ネッテラー(Neteller)口座開設・入金・本人確認・カード申請・出金ガイド。
このページではネッテラー(Neteller)の新規口座開設、入金、本人確認、カード申請、出金の流れについて解説します。これらは仕様変更前の情報の可能性があるので、最新の公式サイト手順に従ってください。
⚠追記 2016/10/15
現在、海外FXに関する、日本人のネッテラーサービスが利用できにくくなっています。国内と海外との資金移動に関して規制が強化されたのが原因と思われますが、すでに入出金オプションから外している業者もあります。以下に2016年以降の仕様変更を記載しておきますが、ネッテラーに関する扱いは流動的なので、利用する場合は、各業者にご確認下さい。とても使い勝手の良いサービスだけに、今後の復活が望まれます。
2016年以降の仕様変更について
ギャンブルサイトでの利用禁止
これは特に問題ないかと思います。
国内銀行送金による入金処理の廃止
楽 天銀行口座経由での国内送金不可となり、選択肢は「クレジットカード(手数料1.9%)」あるいは「クイックバンクトランスファー(手数料2%)」のみと なりました。海外送金は手数料の問題で現実的ではないので、「クイックバンクトランスファー」を利用することになるでしょう。また、新規アカウント作成時 に初回入金が必要となったようです。アカウント認証前に「クイックバンクトランスファー」は使えないので「クレジットカード入金」か「海外送金」を利用するしかありません。
ネッテラーカードの停止
2016年8月11日よりネッテラーカード (Net+カード)機能が停止されました。これによりATMでの現金引き出し、ならびにショッピングカード機能が利用ができなくなりました。海外FX業者 への入出金は可能ですが、ネッテラー口座からの出金は海外送金のできる銀行(手数料は数千円)のみとなっています。これは日本人のみの措置のようで、再開 される見通しはたっていません。
海外FXの入出金におすすめなのはネッテラー(Neteller)
総合的に見て、海外FX口座を開くなら、おすすめなのはネッテラーを利用した入出金管理です。ネッテラーとは、ロンドン株式市場に上場している電子マネーサービスで、ネットバンクに近い感覚で使え、サイト、サポートともに日本語に対応しているので、言葉の壁もありません。ひとつネッテラー口座をつくっておけば、ほとんどの海外FX業者や海外のショッピングサイトで利用可能です。
入金の流れは、ネッテラー提携先の国内銀行口座を介して、ネッテラー口座に入金、ネッテラー口座から海外FX口座へ資金を移すことになります。インターネットバンキング(Quick Bank Transfer)にも対応していて、国内のオンラインバンキングから短時間でネッテラー口座へ反映させることもできます。
出金の流れは、海外FX口座からネッテラー口座に資金を移し、「ネッテラー専用カード」にて「ゆうちょ銀行ATM」かセブンイレブンの「セブン銀行ATM」で引き出すことになります。
クレジットカード出金だと、ショッピングの返品扱いとなり、着金に数日~数週間かかります。銀行送金でも数営業日かかります。着金するまで時間がかかり過ぎるのは不安ですが、ネッテラーを使えばスムースに出金できます。
ネッテラー口座開設時の注意点は、海外FX口座名義とメールアドレスが、ネッテラー口座と一致してないと入金を受け付けられない可能性がある点です。メールアドレスは変更可能なので、問題があれば、海外FX業者側に問い合わせてみてください。
入金したお金は、海外サイトでのショッピングや海外FX口座への入金に利用できます。専用カードをつくれば、「ゆうちょ銀行ATM」や「セブン銀行ATM」で引き出し可能、ATM利用料も他の電子マネーサービスと比べて安価です。ネッテラー口座と海外FX業者間との資金移動はネットの操作だけで完了します。
ネッテラー口座を介せば、クレジットカード番号や銀行口座番号を、海外FX業者や海外サイトに知らせる事なく利用可能です。大切な個人情報が流出するリスクを避けることができます。
ネッテラーを使う最大のメリットは、「為替手数料」が発生しないことです。ネッテラー口座は「円口座」対応しているので、海外FX業者で円建てトレード口座を開けば、一切為替手数料が発生しません。FX業者専用カードの多くはドル建てなので「為替手数料」が発生してしまいます。このことだけでも、ネッテラーを使うメリットがあります。
ネッテラー専用カードをつくれば、ネッテラーに対応していない海外FX業者への入金も可能なため、複数の海外FX口座を管理するのにとても便利です。
新規口座開設(無料)
下の緑ボタンから口座開設を始めましょう
個人情報を入力
日本語化されていますが、すべての項目を半角英数で入力します。
✅メールアドレス
Eメールアドレスは、可能な限り、海外FX口座と同一にしてください。
✅氏名
Ichiro Tanaka 名+姓の順です。頭は大文字にしてください
✅口座の通貨(重要!)
