8May
週刊チャートナビ(2021.05.03~2021.05.07)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
共通認識
- 日足クラス押し目候補107.5(3月陽線76.4%+1月安値上昇38.2%)で強く反発、前回高値111.0を目指す流れ。
- 4時間レベルはサゲダウ、3月高値発下降波の半値を戻したので、日足クラスの調整と相まって4時間クラスの売りが入るかも。
売り手の材料
- 4時間クラスがサゲダウ、かつ、3月高値発下降波の半値の戻り目に達してる。
- 4時間下降CH高値×110.0レジスタンス。
買い手の材料
日足クラスが111.0を目指しているが、今週は108.0を試しに売られるかも。
TR上段㊤:3月高値111.0
TR中段:戻り目ボックス(109-110)
TR下段㊦:4月安値
4時間足ベアの視点:4時間クラス4月安値への戻り売り。戻り目ボックス109(金曜109抜けフェイク)-110の戻り目から108.0へショート。
4時間足ブルの視点:日足クラス、3月高値111.0を目指す流れを買い。108.0への下押しから買われるか、4時間SMA21サポートで戻り目ボックス高値110.0までロング、上抜けば、3月高値111.0まで。
今週の値動き
3月高値下降波半値の戻り目形成で109.0-109.5がレンジに3日月曜ハラミ足が続いた。
この膠着状態を破ったのは、やはり7日金曜の米雇用統計。予想を遥かに下回る低い数字のサプライズでドル暴落、といっても…値動きが急なだけで、チャート的にはMネック割れから一段下の押し安値を試すいつもの動きに過ぎない。
毎日の見通し
05/03月曜
- 4時間SMA21サポートで上昇中。
- 金曜陽線が109.0をブレイク済だが、この月末ロンドンフィクスの動きがフェイクになると109Mトップが効いてくる。
1時間足ベアの視点:①109抜けのフェイク狙い。先週高値反発で4時間SMA21×109.0までショート。②先週高値抜けで1時間強者の高値まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①1時間クラス上昇トレンド押し目買い。4時間SMA21×109.0反発で押し目買い。②金曜急騰勢い継続で先週高値を上抜けば1時間強者の高値までロング。
05/04火曜
- 3月高値下降波Nボックス高値手前から売られ、NY時間に109.0を強襲。
- 3月高値下降波NボックスでMトップ待ち。
1時間足ベアの視点:①前日高値へ2回目の上値試しからショート。②前日安値サポ崩れで108.5へショート。
1時間足ブルの視点:109.0付近サポートから前日高値へロング。
05/05水曜 21:15 米 ADP雇用統計 23:00米 ISM非製造業景況指数
3月高値下降波Nボックスのなか、ショートされたが安値キリアゲで持ち合いへ。
1時間足ベアの視点:3月高値下降波戻り売り。前日高値109.5への試しから109.0抜けてけショート。
1時間足ブルの視点:1時間上昇チャネル押し目買い。109.0×1時間上昇CH安値サポートで109.5抜けてけロング。
05/06木曜
3月高値下降波Nボックスのなか、109.5ショートは1時間上昇安値でサポートされた。
1時間足ベアの視点:3月高値下降波戻り売り。①109.0サポート崩れで108.5へ戻り売り。②109.5への試しから1時間上昇CH安値サポートの抜き返しで109.0へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:1時間クラス上昇波押し目買い。1時間上昇CH安値、または、109.0サポートで109.5へロング。
05/07金曜 21:30 米雇用統計
109.0-109.5のレンジ。
1時間足ベアの視点:3月高値下降波戻り売り。①109.0サポート崩れで108.5へ戻り売り。②雇用統計で先週高値-109.5を試せばショート。
1時間足ブルの視点:1時間クラス上昇波押し目買い。109.0-先週金曜安値のNボックスから天井崩し狙いのロング。
毎日の値動き
05/03月曜
東京時間、先週高値ブレイク、4時間前足高値抜けで青1ロング、1時間強者の高値でアウト。
ロンドン時間、1時間SMA21反発2回目の上値試しが失速。
NY初動、先週高値抜きの安値抜き返しで赤1ショート、109.0抜きの安値でアウト。
