28Sep
週刊チャートナビ502回(2024.09.23~2024.09.27)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 140円長期足サポートで強く反発。
- 7月高値下降波の半値150円まで戻す可能性を考慮。
- 7月高値下降トレンドVS140円長期足サポート
- 140円の更新を売り手が諦めるまでレンジ相場(先週高安)になるかも。
売り手の注目
- 米国の利下げ(ファンダメンタルズ)
- 7月高値下降トレンドが9/3高値を上抜くまで継続。
買い手の注目
140円長期足サポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 9/3戻り高値 |
TR中段 | 先週高値と9/20安値 |
TR下段㊦ | 先週安値(140円を含む) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
140円長期足サポートへの下値試し。①先週高値に戻り目をつくれば140円へショート。
4時間足ブルの視点
140円長期足サポートが背景。①先週高値の戻り目崩れで9/3高値へロング。②先週高値の戻り売りを受け、140円の安値切り上げ(9/20目安)でロング。
今週の値動きと焦点
先週高値(戻り目)の調整。
今週の攻略ポイントは、先週高値の「調整」に備え、無駄打ちを回避すること。
先週高値は、9/3高値下降波の戻り目(フィボナッチレベル61.8%)だが、140円長期足サポート由来の上昇波とぶつかるため「調整」が発生しやすい。
狙い目は、25日の先週高値ダブルトップ(20日高値+24日高値)を否定する動きを捉えること。
自民党総裁選は、高市氏と石破氏の対決が予想されていて、高市氏が勝てばアベノミクスの継承で円安、石破氏は反アベノミクスで円高と予想。結果は石破氏の逆転勝利で暴落した。
毎日の値動き
09/23月曜
- 9/3高値下降波の先週高値戻り売りVS先週安値上昇トレンド(140円長期足サポート由来)
- 先週高値で暫く調整するイメージ。
ベアの視点:①先週高値に戻り目の形成待ち。
ブルの視点:①9/20安値上昇波の押し目買い。
先週高値の「調整中」とみてノーポジ。
09/24火曜
- 9/3高値下降波の先週高値戻り売りVS先週安値上昇トレンド(140円長期足サポート由来)
- 先週高値で調整中。
ベアの視点:①先週高値に2番天井の形成を待ってショート。②前日安値の押し目崩れで9/20安値へショート。
ブルの視点:①先週高値の戻り目崩れで9/3高値へロング。
- 東京時間、先週高値+4時間下降チャネルへの上値試し待ち。
- ロンドン時間、3本目4時間陽線の先週高値反発を確認、16時同時線はらみ足抜け+4時間足陰転で赤1ショート。
- 翌日の東京時間、1本目4時間コマ足確定で半決済、安値の切り上げ(戻り売りの失敗)で撤退。
09/25水曜 米新規住宅販売件数
- 9/3高値下降波の先週高値戻り売りVS先週安値上昇トレンド(140円長期足サポート由来)
- 先週高値にダブルトップ完成。
ベアの視点:①9/3高値下降波の先週高値戻り売りをフォロー。ダブルトップからの下降3波戻り売り。
ブルの視点:①先週安値上昇トレンドを押し目買い。ダブルトップからの下降3波戻り売りの否定でロング。
- 東京時間、下降3波戻り売りの失敗、安値切り上げで青1ロング。
- ロンドン時間、先週高値の到達で半決済。
- 翌日のロンドン時間、3本目4時間ピンバー確定で撤退。
09/26木曜 パウエル議長発言
- 9/3高値下降波の先週高値戻り目が崩れた。
- 140円長期足サポート由来の上昇波が、9/3戻り高値を目指す流れ。
ベアの視点:①先週高値のブレイクが「ダマシ」になれば、9/20安値へのショート検討。
ブルの視点:①先週高値のブレイクを根拠に、9/3高値への上昇波をフォロー。
- ロンドン時間、押し戻しからV字底を形成。
- NY時間、黄1ロングはリスク・リワードが悪く見送り。
09/27金曜 米PCEデフレーター・自民党総裁選
- 140円長期足サポート由来の上昇波が、9/3戻り高値を目指す流れ。
- 先週高値を超えたところで横ばい、前日足は同時線になる。
ベアの視点:①先週高値のブレイクが「ダマシ」になれば、(前日安値割れで)9/20安値へのショート。
ブルの視点:①先週高値のブレイクを根拠に、前日高値抜けで、9/3高値へロング。
石破ショックで暴落!自民党総裁選、高市氏ならアベノミクス推進で円安、石破氏なら反アベノミクスで円高の読み。結果は、高市氏の決勝戦1位通過を受け急騰するも、石破氏の逆転勝利で暴落。目先は、どこまで円高になるか探る展開だろう。
ユーロドル
今週の見通し
概要
2021年高値下降波の戻り目(2番天井)を8月高値に形成中。
1.10押し目買いと8月高値レジスタンスの攻防で先週高安にはらみを形成。
売り手の注目
8月高値は2023年高値の切り下げ2番天井候補(ダブルトップ形成中)
買い手の注目
100日と200日線の下支えで上昇トレンド継続中。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2023高値 |
TR中段 | 先週高安(8月高値を含む) |
TR下段㊦ | 1.10 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