海外FX口座が「円口座」なら、口座の通貨は「日本円」を選びます。こうすれば、為替手数料がかかりません。
✅住所
住所は英語記入、市と県は所定の欄へ入力してください。
日本語住所を英語住所に変換するにはこちらのサービスが便利です。
✅郵便番号
ハイフンは省略します。✖154-0024 〇1540024
✅電話番号
日本(+81)、電話番号の最初の「0」を省略します。
✖034567890 〇34567890
✖09012345678 〇9012345678
【今すぐ加入する】をクリック。
口座開設完了画面に表示されるセキュアIDを保管する。
次に【口座に進む】を押す。
ネッテラー口座に入金する方法。
あなたのネッテラー口座の入金ページより「海外送金」か「Quick Bank Transfer」のどちらかを利用します。指定された国内取次口座を介してネッテラー口座に着金する仕組みになっています。最後に国内取次口座が表示されますので、そこに指定された金額を振り込みます。
「海外送金」はネッテラー側では手数料無料とありますが、高額な「海外送金手数料(4000円程度)」が別途かかります。2~3日でごネッテラー口座に反映されます。「クイックバ ンクトランスファー」は、数時間で着金しますが、手数料が入金額に対して2%かかります。高額な資金を入金するのでなければ「Quick Bank Transfer」がオススメです。
重要なのは、「海外送金」なら12ケタのネッテラー口座番号を、「クイックバンクトランスファー」なら取次口座を確認するページで表示される参照番号を、振り込む際に、振り込み名義人欄やコメント送信欄に必ず記入して下さい。
入金手続きから、1週間以内に振り込みをしないと入金処理はキャンセルとなります。
本人確認について
初回入金時に、本人確認を行います。(認証ボタンが表示されます)
これは、出金時に使用する「Net+カード」を発行するために必要な手続きです。本人確認後、以下のことができるようになります。
✅出金可能になる。
✅入金上限額が増える。
✅Net+カードが発行できる。
免許証やパスポートなどの「本人確認書類」をデジカメやスキャナで読み込んでアップロードします。手続きは数日で完了、口座が「認証済」となります。
Net+カード発行方法
「Net+カード」はマスターカード付きのデビットカードです。このカードをつくると、ゆうちょ銀行ATM・セブンイレブンのセブン銀行ATMから出金できるようになります。「本人確認」と「入金」を済ませたらカード発行の手続きをしてください。
カード発行手数料(米ドル口座なら13ドル)がかかるので、ネッテラー口座残高をご確認下さい。※維持手数料は無料
ネッテラー口座にログインし、左メニューの「Net+カード」を選択、「通常の(プラスチック)カード」を選び、手順に従いカードを作成します。
カードが手元に届いたら、アクティベーション手続きをして利用できる状態にします。
ネッテラー口座にログインし、利用開始画面でカード番号と裏面のCVVコード(3ケタの数字)を入力して完了です。ここで4ケタのPIN(パスワード)が表示されます。このコードは出金やショッピングに必要なので、大切に保管してください。
Net+カードでの出金方法
出金方法は、「銀行振込」「小切手の郵送」「Net+カードでATMからの出金」の3つがありますがNet+カードでATMから出金するのが最も簡単です。ここでは、ATMからの出金について解説します。
ゆうちょ銀行ATMから出金
- 「お引き出し」を選択、カードを挿入。
- 「海外発行のカード」を押す。
- 手数料がかかることに同意。
- PIN(4ケタのパスワード)を入力。
- 出金希望額を入力(1000円単位)
- 完了
セブン銀行ATMから出金
- カードを挿入、英語を選ぶ。
- 手数料がかかることに同意「Confirm」を押す。
- 口座の種別を選択「Saving」を押す。
- PIN(4ケタのパスワード)を入力。
- 出金希望額を10000JPY、20000JPY、30000JPY、50000JPYから選ぶ。それ以上の金額なら「Other Amount」を押して金額を入力。
- 確認画面で「Confirm」を押して完了。
困ったらネッテラーサポートを利用する。
左メニューの「サポート」から会員サポートページに入れます。何か困ったことがあれば、まずはサポートセンターへメールを送りましょう。ネッテラーサポートは日本語対応しているため、日本語でメールを送れば日本語で返事が返ってきます。
ケースによっては、03-5050-5422へ電話をくださいという返信メールが来ますので、そのように対応してください。日本語が話せるスタッフが対応してくれますが、たまに、外人が出ていきなり英語で話しかけられます。そんなときは、慌てずに「Japanese Support Please!」と言えば、「日本語スタッフがいないので30分後にもう一度電話してください」などと言われます。