05/04火曜
東京時間、109.0Wネック抜けで青1ロング。
ロンドン時間、前日急落高値109.5M2番でアウト。
NY初動、109.5Mネック+15分SMA21割れで赤1ショート、109.0サポートで撤退。
05/05水曜
ロンドン初動、109.5への2回目の上値試しから、ミニMネック抜けで赤1ショート。
NY時間、前日安値ネックのミニWボトムで撤退。
05/06木曜
ロンドン時間、1時間上昇安値CHブレイクで戻り待ち。
NY時間、黄1戻り売りは急落でショートできず。
05/07金曜
米雇用統計は米経済回復を反映し、予想される数字は前回の91.6万人に対し、今回は97.8万人となっていた。失業率の予想は5.8%だが、おそらくもっと低い数字になるだろう。但し、こうした数字はすでに織り込み済なので、チャートのカタチ的には少し売られるかも、と予想。ところがふたを開けてみれば、26.6万人、失業率は6.1%と予想を遥かに下回る低い数字となった。
NY時間、雇用統計、先週高値への上値試しから15分足キリアゲL抜けで赤1ショート、先週木曜安値の下髭でアウト。
米雇用統計は予想を遥かに下回る低い数字でのドル暴落を受け、5分SMA21反発で赤2戻り売り、5分SMA21上抜きでアウト。
ユーロドル
今週の見通し
共通認識
- 日足・4時間クラスはアゲダウ。
- 日足上昇フラッグ高値と日足SMA21を試し中。
- 4月陽線終値は3月高値を未更新。
- 3月高値にもう一山つくるかも。
売り手の材料
- 4月陽線終値は3月高値を未更新。
- 先週金曜、ロンドン・フィクス、3月高値での強反発。
買い手の材料
- 日足・4時間クラスがアゲダウ。
- 日足チャネル高値と日足SMA21のサポート。
TR上段㊤:2月高値
TR中段:3月高値と2週前安値(1.170上昇波50.0%押し目)
TR下段㊦:3週前安値(1.170上昇波61.8%押し)
4時間足ベアの視点:①3月高値Mトップからショート。②先週安値を崩せば日足チャネル高値×2週前安値を試すショート。
4時間足ブルの視点:①先週安値付近のサポートから3月高値へ2回目のアタックをロング。②日足下降CH高値×2週前安値を試せば1.170上昇波の半値押し目買い。
今週の値動き
4日火曜陰線は先週金曜陰線の戻り売り。これ以降、下げ渋り感があった。
1.20+4時間ラス戻り高値ウラ+日足SMA21でのサポートを受け6日木曜は大陽線になった。
7日金曜、米雇用統計は予想を遥かに下回る低い数字となりドル安に、FOMC安値ウラの戻り目を崩して先週高値まで急騰。
毎日の見通し
05/03月曜
金曜は月末ロンドン・フィクスで急落、3月高値抜けがフェイクになると、3月高値のMトップが効いてくる。
1時間足ベアの視点:金曜大陰線、1時間SMA21(2回目)、または、FOMC安値レジスタンスで戻り売り。
1時間足ブルの視点:①先週安値、または、1.20付近Wボトムから3月高値へロング。②金曜大陰線の戻り目候補までロング。
05/04火曜
金曜大陰線の戻しでFOMC安値まで買われた。
1時間足ベアの視点:①金曜大陰線戻り売り。FOMC安値ウラから先週安値へショート。②3月高値付近まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:①金曜大陰線戻り売りを受け、先週安値キリアゲ、または、同値サポートでロング。②FOMC安値ウラ付近の金曜大陰線戻り目崩れで3月高値へロング。
05/05水曜 21:15 米 ADP雇用統計 23:00米 ISM非製造業景況指数
金曜大陰線戻り売りが入ったが、前日陰線終値は先週安値でサポート。
1時間足ベアの視点:1時間下降チャネル戻り売り。①1.205レジスタンスでショート。②1.200サポート崩れで1.195へショート。
1時間足ブルの視点:先週安値+1.20サポートから3月高値へロング。
05/06木曜
- 1時間下降チャネル内だが下値が重く、前日陰線終値は1.20でサポート。
- 日足SMA21サポートが有効かも。
1時間足ベアの視点:1時間下降チャネル戻り売り。①チャネル高値+4時間SMA21でショート。②1.20サポート崩れで1.195までショート。
1時間足ブルの視点:①1.20サポートからの1時間下降CH高値抜けで3月高値へロング。②1.195まで売られればロング検討。
05/07金曜 21:30 米雇用統計
