフォロー
ブルのシナリオ:①5月高値+日足SMA21の反発で2022年高値への”上値試し”をロング
深夜のFOMCを控え、1.1500周辺の動きを静観。
06/19 木曜 米休場
- 先週高値ダブルトップ(4月高値2番天井候補)VS先週安値上昇波の押し目買い
- 先週高安に反転パターンを想定
ベアのシナリオ:先週高値ダブルトップのフォロー①先週安値上昇波の押し目崩れで先週安値へショート(5月高値+日足SMA21に警戒)
ブルのシナリオ:先週高値ダブルトップの否定狙い①先週安値上昇波を前日安値で押し目買い(5月高値+日足SMA21のスパイクに警戒)
- 東京時間、前日安値の押し目崩れで赤1ショート。
- ロンドン時間、1.1450の反発で5分足のキリアゲで損切り(底堅さを察知)
【エントリーの根拠】
【背景】
4月高値2番天井候補
【事実】
前日安値押し目候補×15分足のキリサゲ
4時間足SMA21+1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
撤退値:5月高値
目標値1:5月高値
目標値2:先週安値
損切り:15分足の戻り高値
06/20 金曜
先週安値上昇波の押し目買い+日足SMA21のサポートVS4月高値2番天井候補
ベアのシナリオ:①2022高値の押さえで先週安値へショート
ブルのシナリオ:①先週安値上昇波の押し目買い検討
- 東京時間、2022年高値を4時間足陽線がブレイク。
- ロンドン時間、前日高値に戻り目を形成したが、2022年高値を超えていたのでショートは見送り。
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:4月高値2番天井の形成段階
ユーロドルは、大局として上昇相場が継続していますが、現在は”過熱感”が見られます。
そのため、4月高値2番天井の形成段階にあると見ています。
この2番天井の存在が市場全体に意識されるようになれば、5月安値(=ネックライン)に向けて大きな下落が起きる可能性があると考えています。
もちろん、このシナリオが否定される展開も想定しておく必要がありますが。
今週の局面
フェーズ1.押し目買いの失敗→高値切り下げ
2022年高値反発の押し目買いは、4月高値が意識されるなか、先週高値に届かず上値が重くなり失速。
17日には高値を切り下げ始め、買い勢力の弱さが明らかに。
フェーズ2.2022年高値周辺に”気迷いゾーン”を形成
2022年高値付近が再び注目され、先週安値上昇波との攻防で”気迷いゾーン”をつくりました。
今週の狙い目:4月高値の2番天井を売る
今週は、4月高値2番天井を売る戦略でした。
具体的には、先週高安の範囲に4時間足レベルの天井パターンが形成されるプロセスをイメージし、その流れに乗る作戦でした。
5月高値までの”下げ余地”を見込んでいましたが、この見通しが甘く、深追いした結果として、2022年高値周辺の“気迷いゾーン”に巻き込まれ、損切りとなる場面もありました。
今週の学び:グランビル交錯ゾーンに注意!
