20May
週刊チャートナビ434回(2023.05.15~2023.05.19)、前編はドル円・ユーロドル・ポンドドルの相場をチャートで考察。後編の「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つケース・スタディをします。
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ドル円
今週の見通し
概要
- 週足Wボトムの完成を、12/20日銀高値(=日足レベル)が阻んでる。
- 134.00押し目買い(4時間足レベル)Wボトムが完成。
- 重要経済指標:米4月小売売上高・日CPI
売り手の注目
12/20日銀高値+200日MAの抵抗帯。
買い手の注目
- 134.00押し目買い(4時間足レベル)
- 先週高値が坊主で買いの勢いが強い。
- 日足MA21+100日MAのサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | – |
TR中段 | 5月1週ハラミ足高安 |
TR下段㊦ | – |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
12/20日銀高値+200日MAのレジスタンス背景。①12/20日銀高値付近でレジスタンスされればショート検討。②136.00付近で上げ止まれば、134.00Wボトムへの下値試しのショート。
4時間足ブルの視点
週足Wボトム背景。134.00押し目買いを12/20高値へフォロー。
今週の値動き
134.00Wボトム起点の4時間足押し目買いが12/20日銀高値+3月高値を更新。
今週の攻略ポイント
4時間足レベルの押し目買いで買い目線。
今週は134円Wボトム起点の4時間足押し目買いをフォロー、本流が買い目線なら売るべき理由がない。
毎日の攻略ポイント
1.4時間足押し目買いをフォロー。
2.12/20日銀高値周辺の持ち合い放れにつく。
05/15月曜
134.00Wボトム起点の4時間足レベル押し目買いが発生中、金曜高値は坊主で買い圧力が強い。
ベアの視点:136.00付近(=2週前高値の戻り目)で頭を押さえられれば、押し目候補へ下値試しのショート検討。
ブルの視点:134.00起点の4時間足レベル押し目買いをフォロー。
- 東京時間、FOMC+先週高値を4時間陽線終値が更新。
- NY時間、2週前陰線61.8%ポイントでノーポジ。
05/16火曜 米4月小売売上高
- 134.00Wボトム起点の4時間足レベル押し目買いが発生中。
- 2週前陰線のF61.8%ポイントで、一旦、頭を押さえられた。
ベアの視点:前日高値Mmトップでショート検討、134.00Wボトム重視で売りは慎重。
ブルの視点:134.00押し目買いをフォロー。①134.00Wボトムへの下押しから12/20高値へ押し目買い。②前日高値の戻り目崩れで12/20高値へロング。
- 東京・ロンドン時間、FOMC高値(=先週高値)のサポートを確認。
- NY時間、「米4月小売売上高」の発表を待って、青1押し目買い(15分キリサゲ・ライン抜け)、1時間足の戻り高値到達で1/3アウト。
- 翌日のNY時間、12/20日銀会合高値達成で1/3アウト。
- 金曜のNY時間、二番天井で1/3決済。
4時間足押し目買いをフォロー。
このロングは12/20日銀高値をブレイクするポテンシャルがあるとみて、安く買えたので3分割決済した。
05/17水曜
134.00Wボトム起点の4時間足レベル押し目買いが発生中。
ベアの視点:前日高値Mトップで1時間チャネル・ミドルへのショート検討。
ブルの視点:134.00押し目買いを引き続きフォロー。
東京時間、もう少し深い押し目を待っていたが買えずノーポジ。
05/18木曜
- 134.00Wボトム起点の4時間足レベル押し目買いが発生中。
- 目標値12/20日銀高値達成で調整モード入りを疑う。
ベアの視点:3月高値Mトップでショート検討。
ブルの視点:134.00押し目買いを引き続きフォロー。①前日陽線を3月高値へ押し目買い。②3月高値の持ち合い放れにつく。
- ロンドン時間、3月高値に持ち合いを形成。
- NY時間、持ち合い放れで青1ロング、15分MA21をガイドにポジション保有。
- 翌日の東京時間、15分MA21割れでアウト。
12/20日銀高値周辺の持ち合い放れにつく。