1.20サポートでFOMC安値ウラ+三尊天井肩ラインまで買われた。
1時間足ベアの視点:①三尊肩レジスタンスで1.20へ先週高値下降波戻り売り。②雇用統計で3月高値-先週高値を試せばショート。
1時間足ブルの視点:①1.20への下値試しから3月高値へロング。②昨日の上昇ペースで前日高値を上抜けば3月高値までロング。③雇用統計で1.195を試せばロング。
毎日の値動き
05/03月曜
ロンドン初動、先週安値Wボトムで青1ロング、1時間SMA21を突破。
NY時間、FOMC安値ウラでアウト。
05/04火曜
東京時間、FOMC安値ウラのレジスタンス×15分キリアゲL抜けで赤1金曜大陰線戻り売り。
NY初動、15分SMA21上抜き返しでアウト。
05/05水曜
東京時間、高値を切り下げたが、1.20サポート目前で黄1ショートは見送り。
ロンドン初動、1.20を4時間陰線終値がわずかにブレイク。
NY初動、黄2戻り売りは、安値更新の弱さ+日足SMA21サポートへの警戒から見送り。
05/06木曜
東京時間、青1の1.20強反発を安値キリアゲの前兆とみて1時間下降CH高値抜け期待のロング。
ロンドン初動、1時間下降CH高値+4時間SMA21をブレイク。
NY時間、FOMC安値ウラでアウト。
05/07金曜
ロンドン初動、FOMC安値+前日高値をブレイク、プルバック+雇用統計待ち。
NY時間、雇用統計、ロンドン初動にブレイクしたFOMC安値への下値試しから、5分クラスター上抜けで青1ロング、先週高値手前の強反発でアウト。
米雇用統計は予想を遥かに下回る低い数字、ドル暴落を受け、5分SMA21反発で青2押し目買い、5分SMA21割れでアウト。
ユーロ円
今週の見通し
共通認識
- 週足クラスのレジスタンスは18年9月高値。
- 日足・4時間クラスはアゲダウ、4月陽線終値が3月高値を更新。
売り手の材料
18年9月高値は週足クラスのレジスタンス。
買い手の材料
日足・4時間クラスがアゲダウ。
TR上段㊤:18年9月高値(週足クラスのレジスタンス)
TR中段:4月高値+先週高値と4月陽線半値押し目131.0
TR下段㊦:先週安値
4時間足ベアの視点:4月高値への2回目の試しから、4月陽線半値押し目候補131.0へショート。
4時間足ブルの視点:①先週終値付近から4月高値への上値試しロング。②先週大陽線押し目買い。4月陽線半値押し目131.0サポートで4月高値へロング。
今週の値動き
3日月曜に先週高値への上値試しから売られ始め、5日水曜、4月陽線半値押し目候補131.0に到達。
6日木曜は買い手の順番で買われ、1時間下降CH高値の戻り目を崩して月曜高値まで買われた。
毎日の見通し
05/03月曜
4月高値から金曜安値仮ネックまで下落。
1時間足ベアの視点:金曜安値サポート崩れで4月陽線半値押し目131.0までショート。
1時間足ブルの視点:金曜安値サポートから4月高値へ2回目のアタックをロング。
05/04火曜
4月高値に高値キリアゲMトップを形成。
1時間足ベアの視点:①前日高値への上値試し(3トップ)から131.0へショート。②金曜安値サポート崩れで131.0へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:①131.0まで売られれば天井試しロング。②金曜安値付近サポートで前日高値への試しをロング。
05/05水曜
4月高値Mネックを前日陰線終値がブレイク。
1時間足ベアの視点:4月高値Mネックへの試しから、4月陽線半値押し目131.0まで戻り売り。
1時間足ブルの視点:4月陽線半値押し目131.0でサポートされれば、4月高値Mネック+金曜安値へロング。
05/06木曜
4月陽線半値押し目131.0に到達。
1時間足ベアの視点:4月高値Mネック反発で131.0へショート。
1時間足ブルの視点:4月高値Mネック戻り売りで131.0Wボトムになれば、1時間下降CH高値へロング。
05/07金曜
4月陽線半値押し目131.0からWボトムなしで1時間チャネル高値まで買われた。
1時間足ベアの視点:4月高値Mトップを根拠に1時間下降CH高値への2回目の試しから131.0へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:①1時間下降CH高値の戻り目崩れで、月曜高値までロング。②131.0まで売られればロング検討。
毎日の値動き