4時間足SMA21が下向きに転じており、1時間足SMA21は下から回帰しつつある状況。
一方で、日足SMA21が下値を支えている構図となり「グランビル交錯ゾーン」に突入。
このように時間足ごとの方向感不一致が起こると、明確なトレンド判断が難しい局面となります。
ポンドドル
今週の見通し
相場の背景
5月陽線終値が2024年高値を更新後、日足上昇チャネル上限の押さえで上値が重い展開。
米トランプ関税政策と中東情勢に先行き不透明感がある
- 大局の上昇相場に”過熱感”アリ(ユーロドルも同様に”過熱感”アリ)
- 日足上昇トレンドvs日足上昇チャネル上限の押さえ
- 3週前ハラミ足+2
- 重要経済指標:FOMC・BOE金利発表
ベアの注目
- 日足上昇チャネル上限の押さえ
- 3週前ハラミ足高安に反転パターンを想定
- 日足SMA21と100日線(=週足SMA21)の乖離→中長期規模の調整の予兆
ブルの注目
- 日足上昇トレンドの継続
- 5月陽線の終値が2024年高値を更新
- 4月安値→5月安値へキリサゲ
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.3700 |
TR中段 | 先週高値と3週前安値(≒3週前ハラミ足高安) |
TR下段㊦ | 4週前安値 |
ベアのシナリオ
日足上昇チャネル上限のレジスタンスが背景①天井ブロック(=TR中段)の形成をフォロー
ブルのシナリオ
日足上昇トレンドをフォロー①天井ブロック(=TR中段)の崩れで1.3700へ買う②3週前安値のサポートで上値試しを買う
毎日の値動き
06/17 火曜
5月高値3番天井で売り
- 東京+ロンドン時間、先週高値2番天井への上値試しを1時間SMA21の押さえで確認。
- NY時間、4時間5番足の陰転で赤1ショート、1.3500で半決済
- 翌朝、3週前安値でアウト。
【エントリーの根拠】
【背景】
日足上昇チャネル上限+5月高値の押さえ
【事実】
5月高値3番天井候補×先週高値2番天井候補×15分足のキリサゲ
1時間足SMA21+15分足SMA21の押さえ
撤退値:1.3500+日足SMA21
目標値1:1.3500
目標値2:3週前安値
損切り:15分足の戻り高値
今週の攻略ポイント
今週のあらすじ:買い一巡後の反転下落
ポンドドルは、3週にわたって日足上昇チャネル上限と5月高値に上値を押さえられ、買い圧力の限界が近づいていました。
強いレジスタンスに何度も跳ね返される中で、買い手の勢いが徐々に弱まり、やがて買いポジションを手仕舞い(利益確定や高値掴みの損切り)始めたことで、売り圧力が一気に高まり、急落に転じました。
今週の局面
フェーズ1.押し目買いの失敗から急落
16日の押し目買いは、先週高値付近で上値が重くなり失速。
17日には、買いポジションの手仕舞い連鎖で急落。
フェーズ2.3週前安値のアンダーシュートから半値戻し
3週前安値を一時的にアンダーシュートする形で下抜けたものの、そこで売りが一巡すると反発が入り、急落分の半値近くまでリバウンド。
今週の狙い目:5月高値3番天井を売る
今週は、5月高値3番天井を売る戦略で、ラッキーなことに”急落”に乗れました。
今週の学び:オーダーラッシュが起きる3つの条件
オーダーラッシュ(造語)とは、新規注文と決済注文が同時に集中し、価格が一気に動き出す現象を指します。
以下の3つの条件が重なることで、オーダーラッシュは発生しやすくなります。
1. 新規注文と決済注文が重なる「ダブルの圧力」
新規のポジション(例:新規売り)と、既存ポジションの決済(例:買いの利確・損切り)が同時に発生するポイントでは、「ダブルの圧力」が発生します。
たとえば、上昇が止まった天井圏では、売り手の新規参入に加えて、買い手の利確・損切りが重なることで、売り圧力が倍増し、相場が一気に反転するきっかけとなります。
2. 心理の限界が訪れる「あきらめのポイント」
多くのトレーダーが「もうダメだ」と感じてポジションを手放す心理的限界点では、大量の決済注文(利確・損切り)が発生します。
「買い手が諦めるところで売られ、売り手が諦めるところで買われる」
このような“あきらめ”のタイミングに、新規の逆方向の注文が重なることで、オーダーの集中とともに強い値動きが生まれます。
3. チャートパターンの一致
ダブルトップ/ダブルボトム、ネックラインのブレイク、重要水平線・トレンドライン割れといった、チャート上の節目では、攻防の決着がついたサインとしてオーダーラッシュが発生しやすくなります。
まとめ
「ダブルの圧力(注文の重なり)」「あきらめ」「チャートパターン」という三つの要素が重なることで、オーダーラッシュは発生しやすくなります。
ポンドドルは3週前ハラミ足内部での、3度に渡る”上値試し”の痕跡が見られ、これら3つの条件を満たしていました。
来週の相場展望
ドル円
相場の背景
- 140円と150円の値幅(ボトム・ブロック)で推移
- 上値の押さえ、日足下降チャネル上限+100日線(=週足SMA21)が接近中
- 米トランプ関税政策の先行きと中東情勢の不透明感
- 月末リバランス
- 日足下降トレンドと5月安値サポート(=140円の2番底候補)の攻防
- 先週は5月安値が意識されるなか3週前はらみ足高値に到達
- 3週前はらみ足高値+100日線(=週足SMA21)付近に4時間足レベルの反転パターンを形成する可能性アリ
ベアの注目
- 3週前高値+100日線周辺は日足下降トレンドの戻り売り候補
- 日足下降チャネル上限の押さえ
ブルの注目