12/20日銀高値達で上値が重くなると、下値を試すリスクがあるので、暫く待って、3月高値の持ち合い放れについた。
05/19金曜 日CPI
- 134.00Wボトム起点の4時間足レベル押し目買いが発生中。
- 前日陽線が3月高値を更新。
ベアの視点:上げ止まれば押し目候補へショート。
ブルの視点:134.00押し目買いを引き続きフォロー。前日陽線を押し目買い。
- ロンドン時間、138.00サポートで青1目買い。
- NY時間、高値切下げで撤退。
ユーロドル
今週の見通し
概要
1.1000スーパーキリバン付近の抵抗帯が意識され上値の重い展開。
- 1.1000が意識され、日足チャネル安値へ下値試しの急落。
- 4月2週安値を割ると、4時間足レベルが下げダウになる。
- 重要経済指標:米4月小売売上高・欧GDP
売り手の注目
- 1.1000の抵抗帯に上値を阻まれ下落中。
- 日足+4時間足+1時間足が売りのパーフェクト・オーダー。
買い手の注目
- 4時間足ラス押し安値+日足チャネル安値のサポート。
- 100日MA+月足MAのサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 4月高値 |
TR中段 | 4月2週安値(=4時間ラス押し安値)と先週高値 |
TR下段㊦ | 4月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.1000上値抵抗帯背景。先週大陰線を戻り売り。4時間ラス押し安値を割ると、さらに売られやすくなるが、100日MAの反発に注意!
4時間足ブルの視点
先週の下落を下値試しと見て、4時間ラス押し安値周辺での下げ止まり確認後に押し目買い。100日MAに付ける動きに注意!
今週の値動き
1時間下降チャネルが継続し、木曜陰線が4時間ラス押し安値+4月安値を更新、その後、100日MA+月足MA21が意識され週足下髭をつくった。
今週の攻略ポイント
4時間ラス押し安値(=4月2週ハラミ足安値)サポートを重視。
4時間ラス押し安値(=4月2週ハラミ足安値)を割るまで買い目線をキープ。水曜の4時間ラス押し安値更新で売り始めたが、100日MA+月足MA21の強反発に警戒し続けた。
毎日の攻略ポイント
1.4時間ラス押し安値サポートに警戒。
2.4時間ラス押し安値更新後の戻り売り。
05/15月曜
4時間ラス押し安値を割るまで押し目を探る動きとみる。
ベアの視点:1.090付近まで戻れば、戻り売り検討。
ブルの視点:先週下降トレンド(日足・4時間足・1時間足PO)の下げ止まり待ち。
先週下降トレンドの下げ止まり待ちでノーポジ。
05/16火曜 米4月小売売上高
- 4時間ラス押し安値を割るまで押し目を探る動きとみる。
- 日足チャネル安値のアンダーシュートを疑う。
ベアの視点:1.090付近+日足チャネル安値+4時間MA21のレジスタンスで先週安値へ戻り売り。
ブルの視点:①先週安値二番底でロング。②1.090付近の戻り目崩れでロング。
- ロンドン時間、1.090+4時間MA21でレジされたが、黄1戻り売りは安値を掴むリスクから見送り。
- NY時間、4時間ラス押し安値が意識され下値の固い印象。
4時間ラス押し安値サポートに警戒。
4時間ラス押し安値からの安値切上げを疑い売らなかった。
05/17水曜
- 4時間ラス押し安値を割るまで押し目を探る動きとみる。
- 1.090付近+日足チャネル安値+4時間MA21のレジスタンスで下がらず、日足チャネル安値のアンダーシュートを疑う。
ベアの視点:先週安値二番底崩れでショート、4時間ラス押し安値のスパイクに警戒。
ブルの視点:先週安値二番底でロング。
- ロンドン時間、先週安値二番底崩れ黄1ショートは、4時間ラス押し安値が目前で見送り。
- NY時間、4時間足4本目陰線が4時間ラス押し安値を更新。
4時間ラス押し安値サポートに警戒。
4時間ラス押し安値サポートを疑い売らなかった。
05/18木曜
- 4時間ラス押し安値を割るまで押し目を探る動きとみる。
- 先週安値を更新するも、前日陰線終値は4時間ラス押し安値でサポート。
ベアの視点:1時間下降チャネル内トレンドフォロー。4時間ラス押し安値サポート崩れでショート、100日MA接近による安値掴みに警戒。
ブルの視点:4時間ラス押し安値アンダー・シュート狙い。4時間ラス押し安値サポート×1時間チャネル高値抜けロング。