05/03月曜
東京時間、金曜安値からの安値キリアゲで青1ロング、15分足戻り高値をブレイク。
ロンドン時間、15分SMA21での2回目の反発が132.0にレジされてアウト。
NY初動、高値ネック割れで急騰安値まで赤1ショート、急騰安値を下抜けたので131.5でアウト。
05/04火曜
東京時間、上値が重く131.5にクラスターを形成。
ロンドン初動、131.5クラスター下方ブレイクからの赤1戻り売り。
NY初動、ユロドルのサポートで反転して撤退。
05/05水曜
ロンドン初動、15分キリアゲL抜け赤1前日陰線戻り売り、下降N波片波を131.0でアウト。
NY初動、赤2戻り売りは131.0を抜けずにアウト。
05/06木曜
東京時間、4月高値Mネックで戻り目待ち。
ロンドン初動、4月高値Mネック戻り目崩れからの黄1押し目買いは火曜高値目前で見送り。
05/07金曜
ロンドン初動、1時間下降CH高値戻り目崩れ抜けの1波は急騰でロングできずプルバック待ち。
NY時間、雇用統計後、1時間下降CH高値反発からの5分SMA21サポートで青1ロング、直近高値で半決済、月曜高値で全決済。
今週の視点
日足クラスは1月安値上昇38.2%の強反発から前回高値への上昇モメンタムがある。
4時間クラスはサゲダウ、3月高値下降戻り売りのモメンタムがある。
日足クラスと4時間クラスのブルベア攻防を考え、今週は110.0-109.0(実際は109.0-109.5)に戻り目Nボックスを想定。
金曜の雇用統計待ちかもしれないが、何事も起こり得るので、高いところから数回ショートした。
4日火曜、2番天井へのロングは、1時間クラス青波動を捉えていればビギナーでも入りやすいだろう。
MTF分析のできる人なら3日+4日のMトップが4時間クラスの戻り目としては”小さ過ぎる”ことに気づけていただろう。
3日月曜ハラミ足のなかを複数回エントリーして負けてしまった人は、4時間クラスの押し目・戻り目形成にかかる時間を過去チャートから検証されることをおすすめします。
3日ハラミ足のなかの波動は1時間クラスの青波よりさらに小さな波になるのでコスパは良くありません。
この類のポジポジ病を防ぐなら、予めチャネルラインを引くのがおすすめです。
今週なら、1時間チャネルを引くことで、6日辺りが決戦場になる見当がつきます。結局、雇用統計で決着がつきましたが、”見当をつける”ことが大事なんです。
日足はアゲダウ。
4時間足もアゲダウ。
1時間クラスはサゲダウなので、4時間クラスの押し目候補までショートできる局面でした。
日足チャネル高値への下押しを考えてましたが、結局1.20で反転しました。
下値の重さに気づいたのは、4日火曜陰線の安値更新が弱かった時点です。なので、それ以降のショートは見送りました。
出来事には”予兆”があります。
たとえば、トレンド反転の予兆にいち早く気づければ、ムダ打ちや天底を掴むリスクを回避できます。
逃げるが勝ち。といいますが、この予兆に気づかす、ひたすら目の前の獲物を追いかけていると崖から滑落します。
トレンド反転の予兆としては、高値・安値の更新幅をみることです。
ロウソク足の高値・安値の更新幅をみれば、モメンタムの強さや弱さを知ることができます。
単純に更新幅が小さければ、それはサポートやレジスタンスの存在によるモメンタムの弱さを示唆しています。
オシレーター系(ストキャスやRSI)のインジケーターは波の振幅幅を数値化して”ダイバージェンス”という反転サインを出しますが、ロウソク足でも本質は同じです。
相場のモメンタムの弱さを察知できれば、そこからの深追いをやめるだけでも不要な損害を受けなくなります。
ビギナーの頃はエントリーできるとこ探しにハマりました。
ビギナーがエントリー前提に考えると、こっちも、あっちもエントリーできるのではないかと…チャートがチャンスだらけに見えてくるものです。
でも、実は、エントリーしないパターンを考えることは、相場の環境認識を学ぶことにもなるので、消去法で優位性の高いエントリーポイントを残せます。
また、同じ手法を使うにしろ、フィルターとして使うこともできます。
どうなったらエントリーできるかではなく、こうなったらエントリーしないルールをつくる。
トレードの成果の出し方は、ダイエットのそれと似てます。
摂取カロリー>代謝カロリーなら、食べ過ぎていたら、どれだけ運動しても痩せません。