- 5月安値のサポート(=140円の2番底候補)
- 4月安値→5月安値のキリアゲ
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 5月高値 |
中段 | 3週前はらみ足高値と2週前安値 |
下段㊦ | 5月安値 |
来週のシナリオ
ベアのシナリオ
日足下降トレンドの戻り売り①3週前高値+100日線付近に”反転パターン”をつくれば売る②5月高値+日足下降チャネル上限付近の反発で売りを検討
ブルのシナリオ
140円の2番底(=5月安値)による2週前安値上昇波をフォロー①3週前高値+100日線の”反転パターン崩れ”で買う②2週前安値上昇波を押し目買い
ユーロドル
相場の背景
- 2022年高値(=1.15)が意識されるなか4月高値に2番天井を形成中
- 米トランプ関税政策の先行きと中東情勢の不透明感
- 月末リバランス
- 日足上昇トレンド(過熱感アリ)と4月高値2番天井候補の攻防
- 先週は4月高値で2回目の反発を確認
- 先週高安に4時間足ダブルトップをイメージ
ベアの注目
- 4月高値2番天井候補の押さえ
- 日足SMA21と100日線(=週足SMA21)が大きく乖離→調整下落の予兆
ブルの注目
- 日足上昇トレンドが継続中
- 日足SMA21と4時間足上昇チャネル下限の支え
- 2週前の陽線終値が2022年高値を更新
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2021年高値ネックライン |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 2週前安値 |
来週のシナリオ
ベアのシナリオ
日足SMA21→100日線(=週足SMA21)の調整下落を狙って4月高値2番天井候補で売る①先週高安の2番天井を売り、先週安値を割れば、2週前安値割れも視野にいれる。
ブルのシナリオ
日足上昇トレンドをフォロー①4時間足上昇チャネル内部の5月安値上昇トレンドをフォロー
日本人トレーダーの5人に1人が選ぶXM Trading XMは全世界に242万口座の顧客を持つグローバル企業で(2025年現在)、日本人のFXトレーダーのうち、5人に1人がXMユーザーであると言われています。XMは最大888倍のレバレッジと追証なしのゼロカット・システムが魅力です。 こちらの公式サイトから口座開設すると13,000円分(※期間限定)の取引用ボーナスを受け取ることができます。自己資金0円で始められ、もちろん、利益は出金できます。
あわせて読みたい関連記事
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
記事へのレビューやご意見はコメント欄をご利用ください。コメントを「読者さまの声」としてブログや動画に掲載させていただくことがございます。
◆著作権について◆
当サイトは無料でご覧頂けますが、著作権は放棄しておりません。動画等のコンテンツを営利目的でお使い頂くことはできません。
詳細はご利用についてをご覧ください。
【毎週配信】FX相場の攻略ポイント解説!ドル円・ユーロドル・ポンドドル|週刊チャートナビ536回(2025/06/14)
【毎週配信】FX相場の攻略ポイント解説!ドル円・ユーロドル・ポンドドル|週刊チャートナビ538回(2025/06/28)
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (7)
いつもご教授頂き有難うございます。今週は中銀ウイークでドル円、ドルスト、クロス円全て様子見模様の上に地政学リスクもあるという難しい相場だったと思います。自分もデモトレードで打診のエントリーをしてみましたが、全く流れが掴めてないようなので実践ではノートレードでした。基本はなんかムズイと感じたら動かないのが一番だとつくづく感じる1週間でした。ダブルの圧力、みんなが諦めるポイントにチャートパターンが一致している局面はオーダーラッシュが起きる絶好のポイントとの解説でしたが自分も改めて学習しました。最近はいろんな人が毎日YouTubeで相場解説や実況中継をしてますけど、fx業者のオーダーやポジションの状況を常にチェックしたり、NYオプションのオーダーを細かくチェックしてる人もいますが、結局何をしてるのかというとオーダーラッシュが起きる条件が重なるとこを探してるんですね。相場経験の浅い人は今の値が上がるか下がるかというところだけに答えを求めるがちですが、上級者になればなるほど一気に注文が集中するところを複合的、網羅的に分析してそのチャンスを狙ってると思います。但し自分のような半チク者は分析沼にハマってオーダーラッシュのポイントを探さない方がいいかもしれません。チャンスを逃さないようにという気持ちが先に立つと常にチャンスに見えてしまい、自分の都合でオーダーラッシュのポイントを作ってしまいますので注意したいです,特に仕事をしながらトレードしてる人は自分がチャートを見れてる時間にオーダーラッシュがことは少ないと思いますので、基本は常に様子見でチャンスを逃しても動揺せずに自分のチャンスをじっくり待ちたいと思います。
お疲れ様です。
「ムズいと感じたら動かない」というのは、成熟したトレーダーの証。
相場の流れが読みにくく、材料が錯綜する週には「ノートレードがベストトレード」になることも多くあります。
トレードは「相場に自分を合わせる」のが基本。
だからこそ、“待てる技術”が最大の武器になるんですよね。
今週もお疲れ様です!