8月高値ダブルトップ背景。①2番天井形成から1.10へショート。
4時間足ブルの視点
1.10押し目買いをフォロー。①8月高値の2番天井崩れで2023高値へロング。②先週安値2回目の下値試しからロング検討。
今週の値動きと焦点
8月高値の調整。
今週の攻略ポイントは、8月高値の「調整」に備え、無駄打ちを回避すること。
先週の高安(8月高値を含む)を基準に、レンジ戦略をとった。
毎日の値動き
09/23月曜
- 1.10押し目買いVS8月高値レジスタンス
- 8月高値の2番天井形成で先週高安のはらみ。
ベアの視点:①先週高値付近の反発でショート。
ブルの視点:①先週安値への下値試しでロング検討。
- 東京時間、先週高値下で上値の重い展開。
- ロンドン初動、ネックラインのブレイクで赤1ショート。
- 先週安値のインナーライン反発、4時間大陰線のクローズでアウト。
09/24火曜
- 1.10押し目買いVS8月高値レジスタンス
- 先週高安のはらみ。
ベアの視点:①先週安値付近のサポート崩れで1.10へショート。
ブルの視点:①前日下降波の戻り売り否定で先週高値へロング。
- ロンドン時間、前日下降波の戻り売り否定、15時同時線高値抜け+4時間足陽転で青1ロング。
- 翌日の東京時間、先週高値に到達、1本目4時間陽線クローズでアウト。
09/25水曜 米新規住宅販売件数
- 1.10押し目買いVS8月高値レジスタンス
- 先週高安のはらみ。
ベアの視点:①先週高値の反発でショート検討。
ブルの視点:①先週高値更新後に押し目買い。②先週高値のクラスターブレイクでロング。③前日の上昇波を押し目買い。
- ロンドン時間、4本目4時間足の8月高値反発を確認。
- NY時間、8月高値抜けを「ダマシ」とみて、5本目4時間足の陰転で赤1ショート、15分SMA21をガイドにホールド。
- 翌日の東京時間、15分SMA21のブレイク+4時間足クローズでアウト。
09/26木曜 パウエル議長発言
- 1.10押し目買いVS8月高値レジスタンス
- 8月高値で強い反発を確認。
ベアの視点:①9/23安値上昇波の深い押し目崩れで先週安値へショート。
ブルの視点:①9/23安値上昇波の深い押し目形成から先週高値へロング。
前日安値の押し目形成中に乱高下、下から買えずノーポジ。
09/27金曜 米PCEデフレーター
- 1.10押し目買いVS8月高値レジスタンス
- 再び、8月高値を試す動き。
ベアの視点:①8月高値にダブルトップ形成でショート。
ブルの視点:①8月高値ダブルトップの2番天井崩れでロング。
先週高値に2番天井の形成を待ったが乱高下してノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
100日+200日線サポート由来の1.30押し目買いが、2023年高値を更新。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
- 8月陽線終値の2023年高値クローズ
- 9月足最終週の上髭形成。
- ユーロドルの上値が重い。
買い手の注目
- 1.30押し目買いの前回高値更新
- 200+100日線のサポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.36(8月安値上昇波N値) |
TR中段 | 8月高値と2023年高値 |
TR下段㊦ | 1.30押し安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①1.30上昇波の「調整」による下落をショート。②8月高値抜けが「ダマシ」になれば、1.30ネックラインへショート。
4時間足ブルの視点
1.30押し目買いをフォロー。①1.30上昇波の押し戻しを待ってロング。
今週の値動きと焦点
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
上値の重い展開。
ユーロドルの上値が重かったので、1.30上昇波の続きは買わずに売り選好で攻めた。
ポンドドルは先週高値を更新したが、ロウソク足に髭も多く、高値を掴まされるリスクが高かったと思う。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
09/23月曜
- 東京時間、先週高値下で上値の重い展開。
- ロンドン初動、ネックラインのブレイクで赤1ショート。
- 8月高値+4時間SMA21で反発、4時間大陰線のクローズでアウト。
- V字底の押し目買いはできなかった。
09/24火曜
先週高値でサポートされたが、前日の押し安値から遠く離れ、高値を掴まされるリスクが高く、ロングを見送った。
09/25水曜
- NY時間、1時間SMA21のサポレジ転換狙い。5本目4時間足の陰転で赤1ショート、15分SMA21をガイドにホールド。
- 翌日の東京時間、15分SMA21のブレイク+4時間足クローズでアウト。
今週の深堀り
相場はトレンド相場とレンジ相場に大別されますが、その境界線は曖昧なことが多く、特にトレンドから調整局面への移行期が鬼門です。
せっかくトレンドで稼いでも、調整局面でご破算になったら、実質的にタダ働きだし、凄いストレスですよね。
なぜ、タダ働きしてしまうのか?