摂取カロリー<代謝カロリーなら、摂取カロリーを減らせば、適度な運動で痩せます。
損失>利益なら、負け回数や1回の損失額が多いうちは、いくつ手法を試しても勝てません。
損失<利益なら、損失(摂取カロリー)のコントロールを行う合理的な方法が”エントリーしないルールをつくる”ことです。
欲しいのはお金ではなく、お金を稼げる自分なわけですから、ホームラン狙いでバットを大振りするより、選球眼を鍛えてコンスタントにヒットを打てるようになるのが理想です。
ホームランは敗者に差し上げましょう。
今週のユロドルなら、4日火曜の金曜大陰線戻り打ち。これは、デイトレーダーなら逃したくない球でした。
いつもいってますが、”分析”とは分けることです。
チャートをラインやフォーメーションで分けるのも分析ですが、大きさで分けるのも分析です。
ところが、この”大きさで分ける”という分析の基本をすっ飛ばし、唐突にエントリーポイントをピタリと当てたがる人が多いようです。
この人たちは、大きさを捉える視点を持ってません。
木を見て森を見ず、というが、自分の見てるものが木なのか森なのかさえわかってません。
相場では”全体の大きさ”が”部分の意味”を決めます。
たとえば、4時間クラスの押し目を”全体の大きさ”とするなら、5分足Wボトムという”部分の大きさ”は小さすぎて意味を持ちません。
5分足Wボトムは4時間クラスの押し目としてマーケットに認知されないからです。
ある意味、”全体と部分の最適化マッチングスキル”は、いままでの手法やテクニカル指標を全て無効化しても、これだけで戦えてしまうようなチート・スキルです。
アニメには異世界転生モノがたくさんありますが、それこそ、異世界にでも転生しないと手に入りそうにないくらいのスキルですが、MTF分析を鍛えれば誰でも身につき、安心・安全なトレードライフを支える礎になります。
◆お断り◆
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コメント
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コメント (24)
いつも素敵な動画をありがとうございます。ドル円、今週は狙っていた球筋を指標で一発で持っていかれました笑。実は木曜にショート入れたのですが思ったよりも下降モメンタムが得られず1度撤退。23時の陰線がもう少し下げてくれていたら保有も考えていました。金曜も売る気満々でしたが指標の動きが早くて雇用統計には、自分は乗れませんでした涙。その後は先週安値で逆張りロング。少し突き抜けましたがショートの利確をしっかりゲットした後で迷晴れさんと同じ赤2でショート戻り売り。ちなみにここの逆張りロングはみなさんくれぐれも真似しないようにしてください汗。自分なりに根拠があり108.3を割ってたら損切してました。この日は短時間で大きく稼げた日でしたが値動きが荒いという事はその分敗者の損切がエネルギーとなっている事を忘れてはいけませんよね。壁を見誤ると途端に大惨事、それがトレードなのだと思います。ビギナーの方はくれぐれもカッコいいトレードを目指すのではなく、まずは火曜ユロドルの戻り売りなどの誰でも打てる球をしっかりゲットできるスキルを手に入れるのが先決ですよね。
訂正:「先週安値」は先週木曜安値の間違いです汗
おつかれさまです!先週木曜安値逆張りロング、お見事でした(^_-)-☆火曜ユロドル、いつもの天井への試しからの下降3波、しかも、先週金曜が大陰線でわかりやすい、これは逃したくないですね。
動画アップして下さりありがとうございます。
週を通してマイナスでした。
ユーロドル火曜・水曜の小幅な動きの中で、微損を繰り返した事がマイナス要因です。
月曜ユーロドルロングはシンクロでした。
火曜ユーロドルショートは、日本時間の早々に下落となり入れませんでした。
今週の視点ですが、現在の僕にとって重要な事を教えてくださる内容で、
自身の言葉でのコメントが浮かびません。
腹に落とすために何度も見直します。
おつかれさまです。ユロドル1.20サポート付近は危険個所と思います。相場には向きだけでなく、勢い(モメンタム)という要素もあるので、今後の糧としたいですね(^_-)-☆
動画・ブログ更新ありがとうございます。
今週は私用でトレード出来ない日もあったので+166pipsで終わりました。
Hさんが仰っている火曜ユーロドルのショート。せっかくなので、ここ、ディベートしませんか?