今週は前半はしっかり見送って、ドル円木曜金曜と迷晴さんと全く同じところでエントリーすることができ、これまでの学びの成果が少し報われ本当に自信になりました。
いつもご指導いただき本当にありがとうございます。
ただ木曜のロングは翌日の東京時間に先週高値で15分Mトップになってしまい、前日足も下でクローズしたのを見てNC抜けで微損撤退となってしまいました。。
迷晴さんはここで半決済もせずホールドされていますが、やはり「三角保ち合い上限と145.00ラウンドナンバーブレイク」をより重視して見ていたということでしょうか。
ビビって切ってしまいましたが、撤退するにしても、1H足青波の押し目を受ける波構造を鑑みて、
15分MトップNC抜から先週高値へ上値を試してレジサポ転換されるまではホールドでもよかったかも(せめて半分撤退)と感じています。。
長い時間ホールドしたポジが含み損に転換されると心が折れやすいのよくないなと反省です。
引き続き何卒よろしくお願いいたしますmm
利確圧力を感じる状況で撤退されたのは、慎重な判断として全く間違っていません!
その一方で、
①1時間足の青波構造が継続中(押し目完了後)
②三角保ち合い上限ブレイク → レジサポ転換
③145.00というラウンドナンバーを明確に上抜けた
これら「環境認識的な裏付け」を重視して、ポジション維持を選びました。
判断の背景のご説明有難うございます!非常に参考になります。
同様の要素・根拠を把握・洗い出せていても、それらをどの程度優先順位に重みづけして信じ抜くか、
この確信度合いと精度が相場観だなとつくづく感じます。
自分の思考・判断に迷いがなくなるくらい何度も積み重ねていきたいと思います。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
一週間お疲れ様です。
以前アドバイスいただいたチャートへの向き合い方ですが、一日中モニタと睨めっこしていたことから脱却するために近所の24hジムに通うことにしました。手軽にモニタから離れる理由づくりをしてみた次第です。結果、待ちくたびれることがなくなってきました。ありがとうございます。
元々トレーニングは週6でしており、自宅から少し離れたところにある設備の整ったジムに通っていたため正午~ロンドンオープンの間でしかジムへ行っていませんでした。
気軽に行ける距離ではなかったため、トレーニングの質は落ちますが気軽に通える距離を選択することでトレードの質を上げることにフォーカスしてみました。『待つ=ジムへ行く』って感じです。1日2回行く日もあって、待ち疲れではなくトレーニング疲れに入れ替わっだけかもしれませんw疲労のリカバリーでやること増えちゃいました(笑)
ドアトゥドアで歩いて2~3分とチャートから離れる恐怖心も軽減し、いつでもジムに行けるという心の余裕も生まれたのでしばらく続けてみようと思います。
ちなみにスマホトレードは禁じ手としておりアプリにはログインすらしておらず、自宅から離れた時のチャート確認用でしか利用していません。
また行き詰ったら相談させてください。
お疲れ様です。
「待つ=ジムへ行く」
この習慣化の設計、いいですね!
待ち疲れを肉体疲労と引き換えにリフレッシュへ。
待つという行為が「消耗」ではなく「充電」なってる点が素晴らしいです。