それは「見送り」を戦略とみなしてないからじゃないでしょうか。
どうなったら、エントリーするのかを決めていても、どうなったら、エントリーを見送るのかを決めてる人は少ない。
トレードの勝ち目には濃淡があります。
しかしながら、勝ち目が薄くても、絶対に勝てないわけじゃないので、エントリーできそうなポイントを探しちゃうんです。
勝ち目の濃淡を無視して、チャンスぽいところで、エントリーしまくったら、やってることが「コイン投げ」とたいして変わりません。
そもそも、トレーダーはブローカーから手数料を引かれてマイナスからのスタート。
さらに、利を伸ばせず、逆に、損切りを遅らせれば、利益など残るはずもありません。
調整局面の種類
相場の調整(調整局面)とは、価格がトレンド方向に大きく動いた後、一時的にそのトレンドと反対方向、あるいは、価格が横ばいになる状況を指します。
以前に、こちらの記事で書きましたが、ボクは調整局面を大きく「価格調整」と「時間調整」に分類しています。
価格調整
価格調整とは、価格が短期的にトレンドの反対方向に動く現象です。
価格調整の起きる原因は、トレーダーの利益確定や新規逆張りポジションの流入であり、ニュースや経済指標の発表がきっかけとなることが多いです。
価格調整中の戦略は、フィボナッチリトレースメントとサポート・レジスタンスを活用して、調整が終わるのを待って、トレンドフォローを再開させることです。
また、短期逆トレンドを狙った、押し目・戻り目候補までの逆張り戦略も可能です。
時間調整
時間調整は、価格が大きく動かず、一定の範囲内でレンジ相場(横ばい)が続く現象で、大きく動いたあとの方向性を探っているときによく発生します。
時間調整は、トレーダーが、次の大きな動きを待つことで発生します。
ブルベア攻防の決着待ち、大きなニュース待ち、経済指標の結果待ち、主要な移動平均線との出合い待ち、などがあります。
時間調整中の戦略は、トレーダーが何を待っているのかを把握して、決着の事実についていくことです。
一例を挙げるなら、レンジ・ブレイク後の押し目買いや戻り売りになります。
ちなみに、ボクはなるべく、ブレイク前にポジションを持つようにしてます。そのほうが、ブレイクアウト周辺の「ダマシ」を回避でき、精神的にも楽だからです。
また、レンジの上下限を利用して、レンジの上限で売り、下限で買う逆張り戦略を取ることもできますが、レンジをブレイクアウトするタイミングには注意が必要です。
例えば、先週の陽線(上昇波)は、9/3高値下降波の「価格調整」と見ることができます。
これくらいの調整幅があれば、先週の逆トレンドでトレンド・フォローできます。
今週は、先週高値で、9/3高値下降波の戻り売りと140円長期足サポート由来の140円上昇トレンドがぶつかり「時間調整」が発生しました。
もし、9/3高値下降波の戻り売りが入るなら、140円上昇トレンドをフォローする買い手が諦めるまで、時間がかかるという見立てができます。
では、「買い手が諦める心理状態」をチャートで確認するには、どうすればいいか。
まず最低でも、140円上昇トレンドの押し目買い(火曜の上昇波)を、先週高値で受ける必要があります。
この先週高値への2回目の上値試しを受けてからでないと、売り始めることができません。
しかし、この状況では、疑い始める人が出る程度で、買い手は完全には諦めてくれません、
なぜなら、140円上昇トレンドは140円の長期足サポートに由来していて、先週高値の戻り目を崩せるポテンシャルがあると考えるからです。
結果、先週高値のダブルトップからの下降3波戻り売りが否定され、先週高値を更新しました。
木曜日の安値切り上げを使ったロングは、転換3波崩れの勝ちパターンで、先週高値ダブルトップを意識したショート組の損切りをごっそり利益にすることができます。
今週は、2023年高値の2番天井として、8月高値ダブルトップが意識されています。
もし、8月高値を更新するにしても、ダブルトップを期待する売り手が諦めるには時間がかかるため「時間調整」が発生します。
時間調整を見立てるコツは、なるべく早く、調整の上下限を設定して、レンジ戦略を取ることです。
今週は、先週高安を「はらみ」とみて意識しました。
そして、先週安値から月曜安値への切り上げを根拠に、火曜日に8月高値ブレイクを狙ってロングしました。