このショートは私の中では過去にもコメントした「保険を掛けた」トレードでした。
逆NになるかWになるかはわからないが一旦下がるだろうからひとまず売っておけ、でショートしました。
では、ここでディベートの問題提起です。
みなさんどれぐらいの飛距離を予想してショートしましたか??
一見するとシンプルに先週金曜陰線の半値戻り売りに見えますが、H4が下目線に変わったのが本物かどうかまだ分からないし、もしも先週金曜陰線が単なる月末リバランスの売りなら月初いきなり否定される可能性もあるし、更には東京時間からその先に繋がることを予想して売るのはなかなか勇気がいります。またこの日は1.20350にオプションの壁1.1bnと、1.20263のピボットS1、その先には1.2000~1.1990の超分厚い底もあるので、一時的に売れるけど反転する要素が満載。私はめっちゃ逃げる気満々のショートでした。もしかしたらそんなに簡単に売れる訳でもなくて意外と難しかったりしないかなぁと。
繰り返しますが実際私はそこで売ってますので笑
雇用統計は久しぶりに良く動いて、全長は取れませんでしたけどしっかり稼げました。
一番得意なのは何かと聞かれたらこういう指標トレードかもしれません。指標はやらない方針もあると思いますが、年間のRRを考えたらやった方がほぼプラスになると思います。
押し目の目安としてチャネルを使う。
以前から何度もお伝えいただいた話ですが、
とても大切だと今回感じました。
腑に落ちるタイミングというのがあるんだな~と思いつつ、繰り返しお伝えいただいていることに感謝します。
ありがとうございました。
投稿する場所を間違ってしまいました、大変申し訳ございません。
おっしゃる通り、人それぞれ腑に落ちるタイミングが違うんですよね(^_-)-☆あと、大事なことは何回も、初めましての人が常にいることを意識してます。
4時間クラスはアゲダウ、1時間クラスは3月高値更新をFOMCによるものとみるとWトップ感があります。そこまで深読みはしてませんが、流れは上なので先週安値までの狙いでした。
火曜ユロドルショートについての自分の根拠ですが、①先週金曜大陰線が先週水曜の上昇基点を明確に割っている。②先週金曜のNYタイムに押し目が入りそうな場所を崩して下落を続けたポイントでレジスタンス。ここは売り買い勢力の分水嶺だったので、ここかなり重要です!(FOMC安値の裏にもなりますね)。③1hレベルでも明確に高値を切り下げ&切り上げライン抜け・・・下降3波発射台の完成。と戻り売りできる根拠が重なっているので時間帯関係なく迷わずショートでした。第一目標は前日安値でしたが、これを抜いたのでしばらく保有。1時間足が切り上げる19時のタイミングで利確です。前日安値までは高みの見物ができる所なのでそこから先はどこまで落ちるかはわかりませんでした。自分はチャートから読み取れるロウソク足の形状と投資家の心理だけでトレードしています。あまり深読みすると逆に迷いが生まれるのでインジとか他の情報を見ないようにしているのですよね汗。要人発言&重要指標くらいはチェックしますが。
いつもご教授頂きありがとうございます。今週のまとめは自分にとっては盛り沢山の内容でした。毎回今の自分にピッタリ当てはまることばかりなのですが、今回は特に濃い内容だったと思います。まずドル円のレンジですが、自分は最近バイーンと動いた後のハラミを意識するようにしています。何処から何処までという値幅の目安ができますし、レンジにはいれば上限から売り下限から売ってバックを割ったら投げるという簡単なもの。ハラミの高安に届くどころか浅い押し戻ししかつけないようであればトレンドの継続、高安抜き返せば逆方向の力が強いと判断できます。バイーンを事前に察知して最初から乗るのは難しいかもしれませんが、その後の値動きについて行くのはさほど難しくないかもしれません。後出しジャンケンで上手くトレードしたいです。また、資金管理は何度もコメントしてますが今の自分にとって最重要課題です。その点をしっかり認識してトレードするようにしたいです。