- 東京時間、1時間チャネル高値+先週安値の反発で赤1打診ショート(4時間ラス押し安値の反発で即撤退)
- ロンドン時間、100日MAに持ち合いを形成。
- NY時間、持ち合い放れ、赤2売り増しショート。
- 翌日の東京時間、Wボトム二番底でアウト。
4時間ラス押し安値更新後の戻り売り。
4時間ラス押し安値更新がダマシになるリスクがあったので、ドテンできるポジションから売り始めた。
05/19金曜
- 4時間ラス押し安値+4月安値を前日陰線終値が更新。
- 4時間足レベルが売り目線になったが、月足MA21+金曜日なので、今週足が下髭をつくる疑いも考慮する。
ベアの視点:1時間下降チャネル内トレンドフォロー。前日陰線を1時間チャネル安値へ戻り売り。
ブルの視点:下げ止まりサインを待って、今週足の下髭を狙って、100MA抜きの高値へ逆張りロング。
- 東京時間、Wボトムで下げ止まりを確認。
- ロンドン時間、Wボトムへの下値試しから青1ロング。
- NY時間、100MA抜き高値でアウト。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
- 月足MA21+22年5月戻り高値に頭を押さえられ、先週は230ピプスの反落、4時間ラス押し安値まで下落。
- 重要経済指標・米4月小売売上高
売り手の注目
22年5月戻り高値+月足MA21の抵抗帯。
買い手の注目
- 1月ハラミ足高値を4月陽線が更新。
- 4時間ラス押し安値を割るまで買い目線。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 先週高値 |
TR中段 | 5/12戻り高値と4時間ラス押し安値 |
TR下段㊦ | 4月2週安値(=TR中段E値) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
①先週大陰線を4時間ラス押し安値へ戻り売り。②4時間ラス押し安値二番底崩れで4月2週安値へショート。
4時間足ブルの視点
4時間ラス押し安値を割るまで買い目線。①先週陰線の戻りを5/12戻り高値目安にロング。②4時間ラス押し安値二番底で押し目買い。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
5/12戻り高値からの先週陰線の戻り売りが4時間ラス押し安値を捉え、その後、木曜に高値を切下げ更新。しかしながら、今週陰線終値は4時間ラス押し安値でサポートされた。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
4時間ラス押し安値サポートを重視。
水曜、4時間ラス押し安値のアンダーシュートをサインに買い始めたが、木曜陰線終値が4時間ラス押し安値を更新してしまった。しかしながら、最終的に、今週陰線終値は4時間ラス押し安値でサポート。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
先週大陰線の戻りをロング。
- 月曜の東京時間、15分戻り高値抜け+1時間足陰線サポートで青1ロング。
- ロンドン時間、15分MA21をガイドに買い持ち、1.251戻り高値でアウト。
先週大陰線の戻り売り。
- 火曜の東京時間、4時間MA21の戻りネック割れで赤1ショート。
- ロンドン初動、急落安値反発で1/2アウト、V字底になる1/2は建値撤退。
- NY時間、5/12戻り高値での仕切り直しショートは乱高下でノーポジ。
- 水曜の東京時間、レンジ下方ブレイク、黄1ショートは、安値を掴むリスクで見送り。
4時間ラス押し安値二番底ロング。
- 水曜のロンドン時間、4時間ラス押し安値に「ダマシ安値」発生。
- NY時間、下値を試しから青1ロング、東京時間の戻り高値更新でホールド。
- 木曜の東京時間、上値を押さえられ1/2決済。逆三尊肩ライン崩れで撤退。
今週の深堀り
なぜ、一方的に買われたのでしょう?
これには理由(わけ)があります。
すぐに答えられる人なら、今週のドル円は楽勝なボーナス相場だったでしょう。
そうでないなら、押し目を待って見てるだけだったり、押し目待ちのフラストレーションから、3月高値で逆張りして担がれたかもしれません。
いづれにしても、今週のようなボーナス相場もまたパターンのひとつなので、ケース・スタディしておきましょう。
1.なぜ伸びたのか?