調整が発生しやすい10のポイント
続いて、「調整」の起点となりやすいポイントを10コ挙げます。
1.主要なサポート・レジスタンスライン付近
サポート・レジスタンスラインは、多くのトレーダーが意識する重要な価格帯です。
例えば、レジスタンスラインでは、利益確定の売りや、新規の売り注文が入るため「調整」が起こります。
2.フィボナッチ・レベル
フィボナッチリトレースメントは、トレンド中の押し目(戻り目)候補の予測に使われます。
特に、38.2%、50%、61.8%のリトレースメントレベルは「調整」の目安として注目されます。
3.ラウンドナンバー(心理的節目)
ラウンドナンバーは、心理的なサポートやレジスタンスラインとして機能するためが「調整」が起きやすいです。
4.チャートパターンの形成
ダブルトップ、ダブルボトム、ヘッド&ショルダー、トライアングルなど、チャートパターンの形成も「調整」とみることができます。
5. 重要な経済指標やニュースの発表前後
大きな経済指標(例:雇用統計、GDP、政策金利の発表など)や重要なニュースの前後に「調整」が起こることが多いです。
6.急落・急騰直後
価格が急激に上昇または下落した後、過熱した市場が冷める「段階」で調整が起こります。
7. 移動平均線との接触
移動平均線は、トレンドの方向性を示すと同時に、押し戻しの「調整」が入りやすいポイントです。
特に、長期の移動平均線は、時間の概念を持ったサポートやレジスタンスとしても機能することがあります。
8.トレンドラインとの接触
移動平均線と同様にサポートやレジスタンスとして機能することがあります。
9. オシレーターの過熱サイン
RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標が「買われすぎ」や「売られすぎ」の領域に達すると「調整」が起こりやすくなります。
10.E値とN値
E値はレンジ・ブレイク後の値幅観測、N値はトレンド時のN波動の値幅観測に用いられます。価格がE値やN値に達すると「調整」が起こりやすくなります。
まとめ
「調整」の起きるポイントは、テクニカル的な要因(サポート・レジスタンス、フィボナッチレベル、ラウンドナンバー・移動平均線など)とファンダメンタルズ要因(経済指標やニュース)が関連しています。
そして、これら10の要素が重複することで、「調整」の起きる確度が高くなるといえます。
9/3高値下降波の戻り目である先週高値は、「フィボナッチレベル=61.8%」と「トレンドライン=4時間足」が重複したため、1時間足での「時間調整=ダブルトップ」が発生しました。
8月高値は、「上位足のレジスタンス=2023年高値の2番天井候補」と「ラウンドナンバー=1.12」が重複したため、「時間調整=ダブルトップ」が発生しました。
ここ2,3日で、やっと秋らしくなってきました。
ボクの一番好きな季節は「秋」です、暑くて苦手な夏が終わり、徐々に冷たくなる空気が好きです。
地球の温暖化のせいか、残念ながら、最近の日本は「秋」がとても短くなってる気がします。
相場にも季節感があり、トレンドとトレンドの間には「調整」という曖昧な季節があって、この対処が最も難しいと感じます。
「戦略」は、戦いを略すと書きます。
戦略の本質は、勝てる戦にリソースを集中して、無駄な戦を避けることにあります。
エントリーの前に「調整局面」を見極めておくことは、戦略上、極めて重要なんです。
来週の相場観
ドル円
概要
- 7月高値下降トレンドVS140円長期足サポート
- 週明けは「石破ショック」の影響が続くのか見極めたい。
- 9月高安のハラミ。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
- 7月高値下降トレンドが継続中。
- 円高ファンダメンタルズ要因(米国の利下げ+石破新総裁誕生)
買い手の注目
140円長期足サポート
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 9月高値 |
中段 | 先週高値と8月安値 |
下段㊦ | 9月安値(≒140円長期足サポート) |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