おつかれさまです。大きく動いたあとハラミで区切るのはわかりやすいですね。モメンタム(方向性・勢い)も発生しやすい環境になるので、それを利用するのも理に適ってます。
雇用統計トレードについて教えてください。
解説を聞いていて、ドル円ではそもそもショート一択であったのかなと思うのですがいかがでしょうか。
→コロナ後の米経済が概ね堅調であることは周知。雇用統計も高い期待値があったが、ポジティブサプライズは限定的(これまでの良い結果は織り込み済み)で寧ろ、高い予想値に対して届かなかった場合の失望感はそれなりにありそう。
また指標発表後、瞬間的に反対に振ってから順行するケースも多い中、今回は瞬間的な反対方向へのフリがなく入れるのは、雇用統計発表前に上値試しとも思える値動きがあったので、指標発表後の瞬間的なダマシは今回は無いかもしれない、と思ったからでしょうか。
ご推察通りです。ネガティブサプライズは意外でしたが上値を試したところで決めてました。
いつもありがとうございます。
ここ数週間、迷走してました。
きっかけは連続で負けトレードをしてしまい、プランBを実行すればリカバリーできたところを躊躇してしまったことです。
これにより急に自信を失ってしまいました。
プランBを実行できるように検証を始めたものの、気が付けば聖杯探しに行っていたという始末。
ハッとして、自分のトレード記録を振り返り、ちゃんとルール通りやればトータルで勝てること、負けてもプランBが想定できていればリカバリーできることを再確認して動揺をおさめることができました。
ようやく今週は自分のペースで相場に向かい合えた気がします。
やはりトレードの勉強は螺旋階段ですね。
少し登ったと思うと最初に戻り、また最初からかと思えば以前より少し高いところから始まっている気がします。
悩んだときは原点に帰る。成長は螺旋、気づかないレベルかもしれませんが前進してます!
動画アップありがとうございます。
今週の視点は刺さりました。
ドル円は火曜教科書ロング以降は高値未更新、fiboやCH幅との兼ね合いでレンジは想定出来ていました。なので慎重になっていましたが終わってみれば一度のミスから崩れ始めるようなトレード をしてしまいました。事前にどうなりやすいか分かっていながら盲目になると本当は何も分かってないんじゃないかと疑いたくなります。このような状態で雇用統計も上手く分析出来るはずがありません。「やらない事を決める。」これはそれによる機会損失も受け入れるということで、達観出来ないうちは強がりになりますが今一度向き合おうと思います。モメンタムの弱さについては感じられる時もあるのですがこれについては少し後回しにしようと思います。現状では経済指標とfiboの押し戻し候補で理由をつけられているので。(全く充分ではありませんが)
「やらない事を決める」これが先です。今回のような失敗をしても収支トントンくらいで収まっているので、やらない事でつまらないトレードを減らせば必然的に勝てる筈だと。
異世界転生する前に既に自分というラスボスに苦戦しています。
厄介ですね、自分というラスボスが強いのではなく自分という主人公が弱いというのは、、、
その通り!今の別件バウアーさんなら、やらないことをきめるだけで利益を残せるレベルと思います(^_-)-☆
迷晴れさん、いつもお世話になってます(*^-^*)
チャートに青いラインで波形を書いてくださるのでとてもありがたいです。
波のとらえ方で悩むことがあって、解説と、このラインを見ながら、あそっか、どこかの動画でPAUSEとPLAYってあったなぁ…。と思っていました。
最近、YouTubeを開いて最初に上がってくる、くるみちゃんの動画を再生することが多いんですが、なぜかというと、ちょうど私が悩んでいる内容にドンピシャのことが多くてですね(*^-^*)
昨日もそれで見た動画がたまたま“チャートの真実”で、その中にPAUSEとPLAYが出てきてくれて、あ、これだこれだとありがたく視させていただきました(*^-^*)
そんなつもりはなかったんですが、どうやら私もエントリーポイント探しに必死になっていたような気がします。
波に乗れるよう見方を変えようと思います。
あきらめるな。パドリングしつづけろ!