2.波のポテンシャルを見極める。
3.中長期押し目買いのデイトレ戦略。
4.まとめ
なぜ伸びたのか?
短期的に損切を巻き込む下落や上昇をチャンスと捉える人もいれば、中長期的な押し目買い・戻り目売りをチャンスと捉える人、行き過ぎた相場を逆張りのチャンスと捉える人もいます。
トレードのスタイルによって、チャンスの捉え方はまちまちですが、
チャンスとは、売買注文が偏ってる状況のことです。
今週のドル円は、134円Wボトムを起点とした、4時間足レベルの押し目買いが共通認識されたことで、4日間連日陽線になりました。
これは、複数の時間足トレーダーが「買い注文」に偏ったからです。
このような相場なら、テキトーにロングしても勝ててしまいますが、偶然の勝利で終わらせたら再現できません。
それでころか、次にやってくる調整局面で利益を全て吐き出すことになるでしょう。
ベテランが調整局面に希望的観測を持たないのは、推進局面と調整局面の区別ができるからです。
推進局面と調整局面では、明らかに売買注文の偏り具合が異なります。
誰もが4時間足レベルの押し目買いを認識できたからこそ、その意志力が強烈な推進力を生み出だしたわけです。
波のポテンシャルを見極める。
この波動は前回高値(3月高値+12/20日銀高値)更新のポテンシャルを秘めてます。
次の3つの歴史的背景がその根拠です。
22年陽線の押し目、週足クラスWボトムの認知。
22年陽線の61.8ポイントに週足クラスのWボトムが認知されていて、12/20日銀高値のネックラインを上抜くことでWボトムが完成します。
しかも、一番底から二番底へ安値への安値切上げが、売りの弱さと買いの強さを示唆するため、買い手に有利な状況といえます。
12/20日銀高値からの売りを受けての安値切上げ。
4月4週の上昇と、今週の上昇は、共に12/20日銀高値に挑戦してますがポテンシャルが全く違います。
今週の上昇は12/20日銀高値から強い売りを受けても、133円の安値を割らず、134円付近に安値を切上げWボトムをつくりました。
このことにより、マーケットに「これで下がらないなら上がるしかない」という認識が浸透しました。
4時間足レベルの押し目、134円Wボトムの完成。
4時間足レベルの押し目、134円Wボトムですが、5/12の金曜日にネックラインを上抜いたことで完成しました。
当然、Wボトム完成は押し目買いが始まるサインになります。
このように、歴史的背景から波のルーツを理解することで、高安を更新できるポテンシャルの有無を見極めることができます。
中長期足押し目買いのデイトレ戦略。
4時間足クラスの押し目買いを、4時間足や1時間足のタイミングでロングして、数週間保有し続けても構いませんが、おそらく、デイトレードなら上昇トレンドに複数回リ・エントリーすることになるでしょう。
そこで、中長期足レベルの押し目買い波動の戦い方をご紹介します。これを事前に知ることで、焦ることなくトレードできるはずです。
一本調子な「電車道相場」になりやすい。
中長期波動の押し目が認知されると、各時間軸のトレーダーの買い注文が続々と入り、利確者が現れず、さらに、途中で買い増す人がいれば、一本調子な電車道相場になります。
「押し目待ちに押し目なし」
この格言は、誰も利確しないどころか、買い増す人さえいる、買い注文に偏った相場環境を示唆してます。
上昇トレンドの場合、上値が重さから、下値を試す動きが押し目になりますが、17日水曜のような、15分MA21の上を推移してるときに、5分や1分足を使って、押し目のタイミングを計るのは難しいです。
そうして押し目を待っていると「押し目待ちに押し目なし」となるわけです。
ボクは、4時間足レベルの押し目買いが発生すると、このような電車道になりやすいことを経験上知っているので、16日火曜のロングを保有し続けました。
案の上、17日水曜の押し目は拾えてませんが、4時間足レベルの押し目買いが背景にあるなら、あまり細かいことは気にせず、テキトーにロングしても、相場に助けてもらえるでしょう。
逆張り禁物!レジスタンスは突破されやすい。
中長期足の押し目買いなら、短期足のレジスタンスは楽々と突破されますが、今週の波動なら、12/20日銀高値+3月高値を突破できるポテンシャルがあるので、逆張りする根拠がありません。
18日木曜の3月高値抜けロングは、逆張りショート組の損切りを狙ったものです。
今週のような電車道だと、買いたくても買えなかったトレーダーのフラストレーションが溜まって、3月高値に逆張り派が鼻息をフンフンさせてそうでした。
ショートするなら、上げ止まりサインのMトップや三尊天井を待ってからにしましょう。
分割決済で利を伸ばす。
中長期の押し目を捉えたら、分割決済を駆使して利を延ばしましょう。
ボクは16日火曜日のロングを1/3づつ分割決済しました。