9/3高値下降波の先週高値戻り売りをフォロー。
4時間足ブルの視点
140円長期足サポートが背景。①8月安値付近の反発から「石破ショック波」の引き戻しをロング。②先週高値戻り売りを受け、9月安値から(8月安値へ)の安値切り上げでロング。
ユーロドル
概要
- 2021年高値下降波の戻り目(2番天井)、8月高値にダブルトップを形成中。
- 1.10押し目買いと8月高値ダブルトップの攻防。
- 先週高値と2週前安値のはらみを形成中。
- 重要経済指標:米雇用統計
売り手の注目
8月高値は、2023年高値の2番天井候補。
買い手の注目
- 上昇トレンド継続中。
- 100日と200日線のサポート。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2023年高値 |
中段 | 先週高値と2週前安値 |
下段㊦ | 1.10(ネックライン) |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
8月高値ダブルトップが背景。①8月高値の2番天井形成から1.10へショート。
4時間足ブルの視点
1.10押し目買いをフォロー。①8月高値の2番天井崩れで2023高値へロング。②2週前安値のサポートでロング検討。
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コメント
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コメント (10)
一週間お疲れさまでした。
自民党総裁選でこんなに動くとは!
意識はしていたもののほぼノーマークで、3週前高値への試しが今週の本筋と想定していたため水曜のロングポジションをホールドしていたら損切はしないまでも痛い目に遭うところでした。
アメリカ大統領選と同様に要チェックイベントだと学ぶと同時に、野党には無関心なんだなとちょっぴり虚しさも感じたりなんかして…当然ですねw
ドル円もユロドルも深堀りで説明がありましたように調整局面であり初級から中級への試金石となるような相場に思えます。ここでマイナスを叩かなければ成長の兆しかもしれませんね。
私も他人ごとではないので、滅びの美学を体現しないよう来週も慎重にトレードしていきます。とにかく利確がムズイ!
お疲れ様です。
今回の自民党総裁選は、今後の経済・金融政策のリトマス試験紙でした。
高市氏は積極財政でアベノミクス継承、金利を上げない。
石破氏は緊縮財政で反アベノミクス、金利を上げる。
テレビやマスコミは嘘をつきますが、マーケットは正直ですね。
今週もお疲れ様です!
木曜日のドル円について一点ご質問させてください!
先週高値の戻り目崩れ狙いのトレードについて。
東京時間に先週高値裏をレジスタンスして前日高値を更新、ロンドン初動もさらに安値を切り上げて高値更新、
この2箇所でロングしましたがやられてしまいました。。
これらのポイントで先週安値下の保合で売りポジションで捕まってる人らの撤退があると思って仕掛けたのですがそうなりませんでした。
彼らは一体どこでポジションを損切するのでしょう??わからなくなりました。。
140円起点上昇トレンド推進波であると同時に、それより大きな9月高値起点下降波の修正波であることを考えると、
先週高値割った時点で切る人もいれば、まだ大局は9月高値起点下降トレンドだから押し戻したところで切ると考える人もいて、
損切が一点集中しない、よってしっかり下げを受けてから買うべきだった、という見解で正しいでしょうか。
いまいち腑に落としきれておらず、また同じ局面に出会ったら同じ負け方をしてしまいそうです。
お手数ですがアドバイス頂けますと大変幸いですmm
おつかれさまです。
「先週高値の売りポジションの手仕舞いについて」
25日のロングは、まさに、この手仕舞いによる上昇を狙ったものです。
先週高値を抜けてから損切りを執行する人もいるでしょうが、先週高値付近は、25日安値上昇波の高いところなので、26日の4時間下降チャネル高値への下値試しを待って手仕舞う人もいるでしょう。
今週は金曜日に「総裁選(今後の経済・金融政策のリトマス)」があったので、その辺の事情もあったかもしれません。
アドバイスいただきありがとうございます!