ですね(*^-^*)
今回も動画をありがとうございましたm(__)m
おつかれさまです!オラクルカードのようですね~もしかしたら、クルミ天使が教えてくれているのかも(^_-)-☆
“オラクルカード”知らなかったので一つ勉強になりました(*^-^*)
ありがとうございました。
クルミ天使ちゃん、今日は“守りながら攻める、初心者が負けやすい3つの相場”が一番に上がってきたので視させていただきました。
ありがとうございましたm(__)m
今週も楽しく拝見させて頂きました。
サムネイル画像がウォルター=ミシェルのマシュマロテストをイメージさせる画像ですね。
マシュマロテストは最も成功した社会実験の一つとされながらも、倫理的な批判や実験の成果に対して否定的な見方もあるようです。
しかしながら、成功者とそうなれない人の因果関係を突き止めようとした実験としてとても鋭い試みだと思います。
内容とその結果は、被験者にとってはとても残酷な社会実験だったと思います…やはりアメリカは実験国家ですね。
最近読んだ書籍の中でこのマシュマロテストとても興味深い内容がありました。
このマシュマロテストは一時的にマシュマロを食べることを我慢すれば後で倍の量のマシュマロを貰えるというものですが、
目の前に置かれたマシュマロを我慢できた子供たちは、マシュマロをマシュマロだと認識しない努力をしていたようです。
「あれはマシュマロじゃなくて雲だ」とか「あれは石だから食べられないよ」というふうにマシュマロを”甘くて柔らかくもの”と認識しないように努力をしていたそうです。
これは所謂「酸っぱい葡萄」とは似て非なる事象です。
イソップ童話の「酸っぱい葡萄」では葡萄は最後まで酸っぱいままであり食されることはありません。
しかしマシュマロテストに於いては、一時的にマシュマロを我慢すれば後で倍の量のマシュマロをあげるという褒美の先延ばしが条件として付いてきます。
「酸っぱい葡萄」が本来は甘いか酸っぱいかわからない葡萄に対し、”あの葡萄は酸っぱい”と完全に信念を入れ替えるのに対し、マシュマロテストの被験者達は後々の褒美の為に”マシュマロは甘くて柔らかい”という信念を継続して持ち続ける必要があります。
マシュマロを我慢できた子供達はできなかった子供達と同様にそれが”甘くて柔らかい”という事実を認めています。
だからこそ我慢した後に多くのご褒美を貰えるという未来をイメージできており、それが現実となります。
我慢をできた彼らは一時的に”マシュマロは甘くて柔らかい”という信念を弱くし、別の信念を支配的にすることによりその誘惑に抗った後、再び”マシュマロは甘くて柔らかい”という信念を支配的にしたと解釈できると思います。
この一連の心理変化は不確実なマーケットに向き合う我々にとても大きな勇気を与えてくれると思います。
どう抗っても現実は否定できない。それならば自分の心を作り替えればいい。そうした投資家に最も必要な姿勢を改めて認識させてくれます。
今回のタイトルは「トレード初心者が」を「全てのトレーダーが」に置き換えても通じる内容だと思いました。
マシュマロテスト、何かの本で読んだことがります。日本の諺にも「損して得取れ」や「急がばまわれ」がありますが、先人の知恵は侮れませんね。