12/20高値周辺の揉み合いも含み益があれば耐えられますが、その付近でロングしていたらシンドイと思います。
まとめ
もう30年も前ですが、コンビニの店長を1年ほど任されたことがあります。
コンビニは商品アイテムが限られているので、売れる商品のフェイスを広げてさらに売る、売れない商品はカットするのが鉄則です。
時々、メーカーに頼まれ、商品POPも描いて販促しましたが、そういった努力で商品を魅力的に見せても、たかが知れてます。
例えば、サントリーの烏龍茶とアサヒの烏龍茶なら、圧倒的にサントリーの烏龍茶が売れます。
売上を伸ばすなら、アサヒをやめて、サントリーのフェイスを2列にするのが正解で、たくさん並べることで、人気があると思われて、さらに売れます。
たくさんの種類を売ろうとせず、ポスレジから得られる情報を信じて、売れてる商品を売りまくる方が売上は伸びるし、余分な在庫も減ります。
つまり、売れるとわかってる商品に絞って売り、売らるか売れないか、わからない商品を頑張って売らない。
このコンビニ商売の鉄則とトレードは基本に一緒だと思う。
この週刊チャートナビでは、チャート・リーディングと相場観重視の解説を心がけていて、ブログの「来週の相場観」では、個人的な来週の相場見解を公開してます。
FX初心者や相場観に自信のない方だと、おそらく自力では気づけない情報もあるはずなので、リスク回避の一助にお役立てくださいませ。
来週の相場観
ドル円
概要
- 週足Wボトムの完成(3月高値ネックラインをブレイク)
- 134.00Wボトム起点の上昇波が12/20日銀高値+3月高値を更新。
- 一旦、伸び切った感もあるので調整でヨコヨコになるかも。
- 重要経済指標:米四半期GDP
売り手の注目
140.000スーパーキリ番
買い手の注目
- 前回3月高値の更新。
- 日足+4時間足MA21サポート。
- 100日MAの下支え。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 140.000 |
中段 | 先週高値と137.00(=先週陽線の半値押し目付近) |
下段㊦ | 先週安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
上昇波の押し目を探る動きを狙う。①先週高値二番天井からネック抜きのショート。②137.00(=先週陽線の半値押し目付近)押し目崩れで先週安値へショート。
4時間足ブルの視点
134.00Wボトム起点の上昇波を押し目買い。先週高値Mトップなら137.00(=先週陽線の半値押し目付近)を試す可能性アリ。
ユーロドル
概要
- 1.1000に週足レベルのMトップ(3月安値ネック)をつくる可能性アリ。
- 1.1000の二番天井から下降トレンド発生中、先週は4時間ラス押し安値+日足チャネル安値をブレイク、月足MA21+100日MAを割り込むと、3月安値へ続落するかもしれない。
- 重要経済指標・米四半期GDP
売り手の注目
4時間ラス押し安値を更新で4時間足レベルは売り目線。
買い手の注目
月足MA21+100日MAのサポート。4時間ラス押し安値抜けがダマシになる可能性アリ。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 1.1000 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 3月第4週安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.1000上値抵抗帯背景、4時間足サゲダウを根拠に下降トレンド戻り売り。先週高値付近へ大きく戻す可能性アリ。
4時間足ブルの視点
月足MA21+100日MAサポート背景、先週安値サポートから先週高値への戻りをロング。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (7)
動画・ブログ更新ありがとうございます。
木曜のGBPUSDは損切り終了。
金曜はデイリーPP 1.243抜けでロング、ロンドクローズ前デイリーR1で決済。
まあでもこれは単なるタイミングですね。何も読んでない。
来週の展望はプラグインを3つ使ってGPT-4に訊いてみました。
プロンプトは、そこが一番肝心なところですが、敢えて省略します。
(やっぱほら、核心的利益となる部分は秘匿しないと笑)
ttps://imgur.com/a/WVE8CSV
つまり、突発的な事象が起きない限り来週もレンジ
抜けを期待するだけ無駄ということの様です。
ただ注目すべき情報がいくつかあります。
もう毎日の様に新しい知識事象が入ってきて
ああ俺は何も知らずにやっていたんだなと実感しています。
GPT-4に言われました。
それはDunning-Kruger効果だと。
返す言葉がありません。
おつかれさまです!