先週高値をようやく日足でブレイクしたことで頭が買いだ買いだとバイアスに飲まれてしまいました。。
推進波と修正波、そしてN波動をもっと意識したいと思います。
引き続き何卒よろしくお願いいたします!
いつもご教授頂き有難うございます。トレンド相場から調整に入る時の見極めは結構難しく、トレンドで大勝ちした分を次の調整局面で全部吐き出してしまうのは自分もよくあります。高安を特定するといっても短時間ですぐ判断できないことが多く、高安を探って上に下にポジポジしているうちに大きく資金を減らしてしまった等はアルアルだと思います。特に週が代わる、月が代わるといった節目では余計に難しいかもしれません。最初はしっかり様子見をしたいところですけど、様子見を決め込んだ時に限って最初からガッチリ動いたりするので難しいです。実は最近直感型か理論派か、それに伴いスキャルとスイングどちら向きかを判断する方法を知る機会があり、自分は典型的な直感型のスキャルパー向きであることが判明しました。スイングにも結構挑戦したのですが、仕事中や睡眠中でポジションを持ち越して上手くいかないことが殆どで、その場その場で対処するトレードの方が自分は上手くいく傾向にあります。ということは様子見をした後トレンドの継続か調整相場かを見極めてから相場に参戦しても自分の場合は対処できると思いますので、無理してどうなるかわかっていないところに飛び込んでガチャガチャするのではなく、じっくり時間をかけてチャートを見ながら、一瞬見えたチャンスにバシッと対応するやり方に徹したいです。一重にスキャルパーといっても様々なタイプがあり、1日の中で何回もトレードする人もいますけど自分の場合それは向いてなく一瞬のチャンスに全集中するタイプなので、今週の深掘りで取り上げたトレンドか調整かという課題も自分にあったやり方で対処していきたいと思います。
おつかれさまです。
経験や知識に裏付けられた「直感」は最強の武器ですよね。
ボクが直感を磨くために意識しているのは「空白をつくる」ことです。
お疲れ様です!今週のトレードは、水曜日のロングが先生と同じところでエントリーができました!でも、144.5あたりで雲行き怪しくなってきて15分足ダブルボトムで利確しました。あとで、先週高値まではいけたなぁーと思ったのですが、まぁ、良しとしました。
で、良くなかったのが、私は火曜日でロングしていて、でも子のロングははらみの一番下ではなく、これは先週高値で利確したものの、あとで、これは見送って上値試しと考え、ショートを翌日まで保有出来たほうが良かったなと思ってたら先生がまさにそうされていたので、あああーと思いました。ちょっとだけ賢くなったかもしれません(笑)
はらみの中なので、上からショート下からロングを狙い、今回の火曜日の場合はちょっとはらみ下より上なので、そう考えられたほうがいいなぁと思いました。
あと、もう一つの反省点が金曜日、東京時間。総裁選の日、レンジブレイクと考えてしまったこと。もしかしてダマシ??とも思って、すっと上がったので建値撤退の逆指値を入れて様子見てたのですが、146.5あたりで雲行き怪しくなってきたので利確、なんか売りのシグナルっぽくなってきたので様子見てたら暴落ドッカンしたので、ありゃーーー
やっぱりこれって総裁選かーーーーー
やけどしなくてよかったんですけど、やっぱり東京時間のブレイクは何かあるのと総裁選はやはり注目されている(私もかなり注目もちろんしてたんですけど)んだなと思いました。
円安でもいいじゃないか!とおっしゃっていた高市氏、私も素敵だなと思っていて、とても残念でした。
利上げも、もう少し待ってくれたらいいのに、と思ってたので。
まぁこれは私感情なんですけど、やけどしなかったので良かったものの、こういうのはやはり傍観だなとつくづく思いました。
進んで退いています。
今中学生、高校生の娘たちのほうが最近FXに興味があるらしく、私がこうだああだと言ってると、こうじゃないかああじゃないかと言われ、娘たちのほうが賢いなと思ってまたへこんでます(笑)
いやいやへこんでる場合ではない。今週刊チャートナビ419終わったので、ペース上げて行きます。全部終わるとかなり成長してると信じてやってます。
来週も頑張ります!
「今週の深堀り」は、
「戦いを略す」ですね!来週も頑張ります!
ナイス・トレード!!!
総裁選、ボクも残念に思ってます。
でも、そう長く保たないんじゃないでしょうか。