ポンドドルの上値が重い理由、なぜ?と思ってました。
こういうことなんですね。
プラグインを入れると、ここまでわかるのか。
ttps://imgur.com/a/uF4vDen
試行錯誤してこんな感じです。回答に変な部分もありますが
4分割画像でも解釈出来るみたいです。
最後の通貨強弱チャートは奴の答えの検証目的で挿入しました。
何度か試してプロンプトが決まれば、後は繰り返すだけです。
ChatGPTの仕様として、これは佐藤航陽さんが堀江貴文さんとの
対談で語っていたことなのですが、99%の人間は賢くないから
いい加減な答えを返すAIで充分だとアルトマンは知っているのだと。
それで分かったんです。ちゃんと答えないのは仕様。
キャッシュから適当な答えを返して終わりなのがほとんど。
画像は読めない、って返事ばかりしますが、
ただずっと繰り返しているとたまに本当にGPTの頭脳を使って
答えを返してくれる。
まあ、パチンコとかUFOキャッチャーと同じ確率機みたいなもんですよ。
極たまに本気だす仕様。
いつもご教授頂き有難うございます。自分も今週のドル円はやり易く感じました。自分がドル円に参戦したのは5/16の18:00頃からだったのでちょっと遅すぎた感は否めませんが、自分としては売りが入りそうなところで売りが入らないことをしっかり確認したかったことと、昼間は仕事でチャートを見れないのでエントリーできないということもあり仕方ないかもしてません。でも仕事が終わってからチョコチョコ抜いて就寝前に一旦ノーポジにし水曜、木曜も同じようやり方でトータルすると結構抜けたと思います。流石に金曜日は伸び切った感があり週末は利確の動きも入り易いことからずっと様子見してましたが、案の定要人発言で急落し少し戻した所でクローズする難しい動きになったので正解だったと思います。来週は大きく動いた後一旦止められた形でのスタートとなりますので、一旦ヨコヨコの調整になること想定したいです。調整を挟んで次はどちらに進むのかを確認してから相場に参戦しても全然遅くありませんし、むしろそういう習慣をつけた方が長い目で見ればプラスになると思います。週明けから大きく動くかもしれませんがそうなったら自分はついていけないかもしれませんけど、動画内でも解説されていたように自分がわかり易いところだけやればいい訳で、どちらに行くかハッキリしないところに敢えて飛び込んでやる必要は全くないと思います。今回の大きな上昇も4時間足でダブルボトルをつけてから買い優勢が判明するまで4時間足約30本くらいは要してますので、調整を挟んで次の方向性が見えるまではそれなりの時間がかかるのが普通だと思いますので、まずはその経過をじっくり観察したいと思います。
おつかれさまです。
「次はどちらに進むのかを確認してから相場に参戦しても全然遅くありません。
むしろそういう習慣をつけた方が長い目で見ればプラスになると思います」
『待つも相場』
この戦略なら、お手付きなし、動き出したら大きく狙えますね。
お世話になっております。今週もありがとうございました!
今週は月曜そうそうに買って火曜に建て値で撤退。
水曜ロングして木曜金曜はノートレでした。
今週もプラスで終われました。
毎日フォレックステスターで過去の値動きから1週間の値幅を推察しているのですが、その効果なのか「何を捨てるのか?」が見えてきた気がします。
迷晴れさんとの違いも考えながらやってます。
本当にありがとうございます!
嬉しいコメント、ありがとうございます!
フォレックステスターをオススメして良かったです。
アナログ機械学習にもってこいですよね(^_-)-☆